【書評】『アフターコロナの生存戦略』(成毛眞)

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お薦めの本の紹介です。
成毛眞さんの『アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト』です。

成毛眞(なるけ・まこと)さんは、実業家です。
マイクロソフト日本法人の代表取締役社長などを務められた後は、投資コンサルティング会社の設立、書評サイト「HONZ」を開設し代表を務められるなど活躍の場を広げられています。

「アフターコロナ」の時代に生き残るには?

新型コロナウィルスは、私たちの価値観や行動に、後戻りできない大きな爪あとを残しました。

コロナに関しては、多くの業界や会社が壊滅的なダメージを受けるなど、マイナスのインパクトばかりが強調されがちですが、そうではありません。

成毛さんは、ワクワクするような変化、私たちを楽しませ、幸福度を上げるような兆しも、あらゆるところで生まれ始めていると指摘します。

 たとえば、本書は編集者たちとオンラインミーティングやファイル共有を使い、場所に縛られずに完成させた。これは、本づくりだけの話ではない。本社機能を地方に移転する企業が出てきたり、頻繁に出社する必要のなくなった社員や経営者が鎌倉や九十九里、自営業者なら軽井沢など、都会の喧騒を離れた場所に住居を移す事例は、私の周りだけでも相当数存在している。
以前、神奈川県戸塚市にある日本のパタゴニア社の取材に行った際、社員が仕事の合間にサーフィンを楽しんでいたことに驚かされた。彼らは波の立つところにしか事務所を構えないというのは本当だった。これからはパタゴニアに限らず、海でも山でも川でも、自分の好きな場所、自分たちにとってよい環境で、働き、暮らすことが、以前よりも容易になる可能性は十分あると私は見ている。

住処(すみか)や企業活動の地だけでなく、普段の生活で利用する商品の売れ筋も変わってきた。顕著な例は、より便利なもの、暮らしをよくするものへのニーズ、たとえば、ある業界内では有名だった商品の一般大衆化ではないだろうか。
自分が最近買ったものを見てみると、そんな傾向があるかもしれない。私が買ったのは、病院で以前から使われていたサラヤ社のプライムバリアローション。日に何度もアルコール消毒をする看護師たちが使うハンドケアローションで、殺菌作用を妨げず、保湿はするけれどべたつかないという特徴がある。日常的に消毒する今、専門家向けだった商品もどんどん一般大衆に浸透していくのではないか。
ワークマンの商品も大人気だ。たとえば私が最近購入した膝丈まであるエプロン(耐久撥水リップストップエプロン)は、さまざまな職種の人に評価されている。真ん中にスリットが入っていて、ファスナー付きゴムを使用すれば足にフィットさせられるため、動きやすく、非常に実用的だ。さらに、ポケットがたくさんついていたりと至れり尽くせりで、料理以外の用途でも大活躍というわけだ。
先述したパタゴニアがアウトドア商品だけでなく軍用の衣料品も手がけていることを考えると、これからの消費は「トレンド」よりも「実用性」が重視されるといえるかもしれない。コロナ以前に苦境に陥っていたアパレル業界も、流行を追いかけるのではなく、実用性というキーワードに着目することで、突破口が開ける可能性があるだろう。

『アフターコロナの生存戦略』 はじめに より 成毛眞:著 KADOKAWA:刊

そのほかにも、教育、医療、旅行、余暇の過ごし方、お金の使い道などなど、私たちの生活のすべてが影響を受けるといっても過言ではありませんね。

成毛さんは、変化を否定し、気づかないふりをするのではなく、積極的に感じ、楽しんだ者だけが、これからの時代を謳歌(おうか)できると述べています。

本書は、「アフターコロナ」の時代に生き残るための具体的な戦略を具体例を交えてわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「3000時間」かければ、本業以外でも小銭を稼げる!

今や「定年まで絶対安泰」と言い切れる業界は、ありません。
そんな状況では、手に職をつける、本業以外の収入源を持つことが大きな意味を持つようになります。

成毛さんは、いま就いている職業以外の「プラスアルファ」があるかどうかは運命を大きく左右しうると指摘します。

 よくいわれるように、なんでもいいから3000時間やればものになるという説を私は信奉している。
あるとき、アポロ11号の月面着陸中継の同時通訳で有名になった鳥飼玖美子氏と対談して意気投合したのも、「日本人が英語ができない理由は単純に勉強時間が足りないから」という点だった。アメリカ人やイギリス人の子供だって、生まれて英語を話すまでには3000時間くらいはかかる。頭のよしあし、スキルのあるなしよりも、時間をかけたかどうかのほうが重要なのだ。

たとえば、あなたがこれから水彩画を3000時間やれば、絶対にうまくなる。断言する。いま水彩画経験がゼロでも、これから3000時間やれば定年後、水彩画の先生として食っていけるかもしれない。水彩画を教えてほしいと思っている人はごまんといるわけだから、老後資金の足しには必ずなる。
水彩画でなくてもなんでもいい。あらゆることで食っていける。レゴアートで食っている人もいるし、ミニチュアアートで食っている人もいる。趣味が仕事になる時代という意味で今はあらゆることがビジネスになるといえる。

そうはいっても、ゲーム実況配信なんかははるか前から先駆者たちがおり、女優も参入しているほどだから、これからやり始めてももう遅い。ポイントはニッチであることだ。これはYouTubeに限らずいえることである。とくに、知名度を上げる意味ではとにかくニッチなジャンルで挑戦することが近道だ。誰もやっていないことをやればいい。
たとえば、いまこの瞬間の思い付きに過ぎないが、フェイクグリーンの観葉植物だけ集めて植物園をつくる。リモート化でオフィスが縮小した結果、いらなくなったフェイクグリーンを仕入れる。1000くらい集めて人工植物園をつくったら、テレビ局が取材に来るはずだ。そうしたら、全国からフェイクグリーンが集まって、さらに知名度も上がる。
「やっている人がいなそうで実は多い」ところではなく、「やっている人がいそうでいない」ところを狙う。そこだけは真剣に考えないとダメだ。

先ほどの絵画で考えれば、先行者利益を狙うなら、水彩画ではなくコピックだけで描く絵画などはどうだろうか。コピックとは日本製のアルコールマーカーで、水彩画のようなタッチが出せるペンである。アルコールマーカーにはアメリカ製もあれば、今は中国製の安価な製品も出ている。もはやそれはコピックとは呼べないが、アルコールマーカーで描く絵画なら、ニッチでかつ需要がありそうだ。
ビジネス化した際には、水彩画を500時間やって挫折した人、水彩画に飽きた人、水彩画を描きたいけれど手間が面倒だという人も取り込めそうだ。先駆者として一番にコピックの絵画技法を記した本を出せばそれも売れるに違いない。

『アフターコロナの生存戦略』 第1章 より 成毛眞:著 KADOKAWA:刊

動画配信サービスの発達により、趣味を仕事にすることが、格段にやりやすくなりました。

ポイントは「やっている人がいそうでいない」ニッチなポジションを探すこと。
もちろん、自分が好きで長期間続けられるものであることも重要です。

とにかく「善は急げ」です。
10年後に回収するつもりで、一つのことを極めてみる。
自己投資の一環として、始めたいですね。

少子高齢化で長生きをする恐ろしさ

日本には、コロナ以外にも、大きなリスクが存在します。
その一つが「超高齢化社会」です。

成毛さんは、老後2000万問題で青ざめている場合ではないくらいの厳しい未来が待っていると警鐘を鳴らします。

 まず、これからの超高齢社会では介護職の確保が難しくなる。確保が難しいということは人件費が高騰するわけで、介護費用も連動して上昇する。いくらロボット技術が発達しても、人と同じ役割を果たすにはまだ時間がかかる。外国人労働力に頼ればよいという意見もあるが、東南アジアが発展すればするほど、出稼ぎに来てくれる人はいなくなる。
だったらと、東南アジア以外の労働力に頼る手はあるだろう。実際、ネパール人が現地では社会問題化するほど日本に来ている。両親が出稼ぎに行ってしまったために、住人のほとんどが子供と老人だけになった村もあるそうだ。
それ以外で可能性があるのは、バングラデシュ、パキスタン、イラン、アフガニスタンやインドの一部くらいだろう。アフリカも候補だが、日本は遠いため、多くはヨーロッパへ向かうに違いない。しかし、そうした地域も経済発展するにつれ、日本で働くことの魅力は次第に失われるだろうし、日本がどこまで移民を受け入れるかも判然としない。

結果、介護従事者が足りなければ、利用者も介護する側も劣悪な環境に身を置かざるを得なくなる。では、日本の若者の多くが介護職に従事したらどうなるか。
本来、IT産業とか自動車産業とか、外貨を稼げるような仕事に労働力を割くべきところ、介護職ばかりに人を送り込んだら日本経済は立ち行かなくなるだろう。また、介護職が増えれば、当然、保育士などの確保は今よりも難しくなる。看護師だって足りなくなるだろう。今回のコロナで露呈した看護師の労働環境・待遇問題はより深刻化し、改善しない限り人材を確保するのはどんどん難しくなる。

結局、既に述べたように、人件費は上昇し続け、医療・介護制度は破綻しないまでも、逼迫(ひっぱく)することになるだろう。そうした状況で議論の対象になるのが、ただし、その議論は簡単ではない。どうやって線引きすればいいかわからないからだ。
重症度なのか、年齢なのか、手間暇なのか、医療費なのか、答えは簡単には見つからない。様々な病気の患者について、医療費がかかるからとか、手間暇がかかるからとか、治る見込みが薄いからといって切り捨てることができるのかという話だ。80代、90代なら寿命という諦め方もできるが、とくに若い方に対して、命の線引きなどできるわけがない。

しかし、少子高齢化という問題は待ってくれない。そのときに国としてどういう政策をとるかも大事だが、個人としてどう考え、どう生きていくかが問われることになる。そして、その際について回るのがお金の問題で、介護格差というのは、とんでもないレベルになるだろう。
聖路加国際病院の横に「サービス付終身賃貸マンション」が建っているのをご存じだろうか。そこに入居すると、何かあれば3分以内に手術ができるくらいの距離にあるため、相当高いだろうと思って料金を見たら、予想をはるかに超える金額で度肝を抜かれた。
65〜79歳で入居して2億〜5億以上かかるというのだ。さすがになぜその値段なのか理屈がわからず呆然としてしまった。老後2000万円問題が容易に吹き飛んでしまうくらいの金額だ。とはいえ、私の知り合いにも40、50人はキャッシュで5億円払えるような人がいるのだから、日本全国には5億円払ってでも入りたい人は相当数いるのだろう。
5億円というのは極端な例で、多くの人にとっては関係のない話だが、金額の多寡は別として、長生きするというのはお金がかかるし、最期まで健康でいられる保証もない。つまり長生きというはリスクになってしまう時代が到来したということだ。

『アフターコロナの生存戦略』 第2章 より 成毛眞:著 KADOKAWA:刊

日本の介護は、介護労働力の不足に経済格差が加わり、想像以上に厳しい未来が待っています。

誰でも、平等に歳をとっていきます。
他人事ではありませんね。

長生きはリスク。
その意識を忘れず、健康への気遣いや老後への備えを怠らないようにしたいですね。

転職の相談相手には、2種類いる

若い人だけでなく、役員・社長クラスの人からも転職の相談を受けるという成毛さん。
そのときにアドバイスするのは、「軽い気持ちで転職したほうがいい」ということです。

 転職の話ついでにいうと、もしあなたがまだ若く、入社したてのサラリーマンであれば、3年間は会社にいるべきだと私は考えている。それは組織のなかで働いてみないと「社会」がわからないからだ。
伝票とは何か、請求書はどうやって発行するか、おじさんとはどういう生態なのかまで。理不尽なことをいったり、意外と適当だったりする上司の生態であったりというのは、「大学4年間、居酒屋でアルバイトしました」ではわからない。

そして、いよいよ3年間勤め上げ、4年目になるというところで、決断すればいい。感覚的には5割の人は辞めるべきだと思う。判断基準は「どうしても残りたいかどうか」だ。そう思えないのなら、さっさと次の仕事を探したらいい。
(中略)
さあ、いよいよ3年経って仕事を替えようとなったとき、相談してはいけない相手がいる。それが、就職氷河期を経験した40代のおじさんたちだ。彼らは不幸にも就職活動とバブル崩壊という危機が重なったことで、就職において相当な辛酸を嘗(な)めている。いまだにその世代だけ非正規雇用の割合が高く、年収も他の世代に比べて少ない。
そうした凄惨な経験をした彼らの世代の頭のなかには、「就職は厳しい。転職などもってのほかだ」という論理が刷り込まれている。彼らの多くは、「転職したところで、給料は下がるよ」とか「同期で独立した人間がいるけれど、散々だといっていた」と語るだろう。

しかし、時代は変わっている。人口は減少の一途をたどり、実際には引く手数多(あまた)だ。給料だって上がるケースはたくさんある。たしかにコロナの影響で一時的に厳しくなっているが、コロナ以前は空前の売り手市場だったし、今後も長期的に見ればその傾向が継続するだろう。
実は、40代の転職も思ったほど難しくないのに、自分たちには選択肢がないと思い込んでいるだけなのだ。それは彼らが悪いわけではなく、そうした経験をしてしまったから仕方がない。私が知る限り、ベンチャーも人手が足りなくて困っているところが多く、30、40代の経験者というのは喉から手が出るほどほしがっている。
転職にコンサバな世代は40代以外にも存在する。それが私より少し上の世代である70代だ。70代というのは第1次ベビーブーマーで、出生数が270万人に届くか届かないかくらいまで膨れ上がった世代だ。

そこからがくっと出生数は下がり、1953年にはついに200万人を切る。その後、下降の一途をたどり、私たち1955年生まれは173万人程度。小学校時代、数年前は8クラスあったのに、4クラス分しか子供がいないから教室が半分余っていた。
すると何が起こるかといえば、競争がなくなる。学力も就活もあらゆる競争がなくなったのが私たちの世代で、政策ではなく、自然とゆとり教育が実施されることとなった。
ちなみに、1955年世代からはおもしろい人間が多数輩出されている。スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、ティム・バーナーズ=リー(WWWの開発者)、エリック・シュミット(Google元CEO)、トミー・エマニュエル、ヨーヨー・マ、十八代目中村勘三郎、野田秀樹、今野敏、鳥山明、明石家さんま、千代の富士、所ジョージ、江川卓、Char、具志堅用高、郷ひろみ、國村隼、世良公則、松山千春、ブルース・ウィリス、アグネス・チャン、ケビン・コスナー、矢野顕子、掛布雅之、ニコラ・サルコジ、佐野史郎、ゲイリー・シニーズ、フィリップ・トルシエ、嶋田久作、田中裕子、内藤剛志、村井純、大竹伸朗、タニア・ロバーツ、ジグミ・シンゲ・ワンチュク、中野浩一、藤原和博、さらには、ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマン、レーガン大統領を銃撃したジョン・ヒンクリー、麻原彰晃もいる。

またも横道に逸れてしまったが、同い年の人数が少ないと何が起こるかといえば、転職市場においても引く手数多となり、いまの50代半ばから60大半ばくらいの世代は転職しまくっている。極端な話、どこでも好きなところに転職できたのだ。
だから、この世代に「転職を考えているのですが・・・・・」と相談したなら、瞬時に「転職したほうがいいよ」という答えが返ってくるだろう。それは自分たちが転職できた世代であることも大きいが、冷静に現実を見ても、いまが売り手市場なのは間違いないからだ。
そういった事情があるため、就職や転職の相談というのは、誰にするかが意外と重要だったりする。止めてほしいなら、就職氷河期世代か70代にアドバイスをもらうといいが、背中を押してもらいたいなら、それ以外の世代に相談したほうがいいだろう。

『アフターコロナの生存戦略』 第3章 より 成毛眞:著 KADOKAWA:刊

大学を出て会社に入り、その会社で定年まで勤め上げる。
それは今は昔の話で、さまざまな働き方が可能な世の中になりました。

キャリアの築き方も人それぞれ、100人いれば100通りのプランがあります。
転職に対するネガティブな印象が残っている人は、まず、その考え方を改めなくてはいけませんね。

「逃げ足の速さ」は重要スキル

成毛さんは、「逃げ足の速さ」は、これからの時代、ますますスキルとなっていくだろうと述べています。

 私が大学生のころから、被害額が大したことはないものの、車の部品を売るというようなマルチまがいのビジネスに巻き込まれている同級生がいた。
好きで入っているならいいのが、有料のコミュニティなども、私からすると昭和の匂いがする。これは好き嫌いの問題でもあるので、個別のアドバイスは難しいが、「ちょっとどうかな」と違和感を持ったなら、すぐに逃げたほうがいい。
コツはよくよく匂いを嗅ぐまでもなくすぐに逃げることだ。敏感な人でも、逃げるまでには時間がかかるし、鈍感な人になると、10回くらい変だな、変だな、と思っても逃げない。

これは人付き合いでも一緒で、たとえばある会合があって、私と知人2人、そして知らない方が1人いたとして、「あっ、変だな」と思ったら、私はすぐにお腹を壊すことにしている。
開始早々、「あっ、ちょっと最近、お腹が弱くて、下痢気味なんだよね」といって、お先に失礼するのだ。あとあと、その人と飲んでいたというだけでも困るような事態になるのを避けたいのと、そもそも一緒に飲んでも楽しくないからだ。
一事が万事こういう調子だから、仕事でも逃げる。最近、Facebookにも書いたが、マイクロソフト時代、ある証券会社の偉い人があまりに横柄だから、すぐにお腹が痛くなって逃げた。当時の人に聞いてもらうとわかるが、私の仮病は有名だった。
実は仕事というのは、好き嫌いが大切だったりする。たとえば、一緒に本をつくるとして、どんなに名文を書くライターや凄腕の編集者だったとしても、どんなによい本になりそうだとしても、最終的には納得するのが難しい。合わないものは合わないからだ。
もちろん、仕事や立場によっては、すぐに逃げられないこともあるだろう。たまに、取引先のことが好きになれないとかいって、悩む人がいるが、いちいち取引先のことを好きになっていたら身がもたない。
だからこそ、合う合わないが大きいということは、知っておいて損はない。合う合わないという世界があることを知っていると、気持ちが楽になるし、逃げるべきときに逃げられるようになる。

『アフターコロナの生存戦略』 第4章 より 成毛眞:著 KADOKAWA:刊

途中で投げ出したり、逃げ出したりすることに抵抗感を持つ人は、まだ多いです。

馬力はあるけど動きの遅い大型船ではなく、小回りが利きフットワークの軽い小型船。
これからの時代に輝けるのは、そんなイメージの人なのでしょう。

逃げたければ逃げてもいい、という価値観を持つこと。
それに、すぐに「危ないな」と気づける危機察知能力を鍛えることも重要ですね。

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少子高齢化問題に加えて多額の借金を抱え、新型コロナウィルスの危機も直撃した日本。
先行きが真っ暗闇の悲観的なイメージを持っている人も少なくはないでしょう。

成毛さんは、ひとつ光明があるとすれば、人口が減ることで、日本人の生産性が上がるかもしれないことだとおっしゃっています。

今後、情報技術(IT)の発達などにより、より効率的な仕組みが構築されるようになります。
コロナ危機も、それを強烈に後押しするでしょう。

ただし、気をつけなければならないことがあります。
生産性が上がるということは、労働力が少なくて済む、つまり働く人が減るということです。

減らされる側に回らないようにするためには、どうすればいいのか。
時代の荒波を楽しみながら乗り切るには、どうすればいいのか。

本書には、アフターコロナの時代でも必要とされる人材になるためのエッセンスがぎっしりと詰め込まれています。
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