【書評】「一瞬で最高の世界線に行ける!」(矢野由紗)
お薦めの本の紹介です。
矢野由紗さんの『一瞬で最高の世界線に行ける! 自分好みの現実は、いま、創れる!』です。
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矢野由紗(やの・ゆさ)さんは、動画クリエイターです。
YouTubeを中心に、量子力学や引き寄せの法則に基づく願望実現の方法を発信されています。
「最高の世界線」を生きよう!
「仕事でなかなか結果が出せない」
「お金の悩みが尽きなくて、不安でいっぱい」
そんな思いを抱えて、思い通りの人生を生きられず、悩んでいる人は多いことでしょう。
矢野さんは、その理由はただ一つ
であり、意識的、あるいは無意識的に、あなたが「うまくいかない世界線」を選んでいたから
だと指摘します。
だから目の前に、うまくいかない現実が広がっていた。
ただそれだけなんです。信じられませんか?
でも、それは物理学的にも真実テス。ここで、電子を使った、ある興味深い実験をご紹介しますね。
その進み方を観測するもの。本来、電子の動きには無数の可能性があり、
どこを進んでいくかは決まっていません。ところが、「ある条件」を満たすと、電子の動きがひとつに確定するのです。
その条件とは、「観測」、つまり意図すること。
人が電子の動きを「こうなる」と決めることで、
その動きがひとつに決まるのです。そして選ばれなかった可能性は、私たちが知ることのない、
別の現実へと流れていきます。人が何かを観測すると、
その観測した内容に基づいて
現実が確定するーー。実は、私たちが生きる世界も、
この電子とまったく同じ理論で考えられます。素敵な世界線を生きたいのなら、
「私は素敵な世界を生きる!」と
決めてしまえばよいのです。それがあなたにとっての真実となり、
その真実に沿った世界線に、一瞬で移行することだって
かないます。
思っている以上に、ずっとずっとシンプルなことなんです。
そして忘れてはならないのは、
私たちはどんなときでも、絶えず宇宙からの
ギフトを受け取っているということ。宇宙は、常に私たちの味方です。
私たちの願いを叶えるために、
試行錯誤しながら、最善のシナリオを準備してくれているんです。私たちがすべきなのは、その宇宙の采配(さいはい)を信じること。
そうして宇宙との信頼関係が強くなるほどに、
現実創造のスピードは加速していきます。
すべての土台となるのは、あなたの意識。
この世界の創造主は、あなたです。
あなたが「こうなる」と決めた瞬間に、
その現実は確定します。パラレルシフト(世界線移行)を
するための鍵は、
すべて自分の中にあるんです。さあ、一緒に行きませんか?
今まで見たこともなかった、
心がうち震えるような、最高の世界線へ。『一瞬で最高の世界線に行ける!』 プロローグ より 矢野由紗:著 飛鳥新社:刊
「世界線」とは、もともと物理用語ですが、最近では、「パラレルワールド」を思わせる内容で使われることが多い
です。
パラレルワールドとは、私たちが現実世界と並行して存在する、別世界のこと
を指します。
本書は、矢野さん自身の経験に基づき、「最高の世界線に移るための方法」をわかりやすく解説した一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。
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「引き寄せの法則」は「量子力学」で説明できる!
矢野さんは、どの世界線を進むかを決めるのは、すごくシンプルに言うと、自分の思考と意識
であり、私たちは毎瞬、毎瞬、意識的にせよ、無意識的にせよ、進む世界線を選びとっている
と指摘します。
つまり、意識やエネルギーを上手に調整することで、願いがみるみる叶う世界線に、あっさり引っ越しすることも可能
だということ。
その前提として、知っておく必要があるのが「量子力学」です。
量子力学とは、端的に言うと、目には見えないほどのミクロな世界を解釈する小さな「粒子(りゅうし)」などが、どのように働くのかを解き明かす理論
です。
私たちの身体を例に考えてみましょう。体は、細胞が集まってできていますよね。
この細胞を分解していくと、やがて最小単位である「素粒子(そりゅうし)」と呼ばれるものに行きつきます。
これは私たち人間の体に限った話ではありません。今手にして下さっているこの本や、スマートフォン、動植物、水など、日常で目にするもの・触れるものすべては素粒子によって構成されているのです(下の図1を参照)。さらに、実は私たちの意識や感情、エネルギーも、もとをたどれば素粒子によって構成されています。
素粒子のなかでも特に、エネルギーを構成する素粒子を「フォトン」と呼びます。フォトンの特性の一つに、「粒と波の二面性を持つ」というものがあります。
フォトンは元来、漂う「波」のように、とても不確かで曖昧(あいまい)な性質を持っています。
けれども、ある一定の条件を満たすと、形なく広がる「波」のような状態から、一点に収縮された「粒」へと姿を変えるのです。
このことをベースに考えてみると、実は現実世界とは、波のようなフォトンで構成されている、とてもおぼろげな世界だと言えるでしょう。
ですが、そこに「力」を加えることで、形なくさまよっていた波のような現実が、粒のように固定化したものに姿を変えるのです。この「力」に該当するもの・・・・・・実はそれは、思考や感情など、私たちが発する「想い」です。
量子力学では、私たちが考え事をしたり、何かしらの感情を抱いたりしているとき、その思考や感情に沿った、目には見えないエネルギーを発すると考えられています。
つまり、私たちが何か意識したり、思考したり、感じたりすると、それに基づくフォトンが体内から放出されるということです。
その結果、自分を取り巻く現実に力が加わり、発したフォトンに呼応する出来事がかたちづくられる(=波から粒になる)のです。フォトンの性質について、さらに詳しく見ていきましょう。
フォトンには「振動数(しんどうすう)」というものがあります。
これは物理の世界で使われる言葉で、簡単に言うと、波動やエネルギーといったものが一定の時間内に振動をする回数を表します(似た言葉に、「周波数」というものもあります)。
ですが、ここはそこまで難しく考えなくても大丈夫です。要は、「幸せでいるときの振動数」「悲しみに暮れているときの振動数」「イライラしているときの振動数」といったように、「どんな気をまとった振動数か」という捉え方をしていただくと、わかりやすいかと思います。そして、ここからがとても大切なところなのですが、同じ振動数のもの同士は引き合うという性質があります。
つまり、目の前にいる人が素敵な温かい人であれば、自分自身が日頃、温かく豊かな振動数を発している証拠。それに同調する振動数の人を引き寄せたのだと言えます。そして、その逆もまた然りということです。「幸せな気持ちでいれば、幸せなことが起こる」といったことがよく言われますよね。これは、フォトンの特性から言っても必然と言えます。
同じ振動数のものは引き合うという性質がある以上、自分が発した振動数に見合った現象を引き寄せることになるからです。幸せな気持ちでいる人は幸せな気をまとった振動数を発しているため、結果的に幸せな出来事と引き合い、それが現象化されるのです。これを世界線の移行に当てはめて見ましょう。
すると、願いを叶えた世界線の自分が発しているであろうエネルギーと、今の自分が発するエネルギーを同調させられれば、両者が引き合うということになります(フォトンには、時間も空間も飛び越えるという性質があります)。つまり、仕事で成功したいと思うなら、仕事で成功した世界線の自分が放っているであろうエネルギーを今、放出する。心地よい人間関係を望むなら、それを叶えた自分が発しているであろうエネルギーを今、発する。
このように日常的にエネルギーをコントロールできるようになれば、それに沿った世界線のあなたが、今のあなたを呼び寄せにきてくれるということです(下の図2を参照)。引き寄せの法則や潜在意識の法則などではよく、「理想の状態になりきると叶う」とか、「イメージングをして、夢が叶ったときの感情に浸りきるとよい」といったことが言われますよね。
これは、量子力学的にも真理だと言えるのです。願望成就したときのエネルギーを先取りして放つことで、それに沿った現実が引き起こされるからです(願いが叶ったつもりで先にお祝いする「予祝(よしゅく)」もこれと同じ原理です)。
私は「こういう人と仕事がしたいな」と思った時、それを叶えた自分はどんなエネルギーを発しているのかを細かく想像しました。
そして「そのときの私はきっと、満ち足りて前向きな気持ちでいるんだろうなぁ」と思ったので、日々そんなエネルギーを放つよう、努めたのです。すると後日、まさにオーダーした通りの方が現れた!ということがありました。
発するエネルギーの種類は、やがて訪れる現実に直結します。行きたい世界線の自分が放っているであろうエネルギーを、今この瞬間から放つことが重要なのです。
願いを叶えたときの自分がどんな感情を放つのか、なかなか想像できないというときは、映画やドラマなど、作品の力を借りるのもおすすめです。
自分にとって理想的なストーリーが描かれた作品にどっぷり浸り、登場人物に自分を投影させて同じ感情を放出すれば、憧れの世界線との縁は必ず生まれます!ここまでで、世界線移行の仕組みを、なんとなくつかんでいただけたのではないかと思います。ここからは、エネルギーの質をコントロールするための方法をさらに深めていきましょう。
最高のパラレルシフトを実現するために欠かせないのが、「観測」です。
量子力学の分野では、よくこの「観測」という言葉が使われます。この領域で使われる「観測」とは、「認識」や「設定」、あるいは「意図」といった言葉に置き換えていただくとわかりやすいと思います。自分がどの世界線に移るかは、この「観測」の内容がすべてといっても過言ではありません。
なぜなら、人は自身の観測の内容に基づいたエネルギーを放ち、それに沿って物事の現象化が行われるからです。
つまり、自分で自分のことをどのように観測(設定・認識)するかによって、未来が決定づけられるということです。観測に基づいて自分の世界は創造されます。
たとえば、「自分は仕事で活躍する人間だ」「お金に恵まれる人間だ」「幸せな恋ができる人間だ」「周りの人たちから大事にされる価値のある人間だ」などと観測すれば、それ以降に起きる現実は、すべてその観測に基づいたものになります。
たとえ一見、思わしくないことが起きたとしても、実はそれすらも最高の世界線に移行するためのシナリオの一部。自分の糧やエネルギーに変え、結果として観測内容に沿ったルートを進んでいくことができます。私は過去に長い間、仕事での人間関係に悩んでいました。
具体的には私に対し、「お前は1円も稼ぐ能力がない」「お前がやっている仕事は誰でもできることだから、お金を払う価値がない」「報酬以上の価値を生んでいないのだから、埋め合わせをしろ」など・・・・・・、あまりにも攻撃的な言葉を浴びせてくる人がコンスタントに現れることに、頭を悩ませていました。
最初は配慮や敬意を持って接してくれていた相手でも、いつのまにか私をぞんざいに扱うようになるということが、いつしかデフォルトになってしまっていたのです。かつてはこういった目に遭うたびに不快に思っていました。けれど、あまりにも繰り返し同じような人が現れるので、これは何かしら修正の余地があるのではないかな?と感じ、自分自身の内面を深く見つめてみました。
その結果、自分に対して抱いていた劣等感の強さ、自己価値観の低さが要因となっていることに気がついたのです。当時、私は自分の仕事のスキルに対して強いコンプレックスを抱いていました。そのため必要がない場面でも、無意識にお詫びの言葉を発したり、あるいは過剰にへりくだったりすることが習慣化していました。
今思えば根底に、自分の価値を低く見積もるような想いがあったのだと思います。
このように、日頃から「私には価値がない」といった観測をしていると、それに見合った振動数を発することになります。その結果、自分の価値を貶(おとし)めるような人や振動数が合い、引き寄せることになってしまうのです。「なぜか他者から攻撃を受けやすい」というときに多いのは、こんなふうに「自分の価値を認めない意識」を持ってしまっているケースだと感じています。
自分を否定し、攻撃するような意識を持っていると、結果的にその振動数に見合う、悪意の強い人や高圧的な人を呼び寄せてしまうのです。そして、そういった人から攻撃されるということが常態化していきます。
このことに気がついたとき、私は無意識のうちに抱いていた「自分に対する価値観」が修正すべきポイントであり、この観測内容さえしっかり変えれば、現実も変化するはずだと考えました。本来、仕事を依頼する側、受ける側、どちらが偉いなどの上下関係はないはずです。そしてさらに視野を広げて考えてみれば、人は誰もが尊い存在なのです。
そこで私は、「自分も価値ある尊い人」なのだという事実を、自分に深くインストールするイメージで瞑想をしてみました。
すると、瞑想を終えて約5分後、ずっと上から目線だった相手からPCにメッセージが届きました。
そして信じられないことに、その一言一言が、私への配慮を感じさせるような温かい内容で、それまでとは別人に感じるようなものだったのです!
長いこと高圧的な言動を繰り返してきた相手の態度が180度変わり、私は心底驚くとともに、「観測」の重要性を実感したのを覚えています。「引き寄せの法則」などでは、よく「他人を変えることはできない」と言われます。
けれど、自分が放つエネルギーに呼応して現象が起きる以上に、エネルギーの質を変えれば他者の態度が変わるということも、十分あり得ることだと思います。
またこのとき、わずか約5分で、それまでには絶対にあり得ないと思っていたようなミラクルが起きた理由としては、「エネルギーの強さ」が大きく関わっていると思います。
エネルギーの強さとは、言い換えれば、意識、思考、感情の深さや強さです。
攻撃的な人たちに疲れ果てた私は、相手に対して「もういい加減にして!」と反旗(はんき)を翻(ひるがえ)す気持ちで、「私は価値ある人間だ」という意識を刷り込みました。
そのため自然と想いが強まったのだと思います。ぜひ瞑想やイメージング、あるいは「私はこうなる!」という自己設定などは、心や体で深く味わうような感覚を持って実践してみてください。
想いの強さは、そのままエネルギーの強さに直結します。
発するエネルギーが強まれば強まるほど、振動の振れ幅も大きくなり、それだけ現実を動かす影響力も大きくなります。あっという間に現実を変化させることも、夢ではなくなるでしょう。
エネルギーの上手な使い手になって、最高の世界線に移動しましょう♪『一瞬で最高の世界線に行ける!』 第1章 より 矢野由紗:著 飛鳥新社:刊


望む現実を創るための仕組みをわかりやすく、以下の方程式で表しています。
自分自身への信頼[A] × 法則への信頼[B] = 望む現実を創造できる可能性[C]
「自分」への信頼と「法則」への信頼。
それぞれを高めて、望む現実を創り出しましょう。
テレビのチャンネルを変えるように、世界線を移行する!
望む世界線にピンポイントで移行するための鍵は、「自分の観測(認識や設定)の中身」です。
テレビのリモコンを押すと、好きな局にチャンネルを変えることができますね。
それは観たい局の周波数に切り替わるからです。
矢野さんは、これと同じで、私たちも行きたい世界線に合わせた振動数に切り替えれば、それと共振するパラレルに、一瞬にして移行することだって可能になる
と述べています。
そして、振動数を切り替えるための要(かなめ)となるのが、観測のパターン、つまり「自分に対してどのような設定をしているか」
ということです。
たとえば、「私は周りの人に尊重される」という観測をしている人は、その前提と共振する世界線を引き寄せます。結果として、「周囲の人から尊重される世界線」の住人になり、「自分は大切にされているな」と思えるような出来事に日々恵まれていくでしょう。
逆もまた同じで、「私は周りの人から雑に扱われる」という観測をしている人は、それと共振する世界線を引き寄せます。そうすることで、日々、さらに人から雑に扱われるような出来事に見舞われてしまうことになります(以前の私は自信がなく、「自分には価値がない」という想いを持っていたため、まさにこの状態に陥っていました)。このように、今の状況が自分の意にそぐわないものである場合、それはあなたが意にそぐわない観測をしてしまっているから。現実を変えたいなら、観測内容を変えて、世界線をワープすればよいだけなのです!
今いる世界線ではとうてい不可能に思えたことも、別の世界線に移ったらあっさり叶ってしまう・・・・・・ということだって、十分にあり得ます。私はもともと、受験、就活、恋愛などの大事な場面において、いつも望む結果を残すことができませんでした。
その理由は、今なら明確にわかります。かつての私は自己肯定感がとても低くて、無意識のうちに「私には望むものを手にする力がない」という観測パターンを持ってしまっていたからです。だからその観測通りの現実を繰り返していたのです。
私たちの日常、もっと言うと人生は、この、観測する→その観測内容に沿った世界線に進む、と言う流れの繰り返しと言っても過言ではありません。
現実は自分の観測内容の反映です。自分が観測したことは、きれいに現象化されて自分に返ってくるのです。量子力学の概念の最中に、いきなり恋愛の話?と思われたかもしれませんね(笑)。
けれど、「現実は自分の観測内容の反映」という原理について、さらに深くお伝えするうえで重要なところなので、ぜひお付き合いいただけたら嬉しいです。
ここまで、観測した瞬間に、その観測内容に基づく現実が確定するという仕組みについてお話をしてきました。
これを片思いのケースで考えてみましょう(私のクライアントさんは女性の方が多く、恋愛のご相談をいただくことも多いのです)。
たとえば、好きな人がいるけれど、相手に恋人がいるかどうかもわからないし、自分に好意があるのかどうかもわからずモヤモヤしているとします。
こういったご相談をいただいた場合、私の回答は「まったく問題ありません」というものです。好きな男性に彼女はいるのか、自分に脈はあるのか・・・・・・これらのことがわからず不安になるのは、事実が不明だからですよね。
けれど、これまでお話ししてきた通り、自分の世界の唯一の創造主は自分。自分が「こう言う世界を生きる」と観測した時点で、その現実は確定し、実在することになります。現状がどうであるかは、まったく関係ないのです。
そして仮に、相手に彼女がいることが判明したり、自分には気のないことがわかったりしたとしても、それはあくまで今の世界線でのこと。
「自分の世界における唯一の創造主」である自分の手で、観測や意図設定をし直せば、いくらでも好きなパラレルに創り変えることができます。現状がわからなくてモヤついたり、あるいは自分にとって嬉しくない事実に落胆したりしているときは、「世界の創造主は自分である」ということが頭から抜けてしまっています。
だから、まるでネットフリックスの作品を観るときのように、「このあと一体どうなるの!?」と、先が気になって仕方なくなってしまうのです。けれど私たちは、他者が結末まで考えたストーリーの中を、されるがままに受け身で生きているわけではないのです。それを忘れてしまうと、「自分には、すでに確定している事実を受け入れることしかできない」と、無力感を抱くことになってしまいます。
私たちは、人生の視聴者ではなく制作者です。もし現状が自分好みのものでないのなら、改めて自分好みの世界線を選べばよいだけ。とてもシンプルな理論です。
これは、「相手に彼女がいた場合でも略奪できる」といったことを言いたいわけではありません。あくまで、今見えている現実に関係なく、生きる世界線はいかようにも自分で選べる!ということをお伝えしていますので、ご了承くださいね。もちろんこのケースに限らず、「パートナーから溺愛される」「理想ぴったりの人に出会う」、あるいは「仕事で成功する」「お金がいつでもたっぷり入る自分になる」など、恋愛以外のこともなんだってOK!
観測した瞬間、その現実は確定しますから、どんどん自分好みのパラレルに創り変えていきましょう(下の図3を参照)。たとえば、「決めると叶う」という言葉を耳にされたことはありませんか?
私は以前、「フリーランスとして生きていきたい!」と思ったものの、では何で起業するか?ということが、長い間定まらずにいました。
ですが、尊敬するユーチューバーさんの動画に感銘を受けたこともあり、ある時「私は動画編集者としてやっていくんだ!」と力強く「決めた」のです。
それは、いつもどことなく揺らぎがちだった私にしては珍しく、とても確かで強い想いでした。それほどその方の動画に、突き動かされるものがあったのだと思います。当時、すでに仕事の一部として動画編集はしていましたが、スペックが不十分なノートPCしか持っていませんでした。新しいPCが欲しかったものの、当時の私には買い換える余裕もなく、いつも動画一本を編集するのに、異様に長い時間(15分の動画を編集するのに半日くらい)かかっていました。
そんななか、「動画編集者になる」と力強く決め、知人の一人に決意表明のようなメッセージを送ったところ、その20分後に相手から返事があり、なんと、ハイスペックのデスクトップPCをプレゼントしてもらえることになったのです(それによって、それまで半日くらいかかっていた動画編集は、2時間でできるようになりました)!
それまで、「動画編集者として本格的なスタートを切るまでには、おそらく数か月から1年ほどはかかるだろうなぁ・・・・・・」と思っていました
けれど、「私はこうなる!」と力強く決めたとたん、一気に現実が動き出し、ものの20分で願いの一つがすんなり叶ってしまったのです。当時、「これが『決めると叶う』ってやつか!」と、鳥肌が立ったのを覚えています。
実は、体から放出されるフォトンの粒は、発するエネルギーの量と質によって変わります。
長く、強く観測する(=意識する、思考する、感じる)ほどにエネルギーの総量は増え、それに伴ってフォトンの粒の量は増えます。そうすることで現象化は加速していくのです(下の図4を参照)。
つまり、望む現実を創造するためには、まず、叶えたいゴールを明確にし、かつ、それについて長く、強く観測し続ける(意識し続ける)ことが大切なのだということ。強い確信を持ち、かつそれを長時間味わうことで、フォトンの粒が増えていくからです。
ただ、ハイスペックPCを手に入れた時のことを思い返すと、「私は動画編集者になる!」という観測をしていた時間自体はとても短いものでした。ですが、そのときはその決心があまりにも強かったため、時間の短さを想いの強さがカバーしたのだと思います。
こんなふうに、「質」が突出したものである場合、「量」の少なさを補填(ほてん)することができると感じています。このように、現実創造をするために大切なのは、感情が乗っているかどうかです。
願望を実現するための鍵は、どれだけ深い感情を味わえるかどうかに尽きるのです。願望実現について学んでいる方であれば、「願いが叶ったときのことをイメージングするとよい」とか、「日常的に感謝をするとよい」といったことを聞いたことがあるかもしれません。
同じ振動数のもの同士は引き合いますから、願いが叶ったときの状態になることで、「願いが叶った世界線」に移行できます。ですから、原理としては非常に理にかなっています。
けれど、もしこれらを実践したものの、これまで現実化が思うように進んでいないという場合、そこにいまいち「感情」が伴っていなかった可能性があります。私も「引き寄せには感謝することがよいらしい」と知ったとき、日常的にあらゆることに感謝する、「感謝ワーク」を習慣化しようと思いました。そうすることで、さらに感謝できる出来事を引き寄せようと思ったのです。
けれど、たとえば目の前のことを逐一(ちくいち)ありがたく思おうとしても、「そこに感謝すべきものがある」と頭では理解できるものの、心で深い感謝を味わう・・・・・・といったような体感は、まったく得られませんでした。
そしていつしか、感謝することが義務のように感じ、それが苦しくなって、ついにはやめてしまったのです。もちろん、現実が変わることもありませんでした。もし、ずっと望んでいたことが本当に叶ったとしたら、心の底から自然と感謝の気持ちが湧き上がってきますよね。胸のあたりがじんわり熱くなるような感覚になったり、涙が出たりするなど、身体に変化が起きることもあるでしょう。
これに匹敵するような波動を出してこそ、現象化は進んでいくものです。当時の私のように、義務的に感謝の想いを感じようとしても、感情がついてきていなければ、感謝のフォトンも放出されず、現実化はまったく進まないということになります。
これが、感謝ワークやイメージングによって引き寄せができる人と、なかなかうまくいかない人との違いなのです。とはいえ、「自分は深い感情を感じるのが得意じゃない」と思われる方もいるかもしれません。実際、以前私も挫折してしまったように、「心で深く味わう」と言葉で言うのは簡単ですが、いざやってみると思いのほか難しいものです。
この地球という三次元を生きていくには、守るべきルールや、やらなくてはいけないことがたくさんありますよね。
そういったルールに自分を合わせているうちに、常に心や感情より、思考が優位に立つようになります。その結果、心の感度が鈍くなっていき、深い感情を味わいづらくなってしまうのです。純度の高い感情を味わうために大切なのが、さまざまな制約からは一切、解き放たれる時間を設けること。
たとえば、「お気に入りのカフェでゆったりとコーヒーを飲む」「大好きな公園をお散歩する」など、心からリラックスし、自分自身をのびやかに解放するという経験を重ねていくうち、深い感情を味わえるようになっていきます。
また、リラックスしてよい気分でいるときの振動数は、願望を実現したときの振動数とマッチするものですよね。そういった点からも、リラックスすることは、世界線移行のベースを整えることにつながるのです。
自分がくつろげる状況は、人によってさまざまです。だからこそ,自分がどういう状態、環境ならほっとできるのかを、今一度、深く掘り下げてみることが大切です。これに限らず、願望を成就させるためには、「自分をよく知る」ということがとても大事。自分の感動ポイントや、心が安らいだり、高まったりするシチュエーションはどんなものなのか、深く理解することが欠かせません。
私は引き寄せがうまくいかなかったとき、徹底的に自分と向き合いました。そして、自分はどんなときに幸せや喜びを感じるか、あるいは安らげるか・・・・・・といったことを、細かく、観察したのです。
それによって「自分の取り扱い方」がわかるようになると、型にはめてなんとなく感謝ワークをしていた時とは比べものにならないほど、いろいろなことへのありがたさを深く感じられるようになりました。
そうすることで、願望が現象化するまでのタイムラグはかなり短くなりましたし、引き寄せられる結果も大きくなったと実感しています。『一瞬で最高の世界線に行ける!』 第2章 より 矢野由紗:著 飛鳥新社:刊


それと同じくらい重要なのが、「強い想い」です。
想いを強くする秘訣が「感情を乗せる」こと。
エネルギーとしては、感情は思考よりも、比較にならないほど大きいです。
ポジティブな感情の力を上手に使うことが、願望実現の秘訣だということですね。
「願望を実現するための3ステップ」とは?
矢野さんは、願望を現実化するのは目に見えない世界の仕事であり、私たちが存在する「見える世界」と、「見えない世界」である宇宙との共同創造によって、願いが叶う
と述べています。
願望を現実化するプロセスは、下の図5に示す3つのステップです。

私たちが宇宙に「こんな願いを叶えてほしい」とお願いしたり、「私はこれを叶える!」と意図したりすれば、宇宙がそれに応じてくれるということ。
ここで重要になるのが、「ゼロポイントフィールド」という概念です。
ゼロポイントフィールドとは、宇宙全体に広がっている、エネルギーの場
のことです。
「量子重力理論」における有力な仮説では、素粒子もすべてここから生まれ、さらに吸収もされる
とされ、素粒子(量子)が持っている情報はすべて、ここに集結する
とのこと。
それはいわば、「宇宙のすべての情報が畳み込まれている貯蔵庫」。過去から現在、そして未来に至るまで、あらゆる存在や意識、情報がここに格納されています。
ここにアクセスすることができれば、自分の脳で想像できる範囲を大きく超えて、そして時間や空間も飛び越えて、宇宙の全知から、今、その瞬間の自分にとって必要な情報を得ることができるようになります。
その情報はいわゆる「直感」のようなかたちで、言葉やイメージとして浮かびます。「降りてきた」「ひらめいた」といった表現が近いでしょう。
直感としておりてきた言葉やイメージに従って行動してみることで、望む現実を手繰(たぐ)り寄せることができ、結果的に最高のパラレルにシフトすることができます。では、どのようにすればゼロポイントフィールドにアクセスできるのでしょうか?
私たちは、ゼロポイントフィールドからの情報を、脳で「直感」としてキャッチするのでしたよね。つまり、受信機である脳を、ゼロポイントフィールドからの情報を受け取りやすい状態にすることが鍵になるということです。第2章でお伝えしたように、同じ周波数のもの同士は引き合い、共振現象を起こします。
つまり、脳波の状態を宇宙に同調するような状態に整えることで、共振現象が起き、その叡智(えいち)を受け取りやすくなるということです。宇宙には、制限、ジャッジ、緊張というものがないとお話ししました。
つまり私たちが、何かに対して制限を設けたり、否定的な思い込みをしたり、あるいは良し悪しを厳しくジャッジしたりしていると、宇宙と共振しにくくなるということ。
反対に、あらゆる人・もの・出来事に対して寛容で、リラックスした状態の脳波でいるときに、宇宙とコネクトしやすくなるということです。
頭、心がゆるゆると緩み、「快」の感情に浸っているときに、ゼロポイントフィールドからの情報を、「直感」として得やすくなるのです。(下の図6を参照)とはいっても、なかなかネガティブの沼から抜け出せない・・・・・・というときは、体からアプローチすることをおすすめします。なぜなら、心が緩むと体が緩み、体が緩むと心も緩む、というように、心と体は密接に連動しているからです。
私の場合、ネガティブスパイラルに陥ってしまったときは、ジョギングをするようにしていました。走ることで体も心もほぐれ、すっきりとした感覚を得られるからです。
加えて、私はもともと、短距離・長距離問わず、走ること自体が苦手。ジョギングすると心身ともにいっぱいいっぱいになってしまうのです。過去の不快な出来事を回想したり、これから起こり得るリスクを予測したりする余裕なんて、なくなってしまいます(笑)。これはちょっと特殊かもしれませんが、体を動かすことに意識を集中しているときは、悲観的なことを考える余裕がなくなっていくと思います。
私はジョギングを終えたあとはいつも心がすっきりし、ピンとくるようなひらめきが湧いてきます。あるいは運動が苦手という方は、家事をいつもより丁寧にしてみる(「家事瞑想」なんて言葉もありますよね)、心地よいマッサージを受ける、といったことでも脳波がゆるゆるになると思います。
ぜひ自身にぴったりの、頭の中のネガティブな言葉を停止させるアプローチ法を探ってみてください。自分に合った解決法を持っていること自体が自信につながります。
ネガティブな思考に心が支配されたときも、「私はこの思考、感情から抜け出すための術(すべ)を知っている」という、安心材料になりますよ。宇宙に願望実現を委ねるとき、すべての土台となるのは、【ステップ1:求める】、つまり、宇宙に願いをオーダーすることです。
オーダーするとは、「私はこうなる!」「こういう願いを叶える!」と決めるということ。あるいは宇宙に、「私は〇〇を叶えたいので、よろしくね」と語りかけるのもよいでしょう。
そのあとは、たとえばジョギングしたり、好きなコンテンツを観たり、リラクゼーションを受けたりと、自分の心と体が喜ぶようなことをたくさんしながら脳波を整えていてください。
直感に従って行動しつつ、宇宙が現象化してくれるのをゆるりと待っていれば、タイムラグも縮まっていきます。
このときに大切なのは、直感が降りてきたとき、それがどんなに望む現実に関係しなさそうに思えても、「これは違うよね」と切り捨てないということです。たとえばあなたが転職を考えているとします。そのとき、「憧れの企業に勤めている知り合いをふと思い出したら、話を聞きに行こう」という考えがふとひらめいた場合、「転職したい」という願いにわかりやすく直結していますよね。自信を持って行動に移せると思います。
けれど、たとえばそれが「駅前のお店のケーキが食べたい」というひらめきだったとしたらどうでしょう? 一見、転職したいという願望には結びつかないので、「ケーキを食べたところで、別に意味ないよね」と、そのアイディアに対し、見て見ぬふりをしてしまうかもしれません。でも、これまで繰り返しお伝えしてきたように、宇宙には制限やジャッジがありません。だからこそ、私たちの予想や常識の範囲なんて、軽々と超えたルートや方法で夢を叶えてくれます。
ですから、降りてきた直感がどんなに願望とは無関係だと感じたとしても、それは三次元の地球的常識によるものなのです。「これをして、何か意味あるの?」と思ってしまったとしても、そこには必ず宇宙の意図があります。そのことを理解し、まずはその直感を受容してみることが大切なのだと思います。
だからぜひ、駅前のお店のケーキを食べにいきましょう♪「宇宙のエネルギーとの同調」が板についてくれば、嬉しい現実=宇宙からのギフトが頻繁に贈られてくるようになり、さらに、それをスムーズに受け取れるようになっていきます。
私にとって、エネルギーを整えた先に待っていた心躍るプレゼントは、まさしく本書の出版が決まったことでした。
実はこのお話をいただく以前にも、一度、別の出版社さんから、書籍のお話をいただいたことがありました。
けれどその頃の私はまだ、世界線を移行するためのベースを整えられていない状態。そのため、長年の夢だった「本を書く」という願いが叶う機会をいただいたにも関わらず、「この話には何か裏があり、私が損するようにできているんだ」と思い込んでしまったのです。
喜びよりも驚きや不安が先行して怯んでしまい、結果的にその話は実現しませんでした。
このときの私はいわば、全力で宇宙からのギフトを拒否していたようなもの。そもそも「願っていたものが届いた!」と認識すらしていない状態だったと言えます。このように、自己価値を信じられないでいると、「私がこんな大きな夢を持つなんて非現実的だし、叶うわけない!」という想いが、大きく幅を利かせてしまいます。
そうすると、宇宙からのせっかくのサインやプレゼントを見過ごしてしまうばかりか、純粋な善意で関わってくれている相手に対しても、「この人には一体、どんな思惑(おもわく)があるんだろう・・・・・・?」と疑いのまなざしを持ってしまったりもするのです。それは例えるなら、宅配員さんが素敵な荷物を自宅まで運んできてくれたのに、「そんな素敵なものが私のところに届くはずはないので、持って帰ってください!」と追い返してしまうようなもの。
これは、エイブラハムが言うところの、創造の【ステップ3:受け取る、すなわち許可する】ができていない状態です。
量子力学的に言っても、「どうせ無理」と思っているうちは、その「どうせ無理」フォトンの粒が確定し、願いが叶わない現実が引き起こされてしまいます。
本当は宇宙からは、パラレルシフトするための素敵なギフトが、絶えず私たちのもとに届いています。
「自分にはそれを受け取る価値があるのだ」と心から信じることができたとき、現実は変わっていきますよ♪最高のパラレルに移るためには、「私には宇宙からのプレゼントを受け取る価値がある」という意識を持つことが、大切な土台となります。
自己信頼感や自己価値感を持つために必要なのは、新しいスキルを身につけることでも、せっせと自分磨きをすることでもありません。
なんの脈絡も根拠もなくてよいので、「自分が自分であるというだけで価値がある」ということを、ただただ認めてあげること。これに尽きると思っています。とは言っても、私自身ずっと自己肯定感が低かったのでわかるのですが、そんなに簡単に意識を転換させられるものではありませんよね。
私もそうでしたが、自分の価値を認められない人の多くは、必要以上に自分を厳しくジャッジする傾向があると感じています。何かを成し遂げられなかった自分を許すことができず、そのたびに自分の価値を低く判断してしまうのです。ですが、たとえば家族や大切な人など、自分の命に代えてでも守りたいと思うような存在の人が、何かの試験に不合格だったとか、大きな挑戦をしたもののうまくいかなかったとき、「わ〜・・・・・・、この人の存在価値が下がるな〜」なんて思うでしょうか?
たとえその人がどんな失敗をしたとしても、愛おしくてたまらない存在であることには、変わりがないのではないでしょうか。その人がいてくれているだけで幸せなのですから。
つまりすべての人が、どんなに失敗しても、何かができなかったとしても、「存在しているだけですべてOK」な尊い存在なのだということ。たった数回の失敗で自分を厳しく取り締まっているのは、実は自分だけなのです。
あなたが大切を人を見るときの視点や角度を、自分自身を見るときにも取り入れてみてください。そうすることで、今までとは違った視点で自分のことを捉えられるようになると思います。自分の価値を根底で信じられるようになると、人が何かをしてくれたとき、あるいは宇宙が素晴らしいプレゼントを用意してくれたとき、「わー、ありがとう♪」と素直に喜び、受け取ることができます。
無邪気に感情表現をしながら受け取ってもらえたら、贈った相手も嬉しくなり、もっともっと喜ばせたいと思いますよね。それは相手が人であっても、宇宙であっても同じです。受け取り上手な人は、さらに素敵なものを受け取れるという、幸せなスパイラルに入っていくのです。
量子力学的に言っても、存分に喜びや幸せを感じることで、そのたび、自分から多幸感に満ちたフォトンが放たれ、それが次なる喜ばしい現象を呼び起こすことになります。本書を手に取ってくださった方の誰もが一人残らず、その心が望む、最高にわくわくするプレゼントを受け取る価値を持っています。そのことを認めた瞬間から、宇宙はあなたに最高のプレゼントを届けるための発送準備を始めますよ。
このようにして自分自身の本当の価値に気づくことで、「世界線を移行する」以外の副産物にも、たくさん恵まれるようになります。
まず、「自分が自分でいるだけで価値がある」という軸ができることで、人と比べることが少なくなっていきます。「人は人、自分は自分」と割り切れる強さが生まれるので、人間関係でのストレスも和らいでいくでしょう。
また、他の人の価値も認められるようになり、人に対して寛容に接することができるようになります。
こういったスタンスが自分のなかに根づくと、目の前の出来事に翻弄されることが激減していきます。なぜなら、今、目の前で起きていることと、自分の価値とは無関係であるということがわかるようになるからです。
「こんなに価値がある私なのだから、何があっても最終的にはうまくいく」と自分の未来を無条件に信頼できるようになり、一つひとつの出来事に揺さぶられることは大きく減っていくと思います。仮に揺さぶられたとしても、その振れ幅は小さなものになるでしょう。
この「動じなさ」は、現実創造において欠かすことができないもの。願いを叶えるための意識を、一定して継続的に保つことができるようになるからです。これは言い換えるなら、まるで自分自身が「現実創造を加速させてくれるエネルギー体」へと変容していくようなものと言えるのです。
願望を設定するときに重要なのは、「制限を設けない」ということです。
言い換えるとしたら、「自分が叶えられるとしたら、せいぜいこの程度かな」という、自分を低く見積もるようなことはしないということ。それよりも、叶ったときのことを考えるだけで、心がうち震えるような願いを抱くのです。
ベースに自分を低く見積もった意識を持ちながら、「まあ、私にはこれくらいが妥当だよね」と、何のときめきも感じない夢を設定したところで、結局、現象化するのは「この程度」と感じるような出来事ということになってしまいます。以前の私は、宇宙へのオーダーは継続的に行っているはずなのに、嬉しいことはたまにしか起こりませんでした。それは今思えば、大もとにある自分への定義、つまり観測内容が、ネガティブなままだったからでしょう。
だから、たまに気分がよくなったときは、一時的に嬉しいことが起きたりはしたものの、長い間、本命の願いを叶えることはできなかったのだと思います。宇宙には制限がありません。だからこそせび制限を持たずに、心が最高にわくわくする願いを放ってください。心が最高潮に高まれば、宇宙との共振もしやすくなります。
ですがもちろん、自分にとっては無謀(むぼう)だと感じる願いを設定することに、抵抗を感じることもあるかと思います。
そんな時は、無理にビッグな願いを設定する必要はありません。
量子力学的に言って、抵抗感がある状態で願いを設定したところで、そのフォトンが放出され、「抵抗感を感じる現実」が現象化してしまいます。
ですからこのようなときは、「叶ったら嬉しくてたまらないけれど、抵抗も感じない」という、よい塩梅(あんばい)の状態の願望を、ご自身の心を観察しながら探ってくださいね。『一瞬で最高の世界線に行ける!』 第3章 より 矢野由紗:著 飛鳥新社:刊

それを現実化するのは、宇宙の仕事。
願いに制限をかけたり、叶うことを疑ったり、抵抗を感じたりする。
それらは、すべて宇宙の仕事を邪魔しているのと同じです。
私たちがすべきは、ただただ宇宙に願いをオーダーし続けること。
「どうやって?」とか「こんなこと不可能だ」とか、余計なことは考えてはいけません。
自分を信じ、宇宙を信じ、最高の世界線へ突き進みましょう。
「内観ワーク」で自分の心の奥底とつながる!
世界線を大きくシフトしたいなら、観測の内容(思考、思い込み、価値観など)を書き換えることが必要です。
とはいえ、それらの多くは潜在意識の中に隠れており、見つけるのは容易ではありません。
自分と深くつながるための方法の一つが「内観(ないかん)」です。
ここでいう内観とは、自分自身の内面を深く探っていき、自分と向き合う行為
を指し,いわば最高の世界線へ誘ってくれるガイドのようなもの
です。
矢野さんは、具体的な内観の方法を、以下のように解説しています。
内観を行うタイミングに決まりはありません。特に、怒りや悲しみといったネガティブな感情を感じたときや、原因は特定できない、もやもやとした気持ちを感じた時がおすすめ。自分の価値観が明確になりやすく、また、現実創造を阻んでいる思い込みに気が付きやすくなります。
手順は、次の通りです。【ステップ1 感じることをひたすらにノートに書き出す】
たとえば、誰かの言動に対して怒りを感じたします。そういうときに自分から湧き出てきた言葉を、そのままのかたちで、気が済むまでノートに書き出してください。
ポイントは、他者の視線を意識したような、綺麗な文章を書こうとしないこと。「ほんとむかつく!」「消えろ!」「大っ嫌い!!!」などといった罵詈雑言(ばりぞうごん)すらも、すべて紙の上に吐き出してみてください。
制限なく自分の感情を書き出すことを「エクスプレッシブ・ライティング」と言います。心理学においても、ただノートに書き出すだけで、感情が整理されると言われています。
特に、心がネガティブに振り切られているときは、視野狭窄(きょうさく)になりがち。ですから内観の次の手順に進むためにも、まずはここで感情を感じ切ることが欠かせないのです。「もう出し切った!」と思えるまで、湧き出る感情をそのままに書き起こしてください。
どんなに汚い言葉も、どす黒い感情も、尊い自分から湧き出てくるものは、すべて尊い。そんな気持ちで臨んでみてくださいね。例:仕事で会った初対面の人が、すごく感じ悪くて高圧的だった。
私はにこやかに、感じよく接したのに。何で私ばっかり! 損した気がする! ほんと腹立つ!!【ステップ2 感情を可視化したら、それを俯瞰(ふかん)して受容する】
ステップ1で自分の感情を出し切ったら、次に、「自分以外の他者」の視点を持って、書き出した内容を俯瞰します。
たとえどんなに攻撃的な言葉が書きなぐられていたとしても、後ろめたく思う必要はまったくありません。すべてを肯定し、ただただニュートラルに受け入れてあげるという前提で、丁寧に見ていってください。
そうすることで、たとえば「私は威圧的な態度の人が許せなくて、これほどまでに腹が立つんだな」など、自分の譲れない価値観が浮き彫りになってきます。
一歩引いて、客観的な視点で見つめることで、自分が許せないこと、あるいは大切にしたいことがわかり、「自分」という人間の特徴が見えてくるのです。
ネガティブな感情が湧いてくると、「早くこの感情を取っ払って、いい気分にならなきゃ!」と、排除したくなることもあると思います。
ですが、書き出した感情をすべて受容するということを繰り返していくうち、「ネガティブな感情=悪」という意識はやがて薄れていきます。そして「どんな感情も自分の一部なんだ」と、自分に許可を出せるようになっていきます。【ステップ3 自己対話を繰り返す】
ステップ2までを行い、自分の感情を吐き出して受容したら、次は自分自身へ質問を投げかけることで、より自分のコアな部分にある価値観や思い込みに迫っていきます。
自問自答の方法は、基本的には「5W1H(When:いつ、Where:どこで、Who:誰が、What:何を、Why:なぜ、How:どのように)」をもとに深掘りをしていくイメージ。そうすることで、自分の本音を引き出すことができます。
さらに、自分の中から出てきた回答に対して、「それは本当に事実なの?」と尋ねていきます。
イメージは幼い子どもです。子どもって無邪気に、「なんで?」「どうして?」と質問を繰り返しますよね。そんなふうに、「なんでそう思うの?」と純粋に自分に問いかけてみてください。
質問を繰り返していくことで、自分が「事実」と思っていることは本当に事実なのか、あるいは単なる思い込みではないのか、精度高く解析していくことができます。
ここで、私が以前行った内観の例をご紹介します。原因はわからないながらも、いつもどこか気持ちがもやもやしていたため、その理由は何か、自分に問いかけていきました。[例]
●自分の悩み・・・・・・いつもなんだか疲れるし、モヤモヤする。Q:いつ、疲れを感じるの? なぜ、モヤモヤするんだと思う?
A:仕事が終わった一日の終わりにどっと疲れる。本当は本を読んだり、やりたいことがいっぱいあるのに、疲れて余力がない。
Q:なぜ、仕事だけでエネルギーを使い果たしてしまうんだと思う? 何に対して特に疲れを感じるの?
A:取引先から、いつも期日ギリギリで仕事の依頼がくるから、細かく時間管理をして作業しないと間に合わない。だから、常に時間に追われている感じがして、すごく疲れる。
Q:「取引先からいつも期日ギリギリに依頼がくる」っていうのは、本当に事実? 相手はそれがギリギリだとは思ってないかもよ? 自分勝手にはならない範囲で、自分の要望を伝えたらよくない?
A:私は仕事を受ける側だから、自分の要望は言いにくいよ。
Q:なぜ、仕事を受ける側は自分の要望を言ってはいけないの?
A:仕事を受ける側が要望を言ったら、嫌われるかもしれない。
Q:「仕事を受ける側が要望を言ったら嫌われる」って、本当に事実? 世の中の仕事を受ける側のすべての人は、必ず相手の要望を全部受け入れてるの?
A:うーん・・・・・・確かに、お互いにとってのちょうどいい塩梅(あんばい)で仕事をしていそう・・・・・・。
Q:そうだよね。もし「嫌われるかも」とか、そういう事情を一切気にしなくていいとしたら、本当はどうしたい?
A:時間に追われず、いい気分で仕事がしたい!
Q:そうだね。そのためにできることは何だろう?
A:そうなれるように、相手に、感じよく自分の希望を伝えてみようと思う。
このように、「それは事実?」「どうしてそう思うの?」と自分に問いかけていくことで、無意識の思い込みや、心の深い部分にある本当の望みが見えてきます。
このときの私は、無意識のうちに、「仕事を受注する側は要望を言ってはいけない」という極端な思い込みを持っていたことに気がつきました。
そして、その思い込みは手放し、できないことはできないと断っていいのだと気が付いたのです。
この自己対話をするときのポイントは、誰か大切な人の話を聞くようなスタンスで行うということ。
この本の読者の方に多いと思うのですが、真面目な方ほど、このとき厳しく自分を追及してしまいがちになります。
ですから、あえて自分以外の大切な人に話しかけるような姿勢を意識してみてください。
そうすることで、不必要に自分にシビアな問いかけをすることなく、より客観的、肯定的に対話を重ねていけるようになります。私自身、この内観ワークを進めていくことで、漠然と抱えていたもやもやの正体がはっきりしていきました。
何となくやる気が起きない、なぜだかわからないけどイライラする・・・・・・誰しもこういう経験はあるかと思います。そのようなとき、自分自身に質問を投げかけていくことで、「原因不明」と思っていた問題も、実は心の中に、すでに答えがあったのだと気づけるようになるのです。また、私が「仕事を受ける側は、要望を言ってはいけない」と思い込んでいたように、偏った認識によって自分を抑圧していた場合、それにも気が付くことができます。
先の内観後、私は取引先の方に自分の想いを伝えました。
「ご依頼を受けて納品するまでに、最低◯時間必要です。そのため、期日よりも◯日前までに依頼内容を送っていただけるくと、とてもありがたいです」と。
すると、「どうして今まで言わなかったんだろう!」と思うほどにあっさり承諾していただくことができ、それ以降、「時間に余裕を持って、いい気分で仕事をする」という願いが叶うようになったのです!それまでの私は、「先方に不快な思いをさせてはいけない」と強く思い込んでおり、徹夜してまでも提示された期日に間に合わせるようにしていました。ですから相手としては、「私にギリギリのスケジュールで依頼している」という意識はなかったのではないかと推測しています。
自己対話を通して、他者にあると思い込んでいた辛さの原因は、実は自分が創りあげていたのだと気づいたことで、必要なアクションを起こし、軌道修正することができたのです。
内観をすると、あっさり願いが叶ってしまうということが多発するようになります。
それは、思い込みの枠が外されることで、自分が勝手に繰り広げていた、いわば「茶番」を終わらせられるからです。このようにお話しすると、「内観をするたびに、何かしら発見をしなきゃ!」という義務感を抱く方もいらっしゃるかもしれません。でも、必ずしも毎回、答えが出てこなくても大丈夫です。
私も内観し始めばかりの頃は、何度自分に「なぜ?」と問いかけても、「わからない。何となく・・・・・・」というように、曖昧な答えしか出てこないということはたくさんありました。
けれど、すぐに答えが見つからなくても、焦ることはありません。先の例のように、「私はこういうことが嫌なんだ」「こういうことを大切にしたいんだ」という、自分の性質や感情を可視化して受け入れるだけでも効果は十分。ストレスが軽減され、心が落ち着いていきます。その心の安定が振動数にもよい影響を与えてくれます。
ですから内観ワークをする際には、「思い込みを見つけるぞ!」と意気込むより、自分に寄り添って話を聞き、励ますという、柔らかなスタンスで取り組んでみましょう。
そうすると、張り切って答えを見つけようとするときよりも、より温かい視点から自分自身への問いかけや言葉がけができるようになり、結果的に効果が出やすくなります。「内観をして自分に向き合う」ということ自体が、自分を労り、自分に優しくするという行為。
奥深くにある自分の本心としっかりつながることができれば、原因不明の不安感や苛立ちも、和らいでいくと思います。『一瞬で最高の世界線に行ける!』 第4章 より 矢野由紗:著 飛鳥新社:刊

その原因は、私たち自身の中にあります。
つまり、自分でも気づかない心の奥深くに、それを阻む観念やネガティブな感情が眠っているということ。
それらを意識の上に浮き上がらせ、取り除いてあげることが、願望実現の最短ルートです。
鍵になるのは、想いの「長さ」と「強さ」!
現実創造を加速させるための条件。
それは、「長く、強く」考えたり、感じたりすること
です。
矢野さんは、つまり、現象化しないということは、自分ではきちんとやっているつもりであっても、圧倒的に頻度(=長さ)と密度(=強さ・濃さ)が足りていない
可能性があると指摘します。
「頻度を高める」ということは、たとえば、観測や自己設定を行う回数を増やす、なりたい世界線の自分が感じているであろう感情を頻繁(ひんぱん)に感じる、といったことが挙げられます。とにかく、世界線移行のためにとる行動の、時間量を増やすのです。
また、「感度を高める」ということはすなわち、想いを強めるということ。
たとえば観測や自己設定などをするときは、より強固な確信や鮮やかな感情を乗せるようにしたり、あるいは、日々深い気持ちで感謝をしたり、強い感覚を伴ってイメージングをしたりするようにします。
メソッドを行うときに強い感情を込めることで、フォトンの粒の量を増やしていくのです。
私の理想の世界線にいるような方々は、24時間どんなときでも、常に望む現実と共鳴する振動数を放っている印象です。
一方、引き寄せ迷子だった当時の私はというと、基本的にいつも後ろ向きで不機嫌、過去の不快な出来事を回想しては、湧き出てくるネガティブ思考に、されるがままになっていました。良い振動数を放とう!と意識するのは、たまに気分が乗ったとき、あるいは引き寄せの法則を思い出したときだけ。実質的には、ほとんどポジティブな想いを放っていないに等しかったのです。
それに気がついてからというもの、徹底的に「頻度」と「密度」を高めることに注力しました。
よい気分を長い時間持続させる、理想の自分になりきったイメージングをこまめに行う、新しい観測は、自分が安心できるまで繰り返す・・・・・・まるで、スポーツや仕事を習得するときのように、繰り返し努力をしました。
すると、あんなに現実が動かなかった引き寄せ難民時代が嘘のように、あっさりさまざまな願いが叶い、喜びと安心に満ちた世界線にシフトすることができたのです!愚直に実行しているのに嬉しい変化が何も起きない!!というときは、ぜひ、願望実現のために注ぐ時間やエネルギーを増やしてみてください。それまで頻度と密度が足りなかった人ほど、劇的などんでん返しが起きる可能性があります(下の図8を参照)。
繰り返しますが、人は防衛本能から、本質的には変化を嫌うもの。そのため、一度「自分はこうなる!」と決めても、それまで持ち続けてきた思い込みが強固であればあるほど、脳はもとの思考に戻ろうとします。だからこそ、意識に新しい設定を定着させるために、めげずに何度でも、新しい観測をし続けることが大切なのです。
定着するまでは苦戦することもあるかもしれませんが、そこを乗り越えれば、新たな観測に基づいたものへと世界は様変わりしていきます。
この「継続力」て、生きる世界を、どんどんあなた好みのものへ創り変えていってくださいね。ではここからは、頻度と密度を高めるための具体的な方法をお伝えていきたいと思います。
まず頻度の高め方ですが、私はポストイットを活用しました。
たとえば「私は特別なことが起こって当たり前な存在」「大丈夫、すべてがうまくいっている」「今、豊かな振動数、放ってますか?」「私が願いを叶えるうえで、誰の同意も必要ない」「宇宙は私にとてつもないプレゼントを用意してくれている」「叶う、叶わない、じゃない。創造主として創ればいいだけ」など・・・・・・、自分が叶えたいこと、あるいはネガティブな思考への注意喚起など、願望実現のために大切なことを書き、一番目にする時間の多い、自宅のPCに貼っておくことにしたのです。
そうすることで、望む現実を創造するための観測を、コンスタントにできるようになりました。
また、ついネガティブなことを考えてしまったりして、望むパラレルから意識が逸れた場合も、都度(つど)、軌道修正できるようになりました。
結果的に、世界線移行のために効果的な振動数を、長時間キープすることができていたと思います。この本でお伝えしているような概念は、なかなか常識では理解し難い世界、そのうえ日常に追われるうちに、理性的な思考優位でいる時間は長くなり、現実創造の栄養となるような思考は置き去りになってしまうものです。
ですから、「自分は常に、『世界線移行』や『振動数』といった概念がある世界に生きている」というふうに、脳の設定をガラッと変えることが大切なのです!思い出したときにだけ世界線に行く努力をしても、なかなか現実は追いついてきません。
一瞬のタイミングも例外なく、目の前の人、もの、いかに素敵なパラレルにシフトするかをベースに見る。そしていつでもそれに基づいた観測ができるよう、自分の脳や思考を教育してあげてください。そのためにも、試験の暗記項目と同じように、繰り返し観測することが大切なのです。反復することで、それがいつしか脳に刻まれ、定着していきます。
願望成就のための道筋をつくってくれる言葉たちは、とにかく目につきやすいところに置いておくことをおすすめします。
私ははじめ、願いや自分への注意喚起の言葉はノートに書き、毎朝そのページを見ようと決めましたが、いつのまにかノートを開くことすら、忘れてしまいました。
ですから、特にアクションを起こさなくても、自然と目に入ってくる場所に記しておくのがよいと思います。ちなみに私はこのポストイットに、自分の仕事を通して実現したいことを書き、意識に刻み付けていました。するとある日、そんなことはもちろん知らない仕事相手の方が、「ゆささん仕事を通じて、こういうことを実現していただけたら・・・・・・」と、私が書いていたのとまったく同じ内容を話してくれたのです!
こんなふうに、頻度高く自己設定などを行っていると、周囲の人たちも現実も、それに共鳴した動きを見せてくれるようになるのです(下の図9を参照)。また、「頻度」とセットで考えたいのが「密度」です。頻度と密度は、必ずセット。回数だけをいくら増やしても、その質が伴っていなければ、どうしても現象化には時間がかかってしまいます。
「密度」というのは、わかりやすく言うと、感情や想いの強さのことです。
たとえば、深い幸福感を味わったり、「私は絶対にこうなる!」という強固な決意を抱いたりするのは、密度が濃い状態と言えます。とはいっても、頭ではわかっていても、実践するのはそんなに容易なことではないですよね。私自身、この「密度高く感じる」ことがずっと苦手でした。
密度を高めるために効果を発揮するのは、感情を解放させる練習をすることです。
「頭ではわかるんだけど・・・・・・・」と言う言葉が出てくるということは、それだけ普段から、理性的な思考をフル稼働させているということ。自覚している以上に、「ただ楽しむ」「ただ感動する」という、子どもの頃には得意だったはずの感覚を忘れてしまっている状態と言えます。
そこで、「ただただ純粋に何かを感じる時間」を増やしてあげることで、純度の高い感情が生まれやすくなります。その繰り返しによって、密度を高めるためのベースが整っていき、結果的に世界線シフトが叶いやすくなっていきます。その具体的な方法は、自分がピュアな子どもに戻れる時間を設けること。
私の場合、大好きなディズニーランドを訪れた時は、未来への不安などは一切忘れてしまいます。そして素敵な空間に、ただただ「わあ〜♡」とわくわくしています。
頻繁に訪れるのはなかなか難しいですが、たまにこのように自分の気持ちが高まる機会をつくると、それが世界線移行のための起爆剤になります。頻度と密度を高めていくために大切なのは、「他者がよしとするもの」ではなく、自分にとってのベストな方法を選択することです。
たとえば私は以前、「寝る前にアファメーション(自分の望みを声に出して宣言すること)を5分間行うと願いが叶う」ということを知り、実践していました。
けれど、5分は私にとっては長くて苦痛に思えてしまい、心地よさを感じるのは3分まででした。そこで、3分間のアファメーションを継続した結果、唱えた通りにきちんと願いは叶ったのです。
嫌々、5分のアファメーションをしていたなら、きっと私からポジティブな振動数は放出されず、願望実現には至らなかっただろうと思います。ネットの中にも本の中にも、願いを叶えるための情報は溢れています。
でも、それらはあくまで参考に過ぎません。一番大切なのは、自分が心地よくいられるかどうか。触れる情報や知識はあくまで参考程度にとらえ、自分が一番気持ちよく臨めるよう、自由にアレンジしてよいのです。
自分に本当にマッチした方法であれば、心地よく継続できることになり、頻度と密度が自然と高まります。また、そもそも気分よく取り組めるということ自体、振動数が高い状態であるということ。ピュアな振動数を放出できるので、当然、パラレルシフトも起きやすくなるのです。
最後に、現実創造力を高め続け、常に自分の生きる世界線をアップデートしていくうえで大切なことをお話しします。
それは、「外部に反応しすぎないタフさ」を持つということです。先にお話ししたように、生きる世界線をどんどん向上させていったとしても、「陰陽の法則」という普遍的な原理がある以上、望まない現実がゼロになるわけではありません。
予期せぬトラブルが起きたり、願ったものが手に入らなかったり、誰かから心ない言動をとられたり・・・・・・時には、そういったことも起きるかもしれません。
そのようななかで、思い通りにならない現実に、いかに揺さぶられないでいるかが、望むパラレルに移行できるかどうかの分岐点になるのだと思います。たとえば「年収をアップさせる!」と決めた直後に、仕事で問題が起きてしまったとします。そんなときに、「うわぁ〜、やっぱり私には年収アップなんて無理だったんだ・・・・・・!」と動揺し、落ち込めば、たちまち現実にのまれてしまいます。
そうではなく、「これもきっと、最善のルートってことなんだろうな」と、動じることなくゴールを見据え続ける。こんなふうに悠然(ゆうぜん)と構えられる人は、現実世界のノイズに惑わされることがありません。不快な出来事が起きるたびに翻弄され、低い振動数を発していれば、「振動数が低い世界線」へと逆戻りすることになってしまいます。
そんななか、いちいち一喜一憂しない動じなさがあれば、振動数の質を守ることができます。何が起きてもパラレル上昇し続けられる自分でいられるでしょう。大切なのはやはり、どんなときも宇宙的視点を忘れないということだと思います。
この世界は陰陽の法則のもとに成り立っています。光があるからこそ闇があるのであり、人生は山あり谷ありです。
そのような俯瞰の視点を持てていれば、目の前の望まない現象も、自分の人生を形づくるほんの1ページなのだということに気が付けると思います。そして何より、「私は最終的には必ず最高の世界線にたどり着く」という揺らがない観測は、強力にタフさを育ててくれます。
最後にもう一度お伝えしますが、この現実世界は、あなたの観測内容の反映です。「最高の現実を創造する」とあなたが観測したなら、起きるすべての出来事は、そのための伏線になっていきます。
これはもう、揺るぎない絶対的な物理法則なのです!
あなたにだけ物理法則が作用しない・・・・・・なんてことが、あるはずないですよね。そう思うところから、疑念の枠が取り払われていくと思います。疑いの意識を持たないでいると、物事の光の部分に気が付きやすくなります。
思考が光にフォーカスした瞬間、発する振動数が切り替わりますので、その瞬間から、あなたにとって最高の世界線とのつながりができます。ぜひ少しずつでも、頻度と密度高く実践できる方法や環境を見つけて、最高の世界線へ一気にワープしちゃいましょう!
『一瞬で最高の世界線に行ける!』 第5章 より 矢野由紗:著 飛鳥新社:刊


そこに他者や運など、外部が関わる要因は、一切ありません。
現実は、私たち自身の意識のあり方の反映にすぎません。
言い換えれば、意識のあり方、観測の仕方次第で、現実はいかようにもなるということです。
想いの「密度」を高めて、想いの「頻度」を高める。
高い周波数を継続して発し続けることが、最短距離で最高の世界線へ飛び移るコツです。
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☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
望むことを諦めなければ、宇宙はいつか必ず願いを叶えてくれます。
矢野さんは、ですから、「私は最終的には必ず最高の世界線にたどり着くんだ」と、自分の中で前提を持つこと自体に大きな意味
があるとおっしゃっています。
私たちは、ハッピーエンドがプログラミングされているゲームの主人公のようなものです。
人生の途中で出会う、嫌いな人やトラブルや試練。
それらは、私たちが宝物を見つけたり、素敵な人に出会うためにクリアする“イベント”にすぎません。
ゲームですから、攻略できないイベントはないし、失敗したら何度でもチャレンジできます。
その失敗も、”経験値”として蓄えられ、レベルを上げることでパワーアップできます。
世界線は、無数にあり、どれを選ぶかは,いつでも自分次第。
実は、ゲームのシナリオも、自分自身で選べるし、実際に選んでいるということになります。
「自分が自分の人生の創造主である」
この宇宙の究極の真理を、わかりやすく解説してくれる一冊。
ぜひ、皆さんもお手に取ってみてください。
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