本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『7種の守護霊とつながる最高の生き方』(ワンネスyurie)

お薦めの本の紹介です。
ワンネスyurieさんの『7種の守護霊とつながる最高の生き方』です。

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7種の守護霊とつながる最高の生き方 [ ワンネスyurie ]
価格:1,760円(税込、送料無料) (2024/6/8時点)

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ワンネスyurie(わんねす・ゆりえ)さんは、スピリチュアル・カウンセラーです。
会員15,000人以上のオンラインサロンのオーナーとして、斬新なスピリチュアルレッスンを発信されるなど、ご活躍されています。

守護霊とつながる「最高の生き方」とは?

Yurieさんが、初めて守護霊の言葉を聞いたのは、3歳ぐらいのときでした。

 当時、私の姉は入院していて、母も付き添いで家を留守にしがちでした。私はとても寂しく、幼いながらも「生きていてもつまらないな」「なんで生きていんだろう」と思うことがよくありました。
そんなときに、ふと宇宙から聞こえてきたのは「あなたは守られているから大丈夫」と言う言葉。
きっと、言葉の主は亡くなった曽祖母だったと思います。曽祖母は長崎の島でヒーラーをしていて、地域では有名な存在だったそうです。曽祖母がずっと信仰していた観音様の前で遊んでいたとき、突然その言葉が聞こえてきて、びっくりしたことを覚えています。一方で、力強く温かいその声は、安堵感と生きる希望を与えてくれるようでした。
7歳頃には、友達とケンカをした私が観音様の前に座って泣いていると、背中がじんわりと温かくなっていくのを感じました。それから、友達に叩かれた部分をなでられている感覚もあり、「痛かったね、つらかったね。もう大丈夫だよ」と慰められたような気がしました。大きな愛に触れた私は、安心したかその場で泣き続けました。守護霊の曽祖母とつながる瞬間はとても心地よく、温かく、別世界にいるような感覚だったのです。

これを機に、私は守護霊と話す、つながると言う感覚がなんとなくわかるようになり、観音様の前にいなくても、どこでも曽祖母を感じられるようになりました。学校の校庭にいても、家族旅行で別府の温泉に行ったときも、習い事の教室でも、どんなときもつながることができました。
守護霊とつながっていると、母の子宮にいるかのような安心と安全を感じることができました。さらに、前向きになれて、母の子宮にいるような安心と安全を感じることができました。さらに、前向きになれて、行動力がみなぎってくるような感覚を得られました。

私がこの本を書こうと思ったのは、守護霊の愛を感じられる人を増やしたい、孤独を感じている人に安堵感を得てもらいたい、守護霊の素晴らしいメッセージを受け取ってほしいと思ったからです。

私はYouTube配信やオンラインサロン運営に携わってきていますが、みなさんの声を聞いていると、孤独を感じ、生きる目的を見失ってしまった方が増えているように思います。
孤独を感じるということは、まさに守護霊とのつながりが失われている状態。あなたには守護霊のサポートがついていることを自覚して、安心する毎日を送ってほしいと心から願っています。

さて、私たちは守護霊に対してたくさんの誤解を持っています。

・守護霊がついていない人もいる
・生まれてから死ぬまでずっと同じ守護霊がついている
・守護霊とはご先祖様か神様だ
・守護霊を気軽に頼ってはいけない

すべては本書で詳しく解説していますが、守護霊はすべての人についていますし、守護霊は私たちが夢や目標を変える際に変わることがあります。そして、本書のタイトルにもなっているように、守護霊は7種類存在していて、最適な守護霊が最高のタイミングで配置されます。守護霊は頼られることをとても喜んでくれますし、常に私たちのために時間と知恵とエネルギーを使ってくれます。

『7種の守護霊とつながる最高の生き方』 はじめに より ワンネスyurie:著 KADOKAWA:刊

本書は、守護霊への固定観念を崩し、守護霊の本当の姿を知ってもらうことで、守護霊とつながる最高の生き方を手に入れる方法をわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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守護霊がサポートにつく「メカニズム」とは?

守護霊は、神様から遣わされたコーチであり、その主な役割は、あなたの“生きる目的”のサポートです。

私たちはみな、この世に生を受ける前に、今回の人生における「生きる目的」を設定してから生まれてきています。

yurieさんは、その生きる目的を「使命」と呼び、その使命に合う守護霊が,コーチとしてついてきてくれていると述べています。

 ここからは、守護霊がどのように選ばれ、どのように配置されるかについて、実際に守護霊から教えてもらったメカニズムをお話しします。

私たちは生を受ける前、「地球に生まれよう」と決めた際に、地球に生まれる目的=「使命」を明確に決めています。地球でなければ体験できないことを目的にすることもありますし、輪廻(りんね)転生で過去世から繰り返していることを断ちたい(乗り越えたい)という思いから生きる目的を設定することもあり、使命は人によって千差万別です。
使命は次のようにして決まります。
まず、あなたの過去世(前世)は、過去世で亡くなった際に「後悔リスト」を作成します。次に生まれ変わるときには「これを体験したい!」「これを成し遂げたい!」「この人に出会いたい!」といった願望をリスト化するのです。
そして今世、あなたは生まれ変わる前に、後悔リストを確認します。過去世のあなたはどんなことを後悔していたのかを再認識して、後悔リストを「今世やることリスト」に替えるのです。

その「今世やることリスト」が、あなたの使命の要素になります。

「今世やることリスト」が決まると、宇宙の神様がそれに沿って適した守護霊を配置するという流れです。

具体例を紹介します。
男性Aさんは、死んでから30年の間、天界(ここでは宇宙と定義します)で過ごしています。天界では、望んだものはすべて手に入りますし、願いはすべて叶(かな)います。会いたい人にも簡単に会えますし、お金に困ることもありません。天界はすべての命にとって優しい世界です。
ですが、Aさんは望んだものを何もかも潤沢に与えられてしまう環境に、次第に飽きてきます。
そうなると、さまざまな障害を乗り越え、達成感や感動が味わえるようなロールプレイングゲームをやりたいと思うようになりました。死んでから30年、魂も癒えてきたことだし、そろそろ輪廻転生して、生まれ変わりにチャレンジしてみようかという気持ちを抱きはじめます。
Aさんは、生まれ変わりたいという旨を宇宙の神様に相談してみることにしました。宇宙の神様は、地球に生まれることを快くOKし、生まれる目的を設定するよう伝えました。
まだ生まれる理由が曖昧(あいまい)だったAさんは、何にしようか考えます。ここでAさんがひっぱり出すのが「後悔リスト」です。30年前、死ぬときに後悔したことをまとめた後悔リストには、こんなことが書いてありました。

後悔リスト
 ・もっと海外のいろんな国を見てみたかった
・母親をもっと大切にすればよかった
・初恋のBさんが忘れられなかった
・ハンバーグをもっと食べたかった
・40歳のときに仕事の新しいプロジェクトの誘いを断ってしまった
・長崎に住んでみたかった
・亡くなった愛犬パフにもう一度会いたい
・縁が切れてしまったCさんと仲直りしたかった
・もっと人に注目されることをしてみたかった
・もっと強い人間になりたかった
・高級車を乗ってみたかった
・お酒を飲み過ぎなければよかった
・家族をもっと海外旅行に連れて行ってあげたかった
・日本の子どもたちへ明るい未来を用意してあげたかった

後悔リストを見直したAさんは、次に今の地球の日本を見下ろしてみました。

2024年の日本
 ・スマホ普及
・インターネットの普及
・コロナ禍の克服
・デジタル通貨の普及
・長時間労働による生産性の低下
・気候変動
・ジェンダーの問題
・子どもの貧困の問題

Aさんは、30年前から状況が変化していることに気づきました。自分が生きていた日本とは違う社会のようだと感じました。

いろいろと考えた結果、Aさんはもう一度日本の違う地域で、違う家族として生まれてみることにしました。そして、生きる目的を「母親を大切にし、結婚したら家族を大切にする。日本の子どもたちへの教育を通して未来を発展させる一助とる」に決めました。もちろん転生したら母親も家族も変わりますが、それでも「母親」「家族」という存在を大切にしようと思いました。

生きる目的を宇宙の神様に伝えると、宇宙の神様は「過去世」「ご先祖様」守護動物霊」「自然霊」「天使」「宇宙人」「地球の神様」の7種類の守護霊の中から、その目的を最適にサポートしてくれる守護霊を配置してくれます。
Aさんの目的は、「母親を大切にし、結婚したら家族を大切にする。日本の子どもたちへの教育を通して未来を発展させる一助となる」でしたので、最適な守護霊として、指導霊に宇宙人、補助霊にご先祖様がつきました。
指導霊に宇宙人が選ばれた理由は、未来の子どもたちへの教育や発展を目的にしていたからです。宇宙人は未来意識が強く、新しい時代を作っていくことが非常に得意です。
補助霊にご先祖様が選ばれた理由は、母親を大切に、家族を大切にというテーマがあるからです。家族がテーマの場合は、ご先祖様がサポートにつくことが多いです。ちなみにこのご先祖様とは、生まれた先のご先祖様がサポートにつくという意味です。

こうして、守護霊を配置されたAさんは、地球で新たな人生をスタートさせることになります。

私たちの守護霊を決めるのは宇宙の神様だとお話ししました。
宇宙の神様は、宇宙そのものと捉えることもできます。宇宙空間を守り、惑星を管理し、そこに住む人々の平和と秩序を守っている存在です。

私たちは、寿命が尽きて死んでしまうと宇宙に還(かえ)ります。宇宙に還った際には、後悔リストを作ります。そして、後悔リストを書き終えたら、魂のヒーリングが行われます。
傷ついた魂は長い時間をかけてヒーリングされ、健康な状態に戻されます。健康な状態になった魂は、すべてが手に入る充実した空間(=天界)で過ごすことになります。

宇宙の神様はこの輪廻転生のサイクルも司(つかさど)っていて、どの魂が寿命を終えて戻ってきて、次にどの魂が地球や宇宙の星に旅に出るのかを、寸分の狂いなく管理しているのです。

あなたが生まれてくるとき、使命に沿った守護霊が宇宙の神様によって配置されると言いましたが、あなたが使命に向かう中で行動や方針を変えたり、そもそも使命が変わったりすれば、守護霊入れ替わります。それは、あなたがよりよい人生を生きられることが守護霊の存在意義だからです。

時に、あなたは自分がなぜ生きているのかわからなくなり、塞(ふさ)ぎ込んでしまうことがあるかもしれません。
生まれる前に決めた使命を、赤ちゃんの頃からずっと覚えている人はほとんどいません。多くの人が、成長していく中で自分と向き合い、生きる理由を考えるようになります。たくさんの社会問題や人間関係がある中で、なぜ自分は生きているのかと悩み、もがくことがあるのは当然のことだと思います。
そんなとき、指導霊はあなたが生まれてくる前に決めた使命を思い出すよう、繰り返し伝えてくれます。

ただし、あなた自身が守護霊の存在を意識できなければ、いくら手助けをされても、その恩威を受け取ることができません。
守護霊とつながり、そのパワーをいただくためには、あなた自身が「なんのために生きているのか?」を今一度思い出すこと、そして、使命感を燃やすことが重要です。
自分が生きている意味=「使命」と向き合い、考えることによって、守護霊を強く感じられ、ワクワクした人生を送ることができるようになるでしょう。

『7種の守護霊とつながる最高の生き方』 第1章 より ワンネスyurie:著 KADOKAWA:刊

私たちは、自ら望んで繰り返しこの世に生まれてきています。
そして、生まれ変わるたびに、その人生の目的=使命を決めてくるわけです。

生まれた瞬間に忘れてしまった「使命」を思い出す旅。
それが人生であり、守護霊はそれをサポートしてくれる心強い存在なのですね。

私たちの「使命」とは?

「使命」とは、具体的にはどのようなものでしょうか。

yurieさんは、その答えは「地球でしかやれないこと」だと指摘します。

地球でしかやれないこととは、死んだ後には体験できないこと、地球以外の星ではなかなか体験できないことを指します。

 死んだ後に体験できないことは、次のようなものがあります。

・物体や人に触れること   ・触れることで愛情を感じること
・美味しい食事を楽しむこと ・感情を味わうこと
・お金を稼ぐこと      ・欲望を満たすこと
・承認欲求を満たすこと   ・美容や美しくなること
・運動をすること      ・本を読むこと
・音楽を聴くこと      ・大笑いすること
・温度を感じること     ・洗うこと、清潔になること
・結婚、離婚、妊娠、出産  ・性別の違いを味わうこと
・アドレナリンが出るような興奮を感じること
・苦労や努力(死ぬと願い事がすぐ叶うようになるため、苦労や努力をすることができません)
・誰かを推すこと(守護霊になったら誰かをサポートすることはできますが、それは自ら進んで行うことではなく、他の力によって配置されたうえで行うもの。誰か個人を好きなように応援できるのは生きているからこそ)

また、私は地球以外の星の存在とコンタクトをとることがあります。彼らは、地球でしかできないこととして、次のようなことを教えてくれます。

・美しい自然を見ること   ・繊細な生き物を見ること
・神秘的な昆虫を見ること  ・言葉を話すこと
・人種の違いを感じられること・旅行をすること
・絵画や音楽など、芸術を体験すること

つまり、地球に生を受けた私たちは、こういった「地球でしかやれないこと」を体験するために生まれていると言っても過言ではないのです。

あなたが自分の使命に気づくことができると、「地球になぜ生まれたのか?」「地球でやるべきことはなんなのか?」の答えが出ます。
そしてそれが、守護霊がサポートしてくれている理由であり、守護霊との足並みがそろうようになるポイントでもあるのです。

このように、守護霊と使命は切り離せない関係です。使命を理解しないと守護霊のパワーをいただくことができませんので、まずは使命について詳しくお話ししていきます。

まず、使命をまっとうしているかどうかは、あなたがワクワクしているかどうかでわかります。
目が覚めたとき、ワクワクしていますか?
仕事に取りかかるとき、ワクワクしますか?
友人と過ごすとき、ワクワクしますか?
家族と過ごすとき、ワクワクしますか?
くつろぐとき、ワクワクしますか?
使命をまっとうしていると、こんなふうに「ワクワクする」という感覚をたくさん得られます。
ワクワクするという感覚は、次のような場合に抱く気持ちに似ています。

・子どもの頃に公園に行ったとき
・子どもの頃におもちゃ屋さんに入ったとき
・思春期に恋愛をしたとき
・旅行に行く前
・自信のある演目を人前で発表するとき
・好きな作品を楽しむとき

あなたの人生は、ワクワクであふれていますか? もしあふれているならば、使命をまっとうしていると言えるでしょう。
もしもワクワクしていないというなら、使命を見失ってしまっているかもしれません。それに伴って、守護霊との関係も希薄になっているでしょう。

あなたが使命をまっとうしているかどうか、チェックテストを用意しました。次の問いに「はい」か「いいえ」で答えてみてください。

①朝、起きることが楽しみだ
②人生がスムーズに進んでいる感じがする
③チャレンジすることに抵抗感がない
④感謝する気持ちが湧いてくる
⑤デジャブ(既視感)がある
⑥関わっている人に恵まれている
⑦小さい頃から得意だったことや学んだことがとても活(い)かされている
⑧お金に困っていない。もしくは困らないようにサポートが入る
⑨評価がついてくる
⑩健康的に過ごせている

①から⑩で「はい」が7つ以上の場合は、使命をまっとうしているといえます。あなたは自分の使命に気づけていて、守護霊もあなたの使命をしっかりとサポートしてくれている状態でしょう。

10年前の私は、このワクワクするという感覚を見失っていました。
民間企業に勤めていた頃、毎朝嫌な気持ちで起きて、満員電車に揺られて仕事に向かっていました。毎日のように残業をし、ちょっとしたご褒美として1ヶ月に1回焼肉屋さんに行くことが唯一の楽しみでした。
土日は寝て過ごし、月曜からの仕事に備えます。休日が楽しみというわけではなく、趣味などで前向きに過ごすというよりも、月曜日という最も嫌な日から逃げるように、目をそらして土日の時間を過ごすという感じでした。借りてきたDVDを見たり、外出したりもしましたが、そこにはワクワクはなく、月曜日がきてほしくないという恐怖心のほうが強かったです。

私がワクワクする気持ちを持てるようになったのは、民間企業を辞め、自分の時間を取り戻したからです。恐怖やしんどさを感じるものから遠ざかったときに、「ワクワクする」という感覚を得られるようになりました。
ただし、会社を辞めてからも半年くらいは抜け殻のような状態で、何の感情も湧き上がってきませんでした。半年間の休みを経て、余裕のある時間、余裕のある心と体が整ったときに、「ワクワクする」という感覚を得られるようになりました。

『7種の守護霊とつながる最高の生き方』 第2章 より ワンネスyurie:著 KADOKAWA:刊

子どもの頃はみな、毎日、自分のやりたいことに夢中で、ワクワクにあふれて過ごしていました。
しかし、大人になるにつれて、それらを忘れてしまうこと人がほとんどです。

子どもの頃のワクワクを思い出す。
yurieさんは、そのためには時間的な余裕を持つことと、余裕のある心と体づくりが必要だと述べています。

まずは、自分がリラックスできるものやことを見つけて、やってみること。
それが、守護霊とつながる最初の一歩になるかもしれませんね。

使命には「レベル」がある!

使命は、全員が同じ重さ、大きさというわけではありません。

yurieさんは、生まれる前、使命を決める際に、実はそのレベルも決めてきていると指摘します。

レベルを決めることで、自身の成長速度や守護霊の経験値(守護霊の霊格)が調整され、より相性のいい守護霊が配置されることになるとのこと。

使命は、以下の1〜4のレベルに分けられます。

レベル1・・・・・・自分を満たすレベル
レベル2・・・・・・人間関係や身のまわりの問題を解決するレベル
レベル3・・・・・・特定の業界や業種に影響を与えるレベル
レベル4・・・・・・地域、時代、国に影響を与えるレベル

 レベル1は、「自分を満たすこと」が人生の生きる目的です。自分自身の内面を磨くこと、成長させること、変化させること、苦手なことを克服させることなどが使命です。
レベル1が指名の場合は、人格が錬磨されるような試練が起こったり、幼少期のトラウマを癒さなければいけない出来事が起こったり、パートナーシップを通して愛情に触れられたりと、人や動物、物、現象を通して「自分を満たしていくこと」が目的となります。

レベル2は、「人間関係や身のまわりの問題を解決すること」が目的です。家族間のゴタゴタ、友人関係のトラブル、お金の問題、会社の同僚との問題など。基本的には人間関係の問題が起こりやすく、それを解決することに時間を費やしがちです。そして、人間関係のトラブルを解決するときに、生きがいややりがいを感じます。
人間関係がスムーズにいくようになったり、家族仲がよくなったりすると、ワクワクする感覚や幸福感が高まります。

レベル3は、は「特定の業界や業種に影響を与えること」が目的です。
レベル1、2は自分自身や身のまわりの問題解決でしたが、レベル3になると、対象がやや広い世界になり、そこで存在感を出していくことになります。自分が満たされ、問題も解決されたので、次に自分の影響力を使って他者に影響を与えていくフェーズに入るのです。
影響を与えられる範囲は、特定の業界や業種。あなたが働いている業種や業界かもしれませんし、何か趣味で所属している団体などかもしれません。
影響を与えるとは、自分がいることで業界や業種が変化、進化することです。それを体験するとワクワクしたり、幸福感を味わえたりします。

レベル4は、「地域、時代、国に影響を与えること」が目的です。自分が整い、身のまわりの問題が解決し、関わっている業界などに影響を与えられるようになった人は、次にはもっと大きな枠組みに影響を与えることができるようになります。
ある特定の地域を変化、進化させたり、時代を動かすきっかけを作ったり、国レベルで必要とされる存在になったりします。それが生きる目的であり、それほどのパワーを生まれながらにして持たされているということになります。
政治家、世界的に有名なエンターテイナー、歴史に残るような偉業を成し遂げた人たちなどは、まさにこうした使命を持っているのです。

使命のレベルは高いからいい、低いから悪いということではありません。生まれる際に、「自分が集中して手に入れたいもの」を決めて生まれてくるので、レベルの高い低いはその人の目的によるのです。

もしあなたが非常に前向きに生きることができ、生きている間にレベル1をクリアできたとすれば、あなたは自然とレベル2の使命に進むことになるでしょう。
使命のレベルは積み上げ式なので、突然レベル1からレベル4になるということはありません。基本的には、レベル1をクリアしたら、次は2、というふうに積み上げていきます。
もしあなたが非常に前向きに生きることができ、スムーズに使命をまっとうできたならば、レベル1をクリアするために生まれていたとしても、寿命を終えるまでにレベル4になっていることもあります。

私たちに必要なことは、まずは自分の使命について考えてみること、そして使命の内容やレベルを把握して、一つずつクリアしていくことです。ロールプレイングゲームをクリアしていくようなイメージで、順番にクリアしていくと、最終的には非常に大きな影響を持つようになり、国や世界に影響を与える人になっていくのです。
今、まだあなたがそこまで求めていないというのであれば、レベル1からゆっくりと積み上げていきましょう。

あなたの使命レベルはどの段階にあるのか、調べることができます。次の10個の問いに答えて、チェックしてみましょう。

①よく悩むことは?
A人間関係  B生き方
②願い事が一つ叶うとしたら?
A苦手なことを減らしたい  B得意なことを増やしてほしい
③カリスマ性は?
A高くないと思う  B高いと思う
④小さい頃からリーダーになることは?
Aほとんど経験がない  B多い
⑤国際問題や社会問題について
Aあまり関心がない  B非常に問題意識がある
⑥死ぬときに後悔しそうなのは?
A幸福感をもっと感じたかった  B世の中をもっと変えたかった
⑦忙しくなることは?
A面倒だから嫌だ  Bどんとこい!
⑧性格や性質は?
A神経質で繊細に考える  B大雑把で大胆不敵
⑨脳の中で常に考えていることは?
A過去のこと  B未来のこと
⑩人生における苦労や課題について
A今はまだ道半ばで苦労している途中  B苦労や課題はもう乗り越えたと自負している
11目標や夢は?
A身近な幸せを体感したい  B大きなことを成し遂げたい

AとBの数はどちらが多かったですか?
Aは、使命レベル1または2です。
Bは、使命レベル3または4です。
使命レベルは大きく「1、2」と「3、4」で分けられます。
Aが多く、使命レベル1、2の人は、まずは自分を満たすこと、目の前の問題を解決することに集中しましょう。自分が幸せになることを使命だと仮定して、一生懸命自分を満たしてみてください。

Bが多く、使命レベル3、4の人は、自分が満たされていて問題が解決されたという自信が既にあれば、「影響を与える」ことを使命だと考えてみましょう。
「影響を与える」ということを難しく考える必要はありません。自分が大切だと思っている考え方や生き方、ポリシーなどを発信してみてもいいでしょうし、得意なことや影響を与えられると思うことを、勇気を出して開示してみてもいいでしょう。あなたは影響を与えることで、よりワクワクする感覚や「生まれてきてよかった」という感覚を得られるようになるでしょう。

●レベル1、2だと思っていたけれどレベル3、4だった人
自分が満たされていて、まわりの人たちの問題も解決されているならば、あなたの生きる使命は「世のため人のため」に設定し直してみましょう。
使命を設定し直すことで、現実も動き出します。今までは自分のため、家族のためだった人生から、広い範囲に影響を与えてみることを目標にしてみましょう。

●レベル3、4だと思っていたけれどレベル1、2だった人
もっと地域や国レベルに影響を与えたくても、現実がうまく伴っていないかもしれません。
ここで大切なこと地固めです。まずは自分を満たすこと。自分が毎日幸福を感じられるようになることを目指してみましょう。そして、レベル1→2と積み上げていくことを意識しましょう。

●使命を設定し直す重要性
まずは使命を意識することが重要です。なぜなら、前にお話しした通り、使命に沿って守護霊が配置されるからです。もちろん使命を設定し直すと、守護霊が代わることもあります。

使命レベルがわかったら、改めて使命を設定し直してみましょう。
繰り返しになりますが、使命レベル1、2だった人は、まずは自分をみたし、身のまわりの人を幸せにすること、レベル3、4だった人は影響力を高めて世の中にインパクトを与えようとすることを意識して、使命を考えることが大切です。
そうすることで、あなたの使命感は強くなり、人生が加速する感覚を得られるでしょう。

『7種の守護霊とつながる最高の生き方』 第3章 より ワンネスyurie:著 KADOKAWA:刊

使命のレベルが変われば、守護霊が変わります。
守護霊が変われば、生き方すべてが変わります。

自分が使命レベルのどの段階かを知ること。
その上で、ワンランク上の使命レベルを目指したいですね。

守護霊と「つながる」ためには?

守護霊は、自動的に動いてはくれません。

yurieさんは、あなたの活力や生きる目的意識が、守護霊を連れてきてくれる、つまり、あなたの意志が強くなるほど、エネルギーが強力で優秀な守護霊がついてくれると指摘します。

 もし、あなたが生きる目的を失っているのであれば、守護霊のご加護は薄くなっているかもしれません。
ご加護を強くしたいのであれば、あなたが「自分の人生を生きるんだ」と腹をくくることです。そのマインドセットがあるだけでも、守護霊は守護の仕事をまっとうすることができるのです。
守護霊の仕組みは、「あなたが求めれば与えられる」です。「あなたが求めなければ与えられない」とも言えるのです。

守護霊はさまざまな方法で私たちに存在を教えてくれています。
こんな経験はありませんか?

・突然お線香の香りがする
・落ち込んだときに背中が温かくなる
・勝手に足が動いて、ある場所へ連れて行かれるような感覚がある
・同じ数字をよく見る
・「あ、これ見たことがある」ということがある
・同じ人に何度も会う。偶然に意外な人に会う
・自分の気分にぴったりの曲が流れる
・同じ情報を繰り返し目にする
・嫌な予感がする

こういう経験がある人は、自然と守護霊の存在を感じられているかもしれません。それぞれについて詳しく解説します。

・突然お線香の香りがする
亡くなった身内やご先祖様、お坊さんや巫女(みこ)さんの過去世などがあなたを守護している場合、お線香の香りを立てて存在を知らせることがあります。

・落ち込んだときに背中が温かくなる
守護霊はあなたに直接触れることはできませんが、そばにいてエネルギーを送ることはできます。落ち込んだときはヒーリングエネルギーを、頑張りたいときは応援のエネルギーを送ってくれるはずです。
心を落ち着けて目をつむってみると、背中が温かく感じられたり、「自分はできる!」と自信を持てたりするはずです。

・勝手に足が動いて、ある場所へ連れて行かれるような感覚がある
守護霊はあなたに直接触れることはできませんが、あなたのエネルギーに作用して、あなたの身体を動かすことはできます。あなたが行かなければいけない場所があったり、出会わなければいけない人がいたりする場合は、あなたが紐で結ばれていて、その紐を引っ張られているかのように体が自然に動き、ある場所へ連れて行かれてしまうのです。
そこで出会う人、そこの場所はあなたにとって非常に重要なはずです。

・同じ数字をよく見る
守護霊は数字をよく使います。
亡くなった身内の人の命日の数字をよく見る場合は、その人が守護霊として近くにいることを示しています。あなたが尊敬している歴史上の人物の誕生日などをよく目にする場合は、その存在が守護となって、あなたへメッセージを送ってくれているかもしれません。
もしくは、ゾロ目を使ってあなたにメッセージを送っていることもあるでしょう。

1のゾロ目・・・・・・物事を始めましょう
2のゾロ目・・・・・・信じましょう
3のゾロ目・・・・・・才能が開花します
4のゾロ目・・・・・・願いが叶います
5のゾロ目・・・・・・変化が訪れます
6のゾロ目・・・・・・恐れを手放してください
7のゾロ目・・・・・・ラッキーなことが起こります
8のゾロ目・・・・・・金銭的な豊かさが近づいています
9のゾロ目・・・・・・物事を終焉(しゅうえん)させましょう
0のゾロ目・・・・・・原点回帰、また元の位置に戻りましょう

ゾロ目の数が多ければ多いほど、メッセージ性は強くなります。

・「あ、これ見たことがある」ということがある
デジャブは守護霊が出すサインです。それは、夢で実際に見た映像なのです。
守護霊はよくあなたに必要な夢を見させます。そして、その夢が現実に起こったときに、あなたは「見たことがある」という感覚を味わうのです。これは、あなたがこれから体験することを、守護霊が事前に夢で教えてくれているのです。

・同じ人に何度も会う。偶然に意外な人に会う
一日に同じ人に何度も会ったり、旅行先で自分の地元の人にばったり会ったり、偶然元カレとすれ違ったりすることがあるかもしれません。
こうした出会いもあなたにとって非常に重要で、会わなければいけない人だからこそ導かれて会うのです。

・自分の気分にぴったりの曲が流れる/同じ情報を繰り返し目にする
守護霊は、曲を流したり、広告を見せたり、同じ情報を繰り返し見せることが得意です。そして、その中にはとても重要なメッセージが隠されています。
落ち込んだときに胸に響く曲が流れてきたり、YouTubeで今まで見たこともない動画が繰り返し表示されるようなったりする場合は、あなたが見なければいけない情報がそこに隠されているのかもしれません。

・嫌な予感がする
守護霊からのメッセージでみなさんが受け取りやすい感覚は、「嫌な予感」です。「ラッキーな予感」よりも「嫌な予感」のほうが、私たちは受け取りやすくできています。それは、怖いことのほうがアンテナが立ちやすく、意識が向きやすいからです。
嫌な予感がしたら、守護霊からのアラート(警告)だと思ってください。道を通ろうとしたときの嫌な予感、外出しようとしたときの嫌な予感、電話が鳴った瞬間の嫌な予感などは、守護霊があなたに「これからの不運な出来事に備えよ!」と警告してくれているのです。嫌な予感が強いときには、その道を通るのをやめたり、予定をキャンセルして外出を控えたりすることもいいでしょう。

前述しているように、あなたの使命と守護霊はとても深い相関関係があります。守護霊は、あなたの使命によって配置されます。あなたが使命をよりまっとうできるように守護霊が選ばれ、配置されるのです。そのため、あなたが使命に対してどのような行動をしているかによって、守護霊は変化するのです。
もし、使命にまったく気づいておらず、違う人生を送っている場合は、まずは使命に気づいてもらえることを目的として、気づきやすくアシストできる守護霊がつきます。
守護霊のアシストで本当の使命に気づけた場合は、その使命を心からまっとうできるように、その使命に詳しい守護霊や、より専門的な守護霊がつきます。一つの使命が終わり、次の発展した使命に向かう場合も、守護霊がより専門的な存在に変化します。

そして、実はあなたの意思で、意図的に守護霊に代わっていただくことも可能なのです。
守護霊は早くて数日で代わることができますが、生まれてから寿命を終えるまで同じ守護霊がつくこともあります。
守護霊が代わったかどうかは、次のことでわかります。

①味覚が変わり、好きな食べ物が変わった
②服の趣味が変わり、好みの服装が変わった
③読む本の種類が変わった
④友人との縁が切れ、違うタイプの友人と仲良くなった
⑤転職して違うタイプの仕事に就いた
⑥朝型だったのに夜型になった(逆もしかり)
⑦体質が変わった
⑧顔が変わった
⑨引っ越す、旅行する夢を見た
⑩目指していた目標を大きく変更した

①から⑩までのことが短期間に起こり、自身も変化を感じている場合は、守護霊が変化したと考えていいでしょう。
それは最善の選択で行われていて、天界の采配です。あなたが使命をまっとうするための「行動」や「目標」が変更されたため、交代することになったのです。

『7種の守護霊とつながる最高の生き方』 第5章 より ワンネスyurie:著 KADOKAWA:刊

守護霊は、ただ静かに近くで見守ってくれているだけではありません。
自分たちの存在を知ってもらったり、メッセージを送ってくれたりしています。

問題は、私たちがそれらに気づくことができるかどうかということです。
これまで見逃してきた守護霊からの「サイン」をキャッチできる感受性を身につけたいですね。

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守護霊たちの目的。
それは「私たちが幸せを体験すること」です。

yurieさんは、守護霊たちはあなたたちが信頼、使命感、感謝のバランスを保ち、幸せを体験できるようにサポートしていて、幸福にたどりつけるようにサポートして

いるとおっしゃっています。

7種の守護霊のどれがついていても、私たちの幸せをサポートしてくれているのは変わりません。
私たちが使命のレベルを上げれば、それに合わせた守護霊の種類がついてくれます。

その存在を知り、意識して生きるか、そうでないかは、人生の質自体を大きく左右します。

私たちも、本書を片手に、守護霊のメッセージに耳を傾け、自分でも想像できなかった最高の生き方を実現したいですね。

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