【書評】『変な人の書いた世の中のしくみ』(斎藤一人)

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 お薦めの本の紹介です。
 斎藤一人さんの『変な人の書いた世の中のしくみ』です。

 斎藤一人(さいとう・ひとり)さんは、“納税額日本一の実業家”として有名なお方です。
 93年から納税額12年連続ベスト10に入るという快挙を成し遂げられています。

しあわせには、“しくみ”がある!


 斎藤さんは、ほとんどの人は「しあわせに、なりたい、なりたい」と言いながら、平気で不幸になることをしていると述べています。

 さらに、しあわせには“しくみ”があり、本当にしあわせになりたいなら、本当の「しあわせ法則」を知らなければなならないと続けます。

 本書は、斎藤さんの考えるしあわせになるための「人生のしくみ」について、漏らすことなく書かれた極めつけの一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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条件つきのしあわせはダメだよ


「しあわせのしくみ」とは、しあわせな人がしあわせに向かっていくと、さらにしあわせが手に入るというもの。

 斎藤さんは、具体的にいうと、「これをしたらしあわせ」とか「あれを持てばしあわせしあわせ」とかじゃなくて、今すぐしあわせになることだと述べています。

 条件つきのしあわせはダメなんです。「今日は一人さんに会えてしあわせ」っていうのはいいけど、会えなくてもしあわせじゃなきゃダメなの。しあわせって自分が感じることなんです。どこかへ行って、くたびれたって言うとくたびれるけど、しあわせだなって言うとしあわせなの。
 しあわせな人が行動するからしあわせが大きくなるんです。雪ダルマとと同じなの。それが、不幸な人間がしあわせになろうと動いちゃダメなの。しあわせになりたいっていうこと自体が不幸なんです。

 しあわせとは想いなの。しあわせだっていう意思なの。
 しあわせとはどこからやってくるもんだとか、手に入れるもんだと思っているけど、そうじゃないんです。しあわせとはしあわせだと思い込めばいいの。しあわせとは思い込みなんです。
 だから、「俺ぐらいしあわせなヤツはいないなぁ」って言っていれば、その人はしあわせなの。

 『変な人の書いた世の中のしくみ』  第一章 より  斎藤一人:著  サンマーク出版:刊

「しあわせとは想い」

 納税額日本一の人がそう言うと、説得力があります。

 偉くなっても、お金持ちになっても、しあわせを感じられない人は、しあわせではありません。
 逆に、どんなに貧乏でも、しあわせは感じることができます。
 実際に、そういう人はいくらでもいます。

 今の自分の置かれている状況に感謝して、しあわせを感じられるようになる。
 それが幸せな人生を歩む第一歩です。

今すぐにしあわせになるんだよ


 斎藤さんは、しあわせになるために行動してはいけない、しあわせになってから行動せよと繰り返し述べています。

 しあわせになるために行動するということは、「今、自分は不幸です」と認めていることになります。

 私のお弟子さんが、「一人さんの弟子になって20年以上になるけど、いまだかつて一人さんのご機嫌をとったことがない」って言うけど、私は誰かに機嫌を取ってもらわなくても、自分の機嫌ぐらい自分で取れるの。コツは、楽しいことしか考えない!
 不幸せな人は、不幸なことばかりを考えるからね。
 しあわせって、どんどん大きいものが手に入るんじゃないんです。未熟な人は100万本のバラの花を見てきれいだなぁって言うの。でも、だんだん自分の感性が良くなってくると、道端のタンポポを見てもきれいだなぁって思って、しあわせな気分になるからね。
 だから、しあわせって、道端に咲いているタンポポも、1万本のバラも同じように美しく思える感性を養うことなんだよね。
 精神的なしあわせと物質的なしあわせの、両方を手に入れるに越したことはないんだけど、物質的な幸せに固執すると、次から次へと欲求が増えてきちゃう。
 そうではなく、物質的に恵まれてもしあわせだけど、やっぱり精神的にも恵まれているほうがしあわせだよね。
 だから、しあわせには心のバランスが大切なの。物質的に恵まれても不幸せな人っていっぱいいるんです。

 『変な人の書いた世の中のしくみ』  第二章 より  斎藤一人:著  サンマーク出版:刊

 いつもしあわせな人は、「小さなことにしあわせを感じる名人」です。

 他の人が気づかないような小さなできごとや、何気ない日々のやり取りにしあわせを感じる。
 そんな「しあわせ感度の良さ」があるから、しあわせな気持ちを持ち続けることができます。

「道端に咲いているタンポポに美しさを感じられる感性」

 ぜひ、身につけたいですね。

邪魔が入るから人生は楽しい 


 何かいいことを始めようと思い立つと、必ず邪魔が入るのがこの世の中の常です。
 しかし、斎藤さんはそんなとき、「邪魔が入るから人生は楽しい」と思いなさいと述べています。

 反対する人たちには、「今日も私の人生を盛り上げてくれてるな」って思えばいいとのこと。

 なんでも自分の得になるように考えられるのが、得な人生なんだよ。だから会社に行ったらそういうふうに考えるの。それで楽しく自分の仕事を終わらせたら、次にまだ終わってない人の仕事を手伝うの。
 それであとはなんでも自分の都合のいいように考えるんです。やりたいことが二つあったら、「二兎を追うもの一兎も得ず」じゃなくて、「一網打尽」でいくの。
(中略)
 楽しく生きるとは、楽しいことを考えることなんです。人に楽しくしてもらおうと思っちゃダメだよ。楽しいっていうのは、なんにもなくて楽しいの。なんにもなくても「楽しいなぁ」って言えば楽しくなるの。それが言霊の現象なんです。
 エジソンが電球を発明するために、電気を明かりに変えるためのフィラメントを探して、何千回と実験を重ねたんだけど、まわりの人が「そんなに失敗してイヤになりませんか?」って聞くんだけど、エジソンはそれを失敗だと思っていないの。フィラメントに合わない物質をまた一つ発見できたって思っているだけなの。
 成功する人っていうのは、成功するまでやり続けた人なんだよね。うまくいかないからってそれを失敗だと思ってあきらめてたら、成功なんてできないんです。

 『変な人の書いた世の中のしくみ』  第五章 より  斎藤一人:著  サンマーク出版:刊

 起こった出来事や経験自体に「楽しいこと」も「つらいこと」もありません。

 すべてはその人の心の持ちようで決まります。
 普段、何気なく発している言葉にも気をつけたいですね。

 つねに前向きに楽しく、やはりそのような発想をするクセをつける。
 それがしあわせになるための近道です。

この世の中を天国にするために 


 斎藤さんは、“出したものは返ってくる”、これが宇宙の法則だと述べています。
 誰かに「あなたはすごいね」って言うと、やがて自分のところに「すごいね」という賞賛の言葉になって返ってきます。
 逆に、「バカ野郎!」っていった言葉はまわりまわって、自分が「バカ野郎!」って誰かから言われます。

 私たちがいちばん知らなければいけないのは、私たちはなんのために生まれてきたかってことなの。この人生をどういう意図で生きるのかってことなんです。
 そして、自分に起きた問題は全部、自分で解決できるの。そのときに、愛と光、つまり、愛があって上気元になれる解決策ってなんだろうかって考えながら解くの。
 その問題は人によって違うんだけど、解き方は全部一緒。ただ、愛と光でじっと考えたらもう、その場で100点なのね。そういう修行なんです。
 それで同じ修行なんだから、楽しくやったほうがいいよね。悪いことをすれば悪いことが起き、いいことをすればいいことが起きる因果の法則からは決して逃げられないの。どうせ逃れられないのなら、楽しくやったほうがいいに決まってるの。
 晴れの日もあれば雨の日もあるし、嵐や雪の日もあるの。いろいろな天気があるけど、いい日かどうかを決めるのは自分だよね。雨が降ってイヤだなと言うか、いいお湿りだねっていうかは自分次第なの。
 イヤなことが起こったとき、イヤな一日だったと思うのか、これで悪い因果が一つ消えたと思うのかも、自分が決めることなの。

 『変な人の書いた世の中のしくみ』  第六章 より  斎藤一人:著  サンマーク出版:刊

 斎藤さんは、魂は永遠の存在で人間はこの世で学ぶことがあるから生まれてきたと説きます。
 だから、自分の身にひどいことが起こるのは、前世も含めて同じようなひどいことをしてきたからに他ならないとのこと。

 逆にいうと、自分自身が解決できない問題は起こることはないし、それを解決しない限り同じようなことは起こり続けるということです。

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 斎藤さんは、悪いものは刈り取って、いい種まいて、来世はみんなが笑って会えるような、そんな世界をつくりたい。そうすることが、やがてこの日本を、そして地球を天国にすることにつながると信じているとおっしゃっています。

「自分の人生が楽しくしあわせでありたいという望みと、それ以上に周りの人を楽しませたい、しあわせにしたい」

 斎藤さんは、そういう願いが誰よりも強い方です。

「納税額日本一」という称号。
 それは、斎藤さんが、日本で誰よりも周りの人にしあわせを与え続けているという一つの証ですね。


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