本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】「魂占い」(かげした真由子)

お薦めの本の紹介です。
かげした真由子さんの『魂占い』です。

魂占い

かげした真由子(かげした・まゆこ)さんは、占星術師です。
大学を卒業後、ゲーム業界でクリエーターを経て占い師になった異色の経歴をお持ちです。

「魂占い」とは、幸せに戻る占い

私たちは「誕生日」を、人生がスタートする日だと思っています。
しかし、かげしたさんは、それは半分正解で、半分間違いだと指摘します。

 誕生日は、始まりでも終わりでもなく、「始まり」であると同時に「終わり」です。
いわば、「私」とは、あの世とこの世の交差点です。不思議な感覚かもしれませんが、誕生日を挟んだどちらの世界にもあなたの魂は存在し、生きているのです。

しかも、「誕生日」という瞬間が訪れるまでの間、
私たちは、人目を気にせずに伸び伸びと生きていて、
「ありのままの私」でいることに何の制限もなく、誰だって幸せでした。
そうです。あなたの魂は常に豊かな栄養に満たされていました。
いわゆるあの世であり、天国という世界は、そういった安心・安全の世界なのです。
そのことは冒頭部分でも、天国を「一輪の大きな花」として、お伝えしましたよね。

しかし「誕生日」というその瞬間が訪れて、この世に生まれたその日。
私達は幸せだった自分を忘れて「人生」という旅に出ることで、彷徨い始めます。
それはつまり、「誕生日」を境に、何もしなくても魂に送り込まれていた安心・安全という栄養が絶たれることを意味しています。母親と繋がれていたへその緒を切って、この世に生まれてくるのは、その象徴的な出来事だと言えます。
冒頭から残念なお知らせで大変申し訳ありません。
ただ、がっかりされるのは少しお待ちください。

私たちはもともと幸せで、満たされた状態で生きている存在だった。
そんなことが言えるなら、生まれる前の自分を思い出せば、私たちは幸せになれるということだからです!
本書のタイトルにもなっている「魂占い」とは、まさに幸せだった頃の自分を思い出す占いです。

では、どうすれば思い出せるのか。
それはこの世の「なに」と繋がれば魂の本領を発揮できるかを知ることです。
まさに天国と同じ状態を、この地上の世界で作ってしまおう! という試みです。

例えば、「水」に「木」が繋がれば、「新しい森」か生まれます。
「木」に「火」が繋がれば、灰となり「新しい地上」が生まれます。
「火」に「土」が繋がれば、「新しい器」が生まれます。

こんなふうに、「ひとつ」ではできなかったことが、適切な「もうひとつ」と繋がることで新しい命を生み出すことができるのです。
要は、魂の本領を発揮させるためのポイントは「結びつき」です。
ただし先ほども言ったように、「なに」と繋がるかが非常に重要です。
何でもかんでも繋がればいいというものではありません。
「水」は無防備に「火」と繋がると蒸発してしまいますし、「火」も大量の「水」と繋がると消されます。
「そよ風」は「地」によって囲まれると自由さを失います。

やはり、幸せも不幸せも隣り合わせ。「なに」と繋がるかで、この世においては、大きく未来が変わってしまうのです。

そこで、あなたが幸せだった頃の自分を思い出せるよう、本書では、「あなたがなにと繋がれたらよいのか?」を誕生日の星の配置をもとに紐解き、お伝えしていきます。
具体的に言えば、「なに」と繋がればいいかは大きく分けて、次の6つになります。

1.「自分」と繋がる(自己との結びつきで、幸せを思い出す)
2.「他者」と繋がる(他者との結びつきで、幸せを思い出す)
3.「場」と繋がる(他者間に生まれる空間との結びつきで、幸せを思い出す)
4.「世界」と繋がる(空間と空間の間に生まれる世界との結びつきで、幸せを思い出す)
5.「時代」と繋がる(時を超えた時代との結びつきで、幸せを思い出す)
6.「霊性」と繋がる(時空を超えた霊性との結びつきで、幸せを思い出す)

もちろんこの6つについては、今のところ「そんなものがあるんだなあ」くらいの理解で問題ありません。
この6つの要素と12星座を掛け合わせた特別な手法により、この後のページより、あなたが天国で交わした「魂の約束」をあぶり出していきます。

その分類は全部で11タイプ(下の図1を参照)。

次のページから始まる「魂占い」の具体的な方法により、あなたが天国で描いた魂の願いをぜひ思い出してみてください。

『魂占い』 プロローグ より かげした真由子:著 サンマーク出版:刊

図1 魂の約束 の分類は全部で11タイプ 魂占い プロローグ
図1.「魂の約束」の分類は全部で11タイプ
(『魂占い』 プロローグ より抜粋)

本書は、「誕生日」をキーにして、生まれる前の自分と繋がることで幸せになる「魂占い」をわかりやすく解説した一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「魂占い」の占い方法

「魂占い」で必要な情報は「誕生日」だけです。
なぜなら、“生と死の結び目であるお誕生日”には、全ての「結び目」に関する情報がギュッと詰まっているからです。

 それでは早速、「STEP1」として次の表からご自分の誕生月、誕生した日にちが重なる欄を確認してみてください。

STEP1 表より、ご自身の誕生月と
誕生した日にちのぶつかるところの記号をご確認ください(下の図2を参照)。

STEP2 STEP1で算出した記号より、
それぞれ該当するタイプを左の一覧よりご確認ください(下の図3を参照)。

例えば、6月15日がお誕生日の方なら、「M1」になりますね。次にM1に該当する名称を見ると、「神話を紡ぐ手」とありますので、それがあなたの「幸せに戻る方法」であり、あなたのこの世での使命を表す名称でもあります。

なお、ここから先は、「こんな誕生月と誕生した日にちだけでなぜ使命が割り出せるの?」と思った方に向けて、せっかくなので、「魂占い」についてのネタばらしをあえてしていきたいと思います。もし、「小難しい話には興味ない」という方は、P39まで読み飛ばしていただいても問題ございません。
ただし、お読みいただくことで、魂や使命への理解がより深まるかと思います。

先ほどの表に登場した11タイプある使命の名称は、「あなたの魂の基本型(3タイプ)」と、プロローグでご説明した「魂が結ばれる先(6種類)」が掛け合わされて導き出されているものです。
なお、魂の基本型(3タイプ)とは具体的に言えば、こちらの3つ。

1.「自分軸タイプ」
12星座の中で火もしくは地のエレメントを持つ方

…この魂スタイルを持つ方は、この世で何かと結びつきを得ようとする時も、人一倍、お互いの軸が自立した形での関係性を望んでいます。
ですので、この魂タイプ(J1〜J4)の方の共通点は、
・空気が読めないし、読まなくてよい
・独立心、自立心が旺盛
・自分が納得することが重要
となります。ですから今もし、あなたが「人に気を使いすぎている、空気を読んで疲れている」と思われるのであれば、それは魂の望みとは違った頑張り方をしていると言えます。身に覚えのある方は試しに「私は空気を読まなくていいんだ。読めなくてもいいんだ」と自分に言ってあげてください。それだけで魂が解放されたような気持ちになる方も多いのです。

2.「自分円タイプ」
12星座の中で風もしくは水のエレメントを持つ方

…自分の内側より、外側に起こっていることや繋がりによって人生が充実するタイプです。周囲の影響を受けながら自分の個性に気づいていきます。このタイプによく起こりがちなのが、「自分軸がないような気がする」と悩むこと。
しかし、それは魂の視点から見れば、あえてのことですから悩むことはありません。
この魂タイプの方(M1〜M5)の共通点は、
・ついつい相手や場の空気を読みすぎることもあるが、それも才能
・様々な環境や出会いに影響を受けながら成長する
・周囲との調和を大切にする
・周囲のリアクションによって、自分らしさがじわじわと自覚できる
となります。
「あなたはどうなりたいの?」と質問されてあまり力強い返事ができないタイプとも言えますが、周囲のニーズを汲み取ったりしながら自分が心から望むゴールにたどり着くことができるとも言えるのです。
例えるならAKB48(1人のアイドルとして立つのではなく、大勢のアイドル)のような、大勢の中にいるからこそ自分の個性が自覚&発揮できるようなタイプと言えるでしょう。

3.「自分軸と自分円の混合タイプ」
自分の12星座以外の要素が入り込みやすい時期に生まれた方

…「自分軸タイプ」を主観、「自分円タイプ」を客観とすると、混合タイプはこの「主観と客観を行き来するタイプ」と言えます。つまり、「私らしさを確立すること」と「周囲との相互関係を重視すること」の間を行ったり来たりするということになります。
その結果、使命のキーワードは「変容と進化」となります。
自分の人生だけではなく、世界に新しい価値観を持ち込み、進化や変容を促す役割を担うでしょう。
さらにこの混合型にも2つあり、
ひとつはインナーワールドと言って、「自分、他者、場」という日常的な世界との結びつきを持ちます。
もうひとつはアウターワールドと言って、「世界、時代、霊性」という日常を少し超えたところにある世界との結びつきによって、幸せへと戻っていきます。

こちらの3つの魂の基本型を「魂占い」にどう使うかについて。
例えば、先ほどの例で言えば、6月15日生まれの方の魂の基本形は「自分円タイプ」。
そして、プロローグでご紹介した幸せに戻るための結び先一覧を見ると、「自分」となります。
ここから、魂の基本型「自分円タイプ」と、その魂が繋がりたい先である「自分」を掛け合わせて、11タイプの使命のうち「神話を紡ぐ手」が算出されるわけです。

なお、全ての魂の基本形と、繋がりたい先の掛け合わせは以下となります。

J1〜J4の方の魂の基本形は「自分軸タイプ」で、
さらに次のように4種類あります。

自分軸タイプの魂 ×「自分」と結ばれる→|J1|内なる魂の結晶
自分軸タイプの魂 ×「他者」と結ばれる→|J2|光を集めるプリズム
自分軸タイプの魂 ×「世界」と結ばれる→|J3|未来を見透す瞳
自分軸タイプの魂 ×「時代」と結ばれる→|J4|叡智の大木

M1〜M5の方の魂の基本形は「自分円タイプ」で、
さらに次のように5種類あります。

自分円タイプの魂 ×「自分」と結ばれる→|M1|神話を紡ぐ手
自分円タイプの魂 ×「場」と結ばれる →|M2|愛を映し出す泉
自分円タイプの魂 ×「世界」と結ばれる→|M3|光と闇を結ぶリボン
自分円タイプの魂 ×「時代」と結ばれる→|M4|時の海を渡る船
自分円タイプの魂 ×「霊性」と結ばれる→|M5|宇宙の音を奏でるピアノ

JM1・JM2の魂の基本形は「自分軸と自分円の混合タイプ」で、
さらに次のように2種類あります。

軸と円混合タイプの魂 ×「インナーワールド」と結ばれる→|JM1|封印を解く者
軸と円混合タイプの魂 ×「アウターワールド」と結ばれる→|JM2|砂漠に架ける虹

ここまでに書いたように、魂占いでは「天国で体験していた結びつきを、私たちは地上でどのように取り戻そうとしているのか」ということを読み解いていきます。
そして、その営みそのものがこの世での使命になる、と定義づけていきます。

『魂占い』 「魂占い」の占い方法 より かげした真由子:著 サンマーク出版:刊

図2 魂の約束 タイプ早見表 魂占い 魂占いの占い方法
図2.「魂の約束」タイプ早見表
(『魂占い』 「魂占い」の占い方法 より抜粋)

図3 魂の約束 タイプ一覧 魂占い 魂占いの占い方
図3.「魂の約束」タイプ一覧
(『魂占い』 「魂占い」の占い方法 より抜粋)

あなたの「魂の約束」タイプは、どれでしたか。

占星術的に見る「魂」とは何か?

あの世とこの世を行き来する目には見えない「魂」。
この捉えどころのない「魂」を、どう理解すればいいのでしょうか。

かげしたさんは、それを占星術の世界をヒントにして、以下のように説明しています。

 占星術では太陽や月、水性、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の天体を用いて占います。
ちなみに雑誌でよく目にする12星座占いは、あなたの生まれた時の太陽の位置で占うものです。12星座とは天空を12個の住所に分けた区画のようなものです。
双子座生まれのあなたは「双子座」という区画に太陽があった時に生まれた、ということです。
この太陽星座は、自分の性格を表すと言われます。ですが厳密には違います。
実はもっと奥深いものであり、生まれた時の太陽は、
「あなたの魂がどのように人生を切り拓いていきたいか?」
という魂の意図を教えてくれるものなのです。

それがいわゆる個性になっていきます。
ということは、生まれる時に「個性」は与えられる、とも言えます。
逆に言えば、生まれる前の魂は「個性がない」状態です。
誕生の瞬間、天国にある大きなジグゾーパズルから「あなた」というピースだけが切り抜かれるまでは、「自分」というものもなければ「個性」もないわけです。
そもそも天国では、どこからどこまでが「わたし」という概念も存在しませんから・・・・・。
天国にいる魂は無色透明の存在で、誕生日になって初めて「唯一無二の自分らしさ」という個性を得ます。
では、そもそもな話。
なぜ「個性」や「自分らしさ」が必要なのでしょうか。

そのことをご理解いただくために、もう一度「ジグゾーパズル」を想像してください。
実は、ジグゾーパズルのピースにはよく似た形のピースはたくさんありますが、全く同じ形をしたピースはありません。
そして、私たち一人ひとりもそのパズルのピースのひとつのようなものです。
全体が合わさり結びついた時に、大きなひとつの絵になりますが、そのためには一人ひとりに個性が必要だというわけです。
また、一人ひとり違う形をしていたほうが、「ぎゅ!」っと結びついた時の味わい深さも格別なのでしょう。
それが理由なのか、実際私たちは自分にないものを持っている人に惹かれます。
なお、その「個性の違い」は誕生日によって生じるもので、この「魂占い」が、あなたの誕生日をもとに占うのもそういう理由によるものです。
話を占星術に戻しましょう。
そもそも占星術は、星をはじめとする大自然の生活とを結びつけようと発展してきた営みです。天で起こることを地上での出来事に置き換えていったのです。
そんな古代の人たちが空で生命力たっぷりに輝く太陽を見て、「これは私たちの生命そのものだ」と考えても不思議ではありません。
さらに言えば、実際、大自然における太陽は、植物や生物といったあらゆる生命を育むものです。
太陽の光がないと地球上の生命は息絶えてしまうでしょう。
あなたの生命を司る魂も同じです。
あなたにとっての魂とは、大自然における太陽のような役割を持っていると考えます。
このように、魂は「自分らしさ」を発揮するためのピース。この自分らしさを使って、何かと繋がり、結びつき、人生という絵を描き上げたい! という望みを持っているが魂です。

それでは、普段何気なく生きている私たちは、魂が持っている望みをどうすれば思い出すことができるのでしょうか。
実は、魂がこの世に降り立った日である誕生日がその情報を握っています。要は、あなたが生まれた瞬間の星の配置に、魂の意図が全て書き込まれているのです。

占星術の土台となるセオリーに、「上なるものは下なるものの如し」というものがあります。天の星の配置は地上で生まれた出来事にも対応しているという考え方です。
現代的に説明すると、「部分は全体、全体は部分」という考え方でもあります。
なお、この考え方はホロン(hol=全体+on=部分)と呼ばれています。
今、こうして生きている私たちも「部分であり全体」と言えます。
私たちは母親から生まれて、その母親は祖母から生まれ、その祖母は・・・・・といったふうに、私は私であると同時に、先祖代々続いてきた中の1人です。
その流れの上に成り立つ存在なので、私たちは「1人」であって「全体」と言えるのです。
これは地上に流れている時間に関しても言えることです。
だって、1年は1分の集まりで成り立っているし、逆に、1分は1年の中に含まれていますよね。

占星術の手法で、生まれた時の太陽の位置から、時計の針のように1年につき1度ずつ進めて人生を読む方法があります。そうやって、一生の中で読みたい時期の自分の課題や出来事を予測するのです。
この技法は、まさにこの「ホロン」という思想のもとに成り立ちます。
これはつまり「誕生日」というほんの瞬間を切り取った中にも「人生全体」がぎゅっと含まれているということです。
このホロンという考え方を拡大してみると、私たちが経験している最も根源的な「結び目」は、誕生日という「あの世」と「この世」の結び目でしょう。とすると、この世での結び目、つまり私たちがこの世で何と結びつくことを望んでいるか? を知ることができるのです。
最後に、このトピックでお伝えした内容を感覚として掴んでいただける詩をひとつご紹介して、次に移りたいと思います。

「一粒の砂にも世界を
一輪の野の花にも天国を見、
君の掌(てのひら)のうちに無限を
一時(ひととき)のうちに永遠を握る。」
ウィリアム・ブレイク(18世紀のイギリスの詩人)
対訳『ブレイク詩集 イギリス詩人選(4)』 松島正一編 岩波文庫

『魂占い』 CHAPTER 1 より かげした真由子:著 サンマーク出版:刊

私たちが生まれる前、魂はあの世、つまり天国にいました。
天国は、すべてが「つながって」いて、一つに統合された世界です。
すべては「一つ」ですから、自他の区別がなく、当然、個性もありません。

私たちは「個性」を味わい、自分以外の何かと「繋がる」ことを目的に、この世に生まれてきました。
魂は「誕生日」を選ぶことで、体験したい個性を決めてきたともいえます。

「生きている意味を作ること」が使命

かげしたさんは、「生きることそのもの」には、特別な意味はないとし、全員にとっての使命は、「生きている意味を作ること」だと述べています。

 ただ、自分でもっともらしいことを堂々と書いておいてなんですが、「生きている意味を作ること」が使命なんて、人生ハードモードすぎる・・・・・。
そう思うのは私だけでしょうか。
そもそも多くの人は、頑張って頑張って、それでも生きている意味を掴むことができずに悩んでいるのではないでしょうか。
正直、そんな方々に「生きる意味は、ご自身で責任を持って探してください」と言えない私がいます。
生きている意味を作ること。そして、そのために生きる。
・・・・・と言うか人生はそうできている。
このこと自体は、確かにポジティブです。前向きです。
そうあるべきだと思うし、理にかなっている気もします。

昔、生きている意味について深く深く考えた賢人たちも、表現が違うことはあっても、
「生きる意味は自分で見つけなければならない」
「自分の人生を愛さなくてはならない」
「人生は与えられた宿題をするためにある」
など、同じようなことを言っています。
ですから、正直そういう前提で、魂占いのお話を進めたい・・・・・。
そう思いましたが、占い師として多くの方の人生に耳を傾けてきた私には合点がいきません。
それに“生きる意味を作るために人生はある”に関して、私の中では間違っているとは思いませんが、この表現では何か大切なことが伝わっていないとも感じるのです。
「占いの本なのだから早く占いの内容を読ませてくれよ!」と思われるかもしれませんが、占い師だからこそ使命や魂を通り一遍に語りたくありません。
大切なところなので、お付き合いいただけるでしょうか。

20数年前。私には97歳で他界した祖父がいました。
祖父は9年間、寝たきりで自宅介護でした。
いつも私がお見舞いに行くと、「わしなんか生きとる意味ないなあ、なんで生きているんやろうなあ」とぼやいていました。

その時から、私は「あの時の祖父の使命はなんだったのか?」・・・・・そういう問いを持ち続けて今に至ります。
振り返ってみると、祖父は世の中に対して何ら生産的な活動をしていたわけではありません。むしろ要介護状態で他人の力を借りて生きていました。
祖父も毎日苦しい思いをしていたことでしょう。
では、何のために生きていたのか? いや、そこに理由はないにしても、どういう意味を見出せばいいのでしょうか。

だって、「生きる意味」を見つけることが大事と分かっていても、見つけられないから、私たちは虚しくなるのです。そんな気持ちに寄り添わずに本を書いても無意味だと私は考えます。
だからこそ、細やかなところまで行き届いた本を書きたい。
そう考えていたら、最近思い出したのです。
寝たきりの時期が長かった祖父の告別式の時のことを。
9年間介護をしていた叔母が祖父とのお別れの際に、「おじいさん、ありがとう、ありがとうね」と涙ながらに言っていました。
傍から見ていると、祖父の介護をする叔母は大変そうに見えました。
実際そうだったでしょう。
しかし、何と言うか、綺麗事かもしれませんが叔母を生かしていたのは祖父だったのではないか? と思ったのです。
叔母の人生は悲しみが多いものでした。母親として幼い娘2人に先立たれるという人生を歩んできました。
そんな叔母を生かしていたのは祖父の存在だったように感じたのです。
「祖父は私を頼りにしてくれている」「祖父の人生を私が支えている」
そんな思いが、叔母にとっては明日への原動力になっていたというわけです。
祖父の使命の1本の糸は叔母の使命の糸と繋がっていて、お互いが支え合っているかのようにも思えました。つまり、支えられていたのは、祖父だけではなかったのです!

そういった私の体験から、
「ああ、私もこうしてただ生きているだけで、多くの人のたくさんの使命という糸に支えられているし、支えているのかもしれない。
そして、私たちは1枚の布で繋がっているような存在なんだな」
・・・・・そう感じたのです。

これが私の考える使命です。発揮するまでもなく、今ここに生きている時点で誰かの使命を受け取り、自分も発信しているということです。
そういった使命のやりとりが互いを幸せに、さらには周囲を幸せにするようなものになることを祈ってやまないのです。

現代占星術でも「自分の太陽(魂)を輝かせて生きよ」と言います。
これは、私たち一人ひとりが、誰かを照らし出す太陽になれることを教えてくれているのです。
「使命とは何か?」「生きる意味とは何か?」
と考えた時、どうしても私たちは、何か生産的なことをしないといけない、役に立たないといけない、と考えてしまいます。
ですが、世の中は使命を発揮する人と、それを受け取る人がいて成り立っています。
「使命を発揮している人」だけではなく、
「使命を発揮させてあげている人」もいるということです。

舞台上で輝くパフォーマーが自分の使命を発揮できるのも、それを求め、受け取る観客たちがいるからです。
この本も「読者」というあなたの存在があって、使命を果たすことができています。
こういうギブアンドテイクの構図が私たち人間の間には、無数に存在しているのではないでしょうか。ギブしているほうも、実はテイクしているし、テイクしているほうも、実はギブもしているのです。
私たちはみんながみんなによって生かされているし、生かしている。
1人の使命を1本の糸だとすると、そんな使命同士が織りなす1枚の布は「この世に生きるものたち全て」であるように思います。

「誰かの役に立たなければ!」
「使命を発揮せねば!」
「自分らしさを模索せねば!」
もちろんそれも素敵なのですが、それだけが使命ではないということです。
まずはこの事実をしっかりと受け取ることが「生きる」ということなのだと思います。その上で、「使命を生きること」に能動的に取り組んでいくのがいい気がします。
使命とは一体何か? そして生きるとは何か?
とても一筋縄で語れるものではないし、答えを出すことが重要ではありません。
ですが、今、『魂占い』の著者として、また1人の人間として「生きる意味は何でしょう?」と尋ねられたとしたら、きっとこう答えるでしょう。
「誰かの魂を照らし出すため。そして自分も照らしてもらうため。
そのためにここにいる」。

色々難しい言葉で説明させていただいたところもありましたが、つまるところ、私たちは「自分であろうとすること」だけでいいのです。
それだけで、誰かの「明かり」になることもできます。

あなたの魂は旅をしている最中。
それだけでとっても素晴らしい存在です。
そして「自分であろうとすること」。
ただそれだけで、世界を幸せにすることも可能です。
世界が幸せに戻るのを助けることになります。
なぜなら、私たちはもともとひとつの花だったのですから。
ひとつの偉大なジグゾーパズルだったのですから。
もっともっと視点を上げると、1枚の布なのですから。

『魂占い』 CHAPTER 1 より かげした真由子:著 サンマーク出版:刊

「生きることそのもの」には、特別な意味はない。
それは「生きることそのもの」にすでに意味がある、ということになります。

魂の欲求に従い、自分らしく生きること。
私達の使命は、それ以上でもそれ以下でもないということです。

「内なる魂の結晶」の使命

かげしたさんは、「魂の約束」の11タイプについて、それぞれ詳しく解説しています。

ここでは、その中から「内なる魂の結晶」のタイプを紹介します。

 魂が「自分軸タイプ」のあなたは、何よりも自分の意志を確立していくことを求めます。
中でも「内なる魂の結晶」のあなたが幸せに戻るには、「自分」との結びつきが人一倍必要。
そうすることで必要な出来事も出会いも引き寄せられる魂です。
では、この「自分」と結ばれることで幸せに戻ることが使命とは、一体どういったことを表しているのでしょうか? これはとても壮大なテーマになってくるので、使命を
・長期(生涯をかけて叶えたいこと)
・中期(いつでも準備OKにしておくこと)
・短期(今日、明日からでもやったほうがいいこと)
に分けてお伝えしていきましょう。

長期的な使命
「自分で見出した真実で、世界を自由に導く」

あなたが生涯を通じて取り組んでいく使命は、
「自分で見出した真実で、世界を自由に導くこと」です。
あなたは何事においてもパイオニア的存在になれる使命を持っています。
あなたが発見する真実は、最初、あまり多くの人には受け入れられないかもしれません。理解者は少数かもしれません。
特に周囲と馴染まず、波長が合わないと感じることもあるでしょう。
しかし、少数派であるからこそ、あなたの見出した「真実」は、埋もれていた何かを目覚めさせ、世界を変えるのです。
もちろん最初その真実の旗を立てる時、あなたはたった1人きり。ですので、あなたには究極の自立が求められると言ってもいいでしょう。
もし、人生の中で、何か成し遂げたいことができたら、「1人でもやり遂げる」という意志力と、自分の直感やセンスを信じることが必要です。
大丈夫です。結果的に、この自立した姿勢である「1人でもやり遂げる決意」が世界を自由にし続けます。
しかし忘れてはいけないのは、あなたは決して孤独な存在ではないということ。
あなたの勇気や情熱に寄り添いたい人はたくさんいるのです。
ただ、みんなは自分のこととして捉えるまで時間がかかるのもあり、声を上げてくれないだけです。
オーケストラでは、最初の1人が発する音色に引き続いて大勢が音を合わせていきます。あなたはまさにその最初の音色を発する人と言えます。
このように、あなたは自分の中の真実を見つけることが使命です。
内側にある魂の「結晶」が確立すればするほど、幸せに戻っていく魂なのです。

中期的な使命
「直感を信じ、審美眼を磨くこと」

では、どのように自分なりの真実(=結晶)を見つければいいのかについて、お話していきましょう。
あなたの内なる「結晶」は、
・直感力を信じること
・審美眼を磨くこと

この2つの要素が紐付きながら、力強く透明度の高いものとなっていきます。

ただし、「直感力を信じる」と言葉で言うのはシンプルですが、難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
また「直感」と言うと、霊感めいたことで、神がかった言葉が降りてくるようなサイキックなイメージに捉えられるかもしれません。
ですが、ここで言う「直感」は、そこまで特殊なものではなく、「人間ならば誰でも持っている五感をフル活用した末に導き出される答え」です。

あなただけではなく、現代人である私たちはみんな、頭脳、つまり言語で考えることに慣れすぎています。そのため、言葉になる以前の五感を駆使していくことにピンとこないかもしれません。
ところが、情報を得る時は、何も頭の思考だけに頼る必要もないわけです。
五感を活用すると、必要なひらめきや直感や身体が受け取る場合もあります。
それはいわゆる、言葉になる以前の感覚のことです。
もっと言えば、「なにかに突き動かされる感覚」。
「理由もなく、あの人に会いたくなった」
「衝動的に、旅行に行きたくなった」
というふうに、突き動かされる感覚は誰にでもあるはず。
そして、この感覚に忠実になることが直感を信じることです。
理由ではなく、「やっぱりこれだ!」とか「なんかそれ違うんだよな」という、何かに突き動かされるような直感に従って、人生を切り拓いていくことがあなたの使命なのです。
常にその直感を育み続けること、信じることが必要になります。

あなたと同じ「内なる魂の結晶」タイプの魂を持つ著名人の中に、オードリー・タン氏が挙げられます(2016年35歳の若さにして台湾のIT大臣となり、2020年新型コロナウイルスが世界をパニックに陥れていた中、マスクマップアプリを開発。また自身がトランスジェンダーであることを公表して話題になった人物)。

彼女はインタビュー集『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』(プレジデント社)の中で、
「私は寝る前に、仕事に必要な資料を全て読み込みます。ただ、読み込むだけで何も判断しません。」
といったエピソードを語っています。
彼女は何か答えを出さなければならない時、多くの資料を読むだけ読んで、そのまま何も判断せずに眠りに就き、翌朝答えが出るのを待つのだそう。
「IQ180の天才大臣」と言われる彼女ならば、全て論理的・分析的に物事を考えるのかと思っていたので、このエピソードを知った時は驚きました。

彼女と同じタイプの魂を持つあなたにも、このように理屈を超えた「答え」を掴む力があることを知っていただけたらと思います。
あなたなりの直感の得方というのがきっとあるはずです。

そして、もうひとつの中期的な使命は、審美眼を磨くこと。
「審美眼」と言うと「目利き」的なイメージを持たれると思います。
もちろんそういった「本物を見分ける力」も含むのですが、ここでお伝えしたい審美眼とは、人があまり気づかないけど「確かにある美しさに目を向ける」ことです。

例えば、「心の美しい人」とは、あなたにとってはどのような人を指すでしょうか。
一般的には、人に親切だったり、ちょっぴり奥ゆかしいところがあるような方のことでしょうか。もしくは、いつも正直で素直な感じの振る舞いを見て「心の美しい人」と思われるかもしれません。
もちろんそれもひとつですが、あなたの審美眼が「心の美しい人」を捉えた場合は、ひと味もふた味も違います。
「いつも毒舌ばかり吐いているあの芸能人、実は心が美しい人だよねえ〜。
だって、人を笑わせる毒舌を吐くけど、誰かを傷つけてないもんね〜。
繊細で美しい人だわ〜」といった感じでしょうか。
他の方とは、少し目の付けどころが違うのです。

もしくは、そこまで説明をする必要もなく、「あの人はきっと心の美しい人だ」と確信を持って言えるのも、もちろんあなたらしいことです。

あなたにしかない審美眼とは、「確かにそこにある美しさ」を周囲の意見に惑わされずに拾い上げること。
あなたのこの審美眼は、誰かに勇気を与え、自由にする力を持っていることを忘れないでほしいと思います。
そして、その観察眼(審美眼)が育つと、先ほどお話した直感力も冴えてくるという相乗効果もあります。

ゆくゆくは、あなたのひらめきと、確かにそこにある美に目を向ける力が、あなたにとって人生を切り拓く理念、信念といったものに育っていきます。
その理念の旗のもとに出来上がる世界は、さらに美しく、さらに自由になっていくことでしょう。

短期的な使命
「自分の直感に敏感になる!」

直感を信じること、そして「確かにそこにある美しい何か」をしっかりと取り上げること。
これらのために、すぐにできることは何でしょう。
私からのご提案をお伝えしておきましょう。

1 メモ魔になる

あなたの直感は素晴らしく、ひらめきは素早く訪れますが、素早く去っていく、という脆い性質もあるようです。
また、分かりやすい形でタイミングよく閃くわけでもありません。
友人とのたわいもないおしゃべりの中で。あるいは映画を見ている時、本を読んでいる時、オフロに入っている時と、シチュエーションを選びません。
ですので、このように日常に埋もれてしまうひらめきを捕まえておけるよう「メモ魔」になることをおすすめします。
メモするのは言葉に限らずともよいでしょう(絵などでも)。ひらめきは一瞬で消え去ることもありますので、スマホの録音機能などで音声メモとして取っておくのでおすすめです。

2 どんな分野でもいいので一番になれることを探してみる

思い切って起業したり、社長になってみる! というのももちろん素敵ですが、そこまでやらなくとも、あなたが一番になれる分野をぜひ見つけてほしいです。
なぜなら「1人でもやるぞぉ!」という自立心は、トップを走ることでさらに進化するからです。
なお、気をつけていただきたいのは、頑張って一番になるものを探すのではなく、今のままのあなたが一番になれる分野を探すことです。
私の友人は「韓国アイドルグループのファン」として誰にも負けない「一番」を自負しています。
どんなものでもよいのです。まずは探してみるところから始めてください。

3 物事の振り幅を知る

「審美眼」を磨くには、物事の振り幅を知ることです。
例えば、ファッションにはお手頃価格のファストファッションからハイブランドまであり、それぞれの美しさや良さがあるはずですよね。
そのような物事の「振り幅」を知ることで、あなたの美しさを見つける力は洗練されていくはず!

ビジネス・お金について

ゼロからイチを生み出すような仕事に縁があります。
それはアーティストや起業家という形にこだわらずとも、発揮される資質です。
例えば組織の中で働いても、新規事業の立ち上げや新しい商品の開発などに、あなたの発想力や審美眼は発揮されます。
そういった資質を活かすビジネスに向いている魂です。
持って生まれた資質をいかに社会貢献に変えていくか? という思考で仕事を選んでみてもよいかもしれません。

なお、投資すべきことにはしっかりお金を投入することができます。自分にとって効果的な投資をすることで豊かさ手に入れることも。
大事なのは、そのために着実にお金を稼ぐ時期が必要になるということです。

人間関係(全般)について

あなたが幸せに戻るために結びつく先は「自分」。
そのため、生涯で知り合う人や友人はさほど多くなくてもよいと言えます。
あなたの「内なる結晶(真実)」に多くの人が賛同したとしても、あなたが心許せる人間は少数でもいいのです。
あなたの個性に関心を持ってくれたり、尊重してくれたりする人が少数いれば、あなたは安心して自分軸を持つことができます。
大勢の人間関係の中に身を置くことがあったとしても、周囲の空気を読んだり、察したりする必要はありません。

ただ、調整すべき点はあります。
あなたは自分のことに精一杯になりすぎて、他人に対して少し寄せつけない雰囲気を出すこともあるかもしれません。ですから、そういった面があることを自覚しておくと人間関係もうまく調整できそうです。

また、仕事でもプライベートでもガチガチのシステムの中で制御、管理されることをとても嫌います。なぜなら自由な発想ができず、直感力が鈍るからです。
あなたの魂は、自分がトップを走り続ける(トップになりたい、ではなく「トップを走り続けたい」です)ことで世の中に良い影響を及ぼしたいと思っている魂。
なので、たとえ安心や安定が手に入るからと言っても、管理されるのは肌に合わなくて当然です。管理された中で働くにしても、自分のペースを尊重してくれる職場がおすすめです。

人間関係(恋愛や結婚)について

相手の気持ちを察しようとするとかえって相手の気持ちが見えなくなります。
異性との関係においても、相手の機嫌を取ろうとしたり、共感や同情心で相手に接したりすることはあまりおすすめしません。
ストレスになるばかりではなく、おそらく的外れになります。

そういう時は、持ち前の審美眼を思い出してください。
つまり、相手の気持ちを汲もうとするのではなく、相手の美しいところを見てあげることです。それが結果的に、相手を尊重することに繋がり、互いの気持ちが開放的になり、意思や感情のやり取りをスムーズにします。

時に、恋愛関係や夫婦関係において、安定感を求めたい自分と、常に新鮮さや刺激を求めたい自分のどちらを優先すればいいか迷うことがあるかもしれません。
迷った時、相手のことを大事に思うのであれば、パートナーを変えたり、パートナーとの間にある課題から目を背けたりする前にやるとよいことがあります。
それは、今そばにいる相手の中に新鮮さを求めるようにしてみるということです。そういったあなたの意識が相手の新しい面を見せてくれるようになります。
ここでも「相手の中にある美しさを見る力」が活かされるはずです。

あなたを助けてくれる魂タイプの人

魂タイプが「光を集めるプリズム」の人とは、同じ「自分軸タイプ」同士でもあり、互いに理解し合える仲です。
あなたの夢やアイデアを誰よりも理解し、勇気を与えてくれるでしょう。

また、「砂漠に架ける虹」の人たちは、普段あなたが思いつかない視点や着想を与えてくれます。
あなたが「どうせこんな私、理解されっこない」と疎外感を感じている時、あなたのアイデアや世界観に関心を寄せてくれるのもこの人たちです。
もし、あなたのアイデアや着想を形にしたい時は、相談に乗ってもらうのもよいかもしれませんね。

『魂占い』 CHAPTER 2 より かげした真由子:著 サンマーク出版:刊

自分自身の内側から湧き上がってくるものを大切にする。
自分の価値観、直感を信じる。

それが「内なる魂の結晶」タイプにとって何よりも重要なことです。

自分を信じて、己の道を突き進みしょう。
その先に、想像もしなかった輝く未来が待っています。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

かげしたさんが、本書をお書きになった理由。
それは、誰もが「生きる意味」を明確に持つことで、生きている私たちが互いに「生きる意味」を育み会える世の中にしたいという思いからでした。

この世に生を受けたということは、何らかの「生きる意味」を持ってきたということ。
その「生きる意味」を明確に示しているのが、誕生日です。

自分が気づいていない魂タイプを知る。
それが自分の本当の望みを知り、長所を知ることにつながります。

数千年にわたって育まれてきた占星術の叡智がぎっしり詰まっている。
それでいて、誰にでもわかりやすくて、ためになる。

これからの時代を生きるすべての人に、お手にとって頂きたい一冊です。

魂占い


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