本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『アシュタール宇宙船内セッション』(並木良和、穴口恵子、テリー・サイモン)

お薦めの本の紹介です。
並木良和さん、穴口恵子さん、テリー・サイモンさんの『アシュタール宇宙船内セッション』です。

並木良和(なみき・よしかず)さんは、スピリチュアル・カウンセラー、作家です。
幼少期よりサイキック能力を自覚され、高校入学と同時に霊能力者に師事されています。
現在、7000人以上のクライアントを抱えられ、多くのワークショップ、講演会も開催されています。

穴口恵子(あなぐち・けいこ)さんは、スピリチュアル・セラピストです。
スピリチュアルとリアルを統合して、日々の生活のなかで実践する「スピリアルライフ」の提唱者です。
オリジナルのヒーリングやチャネリングメソッド、瞑想法、認定コースを全国で開催され、これまでに著名なスピリチュアルリーダーなど2000人以上のセラピストを輩出されています。

テリー・サイモンズ(Terrie Symons)さんは、米国のライトワーカー、トランスチャネラーです。
「アシュタール」のメッセージを伝えるチャネラーとして有名な方です。

「アシュタールフェス」始まります!

アシュタールは、11次元のアセンデッド・マスターとして、私たち地球人を導いてくれる存在です。

アシュタールのメッセージは、「チャネラー」を通して伝えられます。
チャネラーは、アシュタールの言葉を人間の言葉に翻訳する“翻訳者”のような人です。

穴口さんの発案で、チャネラーが集まり、アシュタールのメッセージを伝え合う「アシュタールフェス」が開催されました。

穴口 こんにちは。ようこそお越しいただきました。穴口恵子です。
今日の日を本当に皆さんと迎えられて嬉しいです。というのはですね。このストーリーの背景には、6月14日(2019年)、並木(良和)さんと私で「覚醒フェスティバル」というコラボイベントを開催したんですね。その時に来てた人、いらっしゃいますか。おかえりなさい。
あの時に、休憩の時間に、並木さんは「最近アシュタール来るんだよね、僕のところに・・・・・アシュタールって、ずっといろんな人のところに行ってるんだよね」。そこで私が並木さんに提案して「じゃあ、今度はアシュタールフェスして、全員でアシュタール呼ばない?」って伝えて快諾いただきました。これにはテリー(・サイモンズ)も賛同してくれた。
というわけで、今日は3人でアシュタールを呼びます。
アシュタールのメッセージを伝えたり、ヒーリングが起きたり、アクティベーションが起きたり、皆さんの質問にも答えていきます。

その前に、なぜアシュタールが一人の人じゃなくて、いろんな人が呼べるかっていうことに触れたいと思います。
たとえば皆さんがお家で旦那さんと子供といる時と、皆さんがお友達といる時と、皆さんが社会的に何か仕事を持っててやっている時の、自分の存在はどうなっているでしょうか。副人格って言うのですけれども、こういう場ではこういう部分の私、ああいう場ではああいう部分の私、そうなっていませんか? だから、アシュタールもその全存在の中でテリーさんが実際にアシュタールを呼んで、言っている部分も確かなものだし、並木さんが呼んだらそれはそれで並木さんを通して来るその部分、パーツがあって、これも確かなものなんです。私がアシュタールを呼んだら私のアシュタールのパーツがあるっていうわけです。
だから、パーツ、パーツで合わせてオールインワンな感じで来るんだと思うんです。
今日はすごく大事だって、アシュタールが言ってくれています。というのも3人のところだけ来るわけじゃなくて、あなたのところにもちゃんと来てくれます。つまりあなたがどこまで今日オープンになって、受け取れるか、そこなんですね。テリーさんや並木さん、そして私が呼んで、アシュタールは、ウェーブというかヴォルテックスというか、もうすごい勢いでやって来て、メッセージを伝えてきてるんですね。それをどこまで自分が受け取るか。それは、あなたのところに来て、あなたがちゃんとチャネルになるって思ったら、それは始まっていきます。やってみませんか。ぜひ、やってほしいんですよ。
これから今日、このアシュタールフェス以降、もちろんテリーを通してとか、並木さんを通して、私を通してアシュタールにメッセージもらうのもいいんだけれども、一人ひとりが自分が主人公になって、ちょっとアシュタール来てとか、それでこういう話をしようよとか、そういうことが実は可能なんです。それはまるで、あなたの大親友というか、共にこの地球に愛と平和をもたらすために、やって来た存在で、アシュタールとは体が違うだけであって、意識はつながっているとアシュタールは言ってくれています。
皆さんそういった意味で、ぜひ今日はオープンになって、もう本当に今まで以上に自分が開き、そして同時に地に足をつけてメッセージを受け取っていただいたらいいかなと思う。そんな感じでご参加ください。

もう一つ言っておきたいのは、並木さんと私とは、コンシャス・チャネルといって、意識がここにありながらチャネリングをするのです。といっても、完全に私という存在の意識が100ではなく、意識をある程度明け渡して、その私の体を通訳機のように使ってくれる。なので、コンシャス・チャネルというのです。
そして、テリーさんの場合は、フルトランス・チャネルといって、テリーさんの体から完全にテリーさんの意識が抜けた状態で、アシュタールが入って来る。ですので、全く違う体験をすると思います。
今日、初めてテリーさんに会う方いますか? ほとんどの人ですね。
今言ったように、私と並木さん、そしてテリーさんとは入り方が違うので、ぜひそこを感じてみてください。それもすごく面白いと思います。ただし、アシュタールに変わりないですから、来ている時のそのバイブレーション、その周波数はすごく似てると思う。その辺りも体感してください。
体感するのに大事なのは、ゆったりと深い呼吸で、緩(ゆる)めておいてほしいのです。自分の全身が受信機になったのように、今日受け取ってもらえたらうれしいです。

『アシュタール 宇宙船内セッション』 Part 1 Session 1 より 並木良和、穴口恵子、テリー・サイモンズ:著 ヒカルランド:刊

当日は、アシュタールの母船が会場に到着し、アシュタールや光の乗組員たちの高い波動に包まれ、感動的なひと時となりました。

本書は、そんな「アシュタールフェス」でチャネラー3人(並木さん、穴口さん、テリーさん)を通してアシュタールが伝えたメッセージをまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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自分が何者かは「振動数」で決まる!

地球に生まれてきた私たち人間の最終的な目標は、アセンション(次元上昇)してより高い次元の存在になることです。

ただ、アシュタールは、あなた自身がアセンションすることだけを目的に生まれてきたわけではない述べています。

そして、あなたは何者であるかということをこの地球上でしらしめること、それそのものが、アセンションの過程においてとてつもなく重要だと指摘します。

穴口(前略)いよいよあなたが自らの魂に向かって、「私自身が何者であるか」、この問いから答えを次から次へと引き出していくような、そんな時が来ていることに気付いてください。
あなたは何者でしょうか。あなたは地球人ですか。あなたはハイブリッドですか。あなたは宇宙人ですか。
そう問いながら、アシュタールは「それはどうでもいいのだよ、何よりも君たちは」って、こういうふうに言うんですよ。ジョークがすごいです。
あなたが何者であるかというのは、振動数のことなのです。例えば、私においては、愛と平和の振動数でやって来ている、ということなのです。
ですから、あなたは何者ですかと言うのは、日本人です、女性です、母親ですとか、そのような役割であったり、性別のことを聞いているのではないのです。
何よりも、今日あなた方が何者であるかという、その振動数そのものをあなたの内側で捉えて、その真実に触れていく、そのタイミングが来ているということに気付いてください。その時に、あなたは言語化するということが非常に重要になるかもしれません。なぜならば、その言語を通してあなたはその振動数を分かり得る、そのような才能を持っているからです。
例えば、「私は愛です」、そのようにもしあなたの声で言ってみたら、あなたの魂はどんなふうに振動しているでしょうか。一度、あなた自身が声に出して言ってみてください。「私は愛です」。言ってみてください。
そして、その愛というその振動数を、あなたの魂の領域で今感じてみてください。そして大事なのは、その振動数は私そのものであるかどうか、それが私であるか、問いかけてみてください。もしそれが「Yes」ならば、あなたは愛というその存在です。
さあ、その他に、あなたにはどのような振動数を持ち合わせてこの地球上にやって来たのでしょうか。今日は、あなたの神聖な運命の扉が開くということは、24時間365日、一瞬一瞬、その振動数であなたが在(あ)ることが、アセンションに向かい、目覚めのプロセスが開き続けていくということなのです。
そのプロセスは、終わりのないプロセスです。目覚め続けるあなたが、この地球上でアセンションを共に担っている存在なのです。
地球は、女神ガイアは、そのあなたを呼んでいました。女神ガイアは、あなたがこの地球の大いなる歴史の、未だかつて体験していなかったその時に、あなた方の魂を呼んだのです。
そして、いろいろなことにあなたが気付いていく。そうあなたが選んで、この地球上にやって来たわけです。どうか、まずそれが本当にそうであったか、あなた自身にも聞いてあげてください。
あなたが他の惑星ではなく、この時代にこのタイミングで地球に生まれ、あなたという存在のその周波数を大いに放ち、この地球と全ての地球上の生きとし生けるもの、そして、地球のみならず宇宙全域がアセンションを遂げていくという、そのプロセスの中に入っているのです。そして、あなたという存在は英雄であることを思い出してください。あなたは英雄です。知っていましたか。その英雄は、それぞれの持つその振動数が確実に軸となって、あなた自身が光を放っている状態です。
今まで地球上においては、あらゆる高次元から光を放たれ、光を受け取るという受け身の状態であった、その時代がもう終わったのです。何よりもあなたが自ら放つその振動数は光です、音です。その振動数を放っていくことを通して、あなたは今この地球上に生きる存在であり、地球と共に運命共同体として地球のアセンションに関わる英雄なのです。どうか、あなたがその英雄である自覚を今ここでしてみてください。どうか、あなたの魂に面と向かって言ってみてください。「私は、地球にやって来た英雄だ。私は、その振動数を放つために地球にやって来た」。これを、自分自身に対して伝えていくのです。
なぜならば、ここにいる一人ひとりは、同じ人間の肉体という機能を持ちながら、全く違うその振動数、神なる創造主なるあなたの振動数がユニークで、独創的で、そして超越的で、限りない無限のその振動数をあなたは選んでいるのです。どうか、その偉大なる違いを歓迎してみてください。偉大なる違いは、あなたを最高周波数の喜びや歓喜、そして感動へと導くでしょう。あなたは、誰かによって導かれていくのではないのです。私は、私。
アシュタールは、愛と平和という名前を持ってこの地球上に現れて、そして同時にあなた方という創造主と出会うことを通して共に共同創造ができることを真に喜びとします。そして、あなたというその一人ひとりが英雄であるということを自覚した光の同胞団、地球の光の同胞団というあなたと協同創造したく、確信を持って、今日、母船共々降りてきたのです。

『アシュタール 宇宙船内セッション』 Part 1 Session 2 より 並木良和、穴口恵子、テリー・サイモンズ:著 ヒカルランド:刊

私たちは、単に光を受け取るだけの存在ではありません。
自ら光を放つ存在であり、光そのものであるということです。

私たち人間が幾世にもわたり数々の「闇」を経験してきた。
それは、自分が「光」であることを体験的に知るためです。

自分の本質、つまり「光」であることに気づくこと。
自分だけが放つ、特別な振動数で光り続けること。

それが目覚めることであり、アセンションにつながるということですね。

地球は、アセンションし「5次元の惑星」になる!

テリーさんは、地球は5次元に、光の5次元に次元上昇していくと述べています。

では、5次元の惑星となった地球は、どのようなところなのでしょうか。

テリー(前略)
動物、海にいる動物のオーラを想像してみてください。それってすごくないですか。想像してみてください。赤ちゃんが、胎児がお腹の中にいて、それが見えるようになるみたいなね。それもすごくないですか。想像してみてください。山頂にあるものがものすごい光を放っている。振動がどんどんどんどん周波数で上がっていき、そして川もまるで光の川のようになるっていうことですね。そして、滝も同じように、ものすごい虹のような光を放つようになるわけです。5次元の世界ってことになるとね。
そして、どんどんどんどんそれが、その側にいる人間たちはいろいろな色、オレンジ、ブルー、グリーン、いろいろな色で光を放つようになる。とっても美しい世界が待ってるよということなんです。とっても美しいですよ。光の惑星になるって、そういうことなんです。
そして、あなたはその地で生き得るんですよ。ということは、全ての暗黒というのがなくなるということです。なくなるのです。本当に純然たる光のみが存在する世の中になるのです。ものすごく、ものすごく美しい地球になるよっていうことなんです。
そして、あなたはそこに加担する、貢献することができるわけです。そうなんですよ。あなたも、あなたも、あなたも、あなたも、あなたも、一人ひとり全員を。皆さん大切な役割を担っているんですね。それがあなたのアセンションです。その人生でアセンションが終わる人も、あるいは終わらない人もいるでしょう。他の人のアセンションを助ける人もいらっしゃるでしょう。でも、それだって悪いことではありません。自分がアセンションできなかったとしても、心配しないでください。大丈夫なんです。
よく多くの方がね、ご存知だと思うんですけれども、私のスターシードの話ですね。だいぶ昔の太古の頃、宇宙の中には悪いところがあったんです。これが地球というところでした。ものすごく暗黒で、そして悪でありました。しかし、集団意識はこう言ってたんです。大きな問題があると。ストレスを抱えた惑星があると、宇宙は言っていたのです。
サナトクマラが「私、この問題解決できる」と言いました。そして、地球に降りてきたんです。そして、地球に降りて来て、「うわ、できません。戻ります」と想像してみてくださいよ。アセンデッド・マスターがギブアップですよ。今、上で友達と話してますけどね。もう信じられないんですよ。最悪だったわけなんです。本当に。こんなものできないよって、みんなに言ってたんです。他のアセンデッド・マスターに。俺、できなかったんだよね、みたいな。最悪だったよ、あそこはと。頭を抱えたわけです。どうしよう、みたいな。こうやって逃げ去ったわけです。どうしよう、どうしようと言いながら。アセンデッド・マスターがですよ。どれだけの問題なのかっていうことです。
そして、他のアセンデッド・マスターと座りながら、しばらく話をしました。こう言いました。あそこには問題があるんだよね。俺、直せなかった。どうしよう。どうしようか。どうしよう。そして、14万4000人をボランティアで募集しよう。そんなのに応募するやつ、いるのか。どうしよう。そんな人数、14万4000人ぐらいで、できるかな。どうしよう、どうしよう、どうしよう。
最後に、とにかく募集を開始したんです。スタッフ・オブ・ウッドっていうですね、木の杖(つえ)があるんですけれども、杖の先に白い炎が灯されていました。状況は悪い。ですから、この杖を持って、さあ、行くぞ。そして、いざ出陣と地球に降り立ったわけです。
14万4000人のボランティアの魂たちは、怖いな。ひどいし、どうしよう。どうしていいか分かんないや。とりあえず行こう。とりあえず行くんだぞ。みんな怖がってる。こんなのに応募して手を上げたわけじゃなかったはずって言いながら。だって、みんな自分で手を挙げたじゃん。さあ、行くんだよ。状況かなり悪いよ。本当にやるって言ったじゃん、だってみんな。サインしたんだから、早く来るんだよ。
ということで、あなたが実はよく知ってるところに皆さん着陸したんですよ。鞍馬(くらま)山です。サナトクマラが鞍馬山に降り立ったんです。そこが一番最初に癒やしを始めた場所なんです。この惑星の、地球のですね。そして、確かにですね、サナトクマラさんも頑張っていただいて、そして志願者たちもみんな頑張ったんです。
そして、サナトクマラの系列なんです。系譜なんです。サナトクマラがいて、そして彼のこの直系の子孫たち、ブッダがいて、イエス・キリストがいて、そして私がいるんですよ。ですから、私はサナトクマラって言ってもいいわけですね。いやはやアシュタールです。混乱しないでね。
とにかく14万4000の人たちが、アシュタールのスターシードの種を埋め込んでいったわけです。そして、あなたの心の中にもそれを埋め込んでいきました。そして、あなたは私のスターシードになったわけです。そうなんですよ。おおっていう心の声が聞こえましたよ。そうなんです。そこからスターシードっていうのは始まったんです。

『アシュタール 宇宙船内セッション』 Part 2 Session 5 より 並木良和、穴口恵子、テリー・サイモン:著 ヒカルランド:刊

真っ暗闇の「夜の世界」から急に、光溢れる「昼の世界」になる。
地球のアセンションの影響は、それくらい大きなインパクトがあるということですね。

サナトクマラが匙を投げるほどの暗黒の世界に、光が差し込み始めている。
今は、まさにそんな状態です。

私たち「スターシード」は、夜明けを迎えた地球をさらに輝かせるための“光”となる使命を担っています。

「北極星のエネルギー」を取り入れる

並木さんは、自分の中に北極星のエネルギーを取り入れましょうというアシュタールのメッセージを伝えています。

北極星は、いわゆる夢とか、希望とか、インスピレーション、悟り、そういうものの象徴で、これをあなたの中に取り入れると、自分の道が明確に見え始めるとのこと。

並木さんが紹介する「北極星のエネルギーを取り入れるワーク」は以下のとおりです。

並木(前略)
手は、こうやって手のひらを上にして、それで膝の上に置いて。これね。受け取る姿勢といいます。つまり、エネルギーをダウンロードする時に、この姿勢が大事なの。この姿勢って、ただ手のひらを上に向けるだけですけど重要です。軽く目を閉じて、軽く顎を引いて、背筋は自然に伸ばしておいてください。
深い呼吸をしながら、自分に集中しつつ、リラックスします。もし、方に力が入ってるなと思ったら、1回肩の力をグッと上げて、ストンと下ろして、肩と肘の力を抜いておいてください。
アシュタールは、皆さんが自ら入った牢獄からいよいよ、本当の意味で抜け出す時を迎えましたということを、繰り返し伝えてくるんですね。目を醒まし、自由なあなたへ戻っていく、今そういうタイミングを人類全体が迎えていると、伝えて来ています。
では、あなたの周りが宇宙空間になってるのをイメージしてみてください。そして、あなたの足元が、プラチナシルバーの色合いがきれいに発光している波打つ磁場になっているのを見てください。この磁場は、海みたいに波打ってるんだけど、それって、活き活きと息づいてるの。躍動感のある磁場なんです。そして、この会場にはもちろん周りに壁がありますが、それが全部とっぱらわれていて、水平線とか、地平線まで、どこまでも広がっている磁場をイメージし、あなたの頭上にはものすごい数の星や惑星が綺麗に瞬(またた)いている宇宙空間になっているのを想像してください。
さあ、いいですか。この宇宙空間の中で、星空を眺めていてほしいんですけど、あなたにとっての北極星を見付けると、意図してください。自分にとっての北極星を見付けると意図しながら、この星空を眺めてみてください。そうすると、ひときわ明るく輝いて、あなたにここだよって教えてくれる星が輝き始めます。それが、あなたにとっての北極星のエネルギー。見付けましたか。
いいですか。もし、その星を見付けることができたら、しっかりとそれに焦点を当ててください。その北極星をしっかりと見つめるんです。そして、意識を眉間(みけん)に持っていきます。つまり、第三の目です。この奥には松果体があります。大体、脳の真ん中辺りです。小指の先ぐらいの小さい、よく松ぼっくりみたいな形をしてるというふうに表現されますが、その松果体がこの脳の中心辺りに存在しています。あなたは、そこに意識を向けながら、その北極星をこのずーっと第三の目を通して松果体まで吸い込んでしまってください。イメージだからできるでしょ。息を吸いながら、その北極星をずーっと自分の方に手繰り寄せてきて、そして眉間を通して、その奥の松果体にカチッ、しっかりと設定するようにイメージをしてみてください。
そして、松果体でこの北極星のエネルギーがものすごく輝きを増しながら光り輝いています。しばらくこの眉間の奥、松果体ですね。ここに輝いている北極星の輝きを体感してみてください。人によっては、ちょっと眉間がムズムズしたり、何となく頭が痛いなって感じたりする人もいるかもしれません。新しい波動をあなたの松果体にダウンロードしているので、少し不快な感覚を感じる人もいますが、呼吸と共に慣れてくるとだんだん収まってきます。この北極星は、これからのあなたの道しるべになってくれますので、そのままこの松果体で輝かせたままにしていてください。
いいですか。そうすると、あなたの目の前にたくさんの道が見えます。何本も道が向こうに続いていて、そうやって、あなたの目の前にたくさんの道が見えてくるんですね。その中には真っ黒の道もあるし、何となく鈍く光り輝いている道も見えるし、輝いている道もいくつかあるんですけど、これからあなたが進んでいく道というのは、あなたにとっての真実の道なんです。誰かが用意してくれた道ではなく、誰かが導いてくれる道ではなく、あなたの真実をしっかりと表現できる道、これがとても大切なんです。
牢獄から抜けるためには、あなたは自分の感覚を最大限信頼する必要があります。牢獄は、自分の感覚ではなく、あなた以外の言うことを聞きなさいという次元だったのね。これこれが正しいからこれをちゃんと信じて行きなさい、これこそが大事なんだから、ちゃんと守ってねっていう次元だったんです。世界だったんです。
でも、あなたはそこを抜けていこうとしているので、自分の道を見付けなければならない、とアシュタールは伝えてくるんですね。たとえ、あなたにとっての真実を誰かが否定したとしても、あなたは自分の真実の道を歩んでいかなければならない、と伝えてきています。それがマスターたる者の道であるそうです。つまり、完全に自己信頼のもと、自分に100パーセントの責任を持ち、自分にとっての真実の道を進んでいくこと、これこそが本当の意味で牢獄を抜けていくあなた方に求められる資質であるというふうに、アシュタールは伝えてくるんですね。
さあ、たくさんある道の中で、私にとっての真実の道はどこって聞いてみてください。そうすると、ひときわ光り輝いて、何本もある道の中で、あなたにここだよって教えてくれる道が出てきます。それを探してください。それは、あなたにとって懐かしい感じがするかもしれません。その道の先が末広がりのように広がっていて、ワクワクの感覚が出てくるかもしれません。心から喜びの感覚が出てきたり、どうなっていくんだろうっていう、湧き上がる未知の楽しさを感じるかもしれません。でも、そうやってあなたにひときわ輝いて教えてくれる道をまず探してください。あなたの北極星が導いてくれるので、絶対に間違うことはありません。これは、あなたの魂の道のナビゲーションをしてくれるナビゲーションシステムとしてこれから働いてくれます。それでは、あなたの道を見付けたら、その道の前まで歩いていってください。そして、その道の前に立ちます。

さあ、ではいいですか。そのあなたが選択した自分の真実の道、これでいいのかなっていう迷いを捨ててくださいね。あなたが自分でこれだ、この北極星の導きによってこれだって見付けた道は、絶対にあなたにとって間違っていません。そして、この道の先には、これからのあなたの可能性というのがいっぱい広がっています。今まで出会ったことのないような人との出会いが待っています。今まであなたが体験したことのないような経験が待っています。あなたが今までこんな話聞いたことがない、あなたの元に入ってくるような話の中でこんなことは初めてだっていうようなチャンスが待っています。そんな自分の真実の道をこれから進んでいくことに、ワクワクしながらその一歩を進めて、そしてイメージの中でどんどんその光の道を歩いていってください。
さっきも言ったように、その道は末広がりになっていて、どこまでも広がって輝いています。あなたがさらにその道を歩いていくと、その道の向こう側にものすごい光り輝く存在が現れます。この光り輝く存在こそがアシュタールです。アシュタールをどんなふうにイメージしても構いません。よく宇宙服に身を包んだ髪の長い男性として描かれたりすることもありますが、確かにアシュタールは、そんなふうに出てくることもあります。
でも、あなたのイメージの力を彼は使って自分の姿をあなたに見せますので、これはここにいる数の人だけいても全然構わないんですね。もしくは、イメージがうまくできなかったら、単に強く光り輝く光の存在としてイメージしても構いません。
さあ、そのアシュタールの前に歩み出ていって、心の中で挨拶をしてください。アシュタールこんにちはというように。そして、彼は言っています。私は、あなた方一人ひとりを昔から知っていると。あなた方を私は覚えていると、繰り返し伝えてきています。あなた方の夢の中に出ていったこともある。あなた方が瞑想中に会いにいったこともある。あなた方が気付かない時も、私はそばにいたと、伝えています。
つまり、皆さんの進化のプロセスというものを常に見守ってくれていたということです。

『アシュタール 宇宙船内セッション』 Part 3 Session 9 より 並木良和、穴口恵子、テリー・サイモンズ:著 ヒカルランド:刊

図 北極星のエネルギーを取り入れるワーク アシュタール 宇宙船内セッション Part 3 Session 9

図.北極星のエネルギーを取り入れるワーク
(『アシュタール 宇宙船内セッション』 Part 3 Session 9 より抜粋)

北極星のエネルギーを松果体を通して取り入れるほど、直感力が鋭くなり、真実の道を生きるようになります。

真実の道を生きると、自分自身の意識、つまりハイヤーセルフと一致するようになる。
ハイヤーセルフとつながればつながるほど、このハイヤーセルフから直感やインスピレーションどんどん降りてくる。

そんなアセンションへのスパイラルが生まれてくるわけですね。

要らなくなったものを「手放す」

私たちが着実に波動を上げ、本来の意識に戻る、つまりアセンションする。
そのために重要なことは、要らなくなったものを「手放す」ことです。

テリー 皆さん、気付いてください。重要なのは、手放すということです。あなたは見て、認識することができるんです。過去を、自分が通ってきた闇を見ることができるんです。
あなたが達成したこと、もうそんなに誇りに思えないような過去というものもあったでしょう。その美しい意識の中には、痛みがあったということを認識できるでしょう。どうぞ、痛みから逃げ出してください。記憶から出ていいのです。自分自身の細胞を許して、その痛みを出していいのです。それはあなた自身ではないのです。あなたたち一人ひとりの中にある痛みを取り出していいのです。
あなたは、光なのです。あなたは愛なのです。昨日は、終わったのです。戻る必要はありません。昨日は終わりました。もう、あなたの真実ではもはやありません。あなたの真実は、今なのです。あなたの叡智は、今なのです。今の光は、今のあなたは、今の光は今なのです。どうぞ、今を生きてください。そして、今やっていることが嫌ならば、変えればいいだけなのです。あなたは、あなたの運命をコントロールできるのです。
何が自分の人生で欲しいですか。何があなたにとって重要ですか。どうぞ、その牢屋を閉める時の鍵を使ってください。その鍵を握ってるのは、あなたなんです。あなたの鍵なんです。今、人生で起きていることが嫌ならば、変えればいいのです。変えればいいのです。誰もあなたに鎖をつけていません。誰もあなたをコントロールしていません。あなたが許していない限り、あなたはパワフルなんです。
昨日を見て、5分前を見て、あんまり良くなかったなと思うなら、戻らなくていいんです。手放してください。この今生でいろんなことがありましたでしょ。やりましたでしょ。そうしてみて、何であんなことしちゃったんだろう、そこでそんな感じ持ってる人、いるね。見えるよ。そっち側もね。そこでもね。誰もがやってることです。多分一人残らず、一人残らず秘密がない人なんていないでしょ。必ずあるもんですよ。
ここで、もう絶対やらないって言ってますよ。なぜならば、私もはっきりもの言いますからね。このテリーさんは、秘密なんて持てないんですよ。もう全部テリーの経験談なんていつも暴露してますから。前の旦那の話とかね。そうですよ。かわいそうな人だね。だって、もうほら契約しちゃったから。ここで、契約っていうふうにサインしてありましたから。使われちゃうんです。
さあ、皆さん、自分自身を見て、そしてステージの我々を見て、確かにすごいね、すごい人たちですよ。確かにすごい人たちかもしれません。私もすごいよ。パワフルです。でも、あなたも同じぐらいパワフルなんですよ。ですから、昨日に生きるのをやめてください。そして、鍵を使って、鍵をかけて、そして光を引き出すんです。だって、受け取ったじゃないですか、鍵を。受け取ったじゃないですか。非常に強い光を受け取ったじゃないですか。松果体はもう目覚め、ちゃんと覚醒しています。
もし、あなたが幸せでないのなら、変えなさい。そして、その細胞を揺らしてなくせばいいんです。そして、今から行きなさい。今、行きなさい。そして、そのドアから出て行ったら、要らないものは、この部屋に残していけばいいんだ。私がちゃんと掃除しておくよ。ちゃんとやるよ。ものすごいでっかい掃除機で吸い取るからね。ブラックホールをぴゅーってやれば、きれいに片付けられるからね。いいね。

ということで、自分の力を外にあげちゃってるんですよ、皆さん。分かりますか。自分のパワーをあげちゃってるの。諦めちゃってるの。それって本当に自分のとって良いこと? あなたは、パワフルなんですよ。ですから、どうぞそのパワーを本当に使って、そして真実の愛を生きてください。自分の知恵を自分のものにしてください。あなたらしくあってください。あなたは美しいのです。そして、全部要らないものは捨ててください。
そして、もう二度とそこを思い出さないでください。変えればいいだけです。やりたくないなら、やらなければいいんです。もうどんどんどんどん光に上がっていけばいいんです。あなたは自分を上げて、引き上げていけばいいんです。自分が、あなたが今度は守護となり、精霊となり、周りを引き上げていく存在になっていけばいいだけなんです。できるんですよ。一人ひとり、全員が。
もし、いや、アシュタール、できないよなんていうなら、ちょっと個人セッションしましょう。なぜならば、ちゃんと気付いてるよ。あなたが美しいということを。祝福よ。
本当に素晴らしいですね。

『アシュタール 宇宙船内セッション』 Part 4 Session 14 より 並木良和、穴口恵子、テリー・サイモンズ:著 ヒカルランド:刊

心地よくないもの、ネガティブなもの、痛みや苦しみを伴うもの。
それらは、もともと外部から入ってきた「自分以外のもの」です。

アセンションするためには「本当の自分自身」にならなければなりません。
そのためには「自分以外のもの」を手放すことが、まず必要になるということですね。

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地球全体の波動が上昇し、アセンションを加速している今の時代。
私たちが生まれてきた使命や役割は、自分に力を取り戻していくことです。

並木さんは、この自分に力を取り戻す時っていうのは、もう周りの情報に振り回されない、周りの人に振り回されない、して、情報がやって来た時に、常に自分のフィルターを通してちゃんと精査していくって、この姿勢が絶対的に求められるとおっしゃっています。

大事なポイントは、その情報が正しいか間違っているか、嘘か誠かではなく、この情報が私の役に立つのかどうか、これを基準にするということです。

世の中の常識や価値観など「外側のものさし」ではなく、湧き上がる感情や魂の声など「内側のものさし」を使う。
その意識の転換が、ハイヤーセルフとのつながりを強め、アセンションにつながる目覚めの道に導きます。

「アシュタールフェス」の場を包み込んだ周波数(エネルギー)の高い波動。
言葉の端々から、それを感じることができます。

本書を手に取る人は、人類全体のアセンションを先導すべく、選ばれた人。
アシュタールに“目覚めの種”を埋め込まれた「スターシード」です。

本書は、そんなスターシードを、まさに“北極星”のようにアセンションに導いてくれる一冊です。

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