本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』(MACO)

お薦めの本の紹介です。
MACOさんの『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』です。

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制限△解除 何歳からでも思い通りに生きる! [ MACO ]
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MACO(まこ)さんは、メンタルコーチです。

「次元上昇」の波に乗って生きる!

2020年に新型コロナウイルス感染症が広がった頃から、世界ではいろんな概念が覆されてきています。

MACOさんは、それは、人々の意識の変容であり、実は宇宙全体の変容の流れでもあると述べています。

 ただ、大きなきっかけは2020年だったというだけで、その流れのスタートはもっと前から始まっていました。ですが、私たちの多くが意識ではっきりと捉えることができたのが、この年からだったのです。
皆さんも自分自身や身の回りの変化を感じていないでしょうか? 私自身は、思ったことが驚くほどのスピードで実現したり、自分と波動が合わない人やものとあっさり縁が切れたり、ますます宇宙からのサインやサポートが受け取りやすくなったりと、大きな変化を感じる毎日で、本当にワクワクしています。
このような変化は、地球全体(正しくは宇宙全体)が次元を上げていく大きな変革期に入ったからなのです。次元上昇時代です。これはスピリチュアル用語で「アセンション」と言われたり、「風の時代」に入ったなどと表現されたりしますが、具体的にはどういうことなのでしょう?
この次元上昇時代では、実は、とても顕著な特徴が地球や私たちの意識にも影響します。それはエネルギー視点から見た特徴です。それらの特徴を知った上で私たちが自己実現をしていくことが、本当の意味で「うまく時代の流れに乗る」ということになります。

次元上昇時代の流れに乗るためには、本当の自分でいることが必須です。しかし、まだ多くの方が自分の本心に気づいていなかったり、気づいていてもその本心にフタをしています。
本心に気づくと、自分自身を縛っている制限を解除していくことができます。
本当の自分の思いには自己対話(セルフコーチングともいいます)をすることで気づけます。具体的なやり方は後述しますが、自己対話を習慣にしていくと、玉ねぎの皮を1枚1枚剥ぐように、内側から本質や本当の自分が見えてきます。
本書をゆっくり読みながら、「私はどうだろう?」「本当はどうしたいんだろう?」と自分に問いかけてみてくださいね。「えええ! 私、こんなことを思っていたのか」「違和感に気づいたつもりが、気づききってなかったのか!」なんてことがたくさんあるはずです。

私がこう言った発信活動を始めたのは2014年です。その当時から、
「本当の自分、自分軸で生きよう」
「ネガティブな感情や思考があっても人生は変えられるし、現実化できる」
「答えは外の世界や他人の中にはない」
ということをずっと伝え続けてきました。この考え方を土台として、新しい時代の大きな変容の流れにどう乗っていき、自分にかかっている制限をどう解除していけばいいのか、この本でお伝えできればと思います。
今、地球のエネルギーが変わっていっているので、誰もが自分の中に古くからある制限に気づきやすくなっています。
ぜひ、次元上昇時代のエネルギーに乗って、自分の意識を変容させ、まっさらな本当の自分に還って、自分の思うとおりに生きてくださいね。

『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』 はじめに より MACO:著 KADOKAWA:刊

本書は、自分の中の制限を取り除くことで、新しい時代のエネルギーの流れに乗って「本当の自分」を生きるためのノウハウをわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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これからは「自分軸」で生きる時代へ!

新しい時代は「次元上昇時代」と言われています。
つまり、地球包むエネルギー領域、すなわち宇宙全体のエネルギーが大きく変わっていく時代です。

具体的にいうと「三次元」から「五次元」への移行です。

五次元は、本当の自分で生きる世界であり、元々の自分で生きる、「自分軸」で生きる世界です。

「思ったことが現実になる」という考えは、聞いたことがあると思います。次元上昇時代はそのスピードがもっと加速します。これは新時代に変化する最大の特徴の1つとして最初に書いておきます。

おそらく、もう感じている人もかなり多いのではないでしょうか。
例えば、長い間、連絡がなかった人のことを「あの人どうしてるかな? 久しぶりに会いたいな」と思っていたら、その人から、その日のうちにメールやLINEが来た、とか。
「今度、あそこへ旅行へ行きたい」と頭に思い浮かべていたら、次の日に「一緒にここに行かない?」と誘われた、とか。
以前からこういうことが結構あったという方も「速攻叶った!」「言ったそばから現実化した」くらいの体験が増えていないでしょうか。人からの連絡などは「テレパシー!?」と思ってしまうほどのタイミングだったりしますよね。
「〇〇を食べたいな」と思っていたら、家に帰ると親がそれを買ってきていた。なんて、望みもすぐ叶っていったりしていませんか?
でも、これらはぜんぶ偶然ではないんです。
かといって、自分だけが何か特殊な能力を急に身につけたわけでもないんですよ(ちょっと残念かもしれませんが。笑)。こういった感覚を、遅かれ早かれ、多くの人が体験する時期に来ているのです。体験するタイミングには個人差がありますが、いよいよ体感として多くの方が感じるようになってきています。

「思ったら、すぐそうなる」ーー。そういうエネルギーの時代に入りました。
ある意味、ちょっと怖いですよね。起きてほしくないことも、それを多く意識していると形になるのが早いということですから。「私はダメだ」なんて自己否定みたいなことばかりしていると、それもすぐに現実化してしまいます。
でも! 「思ったらすぐにそうなる」のなら、その特徴を逆手にとって活用すればいいだけです。今までたくさん使ってきた自分を責める思考とか、自分を否定する感情も、「まずい、まずい! すぐそれ、現実になってしまう」と思うと、自然に「ぼちぼち本気で手放そうか・・・・・・」という気持ちに変わっていくはずです。
そして、ネガティブなことよりも、楽に、ラフに「私はこれをやりたい! こうなりたい!」を意識し続けていると、それがスピードアップして叶うようになるのですから、そちらにパワーを傾けるようにしていきましょう。

現実化させたいことをどんどん気楽に意識しておいたほうがいいのですが、例外としてすぐそうならないケースもあります。それはどういうケースかというと、

1「思ったらすぐそうなるなんて信じない」と決めている場合
2「そんなことあり得ない」と全否定で思っている場合
3 願い事に対して「自分には無理」のブロックが強すぎる場合
4 最高に幸せになるために、自分が向き合うテーマにそれなりの時間があったほうがいい場合

です。これら4つのうちどれかに当てはまる項目がありますか?
1〜3つ目のケースは、多くの場合無意識のさらに下の領域にある無意識の概念です。これが自分に対するさまざまな制限を生んでいます。と言われても、どうしたらいいか戸惑うかもしれませんね。ここでは「自分には無理」という感情を受容する、つまり俯瞰したり客観私して受け入れる、ということをやっていけば大丈夫です。
最初、非常にブロックが強いうちは「私の現実化はゆっくりだ」と感じるかもしれません。それでも、だんだん時代の特徴に合うようになりますので、心配しないでください。
4つ目のケースは、今のような意識を次元上昇していく時代だからこそ、自分の内面進化のためにインナーチャイルド(自分の心の内側にいる子どもの部分)等に向き合うケースなどありますが、こちらも心配はなく、ここを越えると生まれて初めて体験するほどの喜び感覚で生きられるようになりますよ。

新しい次元上昇時代、「違和感ほどのギフトはない!」と私は断言します。
地球のエネルギーが引っ越しし始めると、その中にいる私たち人間のエネルギー(体と心)ももちろん影響を受けますから、感覚が三次元から五次元的になっていきます。五次元がどういうものかは、ここでも理解できなくても大丈夫です。ただ「違和感にすごく気づくようになる」とだけ覚えてください。

この時期に自分の本心や感覚を聞く自己対話(やり方は後半で詳しく紹介します)をやっていくと、あらゆることに対する違和感がどんどん出てくるでしょう。これまで感じなかった、小さな違和感まで必ずわかるようになっていきます。
本当の自分として、もう何も我慢したり無理したりせずに生きたい方は、この違和感に注意を払ってください。「嫌なことを仕方がないと受け取ってきていた」「我慢しすぎていた」「無理していた」「本心と違っていた」「合わないと思っていた」。こういう感覚がわかるきっかけは、「ん?」とか「あれ?」という違和感です。
この違和感こそ、次の現実を創造する大切な気づきになります。

私たちが何をやろうとして地球に生まれてきているかというと、地球という物理次元でやってみたいと思う創造を体験し、楽しむためです。
私たちは一人ひとり、何もないところから創造して、思い通りの世界を作ることができるんですよ。イメージするほうの「想像」は、創造の手順に含まれています。
違和感をそのままにしていると、違和感のままの世界が続きます。
違和感に気づいて、自分の本音に合った世界を創造していきましょう。

違和感を敏感に感じとれるようになる、というのは人に対しても働きます。その結果、もう自分とはご縁がなくてもいい人がはっきりしてきたりします。

これまでなら、普段の付き合いの中で時折、違和感がある態度をとってくる人にでも、「なんか変だけど、ま、いっか・・・・・・」とやり過ごしていたこともあったかもしれません。
ところが「あれはマウンティングをされていたのか!」と“ようやく”気づいたり。「私のことを好きなフリして本当は意地悪していたのか」と“初めて”わかったり。「この人、お腹の中で思っていることと口から出ていることが実は違うな」と“はっきり”見抜けたり。嘘や偽善に自分で気づけるようになります。
つまり、信頼・信用できる人が明確にわかってくるということです。

これらは全部「感覚」が教えてくれます。エネルギーの引越しとは「感覚の変化」のことでもあるのです。だから体感として感じるようになってくるのです。

『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』 第1章 より MACO:著 KADOKAWA:刊

「違和感」は、本当の自分から外れていることを教えてくれるサインです。
気付いたら、そのままにせず、必ず解消するようにしましょう。

自分の内側に目を向けること。

自分の本心はどこにあるのか、何が本当にしたいのか。
そこにフォーカスするのを忘れないようにしたいですね。

ネガティブを排除せずに、統合する

新しい次元上昇の時代では、ますます「体の波動」が大切になります。
体の波動とは、体のエネルギー、パワーのことです。

MACOさんは、体のパワーは、どんどん現実を創造していける生命力であり、願いを叶えて思い通りに生きる力だと指摘します。

 体は年々弱るという概念を手放すこと。それは恐れを解放することでもあります。
恐れというのは、心配とか自己否定というものの総称です。
「自分が何を体験したいのか」ということを問いかけていって、それを叶えるために外していくものは、常に恐れです。怖がっていると先に進めないし、それ以上楽しい現実も作れません。
また、「この先、悪いことになるかも」と恐れる、意識する。もう、その時点で悪いことになるという意識を解消すればいいのです。「悪いことはなし!」とシンプルにしっかり決めて、その意識を維持すればいいだけです。これが恐れの解放です。
恐れを解放するとは、恐れと敵対することではありません。むしろ、恐れを受け入れるという感覚です。

私は自分の体は簡単にダメにならないと思っている一方で、病気になることも否定していません。ちょっと矛盾して聞こえるかもしれませんが、自分の生命力を信じながら、病気になることも受け入れています。
例えばカゼだってひくときはひきますし、ありがたい浄化作用だとすら思っています。日々私たちは食事を摂って食べたもので体が回っていますが、栄養を吸収して不要なカスになったものも体内に残りますし、本来摂らなくていいもの、食品添加物のように摂ると負担になるものも避けられません。それを排出するのが排泄作用だったりしますが、カゼもそうした浄化作用だと思っています。だから、デトックスが必要ならカゼをひくだろうと思っていますし、そんなありがたいものを否定したりはしません。
これがカゼをひくことを受け入れている、ということです。受け入れたものとは敵対しないので、結果、あまり体調不良になりません。実際、何年間もカゼもひいたりしていません。

どんなことも否定してしまうと、そこで分断が起きます。
次元上昇時代は陰と陽はネガティブ、ポジティブと言い換えられます。このネガティブとポジティブのどちらかに優劣をつけたりせず、同じように扱って1つにまとめていく。これが融合とか統合と言われるものです。
今までみたいにネガティブとポジティブをあえて分けるというのは、これからの時代に逆行してしまいます。自分のネガティブとポジティブは「2つで1個(1セット)だったんだ」と気づいてください。

ネガティブが嫌だから排除する、というのを繰り返していては、現実は常にジェットコースター状態になります。ネガティブを避けるために急に曲がったり、ポジティブを極めようとしてどんどん登ろうとしたり、だから激しいアップダウンばかりを繰り返して、肝心の豊かさを感じる暇がありません。これでは楽しいはずのジェットコースターもだんだん嫌になってしまいます。
しかも、これを続けていると、いつまでも「超人間ドラマ」になってしまいます。強烈な「できない!」という条件をつくって、そこから這い上がる根性論ドラマみたいなものです。「立て、立つんだ!」という根性論も悪くないですが、自分が望む方向に変わるのに時間がかかってしまいます。もちろん、生まれる前に超人間ドラマをやると決めてきた魂の設定も1つの想像の形ですし、味わいたい人にとっては醍醐味なのですが、みんながそれをやる必要はありません。
極端に「二極」ばかりを体験していると、気持ちがしんどくなり、創造の実行部隊である肉体に負担も出てきます。

これから「病気がなくなっていく」という世界を選んでいく人は確実に増えていきます。
ですが一方で、嫌なことが起きて、いいこともあって、というのが人生であることは、これからも変わりません。
「一生の間にいいことと、悪いことの量は決まっている」とか、「私は何割ぐらいいいこと使っちゃったんでしょうか」とか、いいことと悪いことを分けること自体が時代遅れになっていきます。
どちらも2つで1セット。だから私は「全部いいことでもいいんじゃない?」と思っています。嫌なことが起きたときにも、これが良いことに繋がるためのプロセスだと思えば、それは否定すべきことにはなりません。
すべてを「善だ、悪だ」とバサバサ切る癖があれば、そんな自分を緩めていきませんか?

この世界には二極があり、対極があることは間違いありません。陰と陽、絶対に両方あるのです。だから、陰の存在も否定しない。太陽だけもてはやして月は嫌だとか、昼はいいけど夜は嫌だと言ったりするのはナンセンスです。
片側だけが喜ばしいと思っていると片側のパワーしかきません。ポジティブだけがいいと点っている人は、ポジティブな力は活用できるけどネガティブからは全く学びが起きないことになります。嫌な体験をしたら「嫌だった」で終わってしまい、そこから何も学ばないと、また同じような嫌な出来事を作ってしまいます。そういう年の重ね方はもったいないと思います。

「太極図」を見たことがありますね? 黒と白の勾玉(まがたま)が絡み合ったような図形です。よく見ると陰(黒い部分)の中に小さい陽(白い部分)があり、陽の中にも小さい陰があります。これが宇宙全体の仕組みです。100%ポジティブだけ、100%ネガティブだけなんていうことはあり得ません。陰も陽も存在を認め受け入れ、認め合うことでそれらは初めて1つに溶け合います。
どちらも同じ価値、どちらも中立と見て、1個に受容してみてください。それが「太極図」であり、陰陽が1つに統合される、溶け合うということです。
融合や統合はどこでするのかというと、自分の内側(意識)でするものです。全部私たちの内側に入っていて、全部内側から生まれ出ます。そういう意味では案外、宇宙は小さいともいえるのです。

『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』 第3章 より MACO:著 KADOKAWA:刊

図 太極図 制限♡解除 第3章
図.太極図
(『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』 第3章 より抜粋)

陰と陽、2つで1セット。
それが私たちが存在するこの世界の仕組みだということです。

喜びがあれば、悲しみもあります。
成功があれば、失敗もあります。
いいことがあれば、悪いこともあります。

そのどちらかだけを認めるのは、この宇宙の半分しか認めないことになります。

陰と陽のどちらかを切り捨てるのではなく、その両方を認め受け入れること。
それが宇宙とつながり、次元上昇の波に乗っていくための秘訣です。

人間関係は「自分との関係」が最重要!

人と人との関係、いわゆる「パートナーシップ」も大きく変わっていきます。

MACOさんは、エネルギー次元が変わっていく流れの中で、誰かとお付き合いをする、好きな人ができる、これは友人関係もそうですが、お互いを高め合い、魂を磨くための出会いが圧倒的に多くを占めるようになると指摘します。

 人生でパートナーシップを通じてどこまで体験するかの設定は、人それぞれ違いますが、ご縁ができた2人が付き合ったり、結婚したり、結婚の形をとらなくても共に人生を歩くことで学んでいく。そうやって魂の課題を一緒に解いていくのです。
「ラブラブ!」「溺愛!」を楽しく通過して、もっと深いところの学びのステージを経験して、一緒に進化していくことを楽しんでいける人と繋がります。
学びという言葉には夢を感じないかもしれませんが、あくまで説明のための用語だと捉えてください。自分の世界を、尽きることがない、無償の温かな愛でいっぱいにしていく学びです。そうして最後は無償の愛にたどり着きます。

パートナーシップのご縁はすべて、自分が魂(霊性)として進化するために結ばれます。これから誰かと繋がっていく方も、今の関係を深めていく方もそうですが、やや高次のテーマに向き合っていく人が多いのが新しい時代の特徴です。
だから価値観が合わない人でも、一緒になるのが難しい場合でも、その人と必ず何かを学んで、最後は愛情が深まるようになっています。別れてしまうことだってあるでしょう。それでも、そこに霊性進化のための学びはあります。
「この人といることで私が受け取れる気づきや学び、豊かさは何だろう?」という視点で眺めてみてください。お付き合いする中でそういうスタンスでいると、相手と本当にいい関係になっていきます。

大好きな相手、愛している相手は、自分の闇を解放するお手伝いをしてくれる相手です。「いいように振る舞えない」「こんな自分しか見せられない」と思ってしまうような相手こそ、いいパートナーといえます。
「素敵な自分を見せる」ということを頑張ってきた人にとってはダメなパートナーシップと思えるかもしれませんが、もう、そこで頑張らなくてもいいのです。そうしていくことで、本当の自分で楽に生きられるようになります。
まだ出会ってなくても、必ずこの世界のどこかにあなたの運命のお相手は存在しています。なぜならパートナーシップは人間が魂を一気に大きく成長させる体験であり、宇宙は人間に魂の成長を体験してほしいと思っているからです。「ベストパートナーに出会う」と決めているのなら、たった今から「出会えるどうか?」という質問は忘れてしまって大丈夫です。
(中略)
本当の自分を生きるとは、自分に嘘をつかない生き方です。自分に嘘をつかなくても楽に一緒にいられる相手、ともにエネルギーを与え合える相手。そんなお相手とのパートナーシップを築いていく。そのために自分のエネルギーを整えるというのは、外に気持ちを散らさず、いつも「自分を第一に置く」という意識を極めることです。
わがままになるということではありません。他人の反応のほうに意識を向けるのではなく、自分が何を感じているか、どうしたいかに、常に意識を向けておくということです。
ベストパートナーとの関係を引き寄せるのには、対象(相手)のことは最重要ではありません。こういった引き寄せは自分対自分の中で完結するといってもいいくらいです。
次の3つを習慣にすると、願っていたパートナーシップが近づいてきます。

①自分のエネルギー(内側の意識・本心)に注目し、それを第一にして生きる
②自分に合う考え方を選んで、生きる(「頭でわかっている」に留めない)
③自分のすべての面を認めて受け入れていく(自己受容・自己統合)

よく見てください。この3つの項目の中に、相手は登場していませんよね? そう、自分のみで大丈夫なんです。
自分への見方はとても大事です。「相手は自分をどう見るか?」ではなくて、「自分が自分をどう見るか?」。まずここを徹底的にやっていくことです。
自分のことを「惨めだ」「哀れだ」「かわいそうだ」と見る。「できていない」「価値がない」と見る。これらは一番やってはいけないことです。思いたい気持ちはいっぱいあると思いますし、それは私にもわかります。でも、まずはそこを手放さないとダメなんです。
自分で自分を「価値がない」と見ていると、「あなたは価値がないね」と言って知らせにくる人が出てきます。自分のことをひどく扱う相手が来たり、それが行き過ぎるとDVをする相手が来たりします。

普段、自分が自分をどのようにみなしているか。脳科学的に言うと「セルフイメージ」です。人は、自分を「このように見てる」というイメージ通りの行動をしようとします。
「私はできない人間だ」と思ったら、できないような行動をするので、「できない」という現実が生まれます。それによってますます「私はできない」というセルフイメージが固まります。
まず、自分に対する見方を変える。そうすれば現実も変わります。

プチワーク
自分への問いかけで思い込みの書き換え、転換ができます。これを「ビリーフチェンジ」とも言います。
書き換えかたは大きく2つあります。いずれも、まずは「自分が自分をどう見るか?」をメモのように書き出してみてください。
①「私はできない人間」というような、自分を否定したり、自分を裁くような言葉が出てきた場合です。その下に「それでも良し」とか、「私はこれで良い」「これでいく」「こういう私が好き」などと書きます。言葉はなんでも結構です。とにかく、書き出したネガティブなセルフイメージの下に肯定する言葉を書きます。
「こう思っているけど、この自分のままでいいことにする」というのを、同時に自分の目で見られるようにしてください。ペンの色を変えたりするとわかりやすいと思います。
特に自己肯定感が低いと感じている場合には、とても有効です。今のままの自分を認めて、変わっていくことを許可してください。自分に許可していないものは入ってきません。「コーヒーを飲んでいい」と自分で思っていないと、コーヒーが飲めないのと同じです。

②もう1つは、跳躍力を持たせて違う設定にポンと書き換えるため方法です。
例えば「好きになった人とうまくいかない」というのが出てきたら、「本当は好きな人とすんなり結ばれる」と設定して、書き直します。「うまくいかない自分」を「うまくいく自分」と見なす、という感じです。
「結ばれない」というセルフイメージが「結ばれる」という現実の想像を阻むブロックになっているので、そのブロック自体をなくしていきます。そうやって、うまくいかない自分を卒業してしまいましょう。

 頑張ってやらなくてもいいです。ゆるゆると、気が付いたときだけやってもセルフイメージは変わります。なにごともゼロか100かではなく、少しずつでも続けてみてください。

『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』 第4章 より MACO:著 KADOKAWA:刊

パートナーシップは、自分と相手との関係と思われがちです。
しかし、その本質は、自分と自分自身の関係です。

自分がなりたいものは何か、やりたいことは何か。
魂からの望みに耳を傾けて、それに従って生きる。

そんな「自分軸」の生き方が波動を高めます。
波動が変わると、当然、引き寄せられる人も変わってくるわけですね。

「天職」をすると、お金も豊かさも巡ってくる

波動が高まると変わってくるのは、人間関係だけではありません。
物や出来事も引き寄せます。

その中には、当然、仕事やお金も含まれます。

 天職とお金について考えてみましょう。
これから好きなお仕事でやっていきたい方は、こんなふうに考えてください。
「自分が喜んでしている仕事で、人に幸せと豊かさが巡っていく」
「私は人をいつも幸せにしている」

そして、その楽しさをご自身がいつも味わいながら仕事をしてみてください。すると、宇宙からどんどんお役目が降りてきます。
お役目といっても厳しいものではありません。愛のお役目です。宇宙の意図は、人も、自然もあらゆるものたち全部の存在が幸せであることです。だから自分の仕事で人を豊かにしたいと思うと、すんなり役目が上から降りてきます。
お金が直接降りてくるのではなくて、お役目が降りてくるのです。結局このお役目が、天職で得るお金ということになります。

私はたくさん伝えたいことがあってこのお仕事をしていますが、私が伝えたいというよりも「伝えてくれ」というメッセージが上から降りてくるのです。実際には、伝えたいことが私の心に湧くのですが、これ自体が宇宙からの指令みたいなものだと思っています。
だからブログでも「何を発信しよう」なんて考えたことはありません。おかげで毎日苦労もせず、新しい記事をアップできています。「これを書いて伝えて!」というメッセージみたいな感覚がどこからか湧いてくるからです。「天職で生きます」と決めて、「お役目、カモンです!」と宇宙に宣言してからずっとこうです。
スタートは、自分の本心からの「伝えることが好き。話すこと、書くことか好き」でした。
前職でも教えることや伝えること、人の相談に乗ることが好きだったから教師になりました。間違いなくその22年間も天職をやっていたと思います。今も戻りたい時があるほど、子どもたちが大好きです。
このように、「自分がやりたいこと=本心=宇宙が私にしてほしいこと=天職」です。
そして、ここには必ずお金が巡ります。宇宙は「やってほしいことがあるんだけど、報酬ないからね!」なんてことしません。それどころか十分巡らせてくれます。
私の仕事なら、会社の経費とか自分の給料だけでなく、仕事をするうちにもっといろいろ学びたくなって大学に行くとか(今、人生4回目の大学生をしています)、こういうことをする時間もお金もゆとりも回してくださいます。そこで楽しんで、好きで学んだことは、本やブログの読者のみなさん、講座やセミナーに来て学んでくださる方に、またお返しできます。「なんてありがたい循環なんだろう」と思いながら、私はこの10年近く、ずっとそれだけで生きています。
天職については「お金が一番ではない」と書きましたが、でも実際には、自分の計画以上のものが巡ってくる気がします。もはや自分の力ではない、宇宙の力が働いているとしか思えません。
「天職をやっていたら宇宙力(うちゅうりき)でお金が巡る」。これ、現実化させている人間が言っているので信じてくれますね? 私自身が「エビデンス」です。

お金に恐れがある人は、お金を使うこと、お金が減ることを嫌がります。「使うとなくなる」「もう入ってこない」というブロックがあるためです。
また、自己否定感がある人は、お金や物を所有することで人にマウントを取ります。「これだけ持っているのがいいこと」と所有している様子を見せることで、自分の立ち位置を高いところへ持っていこうとします。本当のお金持ちは、持っていること自体を自慢したりはしませんし、それが「すごいこと」とも言いません。黙って持っているだけです、わざわざSNSで「すごいでしょ」とアピールしたりもしません。
自己価値観や自己肯定感が低い人ほど、人に勝てそうなところを見せつける行動をします。だから「これだけ持っています」という知り合いのSNSを気にする必要はないのです。
でも、気になってしまう気持ちもわかります。そんな時は「そこに反応する自分がいるな」と、自分の内側に目を向けてください。その裏にある自分の思い込みに気づけるので、そうしたら「もうこの思い込みは使えないぞ」と手放してしまえばいいのです。

社会では近い将来食糧難がくるとか、資源が足りなくなるとか、いろんなことが言われています。「実際のところ真実はどうなんだ?」という気もしますが、そのことは今回は置いておくとして、とにかくそういう状況があるために、多くの人の思考は「かき集めておく」「所有していると安心する」「持っている人がすごい」となりがちなのかもしれません。
逆に、多くの人がその概念を使うということは、「新しい時代に向けてそれを手放しなさいよ」というサインでもあるのですから。

私は幼少期からお金に恵まれない家で育ちました。これまでにも少し書きましたが、父がギャンブラーで、酒飲みで、あちこちで借金を作っていて、家計は火の車でした。なかなか新しい服は買ってもらえず、私の靴下はいつもゴムが抜けていて、ソックタッチというノリのようなものでとめて履いていました。
今なら笑い話として言えますが、幼い時はそれが嫌でたまりませんでした。可愛い洋服を着ている友達に「なんでそんな靴下なの?」と言われたこともあります。豪邸に住む友達の家に遊びに行ったときには「私はお金持ちだから、あなたと違うのよ」と面と向かって言われたこともあります。
小さいながらショックを受けましたが、そんな時期を経て、大学まで出してもらって、公務員(教員)として自分で稼げるようになりました。その後、結婚・離婚して、起業して、自分でお金を生み出すという体験を引き寄せてきました。それは天職を進化させるプロセスでもありました。

こんなふうにして、「自分でお金を巡らせることができるんだ」ということがわかるようになってみて思うのは、「生きていくのにそんなにお金は必要じゃない」ということと、「必要だと思うぶんはちゃんと回ってくる。しかも、必要なぶんより多めに」ということです。
私は自分でお金を生み出せるようになればなるほど、物を持たなくなりました。何も必要ないというよりは、本当に必要なものだけでいい思うようになったのです。
心が満ち足りているので物欲が無くなったのがまずひとつ。また、自分が何をほしいのかが明確にわかっているので、やみくもにお金や物をかき集めて満足する、安心する、ということが無くなったのです。

『制限♡解除 何歳からでも思い通りに生きる!』 第5章 より MACO:著 KADOKAWA:刊

これまでは「好きなことは仕事にならないし、稼げない」でした。
しかし、これからの時代は「好きなことだからこそ仕事になるし、稼げる」となります。

ここでも重要なのは、「自分軸」で生きること。
自分の内側に目を向け、自己肯定感を高める。

自分が自分をどう思って、感じているか。
それがすべてです。

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地球が次元上昇して向かっている先「五次元世界」は、制限がまったくない世界です。
そこで生きる私たちが、適応するために求められること。
それも、当然「制限を外す」ことです。

これまで外に向いていた意識を、内側に向けること。
そこで見つかる古い考えや価値観がブロックであり制限です。

要らないものを手放せば手放すほど、心も意識も軽くなって飛翔していきます。
まるで重りを外して飛び立つ気球のようですね。

自分の生きたい人生を手に入れるために必要なもの。
それは「自分軸で生きること」だけです。

本書には、「自分第一を極める」生き方をマスターするためノウハウが満載です。

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