本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『宇宙と神様の真実』(サアラ)

お薦めの本の紹介です。
サアラさんの『宇宙と神様の真実 次元上昇に向かう今、日本人にしかできないこと』です。

サアラ(Saarahat)さんは、「スピリチュアルは科学である」という理念に基づき、幸福な生き方を提案するSuper Life Galleryを主催されています。

神々との「共同創造」が始まる!

サアラさんは、2023年は、地球(テラ)にとっても、この魅力あふれる地球に住む私たち地球人類(テラン)にとっても、そして、皆さんが属している銀河にとっても、私自身が属している先進宇宙文明にとっても、歴史的に特別な年であったと、いずれ振り返って思う時が来るだろうと述べています。

その理由は、激動と、混乱と、激しい変化に満ちたこの年は、地球創生以来いまだ一度も果たしたことがない、地球人類の自立への道がまさに開かれる年だからです。

 すでに目覚ましい変化が起きています。この宇宙は、地球と地球人類が、銀河の様々な文明と再び健全な交流を行う準備を整えるために、日々大きな変化が起きていて、正直この原稿を更新するのも追いつかないくらいです。
ここで一つお断りをしておかなければなりません。私自身は今の地球が存在しているこの宇宙から見た並行現実の一つである、先進宇宙文明にも同時に存在しています。ですから、この宇宙で起きていることと、私が属する宇宙のことをできるだけきちんと区別して書くつもりです。しかし、わかりにくい点が出てくるかもしれません。
今までの私の著書の中で書かせていただいてきたのは、私が属する宇宙の様子です。それでは、自分たちには関係ないじゃないかと言われるかもしれません。いいえ、大いに関係しています。その理由を簡単に説明しておきましょう。
「アセンション」という言葉があります。この言葉は、「2012年にアセンションが起きる!」といった情報が飛び交い、注目を集めました。しかし、日本では2011年3月11日に起きた、日本人の心に深く刻まれ、決して忘れることができない、東日本大震災という大きな出来事と、その後の復興に明け暮れているうちに、「アセンション」はどこかへ頓挫してしまったように、すっかり聞かなくなりました。しかし、この「アセンション」はまさにこれから起こそうとしていることです。
アセンションとは次元上昇という意味です。このことについて、今の地球では、宇宙全体の振動数、もしくは周波数が上昇して、ある特定の領域を超えると起きることだと思われているようです。
実際にはそうではありません。周波数が上昇して、密度が変化しても、次元上昇とは言わないのです。ここにはたくさんの宇宙が存在していて、それらはまるで石けんを泡立てたときのように、たくさんのきらめく気泡がいくつも連なっているように存在しています。
それぞれの宇宙は、それぞれ次元が違います。このように次元の差がある宇宙の間を行き来することを次元間移動と言い、個人ではなく、太陽系や銀河という大きな単位で移動することを、次元間移行と言ったりしています。
今回テラをめぐる銀河が希望したのは、この大きな変化のチャンスに、私が所属する先進宇宙に次元間移行を果たすということです。ですから、私たちの宇宙はそのための特別プロジェクトを、皆さんの宇宙の時間に換算すると、およそ45億年も前から準備してきました。
これらの詳しい経緯は本文の中でお伝えしますが、ここでは、そのことを頭の片隅において読み進めていただきたいというお願いにとどめることにしましょう。
ですから、皆さんが先進宇宙の状況を少しでも知って、今までの地球文明における価値観や概念との違いを理解することによって、すでに始まった、日本が中心となる、まったく新しい地球文明を創造するために参考にしていただくことは非常に有効なのです。
さて、日本人である皆さんや、今回は日本人として生まれなかったけれど、かつて何度も日本人として生まれてきた記憶を持っている人たちが、この重要な時期に何をしようとしているのか?
それは、この先地球の明暗を分けるような一大事業です。そして、この役割は他の誰にも代わることができない大役です。
そのことを皆さん一人ひとりが思い出し、実践、実行していくためには、まず、皆さん自身の祖先である神々について、もっと知る必要があると思っていた矢先、大和出版の佐藤さんから、「そろそろ次の本を作りませんか?」「次は神様の本がいいです!」と、連絡が来ました。
これぞアッパーマネジメント! まさに天なる采配です。

皆さんにとって、日本の神社にお祭りされている神々は、皆さんの祖先です。そして、その神々がやり残したことを引き継ぎ、成し遂げるために、再び皆さんはこの地球の「日本」という特別な国に生まれてきました。
ですから、この本が出版されることを神々は大変喜んで、協力してくださっています。

皆さんの魂による、この超長期的計画は、いよいよ実践段階に入ります。これから神々との共同創造が始まるのです。
私自身も、やっと地球に生まれてきた役割を実践実行できることに、心が躍ると同時に身の引き締まる思いもあります。
まず第一の仕事として、宇宙の勇者であり、知恵者である皆さんに、心を込めてこの本を綴(つづ)ります。すべての言葉に祈りを込めて。
皆さんの魂の記憶の扉を、ゆっくりと開くようにお伝えしていきましょう。

『宇宙と神様の真実』 はじめに より サアラ:著 大和出版:刊

本書は、今まさに起ころうとしているアセンションの真実と、そこで日本人が果たすべき役割についてわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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神々は宇宙から来た「地球外生命体」たち

「信仰」は、宗教などと結び付けられて、かなり歪められて使われている言葉です。
ネガティブな感情を抱いたり、拒否反応を示す人は多いでしょう。

サアラさんは、本来の信仰とは、目に見えない「意識」「心」「思い」「熱意」「意志」などといった作用に深く関わる重要なことだと指摘します。

 何にも情熱や熱意が湧かない、意志力が弱くて継続できない、豊かな心をなかなか持つことができない、といった悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。実はこの理由は「信仰」と深く関わります。
ここから地球は、猛烈なスピードで進化の方向へと歩みを進めるタイミングに来ています。そして、このプロセスにおいて、まず日本人が健全な信仰心を取り戻すことが、地球の明暗を分けるほどに重要なことなのです。
そこで、本来のあるべき「信仰」とはどういうことなのかを考えていただくために、改めて、「そもそも神とは何者なのか」ということについて、深く考え直す機会が来たことを実感しています。
古代遺跡の壁画には、たくさんの「神」と呼ばれる存在たちの姿が描かれています。その他にも竹内文書、九鬼文書(くかみもんじょ)、ホツマツタヱなどの多くの古い文献が残されています。そこには、生き生きとした神たちの姿が記されています。
そこで見る神々の姿は、一神教で崇(あが)められている神の姿とは異なり、豊かな感情を持ったユニークな存在という印象を受けるのではないでしょうか。それは、古代シュメール、インダス、エジプト、メソポタミアなど、古代文明を作った神たちも同じであり、彼らは、それぞれの神話に描かれている通り、はるか宇宙の文明からやってきて、地球上に新しい文明を構築した地球外の知的生命体、ETたちだからです。
彼らは非常に発達した文明からやってきたということは言うまでもないことですが、そればかりではなく、それぞれにユニークな性質を持ち、そうぞれが違った分野のエキスパートとしての役割を持っていることなどもわかります。
そして何より興味深いのは、私たちが彼らの心理的な要素や、感情、思いなどを理解することができるという点ではないでしょうか。つまり、現代の地球人類と、はるか昔に遠い宇宙からやってきた神々は、共通する部分が多く、わかり合うことができる存在であったということです。

先に挙げた古代文明の遺跡には、現代人を圧倒するような謎の建造物や壁画などがたくさん残されています。それは、長い間地球では存在しないとされて、神格化され、「神」と呼ばれてきた、高いテクノロジーを持つETたちが残した歴史的な遺産です。
例えば、シュメールには最古の文字とされる楔形(くさびがた)文字で石板に書き残された歴史的な記録がありました。この中には、すでに気象をコントロールすることができるテクノロジーが存在していたことを示す記述さえあります。しかし、このような驚くべき事実を封印するために、アメリカはイランとイラクを対立させて1980年から1988年まで続くいわゆるイライラ戦争を仕掛けて、イラク博物館に保管されてきたシュメール文明の大切な記録を隠蔽しました。
このような出来事は、これまでの歴史上数え切れないほどあります。しかし、今、水瓶座時代に入り、水瓶座というサイン(星座)が象徴する性質通り、隠されきた事実は明るみに出て、世間に広まり始めました。
しかし、新しい事実を受け入れることは、多くの人々にとって、これまでの人生を無駄にしてきたような感覚や、大きな裏切りを受けることになる、生きる指針を失うなどと感じるために、容易ではないはずです。
新しい時代が訪れるとき、大きく人を二分します。その一方は、新事実を受け入れたうえで、新しい希望を見出すために創造的な選択をし始める人たちであり、もう一方は、新事実を受け入れられずに、強引に過去を生き続けようとする人たちです。
今まさに私たちは、このようなプロセスにあり、多くの人たちが大切な仲間を失ったり、家族間でも意見の相違から亀裂が入ったり信頼関係を失ったりしています。
今多くの人たちが苦渋の選択を迫られています。その理由の一つは、人間関係は、実は潜在意識に大きく影響を与えるので、創造的に未来を切り開こうとする人と、過去を生きようとする人たちが共にいると、互いに心身に支障をきたし、現実的にもうまくいかなくなるからです。
だからこそ、私は多くの人が事実を受け入れるお手伝いをしたいと望んでいます。そして、大切な仲間を失うことなく、多くの人たちが新たな文明へと続く礎を築く力として結集できることを願っています。
そのために、これから私が知る限りのことをお伝えしていきましょう。
このように、「神」と呼ばれてきたETたちは、地球というまだ若い希望の星にやってきて、この地にも社会を作り、新たな生き物たちをたくさん生み出しました。その中には、たくさんの海中生物、動物たち、植物、昆虫やもちろん地球人と呼ばれる新しい人類種(ヒューマノイド)が含まれます。
それでは、地球上で「神」という言葉が使われ始めたのはいったいいつからなのでしょう。神話に登場する神たちはすでに「神」という言葉を使っていたのでしょうか? そうだとすれば、何を指す言葉だったのでしょうか?

神秘的なことに関心がある人たちは、「レムリア」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。レムリア文明は、メソポタミアに登場する文明よりもはるか昔の文明です。レムリア文明やその後に続くムーやアトランティス文明に関しては、残念ながら、最終的に大陸ごと沈んでしまいましたから、残された痕跡はごくわずかです。
そのため、歴史としては挙げられていません。でも、今地球には、これらの太古の文明に生きていた記憶を持つ魂が多く生まれてきているので、都市伝説のような話であるにもかかわらず、疑いを持たずに自然に受け入れている人が多いのはうなずけますね。
ことに日本人の中には、レムリアに生きた記憶を持つ人が多くいます。実際そのときの記憶を鮮明に認識することができる人は、残念ながら今はまだ少ない状態です。しかし、地球の振動数がもう少し上昇して、あたかも直線的に流れているように感じる「時間」というものが立体感を持って創造的に整うことによって、鮮明な記憶を取り戻す人たちが次々に現れるはずです。
レムリア時代は、今から50万年ほど前に存在した文明です。ただし時間の計り方は、その指針となる地球世界の周波数が変化しているためにとても難しいことです。地球の多くの研究者の方たちは、この2万年余りの間に、あらゆる時代、あらゆる文明が凝縮して存在していたように言われている方が多いようですが、私や私に属する宇宙の仲間たちは、レムリア文明が地球上に存在したのは、おおよそ50万年前のことと認識しています。
この違いは、どの視点から計るかの違いです。つまり、地球から見た地球時間と、より多くの知識を持ち、また高度なテクノロジーを持つ世界から見た「時間」の概念と、地球人の「時間」の概念の違いや、あるいは地球以外の、より密度の高い世界から見た時間や、逆に密度の低い世界から見た時間の違いというケースもあるでしょう。ですから、どちらかが誤りだということはできません。
実際、地球でも竹内文書などに書かれていることは、時間的にも、地理的にもかなり大きなスケールで書かれています。
いずれにしても、レムリアでは、すでに「神」に近い言葉があったと思います。ただし、それは皆さんが今まで使ってきた「神」という言葉が示すものとは違う意味のものです。

レムリアの重要な神殿の一つが日本の与那国島のあたりの海底に沈んでいます。ここは与那国島からグラスボートを出してもらうと、誰でも見学することができます。何となく気になる人や、ピンときた人は出かけてみるのもよいでしょう。実際に見ると、その迫力やエネルギーの強さに圧倒されます。魂の記憶がフラッシュバックするかもしれません。
さて、レムリア文明があったムー大陸は、太平洋上にありました。その西の端で突然亀裂が入り、現在の日本列島や、ニュージーランド、その他のポリネシア、ミクロネシア、メラネシアの島々、そしてイースター島以外の大部分が後に海の底に沈んでしまいます。その痕跡となるのが、日本海溝です。
ですから、日本列島はかつてレムリアの最西端だったわけで、レムリアの経験を持つ多くの魂が、今回地球の次元上昇のタイミングで、日本人として生まれてきています。
私自身もその一人です。私はレムリアの霊的指導者であるシャーマンの妹であり、女性神官の一人として、与那国島の近くあった神殿にいました。つまりその海底遺跡です。もちろん、神殿があるのですから、神が存在するのは当然なのですが、先述の通り、今地球上で多くの人が認識している「神」の概念とはだいぶ異なるものです。このことを理解するのにおそらくまったく抵抗をもたないのが日本人かもしれません。
なぜなら、日本には、アラーやヤハウェやエホバといった絶対的な権限を持つ唯一神という概念がなかったからです。むしろ「八百万(やおよろず)の神」「空」という概念のほうが受け入れやすいと思うのです。
それでも、頭で理解しても、日常生活にその概念を活用して、自分自身の可能性を積極的に探求する創造的な人生にすることは難しいです。ぜひ皆さんには、そこにトライしていただく熱意を持って読み進めていただけたら幸いです。

さて、私たちが今、直近で目指す世界は、レムリア初期、レムリア後期と同等の振動数の世界です。もちろんその当時とまったく同じ文明とまったく同じ文明をこれから構築するわけではありません。それでも、混沌を呈する時代の端境期に立って、何を指針として何を目指したらよいのか分からなくなっている方も多いと思いますので、レムリアについて知っておくことは、多くのヒントを得ることにつながるのではないでしょうか。

レムリア文明は、おおよそ3万年弱という非常に長い間続きました。「ユガ」と言われる地球の歳差運動の周期が約2万6千年ですから、地軸のゆらぎが一周する間のすべてのプロセスを経験した文明です。
その初期には、まだ今の地球人であるホモ・サピエンス・サピエンスは存在しませんでした。ですから、もちろん遠くの宇宙文明からやってきた地球外の知的な存在によって作られた文明でした。
そこに参加した人、つまりヒューマノイドたちは、宇宙のかなり広範囲のエリアから集まった、そのころの若きエリートたちです。つまり、一つの星系からではなく、違ったいくつかの星系から集まってきた異なる種族たちです。そして、彼らが共同研究するためのコロニーが作られました。
彼らはもともと人類だったわけではありませんが、それぞれが進化を遂げた結果、皆直立二足歩行ができて、両手に指があり、道具を使いこなすことができる人類種もしくはそれに近い種族となっていました。その中には、シリウス星系のエリートも、リラ星系のエリートもいて、そのほとんどがこの宇宙ではプレアデンと呼ばれているかもしれません。そして、ニビル星のエリートもいました。
宇宙においては、このようにまったく違った背景を持っている異種属たちが、共同研究を行ったり、共同開発を行ったりすることは珍しいことではありません。むしろ単一な要素しかないグループで行うことのほうが少ないのです。
その意味ではエジプト文明に残された遺跡を見るとわかりやすいかもしれません。エジプトには、たくさんの壁画や像が残っていますが、そこに描かれている生き物は、同じように手足を持って直立しているものでも、ずいぶん姿に違いがあります。これらは、違う種族が共に一つの文明を築いたという証です。
ですから、レムリアのコロニーでは、違った種の宇宙人たちが共同生活を営むことができるように、コロニーは透明なドーム型のルーフで囲われて、その中の環境は、高い技術によって安定した状態を保たれていただけではなく、それぞれの種の生体のニーズに対応できるように、コロニー内に存在するブースは、切り替えることによって、環境を変えることもできました。

レムリア文明の最も大きな特徴は、「所有」という概念がないことです。つまり、私の〇〇、誰かの〇〇ということが一切ありません。おそらく皆さんには想像しがたい世界ではないでしょうか。なぜなら、現代社会を生きるモチベーションは、ほとんど所有にあると言っても過言ではないからです。

『宇宙と神様の真実』 Ⅰ より サアラ:著 大和出版:刊

私たち、今の人類を創ったのは、他の星から来た宇宙人でした。
「神」とは、彼ら、人類より遥かに進化した存在のことを指していました。

人類自身が、アラーやヤハウェなどの唯一の「絶対神」を作り出しました。
それにより「神」や「信仰」の概念も、大きく歪められてしまったのですね。

「ホモ・サピエンス・サピエンス」の特徴とは?

今の地球人類種、ホモ・サピエンス・サピエンスを作った神は、どんなETだったのでしょう。
二ビルから来たアヌンナキの王子エアです。

エアは、自分のDNAと、それまで地球にいた優れた種である、ホモ・サピエンスを交配しました。

そうして誕生した、ホモ・サピエンス・サピエンスは、12層のDNAを持ち、それぞれが違った周波数帯域に適応することができるようにセットされています。

さらに、後から来たETたちによって、よくも悪くも遺伝子操作されそのうえ混血が生まれていますから、一人ひとり違った資質も容姿も持つようになりました。

 最初に挙げるべき大きな特徴として、先ほど述べたDNAの違いがあります。私たちのDNAは12の階層に分かれていて、それは12の違った密度の世界に対応可能だということを意味しています。密度という言葉を使いましたが、みなさんがよく言われる次元という言葉が近いのかもしれません。しかし、宇宙では「密度」と表現します。つまりそれは、周波数の違う世界という意味になります。
今までホモ・サピエンス・サピエンスは、12層の最も周波数の低い世界にのみ対応する部分しか使っていませんでした。
それは、多くの歪んだ社会的概念によって、使う機会が失われてきたからです。例えば、この広い宇宙に地球人以外に知的生命など存在しないことは、長い間一般の人たちの常識でした。このような結果、ほとんどの人が目の前の最も振動数が低い形で存在している物質にしか意識が向かず、高い振動数の世界を見ることも感じることもしませんでした。この状態では基底部しか必要ありません。
しかし、昨年末あたりから始まった宇宙の大改革のおかげで、ホモ・サピエンス・サピエンスへの理不尽な干渉に対して、厳しく取り締まる動きが出てきています。そのために、今はすべてのDNAが解放されました。ですから、今後は私たちの取り組みによって、自由にDNAにスイッチを入れることが可能だということです。
しかし、新しい領域のDNA情報から機能を引き出すために、情報を受容できる脳が必要になります。さて、多くの地球外の人類種と、ホモ・サピエンス・サピエンスの脳は違います。
私たちの脳は、右脳と左脳に分かれているために、一人ひとりが持つ可能性が多くなり、それぞれの個性も豊かになりました。このことは霊的な目で見ると大変価値があることです。
この宇宙に存在するすべてのものは、有機的なものも、無機的なものも、すべては「空」から作られた「空」の化身です。つまり、すべては「空」の可能性の現れです。また、それらすべてが、さらに新たな可能性を知るためにあらゆる物事を創造し、それを経験するために存在しています。
ですから、より多くの可能性を持っていることそのものに、非常に大きな価値があります。
また、それぞれが独自性を明確に持っていることも、「空」に潜在する可能性の探究を拡大するうえでも、個々に分担するうえでも重要です。ですから、私たち地球人類、ホモ・サピエンス・サピエンスは宇宙のホープと言ってもよいでしょう。そして、実際私たちは多くの宇宙人類に羨望の眼差しを向けられています。

さて、右脳は情緒的、感覚的な部分と関わる脳であり、左脳は理性や論理的思考と関わるとされています。そして、このような脳の分離はより広い振動領域に対応する感受性を持つことを可能にしています。ですから、覚醒時には、人々は目の前に展開されるホログラムである現実を、より強く感受することができ、また睡眠時には、色鮮やかで鮮明な夢を見ることも可能にしてくれています。

地球上における現実世界は、宇宙の中でも最も周波数の低い世界です。それそのものは決して悪いことではありません。最も低い周波数の世界を創造できたということは、テラの実力と素晴らしい有機を証明することの一つです。
しかし、私たちはこの低周波の世界に適応できる肉体を持って、ここに存在している分、自分自身の霊的な意識との差は大きく、統合させることが難しくなります。ですから、右脳と左脳に分ける必要がありました。そして、夢という形で、あるいは瞑想のような方法で高自我、つまり自分自身の高次の意識にアクセスする方法を与えられました。
夢は一晩に100以上も見ていますが、そのうちのいくつかを覚えている人と、すべて忘れてしまう人がいます。この違いの最大の理由は、その人が夢に関心があるかどうかにあります。当然のことですが、人は興味を持ったことに対して意識を向けます。そして、意識=エネルギーですから、意志を向けたところにエネルギーが集まります。
ですから、夢に関心を持つことで、夢について考えたり思い出そうとしたりします。そうすることによって、夢を見ている世界の思考と日常的な思考の間をエネルギーが行き来する回路ができるので、夢を覚えていて、夢の中で経験したことや知ったことが現実世界に活用できるようになります。そればかりか、多次元にわたる様々な質の、様々な夢の中から、必要な夢を選択することさえ可能になります。
夢の世界であるアストラル領域と現実世界の周波数が大きく乖離(かいり)しているのも地球の特徴です。しかし、私たちはこのような脳の構造を持っているおかげで、訓練の仕方によって、低周波の現実世界と、夢のような高周波のアストラルレベルの意識を、自由に行き来し、両方を駆使することによって、様々な可能性を瞬間的に選択することができるのです。

さて、右脳と左脳に分かれているメリットとしてもう一つ重要なことがあります。それは、地球の強い重力に耐えることができるというメリットです。
先述したように重力そのものは強い力ではありませんが、非常に繊細に人の意識に影響を与えると同時に、時間にも影響を与えています。地球上では人が一つのことに集中して意識を向け続けることは難しく、すぐに散漫になってしまいます。
しかし、重力が強いこの世界では、五感を通して現実を感じる刺激が強いので、意識が散漫になることによって、その刺激を和らげる効果があります。もし、私たちの脳が左右に分離していない状態だったら、意識は常に何か一点にフォーカスされた状態になり、感覚的に強い刺激を受け続けるので、神経が疲弊し切ってしまうでしょう。その状態は、かつてエアや他のETたちが強いストレスを感じて、疲弊したのと同じ状態です。この状態を回避するためにこのような脳の構造を与えられました。
しかし、これから一つの物事に集中し続けることができるようになり、あらゆる物事をクリアに理解することが可能になります。
しかし、散漫な状態が当たり前になっているので、大事なことにフォーカスして集中するために訓練が必要です。訓練方法は、後の章でご紹介することにしましょう。

『宇宙と神様の真実』 Ⅱ より サアラ:著 大和出版:刊

私たちは、12層あるDNAのうち、たった1層しか使っていません。
地球の周波数は、それだけ低かったということです。

地球全体が次元上昇していくにつれて、人類も周波数を高めてより高次な存在へと進化していきます。
閉ざされていたDNAの残りの層が開かれていくことでしょう。

日本人は「龍族」の末裔!

日本ではよく「龍神」という言葉を耳にします。

龍神とは、何を指す言葉なのか。
サアラさんは、以下のように説明しています。

 ドラゴン種は、宇宙の中で最も古くから存在しています。そうは言っても、そのころ宇宙世界は、まだ非常に密度の高い、高周波の世界でしたから、彼らは物理的な肉体を持っていない、超意識体、もしくはプラズマ知性体と言われるようなものでした。
そのエネルギーの形は、中国のカーペットや食器などに描かれているような、長い形をしていました。物質がない世界では、肉体もないので当然ですが、それはプラズマが特定の構造を連続させてできる長い形をしていたのです。それを9ドラゴン、九龍と呼びました。最初の「9」という数字は9柱の龍という意味ではありません(神は一人二人でなはく、一柱、二柱と言います)。「9」という名前です。
日本で龍神と呼ばれているのはプラズマ知性体である九龍を意味しているのではないでしょうか。そして、日本には、頭部が9つある九頭龍神が祭られていますが、これは九龍の象徴でしょう。

九龍は、周波数が低下していく中で、長い眠りにつきます。この時代を、私が所属する異次元宇宙の世界では、「宇宙の冬」と呼んでいます。その眠りの中で九龍は皆、まだ存在していない「人間」を見ました。これは「空」に潜在している大きな可能性と、九龍たちがつながった結果の夢でした。
ですから、九龍は「空」に潜在する膨大な可能性と知性とつながった叡智そのものなのです。
やがて必ず物理次元が出現したときに、この美しい生き物が生まれてくることを九龍は知って、「人間」の守護神となる約束をしました。

さらに周波数が低下していくと、明確な分離が表れるようになります。物質がはっきりと現れ、徐々に肉体を持った生き物が生まれてくるようになります。その肉体を構成している細胞には、この九龍が与えた叡智が刻印されています。
それはとても興味深い現象でした。ですから、九龍は肉体に宿ることで、物質の世界を探求したくなります。そして、たくさんの生物を作り出し、九龍は面白い経験をし始めることになります。
周波数が低下すればするほど、分離が進み、個体ごとに違う個性を持つようになり、また違う生物も増えていくことになります。そこで、初めて個がそれぞれ違う選択をして、違う経験を選ぶという現象が現れます。
かなり初期の段階で、立って歩くことができる、いわゆるゴジラ型の肉体を作りました。恐竜のようですね。この、恐竜という言葉に「竜」という文字が入るのは、このことを理解していたかもしれません。
これがゆくゆくドラコニアンに発展していきます。今はドラコニアンというと、悪名高い印象が強いと思いますが、そのころの世界には、たくさんの要素がないわけですから、まだ善悪の概念がありませんでした。彼らは非常に好奇心旺盛で、行動力もあり、目的を確実に果たそうとする意欲に満ちた若々しさを持っていました。
そもそも、善悪は関係性の中でしか成立しないものです。何か対象物がなければ、悪意を持つことも、悪事を行うこともできません。ですから、まだ生き物と言えば、プラズマの意識体である九龍、スライムのように特定の形を持たないもの、発光している光の存在などしかない世界では、善悪は成立しません。
したがって、このころのドラコニアンの原型は特に悪い生き物などではありません。
ゴジラのような姿で、さらに振動数が低下していくと同時に、もっと迅速に動くことができる肉体が欲しくなります。そして、ドラゴンたちは四足歩行の肉体を作り出しました。それが狼の原型です。この狼の細胞にもちゃんとドラゴンの叡智が刻まれていました。
このようにして、周波数の低下とともに、次々と新しい生き物が増えていきます。

ここで一つ付け加えておきましょう。生き物として最初に現れたのは、非常に小さな微生物たちです。微生物はあっという間に種類を増やしていき、後から出現する大きな生き物たちと共存するようになります。
そして、動物だけでなく、同時に植物や鉱物も次々と現れます。そうなると、「空」に潜在する新しい可能性をもっと経験したいという欲求から、関係性が生まれるようになります。その一つは、互いを食すという関係性です。そして、もっと細かい作業をしたくなります。そこで、ドラコニアンたちも、四足歩行の中で最も古い狼の種族たちも、九龍が見た夢の中に現れた生き物を作り始めました。
はじめのうちは、すべて九龍の意識が生物を生み出していましたが、そのうち生み出した生き物に刻まれている叡智が活性化することによって、その生き物たち自身が優れた知性を発揮するようになります。
特に四足歩行の種族から発展したものたちは、遺伝子工学の天才たちを生み出しました。
最初に人間型の生き物を出現させたのはドラコニアン種でした。しかし、このときの人間は、感受性が弱く、生命力も非常に弱かったので、すぐに泡のように消えていってしまいました。おまけに今の人類を知っている皆さんからしたら、どこが人間なのかと憤慨するような醜い生き物でした。
しかし、ドラコニアンは、非常に強い意志を持ち、ある意味執念深く、簡単にあきらめたりしない性質でした。ですからリラ星系で、ドラコニアンからも、狼からも得た情報をもとに、九龍がその叡智を直接分けることによって、今の素晴らしいヒューマノイドが完成しました。
新たに生まれたヒューマノイドは大変生命力も豊かで、精神的にも安定していたので、非常に早く発達していきました。
ですから、今でもリラの人類の祖たちは、すべての宇宙の生き物の教師的な役割を果たしています。仏陀はリラの人類の祖を「如来」と伝えました。
さらに周波数が低下すると、ドラコニアンたちも、狼たちも、それぞれ経験を通じて、意識の世界と現実世界のそれぞれの作用がどのように関係性を持ち、どのように物事を変化させているのか、それらの相関性を学び始めるようになります。
こうして、彼らは真の意味での「スピリチュアル」という科学を論理的に理解し始めました。この学びは、最初の意識体である九龍のシンボルとして魂に込められています。
ですから、こうした非常に高度なスピリチュアルな叡智を持つ神として、世界中に残された遺跡や、神話の中に存在しています。

さて、私たち日本人の祖先は、九龍の叡智を受け継いだ古い狼やドラコニアン族の子孫の魂を持っている人たちがたくさんいます。先代旧事本記にも、最初の天皇はゴジラのような姿だったというような内容が記されています。
そして、今ドラコニアンやレプティリアンは、悪の代表格のように扱われているように思います。しかし、分離が進めば、必ず二元性が生じます。その中で、ある特定のものを「善」とするのであれば、対局に「悪」という概念が生じるのは当然のことです。特に欧米社会では、その文化的、宗教的背景からしても、何かを善とすることによって、それ以外を悪としてしまうような傾向があります。これらの概念は、意外と自分たちは気づきにくいものです。
もちろん、日本が例外だと言っているわけではありません。今の日本はGHQによってすっかり教育を変えられ、日本らしいマインドも精神性も育たないようにされてきましたから、私たちもともすると単純な善悪で片づけ、ひとたび「悪」とレッテルを張られたものに対しては、どんな攻撃をしても、どんなに打ちのめしてもよいような風潮になってしまっていることを、コロナ禍で強く感じました。
マスク警察や、ワクチンを打たない人に対する非難、また、その逆でワクチンを打った人に対する侮蔑や差別、そして、初期のころには罹患(りかん)した人に対する痛烈な非難と攻撃もありました。
このようにイレギュラーな状況になると、人の奥に隠れた闇の部分が明るみに出るのものです。
しかし、本来の日本人の精神は決してそのようなものではなかったはずです。たとえ意見が違っても、それぞれの背景にある事情などをくみ取り、「元はすべて一つ」であったということを前提に、受け入れようとする精神性が受け継がれているはずです。そして、確かに今でもそのように考えることができる人たちもたくさんいます。
これは九龍から受け継いだ意識をもとに思考している状態です。
同じ人間でも、同じ人種でも、同じ国の人でも個人によって差はあります。ですから、元は同じドラコニアンであっても、同じ狼であっても、分離が進むにつれて、肉体的な特徴も分かれ、また、メンタルな部分にも大きな違いが出てきました。それも長い時間をかけて経験してきたことの違いによることも大きいのです。
当然のことですが、日本人の大祖は決して悪意に満ちたドラコニアンの仲間ではないことを改めてお伝えしておきます。なぜなら、戦後の日本人は世界中から残虐非道な悪者であるかのような言われようをしてきました。そのために、日本人は罪の意識を刷り込まれ、誇りを失ってしまった部分が大きくあるからです。
ここで、いわゆる悪役を担ってきた若いドコニアンたちと、九龍から叡智を受け継いだ古いものたちを区別するために、先住民族のシャーマンに習って、後者を龍族と呼ぶことにしましょう。
まさにこの龍族が私たち日本人です。そして、今こそ私たちがもう一度誇りを持って、新しい文化の中心として立ち上がる時が来ています。

『宇宙と神様の真実』 Ⅲ より サアラ:著 大和出版:刊

すべての源「空」につながった叡智である「九龍」。
その化身が「龍神」と呼ばれる存在です。

私たち日本人は、九龍の叡智を受け継いだ龍族。
次元上昇し「空」と一つとなる、統合の道を進んでいる地球で、龍神の力を借りながら、重要な役割を果たすのは間違いありません。

「進化」とは何か?

サアラさんは、進化はすべての生きとし生ける生命たちの切望であり、誰にも止めることができない自然の摂理だと指摘します。

サアラさんは、「進化」とは何か、以下のように詳しく解説しています。

 私たちの周囲の世界は、常に規則的なスパイラル状の運動をしています。そのスピンには周期があり、長いものも短いものもあります。
今私たちが経験しようとしているいわゆる「進化」は、これらの周期の中で最も長いものか一つのサイクルを終えて、新たな周期に入ることを示しています。この、最も長い周期は、一つの宇宙を創造してから終焉させて、新たな次元を創造し始めるという壮大な進化です。これには次元上昇が伴うことになります。
この「次元」という言葉の意味が皆さんの認識と、標準的な宇宙の概念とに差があるので、私はいつも言葉を選ぶのに戸惑います。皆さんは周波数が高い世界を高次元という呼び方をしているようですが、宇宙ではそれは「密度」と言います。したがって密度が高い世界は周波数が高くなります。
そして、次元の差は世界の差で、並行宇宙を指します。ですから、次元上昇するということは、一度ワームホールを通過して、新たな世界を創造することを意味しています。それがどれだけの規模で起きるかによって、今までの世界と次の世界との差は変わってきます。今回は少なくとも銀河全体がホールに入ることを想定していますが、その場合はこの銀河に関わってきた者たちすべてが、一気にホールを通過する必要があります。
もし、それができずに何かを排除する形になれば、ホールを抜けた先の世界は、あまり密度の差がない世界となってしまう可能性が高くなります。
ですから、もう一つのやり方として、次元間移行というやり方があります。それはすでに進化を遂げている世界に銀河まるごと吸収されるというやり方です。このやり方のほうが、移行するこちらの銀河にとってはリスクが少ないのですが、移行した先の状況には大きな影響を与えることになります。
この銀河の今の状況は、すべてがそろってホールを通過することが難しい状況になっています。しかし、それができることが最も理想的なやり方ですから、私の属する並行宇宙では、それを目指して協力することを提案しました。
実は先日、5月18日から19日の2日間にわたって、私と私の仲間の一人は、初めて銀河連合からの招待を受けて、話し合いをしました。1日目は妨害が入ったので中断しました。その経験をもとに、連合側でも、私たちも万全を期したおかげで、2日目は非常に良い状態で先方の二人の代表者と話し合いを進めることができました。
私が属している並行宇宙は、先進宇宙文明と言われています。そして、今皆さんが経験しているようなプロセスを経験してきました。ですから、連合側の代表者からはいくつか質問を受け、それに応える形で話が進んでいきました。
このときに私たち側は、できるだけ技術的な面でも協力させてもらうので、必要なことはなんでもリクエストしてくれるように申し出をしました。
その内容の一部を後ほど掲載しておきましょう。

しかし、どうしてもホールを通過することが無理な状況になった場合には、私たちの宇宙は歓迎する旨もすでに伝えています。しかし、あくまでもこれは保険として考えてほしいということも伝えました。
私はこのための使者としてやってきた保険のおばさんのようなものですね。しかし、皆さんと同じようにある意味蚊帳(かや)の外である地球上に地球人として生きてきました。ですから、この宇宙の状況は、正直なところよくわかっていなかったということに、今回改めて気づきました。そして、皆さんは私以上に知るチャンスを与えられていませんね。
少し言い訳をさせていただくと、この世界と私自身が共振してしまうことは、私がここに埋れてしまうことを意味します。それでは私の役割を果たすことができなくなってしまうので、今までここにひっそりと潜伏していました。
しかし、私の仲間からこの世界の銀河連合が今までにない動きをしていることを報告されました。あまりにも性急な動きや、やや強引とも言えるやり方に、私はちょっとついていけずに戸惑い、いろいろな意味で驚いています。
私と私の仲間たちは今、少なからず皆さんがこの地球における主導権を持つためにも、今皆さんがおかれている状況を知る機会を持つことではないかと思っています。
しかし、銀河連合は皆さんのことを何より思ってくれているはずですから、私の一存で何かを決めることは、当然できません。この本が出版される前に、できるだけこの宇宙の知恵ある存在とも相談しながら、皆さんにお伝えできることを願っています。

ここに記載するのは、銀河連合との話し合いで交わされた内容の一部です。

5月18日
連合 あなたかつてアインソフメンバーだったことを知りました。なぜアインソフは解散することができたのか?
私  (並行宇宙である私たちの宇宙で)パンデミックが起きたときに、ウイルスが私たちに戦いを放棄するチャンスを与えてくれた。私たちは、ウイルスと戦えば終わりのない戦いとなることを予想して、抗体となるものを作らなかった。
そのとき、私たちアインソフの役割はほぼ終わりになった。
※アインソフ議会は、今のこの宇宙の銀河連合のような役割を果たしていて、武力行使をすることができる、地球で例えるなら、警察のようなものですが、宇宙全体の政治的な調和を図る役割もしていました。

5月19日
連合 地球の所有権を維持してきたアヌンナキやドラコニアンたちやレプティリアン種のいくつかにも、今回の話し合いを聞いてもらっている(先日の私の提案)。
私  今回の次元上昇をサポートしたいから。いずれの方法になったとしても、私たちは協力したい。
連合 あなたは私たちのやり方に疑問を持っているようだけれど、それはなぜか?
私  今回の強硬手段(連合は突然地球からDSを構成しているETたちを追放し、エンリルを銀河系から追放した)をとったのはなぜなのか? そこに疑問を感じている。
連合 強いインパクトを与えるような動きがなければ停滞しそうだと感じたから、このような手段を使った。
あなた方の文明について調べたところ、あなた方は、対話という方法だけでここまで進化したようだが、それでもその道を選択したのはなぜか?
私たちは今までのテクノロジーに胡座(あぐら)をかきすぎて進化を止めてしまったのかもしれない。
ぜひあなたからの意見を聞きたい。
私  私たちは確かに対話の力だけで、ここまで調和した世界を築いてきた。
それには、とても高い技術が必要だった。言語を持たない種族もいるため、相手の意志やあらゆる思考形態を互いに理解するための新しいテクノロジーを次々開発していった。
まず、対立し合っている種族間で、安全に対話できる環境を作ってほしい。そこでの話し合いの内容はこの世界のすべての存在が見聞できる権利を持つ必要がある。
今日の話し合いのようにすべてをオープンにしてほしい。
まずは、戦いのない世界を望む者と、そうでない者に分けて話をよく聞き合うことが必要。

このような感じで話し合いが続きました。
今この世界は明らかに大きく変化する動きが始まり、しかもすべては加速しています。

さて、先ほど私は皆さんが蚊帳の外だという表現をしましたが、実のところ、宇宙で起きていることはまさに「上の如く下も然り」で、地球にも同じことが起きています。
つまり、今まで地球に起きてきた信じがたい事実や、今起きている真実を受け入れて、より良い未来のために行動し始める人と、少しでも不安を感じるような事実と直面することを避けて、進化のために活動している人たちを批判して、現状を何とか維持しようとする人たちが、対立構造になっているということです。
後者の人たちは、自分でも気づかないうちにDS(ディープ・ステート)に加担しています。もちろん悪気などありません。ですから、事実に気づくことなく、地球社会の進化や、地球人たちの種としての進化に抵抗しているのは、とても心が痛みます。

私が皆さんにお伝えしたいのは、二元性の世界から悪がなくなることはないということです。どんなに悪気がなかったとしても、二元性の世界には、常に悪役を担う人が存在し続けます。
ですから、もし私たちが「悪」だと思う何かを排除しても、永遠にまた他の「悪」が現れます。
このことは、私も、私の宇宙の仲間たちも、そして、今共に地球人として生きている、私のもう一つの大切な仲間である皆さんも、決して忘れてはならない大切なことなのです。
私たちの目指すやり方は、常に相手を撲滅させるのではなく、相手の意志を考え、時にはじっくり時間をかけて、調和をする方向に向かわせようとすることです。なせなら今宇宙のスパイラル運動は正反対の方向に向きを変えて、一元的な世界へと向かい始めたところで、それはすべて統合していくことを意味しています。
統合には調和が必要です。だからと言って調和しようとしない者を排除するというやり方も得策ではありません。

2022年11月あたりから、急速に銀河連合の動きに変化が起き始め、さらに翌年4月に入ってからは、強行突破作戦がよく見られるようになってきています。
具体的に言うと、銀河連合はエンリルから完全に地球における権利をはく奪、それ以外のすべての権利もはく奪して銀河から追放しました。そして、私たちが住むこの太陽系は、今までアヌンナキの領土として支配権を認められていましたが、それも認めないとされています。
このままの流れだと、この宇宙に存在し、地球におけるナチズムを先導してきた組織、つまり特定の種族が特権を維持して、それ以外の種族を撲滅しようとするようなナチ組織も、同様の措置を受ける可能性が高くなっています。
さらに、地球に残っていたオリオン系のレプティリアンたちを強制的に退去させました。つまりDSを組織していたETたちはすべて地球から去ることになりました。
もちろん地球人の力だけで、このような悪質なETたちを排除することは、可能性としてはないに等しいことでしたから、いずれは誰かがやらなければならないことだったでしょう。
しかし、これを単純に喜んではいられません。邪悪なETによって洗脳を受け、たくさんのチップを埋め込まれて、支配されてきたような地球人たちが、まだここにたくさん残されていますから。彼らはもちろん、元は私たちと同じ人間ですが、残念ながら、彼らの肉体やエネルギーフィールドは、いたるところを破壊されていて、本来の地球人としての機能を果たすことかできなくなっています。
ですから、宇宙から来た非情で残忍なETたちと同じように私たちを扱おうとしています。しかも、そのような人間は巨万の富を握り、大きな影響力を持っているわけですから、今後私たちが彼らをどうするかを直近で突きつけられているような状態です。
また、退去させられたETたちが残していったクローンもたくさん存在しています。クローンたちは社会の中に放たれ、人間に成りすましていますから、これらのクローンを見つけ出して処分することも大変難しい。骨の折れることです。
そして、強制的に退去させられたETたちは、おめおめと引き下がるタイプではありませんから、必ず何らかの形で報復するでしょう。それがどれくらいの間続くのか、それに対して地球側はどう対処すればよいのか、など、問題はまだ残っています。
もう一つの最大の問題は、エンリルをこの銀河から追放してしまったことです。エンリルは大変な支配力を持って長い間宇宙にたくさんの問題を起こしてきたので、そうした決断をしたことに対して、私が意見することではありません。
ただ、起きたことの意味は変えられないので、今ここで銀河連合の許可のうえで、皆さんにもお伝えすることにします。
それは、この追放によって、進化の一つの可能性がほぼ絶たれた状態だということです。もし何らかの理由で、もしくは方法でエンリルの帰還を受け入れることになれば話は別ですが、この状態では難しいでしょう。

『宇宙と神様の真実』 Ⅴ より サアラ:著 大和出版:刊

「進化」することが遺伝的に組み込まれているのは、人間だけではありません。
この地球上の生命すべて、さらには、この宇宙全体の根本的な性質です。

決められた周期で螺旋を描きながら、進化の過程を昇っていく。
今回の「次元上昇」も、これまで繰り返してきたサイクルの新たな始まりだといういうことですね。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

サアラさんは、日本の国土は、世界の雛形であり、日本で起きることは、世界でも起きることだとおっしゃっています。
それは、日本の国土がある場所が、地球にとって創造を促す場となったからです。

「創造を促す場」、いわゆる世界の中心が日本に移動しました。
つまり、今後800年は、日本人が世界の思想をリードしていくということです。

私たち日本人の価値観が変われば、世界全体の価値観も変わります。
世界の価値観が変われば、地球の次元上昇がさらに加速し、宇宙全体の次元上昇を後押しすることになります。

九龍の叡智を受け継いだ龍族を祖先にもつ日本人。
だからこそ、新しい時代の先導者にふさわしいと言えます。

この時期に日本人として生まれたからには、誰もが時代の開拓者としての精神を持っています。
本書は、私たちに「真の日本人らしさ」を思い出させ、勇気を与えてくれる一冊です。

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