本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『金運革命』(佳川奈未)

 お薦めの本の紹介です。
 佳川奈未さんの『あなたと無限の宝庫をつなぐ! マネーゲートをひらく秘密~金運革命』です。

 佳川奈未(よしかわ・なみ)さんは、作家、作詞家です。
 女性向け自己啓発・願望実現・惹き寄せ本の分野のリーダー的存在としてご活躍されています。

「マネーゲート」をひらき、リッチライフを惹き寄せる!

 佳川さんは、お金を惹き寄せる波動づくりをし、しっかりマネーゲートをひらけば、みちがえるようなリッチライフを幸せに叶えられると述べています。

 本書にあることは、私自身が実践し、想像以上の成果を得てきたことです。プアーからリッチになるべく、また、欠乏と限界で不安な人生から、満たされ無限に潤う一生安泰の人生にすべく!
 女ひとり、三人の子を抱え、無一文から億を手にできるまでの過程で、私はお金にいやというほど学ばされ、教えられ、救われたことが多々ありました。
 その中で得た最も素晴らしい教訓は、“自分の内面を豊かにすれば、外側もそれに連動して、いくらでも豊かになる”ということです!

 かつて、仕事も、助けてくれる人も、食べるものも満足になかった無一文の私に唯一できたのは、すべてが豊かにある満ち足りた人生の“想像”だけでした。
 その“想像”が私の心をときめかせ、わくわく刺激し、良い感情を引き出し、いつしか内面をすっかり豊かにし、おかげで私は“お金を惹き寄せる波動”を放っていたのです。
 そうなれたら、しめたもの! あとは、その波動が勝手に、それにみあったものを用意してくれるからです。

 内面が変わることで、言動が変わり、波動が変わり、外側の出来事や、まわりの人たちの反応が変わり、この人生に革命が起こるわけです。
 内面こそが“原因の世界”であり、外面の現実という“結果の世界”を創るものです! その“原因の世界”である、内面から生まれる豊かな波動こそ、マネーゲートをひらく重要な鍵だったのです!

『金運革命』 まえがき より 佳川奈未:著 WAVE出版:刊

 本書は、私たちの内面にある「マネーゲート」をひらき、自動的に「金運革命」を起こしてお金を呼び込むための方法をまとめた一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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求める対象を、本気で愛する

 マネーゲートをひらく。
 その秘密の根本は、本当の意味において、「お金を愛する」ことにあります。

 お金は、人の思いの影響をダイレクトに受ける繊細なものです。好かれているわかれば、よろこんで寄ってきますし、嫌われているとわかれば、悲しげに去っていくだけです。
 あなたがこの人生を生きていく限り、つまり、命の時間をつないでいかなくてはならない限り、お金は絶対に、あなたとともに生きるしかない存在です。
 人は誰も皆、飲まず食わずでは生きていけないわけです。着るものを着て、学ぶものを学ぶのも、お金が必要です。
 何につけてもお金のお世話にならずにはいられないのが実情なのです。

 この世の中には、「お金をほしい」と言い、お金に関する本を読み、なんとなくお金のことをわかった気になり、嫌う気持ちはなくなったと思っているのに、それでもなかなかお金を思うように手にできない人がたくさんいます。
 それは、なぜだと思います?
 答えは、たとえ、嫌っていなかったとしても、まぁ前よりは好きになっているかもしれないとしても、心の奥底にまだ、「お金を手にする恐れ」、一度手に入ったものを失う恐れが隠されていくからです。
 そんなものは、きれいさっぱりなくす必要があるのです。もし、本当に、確実に、お金を思うように手に入れたいのなら!
「お金は恋人のようなもの」だと、私は自分の著書を通して、もう10年も前からお伝えしています。お金とどうつきあい、どう扱えば良いのかは、お金をあなたの本物の「恋人」と見立てて考えれば、よく理解できるでしょう。

 あなたは、ただ彼を愛し、そばにいることを幸せに感じ、よろこんでいればいいだけなのです。何かにつけ、文句や愚痴や批判や悪口を言っていたとしたら、どれほど相手との仲が悪くなるか、わかるでしょう。そういったことをしなかったとしても、恐れていたら同じこと。
「彼を失いたくない」「彼がいつか私の前からいなくなったらどうしよう」「彼を他の人にとられたらどうしよう」と思っていると、その心配と恐れ(恐怖心)のせいで、あなたの態度はおかしくなり、彼の居心地も悪くなり、二人は仲良くなりたいのに仲良くしづらい関係になってしまうわけです。お金もしかりです。

 覚えておきたいのは、あなたが求める対象を愛し、もっと自由にのびのびと、楽しく、豊かなことを思い描き、幸せで“満たされた気持ち”でいるとき、あなたの心を通して、宇宙の“無限の宝庫”につながるマネーゲートが自然にひらくようになるということです!
 そのとき、お金はあなたの人生の中に自然に入ってくるのです!

『金運革命』 Chapter 1 より 佳川奈未:著 WAVE出版:刊

 表面づらだけの愛情は、相手にすぐにわかってしまうもの。
 お金も、敏感にそれを察知して、近寄らなくなるのですね。

 経済的に苦しくなると、お金に対して、八つ当たりしたくなります。
 それでは、お金を遠ざけるばかりで、状況は、ますます悪化します。

 いつでも、どんなときも、お金に対する愛情を欠かさない。
 つねに意識していたいですね。

安心してください。入ってきます!

 金運に「革命」を起こすために、必要なこと。
 それは、お金の心配をやめ、恐れを捨て、いますぐ“安心の境地”に入ることです。

 お金に対する不安や心配を抱えているかぎり、お金を惹き寄せる波動は、生まれません。

 いいですか! “お金は、安心のある場所に流れる”のだということを覚えておいてください。「最も安心し、リラックスしている人が、最も素早く、大きなお金を受け取る」というのが、宇宙の法則です!
 お金の問題を抱えるとき、人は何かと心配します。それも、おおげさな形で。「これを支払えないと、一家離散だ」「これが払えないなんて、もう終わりだ」「お金のせいで、人生めちゃめちゃだ」と。
 しかし、それは、現状ではなく、あなたの心の状態です。実際には、救われる道も、改善策も、お金を得る術も、無数にあるものです。

 もし、請求書や借金の返済に追われているというのなら、どうか、それらすべてをボンとキャッシュで支払い、「ああ、これですべて終わった。ああ、よかった♪」と、その“解決の瞬間”をリアルに思い描き、ほっとしてしまってください。先に心で得たものを、この現実は引き起こすからです。

 そして、もし、あなたに借金がすべてなくなって、ほっとしたら何をしているのかを考えてみてください。それから、思いつくそれを、いますぐしてみるのです。
「ああ、良かった」と、胸をなでおろし、おいしい紅茶を飲んでいるというなら、いますぐおいしい紅茶をいれて、くつろぎましょう。
 支払いや借金が終わったら、家族と旅行でも行こうと思っているなら、その旅行をいますぐプランニングするのです! 旅行会社に行って、パンフレットをもらってきて、行く段取りをし、手帳にそのスケジュールを記入しておいてください。
「そんなことできないわ! こんなにもお金に困っているのに!!」「まだ何も解決していないのに! そんな気になれない」と、反発しても事態は変わりません。
 あなたが反発すべきは、お金に困った状態が長引いていることです。

 いいですか! “何か安心できる要素や出来事”のあるなしに関係なく、自らの意志で、先に安心をつくり出すのです。
「安心できない! 眠れない! 心配でしかたない!」と言い続けるのは、自ら解決を遅らせているのと同じであり、さらに悲惨な状況を呼ぶだけなのですから。
 あなたが、何も心配せず、ただ、可能な限りの安心と希望と可能性を生み出すとき、お金の事情が好転し、思いもよらぬ形で解決を迎えます!

『金運革命』 Chapter 2 より 佳川奈未:著 WAVE出版:刊

「お金がないから、不安に感じるようになる」

 多くの人は、そう考えていますが、本当は、

「お金に不安を感じるから、お金がなくなる」

 のです。

 逆説的な感じもありますが、

「思考が現実になる」

 という宇宙の法則に照らし合わせれば、理にかなっています。

 変えるべきは、やはり、私たちのお金に対する考え方ということになります。

 お金に対する不安や心配を捨て、安心を生み出す。
 そのためにできることを、日頃からどんどんやっていきましょう。

「お財布」は金運のバロメーター

 佳川さんは、お財布には、その人の金運が如実に表れているものだと述べています。

 たとえば、どんなに立派なブランドのバッグを持っていても、どんなに良いお洋服を着ていても、どれほど美人であっても、金運のない人は、すぐにわかります。なぜなら、お財布が汚いからです。また、安物のお財布を平気で何年もよれよれになるまで使っているからです
 男性の場合は、もっとはっきりわかります。金運のない人は、黒いお財布の端っこがすり切れていて白くなっているのが目立つか、革がめくれており、色あせているからです。しかも、お財布だけでなく、スーツもよれよれ、パリッとしていません。背中をまるめ、うつむき加減で歩いたり、顔も情けなさげで、金運のなさが女性よりも浮き彫りになりやすいものです。
(中略)
 さて、いまのお財布を使って3年以上の月日が経っているとしたら、買い替えたいところです。
 見たらわかるでしょうが、3年も使っていれば、汚れたり、革の色があせたり、端っこが破れかけていたり、よれよれし、くたびれているはずです。
 そのお財布の姿を見れば、どうも金運の波動がなくなっていそうだというのを自分でも感じるでしょう。

 それに、そのお財布を3年前に買ったのだとしたら、それは、3年前のあなたのエネルギーを表してもいるのです。
 いまのあなたが3年前より、意識も高く成長しており、お金や豊かさについても真剣に考えるようになっているというなら、なおのこと、いまの自分にふさわしい、新しい波動を持つ財布を持ち直すことをオススメします。

 また、お財布がボロボロになっていなかったとしても、もし、あなたが突然、「そろそろ良いお財布を持ちたいなぁ」「もっと高価なものに買い替えようかなぁ」と思ったときは、金運に呼ばれている証拠! ぜひ、そうしてください。
 お財布を新調すると、新しい“富気”(金運を養う気・金運アップのもとになる気)を持つことができ、あなた自身、お金に対する意識が高まったことを、毎日はっきり自覚できます。それが金運アップにかかせないのです!

『金運革命』 Chapter 3 より 佳川奈未:著 WAVE出版:刊

 お財布は、毎日何度も手にし、そのつど、目にするものだけに、金運意識が育てやすいものです。
 佳川さんは、お財布にこだわれる人は、それだけ金運意識が高いと指摘します。

 お財布は、金運を表す、「バロメーター」です。
 今の自分にふさわしい、ピカピカでお気に入りの財布を使いたいですね。

先に出して、あとから倍で受け取る

「お金を得たい」

 そう思っているのに、なぜか、やたらとお金を使っている。

 そんな時期を経験することがあります。
 それは、なぜでしょうか。

 佳川さんは、お金を使っている時期、あなたは、それを差し出し、他に得る必要なものがあり、そうしているとし、以下のように説明します。

 先に、よろこんでお金が使えるとき、あなたは未来に「よろこんで受け取る世界」を確実につくっていることになります。
 いつでも、多くを受け取る人は、先に多く差し出した人です!

 お金が、“循環するもの”である限り、この法則があなたを裏切ることはありません。
 しかも、お金は循環しながら大きくなる性質があるので、次にあなたに返ってくるときにはたいがい、出した倍の金額で、より好ましい形になって返ってくるものです。

 かつて、ある著名な作家がデビューする前のことです。ものを書くにあたって、当時、彼の家にはすっかり型が古くなった、もう誰も使うのをやめている古臭いタイプのライターしかありませんでした。
 それを使っているとき、たびたび壊れ、イライラさせられ、かなりストレスだったのです。そのせいか、これまでの彼の持ちこみ原稿はいつもボツ。その調子では、作品に良い波動がのせられなかったのでしょう。
 ある日、彼は新しい「パソコン」というものが自分にもあれば、創作意欲がわく気がしたのです。ほしいのは売り出されたばかりの最新型の高価なもの。彼は一瞬、こう思いました。
「何の成果もなく、収入もままならないのに、新しいパソコンがほしいだなんて。こんなものを買ってまで原稿を書いたとしても、また断られたらどうすればいい?」
「やはり、いまの自分には、贅沢なことなのか・・・・・。自分にふさわしくない、あきらめるしかないだろう・・・・・」と。

 しかし、パソコンショップでそれを見てからというものは、彼はその魅力を忘れられずにいました。家に帰って想像するのは、それを使ってイキイキと原稿を書いている姿でした。
 そして、彼は、決めました! 「やはり、あれを買おう!」。そうして、お金をかき集め、なんとか購入したのです。
 新しいパソコンがやってくると、彼の書斎は、まるで成功者の書斎そのものに見えました。ピカピカに輝くパソコンは、彼を高揚感とやる気にあふれさせました。彼はさっそくパソコンに向かいたくなり、あたためていたアイデアを一気に書き上げたのです。
 そして、なんと! その新しいパソコンで書き上げた原稿が書籍化され、デビュー作になったのです。
 彼はこう言っていました。
「あのとき、十分なお金を稼いでいない自分にとっては、新しいパソコンは高価なもので、持つには気がひけるくらいでした。けれど、先にそれを持ったことは正解でした。なにせ、その瞬間、自分にはやはりこれが“ふさわしい”と思え、自信がわいてきたのだから」と。

 先にお金を出しているとき、あなたはすでに受け取っているのです。未来の成功報酬を!

『金運革命』 Chapter 4 より 佳川奈未:著 WAVE出版:刊

 今の自分の経済状況をつくっているのは、それまでのお金に対する考え方。
 お金持ちになるには、まず、お金持ちのマインドを持つ必要があります。

 マインドを変えるために、行動から変えてみる。
 自分がほしいものを、我慢せずに買ってみる。

 それがマネーゲートを開き、金運を上げる近道なのでしょう。

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 お金は、比べる対象を持たないほど、人生の生活と密接なつながりを持つものです。
 それなしでは、人生が成り立たないほど、大切なのは間違いありません。

「悪いもの」
「悪むべきもの」
「汚いもの」

 私たちは、お金に対して、そんなネガティブなイメージを抱きがちです。

 佳川さんは、私たちとお金は、切ってもきれない関係だと認めるしかなく、大切なパートナーだとし、愛し、ともに生きて行くしかないとおっしゃっています。

 お金は、単なる紙や金属の塊では、ありません。
 エネルギー、そのものです。

 お金持ちになるための秘訣は、お金の持つエネルギーの波長に、自分のエネルギーをいかに同調させるかです。
 それさえできれば、あとは「同じエネルギーの波長同士は惹きつけ合う」という宇宙の法則がかってにお金を惹き寄せてくれます。

 貧困状態から短期間で、お金持ちの仲間入りをした。
 佳川さん直伝の、「お金持ちになるための教科書」。

 そのノウハウを、皆さんもぜひ、試してみてください。

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