本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『2040年の世界とアセンション』(吉濱ツトム)

お薦めの本の紹介です。
吉濱ツトムさんの『2040年の世界とアセンション』です。

吉濱ツトム(よしはま・つとむ)さんは、発達障がいカウンセラー、経営・投資アドバイザーです。
経済評論家と共にスピリチュアルヒーラーとしての顔もあり、多方面にてご活躍中です。

「アセンション」とは何か?

最近、よく耳にするようになった「アセンション」という言葉。
よく「次元上昇」と訳されますが、実際どのような現象をいうのでしょうか。

吉濱さんは、そもそもアセンションは特別なものではなく、「世界がよくなっていく過程」であり、それが急激に起こるのがアセンションだと述べています。

地球では、今まさにその「アセンション」が起こり始めています。

 世間一般では世界が悪くなっているというけれど、実は統計を正しく見れば、どこからどう見ても世界は着実によくなっているのです。
たとえば核兵器は以前の3分の1に減ってきています。山火事も1970年と比べて3分の1以下に減っているし、感染症も大幅に減っています。
20世紀は、人類史上最も戦争と殺人が少なかった世紀です。
地球全体は着々とアセンションに向かっています。
「世界が没落していくから、アセンションのノアの箱舟に乗らないと助からない」という理解は間違っています。そのノアの箱舟はいつでも一人ひとりに用意されているし、ある期限までに恐怖心や嫉妬を手放して、人間性を豊かにしないと乗れない、あるいはどこかへ去っていくようなものではありません。
アセンションは自分のペースで進めればいいのです。

同時に、やることをやって箱舟に乗ったら、その結果として恐れや劣等感、こだわり、嫉妬が消えていきます。
こう言うと、当然「実際にどんなことをすればいいのか?」という疑問が湧(わ)いてくることと思います。そこで今回の本では、個人や社会がアセンションを加速させていくための具体論や、いままでになかったアセンションに対する理解を書いています。

そもそも、本書を読んでいるスターシード(地球以外の星や銀河の出身者)のみなさんは、恐れや不安感が強いのは事実です。
でもそれは未熟だからではなく、スターチルドレンという特殊な魂ゆえに、その能力を発揮するために、そうなっているのです。
みなさんの能力とは特殊な才能や使命ではなく、「存在するだけで、よいエネルギーを地上に入力する」という才能と使命のこと。
そういう役割を発揮するためには、どうしても現実的な脳の一部分を崩す必要があり、その結果として、恐怖心やこだわりが人より若干強くなっているだけなので、人間性とは関係ありません。むしろ、スターチルドレンだからこういった不安感が出ているというだけなので、心配しなくていいのです。

もう一度言います。人間はつねに生まれ変わっています。
変わることは容易です。
潜在意識や過去を見つめるのではなく、あくまでもちょっと注意を変えればいいだけです。
こだわりや嫉妬からの解放、自己肯定感を得ることを目的にしないこと。
それは、自分の波動が上昇した結果として起きることです。
いまは誰もがアセンションできる時代。
ゲートは開き続けます。
ノアの箱舟はすべての人に、一人ひとりに用意されています。
アセンションに期限はない。
だから安心して。

『2040年の世界とアセンション』 序章 より 吉濱ツトム:著 徳間書店:刊

アセンションが進む地球では、どのような変化が起こるのか。
その流れに乗って生きるには、どうすればいいのか。

本書は、そんな私たちのアセンションに対する疑問をわかりやすく解説してくれる一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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地球のアセンションは1987年から始まっている!

吉濱さんは、地球のアセンションは、1987年から始まっているとして、以下のように説明しています。

 星の次元上昇は、単独で行われるのではなく、指導霊とも呼ばれる、さまざまな星のマスターレベルの意識体(以下、大師)たちがサポートに入ることによって行われます。
地球もまた例外ではありません。
地球のアセンションをサポートしている存在として、具体的には地球の兄弟星であるプレアデス、シリウス、エササニの大師たちのほかに、次のような存在が挙げられます。

・おおいぬ座のシリウス
・ヘルメス大師
・日本を中心としたスメラ系
・聖白色同胞団
・オイカイワタチorワンダラー

太陽系という広い意味では、次のような星々の意識体も関係しています。
・オリオンのミンタカ、アラニラム、アルニタク
・こぐま座の北極星系
・おおぐま座の北斗七星
・こと座のヴェガ星系
・うしかい座のアルクトゥルス星
・獅子座のレグルス星

それらの中でも恒星系の大師たちが、1987年の7〜8月ごろに、地球圏をサポートする意識体や、地球そのものの意識体たちに対して、クレームをつけてきました。
地球の波動上昇が遅いこと、そして、このままだと次元上昇が遅れ、場合によってはうまくいかない可能性もあることから、「自分たちが介入する」と宣言したのです。
そこで地球がアセンションを決断すると同時に、大師たちからの直接的な介入が行われるようになり、さまざまな大変化が起こり始めたのです。

なぜそうした介入が行われるかというと、それによって地球だけではなく宇宙全体の波動も上がるからです。
そもそも1つの星が次元上昇するときは、大半は「A、B、Cの星で三位一体」のような形で、他の星も含めた大師たちが連携して懸命に引き上げるという構造があります。
しかしそれまで、恒星系の大師たちは地球に対してほとんど介入しませんでした。
地球は長い間「地獄星」と位置づけられていたので(詳しくは後述)なるべくそれに沿った実験をしないといけなかったからです。
でも、その実験ももう終了したにもかかわらず、蓄積された否定的なエネルギーがあまりにも重すぎるために、地球がアセンションの方向に舵(かじ)を切れない状況でした。
そこで大師たちが介入することを決断し、地球圏内の大師たちも、「人間の成長を阻むような介入はやめてほしい」という条件をつけて、それを了承したのです。

1993年11月には再度、恒星系の大師たちからクレームに近いメッセージが入り、話し合いが行われました。
それまでも地球圏の意識体たちは一生懸命がんばったのですが、恒星系の大師たちから見ると介入が甘かったのです。
地球圏の意識体とは、それぞれの国を司(つかさど)る「国津神(くにつかみ)」といわれる存在です。
それまでも、プレアデスやエササニなどの地球外の大師たちと、地球圏のそれぞれの国津神が連動して地球の波動上昇を行っていくという流れになっていたのですが、国津神のほうは結構のんびりしていました。
「まだ人間の自由意思でいいのではないか。そのほうがより経験を積めるし、魂の成熟度も増す」と考えていたからです。
でも、恒星系の大師たちから見ると「それだと遅くなりすぎて、2040年〜2045年に間に合わない」ということになり、もう一度、より積極的に介入すること、地上に光を降ろして波動上昇を促していくことが決定されました。

そのとき、地球への転生経験のない大師たちは、「地球が壊れるほどの天変地異で浄化を行う」ことを主張しました。彼らには、肉体を持った意識がどれほど未熟に制約された状態になるのか、あるいは、肉体を持って生活する人たちの個々の痛みが、どれほどつらいものなのかが理解できなかったからです。
そこで、地上経験のある大師たちは「介入は行うけれど、人類の痛みを最低限に抑える。同時に多くの魂を地球から卒業させる」という提案をし、その方針が採用されることになりました。
そのほかには、
・地球が過去6回のアセンションに失敗している原因の1つとして、「幽界(ゆうかい)の存在」が挙げられるため、その浄化を徹底的に行う
・幽界のエネルギーの形成の大きな部分を占める、「カルマの波動」を消滅させる
・同時に、地球へ高次元のエネルギーが直に降りてくるように、「肯定的なワームホール(3次元と高次領域をつなぐ穴)」を強化する
といった方針が決まりました。

『2040年の世界とアセンション』 第1章 より 吉濱ツトム:著 徳間書店:刊

今回の地球のアセンションは、地球自身の意思だけでなく、地球以外の意識体が数多く関わっています。
それは宇宙的に見て、それだけ大きな関心がこの地球に注がれているということでもあります

銀河系全体のアセンションの計画において、地球の次元上昇が大きな役割を果たします。

これまで介入してこなかった地球圏外の大師たちが、今回ばかりは、と手を出してきた。
それだけ、今回の地球のアセンションは本気だということですね。

「コロナ」はアセンションへの強い促しだった

吉濱さんは、波動上昇=次元上昇の要因のひとつは、要するに世界に対する人々の思考や認識が変わることであり、いままさにそれが起きつつあると述べています。

そして、その次元上昇を加速させた大きな要因の1つが、新型コロナウィルス(以下、コロナ)の蔓延によって引き起こされた社会の変化です。

 今後、コロナの毒性は強くなるかどうか、みなさんも気になるところでしょう。
基本的にすべてのウィルスにいえることですが、毒性が強くなる可能性は極めて低いといえます。ゆるやかに集団免疫を獲得していくでしょうし、その是非はともかく、ワクチンの投与もうまくいくでしょう。
日本では、通常のインフルエンザで年間1万人が死亡しています。これは直接的間接的に、インフルエンザの流行が関与した死亡者数です。
ウィルス性の肝炎では、年間150万人も死亡しています。
日本にも風疹(ふうしん)も非常に多く、妊娠初期の人がかかると50〜60%の確率で子どもに重い障害がでてしまうので、アメリカは昔から妊婦さんに対して日本への渡航をやめるように勧告しているほどです。
そんなふうに怖い風疹が流行っていても、「デジタルシフトしよう」などという話は出てきません。1000万人が感染している通常のインフルエンザでも、国は「冬の間だけデジタルシフトしよう」などと一言も言ったことがありません。
コロナも多々あるウィルスのひとつにすぎないのです。危険なウィルスはほかにも山ほどあります。とくに警戒すべきは豚インフルエンザです。

基本的に、パンデミックストームは10年に1度は来ているのです。
でもネットやSNSがあまり普及していなかったのでそんなに騒がれませんでした。今回のコロナも、仮に日本が一切報じなかったとしたら、誰にも気づかれず、風邪やインフルエンザとして処理されておしまいになったはずです。
結局、マスコミが集中的にニュースを流すかどうかで、人の危機感というものが決まってくるのです。もしこれらか毎年、季節性のインフルエンザを毎日毎日「累計で何人かかった」「何人死亡した」と報道すれば、相当みんな警戒するようになっていくでしょう。コロナに関してはマスコミがそれをやったので、みんなが過剰反応するようになったわけです。

話を戻すと、豚インフルエンザは正直、深刻な問題です。
豚インフルエンザは鶏インフルエンザの進化版ですが、鶏インフルエンザは超強毒性(致死率2%を超えると超強毒性)で、致死率3%は超えます。通常のインフルエンザは0.01%なので桁が違います。
強毒性のウィルスは、基本的に人への感染力は極めて弱いものです。とくに鶏インフルエンザの感染率は極めて低いといえます。
ウィルスが人の体内で繁殖し、感染しやすくなる要因のひとつは体温が近いということですが、鶏の体温は42度。人間の体温とあまりにも違うので、鶏インフルエンザウィルスが体内に入ったとしても感染する可能性は低いのです。
ところが、豚の体温は39度なので、鶏インフルエンザは豚の体内で増殖できます。そして、人間のインフルエンザも豚の体内で増殖できます。
つまり、豚の体内で人間のインフルエンザと鶏のそれが合成されて、結果として毒性を強く保ちながら、感染しやすいインフルエンザが出来上がってしまうのです。
直感云々(うんぬん)は別として、論理として、豚インフルエンザのパンデミックは日本にも絶対に来ます。いつ来るかはわかりません。明日かもしれないし30年後かもしれませんが、すでに感染は確認されていて、徐々に広がっています。7〜8年後には来るかもしれません。

『2040年の世界とアセンション』 第2章 より 吉濱ツトム:著 徳間書店:刊

コロナは、私たちの生活のスタイル、人との関わり方、働き方まで、短期間で大きく変えました。
それは一過性のものではなく、不可逆的なものだということですね。

コロナが収まっても、また10年もすれば、また豚インフルエンザなどの他のウィルスが大流行する。
そうやって、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を中心に世の中の仕組みは変わり続けていくのでしょう。

老化がなくなり、永遠に若返る!

アセンションの流れは、私たちの身体自体にも影響を与えます。
吉濱さんは、今後数十年で人間は、老化がなくなり、永遠に若返るだろうと述べています。

 老化がなくなる理由は多岐にわたりますが、まず、現実的にはNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)の投与が本格的に始まることが挙げられます。
NMNを投与することによって、ナイアシン(ビタミンB3)から発生するNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)が大量に生成されます。そうすると、視床下部にある7つのサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)が活性化されるのです。
近年、少食にすると寿命が延びるとか、ぶどうのポリフェノールで若返るといったことが話題になっていますが、あれもサーチュイン遺伝子の活性化によるものです。
この遺伝子にはすさまじい若返り効果があります。
たとえばマウスの実験では、人間なら60歳ぐらいのマウスにサーチュイン遺伝を強制的に開かせたところ、たった1〜2週間で20歳の筋肉を取り戻したのです。
もちろんマウスの場合は非常に薬理反応が高く、そのまま人間のモデルに当てはめるわけにはいきませんが、マウスで成功するれば人間もある程度うまくいくことがわかっています。ですから、NMNあるいはナイアシンの投与は、人間にも極めて有効といえます。
しかし問題は、それらを摂取すれば、ちゃんと体内で働くかというと、ある程度は生分解されてしまったり、視床下部に届かなかったりすることが多いということです。
その解決策として「ナノマシン」が登場します。ナノマシンとは、ウィルスぐらいの大きさの小さな機械ですが、それを大量に飲み込むのです。NMNを生産できるようにしたナノマシンを飲んで、視床下部のあたりでNMNを大量に発生させます。
すると視床下部に直接的に作用するので、7つのサーチュイン遺伝子が全開になり、老化がゆるやかになるどころか永遠の若返りができるのです。
しっかりと実用に耐えるナノマシンは、おそらくあと20年ぐらいすれば完成します。そのときには60歳の女性でも妊娠が十分可能になるはずです。
スピリチュアルの世界でも、悟った人はやたらと若い人が多いといわれます。
悟った人は、そうでない人と比べて何が違うのでしょうか。
悟りにはいろいろな定義があります。ひとつの要素として「視床下部が極度に活性化していること」が挙げられます。なぜなら視床下部は霊的な入り口だからです。
悟りイコール、サーチュイン遺伝子の活性。というわけで、悟った結果としてサーチュインも活性化して、永遠に若くいられるというわけです。

老化がなくなる理由の二つ目は、霊的な視点からの説明になります。
ます、ナノマシンに波動機器を封入することが可能になってくるはずです。
よい気や波動を出すグッズはいまでもたくさんありますが、残念ながらまだきわめて未熟な段階で、サイズが大きくパワーが弱いのです。
でも、宇宙物理学とデジタルの融合が可能になると、極小であるにもかかわらず、つねに気功家が大量の気を放出しているような状態のナノマシンを投与できるようになります。それを視床下部にとどめておけば、つねに質のよい瞑想を大量に行っているような状態になるのです。
人間の霊的進化のために、瞑想は唯一の手段とは言いませんが不可欠なものです。
現状では難しい、質のよい瞑想ができるようになるだけでも人類の覚醒にもつながるし、6、7番チャクラの活性化にもなるし、同時にもちろん視床下部も活性化するので、サーチュイン遺伝子が目覚めて若返ります。

さらに、気は本来抗酸化に長(た)けたものなので、それだけでもよくない波動の影響を受けづらくなります。水に気を入れてそこにクギやクリップなどを入れると、2〜3日は錆(さ)びなくなりますが、それと同じです。人間の体そのものが、いわゆるイヤシロチやゼロ磁場のようになるのです。
それに加えて、前述のように、ナノマシンは最終的に神経伝達のコントロールを可能にします。人間の情緒や体調を生化学的にとらえると、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質、とくにモノアミン系によって大きく左右されるところがあります。
瞑想することによってどんどん情緒が安定したり、集中力が増していくのは、前頭葉の肥大もありますが、情緒を安定させながら高揚させるセロトニンが大量に出るようになったり、あるいはドーパミンが適度な状態で活性化するようになったりするからです。
ナノマシンが神経伝達に介入する方法としては、ナノマシンが直接セロトニンを放出するか、それによって、セロトニンやドーパミンがきわめて質のよい状態で放出される、あるいは機能するようになります。

それだけでも情緒が安定しますが、同時に瞑想の質も極端に上がります。
ヨガの達人や瞑想の達人がすごいのは、脳波もそうですが、瞬時に脳内の神経伝達をコントロールできるからです。達人が瞑想してすぐに多幸感を覚えたり、宇宙との一体感を得られるのは、瞬時に脳内のエンドルフィンを出せるからなのです。
超現実的に言うと、瞑想の目的は神経伝達を自在に操れるようになるということです。そして、ナノマシンでそれができるようになると、誰もが瞑想の達人になれます。
しかも波動治療器などエネルギーグッズ系のもので視床下部を活性化できるようになると、誰もが物理的だけでなく、霊的に極めて高度なよい瞑想ができるようになります。
瞑想の質が格段によくなると、視床下部が開きます。そうするとエネルギーが大量に入ってくるし、イメージ力も超鮮明なものが立ち上げられるようになります。
本質的には違うのですが、「イメージ力のレベル」と「扱えるエネルギーの質と量」は、ほぼ同じです。

たとえば、エネルギーのらせんを左巻きに操ることによって、時間は逆戻りします。右回りは進行で左回りは逆行です。僕もときどき、この方法で炒ったピーナッツに芽を出させること成功しています。
ですから、若返りたいと思ったら、自分が白光の玉に包まれて超高速で左回転しているところを想像していくと、当然のごとく時間が逆行してどんどん若返っていきます。ナノマシンによって、そうしたイメージを描くことも容易になるのです。
このように、ナノマシンの導入は、人類を物理的にも霊的にも超進化させる重要なポイントになってきます。

『2040年の世界とアセンション』 第3章 より 吉濱ツトム:著 徳間書店:刊

吉濱さんは、この先は400〜500歳でも生きられる時代がやってくると述べています。
今後20〜30年の間に、信じられないような急速な進化が起きるということ。

「老化を遅らせる」ではなく、「老化をなくす」さらには「若返る」。
まさにこれまでの常識を覆すインパクトですね。

「磁力」をエネルギーに変換できるようになる

今、大きな社会問題のひとつとなっている「エネルギー」。
この分野においても、飛躍的な技術の進化が訪れます。

例えば、夢の技術と言われている「永久エネルギー(フリーエネルギー)」。
吉濱さんは、フリーエネルギーは、もうすでにできていて、現実的なものとしては、第四世代型の原発と海水ウランがあると述べています。

 第四世代型の原発は、もう自家用車と変わらない大きさになっています。しかも軽トラックに積むことができるので、簡単にどこにでも持っていけます。簡単につなぐことができるし、核分裂も起こさないし、炉心溶融もありません。だから究極に安全なのです。
それでビル・ゲイツがこれに一生懸命取り組んでいるのですが、なぜかビル・ゲイツは悪者にされてしまっています。気の毒に、今回のウィルスもビル・ゲイツが撒(ま)いたとかの噂(うわさ)まで流されています。
第四世代原発のためのウランはどこから採るかというと、地上のウランだけでも最低でもあと500年分あるのですが、海水ウランになると、2万5000年先まで供給できるだけの量があります。ほとんど永久エネルギーと変わりません。
ということで、現実次元においても、フリーエネルギーはすでに出来上がっています。あるいは核融合もそうです。

あと霊的な点でニューサイエンス的にいうと、磁力もフリーエネルギーの一種です。
科学者は「永久エネルギーは存在しない」と言いますが、永久磁石はどうなのかということです。あれも十分なエネルギーです。
後々は、磁力をエネルギーに変換できるようになります。
2016年、アメリカで、当時13歳の少年がフリーエネルギー装置を作って大きな注目を浴びました。ニコラ・テスラのテスラコイルにヒントを得たもので、材料はコーヒーの空き缶と電線とコイル2巻、スプーン1本。簡単なコイルの巻き方で空気中の電磁エネルギーを取り込むことによって、半永久的に電気を発生させられるようです。
ニコラ・テスラのプラズマ関係の技術も、あと10年ぐらいでようやく日の目を見るでしょう。

超科学でいうと、空間からエネルギーを取り出せるようになります。空間には膨大なエネルギーが詰まっていて、1メートル四方の空間からエネルギーを取り出せれば、全世界の海を沸騰させることができるほどです。そのエネルギーは超素粒子なのですが、その素粒子もいずれは取り出せるようになるでしょう。
フリーエネルギーの存在がまだ大きく打ち出されないのは、単純に技術としてまだまだ幼いからです。半永久エネルギーさえあればいいわけではなく、どれだけ出力を高められるかが問題なのです。出力と安定性がなければ電気とはいえないからです。

とくに超高度なCPUなどを作るうえでは必須です。
たとえばそのCPUに100のエネルギーが必要だとします。風力発電で100のエネルギーをつくったらそれでOKかというとそうではなく、そこには密度と安定性が絶対に欠かせません。常に100のエネルギーを流すことが絶対に必要で、99.9ではCPUが飛んでしまうため、使えないのです。
自然エネルギーや反エネルギーには、まだそこが弱いという問題があります。
工業系の人たちが自然エネルギーを嫌う理由は、密度を高めて安定させることができないという点にあるのです。
危険だといわれながらも政府や企業が原発にこだわるのは、原発が生み出すエネルギーにはその密度と安定性があるからなのです。
しかし、出力と安定性が低すぎてまだまだ実用化に絶えられないフリーエネルギーも、やがて一気に飛躍するでしょう。

『2040年の世界とアセンション』 第4章 より 吉濱ツトム:著 徳間書店:刊

フリーエネルギーの利用は、すでに原理的、理論的な部分はできあがっています。
後は、技術的な部分が追いつけば、実現可能だということです。

取り出したエネルギーを、100%ロスなく伝達し、貯蔵すること。
そして、必要なときにいつでも取り出せること。

それらの技術的な課題がクリアされたとき、フリーエネルギーの利用は現実となります。
そして、それは意外と近い未来に訪れるということですね。

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地球の波動上昇に乗り、私たち人間がアセンションを加速させる。
そのためには、潜在意識の中にある憎しみ・悲しみ・怒りなどのネガティブな感情を手放していく必要があります。

吉濱さんは、そのためには、それこそ地球の波動上昇にまかせればいいとおっしゃっています。

さらに、地球の波動上昇を上手に活用する、あるいはその過程で苦しまないために、「最低限の健康的な生活習慣」「ちょっとしたワクワク」「エネルギー入力」「適度な労働」「実行機能の開発と実行」「良書からの勉強」を実践していくことだとアドバイスされています。

「アセンションして、目醒めた人間になろう!」

そんな肩に力を入れて頑張らないほうが、逆に、アセンションがスムーズに進むということですね。

自分の内面を見つめて、ダメな部分をあぶり出しても仕方がありません。
それよりも、自分の心や身体が何を望んでいるのかを知り、それに従った習慣を身につけることが大切です。

アセンションはいつでもできる、とはいえ、今は地球自体の波動が上昇しているので、絶好のチャンスといえます。

この流れに逆らって苦しい人生を歩むか、流れに乗って楽しい人生を歩むか。
私たちは、これからの20年で、はっきりと色分けされていくことになるでしょう。

先が見通せない時代だからこそ、“道標”が必要です。
本書は、これからの時代を生きるすべての人にとって必読の一冊といえます。

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