本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』(佐藤青児)

 お薦めの本の紹介です。
 佐藤青児さんの『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』です。

 佐藤青児(さとう・せいじ)さんは、口腔外科がご専門の医師です。

人間の体の構造は「四つの腔」でできている

 佐藤さんが考案した「さとう式リンパケア」は、これまでは美容の分野の中で、あるいは健康法のひとつとして知られてきました。

 佐藤さんは、そこで紹介されてきたのはあくまで技法の一部であり、実はもう少し広く、「人間のからだとは何か」「人間のからだにとって良い状態とは何か」「どうしたら人間はからだを使うことができるか」ということに焦点を当てた理論だと述べています。

 その観点から引き出された「人間のからだ」についての考え方をまとめると、次のようになります。
 大前提として、

・人間のからだの構造は四つの腔(くう)からできている。

 よって

・良い状態にするためには、腔をしっかり立てる必要がある。
・良い状態にするためには、筋肉をゆるめる必要がある。
・良い状態にするためには、屈筋を使う必要がある。

 最初の、人間のからだの構造が四つの腔(下の図6を参照)からできている、というのが大前提となり、そこから導き出された「必要なこと」がいまあげた三つになります。
 腔がしっかり立つと、筋肉がゆるみます。筋肉がゆるむと、屈筋を使えるようになります。屈筋が使えるようになると腔が立った状態で維持できるようになります。
 というように、この三つはそれぞれがそれぞれに深く関係して、どれか一つが良くなることで他の二つも良くなるというように、連鎖的に結びついているのです。あるいは循環的といったほうが良いかもしれません。
 なぜ、このような考え方が出てきたのかという背景には、私が歯科医を専門としているということと、研修医時代に生死の局面に向き合う救急医療の現場で、麻酔を担当していたということがあります。

『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 はじめに より 佐藤青児:著 晶文社:刊

図6 四つの腔を立てる 輪ゴム一本で はじめに
図6.四つの腔を立てる
(『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 はじめに より抜粋)

 本書は、「さとう式リンパケア」理論的な背景を解説し、具体的なトレーニングをわかりやすくまとめた一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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基本のワーク「耳たぶ回し」

「さとう式リンパケア」の基本となるワークが、「耳たぶ回し」です。
 耳たぶ回しを行うことで、強い力が加わっている咀嚼筋がゆるみ、頭から首を立てて、安定させることによって、周囲のリンパの流れを劇的に改善することができます。

 まずは「耳たぶ回し」を試していただき、ふだんとは違う、何となくすっきりした状態を体験していただこうと思います。この方法では、強い力が加わっている咀嚼筋(そしゃくきん)がゆるみ、頭から首を立てて、安定させることによって、周囲のリンパの流れを劇的に改善していきます。おそらく、呼吸が楽になったり、頭痛や耳鳴りなどの症状も軽減してくると思われます。
 この「耳たぶ回し」が、これらからお伝えするさまざまなワークの原点であり、重要な基礎となっているので、ぜひマスターしていただければと思います。
 大切なことは、自分が思っている以上に軽く、柔らかく耳たぶに触れること。そして優しく揺らすこと。これだけです。

WORK02:耳たぶ回し(下の図8を参照)

1:耳たぶを回すフェーズ
①耳たぶをつまむ

 つまむべき位置は、耳たぶの境目で顔により近い部分です。耳たぶの根元で、前後にくぼみを感じられる部分をつまんでください。「鉛筆を持ったときに落ちるか、落ちないか」程度の力でそっとつまんでください。それを正確な数字で表すと血管からリンパ間質液(かんしつえき)(間質リンパ)が流れ出す圧力である20グラムより小さい5グラム(1平方センチメートルあたり)ほどの力になります。できるだけ弱い小さい力つまむことが大切です。
 つまみ方は力を抜いてつまめるのであれば、2本の指先でつまんでも、人差し指を曲げた第二関節でつまんでもOKです。楽に力を抜いてつまめる方法を探してみてください。

②耳たぶを回す
 耳たぶをつまめたら、ごく弱い力で耳たぶを後ろ回しに4回ほど回します。回す力はできるだけ弱く、周辺の筋肉に穏やかな振動が伝わっていくのを感じ取ってみてください。
 わきが開いた状態で、口を少しあけ気味にしておくと振動を感じ取りやすいと思います。
 これで「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」がゆるんできます。

③ほほ骨からエラに向けてなでる
 耳たぶを回したら、両手のひらをほほにやさしく添え、ほほ骨からエラに向けてごく弱い力で「サッサッ」と軽くなでおろします。こちらも4回なでおろしてください。できるだけ弱い力で行うこと。
 これで「咬筋(こうきん)」がゆるんできます。

④耳たぶをもう一度回す
 ②と同様にもう一度、耳たぶのつけ根をやさしくつまんで、後ろ回しに4回くるくる回していきます。顎関節周辺の筋肉がゆるんでいくよう、力を抜いてリラックスして行いましょう。

2:あごをゆらすフェーズ
①前後にゆらす
 下あごを前に突き出して、後ろに引くというのを1セットにして、前後に4往復します。下の歯をしっかりと前に出すことが大事です。が、力み過ぎないようにリズミカルに行ってみてください。

②左右にゆらす
 次に下あご横にずらして、左右に動かすのを1セットとして、4往復していきます。顎関節が鳴るのは問題ないですが、痛みを感じる場合は、その手前で無理のない範囲内で動かしてください。

③下あごを開く
 下あごを「アイーン」の形にして大きく開いていきます。下あごを前に突き出して、口を大きく開く。そのときカクッと音がしても痛みがなければ問題ないです。痛みがあったとしても、それが出ない範囲で行ってみてください。ただし、無理はしないようにしてください。こちらは一回行います。

3:肩を回すフェーズ
①腕を後ろに引く
 肘を90度に曲げ(無理のない範囲内でかまいません)、両手のひらを内側に向けます。手や腕の力は抜きながら、背中の側に腕を引いて動かします。ブラブラブラブラと4回後ろに引いていきます。
 鎖骨と胸骨を動かして、胸の筋肉をゆるめていきます。
②肩を後ろに回す
 肘を90度に曲げた状態で、あごを軽く上げて、肩をリズミカルに8回×4セット(32回)、後ろに回していきます。腕の力は抜いて、耳から首、胸、背中、二の腕全体がつながったまま、縄跳びをするイメージです。
 フニャフニャなどの声を同時に出していくとよりゆるんでいきます。
 もし肘を90度に曲げておくのが痛かったりする場合は、できる範囲の角度で曲げて動かしても効果はあります。痛みのない範囲で動かしていきましょう。
 これで広背筋がゆるんでいきます。

『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 01 より 佐藤青児:著 晶文社:刊

図8−1 耳たぶ回し① 輪ゴム一本で 01

図8−2 耳たぶ回し② 輪ゴム一本で 01

図8−3 耳たぶ回し③ 輪ゴム一本で 01
図8.耳たぶ回し
(『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 01 より抜粋)


 佐藤さんが挙げている、「耳たぶ回し」をする際の注意点は以下の3つです。

  1. 強い力を入れてつままない!
  2. 引っぱらない!
  3. わきを閉じない!

 誰でも簡単にできる健康法「耳たぶ回し」。
 ぜひ、日々の習慣にしたいですね。

触れる圧力は「20グラム以下」

 コリ痛みとは、筋膜内の高まった内圧です。

 コリ痛みを緩和するには、まず、筋肉をゆるめて、内圧を下げること。そして、リンパ間質液の循環が良くなる状態を身体や脳に整えてあげることです。
 リンパ間質液とは、血管からでる血漿(けっしょう)成分のことで、細胞と細胞の間(=間質)をサラサラと流れる粘度の低い体液のことです。

 佐藤さんは、リンパ間質液の循環では「筋肉が動く」ということが重要で、それもごくごく小さな振動のような動きが大切だと指摘します。

 筋肉をゆるめるための最も大事なのが「触る」という手段です。

(前略)私たちの意思を持ってしては筋肉がゆるむことはありません。いくら「ゆるめ」と念じても難しい。しかし、方法があって、脳の反応を利用することで筋肉をゆるめることができます。
 それが触れるということです。皮膚にごくごく弱い刺激を与えると、脳が反応して、その部分の筋肉をゆるめる信号を出す、と言われています。医学的にまだすべてが解明されているわけではありませんが、実際に弱い力で触れることによって、筋肉をゆるめる効果が高くなることが分かっています。
 つまり、そっと触れることで血流とリンパの流れが促進されて、体液の循環が良くなる、ということです。(下の図18を参照)
 そして大切なのは、その皮膚に対する弱い刺激というのは、具体的に20グラム以下の圧力(1平方センチメートルあたり5グラム程度)で、ということなのです。

 この20グラムというのは、毛細血管からリンパ液がしみ出てくる圧力と同じなのです。
 血管内は1立方センチメートルあたり約20グラムの圧力がかかっているので、それ以上の圧力をかけると、リンパが押し戻されてしまうのです。だいたい20グラムの圧力であれば良いということではなく、20グラム以下のできるだけ小さな圧力で、綿密には1平方センチメートルあたり5グラム程度を目指してください。皮膚の表面を触れる感覚を研ぎ澄ますことが大事なのです。
 触れる際は、「触れるか触れないか」という感じではなく、きちんと触れましょう。手のひらを当てたとき、触れている面と触れていない面があってはいけません。まんべんなく弱い力で触れる(場合によってはなでる)ということが筋肉をゆるめる効果をもたらします。

 リンパケアを行ってあまり効果が出ない、という場合の大半が「力を入れ過ぎている」ということが原因です。皆さんが思っている以上に5グラム程度の力というのは弱い力です。よく分からない方がその感覚をつかむためには、ぜひ調理用のはかりなどに手のひらを触れてみて、実際の数値で5グラムがどのくらいの力加減かということを確かめてみてください。おそらくその弱さに驚かれることでしょう。力としては弱すぎて何もできないように感じるかもしれません。
 20グラム以下、という説明をすると、皆さん意識されてはいるのですが、たいてい10グラム以上の圧をかけていることがほとんどです。
 なぜ5グラムか、というと、血管やリンパ管の内皮(ないひ)細胞の摩擦刺激が5グラム程度の場合が、一番内皮細胞を刺激し、一酸化窒素という血管やリンパ管を拡張させる物質を出すため、その値を参考にしています。

『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 02 より 佐藤青児:著 晶文社:刊

図18 そっと触れる 輪ゴム一本で 02
図18.そっと触れる
(『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 02 より抜粋)

「20グラム以下」「5グラム程度」と言われても、なかなかイメージがつきにくいですね。
 佐藤さんが述べているように、調理用のはかりなどで実際に確かめてみるのが一番です。

首腔を立てる「首筋ゆる」

「耳たぶ回し」で口腔をしっかり立たせたら、次は「首腔」です。

 佐藤さんは、通常の「首」とは首筋(くびすじ)=後ろ側になるが、リンパケアの考えでは前側が「首」になると述べています。

図27 顎と首の筋肉 輪ゴム一本で 03
図27.顎と首の筋肉
(『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 03 より抜粋)

(前略)前壁と側壁で筒をつくり、頭を支える。それができないから、首の後ろが張ってしまうわけです。ゆるめる筋肉は「舌骨(ぜっこつ)上筋群」と「舌骨下筋群」と「広頚筋(こうけいきん)」。首の筋肉というのはこれだけです。(上の図27を参照)
 これをゆるめるとどうなるかというと、当然、収縮していた筋肉が膨らむので、ふわっと皮膚が膨らみ、筋肉が膨らむと筒状になって筒状になって体積がふえて、首が細くなります。
 コップがつぶれていたら汚いし、中に入る体積が少なくなります。コップがきちんと立っていたら、美しいし、中に入る体積も増えます。
 首は重たい頭を支えています。しかし、どうやって支えているのでしょうか?
 それは腔で支えているのです。下は腔の内容物で筋肉ですが、これは腔と独立して動いています。
 舌は心臓のような役割と位置づけになっています。心臓が横隔膜に接して肺(空気)に包まれた水風船のように胸郭の中央部に存在するごとく、舌も顎舌骨筋に接して口腔内で歯に触れないで水風船のようにふんわりと浮き上がった状態が理想です。心臓も舌も、柔らかい水風船のような存在なのです。
(中略)
WORK11:首筋ゆる(下の図28を参照)

 ほほから首にかけてある表層筋と深層筋を両方ともゆるめ、正しい姿勢に必要な首腔を立てるためのパランスを整えるケアです。
 リンパの循環が改善し、呼吸に関係する筋肉もゆるむので、深い呼吸が可能になり、よりリラックスが可能になります。
 まずどちらかの側だけゆるめてみて、反対側との違いを感じてみてください。

1:あごとえらを上下・左右から指で挟む
 笑筋と広頚筋をゆるめます。両手の中指と薬指を開いて、あごの骨とえらを挟みます。上下・左右の両方向にごく軽くテンションをかけます。肘をあげて、指と腕をほぼ一直線になるようにしてください。肩と指は力を抜いておいてかまいません。
2:呼吸する
 そのままの状態で、鼻から吸って口から吐く呼吸を3回行います。呼吸により、筋肉がさらにゆるんできます。

3:鎖骨を指で挟んで呼吸する
 広頚筋の下部をゆるめます。両手の中指と薬指を開いて、鎖骨の両端を挟んで左右にごく軽くテンションをかけます。肘はなるべく開いてください。肩と指の力は抜いておいて、2と同じように呼吸を3回行います。

4:首を手で包んで呼吸する
 ゆるめている側の腕を90度に曲げて上げ、反対側の手のひらで首の側面を柔らかく包みます。肩と指の力は抜きます。鼻から息を吸って口からゆっくりと吐いていきます。腕全体が脱力していくイメージで行ってみてください。こちらも3回呼吸をくり返します。

5:首をなでおろす
 首の側面をやさしく両手を使って交互になでおろしていきます。あごは軽く上げてください。あご裏からデコルテあたりまでをサッサッとフェザータッチでゆるめていきます。
 以上、1〜5が終わったら、左右の違いを感じてみて、反対側も同様に行ってみてください。

『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 03 より 佐藤青児:著 晶文社:刊

図28−1 首筋ゆる① 輪ゴム一本で 03
図28−2 首筋ゆる② 輪ゴム一本で 03
図28.首筋ゆる
(『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 03 より抜粋)

 パソコンの前に座って、一日中デスクワーク。
 今の世の中、そんな人は多いです。

 首周りの筋肉がガチガチに凝ってしまい、首腔がつぶれた状態でいる。
 しかし、それが常態化していると、なかなか気づかないものです。

「首筋ゆる」のワーク、ぜひ、試してみたいですね。

「輪ゴム理論」は屈筋理論

 佐藤さんの提唱する「屈筋理論」
 基本的な考え方は、屈筋が筒状になって抵抗形態をつくりながら、屈筋細胞が収縮する圧力と 伸筋が筒状の屈筋筋膜を縦にひっぱる張力のバランスによって、油圧ポンプのように力を出すというものです。

 足に輪ゴムをかけるだけで、驚くほどの力を、まったく頑張ることなく出すことができる。
 その理由は、輪ゴムを使用することによって、足裏の屈筋が圧縮され屈筋は筒状に抵抗し伸筋は進展させられることなく、屈筋の筋膜を進展方向にひっぱり、屈筋の張力を得ることができるからです。

 では、冒頭でも説明しましたが、ここでも実際にやってみましょう。(下の図1、2を参照)
 まず片足だけ行います。輪ゴムを足の親指にかけてからクロスします。足の裏の内側を通り、数字の8の字にして、片側の輪をかかとに引っ掛けます。
 輪ゴムをかけられたら足踏みをしてみてください。輪ゴムをかけたほうの足のみが軽くなっていることがわかると思います。
 次にアキレス腱をつまんで左右の太さを確認してみてください。輪ゴムをかけたほうのアキレス腱が細くなっているのがわかると思います。
 これが「むくみが消えた」ということであり、循環が良くなったことを示す状態です。
 輪ゴムをかけて立つだけで屈筋が筒状になって作用し、筋肉が連動するようになります。

 屈筋が連動すると、足裏では前から後方に屈筋がからだを支え、ふくらはぎ・ハムストリングスなど脚では後方から前側で屈筋がからだを支えます。
 上半身は、前から後方に屈筋が支えることになり、顎の屈筋も連動し、舌骨が挙上され、結果として舌も挙上されることになります。

 なお、くり返しになりますが、輪ゴムは血流障害を起こす可能性があるため、5分以上連続でかけないようにしてください。特にむくみを伴いやすい糖尿病では、麻痺を伴う可能性があり、注意が必要です。

 輪ゴムをかけることで、おのずと屈筋の連動が取れるようになります。その連動を感覚で覚え、屈筋が連動するからだの動かし方を覚えることが重要です。
 輪ゴム以外にも、輪ゴムをかけたときと同じ状態をもたらす機能を持った靴下、あるいはインソールなどがありますが、それらに頼るのではなく、屈筋の連動を身につけていくことが大切です。

『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 04 より 佐藤青児:著 晶文社:刊

図1 足に輪ゴムをかける① 輪ゴム一本で はじめに
図2 足に輪ゴムをかける② 輪ゴム一本で はじめに
図1、図2.足に輪ゴムをかける
(『輪ゴム一本で身体の不調が改善する!』 はじめに より抜粋)

 全身の筋肉はすべて、筋膜を通じてつながっています。

 足裏の屈筋を刺激すると、それが“スイッチ”となって、全身の屈筋が活性化する。
 屈筋が活性化すると、四つの腔がしっかり立って、筋肉に頼ることなく、姿勢を保つことができる。

 そんな好循環をつくることで、身体の不調をなくしていくのが、「さとう式リンパケア」です。

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「輪ゴム一本で身体の不調が改善する!」

 一見、大げさなタイトルのように思えます。
 しかし、中身を読んでみると、まったくそんなことはないことがわかります。

 佐藤先生が提唱されている「屈筋理論」をしっかり理解すると、なぜ、輪ゴムを足にかけたり、耳たぶを回したりするだけで、肩こりや腰痛が改善するかのかが論理的にわかります。

 これまでの常識をくつがえす健康法。
「さとう式リンパケア」の驚異の力を、皆さんも、ぜひ試してみてください。

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