【書評】『人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく』(久瑠あさ美)

LINEで送る
Pocket

 お薦めの本の紹介です。
 久瑠あさ美さんの『人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく』です。

 久瑠あさ美(くる・あさみ)さんは、メンタルトレーナーです。
 多くの一流アスリートや企業経営者、アーティストのメンタルトレーニングやカウンセリングを行い、絶大な信頼を得られています。

自分の能力を最大限に生かして「在りたい自分」になるには?


 久瑠さんは、あなたの限界を決めているのは他でもない、あなた自身の「心」だと指摘します。
「自分はダメだ」「何をやっても上手くいかない」と思ってしまうのは、能力がないからではなくその「潜在意識」の活かし方を知らないだけです。

 ほんの小さなきっかけと気づきさえあれば、人生は驚くほど変わります。
 特別な人だけが身につけられる難しい方法などではなく、誰もが自らの人生を、自分らしく充実させて生きるための簡単な方法があります。
 それは、自分の潜在意識の中に眠っている「本当にやりたいこと」を掘り起こすことです。それができれば、あなたの人生は一瞬にして変わるのです。

  『人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく』 はじめに より  久瑠あさ美:著  幻冬舎:刊

 自分の能力を最大限に生かして「在りたい自分」になる。
 そのためには、心の中の自分でも気づいていない部分、つまり、「潜在意識」に上手にアクセスし、それを活かすことが大事。
 そのカギとなるのが、「本当にやりたいこと」を掘り起こすことです。

 本書は、そのための方法を、久瑠さんが普段実際に行っているメンタルトレーニングをもとにまとめた一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

スポンサーリンク

「なんとか馬鹿」になってみる。


 久瑠さんは、潜在意識が活発に動き始めるには、無意識の中に隠れてしまっている「こうしたい」「こうなりたい」という素直な欲求、すなわち“want”を表舞台に引っ張り出すことが重要だと述べています。

 その鍵を握るのは、あなたの心の奥に在る、あなた自身の“want”です。その原動力に突き動かされ、心の「自己発電装置」が稼働し始めれば、エネルギーはどんどん生まれてくるのです。
 心の奥に在る“want”の声を聞くには、潜在意識に眠る言語化できない感情に触れて「なんとか馬鹿」といわれる人が強いのは、潜在意識の情動に突き動かされながら、自らが決めた道を信じて突き進んでいくからです。そういう人は、不器用とも言えるほど、真っ直ぐな情熱と勇気の持ち主です。

  『人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく』 chapter-3 より  久瑠あさ美:著  幻冬舎:刊

「そんなことムダだ」とか「自分には出来ない」。
 そんな余計なことを考えるスキを与えないくらい、のめり込んで没頭するということ。

 潜在意識に働きかけるのは、「言葉」ではなく「感情」。
 最後は、理屈や理由ではなく、情熱や勇気をどれだけ持てるかです。

「根拠のない自信」を持つ。


 自分の“want”を見つけるために必要なのは、ただ一つ。
 それは「根拠のない自信」です。

「根拠のある自信」を持っている人は一見強いように見えますが、過去の根拠に支えられて自信というのは、その根拠が失われたときに一気に崩れ落ちます。これまで信じてきたものが揺らぎ、不安や迷いが生まれ、本来のチカラが発揮できなくなってしまうのです。
 それに比べ、「根拠のない自信」は、過去ではなく未来に対して抱く自信です。その自信が「~したい」という“want”と結びついて、能動的にやりたいからやるという自己発信のエネルギーを生みます。だから、未来へのチャレンジに全力で取り組めるのです。

  『人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく』 chapter-3 より  久瑠あさ美:著  幻冬舎:刊

「根拠のない自信」は、自分の未来に対して抱く、前向きな自信です。
「こうなりたい」という自分に「絶対なれる」と思い込むことから生まれます。

 前向きな未来をイメージできればできるほど、自分の中からエネルギーが生まれる。
 そのエネルギーが、さらに「根拠のない自信」を揺るぎなく、大きなものにする。

 そのような好循環を、自分の心の中に作り出せるかがどうか。
 それに尽きます。

相手を無条件で信じる。


「夢」を叶えるには、自分以外の相手との関わりが必要不可欠です。
 そのためには、自分の“want”として、相手の“want”や夢を共に願う、つまりビジョンを共有することが大事です。
 そのために必要なのは、「信頼」することです。

 信頼とは、相手が信用できるかどうか根拠や条件を探すような受け身の態度ではなく、能動的につくりあげていくものです。相手を信じたいと思う気持ち、信じるというその勇気が不可欠です。
「信じてもらえるか、もらえないか」とか「相手を信じられるか、信じられないか」ではなく、相手を信じたいから信じるのです。試すのは相手ではなく自分なのです。
 何かしてあげたい、深いところで関わりたいと思う相手であれば、無条件で信じればいいのです。根拠なく、みじんも疑わない。だからこそ、そこで試されていくのは、相手ではなく、こちらの信じる勇気なのです。

  『人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく』 chapter-5 より  久瑠あさ美:著  幻冬舎:刊

 相手を無条件に信じる。
 そのためには、「傷つくかもしれない」という恐怖に打ち勝たなければなりません。
 他人を無条件に信じられる人は、自分自身を無条件に信じられる人です。

 本当の信頼関係を得る。
 それには、傷つくことを恐れない「勇気」と、それに耐え得る「心の強さ」が必要です。

「信じたいから信じる」
 能動的な姿勢を、つねに持ち続けたいですね。

「素敵な勘違い」で思いのままの人生を・・・


 不安定な今の社会で求めらているのは、自分がどう生きるかという「心の在り方」です。
 メンタルトレーニングとは、自分の“want”を理解し自分を社会に生かしていく力、「人間力」を創っていくためのプロセスのことです。

 あなたには無限の可能性があります。あなたは、自分が思う以上にもっともっと凄いことができるチカラをすでに持っています。
 あなたの「心の在り方」が変われば、周囲の人の「心の在り方」も変わります。そして、組織の在り方が変わり、やがて社会の在り方が変わっていきます。
 最後にもう一度お伝えします。あなたはもっと凄いのです。あなたの価値は誰かが決めるものではなく、あなた自身で決めていくものです。
「素敵な勘違い」で思いのままの人生をあなたの手で掴み取ってください。

   『人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく』 おわりに より  久瑠あさ美:著  幻冬舎:刊

スポンサーリンク

☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

「素敵な勘違い」
 いい言葉ですね。
 未来に何が起こるかなんて誰も分かりません。

 ワクワクして生きているのが楽しくなる。
 どうせするなら、そのような「素敵な勘違い」をしながら、日々過ごしていきたいですね。

(↓気に入ってもらえたら、下のボタンを押して頂けると嬉しいです)
 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 15

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA