【書評】『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』(タマオキアヤ)

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 お薦めの本の紹介です。
 タマオキアヤさんの『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』です。

 タマオキアヤ(たまおき・あや)さんは、スピリチュアルコンサルタント、ブロガー、作家、実業家、経営者です。
 人気ブログ、現実でも使えるスピリチュアル!「心のままに生きたら豊かになるのか?」“の執筆者です。

死にそうになったので「人体実験」をしてみました


 会社員時代は、バリバリのキャリアウーマンだったタマオキさん。
 ストレスを多い生活で、体を酷使した結果、潰瘍(かいよう)性大腸炎にかかってしまいます。

 恥ずかしくて会社を休めない。
 かといって頑張って仕事をすることもできない。

 そんな絶望的な状況のなかで、救いとなったのがスピリチュアルの本でした。

 タマオキさんは、スピリチュアルの本に書かれているようなことを、会社勤めをしながら実践してみよう。自分に対して“人体実験”をやってみようと決意します。

 実験期間は、約3年間に及びました。初めは何から手をつけてよいかわからずうろたえることも多々ありました。しかもスピリチュアル系の本の多くは、すでに独立して自由になった人が書いたものばかりなので、会社員がそのまま実践できるような内容ではありません。
 それでも、自ら必死で考え出したルールを、勇気を振り絞って試してみたところ、だんだんと状況は好転していき、うれしい結果がたくさん出てきたのです!
(中略)
 実験とは具体的には次のようなものです。
 まず、会社勤めをしていても自分らしくいなければ始まらないと思い、自分を出す練習をしました。たとえば苦手な仕事について、「ここはどうすればいいでしょうか?」と、わからないことはまわりにすぐに質問するなど、自分の考えていることをすぐに表に出すことからとりかかりました。
 それまでは「こんなこと聞いたらバカだと思われるんじゃないか」「ダメなヤツだと言われるんじゃないか」など、プライドが邪魔をして素直に質問できなかったことが、「これは自分を素材にした人体実験なんだ」「スピリチュアルの本に書いてあることを試しているんだ。本にはこう書いてあった。“すべては幻”だって。だから大丈夫」と思うと、自然と質問できるようになったのが不思議でした。
 そうしたことを続けていくうちに、あんなに悩んで病気になるまで追いつめられた職場の人間関係が劇的に改善し、みんなが助けてくれるようになりました。自分の意見もきちんと言え、同僚との仲も良くなり、社会人になって初めて、「会社ってこんなに楽しいところなんだ」と思えるようになったのです。
 それにつれて、営業成績もどんどん良くなり、仕事においても評価が上がっていきました。トップセールスも達成し、年収は実験前と比べて150万円近くもアップ。20代後半にして、年収は900万円近くに上っていました。
 そして、気づけば胃潰瘍性大腸炎もすっかり治っていました。おまけに、悩みのタネだった月経不順や肌荒れなども一切なくなってしまったんです。

『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』 第1章 より タマオキアヤ:著 光文社:刊

 本書は、タマオキさんが自分を材料に「人体実験」し、思い通りの人生を手に入れたやり方をまとめた一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「男性性優位」から「女性性優位」へ


 タマオキさんは、常識とされていたことが通用していた「あるひとつの時代」が終わったと述べています。
 あるひとつの時代とは、「男性優位の社会」の時代です。

 スピリチュアル系の本が好きな人は、2012年に宇宙のエネルギーが大きく変わったという話を読んだことはありませんか?(アセンションと言われいています)
 この宇宙には「大きな法則」があります。それは、陰と陽の相反するエネルギーが交互に転換してシフトチェンジして成長するということ。図1のように、エネルギーが右に左にと、メトロノームのように大きく振れながら成長をしているんです(下図を参照)。

「右に左に」の動きが、ある一定のリズムを持って切り替わっていくのですが、この切り替わりが2012年に起こり、そのためにこれまでの常識が通用しなくなり、いろいろなところで影響が生じるようになっています。その影響のひとつが、「男性性優位の社会」の終わりということなんです。
 では男性性優位の社会とは、どんな社会でしょうか。
(中略)
 男性性優位の社会とは、かつての高度経済成長期のような「競争」「経済発展」「結果重視」「我慢」「物質主義」がキーワードの社会です。このキーワードだけを見ても、なんだか古臭いなという印象を受けますよね。まさにこれはひとつ前の時代の象徴なんです。

 自然界には、春が来て花が咲き、夏になり葉が茂り、秋になり紅葉して実を落とし、冬には枝だけになってじっとエネルギーをたくわえるというサイクルがあります。
 それと同じで、宇宙や地球にもサイクルが存在します。宇宙や地球の「ひとつ前のサイクル」が「男性性優位の社会」でした。
 でも2012年から違う社会のサイクルに入っています。季節が変わっているのに、着るものが変わっていないとカラダに不調を起こしますよね。それと同じで、社会のサイクルが変わっているのに、前のサイクルで常識だったことにしがみついていると、心身に不調を来(きた)してしまいます。というか、そういう人がほとんどなんです。

 では、今の社会のサイクルとは、どんなものなのでしょうか?
 それは、「女性性優位の社会」なんです。
(中略)
 女性性優位の社会のキーワードは、「心のままに従う」「魂を充実させる」「平和」「愛」「共存」「非物質主義」です。このキーワードだけ見ても、男性性優位の時代のものとはずいぶん違うし、新しい感じがしませんか?
 そして、女性性優位の社会のエネルギーを「女性性エネルギー」、一方、男性性優位の社会のエネルギーは「男性性エネルギー」と言われています。

『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』 第2章 より タマオキアヤ:著 光文社:刊

図1 宇宙エネルギーの成長法則 人体実験に成功しました 第2章
図1.宇宙エネルギーの成長法則
(『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』 第2章 より抜粋)

「男性性」「女性性」は、生まれつき、すべての人に備わっているもの。
 両者の比率が、個人によって違っているというだけの話です。

 宇宙全体が、“季節の変わり目”を迎えている今の時代。
 そこに生きる私たちも、生活習慣を改めないと、体調を崩すのは当たり前ですね。

 男性性優位から女性性優位へ。
 私たちも、意識を大きく変換すべきときだということです。

「自分の本音」に気づくワーク


 人は、自分が「本当に欲しいもの」「本当になりたいもの」になかなか気づけないものです。

 例えば、「お金が好き」というのは、タテマエに過ぎません。
 本音は、

  • 解放感が欲しい
  • 爽快感が欲しい
  • 安心感が欲しい
  • 自由が欲しい
 ですね。

 タマオキさんは、タテマエばかりで本音がわからなくなった人に、次のようなワークを紹介しています。

【ワーク】
 質問です。

「あなたが今欲しいものはなんですか?」
「欲しいと願っているのに手に入らないものはなんですか?」

 以下の答えをされた方もいるのではないでしょうか。

  • 彼氏
  • 年収1000万円
  • スリムなボディ
  • 起業できる資格
  • 会社での評価
 「それらをなぜ欲しいのか、仲の良い友人に話しているように理由を書いてみてください」
  • 彼氏→ひとりじゃ寂しいから
  • 年収1000万円→生活に余裕が欲しいから
  • スリムなボディ→モテたいから
  • 起業できる資格→あったら仕事を辞めて起業できるから
  • 会社での評価→頑張ってるんだから評価してほしい
 「それらをなぜ欲しいのか、今度は誰にも言えないような『黒い理由』を書いてください(笑)」
  • 彼氏→ひとりじゃ寂しいから→まわりは結婚して子どももいる年代なのにひとりだとカッコつかない
  • 年収1000万円→生活に余裕が欲しいから→ブランド物をたくさん買って、いい家に住んで見せびらかしたい
  • スリムなボディ→モテたいから→キレイになって彼氏ぐらい作らないと会社でバカにされる
  • 起業できる資格→あったら仕事を辞めて起業できるから→起業したら自由になれる
  • 会社での評価→頑張ってるんだから評価してほしい→自分の頑張りは認められるべき
 まとめると、
  • 彼氏→カッコつけたい
  • 年収1000万円→虚栄心を満たしたい
  • スリムなボディ→バカにされたくない
  • 起業できる資格→自由になりたい
  • 会社での評価→認めてほしい
 はい、それがあなたの本音です!

 彼氏が欲しい理由として「ひとりじゃ寂しいから・・・・」というのももちろんあるでしょうが、それは本音とは言えません。私に言わせれば「ウソ」です。「まわりは結婚して子どももいる年代なのに、ひとりだとカッコつかないから」というのが本音なのです。
 ウソで自分を固めると、まわりからもウソしか返ってきません。ウソのエネルギーを発すると、ウソのエネルギーしか受けとれないからです。

「お金持ちにはワガママが多い」という話を聞いたことがありますか? 以前は「だからお金持ちって嫌いなの!」と思っていましたが、今は「彼らは自分の本音がわかっていて、それを素直に表に出しているだけなんだ」と思えるようになりました。
 このように素直で正直なエネルギーを発していると、まわりから素直で正直なエネルギーが返ってくるので、良い循環が生まれます。その「良い循環」が、お金持ちをさらにお金持ちにしていくんですね。

『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』 第3章 より タマオキアヤ:著 光文社:刊

「これが本当の自分だ」

 自分ではそう思っていても、単に社会の常識や偏見にとらわれた「ウソ」であることも多いです。

 タテマエの裏にある、「黒い理由」を探り出すこと。
 それが、願いを叶える近道ですね。

「目に見えないもの」の力を借りる


 宇宙の法則のなかの一つに、「引き寄せの法則」があります。

 タマオキさんは、そのメカニズムをきちんと理解し、使いこなせている人はまだまだ多くはないと指摘しています。

 引き寄せとは、簡単に言えば「自分が出す波動と同じものを引き寄せる」ということです。自分が満たされて豊かな波動が出ていれば豊かさを引き寄せられるし、逆に豊かではない波動が出ていれば豊かではないものを引き寄せるんです(図12)。

 最新の量子力学では、「すべてのものは小さな粒でできている」ということが証明されています。つまり、この世のあらゆるものが、小さな粒(=量子)が集まってできているのです。わたしたち人間も例外ではありません。
 小さな粒は振動していて、その振動数が速い(細かい)ほど波動が高く、振動数が遅い(粗い)ほど波動が低いと言われいてます。肉体を持つわたしたちは、小さな粒の振動数が一定しているのでこの世で生きていくことができますが、振動数が速くなりすぎると、肉体という形を維持することができなくなり、魂(霊体)だけになってしまいます。神様や天使などの存在はこれに該当します。
 波動が高いとわたしたちの肉眼ではとらえることができなくなり、いわゆる「目に見えないもの」になります。逆に波動が低い存在も目に見えません。この世界には、わたしたちの目に見えるものが持つ振動数とは違う次元の振動数を持つ存在があるんですね。
 旅行先のホテルの部屋に入った瞬間、何かザワザワした感じを抱いたことはありませんか? それは、目に見えない存在から出ている波動を、あなたがキャッチしたためかもしれません。
 わたしたちがその存在に自らの波動を合わせれば、その存在をキャッチすることができます。宇宙全体からすれば、わたしたち人間のように形を伴った存在が構成する振動数の世界は、ほんの小さなもの。わたしたちの目に見えるものは1割程度にすぎないと考えてください。残り9割は、存在するけれどわたしたちの波動ではキャッチできないものです。「目に見えない世界がほとんど」と言われるのはこのためです。そして、この目に見えないもののチカラを借りることが、実は新しい現実創造への近道になります。

『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』 第4章 より タマオキアヤ:著 光文社:刊

図12 自分が出す波動と同じものを引き寄せる 人体実験に成功しました 第4章
図12.自分が出す波動と同じものを引き寄せる
(『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』 第4章 より抜粋)

 波動も、魂も、エネルギーも、私たちの目には見えないもの。
 それらを活用するには、一般的な物理法則とは別の、新しい法則を当てはめる必要があります。

 目に見えるもの重視から、目に見えないもの重視へ。
 物質主義から、非物質主義へ。

 意識の転換ができた人が、これからの「女性性優位」の時代で輝けるということですね。

「好きなこと」に使うと、お金は循環していく


 お金には「循環するお金」「そうでないお金」があります。
 循環するお金とは、使っても入ってくるお金、つまり「出たら入る」を繰り返すお金のこと。

 タマオキさんは、「好きなことにお金を使う」「ワクワクすることにお金を使う」と、お金は循環していくと述べています。

 わたしが会社勤めをしている頃のお話です。わたしはサラリーマン時代、貯金がほとんどありませんでした。20代で年収は900万ほどあったし、独身だったので、普通に生活していたら自然と貯まっているはずだったのですが・・・・・。
 あまりに貯まらないので、ケータイアプリの家計簿でお金の出入りを管理してみたこともありました。すると、とくに何を買ったというわけでもないのに、やはりいつの間にかお金がなくなっていたのです。

 今思えば、常にネットショッピングをしていましたし、家の近くにデパートがあったのでいつもふらふら行っては買い物をしていました。ほとんどは洋服やアクセサリーに消えていったのでしょう。それも、自分がワクワクするというよりも「カッコよく見られるためやバカにされないようにするため」に使っていたように思います。また買い物も安いものを優先して、自分の心地よさやトキメキはまるで無視していました。
 ところが「人体実験」を始めてからは、出張のときにタクシーを使っても(もちろん自腹)、セミナーに行ったりしても、なぜか収入は底をつくことがなく、むしろ昇給があったり、臨時でボーナスが出たりして貯金が増えていきました。
 このときに、「お金はエネルギーだから、伸び縮みするんだな」ということがわかりました。好きなことをしているとあっという間に時間が過ぎ、嫌なことをしていると時間がなかなか過ぎないというのは経験したことがあると思います。それと同じで、好きなことやトキメキを感じるものにお金を使えば、使った分以上にお金が入ってきて、結局お金は増えていくのです。
 データをとったわけではありませんが、自ら人体実験を行った経験から、そのことははっきり言えます。

『宇宙の法則を使って「人体実験」に成功しました』 第5章 より タマオキアヤ:著 光文社:刊

 お金も、紙幣や硬貨という形こそとっていますが、その本質は「エネルギー」です。
 うまく循環させてこそ、増えていくもの。

 お金を上手に循環するためには、「使い方」がポイントです。

 好きなことにお金を使う。
 ワクワクすることにお金を使う。

 そうすることで、お金が循環するルートが広がっていくわけですね。

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 タマオキさんは、我慢せず魂の望みに沿って、もともとあった宇宙の豊かさを享受することはこれからの時代で必要なことだとおっしゃっています。

 苦しさに耐えて頑張ることが美徳だった、男性性優位の時代は終わりました。
 これからは、自分自身に正直に生きることが、幸せに直結する女性性優位の時代です。

 自分がワクワクすること、心から楽しめること。
 それを否定せずに、とことんやり抜くことが、成功の近道になるということです。

 タマオキさんの「人体実験」は、大きな時代の流れの中に飛び込む、勇気と希望を与えてくれます。
 次は、私たちが「人体実験」で人生を変える番です。

 目に見えない力、宇宙の法則を味方にして、思い通りの人生を手に入れたいですね。


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