【書評】『「お金」のイメチェン』(MACO)

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 お薦めの本の紹介です。
 MACOさんの『「お金」のイメチェン ネガティブでも遠慮なくお金を手に入れる 創造の法則』です。

 MACO(まこ)さんは、引き寄せ実践法アドバイザー・メンタルコーチです。

引き寄せのスタートは「イメチェン」


「自分の現状を変えたい」

 そう思ったら、最初にやるべきこと。
 それは、思考と意識を変え、その変えた意識を、すでに願いが叶った世界に即座に飛ばすことです。

 量子力学や脳科学的視点からいうと、引き寄せはまず、思考や意識を書き換えること、つまりイメージチェンジ(イメチェン)をすることで、その後に必要な物理的プロセスがようやく起こってきます。「お金」に対するイメチェンを行えば、お金の物理的な動きがついてくるという順序を理解いただければと思います。

 意識、思考の世界は変化のスピードが速いですが、私たちが存在する3次元に何かが物理的に表出するまでは、タイムラグといって必ず若干の時間を伴うことも先にお伝えしておきます。

 たとえば具体手な例でいうと、「ダイエットする!」と決めて、自分がすでにやせた世界に意識を向けたとしても、次の日起きたら、いきなり10キロやせていたという人は絶対いません。
 やせる! と決意すると、まず何をしたらいいのか、とか、あなたに合うこんないいダイエット法があるよ、という情報が入ってきて、自分の心理に強く影響して「ヨシ! 叶えるぞ!」というモチベーションを作って維持してくれるのですね。そして必要な行動をしていくと、やがて本当にダイエットに成功するという流れです。この一連の流れをプロセスと言い、結果を手にするまでの時間をタイムラグと言うのです。
 だから何よりも最初に、思考と意識を願いが叶った世界に瞬時に移動させ、イメチェンさせておくこと。このことが先決なのです。

『「お金」のイメチェン』 はじめに より MACO:著 マガジンハウス:刊

 本書は、「お金のイメチェン」を目的にした、日常でできるお金の引き寄せ理論を総合的にまとめた一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「いい波動でいられる金額」を使う


 エネルギーは、出した「同質」のもの(周波数)が今度ブーメランのように自分が受け取るものとして返ってくる(それ以上になることも多い)ものです。

 ただ、それが実感できていない人が多いのも、事実です。

 MACOさんは、その理由を人によって心の抵抗を感じる金額が異なり、それにより自分の波動状態(周波数)が変わることがあるからだと説明します。

 今書いたように、周波数がバラバラになる理由は、「心の抵抗を感じる金額」です。大事なのは、できるだけ気持ちよく出せる金額から出す(使う)ということ。
 出すときにウッ!! という強烈な圧迫感を感じているようだと、自分から出したときの波動がよくないため、いい波動でいることが難しくなって、お金も戻ってこなくなります。自分にごほうびを与えるなど、最初は抵抗がない小さめの金額から始めて、だんだんステップアップしていくと脳がだまされて、自然に「受取許可」(欲しいものをもらうことに対して、それでもよいと自己受容すること)を出していけます。さらに、抵抗感がないので出したエネルギーも壁にぶつからず、すっと自分に戻ってくることができます。
 つまり波動の状態によっては、たとえば早く自分を変えたいからと、恐れの気持ちから借金をしたり、払える予定のないローンを組んでまで何かを始めたりすると、そこで意志強固に「エイ!」とブロックを越えていける人と、「どうしよう・・・・・大丈夫かな?」という心の抵抗に負けて、支払ったのに循環しなくなるという人に分かれてしまうというわけです。
 人それぞれというのが結論なのですが、自分に置き換えると、あなたはどちらでしょうか?

 このように、何にどれくらいの金額で心の抵抗(ブロック)が出るかは人によって違います。それこそずっと握っているお金の価値観が影響する、一番わかりやすい部分でしょう。
 なかなかお金に恵まれないときは、無理をしないで出せる金額から出していく。ひとつ越えたら、少しステップアップして自分の体の感覚をなじませ、またさらにステップアップというやり方だと、スムーズに金運をアップさせやすくなります。
 お金を出すときの自分の波動(周波数)、エネルギー状態がすべてを決めますので、この基本は覚えておいてください。
 やみくもに出せばいいってものでもなく、また借金してまで出せばいいというものではないのです。

『「お金」のイメチェン』 第1章 より MACO:著 マガジンハウス:刊

 お金を引き寄せるには、「まず先に出す(使う)こと」が大切。

 そこで重要なのは、金額ではありません。
 お金を使ったときの波動、エネルギー状態です。

 自分にとって無理のない金額を使い、快くお金を送り出してあげる。
 それが、お金の循環を良くし、お金に好かれる秘訣です。

「ゼロ」ほど不思議な数字はない


「お金がない」

 そんな言葉が口ぐせの人は、普段から「ある」より「ない」ほうに強く意識が向きがちの人です。

 MACOさんは、「ない」方向ばかりに意識を向けていると、そのない意識のエネルギーが力を持ってしまい、新しく入るエネルギーを阻んでしまうと述べています。

「ない」方向にある意識を、「ある」方向にシフトする。

 そのためには、まず0という数字に対する「これまで持っていたイメージ」をガラッと変えことが重要です。

 ゼロというのは、たしかに「ない」を表しているのですが、実は不思議な数字なのです。というのは、他の数字と違い、最初から論理が破綻している数字なのですね。
 これはどういうことかというと、0に1をかけても0。0に10をかけても1000をかけても、1億をかけても答えは全部0にしかなりません。これだけ振り幅が大きい数字は0だけです。他の数字はかけ算をすれば必ず数字が大きくなっていくのに、ゼロだけは唯一そのルールから外れている不思議な数字なのです。

 量子力学においては、ゼロポイントフィールドというエネルギーの場があるとされています。そこは「0」の地点なのですが、「すべてが詰まっている」=満ちていて、すべての情報があって、新しく生み出すエネルギーの場とされています。
 量子力学的にいうと、つまり「ゼロ=ある」、しかも「みんなある、すべてある」ということになり、ゼロポイントフィールドに意識アクセスすることによって、3次元(現実世界)に物理化させることができるのです。そのゼロポイントフィールドは、みなさんの意識の中にあります。だから「変える!」と決めることが必要なのですね。

 ゼロ=なんにもない、という長年慣れ親しんだ固定観念をこの機会に書き換えてみてください。0を見たときに「すでにある。すべてある」とつぶやいてみてください。だんだん脳内データが書き換わっていきます。0を見たら、「あ、これから生まれるな、出てくる準備だな」と即座に思えるようになるくらいに。
 ゼロのポイントから、すべてが新しく生み出されます。それくらいすごい数字が0なので、ほんとはあるのが0です。これから出てくるので見えてないだけです。

『「お金」のイメチェン』 第2章 より MACO:著 マガジンハウス:刊

 ゼロは、「なんにもない」ではなく「すべてある」。
 意識を変えるだけで、お金だけでなく、この世界の見方がガラッと変わりますね。

 目で見える物質世界だけでなく、目で見えないエネルギー世界も含めて考える。
 ゼロポイントフィールド(エネルギーを生み出す場)に意識をアクセスする。

 エネルギーである「お金」を呼び込むには、欠かせない考え方です。

「他人のエネルギーを奪う人」は、お金に恵まれない


 お金に恵まれない人。
 それは「他人のエネルギーをむやみに奪う人」です。

 MACOさんは、そのような人はその人が使えるエネルギーをゼロにしてしまうような勢いがあると指摘します。

 入ってくる物理的なエネルギーは(意図して行動すれば)いくらでも大きく引き寄せできるのですが、人が1日に使えるエネルギーというのは限られています。誰かから心身ともにダメージを受けるようなエネルギーを投げられると、その人は生命エネルギーをダウンさせます。投げた方はほとんどの場合無意識なのですが、こうして知らずのうちに他者のエネルギーを奪って、自分の引き寄せ力をダウンさせている場合があります。無意識のうちにやっていないか、時々検証してみてください。

 ここでも実は想像力を鍛えることが、いい変化へのキーとなります。
 私のところにたまに、「私の話をどうしても聞いてほしいです」「必ず返信ください」というメッセージが届くことがあります。でも私が仕事としているのは多くの方に情報や実践法をお伝えしていくこと、そしてそのニーズに日々応えていくことです。また受け付けできる人数は限られますが、お金のエネルギーや時間のエネルギーを使ってくださり、学びに来てくれる方もいらっしゃいます。私も日々使える肉体エネルギーが限られていて、全員の方に個別にお答えすることができないからこそ、ブログや本で一度に多くの方に発信させてもらっています。
 でも中には、私の返事はまだでしょうか? という一方的なメッセージが届きます。しかし、これをご自身のことに置き換えてみていただきたいのです。あなたの提供しているものを、私のために時間を使ってタダでください、私の要求に真っ先に応えてください、と言われたら違和感を感じると思います。
 私が決めて自分から好きに発信しているものは別として、なんでもタダでくださいという思考が、すでに潜在意識に「私はタダのものしか引き寄せできない」と届いています。お金を払わずに、あなたの時間を私に割いてください、をやってしまう人。時間泥棒は、実はお金泥棒と同じなのです。

『「お金」のイメチェン』 第3章 より MACO:著 マガジンハウス:刊

 お金はもちろん、時間も、エネルギーです。
 相手の時間をタダで使おうとするのは、エネルギーを奪う行為です。

「時間泥棒=お金泥棒」

 そう言われても、仕方ありませんね。
 与えずに、奪うばかりの人には、何も入ってきません。

 エネルギーの循環をベースに、物ごとを考えると、よく理解できます。

「貢献している」という意識


「人を幸せにして、自分も幸せなお金持ちになる」

 それが、仕事を通じて、お金もエネルギーを引き寄せるときの秘訣です。

 MACOさんは、自分のしたことで私もあなたもお互いが幸せになるということがポイントだと指摘します。

 お金を使うときの思考の使い方の基本はすべて「私は宇宙、世界全体に貢献している」です。誰かや何かの役に立てて、嬉しくない人などひとりもいないでしょう。私たちはただこの世に存在しているだけで素晴らしいのですが、役割を担う、ということは自分の価値をさらに肯定することにつながります。お金を支払うという行為は、宇宙から「ありがとう、人のために役に立っているよ」とお礼を言われているようなものなのです。
 さらに付け加えるならば、自分のお金が循環することで、多くの人が幸せに豊かになります、という意図をすると、もっといいと思います。自分は我慢して、誰かのために、という犠牲意識はNGですし、私ひとり勝ちでいきたい、というのも豊かな循環思考ではありません。自分の内側から誰もが新しく生み出せる、という意識でいるのですから、取り合いはないと思っていてください。だからこそ、私も引き寄せて、あなたも引き寄せましょう。これが循環エネルギーに加速をつけてくれます。

 人としてのエネルギーという視点でいうと、自分のことより、他者のために何かできていることを実感すると、人は強く満ちたり感を感じられるので、自分自身のパワーを上げることができるんですね。
 他人に喜ばれたり、頼られたり、ありがたく思ってもらえたりして、他者に貢献していると、私たちは自分の存在価値や、自己肯定感をますます高めるのです。
 おじいちゃん、おばあちゃんに孫ができてて、お世話を頼まれたりしだすと、それまでより元気になったり、生き生きするのは単に孫が可愛いということだけではなく、誰かに必要とされ役に立っている、という満ちたりた感情を感じることが、生きる原動力につながったり、元気のモトになったりするからでしょう。
 お金も、自分に使ってあげることと同時に、他者に循環させている役割を果たしている、という肯定感を持って使うようになると、流れが明らかに変わります。
「他の人の喜びになっている」「人に貢献している」
 この思考、ぜひ使ってくださいね。

『「お金」のイメチェン』 第4章 より MACO:著 マガジンハウス:刊

 自分のやりたいこと、好きなことをするときには、エネルギーはあふれてきます。
 でも、それだけでは、仕事として関わるには不十分です。

 そのあふれ出たエネルギーを、周囲に役に立つ形で「貢献」する。
 多くの人から「感謝」という形で、自分自身に還元する。

 そんなエネルギー循環の流れをつくることが、仕事でお金を引き寄せるカギになります。

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 この世界を支配する、いわゆる「引き寄せの法則」のベースは、「愛」から始まります。

 MACOさんは、お金も愛をベースに循環させようと意図すると、どんどん加速して拡大していくとおっしゃっています。

 何かモノを買うのも「愛」。
 受けたサービスに感謝するのも「愛」。
 もちろん、才能や特技で世の中に貢献することも「愛」です。

 幸せになるということは、「愛のエネルギー」を循環させること。

 愛のエネルギーが巻き起こす渦(ボルテックス)が引き寄せる恩恵。
 お金は、その一つの側面にすぎません。

 お金を単に紙幣やコインのような「モノ」と捉えないこと。
 お金も、他の目に見えるすべてのもの同様「エネルギー」であり、循環していること。

 思い通りに、お金の流れを引き寄せるためには、そんな思い切った発想の転換が必要です。
 まさに、『「お金」のイメチェン』と呼ぶにふさわしいですね。

 新しい時代の、新しい価値観による、新世代の「錬金術」。
 皆さんも、ぜひ、本書を手にとって身につけてください。

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