本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『ファンが増える!文章術』(山口拓朗)

お薦めの本の紹介です。
山口拓朗さんの『ファンが増える! 文章術—「らしさ」を発信して人生を動かす』です。

ファンが増える! 文章術—「らしさ」を発信して人生を動かす

新品価格
¥1,540から
(2023/5/6 08:06時点)

山口拓朗(やまぐち・たくろう)さんは、ライター・インタビュアーです。出版社で編集者・記者を務めたのち独立されました。
現在は、執筆や講演を通じて「『らしさ』が光る文章の書き方」「人生上昇ライティング術」などの実践的なノウハウを提供されるなどご活躍中です。

「あなたらしさ」は、人生の豊かさを受け取る“希望の種”

山口さんは、あなたにとって、いちばん大事なもの。それは、あなたの「らしさ」であり、「らしさ」が、あなたを守り、幸せへと導いてくれると述べています。

 SNSは、あなたが「らしさ」を
取り戻す場です。
そして、あなたの「らしさ」を輝かせる場です。

でも・・・・・・「私らしさって、なに?」

あなたが今、そう思っていたとしても、
心配はいりません 。
自分ではなかなか気づけないあなたの魅力、
「らしさ」を、
本書で発掘していきましょう。

あなたが「らしさ」を
発信したとき、
あなたの人生と世界の景色が、
一変します。

まず、あなたの心が、体が、魂が、
喜ぶのを感じるでしょう。
あとは、その喜びに従って歩いていくだけ。
魅力を増したあなたの周りに、
たくさんの仲間が集(つど)ってくるはずです。

「あなたらしさ」は、
人生の豊かさを受け取るための、希望の種。
さぁ、あなたらしい
大輪の花を咲かせましょう!

SNS全盛の時代。
スマホを使って、あの人もこの人も楽しそうに投稿をしている。たくさんの仲間に囲まれている・・・・・・。自分も投稿してみたけどーー。

「『いいね!』がもらえなくて、楽しくない」
「何を書けばいいのかわからない」
「自分のことを書くのは恥ずかしい」
「書いていて違和感がある」
「人にどう思われるかが気になってしまう」
「フォロワーが増えないから、つまらない」

もしかしたら、あなたもそんなふうに思っているひとりかもしれませんね。
SNSで楽しそうに発信している人と、そうでない人の違いは、ズバリ、その人「らしさ」を発信できているかどうかです。
あなたがSNSの発信にモヤモヤした気持ちを抱いているとしたら、それは、あなたが自分の「らしさ」を表現できていないか、自分の「らしさ」にまだ気づいていないかのどちらか、ということ。

今、あなたはこんなことを考えているかもしれません。
「そもそも『らしさ』って何?」
「『らしさ』を表現するってどういうこと?」
「自分に『らしさ』なんてあるのかな?」

ご安心ください。
あなたの「らしさ」を引き出し、それをSNS上で花開かせるーーそれがこの本の役割です。
SNSを通じて、あなたの「らしさ」を表現することで、あなたの人生は好転していきます。エネルギーの高まりを感じ、満たされた気持ちになるでしょう。
今まで以上に自分のことが好きになり、人とつながる喜びを実感することができるでしょう。
そして、いつの間にか、あなたにファンができていることに気づくはずです。
「らしさ」を発信するということは、あなた自身の魅力に気づくことであり、あなたに共感した仲間やファンを増やしていくことでもあるのです。

でも、残念ながら多くの人か「らしさ」を文章にすることができていません。また「らしさ」を発信するパワーにも気づいていません。

あなたが「らしさ」を輝かせながら文章を書いていけば、あなたを取り巻く世界は一気にさま変わりするはずです。
「らしさ」こそが、偽りのないあなた自身だからです。
魅力のない人間がこの世にいないように、「らしさ」のない人間は、この世にひとりもいません。
あなたが今「わたしには『らしさ』はありません」と思っているとしたら、わたしは「おめでとうございます!」と言葉をかけるでしょう。
なぜなら、あなたの中に眠る魅力にまだ気づいていない状態だからです。
それに気づき、SNSで輝かそうと決めたならば、その時からあなたの本当の人生がスタートします。

さて準備はいいですか? 旅を楽しみましょう。

『ファンが増える!文章術』 巻頭 & はじめに より 山口拓朗:著 廣済堂出版:刊

薔薇に薔薇の、向日葵には向日葵の、タンポポにはタンポポの、それぞれ良さがあります。

人間も、同じです。
一人ひとりが違っているから、面白いし、刺激を与え合うことができます。

本書は、SNSという無限の野原に「自分らしさ」という、最高の花を咲かせるためのノウハウについてまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「らしさ3要素」とは?

「自分らしさ」とは、自分の特徴がよく出ていることを表すことです。

山口さんは、SNS発信するうえで本書が重視する「自分の特徴」として、以下の3つを挙げ、「らしさ3要素」と呼んでいます。

①好きである
②得意である
③喜びを感じる

①好きである

そのことが「好き」な状態のこと。主観的に、その「もの」や「こと」に好意を抱いている状態です。
わたしの場合、本を書くのが好きですが、料理をするのは好きではありません。

②得意である

そのことが「上手にできる」状態のこと。
わたしの場合、本を書くのは得意ですが、料理はあまり得意ではありません。

③喜びを感じる

そのことについて考えたり、したりするときに、意識的にも無意識的にも「喜び」を感じている状態です(「幸せ」という言葉のほうがしっくりくる人もいます)。
わたしの場合、本を書いているとき、例外なく「喜び」を感じています。料理をしているときに「喜び」を感じることは、ほとんどありません。

つまり、あなたが「好き」で「得意」で「喜びを感じる」とき、あなたの「らしさ」がもっとも輝いている状態ということです。
わたしの場合は本を書くことが①〜③を満たした行為であり、「自分らしさ」を生かした仕事ということになります。

もちろん、「得意」だけど「好き」ではない、「好き」だけど「得意でない」というケースもあるでしょう。
この場合は、ひとまず「らしさ候補」にでも入れておきましょう。
「好きこそものの上手なれ」という言葉のとおり、好きなことには没頭でき、集中力も高まりやすいため上達しやすい傾向にあります。
また、人よりできる(うまくできる)、つまり「得意」なことは自信が生まれやすいため、ちょっとしたきっかけで「好き」になるポテンシャルを秘めています。
たとえば、営業がまったく好きでも得意でもなかった人が、営業のコツをつかんで得意になり、どんどん好きになっていくように、「好き」と「得意」は比例関係ではありませんが、連動性は極めて高いと言えます。
なお、「好き」で「得意」だけど「喜び」という実感が薄い場合も、「らしさ候補」に入れておきましょう。この場合、何かのきっかけで急に「喜びスイッチ」がオンになる可能性を秘めています(そのきっかけは「SNS発信」かもしれません)。

ちなみに、社会的地位や立場、学歴、家柄、持ち物、収入、財産などは、あなたに付随しているものにすぎず、あなたの「らしさ」そのものではありません。
むしろ、「らしさ」とは、そうした付随物をすべて取り除いたときに残るものです。
つまりは、「裸のあなた」です。
裸になったとき、あなたに残るものは何でしょう?

『ファンが増える!文章術』 第1章 より 山口拓朗:著 廣済堂出版:刊

好きなこと、得意なこと、喜びを感じるもの。
最初からそれらがない人は、いません。

子どもの頃は皆、そんなものに囲まれて過ごしていたはずです。
やりたくないこと、興味のないことをしたりしているうちに、忘れてしまっただけです。

大人になるにつれて着込んでしまった鎧を脱ぎ捨て、「裸の自分」になること。
それが最初の一歩だということですね。

自分の「好き」にフタをしない

では、「好き」はどのように見つければいいでしょうか。

山口さんは、好きなものや好きなことがある人ほど、エネルギーの高い状態で生きていると指摘します。

 スイーツ、料理、ゲーム、エステ、スポーツ、文房具、ガジェット、歌、語学、家事、乗り物、映画、芸能人、小説ーー、「好き」の対象は多種多様です。

あなたの「好き」は、SNSで発信するうえで大きな意味をもちます。なぜなら、好きなことを発信しているとき、その文章にエネルギーがのるからです。
エネルギーののった文章は、読む人の心に響きやすく、ときに、大きな感動や共感を生み出します。
友人との会話などでもそうでしょう。
好きなことについて話をしているときと、興味のないことについて話をしているときでは、あなたの表情や声、身振り手振り、雰囲気などが大きく異なるはずです。
好きなことを話しているあなたからはポジティブなオーラが出て、キラキラと輝きを放っているはずです。
そう、これがあなたの「エネルギーが高い状態」です。

もちろん、文章の場合、表情や声色、身振り手振りは使えません。それでもやはり文章を読めば、その人がどれだけそのことを「好き」なのかが透けて見えます。文面から香り立ってくる、と言ったほうがいいかもしれません。

「わたしにはとくに好きなことはありません」と言う人もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
好きな色は? 好きな場所は? 好きな食べ物は? お気に入りの服は? それぞれ何かあるのではないでしょうか。
YouTubeでどの動画を見ようか決めるとき、あなたは、あなたの「好き」に従っているのではないでしょうか。
あなたの中にすでに「好き」はあります。
あとは、その「好き」に気づけるかどうか、です。

「好き」という気持ちがわからないという人は、もしかすると、人生におけるさまざまな選択において、「好き」ではないほかの何かーー「正しさ」「常識」「他者の目」「損得」などーーを優先してきたのかもしれません。
周囲の大人やメディアなどから「好きなことだけしている人は無責任」という「呪い」をかけられきた人であれば、なおのことその傾向は顕著でしょう。
好きじゃないけど正しいと言われているから〇〇をする、〇〇を頑張る、〇〇を我慢する、〇〇を選ぶーーということはありませんか?
もちろん、それらが悪いわけではありませんが、自分の「好き」をおろそかにしすぎると、その感度が鈍りやすくなります。
好きなことや、やりたいことを我慢し続けた結果、自分が本当に何が好きなのか、何をしたいのか、わからなくなってしまう人もいます。
ふだん欲求にフタをしている人は「欲求不感症」を患っている恐れもあります。
あなたが自分の欲求に素直になり、そんな自分を受け入れ、満たすことができるようになると、あなたに本来の活力が戻ってくるはずです。

自分の「好き」にフタをしている人ほど、自分の中に芽生える「小さなやりたい」を軽視しがちです。
面倒くさいから、お金がないから、時間がないから、才能がないから、〇〇さんに悪いからーーそんな理由をつけて「やらない」という選択をするのです。
だから、自分の「好き」がわからなくなるのです
アイスティーを飲みたいのに、みんながホットコーヒーを注文したから「私もホットコーヒーで」と言ってしまう。こういう行為が、あなたの心を曇らせてしまっているのです。
あなたが、あなた自身の人生より他の何かを優先している限り、自分の「好き」には気づけません。
なぜならて、ほかの何かを優先するためには、自分の「好き」を遠ざけておいたほうがラクだからです。もっともらしい言い訳は、探せばいくらでも見つかります。その言い訳に頼りながら生きるクセがついているのです。
言い訳を積み重ねることによって、あなたの「らしさ」が薄まっていく。それは、あなたがあなたでありながら、あなたではない状態とも言えます。
「小さなやりたい」ことすらやらずに、人生を終える自分を思い描いてください。死ぬ間際に後悔しませんか?
「小さなやりたい」の中には、あなたの「好き」が眠っているかもしれません。
もっと言えば、日常に生まれる「小さなやりたい」をひとつずつ丁寧にやっていくことで、人は「らしさ」を輝かせていくのではないでしょうか。
ポイントは、「やりたい」と思った瞬間に「やる」という選択ができるかどうか。
これま自分の気持ちを置き去りにしてきた人ほど、「小さなやりたい」を実際に「やる」ことに抵抗感を抱くでしょう。
まずは、軽く飛び越えられるハードルからでOK。
「小さなやりたい」を「やった」へと変えていきましょう。
自分の気持ちに素直になり、「小さなやりたい」を「やった」に変え続けていくと、次第に、本来の自分とつながっている感覚を得られるようになります。
その感覚は、やがて充実感と幸福感へとふくらんでいきます。

それまで遠くに追いやっていた「本当はやってみたいこと」や「妄想に近い夢」についても、「できるかも?」」と思えるようになり、いつの日か「できる!」と確信を得られるようになります。
「小さなやりたい」を「やる」ことから、あなたの人生は大きく変化するのです。

小さい頃ーーあなたがまだ自分で自分の存在を認識していなかった頃を含めーーあなたは好奇心のままに生きていました。

線路脇で何時間も電車を眺める。
1日中、人形遊びに没頭する。
くり返し同じ絵本を読む。
紙とペンがあったら、すぐにお絵かきを始める。
歌いたくなったら歌い、踊りたくなったら踊る・・・・・。

そうした好奇心は、大人になるにつれて少しずつ薄れていきます。好奇心よりも、理性や常識、世間体、他人の目を優先するようになります。遠慮や羞恥(しゅうち)の芽生えも、好奇心を弱らせていきます。
社会で生きていると、好奇心を自制しなければいけない場面は山ほどあります。
しかし、自制心がいきすぎると、その人自身に不幸をもたらします。
好奇心を失うと、自分の「好き」を感じられなくなるからです。
禁欲的で自制的な日々の中で少しずつ生活から潤いが消え、心が渇いていきます。
そして、あるとき、「自分は何のために生きているのだろう?」と思うのです。
「くすの木千年 さらに今年の若葉なり」
これは太宰府天満宮境内にある石碑に刻まれた言葉で、明治から昭和にかけて活躍した俳人・荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)が詠んだ句です。
誕生からすでに1000年近くが経ったかと思われるくすの木でも、昨年とは違う新しい芽が生えてくるーーこれこそが生命です。
生きている限り、生き物は新陳代謝をやめません。新しくアップデートし続けているのです。
この自然の摂理は、人間にも当てはまります。
「もう◯歳だから、自分には何の可能性もない」
「もう◯歳だから、自分には挑戦する資格がない」
「もう◯歳だから、自分に何かできるとは思えない」
これらはすべて嘘っぱちです。
私たちは退化の一途をたどっているわけではありません。日々、進化し続けています。何歳であっても、その気になれば、千年のくすの木同様、若葉を芽吹かすことができるのです。
「年齢」はSNS発信を控える理由にはなり得ません。
むしろ、SNS発信という刺激の大きいチャレンジをすることで、心の新陳代謝が活性化し、かつて見たことのない自分にアップデートできるかもしれません。
SNS発信には、そのポテンシャルが十分にあります。
もちろん、歳を重ねたからこそ生まれる「らしさ」もあるでしょう。その「らしさ」をパートナーにSNS発信するのも一興ではないでしょうか。
もしもあなたが、無味乾燥な人生から抜け出したいなら、久しくオフにしていた好奇心のスイッチをオンにしましょう。

あなたはどんなことに興味があるのでしょう?
本当は何がしたいのでしょう?

あなたの心に問いかけてみましょう。あなたの心は、きっとその問いに答えてくれるはずです。

『ファンが増える!文章術』 第1章 より 山口拓朗:著 廣済堂出版:刊

「こんなこと、誰の役にも立たないのでは」
「こんなこと、誰かに知られるの恥ずかしいな」

そんな余計なことは置いておいて、自分の心と素直に向き合うことが大切です。
今こそ、好奇心のスイッチをオンにして「自分らしさ」を探す旅に出かけましょう。

「らしさ」の種を見つける14の質問

「自分らしさ」が何か、見当もつかない。

そんな人のために「らしさ」を見つけるヒントとして、山口さんは、以下の14の質問を提案します。

 大切なのは、出した答えに対して「こんなものは違う」と簡単に決めつけないことです。答えのよし悪しや優劣をジャッジせず、ただ無心に、素直に、心の感じるままに質問の答えを書き出していきましょう。

①あなたが好きで仕方ないことは?

【例】スポーツ、読書、音楽、映画、料理、旅行、手芸、〇〇の買い物、ゲーム、クルマいじり、カラオケ、お掃除、おしゃれ、お祭り事、人のサポートーーなど。
どんなことでもかまいません。あなたがそれをしているとき、あるいは考えているときに「楽しい」「幸せ」と感じるものは何でしょうか?

②あなたが長く続けてきたことは?

【例】早起きする、日記をつける、部屋に花を飾る、瞑想、筋トレ、お弁当作り、オシャレ、お城巡り、美術館巡り、温泉巡り、〇〇のコレクション、妄想するーーなど。
幼少期から今に至るまで、あなたが長く続けてきたことはありませんか? ①と重なってもOKです。

③あなたがこれまで情熱を傾けてきたことは?(幼少期を含む)

【例】演劇、楽器演奏、学び(本、セミナーや講座など)、プログラミング、鉄道の写真撮影、営業活動、アルバイト、ボランティア活動、〇〇の追っかけーーなど。
①や②と重なってもOKです。幼少期に情熱を傾けてきたものが、あなたの「らしさ」の故郷であるケースもよくあります。

④あなたが人からよく褒められることは?(人よりうまくできることも含む)

【例】笑顔、聞き上手、盛り上げ上手、物知り、片付け上手、品がある、センスがある、記憶力がいい、先見の明がある、文章がうまい、ユーモアがあるーーなど。
褒められることの中には、あなたが当たり前のようにできることも含まれるでしょうが、自分にとっての当たり前が、他人にとっての当たり前とは限りません。
「当たり前にできること=あなたの価値」であり、その中に「らしさ」が含まれていることは珍しくありません。

⑤あなたがお金を使ってきたこと(よくお金を使うこと)

【例】マンガ、洋服、美容、旅行、アロマオイル、食べ歩き、ゲーム、〇〇の収集、〇〇のセミナー、〇〇の習い事、〇〇のライブーーなど。
あなたはこれまでに、「やりたいこと」「ほしいもの」「体験したいこと」「学びたいこと」など、「自分の好き」にお金をかけてきたはずです。
そう、お金の動きの中から、あなたの「らしさ」の種が見つかるのです。
あなたがこれまでにもらったレシートやカードの購入履歴を見れば、そこには、あなたの「らしさ」の残像が写っています。
また、あなたは今貯めているお金を、生活費以外で何に使おうとしていますか?
そこには、あなたがお金を出してでも「やりたいこと」「ほしいもの」が含まれているのではないでしょうか。

⑥あなたが短所だと感じていることは?

【例】飽きっぽい、ズボラ、時間にルーズ、人見知り、寂しがり屋、考えすぎ、鈍感、八方美人、内弁慶、身長、後先考えないーーなど。
短所もまた個性です。たとえば「飽きっぽい」人は「好奇心旺盛」だと言い換えられるように、短所かあるからこそ長所が存在している、とも言えます。
調子と短所を合わせたものが「らしさ」なのです。あなたが短所を受け入れたとき、その裏返しである長所にも光が当たり、「らしさ」が輝きを増していきます。

⑦あなたが人に対して「なんでそれができないの?」と感じることは?

【例】パソコンが上手に操作できない、計算ができない、気遣いができない、段取りができない、コミュニケーションができない、うまく〇〇ができないーーなど。
人に対してイラッときたり不満を感じたときは、「らしさ」に気づくチャンスです。
「なんでそれができないの?」と感じるときは、「自分ならもっとうまくできる」という自信があるのではないでしょうか。
たとえば、あなたが段取りベタな友人にイラッとくるとしたら、あなたは内心「自分ならもっとうまく段取りができる」と思っているわけです。
「なんでそれができないの?」という気持ちの裏側にある「理想」や「こだわり」を表現していくことは、あなたの「らしさ」を輝かせることにつながります。

⑧あなたが人に嫉妬することは?

【例】話がうまい、発想力が豊か、コミュニケーション能力が高い、人気がある、仕事ができる、キラキラ輝いている、なんでもそつなくこなすーーなど。
たとえば、あなたはサッカーの久保建英選手に嫉妬しないでしょう。もし嫉妬するなら、サッカーの才能があるのかもしれません。
嫉妬することに罪悪感を抱く必要はありません。本当に相手にならない人や、興味のないテーマであれば嫉妬心は芽生えないもの。嫉妬心の裏には「わたしも本当はそうなりたい!」「わたしだってできるのに!」「わたしのほうが〇〇に優れているのに!」という強いエネルギーが潜んでいるのです。
嫉妬心の奥にある、実は輝きたがっている「あなたらしさ」に目を向けましょう。

⑨あなたが今までに克服してきたことは?

【例】・極度のあがり症だった→今は人前で堂々とスピーチできる
・長年やせられず困っていた→半年で10キロのダイエットに成功
・売れないセールスパーソンだった→その後、トップセールスの常連に
「できるようになった」ことは、人生からあなたへのギフトかもしれません。その間に「出会ったこと(人)」「学んだこと」「実践したこと」が、あなたの「らしさ」を「どん底→克服」の成長体験が誰かの助けになるかもしれません。

⑩あなたの「話が止まらないこと」は?

【例】家庭菜園、最新グルメ情報、韓流ドラマ、ITツールの使い方、貯金・投資、ビジネスアイデア、ロックフェス、占い、スピリチュアルーーなど。
話しながら、あなたのワクワクが止まらないこと、心が喜ぶこと、充実や幸せを感じること。そこに、あなたの「らしさ」があります。
雑談しているときに、つい語り始めてしまうことはありませんか? そこにはあなたの強い興味と関心、それに喜びが隠れているのです。

⑪あなたが「人の役に立った」と思うことは?

【例】知識で役に立った、行動で役に立った、言葉で役に立った、ふるまいで役に立った、技能で役に立った、経験で役に立った、〇〇で役に立ったーーなど。
あなたがこれまでに「人の役に立った」と思うことはなんですか? 人の役に立ったことで、あなた自身も喜びや幸せを感じたことはありませんか?
答えが「はい」だとすると、それは「らしさ」を生かした貢献だった可能性が大です。それが「好き」で「得意」なら、あなたのSNS発信のテーマになり得ます。

⑫あなたが人から言われてうれしい言葉は?

【例】すてき、かわいい、カッコいい、変わってる、偉い、スゴい、優しい、賢い、明るい、情熱的、努力家、自然体、落ち着く、癒やされた、助かったーーなど。
あなたは、人からどんな言葉をかけられるとうれしいですか?
あなたが言われてうれしい言葉の裏返しは、あなたの中にある「こういう自分でいたい」という理想の姿かもしれません。
その理想の姿に、あなたが安心感や充実感、「幸せ」や「喜び」を感じるなら、自分に向けられる褒め言葉の力を借りて、あなたは、あなたの「らしさ」を輝かせていくことができます。

⑬あなたが本屋さんに行くと向かうコーナーは?

【例】・心理学や自己啓発→「生き方」や「人の心」に関心があるのかも?
・ファッション→「オシャレ」や「美」に興味があるのかも?
・経営やマーケティング→ビジネスに興味・関心があるのかも?
・インテリア→「おうちが好き」「居心地のいい部屋で過ごしたい」のかも?
目的なく、ふらりと立ち寄った本屋さんで、あなたの足が向かうのは、どんな本が置かれているコーナーですか?
足が向かう先は、あなたは潜在的に興味・関心をもっているテーマです。本屋さんが、あなたの興味・関心をあぶり出してくれているのです。
家の本棚も、あわせてチェックしてみましょう。
捨てずに(売らずに)残っている本も、あなたに「らしさ」を教えてくれます。

⑭死ぬ間際にどう思えたら最高ですか?

【例】〇〇に打ち込めて充実していた、やりたことをやり尽くした、たくさん笑って楽しかった、自分の使命をまっとうできた、自分らしく生きられた、挑戦し続けたーーなど。
あなたの寿命が今、尽きようとしています。
あなたは、自分の人生をふり返りながら何を感じていますか?
充実していましたか?
したいことをしましたか?
あなたらしく生きましたか?

「死を迎える瞬間にどう思えたら最高か?」と考えることは、あなたの「らしさ」を浮き上がらせるひとつの方法です。
ご安心ください。あなたはまだ死にません。時間は十分にあります。
「このままだと後悔しそう」と思うなら、そうならないための一歩を踏み出しましょう。その一歩の中に「らしさ」が含まれています。

『ファンが増える!文章術』 第2章 より 山口拓朗:著 廣済堂出版:刊

自分のことは、知っているようで、実はわかっていないことも多いです。
自分を客観的な視点から眺めるうえでも、この14の質問を考えることは意義深いです。

皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。

「自分の言葉」で伝えること

相手に伝わる言葉は、自分自身が発した言葉です。
誰かの言葉をそのまま書き写しても、薄っぺらいものになり、心に響かないでしょう。

「先生からうちの子に〇〇を言ってくれませんか?」
親が先生にそんなお願いをしている姿を見たことがあります。
あなたも、自分で言わなければいけないことを、人任せにしていませんか?
相手に対して言いたいことを言えないのは、心理的な抵抗があるからです。
それを言うことによって、相手に嫌われるかもれない、相手を怒らせるかもしれない、自分の本性がバレるかもしれないーーといった恐れを持っているのです。

「言いたいことを言えない状態」は、「自分が好きなことを好きと言えない状態」と同じです。
「好き」と宣言しようとすると、相手や周囲の目が気になり、心理的な抵抗が芽生えるのです。
自分で言わなくてはいけないことを我慢したり、人任せにしたりせず、あなたの言葉で相手に伝えるクセをつけていきましょう。
長年、ため込んできた親やパートナーへの不満などもそうです。
相手がその言葉に耳を傾けるかどうかは問題ではありません。もちろん、相手をやり込めようなどと思う必要もありません。

あなたが思っていることや感じていることを伝えることによって、あなたは自分自身を発信していくための「言葉」と「心」を養っていくことができます。
また、相手にも理解されやすくなり、信頼関係も深まりやすくなります。
なにより、自分にウソがなくなるため、自分への信頼が強まります。
SNSであればなおのこと。自分の思いを伝えられる人は、その言葉によって仲間やファンとの「出会いの場」をつくっていくことができるのです。

毎日、面白いことがあまりない、だから書くネタもない・・・・・。
あなたがそんなふうに思っているとしたら、それはあなた自身が「つまらない眼鏡」で世の中を見ているのかもしれません。
みんなが大爆笑している会話の中にいても、その人自身に「楽しみたい」「おもしろがりたい」という意識がなければ、おそらく“クスリ”とも笑えないでしょう。

世の中がおもしろく見える。
世の中が楽しそうに見える。
世の中が明るく見える。
世の中が幸せに見える。
世の中が輝いて見える。

こういう感覚を持って生きている人は、その人自身がおもしろく、楽しく、明るく、幸せで、輝いているのです。
「おもしろい眼鏡」をかけて世の中を見ているのです。
世の中は、実は無色透明です。そこに色をつけているのは、いつでも自分なのです。
タレントの所ジョージさんは、駆け出しの頃、給料が7万円だったときも、自分が世界でいちばん幸せだと思っていたそうです。
「給料だと思えば安いけど、小遣いだと思えば7万円はすごいじゃん」と。
まさに「幸せの眼鏡」をかけているのでしょう。
「不幸の眼鏡」をかけて「7万円なんて安すぎる」と落ち込む人生を選ぶこともできますが、彼は幸せになるための眼鏡を選んでいるのです。
風邪を引いたときも、「風邪を引いた。チキショー、不運だ!」と「不運の眼鏡」をかけることもできれば、「大病にならないよう、風邪が危険信号を送ってくれた」と「幸運の眼鏡」をかけることもできます。
「つまらない眼鏡」をかけている人の発信が、つまらなくなるのは当然です。
一方、「おもしろい眼鏡」「楽しい眼鏡」で世の中を見始めると、おもしろいことや楽しいことに遭遇する機会が格段に増えます。
「今日1日オフィスで仕事をしていたので、何も書くことがありません」ではなく、「今日1日オフィスで仕事をしていたから、たくさん書くことがあります!」へと変化するのです。
こういう人は、SNS発信のネタに困ることもありません。

この眼鏡は、あなたが自分を見るときにも使われています。「つまらない眼鏡」をかければ、自分がつまらない人間に思え、「おもしろい眼鏡」をかければ、おもしろい人間、魅力的な人間に思えるのです。
書くネタがない、おもしろいことがないと言う人は、まず自分がどんな眼鏡をかけているか気づきましょう。

『ファンが増える!文章術』 第3章 より 山口拓朗:著 廣済堂出版:刊

人の脳には、意識を向けたもの、興味をもったものを選んで認識する機能があります。
赤い車が気になり始めると、急に赤い車ばかりが目に付く、みたいにですね。

「世の中、つまらない」
そんな思い込みを持っていると、つまらないことばかりが目に飛び込んでくるのは当たり前です。

自分がかけているのは、どんな眼鏡なのか。
ネタに困っている人は、それをもう一度確認してみましょう。

「魅力的なSNS発信に共通すること」とは?

SNSにおいて、最も大事なことは「継続的な発信」です。

山口さんは、さらに発信内容が魅力的であれば、ファンやフォロワーを獲得する確率は格段に高まると指摘します。

 魅力的なSNS発信に共通するひとつの特徴として、その投稿が読む人への貢献になっている点が挙げられます。

【貢献の種類】
楽しませる・喜ばせる・癒やす・元気づける・感動させる・勇気づける・共感する・(いい意味で)驚かせる・興味をかきたてる・代弁する・〇〇な不安を和らげる・〇〇な欲求を満たす・笑わせる・希望を与える

【貢献発信を受け取る人の反応】
「なるほど!」「スゴい!」「驚いた」「へえ〜」「そうなんだ!」「すばらしい」「ステキだ!」「そんなことってあるの?」「ためになった!」「知れてよかった!」

あなたの発信したことで、読む人がこのようなメリットが得られるなら、その投稿には貢献が含まれていると言えます。
貢献の発信をするたびに、あなたの「徳」が積まれていきます。第3章でも少し触れましたが、「信用貯金」と言い換えてもいいでしょう。

あなたがよくチェックしているSNSの人気者の顔を思い浮かべてください。
その人のSNS発信には貢献が含まれていませんか?
つまり、役に立ったり、おもしろかったり、勇気をもらったり、目を覚まさせてもらったり・・・・・とあなたに何かしらの好影響を与えているのではないでしょうか。
その人たちは貢献発信をすることによって、「信用貯金」を貯めているのです。
「信用貯金」が貯まっていると、いざというときに、その貯金を引き出すことができます。たとえば、あなたが協力を求めたときに協力してくれる。あなたが応援を求めたときに応援してくれる。あなたが困っているときに助けてくれるーー。
これは「信用貯金」が不足している状態では決して起きないことです。

この「信用貯金」は、ビジネスとして活用することもできます。
あなたが商品やサービスを発売したとき、何かしらのイベントを開催しようと思ったとき、コミュニティを発足しようと思ったときなどに、多くの人が「はい、買います!」「はい、参加します!」と名乗りをあげてくれるのです。

あなたがもし、自分の「らしさ」を輝かしながらSNS発信できていると感じているなら、第2ステップとして「貢献発信」も意識してみましょう。
「信用貯金」を貯めることで、さらにあなたの人生が動き出すはずです。

読者の役に立つこと、助けになることを書く。
読者が、「楽しい」と思うことを書く。
読者が感動することを書く・・・・・。
読者への「貢献の意識」は、SNS発信する際のセオリーと言えるものです。
貢献をすればリターンも大きくなる。これは世の常でもあります。
とはいえ、「貢献だなんて、難しそう」と感じる人もいるでしょう。
そういう人は、いきなり「貢献」について考える必要はありません。個人のSNS発信の第一義は、あくまでも自分の「らしさ」を輝かすことだからです。

愛や貢献は、よくコップの水にたとえられます。
自分のコップの水(愛)が満たされ、コップから溢れ出したとき、その愛が他者のコップに注がれていくのです。これか「貢献」です。
コップの水が満たされていない状態で、他者のコップに水を注げば、あなたの愛はたちまち枯渇してしまうでしょう。
犠牲心の上に成り立つ貢献は、往々にして長続きしません。

自分のコップが満たされていない状態で貢献しようとすると、相手のためではなく、自分を満たす手段として誰かに貢献しようとします。
これを心理学では「メサイアコンプレックス」と言います。「救世主妄想」とも呼ばれ、自分の低い自己肯定感を満たすことを目的に人を救おうとする心理のことです。
この場合、自分の貢献が拒絶されたときに「自己否定された」と感じ、怒りなどネガティブな感情が芽生えることもあります。極めて危うい貢献と言えるでしょう。

もしも今、あなたのコップが満たされていないと感じるなら、まずは自分に貢献しましょう
自分を甘やかし、許し、楽しませるのです。

あなたの心が喜ぶことは何でしょう?
あなたの心が楽しいと感じることは何でしょう?
あなたの心が癒やされることは何でしょう?
あなたが自分らしく生きているとき、コップには常に愛がわき出しています。
あなたのコップが愛で満たされたとき、自然と他者への貢献の気持ちがわいてくるでしょう。
たとえその貢献が誰かに拒まれても、自分が満たされているため、ネガティブな感情を抱いたり、傷ついたりすることもありません。
あなたが自分に貢献し続ける限り、愛が枯渇することはありません。
「自分ファースト」から始める貢献発信をオススメします。

「自分に貢献する」以外に、もうひとつ自分のコップを満たす方法があります。
それは、すでに与えられていることに気づく、ということです。
自分のコップが満たされていない人の中には、実は満たされていることに気づいていないだけの人もいます。
そのバロメーターは感謝の数で見ることができます。

「今この瞬間、あなたが感謝していることを10個書き出してください」
そう言われたとき、ササッと10個書ける人もいれば、まったく書き出せない人もいます。
書き出せない人の中には、自分は不運だ、生まれた環境が悪かった、何をやってもうまくいかない、物もお金もない、周りからも評価してもらえないーー、などといった愚痴や不満を抱いている人が少なくありません。

しかし、どうでしょう。
あなたが今吸っている空気に、あなたは毎日いくらお金を払っていますか?
食べたものから栄養を取り入れて、不要なものを排泄するーーその優れた機能はあなたがつくったものですか?
今日あなたが食べたごはん(お米)は、あなたが田んぼで育てたものですか?
今日あなたが食べた焼き魚は、あなたが海で獲(と)ってきたものですか?
あなたには、すでに与えられているものが山ほどあります。
ところが、そのことに気づいていません。だから、感謝していることを書き出せないのです。

生きづらい世の中だと感じているかもしれませんが、100年まで遡らずとも日本に爆弾が落ちていた時代がありました。
同じ日本人同士、刀で斬りつけ合っている時代もありました。
薬も医療もない時代もありました。
そんな時代と比べて、今は本当に「生きづらい世の中」なのでしょうか。

自分や環境への感謝の気持ちをもつことは、「自分のコップが実は満たされている」ことに気づくことでもあります。
そこに気づいた瞬間から、もうあなたは貢献のステージにいます。
与えられている自分に感謝し、たっぷりと幸せを感じることで、自然と「誰かに貢献したい」という気持ちが芽生えていくはずです。

幸いにも、現代のわたしたちにはSNSがあります。貢献したいときにいくらでも貢献できる環境を手にしています。
人の助けになりたいという気持ちは本能です。
道で幼い子がひとりでシクシク泣いていたら「どうしたの?」と声をかけませんか? 杖をついた高齢者が電車に乗ってきたら「どうぞお座りください」と席を譲りませんか?
人には本能的に「助けたい」という思いがあり、人に何かしらの施しをすることは、相手にとってはもちろん、施した本人にとっても大きな喜びなのです。
あなたの「らしさ」をあなただけが独り占めするのではなく、誰かのために使うときがきているのです。
「らしさ」と「貢献」は相反するものではありません。
「貢献」は「らしさ」に内包されているのです。

『ファンが増える!文章術』 第5章 より 山口拓朗:著 廣済堂出版:刊

「自分には、世の中に貢献できることがない」

そんな考えは、単なる思い込みにすぎません。

誰でも、他人の役に立てるし、与えるだけの豊かさをもっています。

特に、私たち日本人は、豊かさに慣れすぎています。
それが当たり前で、分け与える豊かさをもっていることを忘れてしまっている人が多いですね。

「ない」ことを嘆くより、「ある」ことを喜び、感謝すること。
「ある」ことが「らしさ」であり、「らしさ」の中に「貢献」があります。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

自分は平凡で「らしさ」がない。

そんな悩みを抱えている人は多いかもしれません。
そんな人こそ、SNSの発信を始めてみてはいかがでしょうか。

山口さんは、SNS発信は「らしさ」のスイッチをオンにするトリガー(引き金)だとおっしゃっています。

自分が何に興味があるか、何が得意か、何が苦手か。
SNS発信を通じて、嫌でも向き合わざるを得なくなります。

他の人からの受け売りではない、自分自身の内側から湧き上がってきた想いを言葉にする。
そこにSNS発信の醍醐味があります。

今は個人が活躍する時代です。
私たちも「らしさ」全開の文章を発信し、人生を思いっきり輝かせましょう。

ファンが増える! 文章術—「らしさ」を発信して人生を動かす

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