【書評】『成功脳』(斎藤一人)
お薦めの本の紹介です。
斎藤一人さんの「成功脳」です。
斎藤一人(さいとう・ひとり)さんは、実業家です。
半分しか歳をとらない理由
社長でありながら、多くの講演をこなし、多くの著書も書いている、一人さん。
本書は、「3・11」の大震災後に行った講演の内容を、本にまとめたものです。
最初は、「年齢」の話からです。
この前ね、美容師の方が、「一人さん、髪の毛、染めてますか?」って聞くから、「染めてないよ」って言ったら、めずらしいんだって。
「白髪ありますか?」って聞くから、「何本かあるよ」って言ったら、めずらしいんだって。
それで、「歳を取らない方法」を話します。
知りたい?(会場拍手)
人間ってね、楽しく生きるんです。
もちろん栄養とか、いるんだよ。
それは当然のこと。
それでね、楽しくしていると、1年がすぐ過ぎちゃう。
楽しくて、1年が感覚的に「半年で過ぎちゃった」と思ったときは、半年分しか歳とらないんです。「成功脳」 P9から 斎藤一人:著 KKロングセラーズ:刊
すでに還暦を過ぎている、一人さん。
白髪が数本で、とても若々しく見えます。
時間は、誰にも平等に流れているようで、実は、そうではありません。
やっぱり、本人の心掛け次第、ですね。
一人さんは、徹底して、ポジティブ思考、前向きな捉え方をします。
やっぱり、日本一稼ぐ方は、一味違います。
脳を上手く乗りこなせ!
一人さんは、幸せになるためには、「脳を上手く乗りこなせ!」と強調します。
脳に前向きな言葉を吹き込めば吹き込むほど、その通りの人生が送れる
からです。
ネガティブなことは言わない、考えない。
一人さんは、徹底しています。
脳をうまく乗りこなすんだよ。
わかるかい?オレは中学を卒業して、すぐ社会に出たんだけど、それを「トクだ、トクだ」って言っているんだよ。
誰に言うかって、自分の脳に言うんだよ。
脳に、「オレは中学出で、大学出の人より、7年早く社会に出ているから、トクなんだ、トクなんだ・・・」って、脳に言うと、脳はトクなことを持ってくるんだよ。
脳は「牽引の法則」と言って、コンピューター以上のものすごい力がある。脳は、自分が思ったものを運んでくる力があるんだよ。
わかるかい?
だから、「学歴がないと馬鹿にされる」って言ってるのを脳が聞くと、「馬鹿にするヤツ」を連れてくるんだよ。
脳は、そういう働きがあるんだよ。「成功脳」 P60~61から 斎藤一人:著 KKロングセラーズ:刊
「トクだ、トクだ」って言っていればいいの。
「どうトクなんですか?」ってそれは脳が考える。
トクなことを運んでくるの。
トクなことを考え出すの。
脳はそういう働きがあるの。
幸せになりたかったら、「幸せだなあ」って言ってると、幸せなことを考え出すの。「成功脳」 P84から 斎藤一人:著 KKロングセラーズ:刊
一種の「自己催眠」のようなものですね。
自分の可能性を奪っているもの。
それは、自分自身のネガティブな思考だということです。
[ad#kiji-shita-1]
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
最後に、一人さんは、以下のようにおっしゃっています。
20世紀までが「脳の時代」なんだよ。
21世紀は「魂の時代」なんだよ。
魂が脳の主人なんだよ。
使用人に使われちゃダメなんだよ。「成功脳」 P97から 斎藤一人:著 KKロングセラーズ:刊
脳を乗りこなせば、誰でも、幸せになれます。
ただ、その脳を動かすのは、熱いハートであり、情熱です。
魂を燃やして、熱い情熱を持つ。
それが、成功への第一歩。
私たちも、一人さんを見習って、日本一の高額納税者を目指したいですね。
(↓気に入ってもらえたら、下のボタンを押して頂けると嬉しいです)
にほんブログ村
【書評】『もう「いい人」になるのはやめなさい!』(潮凪洋介) 【書評】『もっと「脳にいいこと」だけをやりなさい!』(マーシー・シャイモフ)