本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『アセンションボディになる』(稲垣説子)

お薦めの本の紹介です。
稲垣説子さんの『アセンションボディになる』です。

稲垣説子(いながき・せつこ)さんは、スターヒーリング・インターギャラクティック・エネルギーシステムのヒーラー(世界初の8名の一人)です。

地球に舞い降りてきた「勇者」たちの歴史

はるか遠い世界で、銀河連邦の「光の評議会」より、銀河連邦の惑星の人々から選び抜かれた「45億人の精鋭」に向けて、緊急メッセージが発せられました。

 銀河連邦は、5次元の星の国々、プレアデス、シリウス、オリオン、アルクトゥールス、アンドロメダなどが中心となって形成されています。
この銀河連邦は全体をまとめる役割を果たしているのが、「光の評議会」です。
この評議会は、男女24名の聡明な長老たちによって運営されています。12名の男性と、そのパートナーである12名の女性です。
その彼らが、地球人類の発した苦しみの信号をキャッチして、精鋭たちに向かってこう語りかけたのです。
「地球人類は、自分たちがおかれた状況を理解できていない。我々は彼らに真実を伝え、解放の手助けをしなくてはならない。そして、地球は人類と共にアセンションを望んでおり、その手助けも必要だ」

その声明に、誰もがすぐに賛同したわけではありませんでした。
公開の場で、長老たちによる議論も交(か)わされました。
地球は銀河連邦に加盟していない惑星であること。地球人は、5次元からの呼びかけに応えられるほど進化していないこと。
そして最も大きな問題は、銀河法典の重要な取り決めに、「自由意志による世界構築と連携において、いかなる生物も干渉することはできない」というものがあったことです。
最後まで疑問が投げかけられたのも、その点でした。「地球人類を助けることは、銀河法典と矛盾するのでは?」というわけです。
そこで光の評議会が出した結論は、なんと「外部から干渉できないのだから、我々が地球人となって彼らを助けるしか方法はない」というものでした。
「自分たちが地球人になる」とは、光の生命体である彼らが3次元の物質の人類の体に入り、人間の赤ん坊として生まれてくることを意味します。
そうすると、5次元の人類である彼らの本質は保たれるものの、地球上ではその高度な能力をうまく活(い)かせなくなります。
そして、地球に生まれた人類が味わう多くの苦痛を理解するために、彼らもまたそれらを体験しなければならないのです。
使命を果たすまでには、何度も生まれ変わりながら闇の中で霊性を向上させ、人類を導く光の道標となっていかなくてはなりません。
当然、長い時間がかかります。それは、愛する者たちとの離別でもあるのです。
現在住んでいる次元とは周波数のまったく異なる、3次元の隷属を強(し)いられた世界。調和の崩れた世界。そこには多くの苦難が待ち受けていて、しかも長い間戻ってくることはできない。
それを聞いて、選(よ)りすぐりの精鋭たちといえども、不安に襲われたのは当然のことでした。

しかし、翌日の評議会で、銀河連邦から地球に救援隊を送ることが正式に決まりました。長老が、「志願するものはいないか」と呼びけます。
「最も優秀で力のあるあなたたちだからこそ、招集したのである。地球で苦しんでいる存在たちを救ってくれないか。犠牲を払うことができる勇者はいないか」
手を挙げたものは一人もいません。
沈黙が続きました。光の評議会が「もう一度尋ねます。誰かが地球に行き、そこにいる生き物を救って下さいませんか?」と告げました。
「すべてを犠牲にして、そこに降りてゆく勇気のある者は?」
運命のその日、光のドームは静まり返って、半時の間、天国は静寂の中にありました。
やがて、ひとりが前に進み出て、宣言しました。
「私がやります! すべてを犠牲にして、地球人を救います。地球人となって苦難に耐え、彼らとともに歩みます。地球人とすべての生き物にとって、地球をよりよい世界にしていこうではありませんか」
その言葉に触発され、そばにいたひとりが、胸を張って、「私も地球に降ります!」と力強く言いました。
ひとり、またひとりと後に続きます。
最終的に、要請を受けた45億人の全員が、地球に舞い降りて、この困難なミッションを果たすことを誓ったのです。
彼らは地球人類を隷属状態から救うと同時に、アセンションを果たすための手助けをする役目も担(にな)っていました。

これを読んで、あなたは何か感じるところがありましたか?
遠い記憶のどこかに、このような光景がかすかに残ってはいないでしょうか?
もしそうなら、あなたこそが、その時の45億人の勇者のひとりなのです。
その勇者たちの姿を感動と共に、涙ぐみながら見つめていた大天使ミカエルは、
「彼女が下に降りるなら、私も一緒に行こう!」
「彼女に行く勇気があるのならば、私も行ってみせよう! 地球の生き物を助けるために、すべてを犠牲にしてみせる!」
と決意されたのです。
あなたの後に続いて、45億人の星の精鋭たちは地球での長い任務に志願したのです。

『アセンションボディになる』 第1章 より 稲垣説子:著 徳間書店:刊

地球は、今、まさに3次元から5次元にアセンション(次元上昇)している最中です。
当然、その住民である地球人も、5次元へのアセンションが求められます。

地球は、何を目的に創られ、これからどこへ向かうのか。
地球人は、なんのために地球に降り立ち、どのような存在になっていくのか。

本書は、銀河宇宙の歴史と、その中での地球と地球人が置かれた状況、アセンションに向けた動きをわかりやすく解説した一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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世界と人類の誕生の秘密とは?

稲垣さんは、私たち人類が誕生した頃の世界をマスター・マーリンより伝えられます。
その中で、私たち人間について、次のように説明しています。

 人類は、創造主によって創られました。
創造主は、私たちを創りあげた時に、神のスパーク(火花)として純粋な神の光で構成され、自在に変身、空中を飛ぶこともできるライトボディを創りました。
現在の肉体では、ハートが神の入り口であり、神の座する所です(下の図1を参照)。

人間のハートチャクラ、マインドには2つの役割があります。
①情報を収集する意識、
②ハートの奥深くにあり、神から生まれた思考を、マインドへと浮上させる、それを司(つかさど)る第三の目、全知識を統合するクラウンチャクラがつながっていて、望んだことを何でも天使たちやディーバが実現してくれる世界。
それが12次元の世界です。
たとえばハートが「滝で遊びたい」と思うと、第三の目がその知識を集中させて、「どういう滝にするか」と問いかけ、「カーテンのような滝」というふうに答えが出たのなら、それを統合させて自然エネルギーに流すと、天使やディーバが協働してお互いの知性の光で自然のエネルギーを使い、みごとな美しい滝を作ってくれるのです。そして、あきるまで水浴びを楽しむことができます。

ディーバも神々であり、精霊よりもっと高次元の存在です。
西洋では「天使」と呼ばれる存在が、東洋では「ディーバ」と呼ばれているのです。
12次元で、天使たちやディーバとは住む世界が違っても、常に一緒にいて、私たちは彼等のクリスタルの神殿に自由に出入りしていました。すべてがゴールドに光り輝いていました。
バラのそばを通って、「あ、バラ!」と呼ぶと、ディーバのバラはこちらを向いて輝いてあなたの状態を読みとり、あなただけのかぐわしい香りを放出してくれました。
自由に創造し、すべてが難なく叶えられていたのです。

よく「天使たちと遊び戯(たわむ)れる」という表現が使われますが、まさに、お互いの光には知性があり、その協働作業は、“遊び戯れる”ことだったのです。
実は、3次元にいる私たちが「ここへ行きたい」とか「これを手に入れたい」と思った時も、上の次元で天使やディーバたちが動いてくれるのです。
でも、なかなか願いが叶わないのは、その存在を忘れてしまったからです。
「神はその姿に似せて人類を創った」といいますが、実は、姿だけでなく能力も神と似せていました。だから、「人間の望みを何でも叶える」と神が約束したのです。

人間のハート、マインド、クラウンチャクラの3つが全部きれいにつながっていると、自然界のすべてが動いて、思いを実現してくれます(下の図2を参照)。
何でも実現できますが、人類は神のスパークでできているので、地球や生きとし生けるものを損なうような悪いことはしません。
「調和と平和」が神のスパークの基本だからです。

ハートの中には、隣人愛や貢献の喜びのパワーがあります。
つまり、ワンネス。すべてと一つということです。
そして、その時は摩擦(まさつ)がなく重力が軽かったので、人類は飛ぶことができ、天使たちやディーバと語り合っていました。
シェイプシフティング(変身)もできて、何にでもなれました。
昔、シャーマンが「壁を越えたい」と思うと、黒豹(くろひょう)に変身して飛び越えたりしましたが、あれと同じことができたのです。

『アセンションボディになる』 第1章 より 稲垣説子:著 徳間書店:刊

図1 ハートが神の入り口であり 神の座する場所 アセンションボディになる 第1章
図1.ハートが神の入り口であり、神の座する場所
図2 ハート マインド クラウンチャクラの3つがつながると アセンションボディになる 第1章
図2.ハート、マインド、クラウンチャクラの3つがつながると・・・・
(『アセンションボディになる』 第1章 より抜粋)

もともと人間は、姿だけでなく能力も神と似せて創られた、とのこと。
空を飛ぶことはもちろん、姿を変えたり、望む現実を創り出すこともできたということです。

ただし、それには条件があります。
ハートを土台にして創造主とつながる必要があるということ。

地球では、過去にも、アセンションのチャンスは何度もありました。
しかし、そのたびに失敗してきたのは、創造主との回線が切れていたのが大きな原因のひとつです。

アセンションのために始めてほしいこと

アセンションとは、3次元から5次元に行くことです。
稲垣さんは、そこはパラダイスであり、隷属支配がありませんと述べています。

 今、地球には再びアセンションのチャンスが訪れていて、大天使ミカエルは、「地球のアセンションを急ぎたい」と考えています。
なぜなら、5次元になると、カルマも病(やまい)も一瞬にして消えるからです。
アセンションしたあと、おそらく人はあまり眠らなくなるでしょう。

「そう遠くない、そんなに待たせない」とミカエルは言っています。
そして、私たちは今回、肉体を持ったままアセンションすることができます。
ブッダやキリストなど、かつてのアセンデッドマスターたちでも、死後でなければアセンションできなかったことを思うと、これは大きな特典です。

そして、これは惑星に何度も訪れる2万6000年のサイクルのひとつの終了でもあるので、そこまで明確ではないけれど、ひとつのゲートのようなものはあるのです。
地球は今後、アセンションしてパラダイスに向かうことになるで、まだこの次元にとどまって闇やカルマを体験したいなら、肉体を離れたあとは、用意されている別の惑星に行くことになります。
次の機会は2万6000年後です。
現状では、ゲートを意識しなくても、日本人の7割は行けるとのことです。
でも、その人たちは蓄積があるのです。過去生でも霊性を意識してトレーニングしていたとか、神に向かう人だったとか、奴隷状態の中でも神を忘れないで良い方向を選んで生きていた人々が多いのです。
日本人はアセンションする人が多いと思います。
今の日本人にはリーダーになる人、灯台になる人が多く生まれているはずです。
日本はアトランティスのトート・ヘルメスの洗脳を受けずに済んだ国なのです。
サナート・クマラたちが最初に降り立った、神聖な光を持つ土地なのです。

こと座の星、いわゆる自分たちのふるさとは壊滅したので、当時私たちがいた12次元のコロニーはもうありません。
でも、ベガやリラなど、こと座の名前にふれたり、星を見上げた時に魂が反応するのです。星は、すべてが意識体です。ただまたたいているのではなく、星は意志をもってきらめいているのです。だから、自分が呼べば応えるのは、ある意味当然です。

みなさんに伝えたいのは、特殊な人だけが星や大天使と語り合っているのではないということです。
「あなた自身が意識を向ければ、全員がそういう存在と語れるのよ」と、私は声を大にして伝えたいのです。
宇宙が高さ1メートルぐらいの球だとすると、今の私たちは下からわずか2センチの世界しか知りません。その中で「あの人がこう言った!」というような狭い領域の中で一喜一憂しています。それは、闇に閉じ込められ、先祖からカルマと自分のカルマの山に埋もれているからです。
アセンションは、「残りの広大なる宇宙次元にそろそろ生きましょう」というお誘いですが、それにはまず、コミュニケーションから始めてほしいのです。
自分自身のハイヤーセルフ(高い次元の自分自身、内なる神)との会話です。
私たちは直接、創造主とつながっているのです。
その次には、地球です。
地球は生きているのです。優しい寛大な美しい女神です。

レディ・ガイアとつながるのは簡単です。
自然の中での公園のベンチ、あるいは一人のお部屋で話しかけてみてください。
彼女はあなたが意識を向けると、すぐに喜んでコンタクトしてくれますよ。
レディ・ガイアは、私たち一人ひとりを特定認識しています。
それをもっと知ることです。みんな地球に確かに住んでいるけれど、無機質な土の塊(かたまり)で、心が通い合うなんて思っていませんね。
でも、レディ・ガイアは私たちを深く深く愛し続けているのです。
そして来たるべきアセンションの時には、全員でシフトしたいと強く念じているのです。

『アセンションボディになる』 第2章 より 稲垣説子:著 徳間書店:刊

このタイミングでのアセンションは、必須ではありません。

まだ眠ったままでいたい、この3次元世界を楽しみたい。
そういう人は、今の地球に似た惑星に移って、次のアセンションのチャンスである2万6千年後まで、そこで生きることになります。

アセンションするか、しないか。
今まさに、私たちは例外なく、そのどちらかを選択することを迫られています。

死は、神様ではなく、人間が生み出したもの

私たちは、この地球上で何度も転生を繰り返しています。
その数は、平均250〜300回ともいわれています。

稲垣さんは、その度に先祖が果たせなかったカルマを肉体に宿すことになる、と指摘します。
カルマとは、罰ではなく、「果たせなかった感情」のことです。

アセンションするには、このカルマを手放していくことが重要です。

 私たちは、悩みとか嫌なことがあると「落ち込む」といいますが、それは沈む感じがしますね。本当に沈みます。重力は下に向いているので、体重も重くなっているのです。悩んでいる時は体重が重くなるのです。重力(グラヴィトン)が重みを増すのです。
もともとの私たちは、空を飛ぶこともできたし、若々しく不老不死でした。ライト・ボディは軽やかだったのです。
ところが、重力が増すということは、エネルギー体も押しつぶされるわけですから、歪む段階で、まず私たちは眠りを創りました。
眠りの中に逃げて元に戻ろうとした、リセットするようにしたのです。

でも、眠りくらいならまだましでした。
それでも完全リセットができなくなった時、ついに「死」というものを生み出しました。
第2章にも書きましたが、「死」は神ではなくて、人間が生み出したものです。
これは覚えておきましょう。
レムリアの最初の頃は、本当に不老不死に近かったのですが、アトランティスで、寿命は7000年から1万年になっています。そして現在は100年くらいです。
いかに次元が落ちたか、寿命をみてもわかるのです。

波動がどんどとん落ちていくと、比例してカルマが溜まっていきます。
リセットしてもカルマは残るし、ついでに両親の負の遺産と先祖からの膨大なカルマも持ってくるからです。
そして、ダークロードたちは、人類が正当な霊界に帰れないように、ここでもトラップをしかけました。
それが霊界のふりをした「幽界」です。
本当の霊界に行くと、体験したものはすべて叡智の真珠となります。
イリュージョンの世界で自分のしたことの意味がわかると、もう同じ過ちは繰り返しません。完全にリフレッシュとリセットされます。
そして次の体験のために「転生」します。
これが本当の霊界です。次に何を体験するか、自分の意志で決めることができます。

ところが霊界のふりをした「幽界」には罠(わな)があり、あなたが生前に信じていた偽物の神様までも出てきます。
光までまとっていますが、本当の光ではありません。
幽界へは、記憶喪失のまま行って、記憶喪失のまま戻るような感じです。
記憶喪失のまま、今世に戻ってきます。
完全にクリアにされない、リフレッシュされないのです。
そうすると、地球➡幽界➡地球、そしてまた地球➡幽界と、ぐるぐる何度も巡ります。
これがカルマのループです。このことを輪廻(りんね)といいます。
本来、輪廻と転生はセットではないのです。
転生は、自分が人生のテーマを選び、転生先も選び、もちろん、それを自覚しています。カルマが雪だるまのように積もっています。
幽界にいる閻魔様や、地獄の番人牛頭(ゴズ)と馬頭(メズ)、あれも罠です。
あれは宇宙のならず者たちです。
でもその幽界も、光の戦士たちが消去してくれたので、ほとんど残っていません。
やっと直接霊界に行けるようになったのは、つい最近です。
閻魔大王などのならず者は、光の戦士たちがやっつけました。今死んだらまっすぐ霊界に行けます。

闇の者どもは、インプラントやコードを通して私たちをコントロールしています。
「いい子になろう」と思っても、自分の嫌な部分を思い出して罪悪感や孤独になったり、すごくいいアイデアが浮かんでも、「お金が」とか「でも世間が」、「うまくいかないよ」などという声が聞こえて、「私なんてたいしたことがない、どうせできないわ」と中途半端に諦めたことはありませんか?
私たちは闇の者どもやDNA操作のできるアヌンナキ等によって、私たちが分からないと思って、本当に失礼なことをされているのです。
体の中にも、ルシファーやレプティリアン、ドラコニアンなどによって、奴隷のインプラントだけでなく、本来の能力を抑制するコードが400から500も埋められているのです。いつ、どこで、誰に埋められたかは各自違いがあります。
そうしたインプラントやコードを、私は、第4章でお伝えする、米国のケリー・ハンプトンが12次元の大天使ミカエルのチャネリングで体系化した「スターヒーリング・インターギャラクティック・エネルギーシステム」というヒーリングを行う中で目撃しています。インプラントやコードをはずしたあとの姿も追跡調査しています。

インプラントは人の脊髄や、右の腰に埋め込まれています。
またDNAの中には、真実と偽りが判断できなくなるDNA操作がされています。
これは、私たちでは認識できないエーテル体にもありますので、本当に卑怯な奴等だと義憤にかられます。
それだけでなく、自分がカルマの中でつくってきた今世と過去世からの、真実以外で使った低レベルの周波数のホコリなどもいっぱい溜めています。
その中であっても、真実の愛で使った美しい魂のかけらも、キラキラと輝いて残っています。

サイドワインダーという、砂漠に住む横向きに進む習性のあるガラガラ蛇が、人類の意識に挿入されていました。
エーテル体にも、DNAの中にも入っています。
ドラコニアンやレプティリアンDNAを操作できるので、そうしたコードが、誰にいつ、どこで入れられたかは不明です。人それぞれ、生きた時代によっても、場所によっても違います。
それを自力で全部はずして次元上昇したのが、アセンデッド・マスターたちです。
それを自力でやってのけたことは本当に素晴らしいと、スターヒーリングの体験をとおして、改めて尊敬の念を抱きました。

『アセンションボディになる』 第3章 より 稲垣説子:著 徳間書店:刊

図3 霊界に見せかけた幽界の罠 アセンションボディになる 第3章
図3.霊界に見せかけた幽界の罠
(『アセンションボディになる』 第3章 より抜粋)

本来の私たちは、死ぬ必要がない存在でした。
しかし、輪廻転生を繰り返すうちにカルマが溜まっていき、波動も落ちてしまい、3次元という牢獄のような不自由な世界に囚われてしまいました。

稲垣さんは、自分自身でこの生き地獄とされているカルマのループを断ち切るには、ハートの神の座で考え、浮かんでくるさまざまな先祖のカルマの暴発する感情を次々に光に包んで手放していくことだと述べています。

大天使やアセンデッド・マスターの力を借りるには?

アセンションは、ひとりでやっても勝ち目はなく、やろうとしても、すぐに足元をすくわれてしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか。

稲垣さんは、自分の内なる神、ハイヤーセルフを基盤として、大天使、セラフィムなどのいわゆる熾天使、アセンデッド・マスター、地球(レディ・ガイア)、プレアデスの光の使者にサポートをお願いすることだと指摘します。

 人間は本来、邪魔なインプラントや先祖のカルマなどが付いていなければ、明るくて、朗らかで陽気な好人物です。暗い人やうつの人など、一人もおりません。

今回のアセンションも、結果としては、そうやって彼らを総動員してサポートしていただいて「邪魔なものは取ってもらう」のがベストです。
膨大な数のマスターたちが、あなたの依頼を今や遅しと待っているのです。
本人の願いや意志などがないと、手が出せないという宇宙の大法則があります。
だから、あなたが「力を貸して」と言わないとだめなのです。
取ってもらうものは何かというと、「創造主へつながるマインド以外の分離したすべての自分の思い」です。

昔は神と一つだったマインドに、後から入ってしまったいろいろな哲学、形而上学、理論、人を見下す意識、被害者意識、罪悪感に無価値感、そうしたものを全部取って下さいとお願いすればいいのです。
お願いすることをすっかり忘れていたり、「願ってはいけない」とか「私ごときが」とか、そんなつまらないことを思っている場合ではありません。
あなたはそもそも神の素材でできているし、神の能力ももらっています。
それに大昔はいつも天使やディーバにお願いして具現化していたのですから、遠慮せずにサポートしていただくことです。

やり方は簡単です。
ひとり静かにすわって、呼吸を整えて、顎を少し引き、両肩の力を抜いて背中を自然にまっすぐにします。
そして足を床につけて、神に向かい「すべては一つ」という意識をして下さい。
自分の呼びたい存在、たとえばセラフィムやマスターの名前をお呼びします。
知らなければ、あなたの内なる神、ハイヤーセルフにしましょう。
そして、「自分がいらないものを取って下さい」と頼むのです。

「大天使ミカエル、あなたの深いブルーの光でプロテクトして下さい。
私をプロテクトして下さい。
私のハイヤーセルフ、ハートで想い、マインドに焦点をあて、
クラウンチャクラで統合、そして神につながる。
この道が神の道なんですね。分かりました。
じゃあ邪魔なものを全部取って下さい。
神の光に包まれて、愛に包まれて」
とお願いしてもいいですね。

「大天使ミカエル、あなたの深いブルーの光でプロテクトして下さい。
大天使ラファエル、私のもとへ来てください。
私は今、とても疲れています。どうぞ、楽にして下さい。
神の光に包まれて、愛に包まれて」

そして、エメラルドグリーンの光に全身を包んで、ゆっくり呼吸をして下さい。
これでいいなと感じたら、「大天使ミカエル、大天使ラファエル、ありがとうございました」と御礼を言って下さい。

これで終わりです。お昼の休憩時間や夜、眠る前でもいいですね。

私たちは神の子なので、何でも呼び寄せてしまうことができます。低レベルの輩(やから)や動物の姿をまとった邪霊も、神になりすまして、神を名のり入ってくることがあります。
アストラル(感情)界の存在は、誰もアセンションしていませんので、気をつけましょうね。支配的であったり、脅したりする時は要注意です。
「神と聖なる至高の存在の名のもとに、あなたは◯◯◯◯ですか?」
3度にわたり何者であるかを問うたなら、正体を表すか立ち去らなければならない法則があります。何かが怪しいと思ったら使って下さい。
あのサナンダ・クマラも、彼の説いたシンプルな真理は、分裂したマインドを持つ多くの人々の抵抗に阻まれ、苦戦しました。
サナンダでも手を焼いたのに、一般の私たちが、あの頑迷さと戦うのはどう考えても得策ではありません。
昔の私たちは、自分が思ったことに集中し、統合するだけで、天使たちが喜んでそれを実現してくれました。それをとっくに忘れてしまって、ままならない現実でストレスを抱えている人が、なんと多いことでしょうか。
「ハート、マインド、クラウンチャクラをもとに戻してごらんなさい」と伝えたいのです。
ズレを直して一直線につなげたら、神は養ってくれます。

見えざる世界を語るスピリチュアルリーダーを見分ける一つの目安は、「お金に困っていない」という視点です。
ハートで生きたら、豊かさは来るのです。
スピリチュアルな人は、元来お金に燃えないので無理もないのですが、お金に不自由している人は、不要なものを外せずにいるのかも知れません。

『アセンションボディになる』 第5章 より 稲垣説子:著 徳間書店:刊

神様や天使、ディーバは、これまで多くの人たちに想像上の存在と思われてきました。
しかし、これらの存在は、目には見えなくとも確かに存在し、私たちが求めれば、いつでもどこでも助けてくれます。

考えるのではなく、感じること。
ハートを土台にして、ハイヤーセルフ(内なる神)とともに、これらの存在ともつながって、いつでもサポートを受けられるようにしたいですね。

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稲垣さんは、「覚醒」とは、アセンションするか、しないかの決断の期限だとおっしゃっています。

今回のアセンションは、西暦2000年が一応のめどになっていて、2012年で3次元は終了し、この先20年は5次元への移行期間となります。
今が、まさにアセンションするか、しないかを決断するタイムリミットです。

次のアセンションのチャンスは、2万6千年後。

地球は、5次元へのアセンションを決めており、すでに移行中です。
私たちも、その流れに乗って、まったく新しい“5次元の自分”を目指したいですね。

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