【書評】『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』(大木ゆきの)

LINEで送る
Pocket

 お薦めの本の紹介です。
 大木ゆきのさんの『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』です。

 大木ゆきの(おおき・ゆきの)さんは、小学校教師、コピーライターなどを経て、現在はスピリチュアルの世界で幅広くご活躍中です。
 人気ブログ、『幸せって意外にカンタン!』の執筆者でもあります。

受け取るお金や豊かさは、「自己受容」に比例する


 大木さんは、受け取るお金や豊かさは、自己受容に比例すると指摘します。

 あなたが、
「自分はなんてお金に縁がないんだろう」
「どうしたらもっと豊かに生活ができるんだろう」
 って思うなら、何よりもまず、自分がいかにありのままで素晴らしいか、心から受け容れることなんです。
 なぜなら、受け取るお金や豊かさは、自己受容に比例するからです。

「でも、今月の家賃もままならない、そんな自分をどうやって認めたらいいのさ(涙)」って思うかもしれませんよね。
 もっともです。人にはいろいろな段階がありますからね。

 骨折したときも、同じですよね。骨が折れているのに、いきなりリハビリしたら、複雑骨折しちゃいますよね。
 まずは応急処置をして、骨がくっついてきたらギプスを外し、筋肉をつけるリハビリをする。リハビリをしながら、ちょっとずつ長く歩けるように訓練する。そしてやっと日常生活に戻り、やがてもう骨折していたってことを思い出せなくなるほど自由に歩いたり走り回ったりできるようになりますよね。

 『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』 はじめに より 大木ゆきの:著 PHP研究所:刊

 お金持ちになるには、急がず、焦らず、自己受容を高めていく必要があります。

 大木さんは、お金持ちになるまでのステップを、以下の4段階に分けています。

  1. 今月の家賃がままならないレベル
  2. 意識変革のリハビリ期間
  3. 幸せなお金持ち体質になる段階
  4. 特に何かを願わなくても、勝手にお金が流れこむようになっていくレベル
 本書は、「幸せなお金持ち体質」になる方法を、具体例を交えながら解説した一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

スポンサーリンク

「福の神」は、あなたに与えたくてたまらない


 大木さんは、私たちにお金や豊かさをもたらす創造の源のことを、「福の神」と呼んでいます。
 福の神は、私たち人間を、どんなときでも愛し、いつでも力を貸してくれる存在です。

 あなたのことなら何でも知っている。
 あなたよりも、あなたのことを知っている。

 だから、三日坊主のダメダメ人間だなんて思わない。
 それどころか、どんなときもあなたのことを愛している。
 いつも、お金や豊かさを与えたくて与えたくてたまらないんです。

 あなたが節分のときくらいしか思い出さなくてもね(笑)。

 この際ですから、もじもじしている福の神に代わって真相をお伝えしますね。

 実はね、福の神は、あなたの親も同然なんです。

 あなたは生まれた瞬間に忘れちゃったかもしれないけれど、あなたはそもそも無限の豊かさ=福の神から生み出されたのです。
 だから福の神は、あなたを我が子のように思っています。あなたが人間としてこの地球に誕生して以来、ず〜〜〜〜っと見守ってきた。
 子供の頃、節分の豆まきが面白くて、鬼のお面をかぶったお父さんだけじゃなく、福の神のお面をかぶったお母さんにもしこたま豆をぶつけったってことを、あなたが忘れていても、福の神は、ちゃ〜〜〜んと覚えているの。
 でもあなたには、人間のご両親がいらっしゃるでしょ。
 その間に割って入って、
「実はこの福の神こそが、本当の生みの親なのじゃ」
 っていう衝撃の事実を話すのは、いくらなんでもね。
 っていうかね、人間は、自分がそもそも福の神から生まれた完全無欠の豊かさそのものだったんだってことを、生まれた瞬間にいったん忘れることになっているんです。
 そこから様々な経験をしながら、もう一度自分は本当は豊かさそのものだったんだなって思い出すことによって、さらに深く豊かさを体験するために、地球という星に、人間として生まれてきたんですよ。
 だから、おいそれとバラせないんです。

 もしも、あなたが自分は本来、完全無欠な豊かさそのものだったんだって思い出したとしますよね。そしたら、あなたが幸せに満たされる方向に、お金も流れこむようになるんです。
 だけど、あなたが「どうせ私なんて」とか、「こんな自分じゃダメ」だとか、無限の豊かさとは違うものを自分だと思っている限りは、お金って流れ込まないようにできているんです。だから、福の神は、早く思い出してほしいなあって思っているの。
 だけど、「今月の家賃も払えないよ。一体どうしたらいいのさ」ってくらいお金に苦労しているのを見るに見かねて、この本のなかでこっそりバラすことにしたわけです。

「お〜〜〜〜い、勘違いするなよ〜〜〜〜〜」
「お前は決してお金に縁のない存在なんかじゃないんだぞ!」
「そろそろ思い出さんか〜〜〜〜〜い!」
 って、我慢できずにこの本を通して伝えたくなったわけ。

 つまり、あなたは、お金や豊かさに縁遠い存在じゃないってことを。
 それどころか、本来豊かさそのものだってこと。

 だから、お金に困るってことは本来ありえないことなんだってことを、まずしっかり認識することが、お金を不自由なく受け取れるようになるための大前提です。そのことをよく覚えておいて下さいね。

 『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』 CHAPTER-01 より 大木ゆきの:著 PHP研究所:刊

 私は、豊かではない。私は、お金がない。
 そんな思い込みが、自分自身を、豊かさやお金から遠ざけてしまいます。

 逆に、自分が「無限の豊かさ」そのものである。
 そう信じることができれば、お金だけでなく、すべての豊かさが流れ込んできます。

「人は、自分が思っているような人間になる」
 自分自身にどんなイメージを抱くかが、その人の豊かさを決めるということです。

あなたの人生はアカデミー賞もの!


 お金をもっと受け取れるようになるために、一番大事なこと。
 それは、今の自分のことをこれはこれで素晴らしい存在なんだって認めることです。

 私たちは誰もが、お金には代えられない、ものすごい価値をもっています。
 ただ、多くの人はそのことを忘れて、目先のことに囚(とら)われてしまいます。
 だから、お金も寄り付かないのです。

 大木さんは、なにか取り立ててすごいことができたっていうことがすごいんじゃなくて、すごいことやろうと思ってもできなかったことも含めて、生きてきたすべての瞬間がすごいの。その体験があなたのかけがえのない財産なのと強調します。

 自分は今日までよく生きてきたなあって思いませんか?
 子供の頃に、たんぽぽの花が綿毛になって、初めてそれをふう〜〜〜って吹き飛ばした瞬間を覚えていますか?
 ちょっと不思議で、それでいて楽しくて、綿毛はどこに行っちゃうんだろうなあって少し寂しい気もしたりして・・・・・。そんな瞬間だってかけがえのない美しい体験ですよ。

 誰かを大好きになったけど、全然振り向いてもらえなかった経験も、切なくて悲しかったけど、人間にしかできない愛おしい体験ですよ。

 せっかく就職できたって思ったのに、リストラされてガックリきているときに、おでんの屋台に行ったら、おやじさんが黙ってお酒をおごってくれたことも、人の優しさが身に染みた貴重な体験。
 コンビニに入ろうとしたら、先に出てきた人が、さりげなくドアを押さえてくれていたことも、ささいなことだけど、人の思いやりに触れた体験。
 ・・・・・どんな体験もね。体験したこと自体がすごいことなの。
 そういう数え切れないほどの様々な体験をしてきたってことが、ものすごい財産なんです。この財産を認めるのは、生かされていっていう価値を認めることの次に大事なこと。
 経験という財産があるって認めると、それを生かす道に福の神は導き始めるんです。

 私もね、前半生は結構大変でした。子供の頃から基本的に自由気ままで、なかなか先生にも親にも理解されませんでした。社会に出るようになってからも、言いたいことを正直に言ってしまうし、上司に対しても納得がいかないと逆らうような人間だったので、目の敵(かたき)にされることもありました。そのせいでパワハラを受けて、ストレスからひどい盲腸になって入院したりもしました。
 でもね、こういう経験をしたことで、その人が持っている本当の力を引き出すような仕事をしたいって心から思えたし、実際に今の道に進んでからは、人間関係で悩んでいる人の気持ちもすごく分かるようになり、とっても役に立ちました。
 そして気づいたら、今のような豊かで自由な暮らしができるようになり、そんな私のことを理解してくれる魂の友や、たくさんの応援して下さる方たちに恵まれるようになりました。
 だからね、あなたのこれまでの経験って、必要なことだから経験させられているんですよ。それはものすごい財産なの。そういうあなただから素晴らしいことができるんだって思っていいんです。
 この経験という財産を認めれば、福の神に導かれて、結局は好きなことや興味のあることをしているだけなのに、お金がどんどん入ってくるような生活に転換するんです。

 『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』 CHAPTER-02 より 大木ゆきの:著 PHP研究所:刊刊

 成功も、失敗も、嬉しいことも、悲しいことも、過ぎてしまえば、どれも貴重な経験です。
 貴重な体験は、それだけで自分にしかない財産になります。

 つらい経験ほど、大きな財産になる。
 そんな視点で自分自身を見つめ直すことが、豊かさを呼び込むカギになります。

3秒でできる「自己受容ワーク」


 どうすれば、「ありのままの自分」を受け容れることができるようになるのでしょうか。
 大木さんは、「どんな自分でも受け入れられるようになる」ワークとして、以下の方法を紹介しています。

 本当にカンタンなことですから、気軽にやってみて下さいね。
 それではやり方をご説明しますね。

  • 朝目が覚めたら、横になったまま、軽く目を閉じます。
  • 胸の中央に両手を重ねます。
  • そして、「私はありのままで完全です」と唱えます。
 たったこれだけ。3秒でできる。カンタンでしょ♪

 お金や豊かさは自己受容に比例するって話は何度もしましたが、そうはいっても、このままの自分を認めちゃったらダメになるって、私たちは散々条件付けをされてきましたからね。最初はなかなかそう思えないこともあるんです。
 でもこのままの自分なんて何の価値もないっていう価値観がすり込まれたのだとしたら、こういう自分こそ素晴らしいんだっていう価値観だってすり込むことは可能です。
 それがこのワークってこと。
 寝起きの意識状態では、潜在意識と顕在意識の境目がぼやけている状態で、この状態で「ありのままで完全です」って言葉を唱えることで、こっちの価値観が浸透していくんです。

 厳密に言うとね、価値観をすり込んでいるというよりは、真実を思い出せるように促進しているといった方が正しいでしょう。

 あなたがありのままで完全だってことは、実は抗(あらが)いようのない真実ですから。
 これは証明して納得するレベルの話じゃない。
 みんながどこかの段階で思い出すようにできていることです。
 その真実を思い出すのを促進しているのがこのワークとも言えます。
 だからワークを続けていくと、突然すべてが愛だって気づいたり、本当にこの自分だけでなくすべての人が完全なんだっていう真実に目覚める体験がやってきたりするんです。
 すると、ますます福の神の周波数と合うようになってくるので、さっきご紹介したようなミラクルが起こってきます。私のブログのコメント欄には、そういう体験談がたくさんあります。

 この新しい価値観「私はありのままで完全です」をしっかり浸透させようと思ったら、毎日続けることなんです。1日のうちわずか3秒でできることなのに、これを続けることで、どんどん自己受容が浸透してきます。
 そうなると、人にちょっと何か否定的なことを言われても、なぜかそれほど気にならず、動揺している時間がどんどん短くなってきます。だって、どんな私もこれはこれで完全なんだし、私なりに精一杯やっているってことを受け容れているから、人の言葉にそれほど左右されなくなるんです。

 『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』 CHAPTER-03 より 大木ゆきの:著 PHP研究所:刊

 人は誰でも「自分はありのままで完全だ」という価値観を持って生まれてきます。
 自己受容の状態がデフォルト(初期設定)なのですね。

 いつの間にか、「自分は不完全で、つまらない存在だ」という価値観が外部から植え付けられ、その信念が、「不完全でつまらない自分」をつくり出します。

 この自己受容のワークは、「まっさらな自分」を掘り起こす強力なツールになります。

一緒にいて楽しい人と付き合う


 大木さんは、日常使いのものほど使いやすくて好きなものを使った方がいいと指摘します。
 その理由は、無駄にストレスを溜めないようにするのと、自分を大事な存在として扱うためです。

「人付き合い」についても、同じことが言えます

 世の中には、本当に気の合う人っていますよね、その人と話しているだけで触発され、どんどん世界が広がり、元気が出たり、前向きになれたりする。
 何度も言うようにあなたは大事な存在なんですから、そういう人と付き合っていいんですよ。寂しいからって、話していても咬み合わないし、つまんないんなあって感じるような人とは一緒にいなくていいんです。
 あなたの大事な時間を共有してもいいって思える人とだけ一緒にいることを、自分に許して下さい。それは決してわがままではありませんから。
 これも自分を大事にすることなんです。
 わざわざ携帯から連絡先を削除したりしてまで絶交したり、「あなたとはもう付き合いません」ってケンカを売るっていうことではないんですよ。気の進まない誘いは相手を傷つけないように断ったり、自分からは連絡を取らないといった程度のことでいいんです。

 今まで自分のことを大事にしていなかった場合、周りにもあなたを大事にしてくれない人が集まっている可能性が高いです。そんな人が、「これからは自分を大事にしていこう」と決意すると、その後本当に気の合う友達とちゃんと出会えるようになります。
 ただ過渡期には、友達が減ったような感じに思えることもあると思います。でもそれは入れ替え作業中だからしかたないんですね。それなのに誰かれ構わずしがみつこうとしないこと。
 それよりも、自分の興味のあることに熱中した方がいいです。

 『神様にお任せで、勝手にお金が流れ込む本』 CHAPTER-04 より 大木ゆきの:著 PHP研究所:刊

 古いものを手放さない限り、新しいものは手に入れられない。
 宇宙の真理のひとつですが、「人間関係」においても例外ではないです。

 新しいビルを建てるのには、まず、建っている古いビルを取り壊し、更地の状態にすることが先です。
 その逆は、ありませんね。

 大事な時間を共有してもいいって思える人とだけ一緒にいる。
 それを自分に許せる決意と勇気を、つねに持っていたいものです。

スポンサーリンク

☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 福の神は、私たちに与えたがっています。
 それを拒んでいるのは、私たち自身だということ。

「自分は、お金持ちになれるはずがない」
「自分には、幸せになる資格はない」

 そんな潜在意識のなかに潜む思い込みが、私たちが本来受け取るべき限りない豊かさをブロックしています。

 自分を大切にして、愛すること。
 自分のやりたいことやること。
 それを続けることで、エネルギー(氣)が循環するようになります。
 すると、それに合わせるように、お金も回り出すようになります。

「急がばまわれ」
 お金が欲しいのならば、意識すべきは、お金そのものではなく、自分自身です。

 お金がないから、自分らしく生きられないのではありません。
 自分らしく生きられない今の状況が、「お金がない」現実を創り出しています。
 お金の呪縛を断ち切り、「あるがままの自分」で、本当の豊かさを生きる人生を目指したいですね。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ(←気に入ってもらえたら、左のボタンを押して頂けると嬉しいです)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 15

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA