本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『目覚めのヒント』(越智啓子)

お薦めの本の紹介です。
越智啓子さんの『目覚めのヒント』です。

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目覚めのヒント [ 越智啓子 ]
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越智啓子(おち・けいこ)さんは、精神科医です。
過去生療法、アロマセラピー、クリスタルヒーリング、ハンド&ヴォイスヒーリングなどを取り入れた新しいカウンセリング治療を行っておられます。

今、なぜ「目覚め」が必要なのか?

スピリチュアル的な目覚めとは、「本当の自分が本来は光であることを知って、光であることを体感して、自分の思いで世界を創造できることに気づき、覚醒すること」を意味しています。

今、なぜ「目覚め」が必要なのでしょうか。

越智さんは、地球がアセンション(次元上昇)するとき、新地球に向けて、私たちの意識が大きく変わるときがきているからだと指摘します。

 長い周期として、地球は、2万6000年ごとに、大きく地軸が変わって、天変地異を繰り返してきました。ところが、今回は、私たちの意志で、大きな天変地異なしで、文明を続ける計画をしてきました。とても新しい展開で面白いです。
そしてこれからは、2030年に黄金時代が来て、地球は平和になる、ユートピアになるという明るい予言の方を信じてみてください。イメージしてください。そのようになっていきます。ちょうど、これからその大きな変化を一緒に私たちは体験していきます。
楽しんで乗り越えていくのが、醍醐味(だいごみ)です。
私は、精神科医として、薬を使わない愛と笑いの過去生(かこせい)療法を実践しながら、癒しの本を約20年書き続けてきました。コロナ禍でも、診療、講演会やセミナーの活動を続けてきました。
目覚めとは、スピリチュアルな意味で、「本当の自分が本来は光であることを知って、光であることを体感して、自分の思いで世界を創造できることに気づき、覚醒すること」を意味しています。
この流れをふまえて、まずは、本当の自分が本来光であること、光であることを体感すること、そして自分の思いで世界を創造できること、最後に目覚めたらどうなるのかについて、目覚めのプロセスをわかりやすく解説していきます。
私たち人間は、全員もれなく光の世界からこの世に来ています。
ずっと光っていると退屈なので、思いで世界を創れるこの世に降りてきて、好きな体験を味わっています。体験をしながら、光とはどんな特徴を持っているのかを探究しているのです。見えない光の世界の天使や龍たちが私たちを応援してくれています。
魂さんが体験したいと決めてきた体験ができたら、また光の世界に戻っていきます。
それが「人生のしくみ」です。
ものごとには、すべて陰陽があって、陰だけ陽だけというものではなく、コロナのおかげさまのプラス面もたくさん出てきています。
コロナ禍で、自分を見つめる時間ができて、目覚めのチャンスがありました。
地球が新地球になるために、地球人全員が平等に、コロナという登竜門を体験して、本当の自分に目覚めるチャンスをもらえたのだと思います。
コロナでもワクチンでも、なかなか日本人はめげずに、どんな障害にも打ち勝つという特別なYAP(ヤップ)遺伝子を日本人が持っているために、乗り越えてしまうからです。しかも強い刺激で、この遺伝子を活性化すると、とんでもない才能、能力が起きてきて、いよいよ日本人が目覚めて、地球を救う、まるでみんながシン・ウルトラマンになってしまうという素晴らしい世界に突入するのです。わくわく、ルンルンです。
人生一切無駄なし、心配ご無用です!

これから医療も教育も経済もそして社会全体の構造も大きく素敵に変化していきます。
どのように素晴らしい変化が起きるのか、とても楽しみです。
どうか、これからの変化を心待ちにして、私たちが素敵に楽しく目覚めていくプロセスをみんなで楽しみましょう!

『目覚めのヒント』 プロローグ より 越智啓子:著 徳間書店:刊

本書は、「目覚めること」つまり、本当の自分が本来光であること、光であることを体感すること、そして自分の思いで世界を創造できること、最後に目覚めたらどうなるのかについて、目覚めのプロセスをわかりやすく解説した一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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守護天使は、誰にもついている光の存在

守護天使とは、私たちにもれなく一人、必ず右上についている光の存在のことです。

越智さんは、私たちは、生まれる前に、今回の人生でどのような体験をするのかを「人生のシナリオ」として前もって書いてきていて、そのときすでに私たちを守って体験の段取りをしてくれる守護天使がそばにいて、どんな体験をする予定かを前もって、「人生のシナリオ」を読んで把握してくれていると述べています。

 天使については、ずいぶん前に、『天使の世界にようこそ!』(徳間書店)に書きました。
前述したように、私たちには、もれなく守護天使という素敵な天使がいつもずっとそばにいます。守護天使さんは、私たちの偉大なる魂さんが書いた人生のシナリオを先に読んで、やりたい体験がすくにベストタイミングにできるように、段取りしてくれています。
自分のことを一番知っているとのことを、なぜか右腕と表現します。
そばにいて、ずっと自分を支えてくれている守護天使さんも、自分の右上にいます。
まさに右腕の人です。
今、右上にいる自分の守護天使さんに挨拶として、握手をしてみましょう。
どんな感じがしますか?
ついでに、好きな名前を付けてあげましょう!
私は、桜が好きなので、「桜ちゃん」と呼んでいます。
こちらが何も気がつかなくても、ずっと健気に応援してくれている守護天使さんですが、やはり人間と同じように、名前を付けてもらって、その名前で呼びかけられると嬉(うれ)しいそうです。ぜひ、何度も挨拶してあげてください。そのうちに、自然に守護天使と会話ができるようになります。
守護天使との交流も、私たち人間社会の人間関係と同じです。
親しくなりたければ、相手の名前をまず覚えます。そして、何度も挨拶したり、話しかけたり、いろいろ聞いてみたり、とにかく交流することです。守護天使の名前はもともとないので、こちらから好きな名前で呼びかけてみましょう! ニックネームなので、いつでも変更OKです。
そのうちに、感覚的にテレパシックに会話がスムーズにできるようになります。
私は、小さいころから、ずっと守護天使と話をしてきたので、それが普通になっています。
日常生活のいろんな段取りも守護天使が応援してくれています。
実は、睡眠から自然な目覚めは、ずっとそばで応援してくれている守護天使が起こしてくれます。
守護天使が目覚まし時計なのです。
そのおかげで、私の場合は、こうやって本が書けています。
早朝、3時か4時に、守護天使の桜ちゃんが起こしてくれるのです。
あなたは、目覚まし時計で起きますか?
それとも自然に目が覚めますか?
自然に目が覚めているのは、あなたの守護天使さんが、ここぞというベストタイミングに起こしてくれているのです。もう一度、守護天使さんのことをまとめてみたいと思います。
守護天使さんとは、あなたが生まれる少し前からそばにいて、あなたの偉大なる魂さんが今回の人生は、こんな体験をしたいと書いた「人生のシナリオ」を台本のように前もって読んで、いろんな段取りをしてくれているありがたい存在です。
私たちは、当たり前のように毎晩寝ていますが、翌朝ちゃんと目が覚めるという保証は全くありません。
今日も朝目覚めて、この世での素晴らしい体験が始まるのです。
毎日の何気ない生活が、相似的に人生と似ています。
意識だけを見ると、毎朝この世に来て、毎晩あの世に帰っているのです。
私たちは、毎日、生と死を細やかに体験しているのです。
エッとびっくりされた方は、このまま読み進めてください。「人生のしくみ」が面白い解説でわかってきて、今の自分の状態が違った角度でもっと楽しく理解できるようになります。
なんとなく覚えている夢は、寝ている間に意識があの世で体験している内容です。その内容を表面意識が知ったほうがいいときには、朝になっても覚えています。すぐに必要ない内容なら、潜在意識にしまって、必要なときに引き出されてくるのです。
実は、夢の中のできごとは、あの世での体験です。あの世は見えない世界ですが、その世界が本当は意識の世界、そして光の世界で実質の世界です。
この世は、思いでできたバーチャルな夢のような世界です。実はあべこべなのです。
だから時々、すでに亡くなった人が夢の中に現れて、自然に会話をしています。
亡くなった母とひさしぶりに会話をしたことがあります。
「ずっと生まれ変わりのチャンスを待っているのだけれど、なかなか来ないのよ〜啓子から促してちょうだい」と応援依頼が来ました。びっくりです。
実は、母が亡くなるときに、「せっかく啓子が生まれ変わりの探究をしているのに、私はもう生まれ変わりたくないの」「母さま、ではどうしたいの?」「宇宙に漂っていたいの」と言って、気持ちよく宇宙に漂っていたのですが、何年かたって、それにも飽きてきて、また生まれ変わりたいというメッセージが来ていたのです。身近なところでは、甥(おい)っ子のところが早いと思ったのですが、なかなかその兆しがなくて、とうとうリクエストが来ました。
そして、ようやく甥のところに長男として生まれてくることになりました。
予定日から逆算すると、ちょうど母からのリクエストがあったころでした。
びっくりです。母の夢が叶(かな)いました。それは、越智家での待望の夢実現でもありました。
そして、とうとう、弟のところに、初孫として母が生まれ変わってきたのです。
それは、思った以上の深い感動でした。生まれてからすぐにしっかりとした顔立ちで、目が母にそっくりでした。母らしいとてもパワフルで美しい赤ちゃんにびっくりしました。
生きている間に、母が身内に生まれ変わってきて、また再開できるというのは、なかなかない体験です。ずっと母の意識とコンタクトを取ってきたからこその貴重な体験があります。
見えない光の世界が存在していることを信じていると、あの世の魂からの声かけがあります。
見えない世界を見られるようになるには、その世界を意識して、まず知ること、そして感じてみること、存在を信じ続けること
です。これが見えない光の世界へ入れる登竜門になります。

この世は、いろんな世界がパラレルに交差していて、いろんな波動の世界が多様に触れ合うことができます。
お釈迦(しゃか)さまは、7次元以上の光の世界からこの世に降りてきて、仏教を広めました。
仏教は、「宇宙のしくみ」の学問です。
それを表現しているすべてのお経のエッセンスが、「すべてはうまくいっている」なのです。それを裏付けるように、チベットではマニ車を回しながら、お経のエッセンスの言葉「オンマニベメフン」を唱えています。それを日本語に訳すと、まさに「すべてはうまくいっている」なのです。チベット僧になった野口法蔵師匠から学びました。
ついでに、チベット語の最強の言霊「オンマニベメフン」を覚えることができます。
この言霊で、長いお経を全部唱えるのと同じ効果があるそうです。お得ですね。

『目覚めのヒント』 第1章 より 越智啓子:著 徳間書店:刊

守護天使は、誰にもついています。
ただ、目で見えないので、その存在に気づいていない人がほとんどだということです。

見えない世界を見られるようになるには、その世界を意識して、まず知ること、そして感じてみること、存在を信じ続けること。
まずは、一番身近な存在である守護天使から意識してみましょう。

「瞑想」が目覚めを加速する!

私たちが「光の世界」から来た「光の存在」である。
それを思い出すためには、どうすればいいでしょうか。

越智さんは、今というこの瞬間にフォーカスし、しみじみと今体験していることを味わうことだと述べています。

さらに、光であることを体感・体験するには、瞑想が一番てっとり早いと指摘します。

 瞑想とは、とてもシンプルで、目を閉じて自分の中に意識を向けることです。
瞑想は、目を閉じて、自分の中に、つまり、内なる宇宙に意識を向けることです。
できれば、朝と寝る前に迷走するのが理想的ですが、もちろん、やりやすい好きな時間で大丈夫です。瞑想に慣れてくると、究極は、座らなくても、目を開けていても瞑想状態になっていきます。
瞑想を習慣にすると、覚醒(かくせい)は早くなります。
これは、ヨガと瞑想を広めるために、アメリカに移り住んだインドのヨギ、パラマンサ・ヨガナンダさんの本『あるヨギの自叙伝』(森北出版)にもしっかり書かれています。
この本は、大著で500ページ以上もあるので、この本をパラパラとめくって、ルン・ル=デルタ脳波速読法をしたら、とんでもなく光があふれ出て、すごいことになるかもしれません。
覚醒状態のサマディにあっという間になるかもしれません。面白いのでさっそくやってみました。さっそく効果が出ました。
やはり、サマディ状態になって、すごいスピードで、本がスラスラ書けるようになりました。書く瞑想状態に突入です。スピードアップは、とてもありがたいです。たくさんのことが体験できるからです。
なぜ瞑想が大切なのでしょうか?
瞑想によって、自分の内なる宇宙に意識が飛んで、思いがけない展開になれるからです。人間の本質の意識だけの状態になれて、自由自在に意識の旅ができるからです。究極は、宇宙の根源まで行くことができます。
瞑想は、目を閉じて意識を自分の内側に向けるだけです。とてもシンプルです。
あるいは、何かに集中して夢中になることです。
お片付け瞑想、断捨離瞑想、掃除瞑想、お料理瞑想もありです。その先には、ずっと意識して、瞑想状態で暮らせるようになります。

瞑想についてとても大切なことは、意識がすべてだということです。
意識をどこに向けるかで、その瞬間の自分の世界を創造します。
瞑想がとても大切なのは、意識を自分の中に、集中するために、目からの情報を断つことをします。だから目を閉じるのです。目からの情報は、なんと75%もあります。
だから、私たちは、どうしても見えている世界を信じてしまうのです。
目を閉じることで、意識が目に映る世界から遮断されて、視覚以外の感覚とらえようとします。
肉体の目を閉じれば、第三の目が開いて、見えない世界を見ることができます。
自分の意識が向くところにフォーカスできて、その世界とつながります。
自分の思いで創った内なる宇宙に意識を向けるとどんどんその世界に入って、ついには根源の世界に到達します。
脳のほぼ中心にある松果体という松ぼっくりの形をした8〜9mmくらいの内分泌腺が反応して、そのエネルギーがクルクルとスピンして、ユニコーンの渦巻き型をした角のようなアンテナが感じ始めます。
内なる宇宙が作動してそのときの自分に必要なエネルギーや情報を引き出して、瞑想中にイメージや内なる声として現れてきます。
最初のうちは、いろんな雑念が出てきてそれに戸惑うかもしれません。
例えば、「今日の夕食は何にしようかしら? 冷蔵庫にあるのは何だったかしら?」と日常生活で一番気になっていることが浮かんでくるのです。
雑念によって、自分が今何に意識をむけているかがよくわかります。
瞑想中の雑念は、潜在意識の表層のお掃除なのです。
気にしないで、スルーしていると、だんだん出なくなってきます。
しばらく辛抱して、雑念にもめげずに瞑想を続けていると、潜在意識を通りこして、内なる宇宙へ突入できるようになります。
目を閉じているのに、光を感じ始めます。とても明るくて最初はびっくりします。それも気にせずに瞑想を続けていると、自分にとって、とても大切な意識の旅が始まります。
今までの感覚から脳も身体も解放されて、自分の意識の世界につながります。
意識が自由にいろんな世界、宇宙に広がることができるのです。脳波のθ(シータ)波状態になります。至福の感覚です。未来の自分と対話もできます。不思議な感覚です。
最初に私が瞑想したときに、不思議な体験をしました。大きな目が出てきて、それは、後からシバ神の目だとわかるのですが、その目の中に深く入っていったら、そこは青空で鳥が飛んでいて、雪山が出てきました。
まるでチベットの山々のように険しい高い雪山が広がっていました。意識はどんどん地上に降りていくイメージが続いて、そこにポタラ宮殿見えてきました。さらにその中に入って、もっと下に行ってみたら、地下道があってどんどん下に行くと、地底都市のようなところに行きつきました。それが地球の中の世界、シャンバラの世界だとあとからわかりました。
私は好奇心から、先がどうなっているかを知りたくて、どんどん奥を見て回りました。
シャンバラの世界は、地下なのに、海も山もあって、輝く太陽もありました。これは、セントラルサンと呼ばれるそうです。
モーゼのような白髪と白髭のおじいさんが住んでいる小さな可愛い家に意識が移動して、中に入っていったら、そこからおじいさんに
「行きたい星にここから行けるよ〜どこに行きたい?」と聞かれて、
「マゼランとシリウスとプレアデスに行きたいです」と即答したら、
すぐに、宇宙船の発着場所に移動して、あっという間に三つの星を探訪しました。
意識の世界は自由自在です。瞑想の中では、意識は自由に移動できるのです。
瞑想の中で見たいろんな光景を、他の人と共有できますし、瞑想の中で、いろんな世界にワープできることがこの体験でわかりました。
瞑想、この3次元の物質界と、高次元の世界をつなぐことができます。とても便利な方法なのです。
ぜひ、この機会に瞑想を新しい習慣にして、高次元の世界とつながりましょう。

この本で、できれば、あなたが目を閉じなくても瞑想状態になれるところまで解説できたらと思っています。目を閉じての瞑想は、入門なのです。それがバッチリできると、目を閉じなくても集中することで、波動の高い世界とつながることができます。

まずは、目を閉じる瞑想の一歩から始めましょう!
心地よい静かな場所を選んでください。しばらく目を閉じていても安心な場所を見つけます。そこであぐらをかくか、椅子に座るか、自分が楽だと感じる姿勢で始めましょう。
最初は、目を閉じて自分の中に意識を向けると思ってください。しばらくは真っ暗かもしれませんが、慣れてくると目を閉じても明るくなってきます。光を感じたり、イメージが出たり、それを素直に受け入れて感じるままに感じていきます。
意識は受け入れると、どんどん深い世界に入ることができます。
そのときに、必要な世界にワープしていきます。
意識は、自由自在ですから、瞬間に飛びます。色光が見える人もいます。
もともと私たちの本質は光で虹と同じ七色を内蔵しています。その虹の色が瞑想のときに感じられたら、最高に楽しいです。
さっそく、ここで瞑想をワークとしてやってみましょう!

目覚めのワーク⑦  瞑想するワーク

心地よい場所を選んで、リラックスして、目を閉じて、自分の中の世界に意識を向けます。
アロマが好きな人は、ピンときたアロマをティッシュにつけて、嗅いでみてください。
香りのお線香やお香をたいてもOKです。お香ならサンダルウッドを、アロマならラベンダーやベルガモットをおすすめします。
クリスタルが好きな人は、気分で選んだクリスタルを両手に握ってみてください。
BGMは好きな音楽を少し小さな音量にして、ない方がいい人は、なしで大丈夫です。
あるがまま、起きることをすべてそのまま受け取ってください。
しばらくの間、心地よい意識の旅を楽しんでくださいね。

いかがでしたでしょうか?
私も今、このタイミングで瞑想してみました。ダブルレインボーが出て、とても気持ちのいい波動のシャワーを感じました。天からの祝福で、この本も祝福されているように感じられて幸せいっぱいです。
虹が頻繁に出て見ることができるのは、天からの祝福を受けているのです。
宇宙はあなたのことをすべてわかっていますので、瞑想を始めたら、宇宙はとても喜んで美しい虹を見せてくれて祝福してくれます。
そのときは、何か行動していても、ちょっと止めて、虹をしばらく見てください。それによって、あなたの中の虹色が活性化されて、さらに自分が今体験している色合いがさらにクリアになってきます。
なんとなく感じていたことが、瞑想をするほどクリアにわかってくるのです。
瞑想すればするほど、今まで見えなかった世界が近づいてきます。
雑念に悩まされることがなくなってくると、この体感が楽しくて、瞑想が大好きになります。ぜひ、あきらめないで、そこまで瞑想を続けてみてください。
瞑想が楽しくなってきたら、そこからは自分の偉大なる魂さんが、どんどん導いてくれます。
自動的に、目覚めのプロセスが始まります。
目覚めることは、魂の喜びなので、はずむ気持ちがわくわく感になってきます。
スピリチュアルな意味の目覚めとは、「本当の自分」に目覚めるということです。
「本当の自分」とは、光の自分、意識の自分、波動、エネルギーの自分です。
それぞれが真実で、それぞれの側面があります。
光の自分は、瞑想を続けていると自然に体感でます。いろんな色の光が見えてくるからです。

『目覚めのヒント』 第2章 より 越智啓子:著 徳間書店:刊

光の存在であることを思い出すには、自分の奥深くの「内なる宇宙」にアクセスする必要があります。
そのために最も有効な手段の一つが「瞑想」です。

私たちを「本当の自分」から遠ざけているもの。
顕在意識に浮かび上がる雑念、それに目や耳などの感覚器官から入ってくる外界からの刺激です。

瞑想は、あたかも太陽を覆う雲を払うように、それらを意識の中からきれいに取り除いてくれます。

「インナーチャイルド」の癒しとは?

自分がどんなことを夢実現したいのか思いつかない。
そんな人は、今まで我慢ばかりして、感情を抑圧してきたので、感情が麻痺しています。

越智さんは、夢実現の前に感情の麻痺(まひ)を取るインナーチャイルドの癒しが必要だと指摘します。

 お腹にいる幼心、本音のインナーチャイルドを意識してみましょう。
ずっとまわりを気にして、人の言う通りに生きてきていると、自分の本当の気持ち=本音がわからなくなっていて、本当はどうしたいのかが曖昧な状態になっています。
潜在意識にたまっている感情を解放してすっきりになると、本当の気持ちが表に出てきやすくなります。ずっと我慢してきたあなたには、とても必要なワークです。
まずは、自分を両手で抱きしめて、「大好き〜」と何度も言って愛を注いであげましょう!
これだけでも、お腹のインナーチャイルドが安心して、ほどけてきて涙が自然にあふれ出てきます。涙が出るのは、愛に包まれてほっとしたからです。
自分は受け入れられていると愛に触れて、安心したのでゆるんで涙が出てくるのです。それから3歳くらいの自分をイメージして、話しかけてみましょう。
「今どんな気持ち?」
「どうして欲しいの?」
「何か欲しいものがある?」
「どこに行きたい?」
など、思いつく質問をしてあげてください。
安心してほぐれてくると、自然に本当の気持ちがあふれて話だします。
「今の家は落ち着かないの〜もっときれいにして〜」
「いっぱい気持ちよくしてほしい〜」
「美味しい卵焼きが食べたい〜」
「ハワイに行きたい〜」
と、インナーチャイルドの本音をどんどん聞いてあげましょう!
あとは思いつく嬉しい言葉を並べていきます。
「生まれてきてくれてありがどう!」
「かっこいい」
「その調子」
「よく頑張ったね〜」
「あっぱれ」
などです。
自分自身をしっかりと認めることで、お腹にいる本音のインナーチャイルドがとても喜んで、元気になって活動をしたくなります。潜在意識に残っていた怒りや悲しみの感情が解放されて、とても軽くなります。それによって、麻痺していた感情、好き嫌いややりたい気持ちが戻ってきます。
感情がたまっている潜在意識をスッキリ解放してから、新しい思い込みを潜在意識にインプットすると、新しい人生の流れが始まるのです。

目覚めのワーク11  インナーチャイルドの癒しワーク

3歳くらいの自分をイメージして、下の名前にちゃんをつけて呼びかけます。
ぬいぐるみかクッションを抱きしめて、「大好き〜」「よく頑張ったね〜」「生まれてくれてありがとう!」と愛の声かけをしましょう!
そして、どうして欲しいのかを優しく聞いてみます。

こんなにすぐに自分の願いを聞き入れてくれると感じられると、さらに大きな願いも言ってみようかという気持ちになります。
これが、自然にインナーチャイルドの夢実現プロセスになっていくのです。
あなたもこれならできそうな気がしてきましたか?
先に「インナーチャイルドの癒しワーク」をしてから、「夢実現のコラージュワーク」をすると、創造性のエネルギーが湧いてきます。
さらに自分のインナーチャイルドと対話をして、本音を聞きだします。
そのために、ノートを用意して、右手で大人の自分が質問して、左手でインナーチャイルドが答えるという書く対話もおすすめです。たどたどしくても、自分の本音が書かれているのを見ると感無量です。これは、シンプルですが、気づきが多いです。
代表作『人生のしくみ』アップデート版から、「人生のしくみ」ワークとして、この2つのワークを続けて行う理想的な「人生のしくみワーク」が登場しました。
大好評なので、あなたもぜひ『人生のしくみ 完全パワーアップ版』を読んでやってみてください。実際の「人生のしくみワーク」では、インナーチャイルドの癒しワークのときに、3人のワーク、インナーチャイルドと代理母と代理父でお互いにどんな親だったかを語りながら、代理母や代理父から癒しの言葉をかけてもらいます。
初めて会う人同士なのに、見事に代理親を演じて、親に言って欲しかったことを言ってもらえて、本当にインナーチャイルドが癒されて号泣するグループが多発しました。
そのあとに、夢のコラージュを作って、また同じメンバーで夢を熱く語り合います。
人に夢を語ること、人の夢を聞くこともびっくりの気づきになります。お互いに夢実現を祝いながら、和やかにワークが終わります。2つのワークがギュッと濃くコラボしてとてもお得なワークになりました。
実は、夢実現プロセスとは、とても身近な日常的な範囲から始まるのです。
それには、思ったらすぐにやるのが、コツです。
フットワークの軽さは、人生においてとても大切な夢実現プロセスのエッセンスです。
あなたは、フットワークが軽い方ですか?
私は、すぐに思い立ったら、動いてしまいます。
今回の人生でのフットワークの最高傑作は、ロンドンに留学中に、どうしても歌舞伎が見たくなって、安い便のチケットをゲットして、1泊2日で歌舞伎を見て、翌日ロンドンに帰りました。あわただしかったのですが、大満足でした。そのあと、ロンドンで「大江戸展」が開かれました。まるで引き寄せたかのような、素晴らしい流れでした。日本の100か所から集められた江戸時代の名品をロンドンで見ることができました。何度も通って、江戸文化を堪能しました。

別の意味で早かったのが、一度目の離婚のあと2か月でスピード再婚したことでした。離婚した元夫がびっくりしていました。
再婚した国際弁護士の夫に、「パキスタンのモヘンジョダロ遺跡に行きたい」と言ったら、すぐにパキスタンの案件が来て、びっくりするほど早く行くことができました。
もしかしたら、私は、宇宙の法則「引き寄せの法則」の力が強いのかもしれません。
思えば、必要な人が現れて、用が済んだら消えていく体験をしました。
人生は、思ったらそうなるというシンプルなしくみから成り立っています。
どうしても会いたい人がいたら、わざわざ会いに行きましょう! きっと思いがけない展開が待っています。
わざわざ行為は、必ずとても大切な人に出会えるきっかけを作ってくれます。
私も、鮫島純子さんの講演会にわざわざ沖縄から東京の明治神宮の参集殿に行って参加したら、そこでパーカー智美さんに出会えて、瞑想の達人の上江洲義秀先生を紹介してもらいました。それから大きく活動が広がって今日があります。人とのつながりが宝物です。
これからあなたもフットワークを軽くしてみましょう!
自分のことが大好きになりますよ。
やりたいことをすぐにできたら、とても気持ちがいいからです。何より、本音のインナーチャイルドがとても喜びます。
それも、なかなかすぐにできないようなことを、すぐにやってしまうのがとても気持ちがいいのです。
夢実現を引き寄せる力が倍増します。
それには、今まですぐにやりたかったけど、できなかったことリストを作りましょう!
気になっていたものを、パッと思いつくところから書き出してみましょう!

目覚めのワーク12 気になるやりたいことを10個書き出すワーク

気になるやりたいことですぐに今思いつくことを、リストアップして10個ノートに書いてみましょう!
そして、すぐに今できるものから始めてみましょう!
実現できたら消して、またリストを常に10個キープしていきます。

これは、やりたいことをずっとキープできる方法でもあります。
これを続ければ、飽きることなく人生を続けることができます。
光の世界で、光続けるのに飽きたからこの世に降りてきた私たちなので、飽きないことがこの世での人生を続けられる秘訣(ひけつ)なのです。
飽きてきたら、変化の前触れです。変わるときなのです。
仕事が飽きてきたら、仕事を変えます。
人間関係も飽きてきたら、変える時期なのです。
やりたいことも、飽きてきたら次のやりたいことを始めるタイミングなのです。
このリストが続くまで、今の人生を楽しみましょう!
インナーチャイルドが癒されたら、次のステージに進みます。

『目覚めのヒント』 第3章 より 越智啓子:著 徳間書店:刊

「光の存在」になるということは、自分に馴染みのないまったく別の存在になるということではありません。
「本当の自分」に還る、という方が適切でしょう。

未知なる場所を目指して進む旅、というより、遠く離れた生まれ故郷に帰る旅。
それが目覚めの道です。

自分が戻るべき場所を知っている存在。
それがインナーチャイルドです。

傷つき、無視されて、泣き続けている、自分の中の小さな子。
彼ら、彼女らを抱きしめて、愛してあげて、話を聞いてあげる。

すると、私たちが本当にやりたいこと、本当の自分に帰る道順を教えてくれます。

なぜ、「過去生」が目覚めのヒントになるのか?

過去生とは、今の人生の前に地球の地上で体験した人生のことです。

私たちは、過去生での記憶は、表面意識では抹消されて生まれてくるため、ほとんどの場合、覚えていません。
ただ、過去生の知識は、必要な人にはもたらされます。

越智さんは、過去生のことは、ある程度生まれ変わりを繰り返して、全体像をつかみ始めた人には、とても有益な叡智だと述べています。

 それでは、なぜ過去生が目覚めのヒントになるのでしょうか?
魂の通訳として、人生の謎解きをすると、過去生のヒントから、なぜ今の人生で自分が向き合っていることが起きてるのかが、わかってきます。つまり過去生の続きをやっていたり、過去生での体験の真逆を体験して、相手の気持ちが理解できるようになることを知ります。それがストンと腑(ふ)に落ちて次に進めるようになるからです。
まさに、目から鱗(うろこ)が落ちて、新しい世界が開かれるような感じがします。
例えば、いちずに夫を愛してきたのに、浮気がわかってとても落ち込んでうつになってしまった女性が来院されたときに、なぜそのような体験をするのかを謎解きしてみたら、過去生のヨーロッパ時代に、彼女がイケメンの男性だったとき、ある人妻に恋をしてアプローチしますが、なかなか人妻は夫と別れることができず、その時代は悲しい別れを迎えます。
今生では、夫がそのときの人妻で、性が逆転して過去生の悲恋は見事に成就しました。
ところが、人妻の夫が生まれ変わって、女性になって一時的ですが、彼女の夫を取り返しにきたのです。過去生の謎解きをしたら、あっという間に夫のことを許すことができました。
つまり、過去生の謎解きによって、お互いに違う立場を体験して理解し合う人生のしくみになっていることに気づきます。目の前のつらいことが時間軸を長く持ってみることで、全体の流れが見えてきて、俯瞰することができるようになります。
それが、スピリチュアルな目覚めのヒントになって、本当の自分に目覚めるきっかけになります。
自分の子供があまりにも変わっていて、日常生活も、学校でも、簡単なことができずに慣れないでいるのですが、謎解きで自分の子供が宇宙人だとわかると、すべてのことがなるほどとわかって、理解できるようになります。長年の悩みが一気に解決してしまうのです。
あっという間に怒りが消えて、許せるようになります。
本当に、魔法のように変わってしまうのです。
宇宙人で、まだ地球に慣れていないと思うと、それなら仕方ないと許せてしまうのです。
そのときの、嬉しそうな安堵した表情を見るのが、たまらなく好きです。
長年、「魂の通訳」をしてきた醍醐味です。
だから、この「愛と笑いの過去生療法」が面白くて、楽しくて、感動的でやめられません。
必要な人がクリニックに来てくださる間は、きっと続けていくと思います。
必要な人がいなくなったら、きっとそのときが潮時です。
クリニックを閉じるベストタイミングです。
最近は、ヒーラーたちがやってきます。同業者です。この現象は、以前からありましたが、すでに予言されていました。
約40年前に、トランプカードを使って、必要なメッセージを伝えるアメリカ人の男性から、このような活動を始める前に言われていました。
「あなたは、これから講演会やワークショップ、セミナーなどを始めます。本もどんどん書いていきます。最初は癒しの本ですが、だんだんと奥深い人生のしくみや宇宙のしくみを解説する本を出していきます。そして、あなたの本で人々が癒され、目覚めていくのです」とのメッセージでした。それはことごとくその通りになって、楽しく展開してきました。
本当にありがたいことです。
彼は、トランプカードを通じて、私の人生のシナリオを読み取っていたのです。
それは、トランプカードでなくても、タロットカードでも、エンジェルカードでも、何もなくてもチャネリングでも同じです。相手の人生のシナリオを読み取って、相手の表面意識に伝える役目を持っているのです。
あなたにも、そのようなお役目があったら、突然メッセージを受け取るかもしれません。
そんなときは、自然体で、淡々とお役目をなさってください。それがブレずに続けていけるコツです。
自分で瞑想しても、解放に必要な過去生のイメージが出てきますので、ぜひやってみてください。瞑想が習慣になるとスムーズです。瞑想の前に、過去生のイメージで目覚めのヒントをもらうと決めてください。そのように設定がセットされます。
瞑想については、第2章をまた読み返してみてください。

精神科医の私が、「患者さんの過去生をどのように見ているのか?」とよく聞かれます。
霊や妖精や天使は、子供のころから普通に見えていましたが、患者さんの過去生が見えてきたのは、なんと42歳からです。診療に必要になってから見えるようになりました。
仕事に必要になってから過去生のイメージが見えるようになったのは、とても合理的です。
研修医のときは、逆に霊が見えると怖がりな私は、とても患者さんの診療ができないので、守護天使にお願いして見えなくしてもらいました。本当にカーテンが降りるかのように霊が見えなくなりました。
だんだん慣れてきて、怖がらなくなってから少しずつ、「ちょっとだけよ〜」という感じで見えるようになりました。患者さんに憑(つ)いている霊と対話して、光に帰ってもらったり、ご先祖さまの中で、まだ成仏していない魂さんがいたら、説得して光に帰ってもらったりしていました。
過去生のイメージが見えるようになったのは、神戸での大きな地震のあと、クリニックを開設してからです。
クリニックでは、アロマ、クリスタル、ハンド、ヴォイスヒーリングをして、患者さんの潜在意識に残っている感情を一気に解放して、エネルギー治療をします。その時に出てくる悩みや症状に関連のある過去生のイメージが、患者さんの目の前の少し上に、必要なところだけ、立体テレビのように映し出されて見えるのです。
もう少し見たいと思っても必要なところだけで消えてしまいます。
歴史的なシーンで気になっていることが出てくると、こちらが勝手に興奮してしまいます。源義経の部下だった過去生の人が来院してきて、謎解きをしたら、なんと蝦夷(えぞ)から中国本土に渡っていたので、もしかしたらチンギス・ハーンになったのは本当かもしれません。
残念ながらその先は見えなかったのですが、わくわくしました。
人生の謎解きは、このように、歴史的なことが垣間見れて、とても楽しいです。
もちろん、歴史的な人々が登場するのは、わずかですが、最近はオペラやミュージカルにもなった歴史的な人物の過去生が出てきて、びっくり興奮しました。
エジプト時代の女性で、アイーダのような恋愛パターンのエネルギーを持った方が来ました。オペラ「アイーダ」がちょうど、3か月後に東京で珍しくあるので、ぜひ見るようにお勧めしまた。
解放することが決まっていたのか、あまりにもタイミングがよすぎて、びっくりです。
このように、自然にいろんなことが重なるときには、間違いなく潜在意識の大解放なので、安心して、受けください。目覚めが促されて、視界も明るく開けてきます。インスピレーションが自然に湧いてきて、アイデアがどんどん広がってイメージが出てきます。
クリエーションの流れが始まります。
感情のブロックが解放されると、自然に次のステップに進んで、その人が体験したい流れが始まるのです。それから大いに前に進んで面白いようにとんとん拍子でことが運びます。
もしあなたがその流れに乗っていたら、大いに楽しんでください。
もし壁にぶつかっていたら、それは必ず乗り越えられるハードルなので、それも楽しく乗り越えてください。すごい達成感と満足感が待っています。

『目覚めのヒント』 第4章 より 越智啓子:著 徳間書店:刊

少しがんばっただけで、人よりできてしまうこと。
なぜか、心が惹かれてしまうこと。

それは過去生でも経験したことなのかもしれません。
私たちの多くは、何十回、何百回もの転生を繰り返しています。
しかも地球上だけでなく、宇宙の別の星である可能性もあります。

今世の人生だけでなく、過去生も含めたトータルの存在。
そのように定義し直すと「自分」の可能性が無限に広がっていきますね。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

「全一体」という言葉は、私たちが目覚めて意識が向かう究極の境地を表しています。

つまり、私たちは意識を高めて広げていくと、自己と世界の境がなくなり「全一体」に溶け込んでしまうということです。

越智さんも、自己も含めて、万物すべてが一つだと感じたときに、究極の自分、本当の自分を感じることができるとおっしゃっています。

私たちは、一人一人が分離した存在ではなく、すべてつながった存在です。

「分離した存在」と錯覚させているものが自我(エゴ)。
それらを取り除いて、少しずつ全体とつながっていくことが「目覚め」になります。

意識の奥深くにある宇宙とつながる扉。
それを押し開けて、本来の私たちである光の存在へと帰っていく。

皆さんも、そんな大いなる「目覚めの旅」のお供に本書をお持ちください。

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