【書評】「浄化の力」(片山鶴子)
お薦めの本の紹介です。
片山鶴子さんの『現実が瞬く間に好転する 浄化の力』です。
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片山鶴子(かたやま・たづこ)さんは、スピリチュアル・カウセラーです。
琉球王家の末裔を家系に持ち、霊能者(ユタ)の家系に生まれられています。
幼少期から強い霊感をお持ちで、その強い霊感による苦労を抱えてきた経験を活かされ、ご活躍中です。
「浄化の力」が人生を変える!
片山さんがこれまでたくさんの方に会って、カウンセリングしてきて気づいたこと。
それは、悩みを抱えて来られる方々、疲弊しきった魂が身体から少しずつ抜け出してしまっている方
が多く見られることです。
片山さんが、そんな人たちを救うためにたどり着いたもの。
それが魂から悪いものを取り除き、人の身体に魂をしっかり入れ直すための「浄化の力」
です。
魂というのは、生命エネルギーの結晶体のようなものです。
魂が100%あなたの中に入っているとき、あなたは生命力に満ちあふれ、生き生きと活動できます。
しかし、あなたに悪意や痛みがあれば、魂は傷ついていきます。
あなたとの違和感やズレを抱いて、あなたから少しずつ離れていきます。
魂が100%に満たしていないと、あなたは疲れや不幸を感じやすく、ネガティブ思考になりやすい状態となります。
そして、この本の中で詳しくご説明をしますが、魂はあなたの願望を際限なく、望むままに叶える力を持っています。
ポジティブな願いも、ネガティブな願いも叶えるのが魂です。
それでも、ポジティブな願いよりも、ネガティブな願いのほうが叶いやすいという“不都合な真実”があります。世の中には成功者と呼ばれる方がいます。
その方々のお話を聞くと、多くのかたが共通して、「自分は成功することを少しも疑ったことがない」「必ず夢は叶うと信じてどんどん挑戦した」と言います。
ネガティブが入り込むスキが微塵もなかったのです。
ネガティブな感情をとことん排除して、ポジティブな願いを叶え続けた人が成功者と呼ばれていく事実があるのです。そうは言っても、常にポジティブであり続けるのは、生易しいことではありません。
かつてあった、悟りを求める修行僧たちの過酷な修行をご存じでしょうか。
志半ばで挫折する時は、自ら命を経つという厳しさをもって刃物を持ち、山に入っていったそうです。
ネガティブを遠ざけて生きることは、それほどに厳しいことで、まさしく、人類が数十年もの間、挑戦し続けてきた悲願だと言えます。私が見つけた「浄化の力」は、まさにこの人類の悲願への挑戦です。
●ネガティブを取り去る力
●ポジティブをパワーチャージする力
この両方を行うことで、繊細な、そして奇跡的な力を秘めた魂を身体に戻し、パワフルな人生を発動させ、奇跡を引き寄せるのです。魂が身体に入ると、身体が生命力で満ちあふれていきます。
好奇心とやる気が湧き出て、ポジティブで満たされた身体はひとりでに動き出し、失敗も恐れません。
その状態で魂が活性化しますと、幸福もお金も望むままに引き寄せるようになります。成功が成功を呼び、ネガティブを一切寄せ付けず、際限なく奇跡が舞い込み、奇跡が起こるのは当たり前になるのです。
つまりここでお教えする「魂の浄化」とは、成功者がつかんでいる“成功の秘訣(ひけつ)を解き明かし、誰でも再現できるようにしたものなのです。「浄化の力」というのは、つまりは魂にアクセスする術です。
一見これは、誰もができることではないように思えるかもしれません。
私も最初は、母が持つ霊能力という力を受け継いだためにできることだと思っていました。しかし、本当はそうではないのです。
人類皆、誰もが魂と出会い、魂にアクセスすることができます。
特に対象が“自分の魂”であれば、難しい知識などなくとも、やり方さえつかめば、誰でもできるようになります。
実際に私のお客様は、私がコツをお話しし、共に実践を重ねていくうちに、自分で自分の魂にアクセスできるようになっていきました。『浄化の力』 はじめに より 片山鶴子:著 KADOKAWA:刊
本書は、魂を浄化し、活性化させるための手法をできるだけわかりやすくまとめ
た一冊です。
片山さんは、具体的なアクションを通じて、かんたんに、そして楽しく理解していただくために、私の知識の全てを詰め込ん
だと述べています。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。
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魂の痛みを取る「浄化の力」
片山さんは、魂が100%入っている状態というのは、パワフルな人生を発動させるための絶対条件
だと指摘します。
魂が100%身体に入ると、魂の活性スイッチが“オン”になります。
誰しも、「調子の良い時」「波に乗っている時」を感じた経験があると思います。何をやっても上手くいき、身体が活力でみなぎり、笑顔が絶えず、いつでも運が味方していると感じられる状態です。人生のうちで魂が100%入る状態は何度か経験できるでしょう。
しかし、本当に難しいのはこの状態を維持し続けることです。
人は、生きる中でどうしても不運に出遭いますし、ネガティブな感情に心が支配されてしまうこともあります。
ネガティブな感情を持っていると、ネガティブな願いが叶います。「自分なんてだめだ」と思っている方は、その通りの「だめな自分」を叶えてしまうのです。
そうしてまた魂が抜けていってしまう・・・・・・その悪循環に陥ると、魂が100%入っている状態を維持できなくなってしまいます。
部屋が汚れては片付け、また汚れては片付け・・・・・・の繰り返しです。
それよりも、部屋をきれいに保つ癖付けをしましょう。魂からネガティブを排除し、パワーチャージしてポジティブを加速することで、魂100%状態を長い間維持できるようになると、「魂が活性化」していきます。
私には人の身体にあるポジティブな感情が光って見えます。
ポジティブな思考を長く続けると、ポジティブな感情を身体に巡らせる回路がどんどん太くなっていきます。少しの不幸では途切れない大量のポジティブ感情を維持できるようになるのです。
魂が活性化すると、魂は本来の力をはっきして、ポジティブな願いをどんどん引き寄せられるようになります。
ネガティブ感情を寄せ付けず、ポジティブな感情ばかりになるのです。願いを実現させるためには、魂が身体に入ってエネルギー満タンになり、「元気」で「行動」できる状態にする必要があります。さらには、その状態を維持する必要があるのです。ポジティブを維持するためにもパワーが必要なのです。
その両方を行うのが、魂を浄化し、活性化させる「浄化の力」なのです。人間は、わかっていてもネガティブに支配されてしまう、弱い生き物です。誰しもがそうです。
けれど、それを理解したうえで対処方法を知ることで、賢く学んでいくことができます。あなたが今まで困難から抜け出せない、もしくは、なかなか成長できないと感じていたとするなら、飛躍するための方法を知らなかっただけなのです。それはあなたの責任ではありません。今まで学校でも、誰も教えてくれなかったのですから。
けれどあなたは今、この本に出会いました。私はこの「浄化の力」の方法を確立させるまでに何度も、たくさんの失敗をしてきました。長い時間もかかりました。
ここで、あなたが私の知恵と経験の結晶を受け取ることで、あなたは私と同じ失敗をたどる必要も、時間をかける必要もなくなります。私の父はかつて、がんになったことがあります。闘病生活の中で父は、普段健康でいることがどれだけ幸運で幸福なことかを逐一教えてくれました。お医者さまをはじめ、支えてくださった、たくさんの人たちがいること、普段当たり前だと思うこと全てが実は奇跡にあふれていることに気づかせてくれました。
父が教えてくれたからこそ、私は父と同じ病気を経験しなくても、学べたものがたくさんあります。
人間は学べる生き物です。誰でもそうです。あなたもそうです。
私の知恵と経験の結晶であるこの本から、あなたが得られるものがあることを願っています。そして、これは順番が大事です。この本の中でこれから、具体的に魂を身体に戻す方法や悪いものを排除する方法など、さまざまな「技」をお伝えします。
けれど、「心技体」という言葉があります。大事なのはまず「心」です。
それがなぜ大切で「幸せになるための絶対条件」であるかを心に植え付けてほしいのです。
そうすれば、「技」は身につきやすくなるでしょう。ここまで読んでいただいたあなたに、ぜひもう一度3ページに戻っていただき、私の左手に手を重ねていただきたいと思います(下の図1を参照)。
「魂の浄化」は、あなたの人生に幸福をもたらす最初に行うべきステップで、シンプルに効果が出やすいものです。私も実際のカウンセリングで最初に行いますし、癖付けていただけるように何度も重ねて施していきます。
それは、自分の心身を健康に保とうと意識するのと同じこと。
お部屋が汚くなってしまったら片付けるのと同じように、「きれいな状態」に慣れていきましょう。1回目は何も考えずにシンプルに重ねていただいたと思います。
2回では、もう少し深く行ってみましょう。
改めてお伝えしますと、私の左手には、魂の痛みを抜く役割があります。
辛さ、怒り、悲しみ、不安、執着、絶望感、猜疑心(さいぎしん)、罪悪感、過去のトラウマ・・・・・・などです。あなたの中にある魂の痛みを抜くために、2回目となる今回は次のことを意識して手を重ねてみてください。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
①私の左手の手形に、あなたの左手を合わせてください。
②目を瞑ってください。
③心を落ち着かせるために、ゆったりとした気持ちで深呼吸をします。息を鼻から吸って口から吐いてください。深く、ゆっくりです。
④手形に意識を持っていき、「どうか、私の心の中からネガティブな情報を持っていってください。吸ってください」と、心の中でつぶやきます。
⑤悪いものがどんどん吸われているように、イメージをしていきます。
⑥「必ず、素敵な人生にするぞ!」という思いを忘れずに行いましょう。
⑦心が落ち着いてきたなと思ったら、手を離してください。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
なんだか不思議な感じがしてきたでしょう?
そうして少し楽になったら、この先を読んでみてください。
読み進めるのが辛くなりましたら、いつでもこのページに戻ってきて、魂の痛みを消してください。
できればこれを、毎日の日課にしてください。この本を持ち歩いて、ネガティブな感情を抜いてもらいたいと思った時に触れてみてください。『浄化の力』 序章 より 片山鶴子:著 KADOKAWA:刊
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心がネガティブな感情や思考に溢れているとき、魂は身体から大きくズレています。
心からネガティブな感情や思考を取り除くほど、魂は身体と重なっていきます。
心の中に溜まった不必要なものを手放すこと。
それが「魂の浄化」です。
片山さんの左手を有効活用して、魂の浄化を進めましょう。
魂を身体から抜けてしまう理由と身体に戻す方法
魂が100%身体の中にある場合、心身のエネルギーは満ちています。
しかし、心や身体が疲れたり、悪いものに取り憑かれたり、人からの悪意を感じたりすると、魂は疲弊し、傷み、だんだんと身体から抜けていって
しまいます。
片山さんは、生命エネルギーの結晶体である魂が抜けてしまうと、心も身体もネガティブになって
しまい、「生きたい」という気持ちが薄れてしまう
と述べています。
魂が抜けるのは、主に以下の4つのような時です。
基本的には、「魂は居心地の悪場所を嫌う」と考えると良いでしょう。
生命エネルギーの結晶体である魂が嫌がる場所というのは、その反対であるネガティブな感情があるところです。1つ目は、心がネガティブになっている時。悲しい、不安、ムカつく、辛い、などネガティブな感情にとらわれていると、魂は抜けてしまいます。
2つ目は、亡くなった人の霊に憑依(ひょうい)されたり、生きた人の念や黒魔術などを受けたりした時。心がネガティブだと波動が低くなり、これらの霊や念が憑きやすくなります。
3つ目は、体調を崩した時。身体が辛いと、心もネガティブになりやすいからです。ただし体調不良に対して「自分の身体は今、頑張ってくれている」「元気な時のありがたみがわかる」などポジティブにとらえている人からは、魂は抜けません。心の在り方が大切だということです。
4つ目は、気の悪い場所に行った時。魂は悪い気を感じて抜けてしまいます。うわべの気持ちや振る舞いではなく、心の真実の状態によって魂は抜けてしまうということに注意しましょう。
魂の戻し方① 浄化の声を聞いて瞑想を
さあ、いよいよ魂を身体に戻す実践方法に移ります。
私の実際の声で魂についての説明をし、その後、実際に魂を戻していく方法を説明した音声を収録しました。
これはこの本のために録(と)りおろしたものです。私はこの本のために、一切の出し惜しみをせず少しでもあなたのお役に立てるよう、できることを全力でさせていただいています。ですから、どうか受け取ってくださいませ(下の図2を参照)。まずは音声を聞きながらその通りにしてみてください。最後には、皆さんの心が晴れ渡るように浄化の力でヒーリングも施しています。
最後までお聞きいただき、力にしてくださいね。
あなたらしい素晴らしい人生を手に入れられる力になると思います。日本語ではわからないという方や、母国語は英語で、どちらかというと英語のほうが理解しやすい、魂に届きやすいという方のために、英語バージョンも用意しています。これは私が信頼している方の声で、私がそばで監修して録りおろしています。日本語と英語、どちらでも良いのです。聞いてみて心地好いと感じるほうをお選びしていただき、お聞きください。
・・・・・・お聞きいただけたでしょうか。 心も身体も楽になってきている感じは、しませんでしょうか?
聞き終えましたあとは、魂に、「戻ってきてくれて、ありがとう。いつも、頑張ってくれて、ありがとう」と優しい気持ちで心の中で伝えましょう。
魂がいつも、100%、胸の中にいてもらえるように、前向きな感情で日々を過ごすことを心がけて、毎日、朝スタートした時、1日が終わって寝る前に行うことをおすすめいたします。魂の戻し方② 胸に太陽を灯して 居心地の好い場所にする
先ほどの音声の中でもお伝えした方法ではありますが、特に大事な「太陽を灯す」方法を抜き出して紹介します。
この方法は、いつでもどこでもできるものです。
例えば、道を歩いていて少し嫌な気配を感じた時でも、自分の胸に太陽を灯すことで、強力な明るい光のバリアとなって、あなたを守る力になります。
そして、パワーを与えてくれます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇①目を瞑って深呼吸しながら、胸のあたりに明るい光を宿すイメージを持ちます。太陽を灯しているように、明るく、美しく、キラキラさせましょう。
②自分の口角を上げた満面の笑みをイメージしましょう。笑顔がイメージきない場合は、形だけでも良いのです。口角を上げてみましょう。
③戻ってきた魂に対して「ありがとう」とお礼を言います。
◇
心の中が眩(まぶ)しく明るくキラキラ輝いていると、魂にとって居心地の良い状態になります。魂が戻りやすい環境を整えるのです。
魂が身体に入ると、心のキラキラはさらに身体に反映され、あなたの身体からキラキラしたものが外にあふれて出てきます。
あなたがキラキラと輝いていると、天はすぐにあなたの輝きに気づいてくれます。そして、同じように輝くポジティブなものを引き寄せますよ。今、仕事や家族のことで大変なことがあったとします。
それでも、もしあなたが心を明るくすることができたら、明るいものが身体の外にも出るとイメージしてみましょう。あなたの内なるところから外に出されたものと同様のものがあなたに引き寄せられるという宇宙の法則があるためです。脳はとても単純です。口角が上がっている表情を感じると、うれしいことが起きたと感じます。
シンプルにとらえれば良いのです。魂にとって心地好い状態を作ることに意識を向けていきましょう。そう、意識を癖付けていきましょう。魂の戻し方③ 地に足をつけ、魂と身体を安定させる
魂が抜けてしまうと、地から身体が浮くような、独特の浮遊感が出てくる方がいます。この独特の浮遊感は、気持ちを不安定にさせやすくしますが、その感触が逆に、ふわふわと心地良く感じることがあります。
これを「天と通じる全能感」と間違えてしまう方もいらっしゃいます。
地に足をつけていない状態というのは、好い状態ではありません。
だんだんと感情や心がマヒして、「心ここにあらず」になってしまうからです。
そして、思考がうまく働かなくなってしまうのです。記憶力の低下、集中力の低下、やる気・活力の低下など、あらゆることに影響していきます。先にご紹介した方法で魂を戻すイメージを持ちましたら、地に足をつけるトレーニングを行いましょう。
飛んでいってしまった魂を安定感のある身体になじませるのです。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
①まず、自分の足元を意識してみましょう。あなたの足は、あなたが今存在する床や地面についているはずです。
②そして、この床や地面の下に地球があると想像してみてください。「私は地球に力強く立っている」と意識するのです。
③足元の地球を感じたら、次は、偉大なる地球に感謝をしてみましょう。私たちは、地球に生まれたからこそ生きていられています。地球だからこそ生命が誕生したのです。
④先に、胸に光を宿しましたね。そのまま、心明るいままを保ってください。
笑顔のままでいるように意識してください。感謝があふれ、魂がそこに存在して、地球を感じて、力強くここに存在している自分を感じるのです。
⑤そしてありがたく、呼吸をしてください。今日も自分が生きていて、足元が地球についている感覚を味わえることに「ありがとう」を伝えてください。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
命ある、限られたこの時間を、力強く生きる。
そうイメージしてください。
そのために地に足をつけるのです。心の安定感や安心感、自分の軸が整った感覚が出てきませんか。魂の戻し方④ ティンシャの音で癒す
ティンシャは小さなシンバルを紐(ひも)でつなげたような形の仏具です。
私は魂を戻す時、ティンシャの音を使うことをおすすめしています。
私のショップでは、あなたの魂に合うものを選んでいます。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
①ティンシャを手に入れたら、まず何も考えずに数回、鳴らしてみましょう。
リズムは一定の速さにしましょう。
②音を鳴らした後、1回、目を瞑りましょう。
③そして、音が聞こえなくなってくる前に、心地好いタイミングだなと思った時に目を開けてもう一度、数回、鳴らしてみましょう。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
これを一定の速度でやっていきます。
ティンシャは遠慮せずに叩(たた)いて良いものです。
心明るく笑顔で、ありがとう。楽しい。
そのような気持ちが入るとティンシャは心地好い音を出してくれます。心地好いと感じることで、魂も戻ってきてくれますし、心地良い音色に癒された魂は、安心してあなたの中に居ついてくれます。
魂が空から降ってきて、頭のてっぺんから入り、左胸と右胸の間に戻って、眩しく明るく輝く様子をイメージしてください。そうしましたら、次は、ティンシャの気持ちになってみましょう。
自分の身体が2つに分かれていて、ぶつかり合うことで音を出し、あなたを癒そうとしている様子を想像してみてください。最小限の力で癒される音を出せば、ティンシャにとって最小限の痛みで済みます。でもティンシャはあなたのために覚悟を持って音を鳴らすと決めているのですから、遠慮しすぎて思うようにぶつけられないのも失礼ですよね。
何事もちょうどぴったりの強さがあります。
そのような心持ちになりましたら、もう一度鳴らしてみてください。もしかしたら、頭の中でいろいろなことを考えて緊張してしまったのではありませんか?
私たちは、このように、いろいろなことを学ぶほどに緊張してしまい、失敗してしまうものです。
先ほどは何も考え図に行ったことが、意識するとできなくなります。そしてそれが自分の全てだと思い、自分はダメだと自己肯定感を下げてしまうのです。
けれど、もし失敗しても、修正すれば良いだけです。
人は学ぶ生き物です。そして、学べば学ぶほどに上達するのです。前はできたのに、忘れてしまった・・・・・。
何度も同じ間違いをしてしまう・・・・・。
ということも、気にしすぎることはないのです。
さあ、心機一転です。
ここから新しく始まるのだと思ってみましょう。今度はただただありがたく、うれしい気持ちで音を鳴らしてみましょう。
心地好く叩くから心地好い音になります。
鳴らしながら魂が戻ってきてくれることをイメージして、明るく笑顔で「ありがとう」と思いながら鳴らしましょう。
ティンシャに限らず、全ての行動はただただありがたく、うれしい気持ちで、心地好く行うことが大切です。ティンシャは、朝と寝る前に鳴らすのがおすすめです。
朝は今日1日を元気で頑張れるように。
寝る前に今日も1日ありがとうの気持ちを込めて、リラックスしながら行うと良いですよ。
それ以外にも、気持ちが乱れそうな時など鳴らしてみてください。
ティンシャを鳴らすことで、あなたの状態が自然とわかるのです。
そのような道具を持てることに、ただただ感謝しましょう。『浄化の力』 第2章 より 片山鶴子:著 KADOKAWA:刊
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疲れを感じていたり、ネガティブな気分が抜けないとき。
私たちは、知らず知らず、魂が身体から抜けている状態だということ。
もし、自分がそのような状態だと気づいたら、上の4つの方法を用いて、魂を戻すようにしましょう。
魂に向けた「言葉の選び方」
魂が身体に安心して居続けられるようにする。
そのために気をつけることの一つに「言葉」があります。
片山さんは、魂というのは、ネガティブな言葉を発することでも逃げてしまうもの
で、ネガティブな言葉を避けることは、大切な第一歩
だと指摘します。
魂と言霊の秘密をご紹介します。
それは、「魂は主語を理解しない」ということです。
誰が、という対象ではなく、言葉の持つ波動そのものに反応するためです。
ですから悪口の対象が自分でも、別のほかの誰であっても、魂は区別せず、ネガティブな言葉自体に反応して傷ついてしまう可能性があるのです。また、気をつけたいことがもう1つあります。
それは、「魂は否定文が理解できない」ということ。その理屈は先ほどと同じく、否定文かどうかよりも、言葉そのものが持つ波動に魂が反応するためです。
例えば、不安な人を励ましたい時、「不安にならないように」と言うことは一見良さそうですが、魂は否定文の「にならないように」を判断できず「不安」と言う言葉だけをキャッチしてしまうことがあります。
これでは、言った人の魂も、言われた人の魂も「不安」になってしまいます。
ですから、否定後にせず「安心してね」という言葉を選んだほうが、お互いの魂は安心できるのです。
この考え方で、同じようにありがちなのが、「ミスをしないようにしてください!」という言葉です。このように部下などに注意をすると、部下は、「ミス」という言葉が心に留まり、ミスしやすくなってしまうことがあります。こうしたちょっとした言葉のチョイスによって、魂はどんどん変わっていきます。もしかすると、これを読んだあなたは、気をつけなければいけないことが多いと、大変だと思ってしまうかもしれません。
こう考えてみてください。
言霊の真実は、私たちにとって朗報だと。
「魂にアクセスするなんて不可能・・・・・・!」と私たちは思いがちです。
しかし、言葉を選ぶことによって魂にポジティブなエネルギーを送ることも、ネガティブなエネルギーを送ることも、思うがまま。
自分でコントロールできるということなのですから。人のことをたくさん褒め、優しくしましょう。
「あなたは素敵ですね」と言えば、自分が素敵だと言われているような気持ちになるでしょう。「ありがとうございます。私、すごくうれしかったです」と言えば、自分がすごくうれしかったと言われているような気持ちになりますから。自分が気をつけていても、他人のことはコントロールしきれません。
「〇〇ってムカつくよね!」と悪口を言ってくる人は、どこに行っても存在するもの。ここでご紹介するのは、そうした人や言葉から魂を守る方法です。
まずは、悪口に同調しないようにしましょう。
「そうですよね」「私も実はそう思っています」など、悪口に同調して返事をしてしまうことがあるかもしれませんが、ネガティブなエネルギー同士が同調すると、そのネガティブがどんどん増幅してしまいます。
かといって、否定する必要もありません。誰かの言葉を否定するのは、人間関係のコミュニケーションからも難しい場合もあるでしょう。
おすすめの返答の仕方は、「客観的に状況を確認する」「事実として整理する」です。「〇〇なことがあったんだね」「あなたは〇〇な気持ちになったんだね」など、まずは話を聞いて、ネガティブなエネルギーが乗った悪口を、ニュートラルな事実として言葉にするのです。そして、もしも余裕があれば、「でも〇〇さんは、優しいところもあってね。わかりにくいけど良いところもあるんだよ」など、悪口の対象となっている人のポジティブな話をしてみましょう。
そうするためには、普段から人の良いところを見つける癖をつけておくことが大切です。人の欠点、短所ばかりを見ていると、いざという時に悪口しか出てこないものです。
それでも、ポジティブな言葉が出てこない場合は、まずは相手の話を聞き、そのまま、それ以上話を膨らませないようにすると良いでしょう。
ネガティブな話が好きではない、という雰囲気を醸し出して、相手に無言で伝えるのです。相手も悪口を言ってもあなたが同調してくれないとわかれば、だんだんと悪口を言ってこなくなるはずです。悪口を言ってくる人に対して距離を置くようになると、一時的に「ポジティブなふりをする偽善的で嫌な人」だと思われることもあります。
けれど、その姿勢を貫いているうちに、「あの人はポジティブで素敵」と憧れてもらえるようになります。
あなたはポジティブの発信源になるのです。人を変えるのではなく、笑顔で優しい言葉を発して、自分が変わることで周りに伝播(でんぱ)させましょう。意外と見落としてしまうのが、自分に対して向ける言葉です。
他人に対しては気を遣い、言わないようなひどい言葉も、自分自身に対してはかんたんに言ってしまう人がいます。
「私なんか人より劣っている」「私にできるはずがない」「自分が大嫌い」「生きる価値がない」・・・・・・などです。
このような言葉を他人に言われたらどういう気持ちになるか、想像してみてください。・・・・・・本当に辛くて悲しい気持ちになりますよね。
それを自分で自分に言っているのですから、言うほうのネガティブさと、言われたほうのネガティブさで2倍のネガティブがあなたを襲うことになるのです。自分を愛する言葉を発してあげましょう。
ポジティブな言葉も、言うほうと言われるほうで2倍になるのです。
「私にはこういう長所がある」「上手くできないところも人間味があって良い」「私が大好き」「私は生きている価値がある」などなど。もちろん、無理して嘘を言う必要はありません。
すんなり腑に落ちるような、自分への褒め言葉を探してみましょう。
些細(ささい)なことでもなんでも良いのです。あなたは、あなたの一番の理解者なのです。一番近くでいつも見てくれて、応援してくれているのは「あなた」なのですから。
「今日も頑張ってくれて、ありがとう」なのです。『浄化の力』 第2章 より 片山鶴子:著 KADOKAWA:刊
自分が発する言葉を、一番聞いているのは、自分自身です。
もちろん、その影響を最も受けるのも、自分自身です。
魂は、主語を理解せず、否定形も理解できません。
だからこそ、ネガティブな言葉を使わず、ポジティブな言葉を使うことが、より重要になります。
すべての現象に意味づけているのは「自分自身」
トラブルや試練など、繰り返し、私たちの前に現れる出来事。
片山さんは、それらは「学び、次のステージへ向かう時です」という天からのメッセージである可能性
があると指摘します。
天は「全ての現象には感情・心はない」と言います。
日々起こっていることには全て、本来は感情というものはありません。あなたが不安を感じている世界情勢について、まったく気にしていない人もいます。
同じ現象を見ても、「ありがとう」と思う方もいれば、「怖い」と思う方もいます。そこに感情的に意味をつけているのは、全て自分自身なのです。全てが「夢」であり、意味をつけ、感情を作るのが自分自身であるならば、それこそ朗報です。
それならば、自分自身の工夫で、全ての出来事に「愛」を意味づけてあげることができるということですから!もちろん、生理的に嫌なものを無理に好きになろうとしなくても良いのです。
それでも、なるべく目の前のことをポジティブにとらえたほうが、前向きな気持ちになれます。自分の魂が発しているエネルギーに近いエネルギーを引き寄せる、というお話をしましたね。人、もの、ことは引き寄せ合うものです。幸せだなと思っていると、幸せなことが起こり、不幸だなと思っていると、不幸なことが起こります。
この世界はとてもシンプルです。
この世界はとらえ方次第で、いくらでも目の前の現実を変えていくことができます。あなたの人生を作り上げるのはあなたの魂なのです。
あなたのポジティブな意識は周囲にも良い影響をもたらしていきます。
地域へ、日本へ、世界へと広がっていくポジティブなエネルギーが、地球の安定をもたらすことにもつながるでしょう。生きていると、大変なことが起こりえます。
それは、自分自身の周りに起こることから、未曾有の災害や世界的パンデミック、大不況やトラブルなど、世界規模、宇宙規模で起こり、1人の力だけでは避けられないものまで大小あるでしょう。
いっぽうで、あらゆることは天からの課題だともお伝えしました。
災難に遭遇すると、最初はおそらく、焦ってしまうでしょう。
心の準備ができたと思っても、誰でも最初は怖いものです。
そのようなときは、焦らず、まず88ページの「太陽を灯して居心地の好い場所にする」を行ってみてください(上記を参照)。
心に太陽を灯すのです。
大変だ、ピンチだ、と思った時ほど、自分の心の状態とても大切なのです。
心に温かさを取り戻せば、自然とポジティブな波動が出て、落ち着いて対処できるようになります。「ピンチはチャンス」だととらえてください。自分次第で現実は変えることができます。
答えは全て自分の中にあるのです。魂の中にあるのです。
そのことを忘れず、魂にパワーチャージし続けてください。明るい光を与え続けようとしてください。現実はどんどん、大きく変わっていきますよ。私もまだ、学びの途中です。
でも少しずつ自分自身と私の魂を高め、本当の愛と強さを学ぶことができていると感じています。私自身も日々浄化をし、魂に明るさを灯し続け、迫りくる試練と向き合う準備を進めています。
ですから、例えば、「もし今、私の愛する人を庇(かば)うために人から刃物で刺されたとしても、私は怖くない」という気持ちを抱くことができています。
それは辛く悲しいものではなく、私に与えられた学びの機会なのだと受け止めることができるのです。
私は過去に辛い経験をしてきました。「一度はここまで落ちぶれた私が、浄化の力を学び、日々感謝し、ここまで成長することができた。それでもこの先また困難に遭い、転落したように見えることがあったら、それはさらに高みを目指すために天が与えてくださった学びである。今は私は必ずその困難を学びに変えることができる」と、そう心から思うことができるのです。ですから、どのようなことがこの先待ち受けていようとも、私は怖くないのです。ここまで思えるようになったのは、まさに浄化の力と出会ったおかげです。以前の私でしたら、こう考えることは到底できるものではありませんでした。
「できることなら困難になんて遭いたくない」と思っていたでしょう。
今の私の状態というのは、私が浄化の力を継続して行ってきたからこそなのです。あらゆる困難は、最適な、最もふさわしいタイミングで天が与えてくださるもの。そのように思えて仕方ないのです。もちろん、対策をしていないわけではありません。
命を軽んじているわけではありません。
私は私にできる最大の対策をしています。
やるべきことを最大に努力し、前向きにとらえた結果、マイナスのように見えることが起きたとしても、それはやはり天からの試練だと思うのです。私は殺害予告を受けたことがあります。
「この仕事を辞めなかったら、従業員もお前も家族も皆殺しにする。だから早くその仕事を辞めてこの店を閉めろ」と言われたのです。
普通は、恐怖におののき、精神も不安定になり、外に出るのも嫌になるでしょう。
しかし、私は「相手がここまで言うなんて、どれだけ辛い人生を送ってきたのだろうか」と思ったのです。その方と話がしたい。そう思い、YouTubeで語りかけてみました。
「殺害予告なんて、本来は許されないことです。でもあなたは自分の気持ちの行き場がなくなってしまって、誰かに見てもらいたくて、このようなことをしたのかもしれないと思っています」と伝えました。
そして、「私はどのような人も素敵だと、本気で思っています。あなたも素敵なんですよ。だから私があなたを認めます。あなたは絶対幸せになってくださいね」と、そう伝えたのです。
すると誹謗中傷がピタッと止まったのです。相手の方も、本気で私に仕事を辞めてほしい、スタッフや家族を皆殺しにしたいと思っているわけではなく、ただ、愛されたいだけだったのです。
愛は通じるのです。天はいつも私たちを見てくださっています。
私たちに与えるものは全て必要で、そのタイミングにふさわしいものです。天は温かく愛にあふれた存在です。
その大きな愛をもって与えられるものが怖いだけのはずがないのです。『浄化の力』 第3章 より 片山鶴子:著 KADOKAWA:刊
この宇宙で起きることは、すべて中立であり、それ自体に決まった意味はありません。
それにどんな意味付けをするか、どんな感情を抱くかは、私たち一人一人決めています。
どう考えても、不運だとか不幸だとしか思えないこと。
それらも、天が私たちに学びを与え、成長させるために起こしていることです。
ピンチはチャンス。
目の前に立ちふさがる壁は、実は、新たなステージへの扉。
前向きに、愛をもって、立ち向かっていきましょう。
お金に対する考え方や行動が金運を引き寄せる!
お金の巡りがいい人、悪い人がいますね。
両者の違いは、どこから来るものなのでしょうか。
片山さんは、お金に対する考え方や行動が金運を引き寄せるかどうかが本質
だと指摘します。
お金は不思議なものです。意外かもしれませんが、お金に執着しすぎると金運は逃げていきます。多くの方が「お金がほしい」「どうすればもっと稼げるのか」と考えていますが、これは逆効果です。
お金を引き寄せるには、「お金に感謝し、自然な流れで入ってくる」という心が大切です。お金にはそのような特性があります。まずはこの特性をよく覚えておきましょう。
感謝は、お金に困らなくなる絶対条件です。
どんなに頭が良く、恵まれた環境にあったとしても、感謝無くしてはお金も成功も寄ってこないのです。
ですから、もしお仕事でも経営でも、「売上を上げたい」「成功したい」と思うのなら究極的には、「お金がほしい」という欲を一度忘れ、頭から取り除くのです。その代わりに感謝を根底にして生きてみましょう。
生きる中で私たちは必ずお金を使います。ですから、お金を意識せずともお金に感謝が伝わる機会は豊富にあり、お金を意識せずとも金運が上がっていくのはこのような仕組みなのです。金運を上げるために最も大切なのは、仕事に対する姿勢です。
お金を稼ぐ手段として仕事を考えるのではなく、「誰かの役に立ち、喜びを与える」という視点で仕事に向き合うことが重要です。「自分の仕事がどのように役立っているのか」を考えると、仕事そのものに良いエネルギーが生まれます。
その結果、自然と金運が高まり、収入にも良い影響を与えるでしょう。
もしあなたが主婦であっても同じです。家族のために愛を持ってお金を使っていれば、あなたの家族はお金に困ることはありません。
経営者であれば、売上アップよりも先に考えなければいけないのは、お客様の気持ちです。どうやってお客様に喜んでもらえるか、助けられるかをとことん考えることで必ず経営は上手く回っていきます。
勤め人であれば、会社のため社会のために働くことで、上司からの評価も上がり、お給料も自然と上がっていくでしょう。これはこの先の人間関係の項目でもお話ししますが、「まずはあなたが変わること」です。人を変えず、あなた自身が愛で変わろうとしてみましょう。
以前私の元に相談に来てくださった方は、お給料がいつまでも上がらず、転職するか悩んでいました。今の環境で働き続けても、上司が自分の能力を正当に評価してくれないので転職したい、と文句がつきない様子でした。
そこで私は「仕事ができると、それ自体への感謝をしてみてください。上司の良いところを探して、上司へも感謝の気持ちを抱いて仕事をしてみてください。仕事ができてお給料をもらえる、それ自体が素晴らしいことですよ」とお伝えしました。そうしましたら、それまで目をかけてくれなかった上司がその人のことをよく見てくれるようになったのです。
自然と評価は上がり、昇級試験に合格してお給料もアップ。その方は、成功とお金を両方ともいっぺんにつかんだのです。お金を一度忘れるというのは、一見すると遠回りなことですが、実はそれこそか大切なのです。そうして見てみると、お金の周りには、自分だけでなく、たくさんの人の頑張りと思いがあることがわかるはずです。
金運を上げるためには、感謝の気持ちが欠かせません。
お金を使う時には、関わっている方たちを思い出し、「ありがとう」と心の中で言ってみてください。
買い物をする際にも、その商品を作ってくれた人や、販売してくれた店員さんに感謝しましょう。感謝の気持ちが波動を高め、金運を向上させます。
特に、お支払いをする際には丁寧にお金を扱いましょう。
お金を雑に扱ったり、店員さんに無愛想にしたりするのではなく、感謝の気持ちを込めてお金を使うことか大切です。こうした小さな行動の積み重ねが、金運を大きく変えるのです。
お金には感謝が大切というお話をしましたが、金運を上げるために知っておくと良いさまざまな「技」もあります。「技」を求められる方はたくさんいらっしゃるのでここでご紹介しますが、この本で何度もお伝えしていますように大切なのは「心技体」で、「心」が最も大切です。ですから、ここでお伝えする「技」は「心」をよく受け止めた後で行ってくださいね。
金運アップに大切な「お財布の浄化」についてご紹介します。私たちは日々の生活の中で、お金を管理するためにお財布を使っていますね。そのお財布にも「波動」があることをご存知でしょうか?
波動の高いお財布を持つことは、金運を上げるために非常に効果的です。私のカウンセリングでお会計をする際に、多くの方がお財布を出されます。その瞬間、お財布の波動が見えてしまうことがあります。
お財布にはそれぞれ固有の波動があり、お財布の波動が低いとお金の巡りも悪くなることがあるのです。お財布のブランドや色ではなく、お財布の「状態」が金運に大きく影響するのです。ですから、金運を上げるお財布の整え方を知っておくと良いでしょう。
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①お札の向きを揃(そろ)える
お札を取り出し、その向きを整えましょう。お札の顔が全て同じ方向を向いているようにしてください。これは、金運の流れをスムーズにするためです。
②レシートや不要なものを取り除く
お財布に溜まっているレシートや、使わないカードはすぐに整理しましょう。レシートや不要なものが詰まっていると、お財布の波動が乱れ、結果として金運も低下してしまいます。
③小銭も整理する
小銭もきちんと整理し、お財布の中にゴミや不要なものが入っていないか確認してください。清潔で整った状態のお財布は、それ自体が金運を引き寄せるエネルギーを持ちます。
④お財布への感謝
お財布は私たちのお金を守ってくれる大切な存在です。お金に感謝する気持ちを持つことが、金運を上げるために欠かせません。お金を使う時には「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え、お財布を浄化することも忘れないでください。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
金運を上げるためには、まず心を穏やかに保ち、お財布を整えることが大切です。お財布に感謝し、日々の整理整頓を心がけることで、金運は自然と上がっていくでしょう。今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてください。きっと良い変化が訪れるはずです。
感謝の気持ちに気づくためには、普段当たり前だと思っていることを改めて味わってみることもおすすめです。
ぜひ、次のやり方を試してみていただきたいと思います。自分のペースでゆったりと、穏やかに深呼吸をしましょう。
鼻から息を吸って、口から吐きます。
呼吸の音が荒くならないよう、心地の好い深さで良いのです。理想は無の境地になることですが、思考や悩みが出てきても大丈夫。
そのうち落ち着いてくると何も考えないでいられるようになります。心がとても心地好い空間になってきます。
ゆったりと呼吸の気持ち良さを味わってみましょう。私たちが当たり前のようにする深呼吸は、当たり前ではありません。
私は毎日亡くなっている方と会話をします。
いろいろな方が、亡くなったことに対して悔しくて悲しくて辛くて、霊となって彷徨っています。もちろん、成仏をして安らかに天国に逝かれる方も多くいます。事故で突然亡くなった方、自ら命を絶った方、病気で亡くなった方・・・・・・いろいろな思いを抱えた霊がいます。
「生まれ変わりたい」「生き返らせてくれ」と言う方もいます。
その方たちは深呼吸をしようとしてもできません。
肉体がないからです。私は亡くなった方の感覚がわかるので、練炭で自ら命を絶った方や、火災で亡くなったかたの体感も味わったことがありますが、その感覚というのは、本当に苦しいものです。生きていても自分で呼吸できない方もいます。
私のお客さまには呼吸器を付けてカウンセリングを受ける方もいますが、その方は、呼吸器がないと呼吸が止まってしまうのです。
私たちが今普通にしている深呼吸は、当たり前のことではないのです。
どうかそのことを忘れないでください。また、私たちが今、普通に深呼吸ができるのは、空気のバランスが整っているからでもあります。植物が光合成をして三束を吐いてくれて、私たちが吐いた二酸化炭素を吸収してくれているおかげです。この地球は素晴らしい星なのです。
そしてあらゆる生も、いつか必ず終わりを迎えます。死を迎えれば、これまで当たり前のようにしていた深呼吸もできなくなります。
呼吸1つをとっても、たくさんの奇跡が合わさっていることがわかります。
ありがたい気持ちで深呼吸をしてみましょう。今日は今日で終わります。
今日という日は最初で最後です。
毎日どんどん墓場に近づいていくのです。
死を迎えるまでにあと、何回深呼吸ができるでしょう?今起きていることが当たり前ではないということに気づいた方から、特別なことが起こらなくても、生きて呼吸ができていること1つとっても、「うれしい」と思えるでしょう。何気ない1日が感動の1日に変わるでしょう。
『浄化の力』 第4章 より 片山鶴子:著 KADOKAWA:刊
欲しがりすぎると、手に入らない。
いったん、それを忘れてみると、いつの間にか手に入っている。
お金に限らず、それが世の中の真理なのでしょう。
感謝を基本に生きると、手元に使えるお金が「ある」ことに感謝できます。
また、受け取るものやサービスに対して素直に感謝できるので、お金を手放す抵抗感も小さくなります。
エネルギーは循環します。
「感謝」というポジティブなエネルギーは、「お金」というポジティブなエネルギーとして自分に還ってくる。
この仕組みが「金運」の正体だということですね。
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☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
片山さんは、運気を上げる一番大切なこと
は、この世界は、あなたが映し出している世界だと知ること
だとおっしゃっています。
つまり、あなたが悲しい気持ちでいれば、この世界は悲しく映り出す
し、あなたが自分自身を信じて笑顔で幸せを感じていれば、この世界はキラキラと輝きあふれるものとして映し出される
ということ。
世の中がネガティブなのは、自分の心の中がネガティブだから。
逆に、心をポジティブなエネルギーで満たせば、世の中がポジティブな世界へと変わります。
運気を上げ、人生を劇的に変化させる。
そのために必要なことは、魂からネガティブなエネルギーを取り去り、ポジティブなエネルギーをチャージすることだけ。
魂を100%身体に入れれば、すべてがうまくいきます。
私たちも、片山さんの「左手」の力も借りながら、魂の浄化を進めて、自分らしくパワフルな人生を生きましょう。
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