【書評】『自分繁盛 最高の人生を創るお金とマインドの法則』(久瑠あさ美)

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 お薦めの本の紹介です。
 久瑠あさ美先生の『自分繁盛 最高の人生を創るお金とマインドの法則』です。

 久瑠あさ美(くる・あさみ)先生(@kuruasami)は、メンタルトレーナーです。
 トップアスリートや各界アーティスト、企業経営者など、多くのクライアントから絶大な信頼を得るなど、多方面でご活躍中です。

「自分繁盛のマインド」で、人生は思い通り!


 久瑠先生は、メンタルトレーナーとして、これまでのべ1万8千人以上のクライアントの心を見つめてきました。
 悩みや問題は人それぞれ、クライアントは様々な要望を伝えてきますが、することはたった一つだといいます。

 それは、自分繁盛のマインドを創り上げることです。

 自分自身が繁盛すれば、自然と人も仕事もお金も集まってきます。
 契約をもらう前から「君のような人間を待っていた」と、取引先から絶賛される。
 まだ付き合ってもいないのに「君以外に考えられない」という特別な存在になってしまう。
 一流を目指す前から、すでに一流。
 モテようとしなくても、モテている。
 お金持ちになろうと思わなくても、お金持ちになっている。

 まだ起きていないこの先の「未来に生み出すであろう成果」を、何かする前から「ぜひとも、あなたにお願いしたい」と言わせてしまう。

 自分という存在によって、
「何かをする前に価値が生まれる」
 という“奇跡(ミラクル)”を起こし続けてしまう。
 それが、本書が目指す「自分繁盛」という人生です。

 『自分繁盛』 はじめに より 久瑠あさ美:著 リベラル社:刊

 本書は、「自分繁盛」マインドを創りあげ、思い通りの人生を送るための方法を解説した一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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お金があるから幸せになれるわけじゃない


 久瑠先生は、「自分繁盛」マインドを、具体的に以下のように説明しています。

 高校卒業後の進路に迷っている学生を想像してみてください。

 今、貧乏だから、お金を稼ぐために、働きに出る。
 今、貧乏だろうと、自分を高めるために、学びに行く。

 前者は、「これまでの自分」を基準に選択する。
「お金がない人生」をベースにする後ろ向きな“貧乏マインド”の持ち主です。
 後者は、「この先の自分」基準に選択する。
「お金がある人生」を作り出そうとする前向きな“自分繁盛マインド”の持ち主です。

「今ないから、未来もない」を選択する人間と、「今ないけど、未来はある」を選択する人間。どちらが正しいか間違っているかではありません。
 未来の自分を高めるために、今できるベストを選択するのか。
 今の生活のために、今できる範囲内で選択するのか。
 どちらを選択するかで、未来は大きく変わります。

「お金があるから、幸せ」
「お金がないから、不幸せ」

 とかく人は、そう思いがちです。
「お金」と「あなた」という関係において、「お金」という価値を生み出すために「あなた」が存在しているのではなく、「あなた」という価値を生み出すために「お金」というものが存在しているのです。

 意識を向けるべきは、今、目の前に「在るモノ」ではなく、「無いモノ」を、いかに生み出していけるのかなのです。
 それがあなたの価値となります。

「在るモノ」はやがて見失います。
「無いモノ」を見い出していくマインドを持つことで、未来の可能性は無限に拡げていくことができます。

 そんな人生を生きてみませんか。

 『自分繁盛』 第1章 より  久瑠あさ美:著  リベラル社:刊

「これまでの人生」に焦点を当てて未来を考えるか。
「これからの人生」に焦点を当てて未来を考えるか。
 その意識(マインド)の差が、人生を大きく左右します。

 どちらの人生を選ぶかは、自分次第です。

「今ないけど、未来はある」
 そんな未来志向の考え方をつねに持てるよう、意識したいですね。

未来の「在りたい自分」に恋い焦がれる


 久瑠先生は、未来の「在りたい自分」に恋い焦がれるとき、人は、自らの人生で最高の自分繁盛の状態になれると述べています。

 私は、人生というのは、自分の限界を超えていくためにあるのだと思っています。
 今、「できるか」「できないか」ではなく、未来、「どう在りたいのか」。
 その想いで、10年先の自分を、いつも目指して追いかけいく。

 未来の「在りたい自分」に恋い焦がれるとき、人は、自らの人生で最高の自分繁盛の状態になれるのです。

 誰かに恋をしようとも、
 どんな仕事に没頭していようとも、
 未来の自分に無我夢中であること。

 それが、一番の喜びになるのです。

「無い」モノを「在る」に変えていくマインドを持つこと。
 自らの価値を常に未来に向かって、生み出し続けていくこと。

 これが私の伝えたい、自分繁盛というマインドの状態です。

「自分は、そんなふうにできない」そう思う人がいるかもしれません。
 けれど、「自分にできない」と今、決めつける必要はないんです。

 少しでも、未来の自分に恋い焦がれてみたいと思うなら、「未来の自分のビジョン」を思い描くことから始めていけばいいのです。
 その未来のビジョンは、過去の自分と違っていていい。
 未来の自分と、過去の自分を比較することはない。

 これまで培ってきた自分、今の自分と、この先の自分は違っていて当然です。
 同じである必要性など、どこにもないのです。

 にも関わらず、人は今の自分で、明日を生きようとする。
 今の自分で未来を考えてしまうから、あなたの未来は変わらなくなってしまうのです。

 『自分繁盛』 第2章 より  久瑠あさ美:著  リベラル社:刊

 人は、自分の未来を“今”の延長線上で考えがちです。
「これまでの自分」から、自分ができることを考えるから、自分の未来が“想定の範囲内”に収まってしまうのですね。

 今、「できるか」「できないか」ではなく、未来、「どう在りたいか」。

「在りたい自分」に恋い焦がれる、その情熱が、未来を切り拓くパワーになります。
 自分の限界を超えて突き進む、「想定外のビジョン」を描く力を身につけたいですね。

見えない「未来の自分」のためにお金を使う


 お金は貯めるためにあるのではなく、使うためにあります。
 お金は、価値を交換するための単なる“道具”、使われなければ、ただの紙切れです。

 久瑠先生は、お金を使わずに貯め込んでしまうことで、あなた自身の価値も今以上に上がることはないと指摘しています。

 お金が貯まらないと嘆く人に共通しているのは、
「お金をできるだけ使いたくない」
「減らしたくない」
 そう思っていることです。

 お金が貯まらない本当の理由は、
「使うからではなく、使わないから」だということに気づいていないのです。
 1万円のものを買えば、1万円札が1枚減る。
 これは物理次元では当然のことです。
 けれど、その1万円で買ったモノを通して、実は目に見えていない「未来の価値」をあなたは手に入れているのです。

 モノを買った瞬間の価値が、すべての価値ではありません。
 それを手に入れたことで、あなたの未来に変化を起こすことができるからです。
 1万円で手にしたモノには、あなたを豊かにする、まだ見えていない「+α(プラスアルファ)の価値」が乗っているのです。
 その価値が、あなたの未来を変えていくのです。
 それは、単に財布のお金を減らしたのではなく、目に見えない価値を手に入れたといえます。
 たとえば、スキルアップのために学校に行き、技能を身に付けることで、時給(給料)が上がれば、それはお金を使って自分の価値をアップさせたということになります。食べるもの、着るもの、見るものも、すべて、買った時点では、物理次元のお金は減りますが、見えない「+α(プラスアルファ)の価値」として、あなたの人生に上乗せされているということ。
 そのように未来の自分の価値のために、お金を使うということが、「自己投資」となるのです。

 もし、お金を使いたくないからといって、人に逢う機会を減らしたり、学ぶチャンスをつくらず、食べるもの、見るものに意識を向けなければ、あなたの価値は今のまま。それどころか、時間とともにその価値は、どんどん減ってしまうでしょう。
 目に見えるお金が減ってしまったという「喪失感」と、手に入れたモノと「+α(プラスアルファ)の価値」とのバランス感覚が崩れると、お金を使うということに対して、罪悪感が生まれます。
 1万円を1万円として使うのではなく、1万円を10年後に1億円にするために使う。新たなビジネスモデルを生み出すために、今その1万円を使うことで、「未来のビジョン」をたぐり寄せることもできるのです。

 今手放した1万円で、未来の自分の価値を創り出すことができれば、その1万円は、「今以上の価値を生み出す自分」になるための投資額となる。

「使えていないお金は価値を生み出さない」。
 逆を言えば、「お金は使わないと、価値を生み出せない」のです。

 未来の自分の価値を高めるもの、自分が価値を感じられるものにお金を使うことは、決して失うことではない。
 お金を使う瞬間の喪失感に囚われることなく、手に入れたモノの「目に見えない未来の価値」を感じられるマインドを創ること。
 それこそが自分繁盛を生み、一人一人の真の経済的自由へと結びつけてくれるのです。

 『自分繁盛』 第3章 より  久瑠あさ美:著  リベラル社:刊

 自分の価値を高めることにお金を使うのが、「自己投資」です。

 将来、投資した以上の見返りが得られることを確信してお金を使う。
 この、「未来の自分の価値のために、お金を使う」という感覚が何より大切です。

 今使うお金と「目に見えない未来の価値」
 その両者を天秤にかける習慣を身につけたいですね。

「モテたい」と願う人は、この先もずっとモテない


「モテたい」と願う人は、モテていない現状にばかり目が向きがちです。
 だから、モテない状態をキープしてしまいます。

 同様に、「お金持ちになりたい」と願う人は、お金がない現状にばかり意識が向きがちです。
 だから、お金がない状態をキープしてしまいます。

 つまり、「ない」という意識が、望むものを遠ざけてしまう法則が成り立ちます。

 モテ「ない」から、モテたい。
 お金が「ない」から、お金持ちになりたいと思う。

 そう思っている人の深層心理には、「孤独になりたくない」「貧乏になりたくない」といった「ない」という気持ちが隠されています。
 けれど、脳は否定形を感知しないため、貧乏や孤独に意識がいってしまうのです。
 この「ない」という意識が自分繁盛を遠ざけるのです。
 お金との関係がうまくいっていない人は、物理次元で目に見えるモノだけに囚われています。お金があるかどうかで自分の価値が変わるため、目に見えるお金が減っていくことに不安を感じ、貯めこんでしまうのです。
 今自分がどれだけ給料をもらえているか、人並みの年収がなければ恥ずかしいという、外側のルールに縛られ、お金に媚びる人生になっているのです。

 お金ではなく、自分に価値があると信じることができれば、目に見えるお金に囚われることはありません。
 お金とどう付き合うのか、ということは、その人がどういう恋愛をするのかということにも、よく似ています。
 実は、お金観と恋愛観は通じているのです。

 物理次元でしか見ていないから、相手の表層的な言葉や、どこに連れて行ってもらえたか、どれくらい連絡をマメにくれるかなどの「目に見えるモノ」で愛をはかり、一喜一憂してしまいます。
「相手が何をくれるか」によって自分の価値が変わると思うからです。
 自分を肯定するために、相手の存在を必要とするので、相手を失うことが不安になり、身勝手な束縛をしてしまうのです。

 人生を好転させるには、未来に意識を向けること。
 未来というのは、目に見えるモノではなく、まだ起きていないこと。
 つまり「無い」モノを「在る」モノとして感じていくことで、初めて掴みとれる世界です。

 その力を人間は持っています。
 それが人間の潜在的な力です。
 たとえば誕生日にプレゼントがなくても、恋人が仕事で逢いに来てくれなくても、あなたがその人の目には見えない愛を感じられるかどうかで、その物理的に空白の祝福を喜びとして感じることができるのです。

 その力こそが、自分繁盛を生み出すのです。
 人を愛することは、人生を満たす原動力となるから。

 『自分繁盛』 第4章 より 久瑠あさ美:著 リベラル社:刊

 今あるかないか、今できるかできないかは、重要ではありません。
 大切なのは、「まだ見えない未来にあること、できることを確信する」ことです。

 未来の自分にどれだけの価値を置くことができるか。
 すべては、その一点に尽きますね。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 一流のアスリートが輝いて見えるのは、自分の価値、すなわち試合や競技会での成績を上げるために、一日も欠かさずに鍛錬しているからです。
 日々の鍛錬が「自分繁盛」マインドを鍛えるのは、私たちも同じです。

 アスリートが日々肉体を鍛えるのと同じように、日々マインドを鍛えることで、自らの人生の価値を創り上げていくこと

 久瑠先生は、それが「自分繁盛」への何よりの近道だとおっしゃっています。

 過ぎてしまった過去に向いていた意識を、まだ見えない未来に向けること。
 私たちも「自分繁盛」マインドを身につけ、お金も人も自然と集まる素敵な人生を送りたいですね。


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