本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】「ヒーリングレッスン」(寺尾夫美子)

お薦めの本の紹介です。
寺尾夫美子さんの『チャクラを自分で整える ヒーリングレッスン』です。

寺尾夫美子(てらお・ふみこ)さんは、スピリチュアルヒーラーです。
幼少の頃からサイキックな才能を発揮され、魂からのダイレクトなメッセージを伝えてこれらました。
現在は、講座を通して数多くのヒーラーを育成されるなど、ご活躍中です。

「ヒーリング」で人生を変える!

寺尾さんは、ヒーリングは誰にでもできる簡単な行為で、特別な人だけができるものではなく、人間なら誰にでも、生まれつき備わっている能力だと述べています。

 頭で考えることとは別に、誰もが常に何かを感じ取っているものです。感じることにはそれぞれ意味があり、その意味に応じてエネルギーの動く部位も違ってきます。ひとつひとつ違いを味わい分けて受け止めるべきですが、理屈では解釈できないために、「そんな気がする」だけで終わらせてしまうことが多いのです。
頭で理解する行為だけで過ごしていると、実は人間の能力・機能を、ほんの少ししか使わないで生きている状態になります。
その結果、感じることに鈍感になり、自分が何をしたいのか、どんなことが好きなのか、またどんな才能があり、何のために生きているのかがさっぱりわからなくなって、人生に行き詰まってしまいます。
少しのストレスでダメージを受けやすくなり、心も不健康な状態になります。風邪引きや下痢は、体からのメッセージです。“エネルギーが古くなっていますよ””そこに滞(とどこお)りがありますよ”と体が知らせてくれています。それは、心がバランスを崩している証拠。心の健康が損なわれているのです。
そんな時には、心を見つめてみましょう。自分自身の内面に注目し、問題を改善することで、より健康的に、もっと快適に、さらに上質の健康(ウエルネス)が得られるのです。

老化は、エネルギーが古くなるために起こります。体の中に新しいエネルギーが脈々と流れているかによって健康の度合いや体調が違ってきます。
エネルギーのあり方が健康度が変わりますので、見た目の年齢と実年齢の差が、人によって違うのは当然ですね。それぞれ感じ方が違うように、古いエネルギーの溜まり方が違うために見た目の差が出るのです。
ヒーリングは、古くなったエネルギーを浄化し、滞っているところがあれば流れを良くして、全身にいつも新しいエネルギーを循環させる方法です。
これからお話しするのは、私自身が実際に体験し、実践してきた結果として、より健康になり、心が自由を取り戻し、何よりも若々しい軽やかな心と体を手にすることができたその方法です。
ヒーリングに出会ったことによって、私の人生は変わりました。仕事も人生も思い通りに達成でき、その過程を気持ちよく味わいながら幸せな毎日を送っています。
何をしても何をみても嬉しくて味わいが深く、“生まれてきて良かった!!”と、は感謝する日々を送りたいと思いませんか。
この感動を、ぜひ皆さんと分かち合いたいと思います。ヒーリングを生活の習慣として活用し、心と体の健康のためにお役立て下さい。

『ヒーリングレッスン』 第1章 より 寺尾夫美子:著 河出書房新書:刊

本書は、寺尾さんが長年癒しに関わった経験を生かし、いつでも誰でもできる簡単なヒーリングをわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「心の目」がヒーリングを起こす!

私たち人間の体にもともと備わっている癒しのシステム。
それを回復させ、活性化させることがヒーリングを身につけるための第一歩となります。

寺尾さんは、このシステムを回復させるために、まず第一に心に留めておくべきことは、自分を注意深く観察する心がけであり、自分を観察するとは、まず「心の目」を持つことだと指摘します。

 私達は無意識のうちに、よく人の目を気にしています。特に世間体を気にする日本では、人の目や社会の目を生き方の基準にする人が多いのです。それはとても不自由なはずなのですが、みんなと同じようにしていれば自分で自分の価値観を育てなくてもよく、何かに立ち向かっていったり、疑問を解決する必要もないので、慣れると楽です。
誰もしたことのないようなチャレンジをする怖さには、強い興味を打ち消すだけの力がありますから、不自由さよりも安全を選んでいくでしょう。
世間の価値観に従って行動していれば、うまくいかない時には、どこかへ向かって文句を言うこともでき、責任は取らずに済みますね。その習慣が、生命エネルキーを弱くしていくのです。
誰かがすでに成し遂げた範囲の中で行動する。誰かが守りを固めている安全な中で、周囲に気を配ることなく過ごす。このようにして身の危険どころか、普段から何にもチャレンジせず、身辺で起こる事象に対しても無頓着でいられる場所で過ごすうちに、自分の命を守ろうとする生命エネルギーを使うチャンスを失い、能力が弱体化していきます。
しかし、そのような生活環境が原因で弱体化したのですから、それに気をつけるように心がけることによって、生命エネルギーを活性化することは可能です。ではどのように心がけ、どのようなことに注意を向ければいいのでしょうか。

まず知っていて欲しいのは、「エネルギーは心と共に動く」ということです。
私達が何かを思う時、じっと頭の中だけでエネルギーが留まっているでしょうか。ちょっと思い出してみましょう。何かを考えている時、あれこれと思い浮かべるうちに、体のあちこちがモワモワしたり、気分が変わったりしますね。
たとえば、「夕食は何を食べようかな」と考えたとします。メニューを思い浮かべるたびに、「う〜んいい感じ」とか、「それはちょっと面倒くさいな・・・・・」などと様々な思いをめぐらせます。すると、アイデアによっては、体が気持ちいいと感じたり、重い感じがしたり、またとっても嬉しい気分になったりと、色々な感覚を味わいます。これがエネルギーの動きです。
私達が体を動かせるのは、医学的には神経系の伝達システムによって、脳からの指令が届くからだと言われていますが、実際は心が最初の作用を起こしています。動きが連続される時には、継続して心が動きます。“こうしよう”と思い、“このまま続けよう”と思う心がエネルギーを動かし、行動を起こしているのです。
心とエネルギーがうまく一致して働く時には、思い通りの行動ができるでしょう。また心で思うことがそのまま行動に現れます。たとえば歩くこと。とても気持ちのいい気分で歩いているとしましょう。おそらく体はオープンな状態です。歩調は軽やかで、優しく両手を振り、いきいきとした感じがするでしょう。逆に嫌な気分を引きずっている場合は、体は重く感じ、歩き方もギクシャクします。
エネルギーは体に現れるのです。必死で隠そうとしても、心で感じている限り、そのエネルギーは表に出てきます。ただし、実際に現れても、本人は気づかないことが多いものです。人から言われて初めてわかることもあります。しかし、人を判断基準にするのはもう止めましょう。言われるよりも前に、自分で気づくように心がけるのです。

エネルギーが心と共に動くことがわかったら、次は、心を強く意識することが大切です。“こうなりたい”と強く心に思うのです。
これは願うこと、祈ること、念ずること、決意すること、また「私は、〜をする」と心に決めることと同じです。
私達が何かを心で強く思う時は、本来持っている生命エネルギーをしっかりと使います。強く思えば思うほどエネルギーがフル稼働し、思いの実現化を早くします。
生命エネルギーは、長い間使わないためにエネルギーダウンしていても、自分の意志によって行動をする時、本来の力を取り戻すのです。
自分の意志で行動しているときは、自然と自問自答を繰り返します。“このやり方でいいだろうか?”“この考えで実現できるだろうか?”と、自分の行いや考えに敏感になり、自分を注意深く見るようになります。この時、心が活発に動くので、生命エネルギーも非常に活発に働きます。自分の選んだ道の安全を図ろうとするので、「命の危機」と同じ働きをして活性化行くのです。

頭で考える習慣が強い人は、感じることが疎(おろそ)かになり、本来持っているエネルギーの全てを使い切れていません。
隅のほうに隠れている心、わかっていても気づかないふりをしている心、そんな心を拾い集めましょう。それは全部あなた自身です。あなたのエネルギーです。それを受け止める時、全てのエネルギーの管理者となって、人生で最大の力を発揮できるのです。
心の目を育てるためには、まず「自分が今、何を感じているのか?」と絶えず自分へ問いかけて下さい。そして心と会話をします。単純に自問自答するのではなく、一歩踏み込んで、心の深いところにある真実までたどり着きましょう。
不本意な行動や態度を取った時には、居心地の悪い気分が後から蘇ってきます。夜一人になると、“どうしてあの時あんなことをしたのか?”とか、“なぜ断れなかったのか”といった、後悔、苛立(いらだ)ち、そうさせた対象への怒りなど、幸せでない気持ちになることがあります。エネルギーを自然な流れに従わせていないので、その滞りが不快感として感じられるのです。
そんな時には一歩踏み込んで、“その状況で、実は自分はそれでいいと思ったのではないか? その理由は何?”と、自分に聞いていきます。そして本当はどんな行動や態度を取りたかったのか、心の深いところから発する本心と繋がっていきましょう。その自分への問いかけを積み重ねることで、「心の目」を持つことになるのです。

無意識に行っていたことや、習慣になっていることに対しても、心の目を使って自問自答をします。習慣となっている日々の暮らしの中で“このやり方で自分は気持ちいいだろうか?”など、自分自身を観察してみましょう。思考中心の感覚から、体中心の感覚へと意識を広げるために、体との対話を始めましょう。
思考中心でいるときは、体のことなどいちいち考えていません。“今、何を感じているのか?”という疑問を、毎瞬毎瞬、体に問いかけたりはしないでしょう。できればいつも体に問いかけ、常に何を感じているのかを受け取っていたいのですが、まずは感じることを思い出した時から始めましょう。
思い出すたびに、深呼吸をして感じます。そして問いかけます。その時、ハッキリとした文章として頭で解釈しようと思わないこと。“何となくこんな感じ・・・・・・”という漠然とした感覚でも十分です。慣れるとだんだん言葉で受け取れるようになりますから、焦(あせ)らないことです。
とにかく感じること。そのエネルギーを味わうことです。そして、それに気がついていることが、全てのエネルギーと共にいる状態なのです。解釈が後回しになっても全く問題ありません。むしろ強引な解釈をこじつけるほうが問題で、エネルギーの流れをまた堰(せ)き止めてしまうことになるので、柔軟な心でいましょう。
ここまでにお話しした通り、私達のエネルギーは心と共にあり、心の持ちようひとつでエネルギーが流れたり止まったり、滞ったりしています。本来持って生まれたエネルキーの全てを使って人生を豊かにするために、心とひとつになり、使い損ねているエネルギーを活性化させましょう。それによって自己治癒力であるヒーリングが起こり、人生で繰り返し起こる体や心の問題が解明されていくでしょう。
そして、“ヒーリングによって自己改革をする”と決意すること。これも心の力を最大限に使うために大切なことです。

●自分自身を呼吸する
お腹の底まで空気を入れる「深呼吸」はとても大切です。普段から呼吸の浅い人は、腹筋力を使って少し努力してみましょう。何回か練習すると体は慣れて、無意識でも深呼吸ができるようになりますから、習慣になるまで取り組みを続けましょう。
肉体労働が減った現代人は、知らないうちに呼吸が浅くなっています。重い荷物を持ち上げたり、踏ん張って作業をしたりする機会が少なくなったためです。
肉体労働をしていると、色々なかたちで筋肉を使います。特に力を入れて踏ん張る時には、しっかりと腹筋を使わなければならないので、自然に深呼吸をしています。
それが日常の呼吸を整えることになっていたのですが、頭脳労働が中心の都会人は、一日のうちに筋肉を使うことが大変少なくなりました。一日が終わり、頭と精神が疲れてくたくたな時でも、実は肉体はたいして疲れておらず、これが寝つきの悪さにも繋がっていくのです。
私のところへヒーリングを受けにいらっしゃる方々が、あまりにも呼吸が浅いので驚くばかりです。呼吸の浅さは、そのまま自分を感じる力の減退に繋がります。
呼吸は自分を感じること。自分のあるがままを受け入れること。呼吸浅い人は感覚が鈍り、どんなふうに振る舞えば自分らしいのか、自分を大切にするには何をしたらいいのかがわからなくなりがちです。また、他人の感情や状況を思いやるエネルギーにも関わるので、たとえば誰か周りの人が困っている時、何をするべきかわからないのです。
逆にこうした感覚から逃れようとして呼吸が浅くなる場合もあります。自分のことを感じていると重いとか辛いとか、他人の目が気になるあり自分が感じない状態となり、それが呼吸の浅さへと繋がります。
深呼吸をする時には、「ありのままの自分を受け入れる」、また「ありのままの他人を受け入れる」と願いましょう。漠然と「自然な自分を呼吸する」という感じでもいいでしょう。それを思って深呼吸するのです。

●ヒーリング呼吸をする
光をイメージして呼吸しましょう。鼻から吸って口から吐きます。鼻から息を吸う時には、新しいエネルギーが光り輝きながら入ってくるのをイメージします。口から吐く時は、古くなったいらないエネルギーが全部出ていくのをイメージします。喉(のど)の奥を大きく開けて、気持ちよく吐きながら体の力を緩(ゆる)めていきます。
腹筋力を使い、お腹の底まで空気を入れましょう。お腹がぷくぷくと膨れたりへこんだりするように呼吸します。
鼻から吸い込んだ光は、体中の細胞の隅々にまで行き渡るようイメージをして下さい。体の中が、段々と光で満たされるところを思い描くといいですね。体が光で満たされると、体を抜けてオーラの端まで広がります。オーラの中が光でいっぱいになるようイメージができたら、一気に息を吐いて終わりにします。あとは、鼻から吸って鼻から吐く自然呼吸にしておきます。

イメージの力は、とても大事です。光が一杯になるイメージができたら、光をいっぱいに引き寄せる力が働いています。エネルギーが入ってくると、体に電気が走ったように、ビリビリとした感覚が受け取られます。エネルギーは、呼吸と同じ早さで動きます。流れの悪いところがあれば、そこに意識を集中させ、光を届けるイメージを持って呼吸します。
光のイメージと、エネルギーの流れがパワフルになればなるほど、このビリビリとした流れが強く感じられます。全身が、光のシャワーを浴びたかのようにビリビリ、じわじわと、鳥肌が立つ時のような流れを感じたら、うまくいっている証拠です。

『ヒーリングレッスン』 第1章 より 寺尾夫美子:著 河出書房新社:刊

エネルギーは体に現れます。
体の不調や病気はすべて、エネルギーの乱れから起こります。

体の中のエネルギーの乱れに気づく。
そのために必要なのが「心の目」です。

心の目を開くのに大切なのが「呼吸」です。
呼吸は、心と体の両方に働きかけます。
呼吸を深く、ゆっくり行うことで、体と心のエネルギーの乱れに気づくだけでなく、エネルギー循環が改善されます。

「グラウンディング」で地球とつながる!

ヒーリングをするにあたり、まず人体に分布されている「チャクラ」の存在を知る必要があります。

チャクラとは、古代インドで使われていたサンスクリット語で、「回転する輪」「渦」という意味を持った言葉です。

私たちの体には、背骨に沿って縦に7つ並んでいる主要な「7つのチャクラ」があります(下の図1を参照)。

図1.主要な7つのチャクラ
(『ヒーリングレッスン』 第2章 より抜粋)
 これらの7つのチャクラには、それぞれ特有の感覚があります。

寺尾さんは、ヒーリングによって感覚が鋭くなり、そこから人生そのものが創造されていくと指摘します。

7つのチャクラの中で、最も下(肛門の少し前)にあり、文字通り,基礎(ベース)となるのが「ベースチャクラ」です。

 ベースチャクラは命の生存に関わるエネルギーセンターなので、地球の循環システムと繋がり、地球のエネルギーを取り入れる役目があります。地球のエネルギーは、私達人間が生きていく上で必要な、生命のエネルギーです。
肉体を健康に保ち、疲労やストレスを回避しようとする感覚を活性化させます。また、生きる上で、生活環境を整える感覚や、人生設計を立てる能力、さらには人生に豊かさをもたらす出会いやチャンスを感じ取る力。時には、体が健やかでいられる人や場所を判断する感覚など、現実を生きる力がこのベースチャクラです。
良い仕事に就けない、人生に良い影響を与える人との出会いが少ない、やるべきことができない、長続きしない、やってもやっても成果が現れないと言うのは、このベースチャクラのエネルギーが鈍っている時に起こる状態です。
新しいエネルギーの供給が少ないので、古いエネルギーを使い回すため、困難に出会った時の転換がスムーズに行かず、問題の渦の中にいつまでも留まってしまいます。地球との循環が遮断(しゃだん)された状態になると、心も体も疲れ切り、さらに悪循環に陥(おちい)ります。

このチャクラがエネルギーを失うと、生活態度がだらしなくなるのが特徴です。部屋の掃除が面倒になり、自分の体のケアもいい加減になります。お風呂に入らなかったり、汚れた服を着ていても平気。部屋の中はゴミだらけで、ゴミ箱が埋もれてどこにあるのかわからないような散らかった部屋にいても平気。仕事に就かず、お金の感覚が鈍くなり、借りても返さず、約束は守りません。何をしても長続きせず、すぐに途中で止めてしまいます。また人に迷惑をかけても、心を咎(とが)める感覚もなく、責任感も希薄です。
このような状態は人柄ではなくベースチャクラの問題で、一時的に陥る心の傾向です。ヒーリングによって簡単に改善できますから、43ページの方法を試してみましょう。
ベースチャクラがエネルギーを取り戻し、本来の働きをするようになると、問題を起こしている身辺の原因に気づき始めます。人生に良い影響を与える事柄かそうでないかの判断が鋭くなります。そのため、行動する範囲や対人関係が自然に変化し、より良い人生へと軌道修正されていくのです。
また一番重要なのは、悪い状態を創り出す“自分の心の問題”に気づく力を取り戻せることです。問題となる前にそれを回避したり、自分が問題を起こしても潔く謝罪する心の強さ、問題を解決しようとすく前向きな意欲が湧いてくるようになるでしょう。その結果、「現実力」をフルに活用し、地に足の着いた豊かな人生を歩み始めます。

第1章でお話しした内容は、ベースチャクラにとって土台となるヒーリングです。ここから説明する方法と合わせて活用して下さい。

STEP1 歩く
歩くことは単純な動きですが、大変バランスの取れた全身運動です。肉体労働の不足を補い、全身のエネルギー循環を促し、他のチャクラを活性化させる抜群の効果を発揮します。

やってみよう!
◆歩き心地が良い靴を履いて、手ぶらで両手を振り、前を向き、やや早足で歩きます。
◆姿勢を正し、歪(ゆが)みのない状態で歩きましょう。
◆呼吸は、鼻から吸う吸う、口から吐く吐くと、それぞれ2回続けて行うことで新しい空気が深く入り、古いエネルギーはしっかりと出ていきます。
◆息を吸う時には入ってくるように、吐く時には古くなったエネルギーが全部出ていくようにイメージしましょう。
◆体をよく観察し、左右の足の歩幅を合わせ、歩調を均一にして歩きます。
◆一歩一歩踏むたびに、足の裏から大地のエネルギーが入ってくるイメージをして下さい。
単なる道を歩くだけではなく、大きな地球という大地を歩くよう思い描くといいでしょう。
本来は繋がっている大地と体ですから、ちょっと意識するだけで大変パワフルに繋がり、エネルギーが豊かに流れ込んできます。

いつやるの?
◆1日1回約20分以上、毎日歩きます。
◆新しい意欲を持ちたい時は朝からお昼までの午前中に、実践力を盛り上げたい時は日中3時頃までに、肉体労働が少なかった日には夕方たっぷりと歩きましょう。夜は肉体が休息する時間帯です。歩くことには向きません。
◆毎日歩いていれば、この後にお話しする“アース”も“グラウンディング”も自然にでき、ベースチャクラは大変元気になります。

ここがポイント!
◆猫背やで出っ尻のまま歩くと、かえって歪みが強くなり逆効果ですから、歩く前にストレッチをして、歪みを正します。背骨をしゃんと伸ばし、あごを引きます。姿勢を正す時に、胸を張りすぎないよう、背中が一枚の板であるようにイメージできるといいでしょう。
◆自分の足音に注意を向け、左右の足音が均等な間隔で聞こえてきたらうまくいっています。
腰が歪んでいると、タッタ、タッタと、均等なリズムになりません。
◆足の裏には、この後お話しする上部のチャクラへダイレクトにエネルギーを流し込む小さなチャクラがたくさんあります。歩くことによって、それら小さなチャクラが刺激を受け、エネルギーの流れが良くなります。

STEP2 アースする
地球とのエネルギー循環で大切なのが、アースすることです。それは、不要なエネルギーを地球に還し、新しいエネルギーが入りやすくなることを意味しています。漏電(ろうでん)が起こると困る洗濯機や冷蔵庫など、水場で使われる家電製品についているアース線の働きと同じです。
人間も怒りや驚きなどの急な感情に襲われると、家電製品のように漏電し、他人に影響するエネルギーを突発的に発することがあります。これが人のオーラの中に飛び込み、他人に不快な感覚を味あわせてしまうことがとても頻繁に起こっているのです。こうした古いエネルギーを他人に迷惑をかけずに処理できるのが、ベースチャクラがアースしている状態です。
急に怖い目に遭ったりする時、体が“ヒヤ〜ッ”としたことがありますね。この“ヒヤ〜ッ”という感覚は、エネルギーの流れです。そのエネルギーは、この後でお話しする上部チャクラの心の傾向によってあちこちで起こります。エネルギーは、私達が感じることによって消化され、その後地球にアースされていきます。
疲労した体のエネルギーも自然に地球に還っていくため、ベストな体調を保てるようになります。この後の「グラウンディング」と一緒にやってみましょう。

STEP3 グラウンディングする
グラウンディングとは、ベースチャクラでアースし、魂のエネルギーが肉体の中に留まっている状態です。グラウンディングしていると、現実力が活発に働くので、人生における現実的なあらゆる局面が変わってくるでしょう。

やってみよう!
◆静かな場所で、立ったまま、または椅子に腰かけて姿勢を正し、軽く目を閉じます。
◆立った時は両手を前面へ向けて、座った時は48ページの図(下の図2を参照)のように手のひらを上に向けて膝に載せます。足は肩幅に広げ、鼠蹊部(そけいぶ)の力を緩めます。
◆鼻から吸って、口から吐く呼吸を、深くゆっくりと続けます。
◆心で「グラウンディングする」と決め、自分が大きな木になったイメージをします。
◆足の裏とベースチャクラから、地球全体へ根を降ろします。
◆アースする・・・・・・地球の中心核と繋がります。
ベースチャクラからの根は、地球の中心まで降ろし、中心核に繋げます。
◆足の裏とベースチャクラの根から、地球のエネルギーを受け取ります。まるで樹木が大地の水分を吸収していくかのようにイメージして下さい。
◆頭上高くに太陽をイメージして、キラキラと輝く太陽の光を全身に受け呼吸します。
◆地球と太陽のエネルギーが体の中で自然に混ざり合い、葉っぱの先まで広がるのを味わい、体が温まったら終わりです。
◆静かに目を開けましょう。

いつやるの?
朝と夜の2回、10分以上は行いましょう。毎日続けて2、3ヶ月もするととてもパワフルなグラウンディング状態になるでしょう。
他人のエネルギーと関わりやすい場所は避けて行います。自分の家の自室限定で、突然の妨害などがないように準備しましょう。電話の音が突然鳴ってオーラの中に入り込んだりしないように、電話もオフにしておきます。家族と暮らしている場合、しばらく邪魔をしないように協力をお願いしておきましょう。

ここがポイント!
白人と東洋人とでは、地球と宇宙のエネルギー配分が違います。生活習慣にも現れており、白人系の文化は、主に床から立ち上げて物を置いたり、食事をしたり、眠ったりし、東洋系は、床に座り、床に眠り、大地に体を近づけて生活します。
東洋人は、人との繋がりを大切にし、個人の独立した権利よりも、集団の調和を重要視する傾向にあります。これが民族性で、独立心や個人権利の感覚が強い白人系との違いです。
現在の日本では、多くの方々がベッドで休み、椅子で食事し、大地密着型から空間生活型へと移行してきています。これが、ますますグラウンディングを緩め、現実力が遠のく原因ともなっています。
アースが安定するまでは、この繋がりがすぐに外れたり、いくらイメージしても中心核に届かなかったりしますが、忍耐強く続けましょう。それだけ地球との縁が薄くなっているということですから、なおのこと真剣に続けなければなりません。
しかし、ムキにはならないこと。執着のエネルギーとなって、かえってアースできない状態を強めてしまいます。ほどほどに、気持ちいい状態になること。これが大切です。

STEP4 古いエネルギーが留まる場所をみつける
私達の体は、両親から受け継いだDNAによって、体の機能が創られています。機能が似ているため、同じような病気になる可能性があります。必ずその病気になるわけではなく、病気を引き起こす心の傾向を受け継いでいるという意味です。
直接両親に育てられた場合、心の癖や習慣は自然に身につきます。それを嫌って“ああなりたくない”と心に誓ったとしても、なってしまうものです。何より“ああなりたくない”と思うこと自体、それを意識し、同じ価値観を持っているのです。
DNAとは、心の傾向を表すエネルギーでもあります。両親から受け継いだ心の傾向は、同じように体の傾向を創り出します。家族と似たような臓器が悪くなるのはそのためです。その臓器や器官が、他のところと比べてパワーが特別強い、または弱いと理解するといいでしょう。
それは、古いエネルギーを溜めやすい場所でもあります。遺伝イコール同じ病気になるということではなく、同じ心の傾向がその病気を引き起こす可能性を持っているのです。使い損ねたエネルギーは、体中を探して似たエネルギーのところへ流れます。アースされないエネルギーは古くなり、同じところに留まることで病気の原因になってしまいます。
体の臓器や器官・部位などは、それぞれ違った心の傾向を管轄しています。たとえば心臓なら「いきいきさ」、肺なら「自分への愛」、目や口のある顔は「自我」というように、色々な心とエネルギーを管理しています。
特定の臓器や機関に留まったエネルギーは、両親から受け継いだ心の傾向と共に、その人の人柄や物事の捉え方として働くようになるのです。

やってみよう!
◆ヒーリングしたい臓器や器官、または部位を決め、深呼吸して味わいます。
◆光を呼吸するイメージをして鼻から吸い、具合の悪いところへダイレクトに届けます。
◆古いエネルギーは、口から吐く息と共に出て行くイメージをしましょう。
◆しばらくこの呼吸を続け、目的の箇所を光で満たしていきます。
◆じわじわと温かく感じられたら、うまくいっています。

いつやるの?
体調を壊したり、体が重く感じられる時は、古いエネルギーが溜まっている証拠です。風邪を引いて喉が痛いとか、お腹を壊して下腹が重いなど、体に症状が出ているときは、古いエネルギーが出て行こうとしています。光の呼吸で解放を促しましょう。

ここがポイント!
強い心の傾向はしっかりと感じること。他人と同じように扱わないこと。人と違っていても当たり前、その気持ち自体を十分に感じてあげることが大切です。どんなことでも、心が動くときには深呼吸をして、その心から目をそらさないことです。
心の目を使って、心地よいと感じる自分だけの対処法を身につけましょう。まずはアースすることによって、感じた時に余分なエネルギーを地球へ還すこと。エネルギーを感じ切り、使い終わったらアースして地球へ戻す。この自然なエネルギー循環のシステムを復活させましょう。

STEP5 「現実力」をサポートする”赤色”グッズ
全てのチャクラには各々に対応する色があります。それは虹の7色と同じです。太陽の光と空気中の水滴との関係で、虹が現れますね。同様に、プリズムを通すと光は虹の7色に分かれます。
私達人間も、実は元々光の存在です。魂として、宇宙で無色の光としていたのです。人間として生まれる時に、その無色の光が「体」というプリズムを通り、7つの色に分かれます。
7つの主要なチャクラは、無色の太陽の光が7色の虹として分かれるのと同じように、無条件の心、「無心」のエネルギーが、7つの彩りのある要素に分かれたものです。
魂は、光であることをより深く体験するために、わざわざ要素を分解して生まれてくるのです。なぜ分解するのからは、後ほど詳しくお話ししましょう。
このベースチャクラは、虹の一番外側の色「赤」に対応しています。波動としては、一番荒く回転もゆっくりです。

やってみよう!
◆赤い下着・・・・・このチャクラの位置に合わせて、パンツを赤にするといいでしょう。肌に直接触れることで、体全体のエネルギーが高まります。
◆赤いパジャマ・・・・・パジャマを赤にすると、寝ている間にエネルギーが補われ、目覚めがとってもすっきりします。寝つきが良くなり、体も温まるでしょう。
◆小物・ネクタイ・・・・・いざ現実力を使いたいという時には、ハンカチや小物でサポートするのもいいですね。グラウンディングを固め気合いを入れたい時には、ネクタイやスカーフもいいでしょう。肌につけるだけでなく、女性ならバッグや口にも効果的です。
◆ドレスなどのアウター・・・・・全身真っ赤なドレスも素敵ですが、ちょっと押しの強いパワーとなりますので、ひときわ目立ちたい時だけにしておきましょう。
◆口紅やマニキュア・・・・・現実力は本能を刺激しますので、男性を引きつけるのに効果的です。ただし、「本能を引きつけている」と自覚することをお忘れなく。人柄を見て欲しい時には逆効果です。

いつやるの?
エネルギー不足を感じ、体調が思わしくない時には、肌に直接大きな面積で触れるかたちで着用しましょう。

ここがポイント!
最近では、赤色効果が健康に良いと知られるようになり、赤い下着コーナーを設けるデパートも増えてきました。冷え性や婦人科系に効くと謳(うた)っていますね。ベースチャクラの根源のエネルギーを補ってくれますので、長く着用すると効果があるでしょう。

『ヒーリングレッスン』 第2章 より 寺尾夫美子:著 河出書房新社:刊

図2.グラウンディング
(『ヒーリングレッスン』 第2章 より抜粋)
 ベースチャクラは、地球とエネルギー的につながるための大事な場所です。

古いエネルギー手放し、新しいエネルギーを吸収する。
ヒーリングの要である、エネルギー循環をスムーズにするためにも、ぜひ活性化したいですね。

「愛のチャクラ」を活性化する!

7つのチャクラの真ん中にあるのが「ハートチャクラ」です。
ハートチャクラは、心臓の真上にあり、自分を愛し許し、同じように人を愛し許すエネルギーを管理しています。

ハートチャクラを活性化するために、まずすべきこと。
それは「自分のことをよく知る」ことです。

寺尾さんは、エゴも含めて、色々な時に、色々に感じている「あなたらしさ」を理解することが大切だと述べています。

 たとえば、お誕生日などの自分にとって大切な日に、家族やお友達にお祝いをしてもらいたいと考えていたとしましょう。もしそれが叶わなかったらとても淋しくて、大事に思われていない気がするような場合です。
そんな自分を知っていたら、事前にお祝いをして欲しいとお願いしておきます。してくれるかどうかを期待しながら気をもんで待つよりも、思い通りの日が迎えられてスッキリします。また頼まれた方にとっても、どうして欲しいかがわかっていれば、祝いたい気持ちもたっぷりと伝えることができ、心地よいものです。
自分らしさとは、人と違って当たり前です。自分の強さも弱さも、気になる事柄や関心のないこと、特別な拘(こだわ)りも含めて、自分を好きになってあげましょう。また、自分はどうしたら気持ちが良いのかを観察し、扱い方を知っておきましょう。
自分を大切にしている人は、人のことも大事にします。それぞれの人の拘りにも理解が深まり、自分と同じでなくてもそれを尊重し、活かしてあげたいと願うようになるでしょう。
そのような人と一緒に居心地が良く、誰もがそばにいたいと思います。多くの人が周りに集まり、愛される人となるのです。

エゴも含めてとお話ししましたが、これは大変重要です。エゴというのは自分の中でも独りよがりで、我がままだと捉えている方が多いでしょう。しかし、それがあるからこそ個性となり、人生の彩りとなるのです。
エゴは、時には原動力ともなります。何かが欲しいと望むこと。どうにかなりたいと願うこと。自分の欲求を満たしたいと考えること。そんな思いは、行動力や自己実現力ともなって、人生を豊かに実らせる力となるのです。
大切なのは、そのエゴとの付き合い方です。エゴは、心の内側から自然発生的に上がってきます。あなたはエゴのリーダーですから、エゴが望むことを調和を持って実現させてやりましょう。この調和は、自分自身の状況と、身辺・周辺の状況とのバランスです。
エゴは表現してみると、実はかわいいものです。あなたというリーダーがしっかりしていれは、調和した表現方法を見つけ、心を閉ざすことなく、自由に自己表現するようになるでしょう。
そして、心の内側で期待と諦めの葛藤をしている人よりも、ありのままの心をオープンにして自分を伝えてくる人のほうが、周りの人にとってとても付き合いやすく、気持ちよく関われるのです。自分をきちんと伝えられるようになると、相手の都合への理解も深まり、お互いを尊重し合える関係を築くことができます。
他者からの思いやりを受け取る力も、豊かに広がっていきます。自分が豊かに表現できる人は、人への感謝も豊かに表現することができます。気持ちのよい感謝が返ってくると、その人にはまたしてあげたいと思うのが人情です。自然にみんなが「あなたの笑顔が見たいから」というようになるでしょう。自分を大切にする人は、このように自然なバランスを身につけ、多くの人から愛されるようになるのです。

さて、ここまで順調に進んできたみなさん。いよいよパートナーをいかにして得ていくかというテーマに入ります。
まず、パートナーを得るには、自分がパートナーに何を望んでいるのかを知る必要があります。そのためには、どうすると心地よいのかを感じること、そこから始めましょう。先の項でお話しした通り、エゴも含めて自分の望むことを実行するよう心がけましょう。
自分自身の内側と外側のバランスが取れるようになると、どのような状況やどのような人間関係が自分を活かしてくれるのかわかってきます。誰かのために、いつも自分を犠牲にして生きていきたくはありませんね。
パートナーとは、お互いが高め合う関係でありたいのです。相手の力を借りて自分らしくなるのではなく、自力で自己実現してこそ、良い関係性が保たれます。
しかし、「相手の力を借りて・・・・・・」と考えている人が、案外多いのですね。これは依存の関係です。お互いの力を削ぎ合う関係です。初めのうちは何とかなっても、段々と息苦しくなり、面倒になり、疎(うと)ましくなるだけでなく、終いには“この人さえいなければ、もっと自由なのに・・・・・・”と考えるようになってしまいます。
また、「相手によく思われたい」という恐れを抱いたままでいると、好きな人に愛されるために、外側固めに専念してしまい、本当の自分から遠ざかってしまいます。その状態で結婚し、何年も取り繕ううちに自分が何者か忘れてしまい、気がつくと誰からも愛されていなかった・・・・・・という悲劇にならないためにも、最初が肝心。この最初とは、自分のことです。
理想のパートナーとは、理想通りの自分になった時に出逢います。これは自分力のミラクル現象なのですよ。これから説明しますから、まずはこのことをお忘れなく!

自分自身のバランスが取れていると、バランスの取れた相手との出会いがあり、バランスの取れた関係を築くことができます。
内面の心は隠しているけれど、外面ではバランスが取れているかのように取り繕っている人には、同じように内面は閉ざし、外面の体裁が良い人と出会います。
逆に、外面では心を閉ざして見えるのに、個人的な関係になった時にだけ心を開く人は、閉ざされた空間の中だけ自分を表現する人と出会うこととなります。
内面と外面が違う人は、外面で見える人柄に興味を持つ人が近づくのです。要は、あなたが「ウソ」を生きていると、その「ウソ」が好きな人がやってくるのです。本当のあなたが好きなのではありません。たとえ一時的に恋愛関係になっても、次第に居心地が悪くなり、”こんなはずじゃなかった・・・・・・”と、失望することになります。
正直に自分らしくある時、その「本当のあなた」を愛する人と出会えるでしょう。自分をさらけ出すのを怖がる必要はありません。理想のパートナー、特に共に人生を生きると決めて生まれてきたパートナーは、あなたが自分で欠点だと思っているようなところに、魅力を感じるようにできているのですから。魂がそうやってお互いを見つけ合うように、エネルギーの中に情報が内蔵されているのです。

あなたが自分を感じ、受け入れて、味わっている時、ハートチャクラは豊かに光を放ち、放射状に広がっていきます。オーラが見える人にはもちろん、見えない人でも、この広がった光のエネルギーを感じ取ることができます。あなたがとても豊かに見え、優しい愛のある雰囲気を感じ取るでしょう。そんなあなたのそばに、多くの人は近づきたいと思うでしょう。あなたの世界に、一緒に存在したいと思います。
人間は、何かを成したから愛されるのではなく、ただ在りのままで「在る」だけで、愛される価値のある存在です。ただそこにいて、自然な呼吸をしているだけで愛おしいと感じるのです。
たとえば、小さな子供がいたら、その子がただ自然にしたいことをして、無邪気に笑っているだけで、愛おしいなと思うでしょう。また、子犬が”ワン”と吠えるだけで、可愛らしいなと思うでしょう。
愛とは、見返りを求めないものです。あなたが自分を大切にした時、あなたは自分から見返りを求めるでしょうか。自分に求めないものは、他人にも求めないのが自然です。愛のエネルギーは、それが自然なのです。
人の役に立ちたいと望むこと。それはとても素敵なことですね。誰か救いを求めている人がいたら、手を差し伸べてあげましょう。でも、それはあなたがしたいからするのです。また、誰かの役に立つ仕事をするのも、あなたがしたいからするのです。初めから感謝されようとしてすることは、相手には負担です。もし手を差し伸べたいのなら、まずはその気持ちを伝えましょう。それをしてもいいかどうか、相手に了解を得てからにしましょう。
自分本位に、または思い込みで、“こうすれば嬉しいはずだ”は通用しません。思いやりと称して、自己表現の場を求めているにすぎません。それは相手にとって迷惑です。あなたがして欲しいやり方があるように、人にもあります。どのようにしたら気持ちがいいのか、聞いてみましょう。決めるのは相手です。その答えをどう受け取るかは、あなたの感性です。
自分に愛を向けると、それは他者へと放射状に広がっていきます。自分の望みを十分に叶えてあげる時、あなたの内と外のバランスが取れ、理想のエネルギー状態となります。瞬間瞬間に、自分を知って呼吸をして、輝くオーラの人となりましょう。

ハートチャクラのヒーリング

STEP1 自分に「ありがとう」を言おう
1日の終わりに、自分を振り返りましょう。自分の気持ちを置き去りにして過ごした日には、自分自身に「ありがとう」を言いましょう。「お疲れさま」と労(ねぎ)いましょう。
思考中心の生活をしていると、体は頭が休憩するのを待っています。頭が疲れて思考が止まると、待ってましたとばかり、1日に感じた心の動きが一気に頭の中に流れ込んできます。そこでやっと、“あの時は居心地が悪かった”とか、“あれは、とっても嬉しかったな・・・・・・”とか、思考の陰で感じていたことに気が付きます。その気持ちを、あなたが気に留めてくれるのを、心も体も待っていたのですね。

やってみよう!
◆体を手で撫でて、ハンドヒーリングパワーを使います。自分の手でも、タッチされたところは癒やされていくのです。「今日も一日お疲れさま。ありがとう」と言ってあげましょう。
◆声に出して、「ありがとう」を3回言いましょう。心と、体と、3つのレベルへ振動を伝えます。

いつやるの?
一日に味わい損ねた感じが上がってきたら、深呼吸でしっかり味わってから行います。お風呂の中で湯船に浸かり、全身をヒーリングタッチしながら行うと効果的です。

ここがポイント!
自分の声は、自分を癒す振動を持っています。声を出していうことによって、味わい損ねたエネルギーを保ってくれていた体の部分が癒されていきます。

STEP2 セルフ・ハグ
体は、一日に10回ハグ(抱きしめること)されるようにできています。触れられたいのです。人間も動物です。子犬は体を撫でてやると、しっぽを振って喜びますね。人間の体も同じです。撫でられて、抱きしめられて喜ぶようにできているのです。
できれば、愛する人と抱き合いたいのですが、それぞれ都合もありますから、取りあえず最低限を満たすために、セルフ・ハグをしてあげましょう。

やってみよう!
◆しっかりと両腕を体に巻きつけて、抱きしめます。
◆自分を感じて深呼吸をしましょう。じんわりと温かな気分になり、胸が開いた感じがしたら、うまくいっています。
◆「ありがとう」のワークと一緒に行うといいでしょう。労いの言葉や、「愛してるよ」「大好きよ」など、自分にとって心地よい言葉を言うのもいいですね。

いつやるの?
セルフ・ハグは、いつでもどこでもできますね。自分はよくやったと思う時。頑張れと思う時。ご苦労さんと思う時。ちょっと怖くて心配な時。孤独で淋しい時。どんな時も、体を独りにしないで、あなたがいることを体に伝えましょう。

ここがポイント!
“ほんとに効果があるのかな!”と首を傾げている方。まずはやってみて下さい。エネルギーには素直が一番。すぐにやってみることです。あなただけの体験が待っていますよ。

STEP3 自分を感じる呼吸
ハートチャクラは心臓の真上にあり、心臓の働きである「血液循環」と、肺の「呼吸」を管理するエネルギーです。呼吸によって酸素を取り込んで血液に乗せ、心臓によって全身へ送ります。血液の循環と共に、エネルギーの循環を行うのが、このチャクラの大きな役割です。
呼吸は、これまでの章でもお話ししてきましたが、エネルギーを活性化していくうえで全てのチャクラに影響します。

やってみよう!
ソーラーチャクラでご紹介したプラーナ呼吸の応用編です。
◆自分力の活性化には、肺呼吸をします。鼻から吸って、口から吐きます。
◆吸う時にゆっくりと両手を広げ、吐く時にゆっくりと両手を閉じます。胸を大きく開いたり閉じたりすることで、ハートチャクラが刺激を受けます。
◆両手には、このハートチャクラからエネルギーが分配され、指先まで流れていきます。この時、両手にある「創造性」のエネルギーも一緒に活性化されていくでしょう。

いつやるの?
私達は、時々、無意識のうちに呼吸を止めていることがあります。たとえば、何か嫌なことに出会った時や、怖い思いに見舞われた時など、味わいたくない思いを感じ始めると、それを避けるために呼吸を止めてしまいます。また止めないまでも呼吸を浅くして、その味わいからの衝撃を和らげようとします。
自分を守るために無意識が動くのですが、これはある種の逃げでもあり、感じる力を失うことになってしまいます。これを繰り返していると、感じる力が弱まるだけでなく、日常の呼吸も、浅く、弱くなってしまいます。
浅い呼吸を繰り返していると、肺に古い呼吸が溜まり続けます。いつまでも過去の痛みにしがみつき、現在を傍観する状態が続いてしまいます。新しい呼吸をして、新しい自分となり、新しい体験を受け入れ、楽しい人生へと転換させていきましょう。

ここがポイント!
呼吸が浅い人は、吸う時に、肺いっぱいまで吸わないで、あわてて吐こうとします。自分力を失っていると、味わう力が乏しいので、適当に物事を終わらせる癖がついてしまうのです。“根気よく自分と付き合う”と決めておきましょう。

STEP4 名前を声に出して唱える
私達個人の名前は、各人の波動を正す力を持っており、名前で呼ばれることには、自分力エネルギーを活性化させる働きがあります。

やってみよう!
◆自分を感じる呼吸でエネルギーが高まった後、両手を胸に当てます。左手をハートチャクラの中心に当て、右手はその手の上に重ねます。両手を重ねて胸に当てている状態です。左右のエネルギー、男性性と女性性のエネルギーを、ここでひとつに交流させています。
◆自分の名前をフルネームで3回、声に出してゆっくり丁寧に言いましょう。
◆名前を声に出して唱えると、エネルギーが調整されて波動が強まります。

いつやるの?
人の影響を受けやすい方や、その場の状況に呑まれやすい方、また自分を見失って混乱している時などに行います。胸の中心から全身に向けて、放射状にエネルギーが広がっていく感じがしたら、うまくいっています。心も落ち着き、自分らしさを取り戻すでしょう。

ここがポイント!
名前は、“たまたま親がつけただけ”とか、“親の好みでついた”と考えている方が多いようですが、魂は誕生までの間、母親のお腹の中や家族の周りでみなさんの心に話しかけ、自分につけて欲しい名前を伝えています。うまくキャッチされると、希望通りの名前がつけられ、その波動が自分力を整える力を発揮していきます。
※稀にキャッチされ損ね、別の名前になる方もいます。
家族や友人から名前で呼ばれると、その都度自分力を整えてもらえるので、ニックネームや偽名などではなく、本名で呼んでもらうことをお勧めします。

STEP5 「自分力」をサポートする“緑色”グッズ
ハーチャクラは、虹の色で言うと「緑」。光の三原色の中の1色です。この色は、石でいうと「エメラルド」のエメラルドグリーンで、やや青みがかった緑色です。愛と調和を意味する、自分力の基本の色です。

やってみよう!
◆ハートチャクラのある上半身に、緑を持ってくるのがいいでしょう。
◆小さな面積なら、ボトムスに持ってきてもいいですね。
◆ペンダントやイヤリングなど、胸回りを飾るのもいいでしょう。
◆両手からハートチャクラを刺激することもできるので、指輪も効果的です。
◆頭部には帽子やスカーフを用いたり、カラーリングなどでダークなエメラルドグリーンにするといいでしょう。神秘的な色合いにすることによって、上層部のチャクラが持つ「神秘性」を邪魔しない色使いとなります。
◆観葉植物や樹木の緑は、心を落ち着かせ癒しをもたらす色です。見ること、そばに置くことで効果が得られます。
◆緑色の葉物野菜は、ハートチャクラの臓器や器官を元気にします。

いつやるの?
トップスで着用すると自分力のバランスが取れ、様々な状況で揺れにくくなり、心の中心を安定させることができます。緑の柄が入ったものやワンポイントで使われているものも、その面積によってパワーが違いますが、良い影響を与えます。

ここがポイント!
エメラルドの石は、もともとハートチャクラのバランスを取る波動を持っています。アクセサリーとして使うと、体全体への影響力が大きいですから、大切な時には身につけるといいですね。ただし、石は外からのエネルギーで波動が変わりますので、使った後の浄化を忘れないことです。海水と同じ塩分濃度の塩水に、1、2時間浸して下さい。後は綺麗に洗い流して下さい。

『ヒーリングレッスン』 第2章 より 寺尾夫美子:著 河出書房新社:刊

私たちが真っ先に、そして最も大事にしなければいけないもの。
それが「自分自身との関係」です。

自分自身を愛せなければ、他人を愛することはできません。
自分自身を認め許すことができなければ、他人を認め許すことはできません。

ハートチャクラを活性化することは、そのまま人間力を向上することにつながります。

「第三の目」を活性化する!

7つのチャクラのうち、上から2つ目が「サードアイチャクラ」です。
サードアイチャクラは、おでこの真ん中、眉間にあり、指で触ると少し窪んでいるところにあり、「第三の目」の名前通り、目で見えるものとは別の「心の目」の力、「自浄力」が働くチャクラです。

寺尾さんは、このチャクラの特徴は、見る・知る・理解する力や直観力、物事を見極める力や洞察力、自分自身を観察し、自分を省みる心の強さなど、自分の都合や感情を中立な心で見極めるエネルギーが動くことだと指摘します。

 自分を見つめ、取り組んでいくと、中立な心へと成長していきます。体験し、色々な感情を味わっている真っ最中にも、目の前の現実を静かに捉え、全体の中で自分はどの位置にいるのか見えてくるようになります。
自分さえよければいいという自己中心的な考えから遠ざかり、他人に対する思いやりや、その場の空気を感じ取る心の余裕を持てるようになるでしょう。物事の中にある真実を冷静に見つめる洞察力が備わり、全体の中で調和していられるようになります。
中立的な心が安定したら、「知覚的立体感」を意識するように心がけましょう。他人を思いやるには”相手の身になって考える”ことが大切ですが、そのためにはこの方法が重要です。大抵の場合“相手の身になって”のつもりが、自分の立場から見ています。“私だったらあんなことをしないわ!”と考えるのは、あくまで自分の状況下での考え方です。これは平面感覚です。人は自分が体験したことから物事を判断しますから、それが当たり前ですね。しかしここで努力をしてみて下さい。
自分の都合からではなく、本当の意味での相手の立場で考えてみます。それは、その人の背景にある生活や人間関係、性格、そして容姿までも含め”たとえば自分がその人だったら”と考えてみることです。想像力を膨らませて、実際相手の身になって考えると、その人から見た自分が見えてきます。そこで初めて、全体の中の自分がわかってくるのですね。自分も他人も、それぞれの都合や感情を超えた、高い意識のところから見つめることができたら、知覚が立体化します。
この立体化した意識の位置が、ハイヤーセルフの意識、「大いなる自己」が存在するところです。

自分を知ることは、とても豊かなことです。自分を知れば、自分をどう扱えばいいのかわかってきます。暗闇の中で手探りで歩くより、明るく照らされた道を導きに従って歩む時、迷いはありません。いつも心の中心に意識があり、静かな状態です。
自分の毎日を立体的に見ると、人生がどのように流れているのかが見えてきます。目の前の体験が、今後どのような展開を促しているのかが見えてくるのです。その先に魂の生まれてきた目的がイメージできるようになるでしょう。自分が今、どこを歩いているのかわかたら、今を生きることが簡単になるでしょう。何のために生まれてきたのか、「生まれてきた目的」は、自分で知ることができるのです。
そして、生まれてきた目的を実現するのは、自分自身です。自分の実行力、行動力によって目的がかたちになっていきます。“どんなことであっても、何の努力もなしにベルトコンベアに乗って運ばれてはいきません。個人の努力がそれを動かすのです。思いつくことは全部やりましょう。思いつくこと自体が魂のメッセージですから、やってみます。答えはやればわかります。時には、“この方法はうまく機能しないので、今後しないようにしよう”と気づくための経験になる場合もあるでしょう。何もかもすぐ成功に繋がるとは限りません。
世界中の成功者が同じことを言っています。「人生の成功は、7割の失敗と3割の成功がもたらした」と。たくさんの失敗を体験することは、大きな成功に繋がるとも理解できますね。今が失敗の時でも、それを目標にした時の初心を思い出しましょう。一度ビジョンを持って、心に決めて行動を始めたら、容易に放り出さないようにしたいものです。
以前、私の友人が失業中に、「生まれてきた目的がわからないから、どこに就職したらいいのかわからない・・・・・」と言って、長い間ブラブラしていました。失業保険をもらって生活をしながら、ひたすら生まれてきた目的が何かを考え続け、それを見つけるワークショップに出ては取り組んでいました。私が色々と提案してみても、生まれてきた目的の仕事ではないと言ってやる気がないのです。
それを半年続けて、いよいよ保険での生活ができなくなる時がきて、仕方がなく、目先の生活のために就職活動を始めました。新聞の求人欄を探し始めると、どうやらその仕事をしている自分をイメージできたようです。数社の条件を検討するうちに、“自分はこれからこの仕事をしたい”と気づいたそうです。
豊かな才能を持った人でも、世間に存在を示さず、内側にばかり注目していると、採用する側の人に見つけてもらえません。
求人している会社に履歴書を送ると、すぐさま連絡がきたそうです。それも「あなたのような人材を探していました」と言って、面接の前からもう採用を決めているようなお話だったようです。面接は採用条件を提示される場となり、翌月には社員として就職しました。

生まれてきた目的は、どこか遠くに隠されているのではなく、目の前にいつもメッセージがきています。童話の「青い鳥」のお話のように、危険を乗り越えて遠いところへ出かけなくても、いつも目の前に溢れています。
魂は遠回りも、面倒くさいこともしません。目の前にやってくる出会いを大切に受け取っていくと、必ず生まれてきた目的の道を歩んでいけるのです。

生まれてきた目的を生きていると、人生に迷いがなくなります。エネルギーを無駄遣いすることがありません。どんな体験にも魂が選んだ意味があります。その意味を感じ取ると、問題が起こっても適切な対応ができるでしょう。またそこから学びを得る速度も加速します。
エネルギーが無駄に使われることなく、豊かに循環していると、オーラの光が増していきます。何かに取り組む時のエネルギーも、使われてなくなるのではなく、さらに新しいエネルギーを生み出し、絶えることなく広がり続けます。
豊かに満ちた「自浄力」のエネルギーは、下のチャクラを調整する力を発揮します。ベースチャクラの「現実力」を、人生の大きなビジョンに向けて有効に機能させます。セカンドチャクラの「感情力」は、自分を味わい、学びへと繋がる流れを作り出します。ソーラーチャクラの「元気力」を、魂の選んだ人生を実現化させる力として働かせます。ハートチャクラの「自分力」では、魂の決めた個性を豊かに磨き上げ、魅力的な人間として他者と調和する力を豊かにします。
また、体験の中のあらゆる観念を調整し、瞬間瞬間の直感によって魂の導きを強く感じさせます。才能を開花させ、大きな栄光を手にした人達が口を揃えて言うのは、「どんな問題がやってきても、それを止める気持ちにならなかった」ということです。またその才能も、“最初は単に興味があっただけ”とか、”ただ続けていただけ”というような、軽い気持ちで楽しむことから始まったと人も多いのです。
魂はあなたのリーダーですから、あなたにとってわかりやすくメッセージを送ってきます。楽しいとか、興味があるとか、何となくそっちへ足が向いたとか、自分を感じて見つめていれば、簡単にわかる方法で伝えています。
自浄力のエネルギーを活性化させ、豊かな人生を送りましょう。

サードアイチャクラのヒーリング

STEP1 本能を超えていく呼吸法
人間の本能は、まずは死なないために働いています。生きながらえるように、命が危機に直面する前から作動していきます。
たとえば、生きるために基本エネルギーが足りなくなると、お腹が空きます。疲れが溜まると眠くなります。そして、呼吸を止めると苦しくなります。これらの感覚は、死んでしまう可能性の入り口の段階で本能が作動し、恐れとなって感じます。本能は、安定した生きている状態を維持するために働いているのですね。
この本能が感じさせる「恐れ」を超えていきましょう。本能が好き勝手に一人歩きするのをコントロールし、精神性、ハイヤーセルフ優位の自分になる方法です。

やってみよう!
この呼吸は、セカンドチャクラで紹介した方法の応用編です。「吸い切る」「吐き切る」が特に重要です。
◆椅子に座り、背筋を伸ばして静かに目を閉じます。意識をサードアイチャクラに集中させます。
◆鼻から吸って、口から吐く呼吸です。最初にこれまで体の中にあった空気を全部吐き切り、ゆっくりと新しい空気を吸い込んでいきます。
◆この時、サードアイチャクラから光が入ってくるのをイメージしましょう。
◆たっぷりと吸い込んで、もうこれ以上吸い込めないところまで吸い切ったら、そこで3つ数える間、息を止めます。3つ数えたら、今度はゆっくりと吐いていきます。この時も、できるだけゆっくり。あわてないで、静かに静かに吐いていきます。
◆全部吐き終わったと感じてから、さらに腹筋力を使って息を吐きます。古いエネルギーをとことん吐き出すのです。そして3つ数える間、吸うのを待ちます。
◆10呼吸ワンセットで行いましょう。

いつやるの?
朝起きてすぐと夜寝る前に行いましょう。朝は、お水も何も飲まないで行います。

ここがポイント!
この呼吸をする時、実は多くの人か強い「恐れ」を体験します。息を吐き切った後、すぐに急いで吸い込みたくなり、吸い切った後も、大急ぎで吐きたくなるのです。息を止める苦しさ、これが本能です。
しかし、諦めないことを覚えておいて下さい。あわてて吸い込みたい時に、自分にはできると自分を信頼して下さい。周りに新鮮な空気がたっぷりあって心配する必要がなくても、ちょっと息を止めただけで、本能は大あわてです。そのまま息を止めないで本能の促すままに呼吸すると、本能の勝ち! 精神性は負けです。

ほんの少しの我慢が、「自浄力」を活性化させ、体験の最中の痛みや恐れから気づきを得る力となります。オーラがパーッと広がる感じがして心が解き放たれ、世界が大きくなったような解放感を体験すると、うまくいっています。体をコントロールしているものが、本能から精神へと移った証拠です。
この体験は、人によってタイミングが違います。また皆さんが同じ体験をするとは限りません。それも魂の計画通り。魂の描いた人生を、静かな気持ちで受け入れていきたいですね。
※息を止めるのが、あんまりにも苦しい時には、目を開けて行います。身の安全が見えていると、本能が安心して呼吸がしやすくなります。

STEP2 ウォーキングメディテーション
「自浄力」を現実へ繋げる方法です。「歩く」と「呼吸する」が一緒にできるので、とてもパワフルです。ベースチャクラのところで紹介した歩き方を基本に、瞑想が加わります。

やってみよう!
◆何も持たない手ぶらの状態で歩きます。両手を大きく振って、視線は斜め45度辺りに落とします。景色に気を取られてキョロキョロしないようにして下さい。身の安全のために、身辺には注意を払っておきたいのですが、見るのは自分の内側です。
◆鼻から吸って口から吐く呼吸を、それぞれ2回ずつで1セットとします。吐く・吐く・吸う・吸うです。呼吸に集中していると、余計な考えが浮かばなくなりますので、頭を空っぽにしやすくなります。

いつやるの?
何か問題に直面している時には、テーマを決めて歩くといいでしょう。最初に心の中で「このことに関してメッセージを下さい」と言います。ハイヤーセルフにお願いするのです。歩く時は、そのことを忘れてもかまいません。呼吸に集中しましょう。
歩いているうちに、ぱっと何かが思い浮かぶかも知れません。気になっていたことの答えが見つかるかも知れません。答えを探し求めるよりは、不意に思い浮かぶ閃きのほうを採用しましょう。

ここがポイント!
呼吸に集中し、頭を空っぽにして歩きます。考えを止めて、頭を静かにしてこそ、ハイヤーセルフのメッセージを受け取るスペースができるのです。考えでいっぱいの頭にはスペースがなく、どんなメッセージも入り込む隙間がありません。そのために、閃きがないと、また考えなくてはならなくなり、いつまでもスペースが広がりません。
人間の考えなど、たかだか数十年の幼いものです。ハイヤーセルフのメッセージは、全ての転生を網羅し、宇宙の源からの英知を伝えてきます。

ウォーキングメディテーションは、体を使ってエネルギーを転換させるので、活性化したエネルギーを現実へ落とし込みやすくなります。歩くことで現実力のチャクラが同時に活性化され、人生のビジョンを現実の生活や行動に移しやすくなります。
考えがまとまり、行動力が後押しされ、実際に今どのように動けばよいのかをクリアに感じ取れるでしょう。またハイヤーセルフと繋がると、あれこれ思案しなくても、”そうしたい”と心から思えるようになるのです。無理に頑張るのではなく、自然な気持ちで実行に移していけるでしょう。

STEP3 情報をオフにする
現代は情報が溢れています。興味があってもなくても、街を歩けば情報が飛び込んできます。駅のポスターから電車の車内づり、街頭で配られる雑誌、建物の看板など、文字がいっぱいです。目は、無意識のうちに文字を読んでいます。
耳も同じです。自然の音から人工の音まで、スロートチャクラの共振力が働いて受け取り、サードアイチャクラで解析しています。人間の聴覚は、その時に注目していようがいまいが、耳が全部キャッチして聞いています。それはしばらくの間、リセットしない限りオーラの中で振動しています。
パソコンを使う方にはわかりやすいと思いますが、あまりにたくさんのデータを入れたパソコンは情報処理能力が遅くなり、時には固まって機能しなくなります。定期的なメンテナンスをして、不要になったデータやゴミ箱の中を削除することで、快適に機能するようになります。人間も同じです。気づかないうちにいっぱいになり、頭の回転が鈍くなるだけでなく、心と体の情報交換が滞りがちになり、感じることから遠ざかってしまいます。

やってみよう!
◆1時間毎に静かに目を閉じて深呼吸し、1、2分の休息をあげましょう。
◆定期的に情報から離れる時間を持ち、データで溢れてしまっている頭を空にしてあげましょう。テレビや新聞、雑誌から離れ、本当に興味のあること以外の情報を入れないようにしてみましょう。
◆目的のない音も排除します。テレビやオーディオなど電気で作られた音を中心に排除するだけで、かなりの効果が得られます。
◆新しい情報を入れないことによって、これまでに溜まったものが削除されると、魂の振動力が強まり、波動のウェーブとなってオーラの端まで届き、クレンジングが進みます。
◆自宅で過ごす全ての時間で実行しましょう。日々、どの程度の時間をオフにできるかで効果が違ってきます。

いつやるの?
雑音を聞きすぎると、魂の波動が埋もれて感じる力がダウンし、頭だけで判断するようになります。目は、考え事をするだけでも、心の内側を観察するというかたちでエネルギーを使っています。考え事をした後や、多くの情報に触れた後などに行ってリセットしましょう。
また電気機器に囲まれた生活をしていると、電磁波の影響を受け、波動が乱れて本来の振動を忘れます。自分がどうしたいのかわからなくなってしまうのです。不要な電気機器をオフにすることは、音の影響だけでなく、こうした電磁波の影響も回避します。
溜まりに溜まった時には、どこか自然が豊かなところに出かけ、できれば1、2週間滞在してゴミ箱を空っぽにするといいですね。

ここがポイント!
私たちの魂の波動は、どんな状況にあっても違った波動になることはありません。生涯を通して同じ波動で振動します。また転生しても波動は同じです。余談ですが、そのために生まれ変わっても再び出会うと「昔どこかで会ったような・・・・・・」と、気づくのですね。
それだけ「個としての存在を決定する波動」ですから、大変パワフルです。この魂の波動が、自分に関係のない波動を排除し、常に一定のバイブレーションを保ち続ける力を発揮します。

音と情報から離れると、かなりスッキリします。1週間これを実践した前と後では、頭周りのエネジーチェックをすると、手触りが違います。ビリビリと痛い波動だった人でも、柔らかな波動になり、オーラが大きく広がっているのがわかります。
頭の周りの荒い波動がヒーリングされると、肩や首のこりも解消されてしまうのには驚きます。体の上部に荒いエネルギーを持っていると、まるで荷物を載せているかのように、体の負担になるのですね。それがなくなるのですから、まさに肩の荷が降りた感じです。スローとチャクラの共振力も力を発揮し、感じる力とエネルギーの伝達能力がパワーアップするでしょう。
いらない情報をオフにして静かな中で過ごしていると、自然に瞑想状態になることがあります。目を開けて何か作業をしていても、とても静かな思考の状態となり、瞑想と近い波動へと変わっていきます。できればいつもこの状態でいたいものです。サードアイチャクラは静寂の中でこそ、その活動が感じ取られるからです。そして、”そこ”が、心の中心、自浄力の源位置なのです。

STEP4 「自浄力」をサポートする”藍色”グッズ
サードアイチャクラは、虹の7色の中では藍色・コバルトブルーの色に対応しています。宝石でいうとサファイヤの色で、濃く鮮やかな色です。
サードアイチャクラが活発に動く方の額を見ると、この藍色が美しく光を放っているのがわかります。スピリチュアルビジョンを持っていなくても、このように光を放っている人は顔が輝いて見え、神秘的な美しさを漂わせます。”オーラが綺麗になると、美しくなる”ということが、証明されるところです。
自浄力は、独りで静かにしている時がヒーリングに最適の時。一番お勧めなのは部屋着の色を藍色にすること。ブルージーンズの藍色の中でも、一番明るい“インディゴブルー”がこのチャクラの色なので、ブルージーンズでできたトップスやボトム、またエプロンやバンダナなどを身につけるといいですね。

やってみよう!
◆コバルトブルーのパジャマを着て寝ると、寝ている間に色の波動がサードアイチャクラを癒し、スッキリした頭で目覚められるでしょう。睡眠中はちょっと夢を多く見る場合がありますが、詰まりすぎた情報をリセットする時にはよく起こることです。
◆コバルトブルーの枕は、ちょうどサードアイチャクラの位置で色の波動を直接受け取れて効果的です。この色は“静かに落ち着く”要素なので、使いすぎて熱くなっている頭を冷やす効果もあります。そのためパジャマにすると、冷え性の方の場合体を冷やすこともあるので、体と相談して使って下さい。
◆コバルトブルーのステーショナリーと小物は、頭脳労働の場面に最適で、見ることで目の疲れも癒します。日記帳・マグカップ・クッションなど、独りになってくつろぐ場面で使う小物もコバルトブルーにしてみましょう。
◆日本古来の藍染め色も、このチャクラの色です。お部屋の中や部屋着を、藍染めシリーズでまとめるといいでしょう。旅行は、常に軽い興奮状態になりがちですから、移動着にも向いています。

いつやるの?
頭脳労働が専門の方や、頭をとってもよく使った日、つらい体験を克服しようとしている時など、精神的な疲れが溜まりそうな時に行いましょう。また、自分にとって精神的にきつく感じる事柄を知っておき、そのような体験がやってきそうな時には、この色で支えてもらいましょう。

ここがポイント!
毎日の生活に追われて、あれこれやらなければならないことで頭がいっぱいの時でも、この色を見たり着たりすることで、自然なかたちで自浄力が刺激されます。
自宅の中でも、プライベートな場所に置くのがポイント。特に鏡周りは、自分を写し自分を見つめる場所となりますから、短い時間でも自浄力が働きます。独りになって一息つく時にちらっと見ることで、じんわりと癒しが起こります。その時、深呼吸をお忘れなく。

『ヒーリングレッスン』 第2章 より 寺尾夫美子:著 河出書房新社:刊

現代人は、頭脳労働が多く、どうしても思考に頼りがちです。
それが私たちの精神を疲れさせ、「第三の目」が開く妨げの大きな原因のひとつになっています。

本当の自分とつながるには、「内なる声」に耳を傾ける必要があります。
そのためには、外側からの雑音を遮断しなければなりません。

上記の方法も取り入れて、上手に“情報デトックス”を進めましょう。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

ヒーリングの基本は「自分を大切にすること」です。

寺尾さんは、“自分を大切にする”とは、感じる力だとおっしゃっています。

感じる力を高めるために鍵を握るのが「チャクラ」です。
チャクラには、私達が生まれて来てから体験したあらゆる情報が保管されていて、自分では忘れてしまっているようなことでも、エネルギー循環を活性化すれば、循環を阻害している心の記憶を蘇らせてくれます。

つまり、チャクラと、そこを流れるエネルギー循環を活性化させれば、前世も含めた「本当の自分」のすべてとつながることができるようになるということ。

すべてとつながることで、すべてを癒す。
新しい時代のヒーリングのアプローチ、ぜひ、皆さんにも体感していただきたいです。

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