【書評】「あなたは、思い通りに生きられる」(並木良和)
お薦めの本の紹介です。
並木良和さんの『あなたは、思い通りに生きられる 「ありのまま」で幸せ』です。
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並木良和(なみき・よしかず)さんは、スピリチュアルカウンセラー、作家、ライフメンターです。
宇宙の叡智や高次の存在と協働しながら「本当の自分」に一致して生きるための「統合(LDLA)」を伝え、本来の人間が持っている能力や生き方、そして、目醒めた状態で人生を謳歌する「在り方」を、自らの体験を通して国内外を問わず世界に教示されています。
「本当の自分」を生きると、人生が思い通りになる!
今、「心から楽しい」と心から言えない。
そんな人は、「本当の自分からズレてしまっている」のかもしれません。
では、「本当の自分」とは、何でしょうか。
実は、人生がうまくいくかいかないかの違いは、運や星回りなどではなく、「本当の自分に一致しているかいないか」なのです。
この、本当の自分というのが、スピリチュアルな世界で「ハイヤーセルフ」と呼ばれる存在で、あなたの意識(魂)の本質に対して使われる言葉になります。
「あなたのすべてを理解し、なぜこの世界に生まれてきたのか、何を成すべきなのか、どこに向かおうとしているのか、どうすればあなたの夢が叶うのか」・・・・・・そのすべてを知る意識です。
であれば、本当の自分に一致することで、人生がうまくいくということが、何となく納得していただけるのではないかと思います。そう、僕たちは今まで「エゴ(自我)=わがまま」な自分に一致してしまうことが多かったために、物事が裏目に出たり、こんなはずじゃなかったのに・・・・・・と感じる人生を生きてきました。
それは、エゴは「あなたが、何者であるか、という本質を理解しておらず、どうして、この地球に生まれてきたのか、どうすれば良いのか、何をすれば望みが形になるのか」・・・・・・そのどれをも知らない意識だからです。
頭とエゴは密接に結びつき、ハートとハイヤーセルフは連携しています。言い方を換えると、僕たちは、ハートというハイヤーセルフからのサインに耳を傾けるより、頭を使うことでエゴと強固につながり、こうすべき、ああすべき・・・・・・と親や社会から、それと知らずに刷り込まれた「べき論」とでも言う、
こうすると得、これが正しい、あれは損、あれは間違っている、という損得感情や、自分の正当性を主張したいといった意識から、「大切なメッセージを、見ない聞かないふり」をしてきたんですね!すると、ますます「本当の気持ち」がわからなくなってしまいます。それが、長い間続いてきたため、麻痺してしまっている人もいるわけです。
だから、そんな時は、「本当の自分の気持ち」を理解し、取り戻すために、少し練習が必要なります。
本書には、そのために必要なエッセンスがぎゅっと凝縮されています。日々の洗濯の中で、それを意識することで、あなたは、ハイヤーセルフとどんどん深くつながり、「本当は、何が必要で、何が好きで、何をしたくて、どこに行きたくて・・・・・・という自分の真実を知る」ことができるようになるのです。
「何をしたいかわからない」「どこに向かえばいいかわからない」という、人生の迷子のような状況から抜け出し、あなたにとっての「最高の人生への道が開く」ことになります。
その時、すでにお話ししたように、「魔法が起こる」のです。意味のある偶然と呼ばれる「シンクロ」に導かれ、「あ、これを知りたかったんだ!」「この人に会いたかったんだ!」「え、これが欲しかったんだよね!」というように、あなたが心から求めるものに出会う旅が始まります。
意識の深い部分で感じていた、本当はこういう人生を送りたいと願っていた人生がスタートするのです。さぁ、人生の本番はこれからです。「本当の自分を生きる」準備はOKですか?
『あなたは、思い通りに生きられる』 はじめに より 並木良和:著 SBクリエイティブ:刊
本書は、私たちが本当の自分とは何かを知り、その自分を生きることで、人生が何倍も楽しくなるためのコツ
を具体的な方法を交えながらわかりやすく解説した一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。
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本当のあなたは「眠っている」!
現実の中で「幸せを感じられない」原因は、どこにあるのでしょうか。
それは、「本当の自分」を忘れてしまっている
ことにあります。
並木さんは、そもそもあなたという存在が幸せそのもの
であり、新しい何かを手に入れようとするのではなく、ただ自分の中に眠っている「本当の自分」を取り戻すことさえできれば、幸せになれる
と述べています。
あなたが「幸せになれない」と感じるのは、決して外の世界のせいでも、誰かのせいでもありません。
それはあなたが“眠っている”状態で生きているからにほかなりません。
眠っているとは、教えこまれた価値観や過去の経験に振り回されることで、自分の本当の気持ちやどうしたいか、という思いを見失ってしまっている状態のことです。「こうあるべき」「こうすべき」という既存の価値観に振り回されることによって、怒りや不安、楽しみといった感情が触発されます。これらの感情は、解放されなければ心にのしかかり、まるで幾重にも重なるベールのように本来のあなたを覆い隠してしまいます。この「感情の覆い」によって、あなたは本当の自分を見失い、幸せから遠ざかってしまうのです(下の図1を参照)。
今、本書を手に取ってくださったあなたは、本来の自分に目醒め、幸せになる切符を手にしています。
まずは眠りから「目を醒ます」という意識を持つこと。
感情の覆いを少しずつ外して、心を縛っていた思い込みを解き放つ時、僕たちは静かに、本来の幸せへと覆っていきます。そして、気づくはずです。
「そうか、私はいつでも幸せだった。そして、私は最高の人生を生きられるんだ」と。幸せを外に求めて、何かを手に入れる必要はありません。
幸せも喜びも、最高の人生も、いつもあなたの内側に、変わらずに、ただ静かに、満ちているのです。ぜひことのことを覚えておいてくださいね。目を閉じたままでは、その光は見えません。
自分自身を静かに観察し、感情のひとつひとつに触れていけば、あなたは少しずつ、目を醒ましていける。
そしてあくまで自然に、最高の人生へと歩き出すことができるのです。あなたは、このまま覆いの中で眠り続けますか?
それとも、本当の自分を取り戻して、幸せに目醒めていきますか?もうひとつ、あなたが「幸せになれない」と感じてしまう理由に、“自動操縦的な生き方”があります。
自分で選んでいるつもりでも、実は外から入ってくる情報にただ反応しているだけーーそんな生き方をしていないでしょうか。自動操縦的な生き方とは、本当の自分の気持ちに目を向けず、ただ周囲の価値観や流れに従って無意識で動いてしまうこと。
たとえば、SNSを開いた時。誰かの投稿を見て「私はこんなにキラキラしてないな」と落ち込んだことはありませんか?
ほかにも、「セールで安かったから」という理由で買い物をしたり、「あの場所は有名だから」というだけで混雑した観光地に行って疲れてしまったり・・・・・・。
それは、意識の受信機が外側に向きすぎている状態です。
自分の魂からの感覚ではなく、他人の基準に反応しているだけ。それって、言い換えれば「何も考えていないのと同じ」なんです。
もっと言ってしまえば、あなた自身が誰かに自動操縦されているようなもの。あなたの幸せは、あなた自身の中にあるもの。
自分の心の声に受信機を合わせないと、どれだけ頑張っても心からの幸せは手に入りません。あなたは本当にはどう感じている?
あなたが心から大事にしたいものは何?自分に問いかけてみてください。
不安や嫉妬などのネガティブな感情がいつもどこかにつきまとうのは、なぜでしょうか?
その理由は、僕たちを取り巻く環境や社会の価値観が、他者との比較が基準となる階層社会(ヒエラルキー)になっていて、それを採用してしまっているからなのです。それはたとえば、以下のようなものです。
「みんなに認められたい!」
「高い地位につかなければ、幸せになれない」
「お金持ちと結婚すれば、満たされる」
「誰よりも早く出世したい!」こういう考え方が当たり前になっていませんか?
他人と自分を比べることが当たり前になり、それが幸せの物差しになっているんです。
だから常に頑張らなくてはならなくて、いつも何かに追われていて、最も大切な自分と向き合う時間を持てない人ばかりが増えてしまうのです。
自動操縦的な生き方をしてしまうのも、これが原因のひとつといえるでしょう。生まれながらにこの環境にさらされていると、いつの間にか自信や幸福感といったポジティブな感情が感じられなくなり、不安や嫉妬などのネガティブな感情に満ちた人間になってしまいます。
こうしたあり方は、「私ってダメなのかな?」という無価値観を増幅させてしまうことになります。こうなると、自分の意識はさらに外へと向いてしまい、本来の自分からどんどんズレていきます。やがて、本来の自分(内なる意識)に蓋をしてしまうようにもなるのです。
『あなたは、思い通りに生きられる』 第1章 より 並木良和:著 SBクリエイティブ:刊

本来の私たちは、「幸せそのもの」の存在。
それでも幸せを感じられないのは、自分の内側(魂)ではなく、外側の世界にばかりに気を取られているから。
私たちが目を向けるべき、本当の自分(内なる意識)を見つけるには、それを隠しているネガディブな感情、つまり「感情の覆い」を手放す必要があります。
そのための鍵になるのが「こひしたふわよ(恋慕ふわよ)」だということです。
幸せのブロックとなる最大の敵は「エゴ」
私たちが目を醒まそうとする時、大きな障害となるもの。
それが「エゴ」です。
エゴは、自分が分離の意識から生み出した小さな自己イメージ、ネガティブな思い込み、執着、恐れといった感情をともなった意識
のことです。
僕たちが目を醒まそうとする時、障害になり得るのが「エゴ」です。
エゴというのは、自分が分離の意識から生み出された小さな自己イメージ、ネガティブな思い込み、執着、恐れといった感情を伴う意識です。
これが僕たちの意識の前に立ちはだかり、「本当の自分」に目を醒ますのを妨げるのです(下の図2を参照)。エゴは、安心したい、認められたい、失いたくないという気持ちそのものです。
だから、心の中で「私なんて幸せになれるような人間じゃない」「豊かになることなんてできない」と思わせ、ますますあなたをネガティブに留めることで、目醒めなどという大きな変化を起こして、エゴのテリトリーを奪われないよう、必死に抵抗するのです。たとえば「あの人のせいで私が損な役回りになっている」「自分は、やっぱりダメな人間だ」「あの人の方がすごい」といった自分を卑下してしまう思い込みは、被害者意識や無価値感を強化し、分離を深めてしまいます。
ネガティブな感情はあなたのエネルギーのレベルを確実に下げます。
エゴはあなたの一部であるので、切り離したり、なくすことはできません。振り回されないよう注意する必要があります。そのため、ネガティブな思いや感情に気づくたびに手放すことで、しっかり浄化することが重要と言えるでしょう。エゴは、まるで目醒めへの扉の前に立ちはだかる小さな番人のような存在です。
「こひしたふわよ(恋慕ふわよ)」を感じる方を選択することで、自分の本当の声に耳を傾け、それに基づいて行動することで出てくる、ネガティブな感情を手放していけば、エゴは少しずつ浄化され、バランスが取れることで、目醒めへの道が大きく開かれることになるでしょう。すると、ハイヤーセルフとしての自分が望む、魂の望みや願いが明確になり始め、そのビジョンを生きることで、あなたの人生は、どんどん輝きを増していくことになるのです。
一般に「自立」と言うと、物理的、経済的に頼らないで生きていけるようになること、と解釈されますが、僕が伝えたいのは、自立とは「100%、自分の人生に責任を持てるようになる」ということです。
あなたが目醒めて、本当の自分を生きるうえで必要なことであります。外にばかり意識が向いているくと、若い頃の僕のように周りが望む自分になっていたり、周囲の期待に応えるために奔走し、自分はすり減ってしまっていたりするわけです。
たとえば、職場で上司や同僚から「これもお願いできる?」と頼まれたとします。本当は手いっぱいで無理だとしても、「断ったら評価が下がるかも」「役に立たない人だと思われるのでは」と不安になり、つい引き受けてしまうことはありませんか。
そういう時に勇気を持って「今は手がいっぱいなので、他の方にお願いできますか?」と伝えることも自立です。
それは相手を否定することではなく、自分を守る健全な選択でもしります。もちろん、断る時に罪悪感や「自分は力不足だ」という思いが湧いてくるかもしれません。でも「これは、エゴの声・・・・・・私は、エゴの声ではなく、ハイヤーセルフの声に耳を傾ける」との都度、選択し直すことで、その思いは少しずつクリアになっていきます。
相手の期待を優先するのではなく、少しずつでも自分を尊重する選択ができるようになると、それだけで、自己肯定感が増し、心は軽くなり、毎日がもっと自分らしく輝くようになります。
エゴによる生き方ではなく、あなたの魂の声に沿って生きることで、湧いてくるネガティブな感情を手放すと、本来の自分と深くつながることになります。すると、その調和そのものの意識が、あなたの現実に反映するようになるため、周囲との摩擦が減り、関係性も物事もスムーズに展開する世界が広がるのです。
ワンネスの世界では、他人を善い/悪い、正しい/間違っているとジャッジすることがありません。そのため、愛にあふれた意識で人と接することができるようになります。
イライラしている人がひとりいるだけでも、その場の雰囲気が重くなるように、僕たちの意識や感情は、エネルギーとして周囲に影響を与えているのです。
逆に穏やかで落ち着いた人がいると、周囲も自然とリラックスした雰囲気になります。言葉に出したり何か行動で表現しなくても、その人のあり方ひとつで、不思議と周りの人も幸せになれるのです。つまり自分とつながってブレない生き方、自立した生き方ができるようになると、自然と現実が変わっていくのです。周囲の人や出来事も不思議と調和し始めます。
ネガティブなエネルギーもポジティブなエネルギーも伝染するわけなんですね。
すべてはエネルギーでつながっているので、本当の自分と一致すると、その調和の周波数が共鳴し、自然と周囲が整っていくようになるのです。努力する必要はなく、外向きの意識を内なる本当の自分に向き直すだけ。それだけで、あなた自身はもちろん、周囲の環境にも大きな変化をもたらすスタートを切ることができます。
ありのままの自分を本当の意味でとり戻した時、現実は魔法のように変わっていきますよ。
ありのままの自分でいるとは、光と闇、善と悪、正しいか、間違いかなどの分離の意識(二極性)ではなく、ワンネスと呼ばれる全体性(ニュートラル)の意識で存在することを意味します。
けれども、目醒めていくプロセスにおいて、ついつい引っかかってしまう落とし穴があります。
それが、ジャッジすること。
「Aさんは私の味方で、Bさんは敵」「私の意見が正しくて、あの子は間違っている」とか。白黒つけたり区別するような判断をしてしまうことです。ジャッジしている意識がなくても、「これに関しては、私は間違ってない!」と言いたくなるシチュエーションを体験したことはあるでしょう。その時、あなたの内側に起きているのは、「私は正しい」という主張です。それは一見、正当でナチュラルに感じるかもしれません。でも、「自分が正しい」と思った瞬間から、自動的に「相手は間違っている」と、気づかないうちにジャッジしてしまっているのです。
ジャッジになってしまう原因は、「優/劣」「正しい/間違い」などの、対となる二極の意識がベースになっているから。
それこそが「分離」であり、僕たちは今こうした「当たり前」「常識」とされてきた、価値観やあり方を手放し、新しいそれを受け入れていく必要があるのです。すると、僕たちの意識は「これまで」を超えて、新たな意識の領域へと飛躍することになり、今まで体験することがほとんどなかったニュートラル(中立)な意識へとシフトします。それが目を醒ます、ということです。もし、「あ、今ジャッジしちゃったな・・・・・・」と気づいた時は、それを比定したり、それこそ罪悪感を使う必要もないので、「もし、目を醒ますことが今の私の本望なら、このジャッジの意識を手放そう」と意図し、手放しましょう。なぜなら、目醒めを決めたあなたにとって、ネガティブ(分離)な意識に気づける機会は、何よりの宝物だからです。だって、それを手放すことで、また一歩も二歩も、本当の自分に深くつながっていくのですから。
『あなたは、思い通りに生きられる』 第2章 より 並木良和:著 SBクリエイティブ:刊

目醒めることは、より大きな「本当の自分」を思い出し、ワンネスとつながること。
エゴは、その「本当の自分」から切り離された、より小さな自分を「自分」だと思い込んでいます。
だから、「本当の自分」を思い出してしまうと、エゴ自身が消えてしまうと恐れて、それを阻止しようと、邪魔をしてくるのですね。
私たちは、そんなエゴの妨害に惑わされることなく、「感情の覆い」を少しずつ剥がしていく必要があります。
「こひしたふわよ(恋慕ふわよ)」という、自分の内に眠る“羅針盤”
「本当の自分」は、感情の覆いによって、ガッチリと囲われてしまっているので、なかなか辿り着くことができません(下の図3を参照)。
並木さんは、そこに行き着くのは、意外とシンプル
で、「こひしたふわよ(恋慕ふわよ)」という、自分の内に眠る“羅針盤”を使えばいい
と指摘します。

「こひしたふわよ」というのは、ハイヤーセルフの意識そのもの、またはそれとつながっている時に感じる意識状態のこと
で、次の7つのポジティブな感情の頭文字をとったもの
です(下の図4を参照)。

こ=心地よい
シンボル | 丸・球体。完全性を表します(上図を参照)。キーカラー | スカイブルー。青空の色です。清々しい、明るい青。
まずは「こ」から解説していきます。
最初の一歩はここから取り組んでみましょう。
「こ」はもう“本当に心地よい”ということ。それでOK、それでいい、という感覚です。
感覚的には「安心する」「安全だと感じる」「正しく収まるような」「すっぽり包み込まれるような」・・・・・・そんな温かな質感を持った感覚です。自分が何が好きで何が嫌いかがはっきりわからなくても、「心地がよいかどうか」は感じやすいものです。何かを選ぶ時に、「しっくりくるかどうか」で判断できるように、「心地よさ」は僕たちにとって非常にシンプルかつ直感的な基準なんですね。
具体的には、忙しい日常のなかでゆったりした時間が流れていると感じたり、周りの空気が包み込んでくれるような安心感を味わったりできる瞬間です。
たとえば、たまたま入ったカフェで、店内の雰囲気や香りを感じ、椅子に腰をおろしたその瞬間、ふっと心に安らぎを感じる・・・・・・。そんな感覚が「こ=心地よい」です。おそらく洋服を選ぶ時に、色やデザインも大事ですが、実際に着てみて「着心地がいい!」「素敵なんだけど、何かが違う・・・・・・」と感じるかどうかが重要だったりしますよね。
逆に「心地がよくない」というのは、そわそわしたり、ざわざわしたり、落ち着かなかったりして、「違和感を感じる」という状態です。
楽しいはずの会話に集中できない、いる場所が妙に落ち着かないなど。
そういう時は自分にとって「心地よくない」というサインなので無理にやり続けたり、留まる必要はありません。本来の自分が求めているかどうかを判断するのに「心地がよいかどうか」は、もっともわかりやすく、捉えやすいのです。
そして、「こ=心地よい」は、「こひしたふわよ」という言葉の中でもベースとなる大切な感覚です。
だから、「小ひしたふわよ」の意味がまだよくわからないという人も、まずは、“心地がよいかどうか”を捉えることに意識を向けてみてください。「こ」の具体例 「お金を貸して」
あなたは親友に「お願い! 10万円貸して」と頼まれました。そんなお金はないし、どうしよう・・・・・・。
助けを求められた時に大切なのは、断るかどうか、だけではなく、受け入れるにしても、どこまでなら自分が“心地よく”関われるか? という視点で考えると良いでしょう。
たとえば「1万円だったら喜んで貸せる」と思ったら、それがあなたにとっての真実なんです。「1万円なら貸してあげられるから、あとの9万円は自分でなんとかしてね」と伝えれば良いわけです。これならお互いにとって心地よく、ポジティブな関係が生まれますよね。ひ = 惹かれる
シンボル | 向かい合った矢印。エネルギーが引き合うことの象徴です(上図を参照)。キーカラー | 鮮やかな青緑色。
この緑は新しい予感や可能性を表します。「ひ」というのは、“惹かれる”ということです。
これはとてもシンプルで、自分の関心が向くか向かないか。そこにつきます。
たとえば、2人の人がいたとして、「どちらに惹かれる?」と聞かれた時、その判断基準は人によって違います。顔立ちかもしれないし、背の高さかもしれない。何であれ、惹かれるか惹かれないかは、その人の内側にある「何を大切にしているか」という価値観によって決まります。ですから、惹かれるということは、あなたの魂が求めている方向性を示す大事なサイン。「こっちだよ」という引きつける磁力のような力が働いています。
逆にまったく関心が向かない時は、「惹かれない」という明確なサインを受け取っていることになります。
ただし、時には「嫌だけど気になる」ということもあります。実はこれも“惹かれている”に含まれます。なぜなら、その「嫌だ」という感情の裏には、本当は向き合う必要があるのに、見ないようにしている自分が隠れていることがあるからです。人は、自分の中にあるネガティブな側面を認めたくないため、無意識に意識の隅に追いやる傾向があります。そんななか、他人がそうした側面を見せると、それが刺激されるので、「私じゃない」「私は違う」と過剰に反応し、相手や何かを避けたり、責めたりする傾向が強くなるのです。逆に、「人の振り見て我が振り直せ」というのは、「反面教師」として、自分を振り返るということですね。
だから、もし「嫌だけど気になる」という人や物事があれば、「私は何をそんなに嫌っているんだろう?」「なぜ、こんなに反応するんだろう?」と自分に問いかけてみてください。そこに向き合うことで、「必要な気づきや学び」が見えてくるでしょう。
目醒めの観点からみれば、「嫌だ」という感覚は心地よくない状態であり、手放すものです。感情の覆いとして捉え、手放すことで、本来の自分にまた深くつながり、まったく理解できなかった事柄にも、「ああ、そういうことだったんだ」と本質が見えるようになります。
その時、改めて自分の心に問いかけてみてください。
すると、「やっぱり惹かれる」か「もう惹かれない」かがはっきりするでしょう。つまり、「ひ=惹かれる」は、自分の魂が求める方向性を教えてくれるコンパスなんです。
惹かれる方に行動し、その際、出てくるネガティブな感情は手放していくーーそれが次の一歩への道筋を照らしてくれます。「ひ」の具体例 「部屋の掃除」
散らかった部屋を目の前にして、「掃除しなきゃ」と頭ではわかっていても、面倒に感じてやりたくないこともありますよね。
そんな時「やるべきかどうか」ではなく、きれいに片付いた部屋と散らかりぱなしの部屋、どちらで生活している方が惹かれるかを感じてみるのです。もしきれいな部屋の方に惹かれるなら、その気持ちに従って、可能な範囲からで構わないので、とにかく動いてみるのです。「こひしたふわよ(恋慕ふわよ)」でいう「惹かれる」は、条件ではなく、自分の感覚が直感的に導かれることと言えるでしょう。し = しっくりくる/スッキリする
シンボル | 通りの良いパイプ。
滞りなくスムーズにエネルギーが流れるイメージ(上図を参照)。キーカラー | レンガ色。緑色。
生命力やエネルギーを表すアースカラーです。「し」というのは、“しっくりくる”“スッキリする”ということです。
これは「こ=心地よい」とも強くつながっています。
何かを選択したり決断したりした時に「あ、なんだか心がスッキリする」「迷いがなくなった」と感じられるーーそれがしっくりくる状態です。その感覚を感じている時、先のことがまだはっきり見えていなくても、「これでいい」「きっと大丈夫」といった安心感が伴います。根拠がなくても、そこには静かな確信があります。
これも“しっくりくる”という感覚の一部と言えます。言い換えれば、「それでいいんだ」と素直に思える状態ですね。「シンデレラフィット」という言葉があるように、思いがけずピタッとハマる感じ。
たとえば、志望校のパンフレットを手にしただけで、「あ、私この学校に入るな」と感じたり、はじめて通る道なのに迷いなく目的地にたどり着けたり。
まだ先のことがわからなくても「きっとうまくいく」と信じられるような感覚です。人との出会いでも同じこと。初対面の人なのに、会話が自然と進み、もう長くつき合っている気がする。また,仕事相手と契約の前からすでに信頼関係があるように感じる。あるいは、恋人と一緒にいる時に「この人なら大丈夫」という静かな確信が湧いてくる。
これらはすべて“しっくりくる”“スッキリする”サインです。逆に、悩んだり迷ったりと、少しでも不信感やモヤモヤが湧いてきたり、心に霧がかかったような感覚になる時。それはしっくりきていないということ。あなたの魂が進む方向ではありません。
“しっくりくる”とは、心が澄み渡り、自然と信じられる感覚のこと。
それは、あなたが正しい方向に進んでいるサインである、と理解してください。「し」の具体例 「引越し先」
新しい街に引っ越そうと候補地を模索している最中、ある駅に降り立った時「あ、ここに住む気がする」と感じた経験はありませんか?
「そこって通勤に不便じゃない?」「高速道路が近くてうるさいんじゃない?」などと他人からいろいろ言われてもまったく気にならず、「それでもここがいい」と迷わず答えられるなら、それこそが、しっくりきている感覚と言えるでしょう。
反対に、どんなに条件が良くても「この家で、本当にいいのかしら?」とひっかかりがある時は、自分の心と向き合って別の選択肢を考えてみるのもよいでしょう。た = 楽しい
シンボル | スター。キラキラと輝く星のイメージです(上図を参照)。キーカラー | レモンイエロー。明るく元気になるような色です。
「た」というのは、“楽しい”ということです。
これは単に笑えるとかおもしろいというだけではなく、心の底からウキウキしてくる感覚です。
後述する「わ=ワクワクする」とも深くつながっていますが、「楽しい」というのは、それ以上に高揚感や前向きなエネルギーを伴います。気分が自然に明るくなり、まるで内側から光があふれ出すようなイメージ。
そして、その光の先には「この先きっと素敵なことが待っている」という未来への予感を伴う・・・・・・。それが“楽しい”という感覚なんですね。友達と旅行の計画を立てている時のことをイメージしてみてください。まだ出発してもいないのに、ホテルの写真を見たり観光地の話をしたりしているだけで笑顔がこぼれ、ウキウキしながら時間があっという間に過ぎてしまう。
あるいは、新しいことに挑戦している時。少しずつ上達する過程そのものがうれしく、気づけば「もうこんな時間!」と没頭している。
また、好きなアーティストのライブが決まった時、その日を想像するだけで胸が高鳴り、日常の中に彩りが加わっていく。準備や待ち時間までもがすでに心躍る時間になっている。
このように、楽しい時は未来に「素敵なことが待っている」という感覚を伴います。そして、楽しいというのはあなたの魂が喜んでいるサイン。そこに向かって動き出すことで、さらなる楽しい未来を引き寄せることになるのです。逆に「楽しくない」という状態は、考えるだけでなんとなく気分が重く心は沈み、明るい未来を感じられません。やる気が湧かず、何をしてもどこか空虚で、もの足りないという状態も、楽しさからはズレているサインです。
こういう時は、無理に楽しくなろうとするのではなく、何か選択肢が出てくるたびに、「どっちが楽しそうかな?」「強いて言えば、どちらが楽しいかな?」と問いかけながら進んでいくと、本来の自分とのつながりが深まり、内なる羅針盤が復活してきます。そうすれば、あなたはまた魂の道に一致できるようになるでしょう。
「た」の具体例 「転職する or しない」
「このまま今の仕事を続けるか、それとも転職するか」。転職先で働く自分をイメージした時に、「なんだか、私らしく輝いてる」と未来への希望を感じるような感覚があれば、それが楽しいということであり、幸せへと導くサインです。
ただ、そういう時こそ「新しい環境に馴染めるかな」「本当に私にできるかな」などというネガティブな感情が同時に出てくるかもしれません。そして、それこそがエゴや抵抗波動による感情の覆いなので、そのネガティブな感情を手放して、一歩を踏み出しましょう。ふ =腑に落ちる
シンボル | お腹にドシンと錘(おもり)を落とす、錨(いかり)です(上図を参照)。キーカラー | ラピスラズリ、瑠璃(るり)色。宇宙の英知の色です。
「ふ」というのは、“腑に落ちる”ということです。
「あ、そっか!」「なるほど!」と深く納得する感覚。
ずっと自分の中で引っかかっていたものが氷解し、目の前がパッと明るくなる、そんな感覚のことです。あなたもこんな経験をしたことはありませんか?
ずっと悩んでいた問題に対して、誰かの言葉や何気ないことがきっかけで、「あぁ、そういうことだったんだ」と、迷いが一気に消え去り、「これだ!」という確信が生まれること。
それはもう選択の余地がないほどに、“合点がいく”“芯が通った”感覚です。「知っている」「わかる」という感覚なんですね。つまり、頭で考え抜いた末の結論ではなく、一瞬にして理解する、直感的な感覚なのです。
まさに「腑(腹)に落ちる」という言葉の通り、英語で言う“ガッツフィーリング”ーーお腹の奥の感覚、魂の深いところからの確信なんです。
逆に、腑に落ちない時というのは、何だかわからないけどモヤモヤして、胸の辺りがつっかえているような感覚が続いている状態です。
そうした時には、堂々巡りを繰り返し、決断や行動を先延ばしにしてしまいます。なので、まずは焦らず自分と向き合い、心の声に耳を傾けながら、時を待ちましょう。
もし興味があれば、瞑想するのもおすすめです。本来の自分とつながる素晴らしい時間になりますよ。「ふ」の具体例 「新しく始めたストレッチに納得!」
「健康に良いとは言われているけど、本当に効果があるのかな・・・・・・」と思いながら、なんとなく始めた毎朝のストレッチ。5日ほど続けたある日、今までよりも足取りが軽いことに気づきました。さらに体の変化だけでなく、「今日は階段を使ってみよう」など気持ちも前向きに! この気づきが「腑に落ちる」ということです。
「健康に良い」ということが、思考による「理解」でなく、自分の体や心で「納得」できた好例ですね。きっと楽しく続けられて、なりたい自分へと近づくことでしょう。わ =ワクワクする
シンボル | 噴水。エネルギーが勢いよく湧き上がることの象徴です(上図を参照)。キーカラー | マンダリンオレンジ。瑞々しくツヤのあるオレンジ色です。
「わ」は“ワクワクする”ということです。
ワクワクという感覚は、「楽しい」という気持ちとつながっていますが、その質は少し違います。
ワクワクするというのは、腹の奥からグッと突き上げるようなエネルギーの高まりです。エネルギーが湧き上がる感覚とも言えるでしょう。それは、何がなんでもやりたい、という前向きな衝動を伴います。
たとえば、ずっと探していたものが見つかったようなうれしさ、待ち望んでいた何かに、やっと出会えるといった予感を感じる時の、何とも言えない気持ち。
そういった感覚は、人生を変え得る可能性も秘めています。だから、ワクワクを感じる時には、「人生のステージが変わろうとしていますよ、準備しましょう」というメッセージも同時にやってきているのです。「楽しい」との違いはというと、「楽しい」というのは胸のあたりが温かくなり、幸せな感覚を伴います。
大好きな友達と一緒に美味しいご飯を食べたり、好きな音楽を聴きながら、くつろいでいる時に感じる、鼻歌を歌いたくなるような、軽やかな気持ちです。笑顔がはじけたり、自然に笑みがこぼれることもあるでしょう。
一方、「ワクワク」はただの楽しい気持ちを超えた、より深みのある高揚感なのです。
ワクワクは、本来の自分につながるほど、より感じやすくなります。
本質的な望みを捉えられるようになり、魂が喜ぶ本当のワクワクを次々に体験できるようになるのです。もしワクワクを感じられない場合は、やりたいことではなく、やるべきことに意識が向いてしまい、本来の自分からズレてしまっているのかもしれません。
家事や仕事に翻弄され、毎日が慌ただしく過ぎ去り、同じようなことの繰り返しで新鮮さを感じられない時。疲れやストレスが溜まって心に余裕がない場合もそうなります。また、自分の本当の気持ちに向き合うことを恐れて心の奥に蓋をしてしまっていると、当然、魂の望みに気づくことは難しくなり、ワクワクは感じられないでしょう。
ワクワクは魂からの、「それがやりたい!」という叫びであり、あなたが、本当の意味で幸せになれる方向性を教えてくれています。まずは、少しでもワクワクを感じる選択を心がけてみてくださいね。「わ」の具体例 「子犬との新しい生活」
あなたの家に子犬がやってきました。小さな体を抱き上げると、その愛らしさが手にも伝わり、自然と笑みがこぼれます。
しっぽを振って駆け寄ってきたり、目を輝かせて見つめてくれる時、この子とともに生きるこれからの人生に、どんな素晴らしいことが待っているのだろう、とポジティブなイメージが次々に湧き上がり、心が躍ります。まさに子犬とのワクワクする未来へのスタートです。よ =喜びを感じる
シンボル | ハート。そのまま「ココロ」を 象徴しています(上図を参照)。キーカラー | コーラルピンク。心の躍動を表す色です。
「よ」は”喜びを感じる”ということです。
自然と歌いたくなったり、躍り出したくなるような感覚に近いでしょうか。
それは、あなたの想いと人生の流れが調和し、物事が思い通りにスムーズに進む感覚です。
喜びは、ラッキーといった「ツイている」という軽い感じではなく、より深く確信に満ちた感情です。たとえば、心血を注いで長年取り組んできたことが実を結んだ時。
心は躍り、本心から「うれしい」「ありがたい」と感じられ、自然と笑顔がはじけ、舞い上がる体感を感じるでしょう。
そんな時、人は自分が宇宙の大きな流れの中にいて、それと調和していることを実感しているのです。世の中の常識や、他人の目を気にする意識をゆるめ、自分の心の声に素直に耳を傾けることで、喜びは捉えやすくなります。
それは、魂の純粋な願いであり、子供のような無邪気さがあるからです。
すべての感覚と同様に、本当の自分からズレてしまっていれば、喜びは特に感じにくくなります。そんな時は、ただ遊んでください。
目的や目標を決めたりせず、子供が遊ぶように、楽しみましょう。
すると、少しずつ本質につながり始め、喜びを感じられるようになりますよ。「よ」の具体例 「それって喜んでる?」
毎晩、ストレスを発散するためにお酒を口にする方もいらっしゃるかもしれません。飲んでいる時間は楽しく感じられるかもしれませんが、翌朝になると二日酔いで体が重く、頭もスッキリしない状態に・・・・・・。
一時的な快楽は心を満たすように思えても、体や心の奥深くまで喜びに満ちているわけではありません。欲望のままに流される生活は、表面的な幸せに過ぎず、魂の望みではないのです。
逆に朝の柔らかな光に包まれながら散歩をしていると、風や鳥の声、木々の香りに触れて心がほどけ自然に笑みがこぼれることがあります。このような自然で深い喜びの感覚こそ、魂の望みと一致しているサインと言えるでしょう。『あなたは、思い通りに生きられる』 第3章 より 並木良和:著 SBクリエイティブ:刊
答えは、私たちの外側ではなく、内側(心)にあります。
感情は、私たちを目的地まで連れて行ってくる“カーナビ”のようなもの。
自分の内なる声に耳を澄ませて「こひしたふわよ」に従うこと。
それが望む人生を手に入れる最短コースです。
「ありのままの自分とつながる」ための3ステップ
本当の自分に蓋をしている、感情の覆いを取り除き、「ありのままの自分とつながる」。
並木さんは、そのための具体的な方法として、以下の3つのステップを踏むことを勧めています。
①認める(気づく)
②許可する
③手放す
この3ステップは、感情の覆いを取り除き、ありのままの自分を取り戻すためのシンプルですが、とてもパワフルな方法のひとつです。
まず大切なのは「認める(気づく)こと」です。
自分が不安や恐怖など、一般的に「ネガティブ」と言われる感情を抱いていることに気づいたら、こう考えてみてください。
「この感情は、私が選んで使っているんだ」と。「え? こんな感情、私が感じたくて感じているんじゃない。これは、あの人があんなことを言ったから・・・・・・」と、今までのように外の出来事が原因でそう思わされているんだ、と「反応」していたら、あなたは永遠に感情の覆いを手放すことはできません。僕たちが感じている感情は、実は「自分で選択して使って(感じて)いたのだ」と認めると、「それを使い続ける」か「もう手放す」かという選択肢が生まれることになります。手放していくうちに、だんだんその感覚がわかるようになりますので、まずは「そうである」と「仮定」してみてください。それが、最初のステップである「認める(気づく)」ということです。
決して「ネガティブになってはいけない」などと否定せず、ニュートラルに観察するような意識で捉えましょう。次に必要なのは「許可すること」。
ネガティブな感情を使っていることを認められたら、その感情をまだ使い続けたいかどうかを確認し、「もういらない」と思えたら、それを手放すことを許可します。
あなたが、たとえ無意識であったとしても、自分で使っているわけですから、もう手放してもOKであれば、簡単に外すこともできるのです。最後が「手放すこと」。
ネガティブな感情(分離)を使っていることを、「認め(気づき)」、手放すことを「許可」したら、あとはただ握り締めていた手のひらをパッと開くように、簡単に「手放し」てしまいましょう。
ペンを手でギュッと握りしめているところを想像してみてください。そのペンが、ネガティブな感情です。あなたは、それを握りしめていることに「気づき」、それは自分でしていたことであることを「認め」ます。実際、握っているのはあなたですよね?
そうしたら、それをそのまま握りしめ続けたいかどうかを自問します。きっと、ギュッと握りしめ続けているのはつらいと思うので、もうやめようとするでしょう。それが、手放すことへの許可になります。
すると、あなたはどうしますか? その握りしめていた手をパッと開いてペンを床に落とすか、どこかに置くことで、手放しますよね? 実は、どんな種類のものであれ、ネガティブな感情を手放すことは、これくらい簡単なことなのです。こうして、感情の覆いを手放すたびに、一歩、また一歩と、ありのままの自分へのつながりを深めていくことができます。僕たちの本質である、ありのままの自分は、「やりたいことは何でもやれ、なりたいものには何にでもなれ、行きたいところへは、どこへでも行ける」という自由自在でパワフルな意識そのものなので、あなたは思い通りの人生を生きることが出るようになるのです。
そして、何が起きていてもいなくても、誰がいてもいなくても、あなたはリラックスしていて、楽しさや喜び、そして調和の感覚に満たされて存在することになります。それは、深いレベルの幸福感や豊かさを伴います。それこそが、「ありのままの自分」を生きる、ということなのです。だから、まずはネガティブな感情の覆いに気づいたら、「3ステップ」を丁寧に踏み、少しずつ進んでいきましょう。
それでは、実際にネガティブな感情を手放してみましょう。
これは、今感じているものでも、ちょっと前に体験したネガティブな出来事まで、いまだに気持ちが乱れていたり、思い出すと湧いてくるネガティブな気持ちでも構いませんので、題材をひとつ選んでください。本の冒頭に、図解した「手放しのワーク」もご紹介しています(下の図5を参照)。
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自問自答しながら、「3ステップ」を踏む方法〜不安を感じている場合〜①まずは、「認める」ために、「この感情(この場合は不安)を使っていることを認められる?」
と自問し、「はい」と自答します。その際、両手をギュッと握って、その中に真っ黒い石ころのような不安の塊を持っているのをイメージしてみましょう。②次に、それを手放すことを「許可」するために、「この感情を手放してもOK?」と自分に聞いて、「はい」と答えます。
③最後に、「手放す」ために、「じゃあ、手放そう! 今!」と言って、握っていた手のひらをパッと開き、石ころのような不安の塊が奈落の底に落ちていくのをイメージしてください。見えなくなったら、ひとつ深呼吸します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーもし、まだ残っている感覚があるなら、もう一度、「3ステップ」を踏みます。
どうですか? 少しでも、「スッキリ」したり、「軽やか」な感覚を感じられたら、成功です。あとは時間をかけて、パラパラと感情の覆いがはがれていくことになります。繰り返し行ってみても構いません。ただ、手放すことが「執着」になってしまわないよう、何度か試してみてもなかなか手放せないと感じる時には、時間をおいてからまた行ってみることをおすすめします。
本来、手放すというのは、一生懸命努力することではなく、説明してきたように、手をパッと開くぐらい簡単なことだからです。子どもが遊ぶような気持ちで、行ってみてくださいね。『あなたは、思い通りに生きられる』 第4章 より 並木良和:著 SBクリエイティブ:刊


自己の本質である、「こひしたふわよ(恋慕ふわよ)」の周波数一致し、ハイヤーセルフそのもので生きることを意味し、
外側の現実に反応するあり方から、自分が創造主となって、主体的に人生をクリエイトしていく生き方へシフトすることです。
気球は、重りを外すと浮き上がり、飛翔していきます。
それと同じように、私たちも、感情という重りを外して、「本当の自分」という大空へ飛び立ちましょう。
「プラチナシルバーのフィールド」の上に立つ
本当の自分を取り戻すために、もう一つの大切なポイント。
それは特殊な磁場を活用すること
です。
とはいっても、難しいことではなく、自分が「プラチナシルバーのフィールド」の上に立っているのをイメージするだけです。
これまで深い眠りに落ちていた僕たちは、一般的に眠りの磁場とでもいうべき大気圏内の周波数にまみれています。そこは、制限や古い価値観、ネガティブな思い込みが電波のように行き交っています。だから僕たちは、ネガティブな意識にとらわれ、重たい思考や感情にフォーカスしやすくなるのです。
そこで大切になるのが、日常を離れて、「プラチナシルバーのフィールド」に意識を合わせて生活することです。これは、大気圏を抜けた先に地球を包み込むように広がる、光に満ちた目醒めの磁場。そこは、眠りの周波数から完全に解放された、純粋な光と調和の領域です(下の図6を参照)。
僕たちは、ただ「今、自分はプラチナシルバーのフィールドに立っている」と意図し、イメージしたり感じようとしたりすることで、その磁場にアクセスすることができます。すると、その磁場にはそぐわない、眠りの周波数が自然と浮き上がり、あなたのエネルギーフィールドから外れていこうとするんです。
だからこそ、感情の覆いを外し、ありのままの自分を思い出そうとしているみなさんは、仕事であれ、遊びであれ、家の中であろうと、外であろうと、お風呂に入っている時も、寝る時も、常にそのフィールドに立つことを意識してみてください。もちろん、完璧にできなくても構いません。これを習慣にすると、あなたの意識は常に目醒めを促す周波数と共鳴し、統合や変容がスムーズに進んでいくことになるのです。
つまり、プラチナシルバーのフィールドは、あなたを眠りから目醒めへと橋渡しする、光の土台なんです。そこからあなたの目醒めの旅が加速することになりますので、ぜひ、意識するようにしてみてくださいね。
まじめで一途な人ほど、自分に対して厳しくなりがちです。でも、あまりに厳しすぎると、目醒めるどころか、深い眠りに陥ってしまいかねません。なぜなら、厳しさは「ジャッジ(裁く)」が含まれるからです。意外に思われるかもしれませんが、これは「分離意識」から起きてくるあり方なのです。
でも、自分に対する扱い方を急に変えるというのは、口で言うほど簡単ではありませんよね。そこで、「大切な人に接するように、自分に接する」ことを心がけてみてください。大切な人には「敬意」や「感謝」、そして「思いやり」をもって対応するのではないでしょうか? そんな意識で自分を見てみてほしいのです。
たとえば、大切な人が元気がない時に、あなたはどんな言葉をかけますか? きっと、責めたり、冷たく突き放したりはしないと思います。むしろ、「大丈夫だよ」「無理しなくていいよ」と、優しく寄り添おうとするのではないでしょうか?
自分に対しても、こうして大切な人に接するように接してあげることが、本来のあなたを取り戻す第一歩になります。
それは、「本当のあなたは、大切に扱われてしかるべき、価値ある存在」だからです。最初は、気恥ずかしいような、バツが悪いような、なんとも言えない感覚に苛まれるかもしれません。でも、それくらい、あなたは「自分を粗末に扱ってきた」とも言えるのです。もっと自分を大切に思い、大事にしてあげてください。そうすれば、「自分が自分に応えてくれる」ことが、よくわかるようになるでしょう。つまり、「本当の自分が姿を現す」ことになるのです。
『あなたは、思い通りに生きられる』 第5章 より 並木良和:著 SBクリエイティブ:刊

ただ「プラチナシルバーのフィールドに立つ」と意図してイメージするだけ。
ぜひ、習慣にして、その状態が当たり前になるくらいになりたいですね。
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☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
前述した通り、感情には、“カーナビ”のような機能があります。
感情の示すシグナルを素直に受け取ることで、望んだ現実を引き寄せることができます。
並木さんは、ネガティブな感情や感覚を感じたら、「まずは、手放し」、そのあと、また「こひしたふわよ」を感じる選択肢を選択し直すことが大事
だとおっしこっています。
「こひしたふわよ」に従って、一旦、目的地への適正ルートに乗ってしまえば、あとは意外と簡単。
ネガティブな感情によって、そのルートから外れてしまっても、“アラート”が鳴るので、すぐに軌道修正すれば大丈夫です。
皆さんも、本書の内容を実践して「本当の自分」を取り戻し、思い通りに生きる人生を手に入れましょう。
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【書評】「人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学」(今井むつみ)









