【書評】『誰でもできるチャネリング』（中村咲太）
お薦めの本の紹介です。
中村咲太さんの『誰でもできるチャネリング 目醒めのヒント、宇宙から受け取りました』です。
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中村咲太（なかむら・しょうた）さんは、チャネラーです。
幼少期からスピリチュアルな感性を持ち合わせ、ナチュラルにチャネリングしながら生活をされています。
スピリチュアルカウンセラーとしてデビュー後は、ワークショップや講演会、世界のパワースポットをめぐるリトリートを開催されるなどご活躍中です。
ナチュラルに、チャネリングして生きる！
「チャネリング」は、内なる宇宙からいま必要な情報を受け取ること
と定義されます。
中村さんは、誰にでも「内なる宇宙」という本当の自分の意識があり
、チャネリングは、内なる宇宙という自分自身との対話
だと述べています。
「内なる宇宙」というフレーズを聞いたことはありますか？ この言葉のとおり、本質的にいえば宇宙は僕たちの中にあります。
宇宙は自分の中にある。つまり、すべてが自分の中にある。神さまも、天使も、アセンデットマスターも、宇宙人も、僕たちの中に存在している。この捉え方が、僕がお伝えするワンネスチャネリングではとても大切になってきます。
「だとしたら、お空に見える宇宙はなんなの？」「私の目に現実として映っている、空や満天の星空はどう説明するの？」ーーそんなふうに思う人もいるかもしれません。
簡単にいえば、僕たちが外側で見ている空は、僕たちの内なる宇宙（内側）が映し出している現実のひとつなんです。つまり、朝は太陽が輝き、夜は星を降らせる空とは、僕たちが内なる周波数を使って映し出している現実（創造物）だということ。
すべての現実をつくっているのは、自分自身なのです。もっというと現実とは、いかにもそこにあるかのように見えるけれど、映画のスクリーンに映し出されている映像のようなものです。こういう話がはじめてだと、少し混乱するかもしれませんが、目で見える、耳で聞こえる、手で触れられる・・・・・といった物理的に認識できるものがすべてではないということです。
肉体こそが自分自身だと思いがちですが、僕たちの本質は、内なる宇宙です。内なる宇宙は「ハイヤーセルフ」「宇宙意識」という部分も含んでいて、本書では大体同じ意味であると捉えてください。
内なる宇宙は周波数が高く、僕たちの外側にあって見たり触れたりできる物理宇宙ではなく、内側にある精神宇宙です。
これからお伝えしていくのは「ワンネスチャネリング」という、内なる宇宙を通して行うチャネリングです（本の中では「チャネリング」といいます）。ハイヤーセルフに呼びかけ、ハイヤーセルフとひとつになって行うチャネリングです。だから、まず自分の内側に意識を向けるところからはじまります。
ここで大切になるのは、自分の内面の感覚をていねいに感じ取っていくことです。ところで、講演会やワークショップでチャネリングについてお話しすると、「内なる宇宙をうまく感じられない」「ハイヤーセルフに向かって呼びかけようとすると、意識が外に向いてしまう」ーーといった声をときおりいただきます。なぜ自分の内側にある宇宙やハイヤーセルフを感じられないのか。宇宙やハイヤーセルフと自分は分離しているように思えているのか。すでにご存知の方には復習になりますが、大事なことなのでおさらいしておきましょう。
地球で生きる僕たちも、内なる宇宙（ハイヤーセルフ）も、おおもとに遡ると「源」です。宇宙には、「源」「創造主」と呼ばれる領域があります。源は、あなたにとっても僕にとっても、神さまや天使などにとっても、すべての存在の生まれ故郷です。
あるとき源は、源自身がどんな存在なのかをもっとよく知りたくなって、自分の一部を分離しはじめました。わかりやすくたとえるならば、「あなたは星になってね」「あなたは神様になってね」「あなたは天使になってね」「あなたは人型の生き物になってね」「あなたは植物になってね」・・・・・・と、たくさんの分身をつくりました。
そうすることで、1人ではできないことを経験できるようになります。さまざまな分身どうしが関わることで、客観的に自分自身のことを知ろうとしたのです。
だからすべての存在は、源から派生した一部。僕たちの内なる宇宙も、この地球で生きる僕たち自身も、すべてが源の一部です。
そんなふうに思えないのはなぜかというと、僕たちの地球人としての意識は、自分自身がハイヤーセルフや源であったことを忘れているからです。僕たちの本質であるハイヤーセルフや源は、わかりやすくいえば「なんでもできる、やれる」という、好奇心いっぱいのパーフェクトさの意識で、地球でいう制限の周波数（感情）を持っていません。困難、失望、苦しみ、怒り、恐怖、悲しみといったネガティブな周波数をそもそも持ち合わせていません。
でも好奇心が溢れるパーフェクトさの意識ゆえ、僕たちはあるとき、「ネガティブな経験にもチャレンジしたい！」となりました。それであえて周波数を下げ、肉体を持ち、源の一部だったことを忘れて、地球にやってきたのです。
これまでの地球は、3次元という「制限」の経験に適した星だったこともあり、「できない、やれない」という経験に、僕らは大成功しました。その成功のためには「自分のパーフェクトさ」を一度忘れる必要があったのです。なぜなら自分のパーフェクトさを覚えていたら、「やれない、できない」という経験ができないから。いままでに僕らがこの地球で経験してきたネガティブは、「なんでもできる、やれる」という本来の意識を眠らせ、「眠りの生き方」をしていたから経験できたものなんです。
そんなわけで、内なる宇宙やハイヤーセルフと、最初からつながれないと感じることが出てくるんです。いま地球という惑星は、だんだんと新しいフェーズへと移行しています。自由で、ワクワクで、無限の可能性に満ちていて、やりたいことはなんでもできる、本当の自分を生きるのに適した惑星へと進化しているのです。もしあなたが、「なんでもできる、やれる」の宇宙意識を思い出して生きることを望むなら、ハイヤーセルフの意識へと、眠りの状態から目を醒ましていく必要があります。
なにをいいたいかというと、僕たちは本当は、誰もがハイヤーセルフとつながれるということ。なぜならハイヤーセルフは、僕たちの本質の状態だからです。眠って生きる旅をしてきた僕たちにとって、ホームというべき帰る場所。もとの自分自身です。ワンネスチャネリングは、高次の意識とつながるためだけのチャネリングの手法ではありません。自分のハイヤーセルフとひとつになって、目を醒ましていく生き方を進めるたのチャネリングです。
目を醒ます生き方とは、制限の感情がなにひとつない状態へ戻っていく生き方です。ハイヤーセルフそのものの意識になり、魂レベルの自分にとって望むように生きて、自分の意識がさらにクリアで調和な状態に成長し続ける生き方です。魂にとって「最善で最高な人生」を生きることです。
僕たちの意識には、「フォーカスすると拡大する」という性質があります。本当の自分＝内なる宇宙＝ハイヤーセルフの意識にフォーカスを当てていくと、可能性に満ちた創造性の扉がとてつもなく開いていきます。繰り返しになりますが、本当のチャネリングとは、自分の外にある高次の意識とつながることではありません。
自分の中にある高次の意識にフォーカスを当て、自分が本当に必要としているメッセージ、いまの自分に最も適したヒントを受け取るのがチャネリング。そして、受け取ったメッセージにしっくりきたならば、実際に行動を起こして、気づきを得て、さらなる目醒めの扉を開いていくのが、新しいチャネリングの本質です。『誰でもできるチャネリング』 はじめに より 中村咲太：著 KADOKAWA：刊
本書は、ハイヤーセルフとひとつになって（ワンネスになって）、宇宙の叡智を受け取る「ワンネスチャネリング」のノウハウをわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。
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チャネリングは「宇宙の伝言ゲーム」のようなもの
ハイヤーセルフとつながるには、「自分のハートの声を聞く」ことが重要です。
なぜなら、ハートはスピーカーのようなもの
で、私たちはハートというスピーカーを通して、ハイヤーセルフの声を聞いて
いるからです。
ハイヤーセルフはどんなふうに声を伝えてくるのでしょうか。ここでは、「こんなふうにハイヤーセルフとハートはつながっているよ」というのを、僕なりの角度で説明します。
イメージしてみてください。まず、胸の真ん中にスピーカーであるハートがあるのを感じます。ハートから、丸くてとてつもなく大きいゴールドに少しレインボーがかかった色の光の風船がほわーんと広がっています。まるで宇宙そのもののように大きくキラキラしているから、僕は「宇宙風船」と呼んでいます（下の図を参照）。
この宇宙風船がハイヤーセルフです。僕はいつも、宇宙風船からハートへとやってくる「光の波紋」を浴びています。宇宙風船の向こうには、源が広がっています。言葉ではとても言い表せないほど眩しくて、直視できないほどの光の領域です。
ハイヤーセルフから送られてくる光の波紋は、源からやってきています。源からは、24時間365日休むことなくエネルギーやメッセージが光の波紋のように送られているんです。そのメッセージには、無限の可能性が秘められています。これまでならば「自分にはムリ」と思うようなことさえ可能にする周波数です。そんなエネルギーが、ハートの向こう側に果てしなく広がっているのを感じましょう。では具体的にどんなふうに、ハイヤーセルフからのメッセージが僕たちのハートまで届いているのでしょう。
たとえば、僕が自分の宇宙風船に向かって「目醒めていく僕にとって、いま必要なことは何ですか？」と質問したとします。すると源から、なんらかの情報が光の波紋となって降りてきます。ハイヤーセルフは、僕がわかりやすいように光を翻訳して、僕のハートに届けてくれます。ハートに耳を澄ませると、そこから「自分軸が大切だよ」などと聞こえてきます。
まるで、源、ハイヤーセルフ、肉体の僕で伝言ゲームをしているようなしくみです。なぜ源は、僕たちにストレートにメッセージを届けてこないのか。それは、源の波動があまりに高く、いまの僕たちにはすべては受け取れないからです。だからハイヤーセルフは、僕たちと源のつなぎ役になって、そのメッセージを僕たちにもわかるように伝えてくれているんです。
チャネリングとは、高次のエネルギーを翻訳することです。
この本では、エネルギーを言葉に翻訳するやり方を扱います。人によっては、絵や音楽などで表現する人もいます。さまざまな翻訳の表現がありますが、言葉として翻訳することが、地球人としては機会が多いのではないかと思います。
源からのメッセージは、単語でぽつぽつとやってくるかもしれないし、逆にすごく長文かもしれません。僕たちはみんな、それぞれのハートから宇宙風船が生えていて、その風船の向こうには源という高次の領域が広がっています。あなたも、隣の人も、そのまた隣の人も、すべての人たちの宇宙風船の向こうには源があります。
この地球の全員、それどころか宇宙の全員は、源を介してつながり合っているわけです。
源の領域では、神さまや天使、アセンデットマスターたちともつながっています。そのような高次の存在とチャネリングするときも、源、ハイヤーセルフ、ハート、自分・・・・・・・と伝言ゲームしていくのはまったく同じです。
だから、もしあなたがスピリチュアルなカウンセラーさんだとして、クライアントさんに必要なメッセージを受け取ろうと思ったら、目の前の相手に意識をフォーカスするのではなく、自分の中にいるハイヤーセルフに意識を向けるようにしてください。
あなたの源とクライアントさんの源はひとつ（ワンネス）ですから、源を介せば、きっと適切なメッセージを受け取れます。
たとえば、「このクライアントさんにいま、必要なことはなんでしょう」と自分の内側に質問したとします。すると、源から高次のエネルギーが、光の波紋になってやってきます。それをあなたのハイヤーセルフは、「旅に出かけましょう」などの僕たちにわかる言葉に変換して、あなたのハートに届けてくれます。
あなたは、ハートから聞こえたことを、クライアントさんにそのまま表現するだけでいいんです。源は、すべてとつながっています。だから内なる宇宙になにかを問いかけると、いろいろな存在からのメッセージがわーっと集まってきます。
「聖徳太子は一度に複数人の話を聞いていた」という話がありますが、源にもそんなふうに、あらゆる方向から多様な情報が集まっています。それをハイヤーセルフが、わかりやすくまとめて届けてくれています。僕はYouTubeや講演会などでよく、「今日は、この神さまとつながっています」「いま、このアセンデットマスターがメッセージをくれました」などと表現します。
でもじつは、特定の存在を意識しなくても、全宇宙のあらゆる情報の中でそのときの必要な情報は、ハイヤーセルフを介して自然と入ってくるようになっています。
それなのになぜ、誰からのメッセージなのかを僕があえて明らかにしているかというと、僕の情報に耳を傾けてくれている人たちが、その存在のエネルギーにフォーカスを当てやすくなるからです。たとえば「誰かがこういってたよ」と聞くよりも、「〇〇の神さまがこう話していたよ」と聞くほうが、その神さまの意識に深くつながる性質があるんです。
ただし、誰からのメッセージなのかがわからなくても、「その神さまの名前を私は聞いたことがないのだけれど・・・・・」という人でも、まったく問題はありません。
また、最終的にそのメッセージを1人ひとりが、どんなふうに活かしていくかは、受け取る側次第です。
僕がチャネリングをして発信するメッセージは1種類ですが、別の見方をすれば、受け取り方は十人十色ということです。源からハイヤーセルフへ。
ハイヤーセルフからハートへ。
ハートから自分へ。こんなふうに伝言ゲームのようにメッセージが届くイメージが、ワンネスチャネリングでは大切です。
ただし、ハートにだけフォーカスを当てているのは、ワンネスチャネリングとは少しだけ違います。シンプルに「ハートの声を聞く」というだけでも、それもチャネリングやリーディングの一種ではあります。ですが、ワンネスチャネリングの場合は、ハートだけではなくハイヤーセルフのほうにもフォーカスを当てます。内なる宇宙に向かって、自分の内側にアンテナを伸ばすイメージです。
すると源からハイヤーセルフに、ハイヤーセルフからハートへ押し寄せる光の波紋に周波数が合って、メッセージをていねいにキャッチできます。
ハートというスポットだけでなく、源からハイヤーセルフに伝わってくるエネルギーをプロセスから捉えていくので、結果的に細かいところまで理解できるわけです。最初から上手にできなくても問題はありません。
どんなに活躍しているスポーツ選手でも、初心者からはじまったはずです。まずは基本となるところからはじめましょう。
光の波紋のエネルギーをじゅうぶんに感じながら、ていねいに情報を受け取ることを大切にしてください。
そして、キャッチボールの相手であるハイヤーセルフに意識を当て続けること。実際のキャッチボールだって、投げる人からよそ見していたら、受け取れるはずのボールも受け取れません。たとえば、目の前に「相談に乗ってほしい」という人がいて、相談内容を話してくれていたとしても、フォーカスを当てるのは、目の前の人ではなく自分のハイヤーセルフです。
最初のうちは、それが難しいと思う人もいるかもしれません。なぜなら、僕たちは「人の話をよく聞きなさい」と子どもの頃からいわれてきたからです。
なので、人の話を聞き出すと、途端に外に意識が向いて、フォーカスがハイヤーセルフ（宇宙風船）から外れてしまうのです。僕たちは、この地球でそれぞれ肉体を持って存在しています。「あなた」と「私」は別物、分離していると思ってきました。このとき、目の前にいる分離している相手に向かって、外にアンテナを向けても受信できるものは少ないです。
アンテナを向けるのは、いつだって自分の内なる宇宙です。なぜなら僕たちは、肉体レベルでは分離していますが、源の領域ではみんなつながっています。
自分の源意識に向けて、内側からまっすぐ上にアンテナを立てていたなら、相手にとって必要なメッセージもちゃんとキャッチできます。チャネリングでは、自分をニュートラルに保つこと。ニュートラルとは、自分の内側にナチュラルに意識が向いて、心地いい感覚です。
僕はその状態を「100の位置にいる」と表現しています。101でも99でもなく、ハイヤーセルフの自分と100％ぴったり一致した、いわば「意識の中心」です。地球人は眠って生きてきたときの習慣で、ナチュラルに意識の中心からズレていることがよくあります。まず100の位置にいるか、ニュートラルかどうか確認するのが、よりクリアなチャネリングをするためには大切なことです。
100の位置に立っているかチェックする方法があります。
まず、シャンパンゴールドの色をした光の大陸の上に自分が立っているとイメージします。このとき、あたりは宇宙空間になっています。上を見上げると、大きな宇宙風船があります。その宇宙風船の口の部分が、自分のハートとぴったりと重なって、風船が自分の真上に浮かんでいたらオッケーです（43ページのイラスト参照、下の図を参照）。
意識の中心では、心地よい光の波紋がハートに集まります。ズレていると心地よさは半減します。少しズレているだけかもしれないし、たくさんズレているかもしれないけれど、ズレを感じるなら、イメージの中で光の大陸の上を歩いて、宇宙風船とハートが重なるところへていねいに移動しましょう。しっくりくる場所に立てると、光の波紋が何層にもなってわーっと押し寄せてきます。そのまま1分間くらい光の波紋を意識しながら深呼吸をしてください。お待たせしました。
ではいよいよ、チャネリングのやり方を紹介しますね。
源から、ハイヤーセルフ、ハートを通じて、
いまの自分に必要なメッセージを受け取ってみましょう！チャネリングのやり方
❶自分の状態を確認する
「100の位置」に立っているか、いまの自分はニュートラルな場所に立っているかを確認します。❷光の波紋を感じる
自分のハートから宇宙風船が浮かんでいるイメージをします。
宇宙風船から心地のいい光の波紋が幾重にもハートに集まってくるのを感じてください。❸源に質問する
「いま、私に必要なことは、なんですか？」と聞いてみましょう。
もちろん、ほかの質問を投げかけてもOKです。❹届いたメッセージメッセージを言葉で表現する
光の波紋を幾重にも受け取りながら、自分の中で感じた感覚を言葉や文章にしてみましょう。ハートだけではなく光の波紋にフォーカスを当てるのがコツです。❹で出てきた言葉がしっくりきたら、その言葉のとおりに行動を起こしてみましょう。
『誰でもできるチャネリング』 Chapter 1 より 中村咲太：著 KADOKAWA：刊
しかし、実際のところ、この宇宙にあるすべては「源」から生まれていて、一つにつながっています。
私たちが、すべてにつながるための扉がハートです。
ハートからハイヤーセルフにつながり、さらには源につながります。
ハートを開くこと。
ハイヤーセルフ（宇宙風船）とつながること。
それだけで、自然と源からのメッセージが届くということ。
つまり、ワンネスチャネリングが可能となるわけですね。
チャネリングがうまくなる4つの練習法
中村さんは、チャネリングがうまくなるための練習法として、以下の4つの方法を挙げています。
練習法❶ 瞬間的に情報を受け取る
●めあて
自分の宇宙意識にアンテナを立て、
瞬間的に周波数のピントを合わせる。●やり方
①意識の中心に立って、宇宙風船に意識を向けます。
②景色や植物や雑貨など、
身の回りのものをひとつ見ながら、
軽く、パン！と手を叩きます。
③その瞬間に感じたことを0.1秒以内に言葉にします。自分の内側からやってくる感覚は、色かもしれないですし、星の名前かもしれないですし、「愛」などの感覚かもしれません。あなたの感覚で捉えたものを瞬間的に言葉にすることで、チャネリングの回路を開いていきます。なぜならば、チャネリングのメッセージは、いつも一瞬のうちに降りてきていて、それをあとから言葉やビジョンに翻訳しているからです。
慣れてきたら、どんどんいろんなものを見て、内側からやってくる感覚や言葉を次々とキャッチしていきましょう。
感じたことを瞬時に答えるには、頭で考える余地はありません。ピュアに周波数を捉える力がつくでしょう。練習法❷遠隔の情報を受け取る
●めあて
自分の宇宙意識にアンテナを立てつつ、
ここではなく場所やものの周波数にピントを合わせる。●やり方
①意識の中心に立って、宇宙風船に意識を向けます。
②あなたの家の中を思い浮かべてください。
③「冷蔵庫の中にあの食材は、いまどんなエネルギーかな？」
「お庭のお花はどんなエネルギーかな？」
などと宇宙意識に問いかけます。
④意識を向けた場所やものの情報が、
光の波紋とともにメッセージとして降りてきます。
感じたことを自分なりに翻訳し、
言葉で捉えてみてください。ここで大切なのは「当たった」「当たらなかった」ではありません。大事なのは、あなたの中で感じたことはなにか、ていねいに感じ取り、受け入れていくということ。これはチャネリングだけでなく、目醒めにもとても大切なんです。
自分が行ったことのない場所や、以前行ったことのある場所などについて、同じ手法で感じ取るのもおすすめです。練習法❸ 神さま、天使たちとチャネリングする
●めあて
自分の内なる宇宙に存在する
神さま、天使たち、アセンデットマスターや宇宙人など
特定の存在とつながってメッセージを受け取る。●やり方（例として龍神とつながります）
①意識の中心に立って、宇宙風船に意識を向けます。
②自分の宇宙風船の中に、龍神がいるのをイメージします。
姿を具体的に思い描けないときは、
大きな光の球をイメージします。
③宇宙意識の中の龍神にフォーカスを当てると、
龍神から光の波紋がハートに送られてきます。
④龍神に対して、なにか質問します。
質問する前に、自然とメッセージが届くこともあります。
感じたことを自分なりに翻訳し、言葉で捉えましょう。龍神は、主に浄化や上昇をサポートしてくれることの多い存在ですが、上下に関することを伝えてくるとは限りません。情報や思い込みを気にせず、感じたことを自分なりに捉えましょう。
なお、特定の存在とつながろうとしなくても僕たちに必要な情報はちゃんと降りてきます。本来は、ハイヤーセルフとひとつになってチャネリングをするだけでいいのですが、興味のある方はこういった手法も取り入れてみてください。ご縁のある存在とつながると、いつもと違う深さや角度を感じることがあります。練習法❹ 誰かのことをチャネリングで開く
●めあて
目の前に人がいても、
アンテナを立て、意識を向けるのは自分の宇宙風船。●やり方（誰かといるときに行います）
①意識の中心に立って、宇宙風船に意識を向けます。
②目の前の人と源と、あなたの源はつながっています。
自分の宇宙風船に意識を向け、
光の波紋をハートで感じます。
③光の波紋を心地よく浴びながら、
浮かんだことをそのまま言葉で表現してください。
（チャネリング感覚というよりは、
宇宙風船の心地よい自分でそこに存在する感覚です）このやり方は、一般的なチャネリングの感覚とは違うかもしれません。でも、ハイヤーセルフの意識に目醒めていくために、とても大切なレッスンです。
相手の話を聞いている間も、話の内容ではなく自分の宇宙風船からやってくる心地いい波紋にフォーカスを当てます。もし目の前の人がさめざめと泣いていても、怒っていても、意識は自分の宇宙風船に向け続けていてください。
相手に言葉を伝えるときは、宇宙風船からの心地いい光の波紋を浴びながら感じたことを、まっすぐに伝えます。けっして遠慮したり、オブラートに包んだりはしません。オブラートに包もうとせずとも、僕らの宇宙風船（ハイヤーセルフ）は愛の存在ですので、だんだんと自然の愛の感覚で、相手に伝えるべきことを伝えられるようになっていきます。
ただし、愛の感覚で存在するとはいっても、自分にとって「NO」と感じるならはっきり表現します。愛を持って「NO」と表現しましょう。
目醒めていくことと「イエスマン」になることは、まったく違います。目醒めるとは「あなたはもっとあなたになる」ということ。そのためには、あなたの中の「YES」「NO」を愛を持って表現してみてください。あなたがセラピストで相手がクライアントさんであっても、家族やパートナーに対してであっても、どんなシチュエーションであれ、このスタンスはいつも同じです。
『誰でもできるチャネリング』 Chapter 2 より 中村咲太：著 KADOKAWA：刊
私たちがこれまで「偶然」とか「たまたま」思いついたと感じたこと。
それらも、実はすべて、ハイヤーセルフからのメッセージだったということです。
「偶然」ではなく「必然」と理解する。
「妄想」ではなく「メッセージ」と読み解く。
チャネリングは、誰もが持っている能力ですが、多くの場合、それに気づいていません。
他の能力と同様、使い続けて、習慣にすることで高めていくことができます。
私たちも、ぜひ、この4つの練習法を活用して、チャネリングを上達させていきたいですね。
「仕事」と「お金」について
本書の後半は、中村さんが実際に、興味のあるテーマについてチャネリングした内容がシェアされています。
その中から、いくつか紹介します。
［7次元の宇宙人からのメッセージ］これまで地球で「仕事」と呼ばれていたものは、「生きるためのお金を得る活動」という概念が大きかったのではないでしょうか。しかし、宇宙の高次と呼ばれる領域では、それとは違う考え方をします。自分とハイヤーセルフが交わした約束のひとつの形が仕事です。「これを経験するために地球に行く」という魂の希望の一部を形にしたのが仕事です。
これからの地球には、魂で仕事をする人が増えていくでしょう。人類の魂はユーモアと好奇心に溢れています。魂は地球に遊びにきたともいえて、あなたがこの地球上で魂の本領を発揮し、思いっきり、そして深く楽しむことが仕事の醍醐味といえるのです。「でも、それではお金にならない」と、これまでの概念か顔を出す人がいるかもしれませんが、逆に私から質問です。「お金にならないことは役に立たないこと」「お金にならないことはやっても意味がない」と、お金を理由に自分の可能性を遠ざける人生経験をこれからも続けていきたいでしょうか。
いま、地球ではお金の問題と向き合うということもたしかにあるかもしれません。お金について「問題」として人生に現れているならば、そこと向き合うのは大切です。ただ、もしあなたがお金においての制限の周波数を手放すなら、お金と仕事の関係も変わります。
もし、お金にまつわる制限がいま出てきているのであれば、なおさら、「魂が喜びを感じる人生とはなにか」に向き合っていくこと、そしてできることを行動にしていくことが大切です。
お金というものは、豊かさのエネルギーのひとつです。本来、あなたが魂から望むこととていねいに向き合って、必要な行動をしていれば、豊かさのエネルギーが循環し、お金というアイテムも自然と循環していきます。
ただ、「ワクワクすることをやったんだから早く結果をちょうだい」と、すぐにお金や結果に執着するのは、「魂の在りたい生き方」とはズレていると思いませんか？ 魂からズレるから、また豊かさの循環から外れてしまうのです。
あなたがやりたいことをやって、本当に望む生き方をしているなら、「宇宙の豊かさの循環」の輪に入ることになります。結果を早急に求めるのは、まだ熟していない実を収穫しようとしているのと一緒です。大切なのは、魂の「望み」とていねいに向き合うこと。お金というアイテムの収穫よリも、それは魂にとって価値があることです。
お金のために「魂の生き方」をするのではありません。魂の生き方自体が地球にきた目的であり、豊かさの循環は魂の生き方をしたときに自然と触れる「宇宙の流れ」なのです。
つまりは優先順位を整理することが大切といえます。あなたはお金を求めることと、魂の本当の喜びと向き合うこと、どちらが大切に感じるでしょうか？あなたの中にある豊かで美しい好奇心を爆発させてください。少年少女のようなピュアな心を使えば、さまざまな人生の道を展開していけます。
仕事は、あなたとハイヤーセルフが交わした約束とお伝えしました。つまり、仕事はあなたの魂が最高に輝くステージのひとつであり、あなたが最高に楽しみ、深く学ぶための遊び場でも在ります。
波動を上げていく地球では、仕事と遊びの境界線がどんどんなくなっていきます。どんなことであっても、魂の「好き」「喜び」を追求していく時代です。
いまはまだ想像がつかないかもしれませんが、純粋に「好き」を生きる人、魂の約束を生きる人は、文字どおり、想像を超える流れに入っていくのです。僕からの補足 その仕事でどう在りたいか
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このとき答えてくれたのは、「惑星エルネ」という地球ではあまり聞いたことがない惑星の宇宙人でした。一部は大天使ミカエルもサポートしてくれました。
1人ひとりが仕事をどう捉えるか。それはこの先、もっと重要なテーマになっていくのではないでしょうか。
これまでは誰かと仕事をするといったら、同じ職業、同じ業界などの、目に見える共通点がある人と実行する人ことが多かったように思います。それがいまでは、人生のスタンスや理念が同じ方向性だと自然と出会って、コミュニティができて、そこに仕事やチャレンジが生まれる流れが、ますます起こりやすくなっています。たとえば、ある人は音楽家、ある人は農家、ある人はヒーラー、ある人は趣味でお菓子をつくっているとして、活動内容だけで見ると、その4人は完全にバラバラ。でも4人みんなが「調和のスタンス」「目醒めのスタンス」という方針で活動をしていたりすると、そこからいろいろなことが生まれます。つまり、どんな内容の仕事をしているかとは別に、自分がどう在りたいかとていねいに向き合い続けることが大切で、そのエネルギーが太くなればなるほど、エネルギーレベルで共鳴し合う人たちが現れるのです。
自分の魂から望む「生き方」や「在り方」を大切に、魂の持ち味を発揮していくと、人との関わりに深さが生まれ、人生が大きく展開します。自分自身という唯一無二の存在を構築する自分軸は、仕事に限らず、これからとくに大事になるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・［セントジャーメインからのメッセージ］これまでの地球においても、「自由」は大きなテーマでした。いまこの地球はアセンションのタイミングを迎え、目を醒まして生きることに取り組んでいる人たちが多く存在しています。そのプロセスで、自由の概念も変わりはじめています。
いまの地球ではまだ、「自由は自分の内側からもたらされる」という視点はあまり定着していません。でも自由は、あなたの内面から生まれるものです。あなたの外に広がる現実世界の中に、真の自由を与えてくれるものはなにひとつありません。もしもあなたが「自由や幸せは、自分の内面からもたらされる」と確信しているなら、自分の内側とどんなときも向き合うはずです。しかし地球上では、その取り組みがスムーズにいかない場面がまだ多く存在します。
本当はあなたの内側にすでに自由があるのに、それには目を向けず、外側にエネルギーを注いでいては、あなたの中に存在する自由の感覚を、いつまでも見つけることができないのです。自由な意識でいたいのであれば、本来は自分の内側を整えていくことが最優先であるはずです。しかし、外（周りの評価、現実的な結果）を向いて生きているため、「外向き」という視点を拭い去れずにいるのではないでしょうか。
目を醒ましていく人生はまだはじまったばかりです。これを意識的に卒業していく姿勢は、目醒めの第一歩といえるでしょう。地球ではだんだん、宇宙の真実が認知されはじめています。現実をつくる自分の中に自由があり愛があるならば、自分の中を整えクリアにしていくこと以上に、あなたに自由をもたらすことはないと理解できるはずです。現実でなんでもできることが自由ではないのです。好きな人生を生きることが自由ではないのです。好きな人生を生きることは、意識が眠っていたときにもできたことです。自由は好きな人生を生きることではなく、外側がどうであろうとも、自由を感じられる自分の在り方、そのものなのです。
もちろんこの在り方をしていたら、現実レベルでもおのずと自由度が増すでしょう。しかし、それはあなたの中で自由を活性化させた結果として溢れ出た、余韻のようなもの。本当の自由の源は、あなたの内側にあるのです。僕からの補足 自由の意味が変わっていく
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セントジャーメインはアセンデットマスターの1人です。
目を醒ましていく人の中には、「私はお金がいっぱいあって、なんでも買えて、どこにでも行けて自由です」というような物質的な観点での自由だけを「自由」とする価値観に、違和感を覚えはじめている人もいるかもしれません。
たとえばあなたが、理想どおりの大きな家に住み、ブランドの服を着ていたとします。でもそれが、自信のなさを隠すためにやっていたり、心の中では自由でも幸せでもなかったりしたら、それは本当の幸せではありませんよね（それが悪いわけではありません）。
目を醒ましていく僕たちはこれから、そうした外側視点の自由から解き放たれていき、誰かと争ったり比べたりすることのいっさいない新しいフェーズへ入っていくことなります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『誰でもできるチャネリング』 Chapter 3 より 中村咲太：著 KADOKAWA：刊
物質や身体を重視、目に見えるもの重視の時代から、精神や魂を重視、目に見えないもの重視の時代へ。
今、人々の価値観が大きく変化しています。
その中でも特に影響が顕著なのが「豊かさ」の定義です。
お金などの目に見えるものから、魂の目的などの目に見えないものを重視する流れが着実に生まれつつあります。
豊かさの価値観が広がるにつれて、お金の重要度が相対的に下がります。
お金という制限から解放されればされるほど、仕事や自由に対する考え方も大きく変わっていくのは当然ですね。
「グラウンディング」が目醒めのカギ！
地球は、3次元から5次元へと、急激な次元上昇を進めています。
そこで生きている私たちも、3次元仕様から5次元仕様へと、大きく変わっていくことになります。
［瀬織津姫（せおりつひめ）からのメッセージ］疲れを感じたから休息する、というのは、これまでの地球では当たり前の考え方でしたね。でも休息には、もうひとつの側面があります。エネルギーをリセットし、再構築する役割です。
人生では、エネルギーを切り替えるタイミングが必ずやってきます。古いエネルギーのまま新しいステージを生きようとすると歯車がかみ合わないことが起こるのです。
スマートフォンやパソコンにデータがたくさんあると、動きが鈍くなる現象があるでしょう。それと同じです。古いエネルギーをリセットすることなく生き続けていくと、足が重たくなるような形で行動力が低下したり、新しいアイディアというデータを保存する場所がなくなっていきます。
休息は、脳の休息という意味でも大切です。脳の休息を怠ると、そこで古いエネルギーが滞って、蓄積されるようになります。すると、ハイヤーセルフのサインが受け取りづらくなります。
たとえば、肉体の休息のために、1日じゅう家で過ごすとします。しかし、ずっとゲームをしたりスマホを見たりしているのは、脳にとって休息ではありません。たとえそれが好きなことだとしても、休息とは違う時間になります。
脳の休息にマッチしているのは瞑想であったり、なにもしない無の時間です。心地よい場所でぼんやり過ごす。そういった時間を脳のために確保しましょう。体と脳の休息を両方バランスよく取り入れると、宇宙意識とあなたの関係性が心地よく整っていきます。休むことに罪悪感を覚える人もいます。しかし、パフォーマンスが低下した状態で次に進むのは、本当の意味で自分や人のためにならないということもわかるはずです。仮に、休んでいる間に物事が止まったとしても、休息後、バランスが整ってアップデートされた自分で向き合えば、新しい創造性を発揮して、より高いレベルの最善の流れを生きることになります。
僕からの補足 いまはまだ一定量の睡眠が大切
瀬織津姫は浄化を司る日本の女神です。
僕たちは寝ている間に宇宙意識につながって、エネルギーや記憶を整理したりなどさまざまなことをしています。
宇宙種族には「500時間に5分寝ればオッケー！」という、睡眠に時間をかけない種族もたくさんいます。彼らは起きていても宇宙意識とつながっているので、起きている間もエネルギーと記憶の整理が可能なのです。地球人はほかの宇宙種族に比べて深く意識を眠らせ、宇宙意識との繋がりを隔ててきたので、長めの睡眠時間を確保する必要がありました。
目醒めていくプロセスにある人類は、いまはまだ一定量の睡眠が大切なので、あなたにとって心地よいと感じる睡眠量をできる限り確保してみてください。
また、本当にハイヤーセルフと一致した生き方をしていくと、だんだんと疲れなくなります。疲労は自分とのズレによって生まれる現象だからです。ですが、そうなっていくまでのプロセスでは、休息と上手に関わっていくことが大切です。［レディ・ガイアからのメッセージ］私は宇宙、そして地球に住むすべての意識をファミリーと捉えています。
目醒めていく人たちにとって、この惑星は「ホーム」と呼べる心地よいフィールドになっていきます。もしもあなたが、目を醒まし、地球で自分の光を大きく発揮する道を選ぶのならば。「グラウンディング」を通して、地球とエネルギーレベルのつながりを築いてください。
グラウンディングについて多くの人は、「地に足の着いた安定したエネルギーバランスを整えるために行うこと」と理解しているのではないでしょうか。
じつは、グラウンディングにはもうひとつ大切な意味があります。それは、地球をあなたにとってのホームにすることなのです。もしも地球があなたにとって最高のホームになれば、あなたは地球上のどこにいても、いま発揮できる最大の光を表現して生きることができます。
それはとてもワクワクする生き方だと思いませんか。
いま、地球は調和に満ちた惑星へと成長していっています。もし地球を、あなたにとってぬくもり溢れるホームにしたいと望むなら調和の感覚を自分の中にしっかりと芽生えさせてください。これまで地球は3次元の惑星と呼ばれてきました。しかし、地球はアセンションのプロセスを進んでいます。
私は4次元を通り越して、5次元まで波動をあげることを決定しています。私のアセンションの意志に同意し、目醒めを選んだ意識の皆さんは、私と同調しながら、ともに波動を上げて5次元の地球をつくり上げていくメンバーといえます。もちろん「波動をまだ上げたくない」「これまでどおりで問題ない」というメンバーがいるのもたしかです。
私は彼らのこともファミリーだと思っています。そして彼らの気持ちも受け入れています。
だから私は、レディ・ガイアという意識は、5次元の地球だけに特化すると決めました。3次元にとどまりたい人たちの意思も尊重するため、3次元の地球から私の意識は退くことを予定しています。
なぜならば、私が波動を上げることは、眠りを続けるみなさんにとってはマッチしていないからです。少し具体的な話をすると、社会は2028年頃まで、リセットを急激に進めていきます。そして2028年頃から2032年頃にかけて、新しい地球の仕組み、生き方が社会でも徐々に馴染んでいきます。もちろんその間も、地球自体は波動を上げていきます。
そして2032年頃から2040年頃に、新しい地球に5次元のエネルギーを完全に確立させるためのチャレンジを行う可能性があります。
このチャレンジを行うタイミングで、宇宙全体の方針が再度設定されることになります。場合によっては地球だけでなく宇宙までもが大きな引っ越し期間を経験します。この宇宙の方針次第では、宇宙は、「プログラムの再構築」という現象を起こす可能性があります。再構築が起こると、なにもかもが変わったと実感するでしょう。たとえば空の色、地形の成り立ちさえも変わります。人と人との関係性、ライフスタイルも様変わりします。宇宙のすべてが「新しい形へとリニューアル」します。
しかし、まだこれは決定事項ではありません。
再構築を起こすためには地球の波動だけではなく、宇宙すべての波動がトータルで上がり、統合されたエネルギーが一定量を超える必要があるからです。
つまりアセンションのルートや方法、さらには着地点は、本当の意味でこれから決まっていくのです。
再構築をしながらのアセンションになるか、再構築をせずにアセンションになるかなど、プランはいくつか用意されています。地球という惑星で1人ひとりが目を醒ましていくと、それがとてつもない変化を生むのだと覚えておいてください。個々の目醒めには、ものすごい力が秘められているのです。
もし私とともに波動を上げることへワクワクするなら、波動を上げ続ける地球との共鳴が大切です。それにはグラウンディングが役立ちます。地球とあなたのつながりが深まるほどに、あなたと地球は相乗効果を起こして波動を上げることになります。
僕からの補足 地球の変化はこれからが本番
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レディ・ガイアは、地球という星の意志です。人に肉体と魂があるように、地球にもレディ・ガイアという意志が宿っています。
グラウンディングとは、自分と地球のエネルギーをつなげること、そしてエネルギーの循環が起こることを指しています。僕も日々の大切な習慣にしています。詳しいやり方は、前著『僕が宇宙の仲間に聞いたこと』（KADOKAWA）でご紹介しています。
レディ・ガイアは、シフトしたくない人はこれまでに近い次元で眠り続けることもできるとも話していました。つまり、地球は大きく2つに分かれはじめているということです（本当はもっとたくさんに分かれています）。
もし再構築が起こると、「この惑星はどうしちゃったの？」というくらい変わります。動物の姿形や空の色、天体の配置など、まるで別世界のような場所になります（別世界というのはある意味では正しいです）。
いまも刻々と地球は変化をしていて、このわずか数年でも社会はずいぶん変わってきました。ですが本番はこれからです。
変化のプロセスでは、さまざまな形での浄化が起きます。たとえば天変地異のようなことが起こるかもしれないし、新たな社会不安が起こるかもしれません。それらのすべては、僕たちを怖がらせるために起こるわけではありません。そんな刺激的なきっかけを通して、僕たちが自分の生き方や方向性を確認したり、再選択するために起きているのです。
波動が上がれば上がるほど、ワンネスの意識に近づきます。すると、他人と自分の隔たりもなくなります。すべてが自分の分身で、みんなファミリーと思うようになります。それこそが、真の調和の意識です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『誰でもできるチャネリング』 Chapter 3 より 中村咲太：著 KADOKAWA：刊
波動を上げて、目を醒ましていく。
そのためには、地球とつながることが重要なポイントになるということです。
一人が目醒めれば、その周りの眠っている人たちを強烈に揺り起こします。
その“目醒めの連鎖”が、社会全体を次元上昇へと導くのですね。
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中村さんは、目醒めの旅人は目に見えない地図を持って
いて、その地図は自分という宇宙を解き放つ「偉大なる設計図」
なのだとおっしゃっています。
私たちは、内なる宇宙（ハイヤーセルフ）、「源」の一部です。
つまり、もともと全知全能の創造主だということ。
偉大な存在である自分を思い出し、体験するために、あえて眠りにつき、そして目醒めの旅に出た。
それが私たちがこの地球に生まれてきた理由です。
病気をしないと、健康がどのような状態かわかりませんし、そのありがたみを実感することもできません。
それと同じように、眠った状態を経験しないと、目醒めた状態を実感することができませんね。
私たちが深い眠りについたのは「偉大なる設計図」に従ったもの。
深い眠りから目醒めて、再び「源」へと還ることも、同様に「偉大なる設計図」の一部です。
目醒めの旅人である私たちが、最初に開ける扉、それは「ハート」です。
ハートからハイヤーセルフへ、そして「源」へ。
チャネリングが私たちを「目醒めの旅」へ誘ってくれます。
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