【書評】『ガイアの法則』(千賀一生)

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お薦めの本の紹介です。
千賀一生さんの『ガイアの法則』です。

千賀一生(ちが・かずき)さんは、文筆家・舞踏教育家です。
教育、舞踏、建築、歴史など、多様な分野で活動を展開されています。

【聖なるリズム】シュメールの叡智

2003年の8月、千賀さんは、イラクにあるエリドゥ遺跡を訪れます。
エリドゥ遺跡は、人類最初の文明と言われるシュメール文明でも最古の遺跡として有名です。

この遺跡にある神殿の中で、ある人物と出会います。

 彼は言った。

「私は、シュメールの最高神官だ」

彼の声は厳(おごそ)かに周囲の壁に反響し、神秘的な雰囲気をかもし出した。
彼は私を椅子に座らせ、彼も私に向かい合うように座った。現代人とは明らかに異なる彼の容貌(ようぼう)と雰囲気に、私は圧倒された。
何ということになったのだろう。巨大な石造りの壁を背景に向かい合う彼を見ながら、私の鼓動は限界に達していた。
彼の口からは意外な言葉が出た。

「日本から友をお迎えできて光栄だ」

私はここへ迎えられて来たのだろうか?
なぜ日本という現代の国名を知っているだろうか?
不可解な言葉に私の理性は混乱した。
私の見ている彼は幻影なのだろうか?
それとも・・・・・。

「なぜあなたはこのシュメールの地へ来たのか、自身の心情を不可解に感じていたことだろう。シュメールの地には現在の世界に対して、あなた方がまだ知らない重要な働きがあるのだ」

彼の言葉が何を意味しているのか、私には理解できなかった。

「人類の文明がこの地から始まったのは偶然ではない。
我々シュメールの神官は、時間と空間の法則を知っていた。
それぞれの時には、そのそれぞれの時をリードする場というものがあるのだ。人類文明の誕生を導いた我々は、そこに一つの法則があることを知っている。
その法則は、人類のすべての歴史に例外なく流れ、今日まで続いている。
今日、あなたをここへと招いたのは、この我々の叡智(えいち)をあなたに授けるためだ」


なぜそんな知識を私に授ける必要があるのだろうか。
私にとって何もかもが不可解だった。
次に彼の口から出た言葉はさらに予想外の言葉であった。

「あなたもご存知のように、我々シュメールの遺産のほとんどは消滅し、新たな時代の始まりを認識した」

驚いたことに、彼の言っていることはアメリカ軍のイラク攻撃の結果として失われた人類文明最古の遺産を意味するものと思われる。どうやら彼は単に6000年前にいるのではないらしい。

「私は肉体を離れた存在としてあなた方を今も見ている。シュメールの現在のあなた方の文明の生みの親だ。地球上の様々な文明はシュメールから伸びた小枝のようにして始まった。私その長の一人として、子孫であるあなた方を見守り続けている」

ゆったりとした表情で私に語りかけてくる彼の姿は、まるで神を思わせた。まっすぐに伸びた背筋は、何か私たちとは次元の違うエネルギーを放出しているかのように感じられた。証明はわずかな採光があるのみで周囲は薄暗く、彼のまわりだけがその中に輝くかのように感じられた。

「生命に寿命があるように、人類の集合体としての命、すなわち、文明なるものにも寿命というものがあることを我々は知っている。そしてその集合体としての命の誕生の地は、その終わりの日まで、その文明のすべてを象徴するのだ。ふるさとの消滅は、最初から計算されていたことだ。
シュメールに始まったこの文明は、今、その生命の時を終わろうとしている。私は、命の時を終わろうとするこの文明の担(にな)い手として、これから始まろうとする新たな生命に叡智を授けたい」


文明にも寿命がある・・・・・? あまりにも私の知る常識とはかけ離れた言葉に、私の思考はほとんど静止状態であった。

『ガイアの法則』 第1章 より 千賀一生:著 ヒカルランド:刊

人類の歴史は、偶然ではなく、ある法則によって成り立っている。
シュメールの大神官が千賀さんに告げたのは、驚愕の事実でした。

本書は、地球上のあらゆる現象を統べる【聖なるリズム】を過去の事例の解説と、これから起こるであろう出来事の予言をまとめた衝撃の一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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【聖なるリズム】が示す『1995年』の意味とは?

人類の歴史が始まった6000年ほど前、文明の中心地はシュメールのエリドゥでした。
現在は、米国・英国が中心のアングロサクソン文明が担い手となっており、その中心地はロンドンです。

そんな文明の興亡を陰で支配しているのが、【聖なるリズム】と呼ばれる法則です。

【聖なるリズム】とは何なのだろうか。

「我々の文明は常に天体の動きを観察し、それによってすべてを決する文明であった。これは我々の文明以前からの人類の英知の蓄積なのだ。そしてその叡智は、今も一部の人々の間に引き継がれている。
天体の運行が生み出す【聖なるリズム】は、この世界にあるリズムを形成し、その焦点が結ばれる地は、生命が最も優位に活気づく地であることを我々は知っていた。かつてのシュメールも、その焦点となる地であったのだ」


私は聞きながら、今の荒涼としたエリドゥの遺跡の風景を思い浮かべた。
人間に活動する昼と休息する夜とがあるように、地球の各地にもそうしたリズムが確かにあるのかしれないと思った。
なぜなら、当時のシュメールは、今とは反対に、葦(あし)が密生する豊かな湿地帯であり、麦一粒に対し20〜80倍の収穫があったことがわかっているからだ。この数値がいかに驚異的であるかは、現在のヨーロッパのそれが15倍程度であることと比較すれば明白だ。おそらく世界で最も自然環境が豊かな地、それが当時のシュメールであったに違いない。
私は、彼の言うことが恐ろしいほど真実を言い当てているような気がしてきた。
たしかにシューメール人は、西洋の学者たちが様々な天体の運行を発見する3000年以上も前から正確な星々の運行を把握していたことで知られている。
そのシュメールの神官たちであれば、それくらいの知識はあって不思議はない気がする。
しかし、そうは言っても、天体の運行と生命の繁栄の地とが関係するなどということが本当にあるのだろうか。

「あなた方はまだ知らないが、あなた方が言う進化というものの真の働きも、このそれぞれの焦点の地を中心に発生する。もちろん人間も、それゆえに、それまでになかった新たな文化を生み出すことになる。
シュメールの文化においては、90度は、聖なる角度であると同時に、聖なる1/4リズムを示す。
私たちシュメール文明の宇宙周期象徴学の上では、地球というこの大地の聖なる1/4リズムは、6444年であると伝えられている。
エリドゥが人類最初の文明地して産声をあげた年を基点として1/4リズムに相当する年を計算すると、現代のあなた方の暦では、それは1995年を示すことになる。
空間上でのその位置は、あなた方の軽度の計算に当てはめれば東経135.0度に相当する。その位置こそがこれから始まるエリドゥなのだ」


『ガイアの法則』 第1章 より 千賀一生:著 ヒカルランド:刊

図1 1 4リズムの大転換期 ガイアの法則 巻頭
図1.1/4リズムの大転換期
(『ガイアの法則』 巻頭 より抜粋)

東経135.0度は、もちろん日本の中心を通り、標準時を示す経度です。
スピンの位置がそこに移動したことは、1995年から人類の文明の担い手が日本に移ったことを意味します。

1995年といえば、あの阪神・淡路大震災が起こった年です。
シュメールの神官が言うには、この東経135.0度ちょうどで起こった大地震はシュメール以来の新たな生命の脈動を示す大地の示しです。

この場所は、エリドゥがある東経45.0度から90度、すなわち聖なるリズムである1/4スピンの位置です(上の図1を参照)。

私たちは、6400年に一度という節目に、近い将来、世界の中心になるであろう日本に生きています。
そこには偶然では片づけられない“何か”の力が働いていると言わざるを得ませんね。

“スピンする”人類史

ドイツの哲学者ヘーゲルは「世界史は東から西に向かって進む」という言葉を残しました。
つまり、文明の中心地は、時代とともに西へ西へと移動しているということです。

「これは、地図上では東から西への移動に見えるが、実際の地球においてはこの現象は西回りに回転するスピンなのだ。
このスピンが単なる偶然の現象ではなく正確な法則である証(あかし)は、東から西へとスピンする、その時間と空間の関係にある。そこには、我々が【聖なるリズム】と呼んだ規則正しい地球のバイオリズムが潜んでいる」


規則正しい地球のバイオリズム?
私はそれをもっと詳しく知りたいと思った。

「近年、世界の中で最も優勢な立場にあった国から、人類の歴史を振り返ってみるがいい」

私は頭の中で考えた。
近年まで最も優勢な立場にあった国はアメリカだ。
そうだ、このアメリカの歴史を遡(さかのぼ)ってみると、イギリスからスタートしていると言ってよい。アメリカの繁栄以前には、このアメリカの東にあるイギリスが、世界の先端にある優勢な文明であった。たしかに東に戻ることになる。
ではイギリス以前はどうだろう。そうだ、その東のヨーロッパが強い勢力だったことは間違いない。では、ヨーロッパ文明の前はどうだろう。
たしかに、これもそのさらに東のギリシア文明に遡る。では、ギリシア文明以前は?
そうだ、さらに東に位置する聖書の舞台ともなったエジプトやメソポタミアだ。
歴史の焦点は、たしかにヘーゲルが言うように辿(たど)れば辿るほど、東へと行き着く。これが偶然の結果ではないと彼は言いたいのだろうか?
私は頭の中で考えてみた。そういえば、この流れの速度は一定の速度のような気がする。

「その通りだ。
これは常に一定する速度のスピンなのだ。
正確には、1611年間に、経度にして22.5度【聖なるリズム】の焦点は西側にスピンするのだ」


これを聞いた瞬間、私の頭の中は真っ白になった。
あまりにも精密な数値を提示されたからである。
そんな厳密な法則で人類の歴史は動いているというのだろうか。

「この現象の謎を解くには、先にも言ったように、これがスピンリズムだという点を理解する必要がある。説明は少しずつ進めてゆくことにするが、宇宙の天体やミクロ宇宙のすべてがスピンであるように、あなたにはまだ信じがたいだろうが、これはある意味で物理現象なのだ」

「ぶっ、物理現象?」

私は思わず口にしてしまった。
そんなことがあっていいのだろうか。彼も言ったように、私はまったく信じられなかった。本当だろうか。意志というものを持つはずの人類の歴史が物理現象などとは、常識から考えたらとんでもなくあり得ないことだ。
シュメールがあれほどまでに天文の観察をしたのも、彼の言うような私たちとは別次元の認識があったからなのかもしれないが、それにしても信じがたい話だ。
しかし、彼は1611年に22.5度という、あまりにも正確な数値を提示した。この数値の真偽は調べてみればわかることだ。
私は日本に帰ってから、実際に人類の歴史を徹底的に調べてみた。
どの時代にどんな文明がどこで栄え、それがいつ滅んだのか、数か月間、図書館には入りびたりで調べ続けたのである。
結果として、私は彼の言っていることのあまりの正確さにまったく気味が悪くなった。
まさしく人類の歴史は1611年を一単位として、その節目ごとに22.5度ずつ西に最優位な文明極点が移動し、新たな文明がその位置で開花しているのだ(この真偽は実際に自身で歴史を調べればわかることなので読者には調べてみることをお薦めしたい)。しかもその精度たるや0.1度の狂いもないのだ!
彼はさらに言った。

「私はあなたにわかりやすいよう物理現象と言ったが、私たちは、今のあなた方のように、物理現象を単なる物理現象としてはとらえていない。これは同時に私たちにとって神でもある巨大な大地、地球の命の脈動でもあるのだ。私たちシュメール人はそれゆえに、これを【聖なるリズム】と呼んできた」

しかし、私は彼の言葉を聞きながら、一つ疑問に思ったことがあった。
それは、ヘーゲルの言ったのは、西洋の歴史であって、私たちが住む東洋は含まれていないように思われることだ。
ところが、これに対する彼の言葉は、私をさらに愕然(がくぜん)とさせた。
あたかも素粒子と反素粒子のように、まるでこの西洋側のスピンを鏡に映したかのような、これとはまったく正反対のもう一つのスピンが実在することを彼は指摘したのだ。

「この法則はもちろん、東洋の歴史にも当てはまる。
具体的には、それは1611年に22.5度東回りに移動するスピンである。
実際には、これは、東洋でもなければ西洋でもない。互いに正反する一対のスピンなのだ。
すなわち、両者のスピンは、生命に男女があるように、互いに相互作用で進展してゆく、相対性原理に基づく命のリズムなのだ」


そんなばかなことがと思った。それでは、私たちの存在は、まるで一つのバイオリズムに導かれる、生命の一つ一つの細胞のようなものではないか。
しかし、そう思うその一方の頭で歴史を振り返ると、そうとしか言いようのない事実が浮かんできた。
近年、アジアで最も優位にあり、最初に近代化に成功した国は日本だ。しかし、日本がアジアをリードした歴史はごく浅い。日本は1500年もの間、中国から諸文化を学び続けて発展した国だ。唐の時代、中国は日本にとって進んだ国だっただけではなく、世界最高峰の文明国として世界各国から使者が訪れていた。
この中国も、さらに千数百年遡れば、仏教や建築技術など、日本が中国から学ぼうとした知識のほとんどは、インドその他のより西側から学んだものだ。
いや、それだけではない。高度な哲学思想を生み出したこの古代インド(ガンジス)文明も、さらに遡ること千数百年前には、それより西側のインダス文明を基礎に成立した。そういえば、そのインダス以前の時代は、インダスに多大な影響を与えたとされる人類最初の文明地域と言われるシュメールの時代となる。この時代には、現在はイラクであるこの地が地球上で最も進んだ文明地帯であったのだ。
これらの速度も、一定の速度のような気がする。私はますます彼の知性を気味悪く感じた。

「我々が築いたシュメール文明の後に華々しい文明をスタートさせたのは、あのインダス文明だった。
この文明の誕生の地を計測してみるがいい。それは、このエリドゥから東に正確に22.5度スピンした位置にある。
この文明の誕生は、シュメール文明から1611年後を基点とする時であり、地球上を東回りに1/16スピンした位置からスタートした。
地球と言われるこの巨大な命は、一種のバイオリズムを持ち、その最活性化ポイントは、1611年間に22.5度、すなわち地球上を1/16角度分、円周上を移行するのである」


1/16?
これは先に彼が指摘したシンボルと関係があるのだろうか。
しかし、それにしても何ということだろう。
私は、インダス文明の中心、モヘンジョダロの位置を後で調べてみた。
驚いたことに、まさにそれは彼の言う通り、寸分の狂いもなくエリドゥから22.5度の位置にあったのだ!
さらに文明の完成は、約4600年ほど前と推定されており、そのスタート年代は、シュメール文明誕生から数えてまさしく1611年後にあたる年代だったのである。

『ガイアの法則』 第2章 より 千賀一生:著 ヒカルランド:刊

図2 文明焦点移動 の法則 ガイアの法則 第2章
図2.『文明焦点移動』の法則
(『ガイアの法則』 第2章 より抜粋)

地球には、「西回りスピン」と「東回りスピン」が存在し、それぞれが1611年間に22.5度という速度で移動しています。

東回りスピンは、1611年の内の最初の800年が昼、すなわち、活動期となり、残りの800年は夜、すなわち活動が停滞する睡眠期となります。

一方、西回りスピンは、これと正反して最初の800年が睡眠期で、後の800年が活動期となります。

人類は、800年ごとに西回りスピンと東回りスピンを入れ替え、そのとき焦点を結ぶ脈動ポイントが文明の中心を担って進化してきました(上の図2を参照)。

これまでの800年の文明の担い手は、ロンドンを中心としたアングロサクソン文明でした。
そして、これからの800年は、私たち日本人がその役割を担うことになります。

人類史には、最初から脚本があった!

【聖なるリズム】は、私たちの生活や身体のリズムにも大きな影響を及ぼしています。

「あなたは、90分で深い睡眠と浅い睡眠を繰り返す睡眠リズムを知っているだろう。
このリズムは、実はあなた方の意識のリズムであると同時に、地球の命の鼓動であるスピンリズムによって刻まれる地球自体のリズムでもある。
生命のあらゆるリズムは、その本質で、地球自体の生命リズムにうながされているのだ」


地球の命の鼓動であるスピンリズム?
もしやと思って頭の中で私は考えた。
地球のスピン、すなわち自転は、1スピンが24時間だ。
24時間の1/16は・・・・・そうだ、1時間半だ、90分だ!
何ということだろう!
私たちの意識のリズムは地球自体の聖なるリズムということなのだろうか。

「宇宙のあらゆるリズムはスピンによって引き起こされる。我々の理解では、スピンとは、物理現象以前の宇宙の脈動であり、あらゆる存在に宿る息吹(いぶき)なのだ」

私は私が一番知りたかった人類史の謎、「22.5度」と「1611年」のことを思い出した。このリズムも、もしかして、同じような現象なのではと、ふと思った。

「その通りだ。地球のスピンには2種類ある。いや、地球だけではない。あらゆる天体やミクロ宇宙は2種類のスピンから生まれる。
一つは、あなた方が自転として理解しているスピン、もう一つは歳差運動としてあなた方が認知している旋回スピンだ。この両者は互いに関連し合い、互いの運動を支え合っているのだ」


私は後で知った。歳差運動とは、コマを回す時、コマの傾きがコマの回転とは逆にゆっくりと回転するあの旋回運動と基本的には同じ運動であり、そのエネルギーは巨大で、素粒子のその大きさは、それによって生ずる磁場の大きさに正比例することが私たちの科学でもわかっている。

「あなたが最も知りたかった答えがそこにある。
地球における自転スピンは、言うまでもなく1スピンに24時間を要するが、歳差運動としてあなた方が認知している旋回スピンは、1スピンに2万5776年を要するのだ」


2万5776年?
1/16は何年だろう?
25776÷16=1611
そうだ、1611年だ!
私たちに90分の意識のリズムが流れているように、人類全体にも、もう一つのスピンによる1611年のリズムが流れていたのだ!
文明リズムと睡眠リズムは同じ原理に支えられていたのだ!

「睡眠リズムとあなた方が理解している1日の1/16を地球自転の空間スピンに換算してみれば、旋回スピンとの相似性が明白であることがあなたにもわかるだろう」

1日の1/16の自転ということは、そうだ、22.5度だ!

「あなた方一人一人は、あなた方が文明と呼ぶ人類の集合意識単位と同じく、地球が22.5度スピンするごとにこのリズムを1リズム刻んでいるのだ。
この、あなた方が睡眠リズムとして理解しているリズムは、単なる睡眠のみのリズムではない。人間の意識リズムそのものなのだ」


これについても私は後で調べてみた。
やはり彼の言う通りであった。人間は睡眠中は無意識の活動になり、その時に現れる周期がこの周期であるが、専門家たちの研究により、この周期は、実際には思考活動が主なる昼間も含め、常に人間の無意識の世界で働いている意識のリズムと考えられ始めていたのだ。
たとえば、電話帳から特定の電話番号と名前を書き出すなどの作業による実験結果では、作業開始から90分ごとにあくびやミスが連続するなどの現象が誰でも起こることが明らかにされている。
この90分の意識バイオリズムは、文明バイオリズムにおいて、22.5度の文明焦点ごとにバイオリズムが一巡するのと同様、22.5度の自転ポイントを通過するごとにそのバイオリズムを一巡させているわけである。
まったく同じ原理ではないか!
私は人類史に働くリズムに疑いのない確信を抱いた。

「【聖なるリズム】は、宇宙のあらゆるスピンが持つリズムなのだ。
たとえば、あなた方が公転と呼ぶ地球が太陽を回る運動は、私たちの理解では太陽のスピン系に属するのだが、この公転による【聖なるリズム】も生命に確実な影響を及ぼしている」


私は頭の中で計算してみた。
1年は365日だ。
これを16で割ると・・・・・約23日だ。
んっ、23日?
これは、バイオリズムとしてよく知られている人間の体のリズムではないか!
これは、地球が太陽を一周する1/16回転ごとのリズムということになる。太陽を22.5度ずつ巡るごとに私たちは人体のリズムを刻んでいるのだ!
何ということだろう。私の中では今まで異分野として研究されていたバラバラな研究が統合され、たった一つの法則によるものだということがわかってきた。
たった一つの原理で、私たちの意識も、体も、そして文明や歴史さえも育まれているのだ。地球は生命にとっての命の鼓動の贈り主なのだ。
そういえば、私がかつて出会ったことのある中国のある少数民族は、1年が16か月の暦を使っていた。これは、もしかしたら、完全に私たちの体のリズムと一致する暦なのではないかとふと思い出した。
また、これは後で知ったのだが、イギリスの天文学者A・トム氏は、イギリスに残されている巨石文明の遺跡の内、450以上を調査し、その配置から巨石文明人たちが太陽や月だけでなく多くの恒星の軌道を綿密に理解していたことを明らかにしている。彼の研究によれば、彼らは正確な太陽暦を知っており、その太陽暦は、1年が16等分されたものであったことが明らかにされている。太古の時代には、宇宙のリズムに完全に合致した暦があったのかもしれない。

『ガイアの法則』 第3章 より 千賀一生:著 ヒカルランド:刊

図3 バイオリズム ガイアの法則 第3章>
図3.バイオリズム
(『ガイアの法則』 第3章 より抜粋)

私たちの睡眠リズムが、地球の自転によって支配されているというのは驚きです。

音楽が代表的ですか、1/4リズムと1/16リズムは、私たちの生活のさまざまな場面で登場します。
それも【聖なるリズム】を無意識に反映しているということですね。

日本の135.0度が未来へのカギとなる

「これからの800年、日本人が人類の文明の担い手になる」

そう言われても、にわかに信じがたいし、ピンとこないですね。
シュメールの神官は、その点について以下のように解説しています。

 東経135.0度が次期文明周期の脈動点となるということは、日本の中心が新しい世界文明の誕生地になるということでもあるはずだが、こんな不況の日本にはその兆候すらないように思われてならなかったのである。

「聖なるリズムは、あなた方の五感でとらえる感覚世界とは、まったくスケールが異なっている。一つの波は1611年という巨大スケールの波であり、この波の転換期のスケールは、そのスケールの1/16期間となる。約100年というスケールが転換期間なのだ。
これは、惑星そのものの次元では、1995年前後の約100年がそれに相当している。しかし、現象会と人間社会の変化の次元においては、1995年から約100年間が転換期間となる。その兆しとしては、焦点が結ばれる地域の周辺、すなわち、アジアの広範囲が活気づくことになる。逆に0度焦点の周辺は力を弱めてゆくことになる。これは転換期間であって、135度文明が最大の力を発揮する時期は、西暦2400年前後となるだろう。そのピークに向かって社会も徐々に変化していくのだ」


私は、途方もないスケールであることと、自分が生きている間にその新しい文明を見られそうもないという思いから、少々がっかりした思いになった。

「いや、あなた方こそ、最も肝心な真の節目の中にいるのだ。西暦2400年の世界は、あなた方の意識の結果の世界だ。この世界は見えない次元から形成されてゆく。現象はそれよりも大きく遅れて現れる。
これは個人の人生と同じなのだ。今のあなたの境遇は、今作られたものではない。10年前に思い、行動した結果が今になって現れているのだ。惑星の次元では、今がまさに新たな時代を築く節目の期間なのだ。人間の思念は、常に同じ影響力を未来に発するわけではない。それが強く働く時と弱く働く時とがある。このリズムには個人のリズムもあるが、万人に共通の頂点となるポイントは、一日の中では早朝と就寝、月の周期においては満月と新月、公転周期においては冬至と夏至などがそうだ。この期間の意識はその後の期間に強い影響を与える。
地球は今、巨大なサイクルの夏至の期間に相当している。この時代に生まれた人々の思念は後々の時代まで影響を与える重要な思念となる。あなた方は新たな文明の創造にとって最も重要な役割を担わなければならない」


私は、自分にも重要な使命があるのだろうか思いながら聞いていた。

「新たな文明サイクルの誕生をうながす脈動は東経135.0度ラインで始まりつつある。東経135.0度を中心に広大な範囲に対してこの誕生作用は働き始めている。当然、日本人はその影響下にある。いかなる文明の誕生に際しても言えることだが、このフィールドは聖なるリズムに共鳴する波長を持つ者にとって、新たなサイクルに向かうべき創造的インスピレーションを感知しやすいフィールドなのだ。
この影響力は日本全土に及んでいるが、ことに、焦点の近域で誕生した人、あるいは、生活した人の中には、そのタイミングによってはより強い影響を受け、物事の進展が加速したり、人々の焦点となったり、類まれなインスピレーションを受け取ることがある」


私は最近、日本で様々な進歩的な人々が、とくに創造的な分野で増えているように感じていた。もしかしたそれも彼の言うことの影響なのかもしれない。強い影響を受ける近域ということは、兵庫県近域ということになるだろう。
たしかに私が知る人の中にも、兵庫県出身者にそのような人が多い。そう思うと同時に、こんな人類規模の話を聞きながら不謹慎かもしれないと思いつつ、私個人の人生にとって、このフィールドの中心である135.0度ポイントに行くことは、そうした力を取り入れやすくなるということなのだろうかという好奇心が生じた。
彼は言った。

「135.0度の聖なる力は、今現在においても潜在的次元において人々に重大な影響を及ぼしつつある。そしてそれは年とともに強まってゆく。しかし、個体が直にその焦点で力を得ようとする場合、それは、あなたの思うほど単純な作用ではない」

この後、個人の人生に【聖なるリズム】をどう応用したらよいのかについて、詳しい説明を受け、その知識も私の人生を開くきっかけになった。
彼は言った。

「800年の寿命を持つ集合体としての文明生命は、その中間期間である300年から500年ころが最も活気づく期間となる。日本はそれ以前の段階に、首都を135.0度のほうへ移転させることができれば、繁栄を加速させることができる。
聖なるポイントからスピンの進行方向に22.5度の1/16の範囲、すなわち、東側に経度にして1.4度の範囲内は、強いフィールド内となる。このフィールド内が最も理想の場なのだ」


『ガイアの法則』 第4章 より 千賀一生:著 ヒカルランド:刊

東経135.0度を中心とした地域で、新たな文明誕生する兆候は、すでに始まっているということです。
近い将来、この地から、世の中を変える出来事や人物が輩出される可能性が高いです。

首都の移転となると、かなりハードルは高いです。
しかし、今後数百年の将来に関わる重要な案件ですから、ぜひとも実現してほしいですね。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆


地球の旋回運動の1/16リズム(1611年間)は、さらにその下に1/16リズム、つまり約101年周期のリズムを刻んでいます。

2020年現在、人類は新型コロナウィルスの危機にさらされています。
その101年前の1919年、世界中で猛威をふるっていたのは「スペイン風邪」でした。

まさに【聖なるリズム】が地球に息づいている証拠といえますね。

スペイン風邪は、全人類の1/3が感染し、1億人以上の死者を出すという、災いをもたらしました。
しかし、その一方で、第1次世界対戦を終結に向かわせたという働きもありました。

新型コロナウィルスも、マイナスの影響だけでなく、長い目で見ると、ポジティブな影響を与えることになるのでしょう。

「アフターコロナ」といわれる、これまでとはまったく違う新しい時代。
その世界で中心的な役割を果たしていくことになるのが、日本です。

それは、偶然ではなく、地球に息づいている【聖なるリズム】によって決まっていた宿命です。

今、地球は、6400年に1回の大きな節目を迎えています。
私たちも、“歴史の証人”として、しっかり見届けたいですね。
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