【書評】『エナの超シンプルな生き方 STEP1』(内山エナ)

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お薦めの本の紹介です。
内山エナさんの『エナの超シンプルな生き方 STEP1』です。

内山エナ(うちやま・えな)さんは、スピリチュアル・カウンセラーです。
OL、専業主婦を経て、普通の生活から「統合」に出会われ、自ら実践され、目醒めた人生を体現されています。

「目醒め」とは?

エナさんは、約7年前に「統合」という手法に出会い、自分なりに工夫し、試行錯誤しながら「目醒め」へと到達しました。

エナさんは、自らを目醒めへと導いた方法を「セルフ・アウェイク」と呼んでいます。

セルフ・アウェイクとは、「自覚」のことです。
「自覚」をしていくことは、自分の価値を知り、気付き続け、純粋な愛に基づいた真実を生きることです。

 セルフ・アウェイクとは自覚しながら感情を整えることです。つまり、「日々様々に揺れる感情に気付きながら一つへ統合」していきます。
「整える」には乱れを直す。まとめる。調整する。点検して望ましい状態にする。などの意味があります。
「統合」には二つ以上にわかれたものを一つに整えるという意味があります。
わたしたちは毎日喜怒哀楽、様々な感情に揺さぶられています。
一日の中でも上がったり下がったり、感情は落ち着く暇がありません。
感情によってわたしたちは、ある時は幸福の絶頂、人生はバラ色となり、ある時は絶望へと落とし自分自身を限りなく追い詰めます。
学校で、会社で、家族の間で、わたしたちの感情は休まる時がありません。
人に、出来事に振り回され、自分の意見と意志はどこにもありません。
いつも心が平和で、穏やかで、愛に満ち、静けさの中で生きることは、普通の人には無理なことで、修行を積んだ聖者にのみ与えられるものでしょうか。
何が起きても平和で、無限の優しさの中で、ただ穏やかに生きることが「悟り」であるならば、「悟り」へのステップはもう完成しています。
これまで、長く求めたわたしたちの本当の在り方は、「迷いなく、真実の自分で生きること」です。
たくさんの文献も、溢(あふ)れるほどの情報も、誰もあなたの答えをくれませんでした。
それは当然のことで、あなたの真実はあなたの中にしかないのです。
あなたの求めるものはあなたの中にあります。
それを自分で知っていくことです。
あなたが自分に還ることは「わがまま」なことではありません。
むしろ、あなたは自分の中に眠っていた、慈愛と豊かさと叡智に驚くかもしれません。
それこそがあなたの「本質」です。
その先でわたしたちは、「本質の愛である自分が目醒めて」「悟り」へと向かうことができるのです。

『エナの超シンプルな生き方 STEP1』 第1章 より 内山エナ:著 ヒカルランド:刊

「目醒める」とは、本当の自分に還ること。
それを達成するのに、苦しい修行や度を超えた禁欲は必要ありません。

エナさんは、本質の生き方とは、現実を生き、どこまでも地に足がついた、けれど自分の中に宇宙が広がっていることを知り、生きることだと述べています。

本書は、エナさんが「目醒め、悟り」を得た方法のすべてを、わかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「統合」とは? 「目醒め」とは?

エナさんは、「統合」とは、ただ一つの揺るぎない「愛、調和、平和」へと感情を整えていくことだと述べています。

「統合」とは「感情を一つに整えていくこと」です。
過去のように苦行修行することなく悟りを得て、この世界を存分に生きるという方法が先人たちと宇宙の恩恵により開示されています。
仏教、キリスト教など様々な宗教は、この悟りをいかに得ていくかを説いていました。
特定の人々が求めていた悟りを普通の生活の中で、ステップを踏みながら得ていくことができるのです。
大切なのは、どの瞬間も自分だけを見つめ、例えなにが起こっても、迷わず、揺れず、平和であり続けることです。
「平和で平安」な状態が、源といわれる重厚な意識を表した言葉です。
人により、この状態が、愛、調和、喜びという言葉で変換されます。
引き寄せをはじめとする現実世界での具現化、現世的な利益ではなく、完全なる魂の自立と宇宙の真理を自分で解いて、源の意識と同調して生きることが悟りへの道です。
(中略)
統合の先には「目醒め」があります。
「目醒め」とは思考が止まり、人間としての「欲」が失われます。静寂と平和へと至り、あらゆる真理を知り、その上で愛をもって存分に生きることです。
高僧、仙人、聖者が到達した「平和な心穏やかな境地に生きて真理を知る。
現世的なすべての欲を捨て、ただ純粋にここに在る」という姿勢です。
普通の生活を送りながら「悟りを得て静寂の中で流れるように生きる」、このようなことが本当にここで体現できるのです。
家族がいても、仕事をしても、何があってもあなたの心はいつも平和である。
目醒める前、わたしはいつもオドオドしていました。周りの人が恐くて仕方なかったのです。
いつもソワソワ、オドオド、人の目を気にして、人から言われたことを気にして、何も言われないように気をつけて、でも気をつけるほどに反対に攻撃を受けるようなことを繰り返し、それに対処するために右往左往することを繰り返してきました。
ここはそういう世界です。
本当のカラクリがわからないから、自分を取り巻く環境、これを「自分の外側」といいますが、この「外側」に自分を合わせて、また一方で「外側」を自分に都合の良いようにしたいと四苦八苦します。
「人に合わせて、反対に人をコントロールしたいと思う」今思えばすごい世界に身を置いていたなと感心します。

『エナの超シンプルな生き方 STEP1』 第1章 より 内山エナ:著 ヒカルランド:刊

もともと私たちは、たった一つの感情「愛」しか持っていませんでした。
しかし、意識(思考)が、「自分の外側」で起こる現実に意味づけすることで、さまざまな感情を経験することができるようになりました。

「愛」そのもので完全無欠な存在。
そんな存在であった私たちが、あえてこの地球にやって来たのも、まさにそれが理由だったというわけですね。

「統合」とは?

この地球は、さまざまな感情を体験するための場、いわば遊園地などのアトラクションといえます。

ただ、私たちはさまざまな感情を味わうことに夢中になりすぎて、それが「現実」であると勘違いしてしまいました。
自分が完全無欠な「愛」であることを忘れてしまったのですね。

私たちは、この地球上でいくつもの人生を繰り返し、いろいろな経験を重ねてきました。
そして経験に意味づけすることで、さまざまな感情を抱え込んでしまいました。

抱え込んだ感情を一つひとつ外して、「愛」そのものに近づいていく。

その作業が「統合」です。

「統合」を起こすにあたり、とても大切な基礎のスタンスがあります。

「統合の基本のスタンス」とは、以下の3つです。

①ゼロの状態でいる(落ち着いて、冷静でいる)
②現実の全てを使って統合を起こす
③100%決めること・100%意図すること


エナさんは、「①ゼロの状態でいる」ことを以下のように説明しています。

①ゼロの状態でいる(落ち着いて、冷静でいる)
「ゼロの位置、ゼロの状態、ゼロポイント」が何よりも大切です。
わたしは安定し落ち着いていることを表すのに、「ゼロの状態」という言葉を使っています。
ゼロとはテニスでいうLOVE 愛です。
そしてNOTHING ナッシング 何もない、空であること。
宇宙、宇宙意識はゼロです。
宇宙意識は英語でユニバーサルコンシャスネス。
ユニは一つ。
コンシャスネスは意識。
つまりOneness ワンネス 単一性、ひとつであるということです。
ゼロ=LOVE(愛)=NOTHING(何もない、空)=宇宙意識(ユニバーサルコンシャスネス・一つの意識)=Onenessワンネス(単一性)
そして、0にはどこにも隙間がありません。
あなたがゼロの状態でいることは「愛でワンネス」であることです。
ゼロはあなたの心の状態です。どこかにあるゼロを引っ張ってきてその上にそーっと乗るのではなく、あなたの中にすでにあるものです。
あなたが落ち着いて、リラックスして、冷静でいることがゼロポイントであることです。
この落ち着いて平和で冷静な状態だからこそ、手放す準備のできた古い感情はモヤモヤ、ザワザワとした心地の悪さで感じ、本来の周波数へと変容することができるのです。

ゼロでいることが「リラックス」だと解ってから、わたしはゼロを常に探し、求め続けました。
宇宙はゼロです。
もともとわたしたちはゼロの意識でいたのです。
「人間として生きる」ためには何よりも落ち着いてリラックスしていることを忘れることが大前提でした。
かつてホピ族ではシークレットという隠語ゼロポイントが伝えられていました。
2019年の夏に2週間、ペルーへ巡礼に行きました。その際、同行してくださっていたホピ族の叡智を伝えている方が「シークレットにいると人はセンター(ハート)と繋がる、センター(ハート)にいるから宇宙と繋がる、そして螺旋を描いて上がっていく」と言っていました。
けれど「人はセンター(ハート)にいないとと上がらない」と言っていました。
ゼロの状態は古くから他に漏らしてはいけない「シークレット」として伝わるほどに「わたしたちが自分の叡智へアクセス」するための大切な鍵だったのです。

シークレットはゼロの状態。
センターはハートです。
私は毎日3分おきほどにゼロポイントを探していました。
「落ち着いて、冷静で平和でリラックスしていること」だけを追い求めました。
ゼロの落ち着いた状態になり一瞬は平和な感覚になりますが、数分で落ち着きがなくなり、思考が動きザワザワします。
そうしたら例え掃除機をかけていても、一からゼロの状態を探しました。
買い物をしている時でも立ち止まってゼロを探しました。揚げ物をしていても、洗い物をしていてもゼロを探しました。
時には一人でカフェに行きました。
周りで打ち合わせをしていようが、マダムたちがランチやおしゃべりを楽しんでいようが、わたしの目的はその中でただ自分のゼロであること、落ち着いて、平和、冷静であることだけです。

『エナの超シンプルな生き方 STEP1』 第3章 より 内山エナ:著 ヒカルランド:刊

エナさんは、あなたがゼロの状態でいることは「目醒める時」にあなたのコックピットになると述べています。

ゼロの状態、つまり「安心して落ち着いて冷静でリラックスしていること」をつねに意識する。

それが目醒めへの第一歩だということですね。

「ゼロの状態」を想い出す方法

エナさんは、ゼロの状態を想い出すための方法として、「四位一体のワーク」という誘導瞑想を紹介しています。

図1 四位一体 エナの超シンプルな生き方 STEP1 第3章

図1.四位一体
(『エナの超シンプルな生き方 STEP1』 第3章 より抜粋)

 源、ハートのハイヤーセルフ、あなた、地球で四位一体です(上の図1を参照)。
あなたは源とハイヤーセルフと地球に護られてこれから過ごしていきます。

〜四位一体のワーク〜(音声ワーク1)
脳に思考というシステムがあります。この思考の指揮をしているのが「意識」です。
この思考は脳の中で右脳に一つ、左脳に一つとわかれて思考を動かしています。
この意識を頭の中心に持ってきてそのまま、ハートへと降ろしてください。
ここに意識を置いて、ハートから動かさないでください。
これまで生きてきた中で、あなたのお気に入りの景色を思い出してください。
景色が思い浮かばなければ心地良い光でも良いでしょう。
そこで頭の上、身体の周り、足元を体感します。
頭の上は広がっている、どこまでも上に伸びていく、もしくは何もない感覚はありますか。
身体の周りはどうですか、誰もいませんか。
もし誰かいたら大事なパートナーも大切なお子様も、可愛いペットも外に出てもらってください。
あなたのエネルギー場はあなたで確保しなければいけない宇宙のルールがあります。
足元を視てください。
足はしっかり地球についていますか。もしフワフワしていたら何回か足踏みをして地球を感じてください。
今思考が動いていないですか。
ハートに意識を向けてください。
ハートがどのようになっているかを確認します。
落ち着いているか、冷静でいるか、安定しているかを確認してください。
さらに四位一体の垂直軸を創っていきます。
あなたの足元には地球があり、その中心にはレディ・ガイアがいます。
地球の中心でレディ・ガイアがあなたに微笑みかけているのを視てください。
あなたのハートチャクラには本質のあなた、その上には光り輝く源があります。
源から直径240センチの円柱状のクリスタルで出来た筒が、まっすぐに降りてきます。240センチの円柱状の筒は、だいたいあなたのオーラを包み込む大きさです。
この筒はあなたを通り、地球の中心のレディ・ガイアまで降りていきます。
この筒の中をレディ・ガイアと源のエネルギーが行き交います。
まずはレディ・ガイアから美しいエメラルドグリーンの地球の無償の愛の癒やしの光がまっすぐあなたに向かって上がってきます。
光はあなたの足から入り、あなたの細胞一つ一つを癒やし愛で満たしていきます。
あなたのオーラにもエメラルドグリーンの光が広がります。
そうしてあなたのハートを無償の愛で満たします。
地球にきてから今日までずっと、あなたはレディ・ガイアと共にありました。
あなたはずっとレディ・ガイアの愛に護られていたのです。
こんどは源からゴールドの光がまっすぐに降りてきます。
あなたのクラウンチャクラから本当の親である源の無条件の愛があなたを満たしていきます。
源の豊かさ、揺るぎない愛、許し、調和、神である自分を感じてください。
源はあなたの本当の親です。あなたを今日までずっと見守り続けてきました。
もう一度行います。あなたの円柱状の筒の中を地球と源のエネルギーが行き交います。
レディ・ガイアと源のエネルギーを感じたら、
この体感の中で、あなたは自分のハートの状態をもう一度視てください。
リラックスしていますか、落ち着いていますか、安心していますか
この状態がわたしのゼロの状態だと、100%決めてください。
そしてあなたを中心に天地が繋がれているとしっかり意図をして、この体感のまま目を開きます。
今どんな状態、感じ、体感がありますか。
安心している、落ち着いている、どっしりしている、安定している、気持ち良い、スッキリする、なんでも良いのです。
それがあなたのゼロにいる時の体感、感覚です。
このワークを2度3度と繰り返して、自分のゼロの感覚を広げていって揺るぎないものにしてください。
何がなくともゼロの状態、これが最初の大切な一歩です。

『エナの超シンプルな生き方 STEP1』 第3章 より 内山エナ:著 ヒカルランド:刊

「統合」には、つねに「ゼロの状態」でいることが何よりも重要です。
ゼロの状態、つまり完全にリラックスした状態であるためには、「自分は完全に護られた存在である」と理解することが重要です。

「自分」という存在は、目に見える身体だけでなく「ハイヤーセルフ(本当の自分)」という大きな存在を含んでいる。
それだけではなく、さらに大きな存在である地球(レディ・ガイア)や源(宇宙を生み出した万物創造の神)によって護られている。

それを頭で理解するだけでなく、体感するための方法が「四位一体」のワークだということですね。

「思考」の暴走を止めるには?

私たちの目醒めを阻むのが「思考」です。

エナさんは、思考はエゴの持っている「プログラム」であり、思考が動き始めるのは、ゼロでなくなった時だと述べています。
つまり、不安や恐れ、苦しみなどのネガティブな感情は、すべて思考から発生しているということですね。

目醒めるには、もう思考は使わないと決めて、意識をハートに降ろして生活すること慣れる必要があります。
そのための方法が、「思考を自分でコントロールするワーク」です。

〜思考を自分でコントロールするワーク〜
四位一体のゼロの状態になります。あなたの意識があなたのハートに収まっているのを視てください。
あなたの頭へ意識を向けてください。ここには思考のコンピューターの部屋があります。
あなたのハートがゼロの落ち着いた状態で、この部屋へ入ってください。
この部屋を見渡すと360度ありとあらゆるコンピューターが作動しています。
コンピューターに近づくとそこにはさまざまな映像が映り、忙しく動いています。
この映像に感情をつけて、体験、経験しているのはこのシステムがエゴと連動しているからです。
部屋の中央まで進むとあなたの目の前に「あなたの脳」が現れます。
脳へと近づいてください。
脳はもともとの宇宙とのアンテナという正常な機能を失って、シナプスが乱れて光り、勝手にめちゃめちゃに作動しています。
あなたの丁度手元のところに脳と思考のコンピュータのスイッチがあります。
このスイッチを一つ一つ切ってください。
一つのスイッチを切ると脳の光が一部点滅し、対応しているコンピューターの光も消えます。
すべて切ってください。
目の前に脳が静まり、光の点滅がなくなるのをみてください。
同時に部屋中のすべてのコンピューターの光が消えて、部屋の中は静まり返っています。
ここからあなたの脳は、本来の役割である宇宙と高次のアンテナへと戻ります。
あなたの脳が次第にゴールドに輝きながらゆっくりと本来の宇宙、高次とのアンテナとして役割へと戻っていきます。
鼓動を打ちながらあなたの脳は命を吹き返し、強くゴールドに輝き、完全に本来の宇宙とのアンテナという役割へもどりました。
それを見届けたらコンピューターの部屋から出てください。
そうして今きた道を戻り、あなたのハートへと戻っていってください。

『エナの超シンプルな生き方 STEP1』 第4章 より 内山エナ:著 ヒカルランド:刊

図2 思考を自分でコントロールするワーク エナの超シンプルな生き方STEP1 第4章

図2.思考を自分でコントロールするワーク
(『エナの超シンプルな生き方 STEP1』 第4章 より抜粋)

エゴの創り出した「思考というコンピュータ」に支配された“意識の操縦席”を、本当の自分である「ハイヤーセルフ」に委ねる。

それが「目醒め」であり、「統合」はそれを実現するための方法だということです。

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「統合」は、引き寄せの手段でも、望む現実を具体化する魔法でも、奇跡を起こすものでもありません。

エナさんは、「統合」とは自分の中を一つの「愛、平和」へ整えていくことであり、「目醒め」て宇宙の真理を自分で知る「悟り」へと向かうものだとおっしゃっています。

新しく生まれ変わった地球で、宇宙的な次元上昇に乗って「本当の自分」として愛に包まれて生きる。
「目醒め」は、そのために避けて通れないハードルです。

本書は、誰でも簡単にできるノウハウばかりを詰め込んだ、新しい時代の“悟りの書”といえます。
皆さんも、この千載一遇のチャンスを逃さず、お手にとってみてください。
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