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本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『宇宙人として生きる』(グレゴリー・サリバン)

お薦めの本の紹介です。
グレゴリー・サリバンさんの『宇宙人として生きる』です。

ホログラム・マインドII 宇宙人として生きる (veggy Books)

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グレゴリー・サリバン(Gregory Sullivan)さんは、アセンション・ガイド、ETコンタクト・ガイド、著者、音響エンジニア、音楽プロデューサーです。

「アセンション」とは?

地球は、今、「アセンション(次元上昇)」の真っ只中にある、と言われています。

アセンションとは、高次元宇宙とのダイレクトな繫がりを取り戻すプロセスのことです。

よく聞かれるようになったとはいえ、その意味を正確に理解している人は、まだ少ないでしょう。

 アセンションは、二つの概念として整理すると理解がしやすくなります。このセクションでは「対の言葉」を使ってご説明します。アセンションを知る大切なキーワードは、意味をねじ曲げられていることも多いため、再定義をする必要があるのです。三次元世界でのゲームプレイヤーである私たちに、見えないところから様々な影響を与えている2つのグループの存在があります。
反対言葉1 「エイリアン vs ET」
アセンションの大事な背景、みなさんがよく知っている宇宙人に関係するキーワードの整理から始めましょう。まずは「エイリアン」と「ET」です。これらは曖昧で同じようなものとして一般の間で理解されている現状かありるす。どちらも宇宙人の意味を示す単語ですが、本当はベクトルが全く異なるものなのです。
英語で「エイリアン」は、“外部のもの”もしくは“あるシステムにとって不自然な部外者”という意味です。一方で、「ET/Extra Terrestrial(地球外知的生命体)」は、スティーブン・スピルバーグ監督の映画をはじめ、どちらかというと科学的なニューアースを中心とした宇宙人の世界、もしくは友好的な宇宙存在のことです。長年隠されてきましたが、地球は実際に「エイリアン」がコントロールする世界でした。この事実はようやく認識されてきました。このように二つのキーワードを正しく理解すると、非常にシンプルにアセンションの現状を整理することができるのです。

反対言葉2 「アルコン vs ガーディアン」
エイリアンとETは長い時間をかけて一般にも普及した単語ですが、より専門的なアセンション用語として「アルコン」と「ガーディアン」があります。
アルコンは、今まで通りどんな手段を投じても人間への支配を継続したい存在たちです。よく耳にする様々な問題(アブダクション、宇宙犯罪)を地球に持ち込んでくるアルコン・ネットワークの中にも巨大なヒエラルキーがあり、全体として人間の進化を阻害する「ネガティブ・エイリアン・アジェンダ(NAA)」を遂行させようとしています。アルコンの部下たちは「闇の権力(イルミナティ)」と呼ばれ、人間とアルコンの遺伝子を操作するなど、地球での不正を繰り返し、人間を見えない領域から完全にコントロールしてきました。
ガーディアンは、人類の進化や地球の成長と解放をサポートしている存在です。ガーディアン・ネットワークは「銀河ファミリー」「銀河連盟」などと呼ばれ、いつも私たちを見守ってくれています。この地球に生きるすべての人が彼らのサポートを受けているのです。しかも、ガーディアンは、私たち一人ひとりの自由意志の尊重を最重視し、ある一定のところまでしか介入しないように注意深くサポートしてくれています。
“一定のところまでしか介入しない”という姿勢はとても大きなポイントで、これは「宇宙の自然法則 Natural Law」と呼ばれています。人類を含む全ての宇宙存在は、自由意志のもとに生きる権利があり、無理やり介入してはならないというものです。
ガーディアンの具体的な活動は、地球レベルや個人レベルのいずれも、「無断侵入するエネルギー取り除く」ことを目的としています。アルコンが侵入してきた影響による不正なエネルギーの流れを修復したり、ネガティブなエネルギーに対して無防備な人々の護衛もしてくれているのです。

反対言葉3 「アースシード vs スターシード」
ガーディアンから見ると、地球に住む人々は主に2つのタイプに分けられます。それが「アースシード」と「スターシード」です。
アースシードは、地球における経験が豊富で物質世界での暮らしに困ることが少ない存在です。逆に宇宙の経験はほとんどない魂であり、地球での魂の学びや成長のスピードについては比較的遅い傾向があります。遅いかからと言って劣っているというわけではなく、ただ単に魂の性質がかそうであるというだけのことです。
スターシードは、宇宙における経験を豊富に有し、アースシードをサポートする役割かある魂です。地球全体の波動を上げるためのライトワーカーを演じているとも言えますが、一方でアースシードのような地球での経験が少ないため、この次元にグラウンディングしにくく、この地球で苦労することが多い魂でもあるのです。

歴史の多くは意図的に消されており、人類のルーツは私たちが辿ることができないように操作されています。私たちは本当のルーツが全く分からなくなり、地球人類は現在もアイデンティティのない文明になっています。歴史の真実や伝統を守り続けてきたシャーマンたちも、様々な時代で表舞台から排除されてきました。これも当然アルコンが展開している地球支配の流れです。
そのため、私たちは宇宙には簡単につながることができず、故郷の記憶を失ってきた経緯があります。今の経済・金融システムや限りある資源(例えば石油産業)が貧困意識をもたらし、コントロールを許してしまっているのです。地球で生きる大半の人が、このマネーゲームの世界を必死に生き残ろうと日々あくせくしています。しかも、私たち人間が宇宙の神秘を体験する余裕がなるなるように、この状況は計画的に仕掛けられているのです。
つまり、わたしたちが最も理解するべき点は、コントロールの仕組みは「そもそも地球外で始まっている」という事実に他なりません。近年、闇の権力の裏にある意図や計画がようやく明るみに出るようになってきました。この制限された世界から解放されるために多くの光の存在が動いています。

ところで、私たちはどこに向かっているのでしょうか?

世界中の人々は、“新型コロナウイルスショック”による体験を通じて、ある意味で一つになったと言えるでしょう。わたしたちが迎えた2020年は大切な分岐点であり、従来の古い思考パターンと低レベルのプログラムを完全に手放して切り捨てるチャンスなのです。巷に蔓延る陰謀論を注視しすぎることなく、明るい宇宙の未来にフォーカスしましょう。今こそアセンションの本番に突入しているのです!

本来のアセンションは、高次元宇宙とのダイレクトな繫がりを取り戻すプロセスのこと。これはどうしても時間がかかってしまうものです。急いで努力をするよりも、コツコツと毎日を積み重ねていき、そのゴールを目指せばいいだけなのです。そうすることで、本来皆さんがもっている大きな実現力を思い出すことができ、フル活用していくことができるようになります。

『宇宙人として生きる』 イントロダクション より グレゴリー・サリバン:著 キラジェンヌ:刊

地球がアセンションを進めるのなら、そこに住んでいる私たち人間も、当然、アセンションしていく必要があります。

本書は、マニュアルのない世界を築いていくためのプロセスであるアセンションをサポートするためのマニュアル本です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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統合から分離へ、そしてまた統合へ

サリバンさんは、銀河の中の知的存在、ワンネスの中にありながら一人ひとりが独自の意識を有していて、ソースの源から次第に離れていき、分離の極限である意識の持てない星屑へと向かいますが、やがて方向を転換し、再びソースの源へ帰っていくという大いなる生命の旅を繰り返していると述べています。

統合から分離へ、そしてまた統合へ。

この美しいリズムこそが、宇宙全体の多次元的物理で「コズミック・パルス」=全ての宇宙の脈と呼ばれています。

 おもしろいことに、私たちは今一番創造主(宇宙のコア)から遠いところから、Uターンして帰っていくところなのです。このUターンの運動こそ「アセンション」です。夕日と朝日が最高に美しい時間であるように、このドラマチックな時期を体験するタイミングで、私たちはこの地球ガイアに生まれてきたわけなのです。

今の地球の物理次元は、創造主からかけ離れ、とても重苦しい状態に陥ってます。私たち人類は自由意志が奪われ、アルコンたちによるコントロールが蔓延し尽くすという状態がここまで進行してきました。宇宙の中でも珍しい状況だったのです(初めてのことではないですが)。
この大きな背景をつぶさに見てみると、現在の問題の多くは人類のコントロールを絶対に手放したくない存在が原因を作っていることがわかってきます。地球が本来持っている自由を取り戻し、私たちが故郷である源の意識へと戻られては致命的に困るパラサイト的存在が、ありとあらゆる形で私たちの進化を食い止めてきました。
その意味においては、地球はハイジャックされてきた惑星であると言えるでしょう。陰謀論だけをかいつまんで部分的に調べても、宇宙意識アセンションの全体図はなかなか見えてきません。ありがたいことに、2020年以降は地球の脱皮・次元上昇がどんどん加速していきます。アルコンたちは、これまでのように私たちにアクセスすることができなくなっいていくことでしょう。

惑星アセンションこそ、私たち人類の集団としてのゴールになりますが、そのためにもまずは目覚めかけているスターシード達の個人レベルでの理解が必要になってきます。その第一歩が、「自分は絶対的な宇宙の一部なのだ」という自覚を芽生えさせるです。

これからは、すべての超古代からの教えと最先端の宇宙からのガイダンスを融合させて、私たちの日常生活の中に取り入れていくことになります。集団アセンションのゴールは一つですが、各自が歩むすべての道のりは自分しか体験できない特別なものです。そして、体験こそがこの地球上での人生の最高の贈り物です。この宇宙次元と人間社会を上昇させる共同創造は、スターシードたちの本来のミッションでもあるのです。世界中に、封印されしまい目覚めていないスターシードがいるのは、実にもったいないことです。
集団のアセンション展開は、大半の部分までシフトを完了しているので、これから先の個人としての課題は、その変化を落とし込んで昇華する「インセンション」を進めていくことになります。

・2001年「911事件」・・・・アルコンのNAAが本番のアセンション展開を阻止するためにアグレッシブに動き出しました。

・2013年以降・・・・ガーディアンETたちはアルコンネットワークを差し止め、新しいアセンションのエネルギーグリッドを構築する活動が進んでいきました。

・2017年12月・・・・ガーディアンたちが完全に地球のタイムラインを安定化し、アルコンが目指す完全な支配や天変地異による「人類滅亡」のタイムラインは実現不可能になりました。

・2018年以降・・・・非常にスムーズに地球の上昇は進行しています。

自分自身をマスターする。人生の全ての場面でベストな自分である。そのためには、宇宙的なバランスを日々の行動の中で実践していくことが必要となってきます。かつては、特別な修行を行なった覚醒者たちが先に歩み、道を開いてきました。そうした先人たちのおかげで、現在はその道は誰もが歩くことができる広い道になってきました。そして、一般人でも日常レベルで覚醒の世界を体験できるようになったのです。

映画『スターウォーズ』シリーズに登場するジェダイたちは、「創造主(ソース)」とつながりながら、永遠なるフォースの力を使い、様々な場面に対処していきます。皆さんもぜひジェダイになってください。

また、これまでも様々なスピリチュアルの概念や有名なスクールがありましたが、次のフェーズに移る必要があります。今までように、グル(指導者)や師匠にずっと付き従うやり方は本当に古いのです。これからは、未来型の気づきを得ていきましょう。「NO GURU」、つまりは自分自身がグルになるのです。これは、自分が主体者になるということに他ならず、意識的にも物理的にも自分で段取りを決め、自分本来の力に目覚めていくのです。

何事も体験が先に立ちます。その時は本質を理解することができなくても、あとからできるようになるものです。現在の人間界のプログラムに慣れていると、しっくりこないことが多いかもしれませんが、未来型の高次元存在はこの方法を好むのです。日本人は、「全てを知らないと不安になる」という真面目な人が多いのですが、不完全なままでも大丈夫であることを理解してください。そもそもアセンション自体が、現在進行形のプロセスなのですから。

『宇宙人として生きる』 Chapter 2 より グレゴリー・サリバン:著 キラジェンヌ:刊

宇宙的な視点からみると、地球は分離の極限から、創造主(ソース)に向かってUターンしたところ。
まさに地球の歴史上、未曾有の大転換期を迎えています。

次元上昇に乗ってアセンションしていくか、乗り遅れてディセンション(次元降下)していくか。
いわゆる「二極化」が進んでいるのが、今の地球です。

どちらの地球を選ぶのかは、私たち個人個人の選択に委ねられています。

「アウェイクニング(目覚め)」と「アクティベーション(起動)」

自分の中の宇宙意識に目覚めること「インセンション」と呼びます。

サリバンさんは、インセンションとは「個人的なアセンション・ワーク」であり、魂を磨き、内面の影を解放する「シャドウ・ワーク」のことだ述べています。

インセンションには、「アウェイクニング(目覚め)」「アクティベーション(起動)」の二つのステージがあります。

 簡潔に言ってしまえば、アウェイクニングは“気づきの始まり”で、アクティベーションは“実践”になります。今、人びとはどんどんと自然に目覚めている状態にあります。しかし多くの人々が「気づき」の段階で止まってしまっているのです。映画『マトリックス』のシーンで説明すると、コントロールの世界から解放されるために赤いピルを選ぶことが“気づき”であり、そのピルを飲んで新たな世界を生き始めることが“アクティベーション”であると言えます。

本やインターネット検索から知識を得ることは単なる入り口に過ぎず、知り得たことを日常生活に生かすことがアクティベーションなのです。これを難しく考える必要はありません。あなたの手の届く範囲からでよいのです。「家族や友人のことを想い、何かをする」「他人や社会に尽くす」「任務を果たしていくこと」などを実践していきましょう。どんな社会にいても、アクティベーションは可能なのです。
(中略)
多くのスターシードは、宇宙意識に目覚める前、“地球から逃げたい・・・・・、ひきこもってしまいたい・・・・・”という心細い気持ちになってしまうものです。
自分のハートのガイダンスを通して、宇宙ファミリーとコンタクトを試みていくことで、自分は孤独ではないということを実感し始めます。様々な日常生活の中で、ETガイドたちから左イートを感じたり経験したりすると、心のどこかで願いつつも存在してるはずがないと思い込んでいた宇宙ファミリーの存在に確信を抱き、自分に大きな安心と可能性を感じるようになります。この本を選んだあなたの魂は、そのサポートと宇宙との交流を望んでいるはずです。

「ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル(魂の暗夜)」とは、辛く精神的な試練のこと。多くのライトワーカーたちは人生の中で、一度はこの試練を経験しています。アセンションのステージが大きく変わっていく時であり、スピリチュアルな活動をしている方にとっては、より深いスピリチュアル・ライフへと層が変わっていくタイミングです。これも古代から続いている聖なる「イニシエーション」の修行です。

魂の暗夜には3つのパターンがあります。

●内面的な試練。主に本人しかわからない部分が多く、辛く苦しい影響が本人の範囲だけに起こる。

●自分の内面だけではなく、社会的あるいは物理的な影響が限られた場面や相手にしばらく現れている。

●本人の生活が大幅に変化させられるパターン。一番辛く対応が大変。離婚や転職、引越など基盤となっていた状況から強制的に追い出されるようなことが展開する。それはまるで人生の脱線事故さながら。役目が大きい活動者やグループ・リーダーたちは、これをよく体験しています。

しかし、“辛い、大変”と思うことすべてが魂の暗夜の時期ではなく、個人レベルもしくは社会や自然現象のマクロレベルのタイムラインが大きくシフトするタイミングでもあります。それではなぜこのような現象が起こるのでしょうか。
あなたの魂の学びのステージが一つ完了していても、ほとんどの人は生活の中に意識が埋没し、その一つの卒業を自覚できずにこれまでの延長を繰り返していることが多いのです。これを適切に次の環境や精神的な成長に相応しい領域へと運ぶために起こります。人間の行動は本当にすぐに「これまでの癖」の方へと戻ってしまうことが多いため、強制的な変化が起こることで、動かざるを得なくなることで前へと進める人が多いのです。

私の場合、何度か訪れた魂の暗夜の時期、まさに死にかけそうな状況に陥っていました。魂の暗夜が突然やってくるため、何も理解できないまま変化のジェット・コースターに乗りこんでしまい、パニックを発症してしまったのです。これは自己認識において「破壊と創造」のプロセスが起きていることに他なりません。新しい自分へとサイズアップしていくためには、今まで信じていた世界かグラグラと根本から揺れ動く中で、自分のインナー・シャドウを手放すべきエゴに向き合うことが必要となります。

このように起きる数々の試練は、一見すると無理難題なものに思えるかもしれません。しかし、どんな試練であっても、その時の自分を成長させるのに一番相応しいものなのです。そして、あなたがクリアできないテストなどやって来ないのです。焦らず、慌てず、少し冷静に俯瞰して見てみると、本当は簡単にクリアできるものだったということに気づきます。これを理解し、安心してほしいのです。ただ厳しいだけの努力ではなく、ある見えない境界線を超えるためのエネルギー的なプロセスなのですから。そうすることで次のステージに移行できるのです。

今の世の中には、アクティベーションしているスターシードはまだマイノリティーの存在です。スターシードの多くが体験するジレンマは、大きな潜在能力を持ちながらも同時に共感力も強すぎて、思うように身動きがとれなくなってしまうことです。自分のグラウンディングが安定する前に、他人や環境からの刺激やエネルギー無防備に吸収しているからです。このような質を「スポンジ人間」「エンパス」または「HSP系」と言います。生命体のエネルギーフィールド(オーラ層)は、スポンジのように柔らかく波動の情報が常に外部から出入りしている空間です。
波動の原理では、古いエネルギーが留まっていると新しいエネルギーが入りにくいのです。個人のエネルギー場であるスポンジがクリアになるほど、本当の高次元の情報を受け入れるようになるのです。これを理解することはとても大切です! ここにアセンション・マスタリーの鍵が秘められているのです。今後の経験にも役に立ち、以前体験した多くの謎も解明されていくでしょう。

スターシードたちは地球人類の新しいテンプレートを根付かせていく存在です。まずは、自分のエネルギー体であるスポンジの中に、無意識のうちに吸収してしまった汚れを洗い落とすことが重要です。このクリアリングによって、新しいエネルギー、真実の周波数を吸収していくことができます。スターシードがそこに存在しているだけで、地球のエネルギー場の解放をサポートできるようになります。これかスポンジ人間の良好なあり方なのです。エンパスであることを明確に自覚することで、インセンションの展開にうまく乗り、エンパスを意図的に使えるスキルとして切り替えていくことができます。

スターシードには「ライトワーカー」と「ライトウォリアー」の2種類があります。ライトワーカーの情報によく触れると思います。自分の畑以外のフィールドに介入することはあまりなく、多種類のタイプがあります。ここに生まれ、自分のライフプランを生きること自体が基本のミッションです(私の前著『ホログラムマインド Ⅰ』にタイプの分類など詳しく説明しています)。本書では情報がとても少ないライトウォリアーについて詳しくお伝えします。この本に惹かれた方は、実はライトウォリアーである可能性が高いのです。

●ライトワーカー・・・・・人間や世界の中にある美しさ、愛、光に注目する光の働き手

●ライトウォリアー・・・・人間や世界の中にある不正義、理不尽、問題に注目する光の戦士

地球のアセンション計画の中では、魂の個性によって役割分担が行われます。その中で上下関係は全くありません。ここではライトワーカーとライトウォリアーの主な人生のテーマの違いについて理解を深めてください。

ライトウォリアーの魂の性質は、宇宙の法則や真の光の周波数をこの三次元界で守ることです。そのため、宇宙の法則を無視する「宇宙犯罪」を起こす存在たちと対面したり、回収したりする活動に関わることもあります。アルコンにとってはもっとも厄介なスターシードたちなのです。ライトウォリアーたちはマンションの管理人のように、いろいろな畑を見張る責任があり、何らかのリスクを伴うミッションを受け取ることがあります。

「スピリチュアル」と「陰謀論」の二つのジャンルは切り離せないため、ライトウォリアーたちが担う“社会の闇”について知っておくことは非常に大切です。
隠されている、あるいは深い真実を知る存在はアルコンにとっては本当に厄介であるため、多くの妨害が行われています。その妨害を知らないうちに受けて、ライトウォリアーたちは最近まで「認めてもらえない」という忸怩たる思いを抱くことが多かったのです。
それでも、彼らの守護霊にはもっともパワフルなETグループである、七次元存在のシン族、シリウス族、アンドロメダ族たちがバックアップしています。ライトウォリアーたちがガイドの存在を認識してなくても、介入しない形ではしっかりとサポートを続けてくれています。

ライトウォリアーたちが体験する試練はもう一つあります。「現実は自分の意識が作っている」という考えは一理あるのですが、「闇の存在などこの世界には存在しない」「光だけを求めていたい」という主張をうっかり受け入れてしまったり、ライトウォリアーたちの存在やミッションそのものが打ち消されてしまったりする危険性があるのです。そうなると、一番理解して役目を受け止めてくれるはずのスピリチュアルの世界から除外されてしまう場合があり、それはとても辛いことです。しかし、自分自身でその価値や意味を見出し、勇気をもってライトウォリアーとして存在していることがもっとも重要なのです。

『宇宙人として生きる』 Chapter 4 より グレゴリー・サリバン:著 キラジェンヌ:刊

スターシード、その中でもライトウォリアーは、人類のアセンションへと進む道の先頭を歩む人たちです。
まさに、戦場の最前線に飛び込んでいく”戦士”そのものですね。

この情報に触れているあなたも、おそらくライトウォリアーの一人です。
今は、困難に囲まれて、生きにくい状況にあるかもしれませんね。

でも、ここでくじけてはいけません。
夜は、必ず明けて光で満ちる朝が来ます。
それまで生き残るべく戦い続けましょう。

「空間クリアリング」と「内面クリアリング」

アセンションを進めていくうえで欠かせないのが、「クリアリング」です。

不要なエネルギーのクリアリング活動は、「空間クリアリング」「内面クリアリング」の二種類のアプローチで行います。

サリバンさんは、どちらも目には見えないものを浄化するものですから、内面クリアリングの方が時間が必要なため、空間クリアリングを実践すれば、必然的に内面クリアリングに集中できるようになるため、まずは前者から始めるのがよいと述べています。

 空間クリアリングによって、無意識下で自らの人生の全てに影響を与えてきた負担や操作から卒業していくことができます。私たちに常に大きな害をもたらす四次元アストラル界からの「負(マイナス)のエネルギージャングル」を浄化し、整えていきます。実際に気づいていなくても、毎日あなたはその目で見えないマイナスの影響を受けています。どのような空間に負のエネルギージャングルが存在しているのかと言えば、電車やバスの車内、ショップや映画館、ホテルなどの宿泊施設、市役所や公民館などの公共施設、そしてイベント会場からサークルやコミュニティなど様々です。つまりは、「空間」と呼べるあらゆる場所に存在し、無断で私たちの人生に侵入しているのです。
内面クリアリングは心理的な側面と体内エネルギー調整という側面があります。さらには、内面的な男性性と女性性のバランスや右脳と左脳のバランスなど、自分自身の全体的な調和も司ります。人間の電磁気生命フィールドが正常に働くよう、ニュートラルな状態を取り戻すことがその主たる目的なのです。クリアで安定した状態になると、おのずと社会に役立つことをしていくようになります。高次元の意識が開かれ、最終的には周囲の人たちにもあなたの良い影響が広がっていくことでしょう。

「私にクリアリングは必要かな? それは大袈裟かな?」と思うこともあるかもれませんが、波動の世界では目には見えないちょっとしたストレスがライトボディの大きな負担となります。スマートフォンをはじめ、電磁波がもたらす悪影響だけでも実際には皆さんが考えている以上の被害があるのです。

ありがたいことに私たちが意図すれば、高次元のガイドたちのサポートは空間にも内面にもアクセスが可能です。高次元クリアリングを体験すると、思考や神経の働きが驚くほど鮮明になり、「今までの状態はなんだったのだろう」と感じるはずです。

ETコンタクトやアセンション学の世界と本格的に向き合っていくと、遅かれ早かれ目には見えない闇の影響や攻撃である「スピリチュアル・アタック」を認識し、向き合わざるを得なくなります。しかし、たとえ認識したとしても、それを率直に口に出すことは難しく、とりわけ「愛と光」だけにフォーカスしたがるスピリチュアル界のメインストリームではタブー視されているのも事実です。多くの霊能者は、スピリチュアル・アタックのことを知ってはいても、自ら積極的に語ることは滅多にありません。

スピリチュアル・アタックというのは、呪術や秘密結社による悪魔主義の儀式など霊的な範囲にとどまるものではありません。軍事産業などテクノロジーを使ったものも存在しています。それらに加えて、生きている人間からの攻撃もあるのです。残念ながら、これは無視したとしても影響が消失するものではありません。スターシード達は眠っている地球の人々を目覚めさせる役割があるため、それに反対する勢力による直撃を受けてしまうのは当然なことです。そのためライトワーカーはしっかり対応する心の準備が必要です。「自分には関係ない」と思い込むことや、「知らないし見たくない」と真実を直視することを拒否するような反応は、かえって危なく完全に無防備な状態になってしまうだけなのです。
本書においては、論理の光で今まで影に隠れていた世界の正体を暴き、不要な恐怖心や背後にある無知を統合して変容させることも目的としています。

英語圏におけるアセンションにまつわるトピックとして「Superimposional Forces」と呼ばれているものがあります。Superは“上から”という意味で、imposeは“載せる”という意味です。日本語翻訳は、かつては単に「スーパー」とだけ呼ばれていました。それは映像の上に重ね合わせている状態を示しています。つまり、四次元からの影響が三次元の空間に重なって動くメカニズムを表すのにとてもフィットしています。
四次元からの影響には、人類の本来の意識やエネルギーフィールドだけでなく、パターンや強度も様々です。それら全てに共通しているのは、目では見えない次元から攻撃を向けられると、自分を防衛するフィルターが何一つ無いままその影響を100%受けてしまいます。私たちの意識や感情、または思考に霊的次元から侵入してくる現象なのです。人のエネルギーフィールドに乗り移ることによって、外部空間からの影響がひっそりと自分の中で大きくなっていくことが多々あります。

『宇宙人として生きる』 Chapter 7 より グレゴリー・サリバン:著 キラジェンヌ:刊

私たちは、自分自身のクリアさを失っている状態に陥ると、一瞬にして負のエネルギーに振り回されてしまい、電車やバスの座席で近くに座っている人の怒りやストレスなどが、ふっと自分のライトボディに入ってしまうこともあります。

サリバンさんは、これからアクティベートしていくスターシードの皆さんには、自分のエネルギー状態を1日のうち何度もモニタリングしては確認する習慣を身につけてほしいと述べています。

「十二次元シールド」のエクササイズ

私たちは、異次元間的なエネルギーセットによる被害を受けて、外部空間に仕掛けられた影響を吸収して自分のものにしてしまう”エンパス的同調現象”がしばしば起こります。

サリバンさんは、外部からのマイナスのエネルギーが原因で生じるストレスやトラウマや混乱が、地球の現状を作っているという恐ろしい事実を受け入れて対応する必要があると指摘します。

サリバンさんが、それら外部からの存在を処理する方法として紹介しているのが、「十二次元シールドのエクササイズ」です。

 Exercise 3
親子十二次元シールド

今までのシールドの作り方と同じですが、親が子供を中に入れるイメージをすることが新しいポイントです。ガイドたちが言うには、高校生くらいになるまでは両親がエネルギー体の保護者でもあるため、代理人として子供と宇宙を繋いで守る役割があります。二人で立つ形、または別の場所であってもイメージで一緒にシールドに入ることができるエクササイズです。
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さあ、瞑想の準備しましょう。
あなたと宇宙の繋がりを感じてください。

プラチナの六芒星(または銀色に光り輝く火花)が、あなたの脳の中心にあるのを想像しましょう。その六芒星を自分の意識で身体の中心へと下ろしていきます。六芒星が身体の各チャクラを通過していき、両足の間から解放されていくのをイメージしましょう。あなたの六芒星を、地球の中心にある巨大な六芒星「アーススター」に送ります。自分の星とアーススターとが繋がる時、無条件の愛と宇宙全体のワンネスを感じましょう。

地球の中心からプラチナ色の光が上昇し、あなたの全身を満たしていきます。

十分に満ち足りると、地球の中心にあったあなたの六芒星がようやく自分の元に戻ってきます。

今度はその六芒星を足の下20センチのところで止めましょう。

あなたが足元の六芒星に集中していると、反時計回りに回転しながら加速していきます。銀色に輝くプラチナの光の土台ができあがります。これが、あなたの「十二次元シールド」です。ここからはお子さんが一緒に入っているイメージもしていきましょう。

この十二次元シールドの光が強くなるにつれて、プラチナ色の光があなたたち親子を包み込み、光の柱を作りながら上昇しはじめます。その光の柱が、頭上1.5メートルのところに到達するまで上昇させていきましょう。親子ともに全身が十二次元の光に包まれていきます。親子の全身の細胞から淡いプラチナレイが放たれているのを感じましょう。

あなたの六芒星が頭上1.5メートルのところに到達すると、それは再び回転をはじめ、光の柱の頂上に新たなシールドを張っていきます。頭上からつま先まで、あなた方親子の全身が十二次元のプラチナシールドに包まれているのを感じましょう。

頭上にある六芒星に意識を集中すると、十二次元シールドを多次元的にグラウンディングしていくことができます。そして、シールドの天井から天の川銀河の中核(もしくはアンドロメダ銀河の中核)に向けてシルバーコードで繋がっている自分の六芒星を発信していきます。あなたの六芒星が高速で地球から離れ、宇宙空間へ飛んでいくのをイメージしましょう。銀河の中核との繋がりを意識しながら、ガイドたちが目的地までスムーズに届けてくれるサポートに身を委ねます。
自分の光の柱に守られているのを感じながら次の言葉を唱えていきます。

ありがとう、宇宙の根源。
ありがとう、アセンションガイドたち。
私はユニティ。
私はワンネスそのもの。
私は愛によって作られた存在です。

『宇宙人として生きる』 Chapter 6 より グレゴリー・サリバン:著 キラジェンヌ:刊

図 十二次元シールドのエクササイズ 宇宙人として生きる CHAP6
図.十二次元シールドのエクササイズ
(『宇宙人として生きる』 Chapter 6 より抜粋)

私たちの周りには、目には見えないけれど、さまざまなネガティブなエネルギーに囲まれています。
それらに悪さをされないよう、ぜひ、この「十二次元シールドのエクササイズ」を習慣にしたいですね。

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アセンションしていくというのは、人類が実際に持っていた能力を再び復活させることでもあります。

サリバンさんは、私たち人間は初期設定のまま、自動運転で生きていくように教育を施されてきたとおっしゃっています。

車のギアチェンジに例えると、ほとんどの普通の人は「N ニュートラル」もしくは「P 停止」のままで、この世界を生きることを余儀なくされていて、「私の周りで世界が起きている」という視点に固定されています。

しかし、本当は「私が世界を起こしている」のであり、自分でギアを「D ドライブ」に切り替えられるだけで全く別の人生を体験していくことができます。

自分のなかの要らないもの(ネガティブな感情、古い価値観など)を手放して身軽になり、より高次の意識にシフトする。
その先にあるのが、人類を超えた存在して生きる、つまり「宇宙人として生きる」ことです。

私たちも、最強の「光の戦士(ライトウォリアー)」となり、地球全体のアセンションに貢献していきましょう。

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