【書評】『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』(本田健、ダリル・アンカ)

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 お薦めの本の紹介です。
 本田健さんとダリル・アンカさんの『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』です。

 本田健(ほんだ・けん)さんは、経営コンサルタント、作家です。

 ダリル・アンカ(Darryl Anka)さんは、バシャール(Bashar)のメッセージを伝えるチャネラーです。

バシャールと出会って、人生が大きく変わった!

 本田さんとバシャールの出会いは、25年も前にさかのぼります。
 バシャールとは、地球からはるか離れたオリオン座近くのエササニという星に住んでいる宇宙存在です。

 本田さんは、これまでの人生で3回バシャールに会っていて、そのいずれもが、人生の大転換期だったと述べています。

 2010年にバシャールとの対談『未来は、えらべる!』(ヴォイス)を出版してから、読者のみなさんから、たくさんのメールやお手紙をいただきました。
 そこには、自分の夢が次々と実現した様子が書かれていました。
「希望の学校に行けた」「夢の会社に就職できた」「留学できた」「恋人ができた」「結婚できた」「子どもが生まれた」「転職できた」「独立できた」「両親と和解できた」「離婚できた」「海外移住した」
 など、ありとあらゆる夢が実現したことが書かれていました。

 そういうお手紙やメールを読むたびに、「夢って、かなうもんだなぁ」と思います。
 一方で、「夢がなかなか形にならないんですけど・・・・・」という人にもよく出会います。
 そういう人は、夢がぼんやりしていたり、途中であきらめてしまっているように思います。
 どんな人でも、本当にやりたい! ということが見つかって、そこに全力でぶつかっていけば、たいていのことは実現できると思います。

 あなたにも、「本当にやりたかったこと」があるのではないでしょうか?
 すぐに思い浮かばない方は、ひょっとしたら、それを認識してしまったら、今の人生を変える必要が出てくるので、考えないようにしているのかもしれません。
 本当にやりたいことが見つかって、自分のライフワークを追いかけることになったら、今の会社を辞めなければいけないでしょう。
 そうしたら、「パートナー(両親、友人)は何ていうだろう?」と想像して、やっぱり、あんまり突飛なことは考えないようにしようとなってしまうのです。
 でも、いったん、あなたがやりたいことに意識を向けてしまったら、大好きな人ができるのと一緒で、その思いはだんだん無視できなくなっていきます。
 何をしていても、その存在が、ふと気になってしまうのです。自分の思いを押し殺して生きるのか、その気持ちに正直に生きるのか、それはあなたの選択です。
『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』 まえがきにかえて より 本田健、ダリル・アンカ:著 サンマーク出版:刊

 ワクワクすること、自分が本当にやりたいことを続けていけば、夢は実現する。
 そんなバシャールの教えを見事に体現して理想の生き方を見つけた本田さん。

 本書は、ロサンゼルスで行われた4日間の対談をもとに「バシャールの教え」をわかりやすくまとめた一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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ワクワクをたどると「本来の道」に導かれる!

 最初に、「ワクワクすることを追いかける」というテーマについてです。

本田(前略)ワクワクすることをやればいいとバシャールはいいますが、ワクワクには2通りあると思います。熱いワクワクと、静かなワクワクです。
 これについて、何か最初のコメントをもらえませんか。

バシャール 両方ともみなさんの本当の波動を代表するものです。
 情熱を追っていけば、場合によってはそれが外に向くこともあるでしょうし、内側に表現されることもあるでしょう。
 ワクワクするといったからといって、それは走りまわったり、飛び回ったりしなければいけないということではありません。
 情熱・熱意をもって行動するということが、静かで平和であるということにつながることもあります。
 どんなときでもみなさんが本当の自分であることと整合性がとれるように、それを正確にやっているということを意味しています。

 しかし、その情熱・熱意をもって何かをやるということは、全体の公式の第1段階であるということを忘れないでください。
 第2段階は、自分の最大限の力を生かして、それをできるかぎり続けて、もはやそれを続けられないというところまで突き詰めることです。
 第3段階は、自分の熱意をもったことに対して行動を起こし、いっさい結果に期待しないということです。

 こうやってワクワクすることをやれば、きっとこういう結果につながるだろうという理想的な成果のビジョンが見えていたとしても、それはワクワクする状態にもっていくために必要なことであって、それに基づいてやっていくことによって本当に自分が得るべきものが得られます。

 ときどき自分が思っていたとおり、描いていたとおりになることはありますが、多くの場合、そうではない形の結末で終わります。
 ですから、ビジョンをもってやるというのは、適切なワクワク感の状態に自分をもっていくことで、ハイヤーマインドが本当に自分に与えたいものを与えてくれるための手段です。

 フィジカルマインド、物理的な頭というのは、いちばんよい成果や結果はどういうものかをわかっているつもりかもしれませんが、実際にはそれを知るべき要素はありません。
 今、この瞬間何が起きているのかということを理解することで手いっぱいだからです。
 何が起きるか、あるいは起こるべきかということを知ることはありません。それを知っているのはハイヤーマインドのみです。

本田 ということは、たとえば作家になりたいと思って、作家になる勉強をしたとしましょう。
 しかし、本来その人は料理人になる運命だったとします。
 そうすると、作家になる道が自動的に閉ざされるということでしょうか? それとも、どこかのタイミングであきらめて、料理のほうに行くべきなのでしょうか?

バシャール 自分がワクワクすることをやって、それに合わせて行動していれば、あとはシンクロニシティにまかせておけば大丈夫です。
 シンクロニシティが次々に正しい道のりをつくってくれます。シンクロニシティこそが、いろいろなものを組織立てるためのものです。

 たとえば、料理人になるような道のりが見つからず、いちばんワクワクして情熱を傾けられるのは作家になるという気持ちだったとします。
 それに基づいて行動していけば、いろいろなチャンスや機会で道が開かれていきます。そして、そのような形で自分にとっていちばんワクワクするものにどんどんさらされていくのですが、ワクワクすることというのは必ずしも1つではなくて、複数あることがあります。

 たとえば、この人が何かを書いて、それがレストランのシェフの目にとまって、気に入られたとします。
 そのシェフから、「すごく本を気に入りました。ぜひその話をしたいので、レストランに来てください」というお誘いがかかるかもしれません。
 そのレストランに行って、本の話をしている間に、実際に今度はシェフになるというアイデアが出てきたり、あるいは食べ物や料理の話に移るかもしれません。
 その作家が食べ物の話や食べ物を作るという話をしていることにとてもワクワクしているということに、シェフが気づくかもしれません。
 シェフが作家に対して、「では、何か作ってみてくれませんか。どれぐらいできるか見てみましょう」と誘ってくれるかもしれません。
 その作家は、自分がそんなにおいしいものが作れると知らなかったのに、作ったものをシェフが味見したところ、「なんておいしいんでしょう。じゃあ、このレストランで料理人として働きませんか」と誘われるとします。

 そのようにして、作家になることがシェフになることとまったく関係ないように思えても、シンクロニシティがその2つをつなげてくれます。
 そして、その人にとってもっともワクワクできることをいろいろな形で、その人にとって必要なすべての形で表現できるようになっていきます。
 これで質問の答えになりましたか?

本田 はい。さらにそれについて質問ですが、今の話はラッキーな例という感じがします。

バシャール ラッキーというものは、じつはありません。運というものはありません。運というのはなく、すべてはシンクロニシティです。
 ですから、正しい状態にあれば、自動的にシンクロニシティが働くという機構がつくられています。それが現実というものです。
『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』 CHAPTER 1 より 本田健、ダリル・アンカ:著 サンマーク出版:刊

「こんなこと実現するわけない」
「誰もやったことがないから不可能だ」

 頭で考えると、そんな結論になって諦めてしまいがちです。

 しかし、心からワクワクすることを続けていけば、ハイヤーマインドが、実現への道へ導いてくれます。
 私たちがよく「偶然」とか「ラッキー」とかいう、シンクロニシティという方法で、ですね。

 しっかりした目的地を決めれば、そこに至る経路は決めなくていい。
 ただ「ワクワクすることを追いかける」ことに専念すればいいということです。

魅力と自信の邪魔をしているのは、あなたの「観念」

 次のテーマは、「パートナーシップ」つまり人間関係についてです。

 私たちは、人と関わることでさまざまな感情を経験します。
 そこには、どのような意味があるのでしょうか。

  バシャールは、人間関係があることによって、じつはそれにネガティブな反応を示したり、あるいは怖れがある反応をすることによって、自分の中にそういった怖れがあるということを、認識するチャンスになると指摘します。

本田 ということは、たとえばパートナーシップにおける嫉妬が出てきたり、怒りが出てきたりというのは、すべて自分を知るための仕掛けと考えたらいいのでしょうか?

バシャール そうですね。自分の中のそういうものを見ていかなければいけないということです。
 というのは、自分の中に何か恐怖に基づいた観念があるからです。それが必ずしも本当だとはかぎらないのですが、それが本当だと教わってきたいるから、その観念があるのです。

 一般的なことをいえば、そういう感情が出てくるというのは、自分自身に十分な価値があると教わっていない、あるいは自分に価値がないと教わってしまっている、そういう観念かあるというのが共通点です。

 自分は本当に価値がある人間だと教わっていない場合、すなわち「あなたはダメな人間だ」、「あなたは価値のある人間が得るような資格がない人間だ」と教わってきてしまいますと、実際に自分は価値がある人間だと思っている人に遭遇したときに、見せつけられているような気がして頭にきてしまうわけです。
 それはじつは頭の中にある自分の恐怖が、鏡としてそうやって反射されて戻っているにすぎないわけです。

 これをすべて解決するためのすごく簡単な文章があります。みなさん知りたいですか?
 英語だと「Mind your own business」といって、人のことには口出ししない、人のことには手を出さないということです。
 それだけ簡単なことです。

本田 あまり助けになりませんね(笑)

バシャール それもまた、観念です。

本田 それに関して、無価値感を癒やして、セルフイメージを高めるにはどうしたらいいのでしょうか。

バシャール まず第一に、自分は存在しているかと聞いてみることです。もちろん存在しています。存在していなかったら、そもそもそういうことを聞くこともできないわけです。
 クリエーション、創造というのは間違いのない世界です。
 ですから、自分が存在しているという事実が、自分は価値のある人間であるという証拠です。自分が必要とされているから存在しているのです。

 次に、もし自分が価値のない人間だといったとすれば、それは存在そのものに対して議論をふっかけているのと同じであって、自分が存在しているということは不変で、いっさい変わることのないことです。
 ということで、創造と自分には価値がないという議論をすること自体、絶対に自分が勝てない議論です。
 ですから、創造とケンカをするのはやめましょう。

本田 そういう難しいことを聞きたいわけではなくて、「私はかわいくない」、「僕は男性として魅力がない」というときに、どうしたらいいのでしょうか?

バシャール 難しいというのは事実ではありません。それも観念です。
 難しいと思いがちですが、自動的に難しい状況というのはありません。
 その状況に対してそういった観念があるからこそ、それが難しいと思うわけです。

 前にお伝えしたとおり、存在には5つの事実しかありません。
 1つ目は存在すること。2つ目は、すべてが今、ここにあること。3つ目はすべてが1つ、1つがすべて。4つ目は出したものが返ってくるということ。そして5つ目は、これらの法則以外、すべては変わるということです。
 それ以外のものはすべて事実ではありません。それは意見であったり、考え方であったり、発想であったりするだけです。

 ですから、たとえば自分がこれは難しいと思っていたり、誰かにそういったり、あるいは「誰だってこれは難しいと知っている」、「これを変えることはできない」と口にしていることに気づいたら、その場で止まって、自分のいっていることをよく聞いて、自分自身に言い聞かせてください。
 それは自分が今まで教わってきた観念であって、事実ではありません。そういった観念というのは、変えることができます。

 自分の観念が変われば、経験が変わります。経験が変わらなければ、自分の観念は変わっていないということです。

本田 たとえば、パートナーがほしい人がいるとします。現在を見ながらどうやって未来のパートナーを見つければいいのでしょうか?

バシャール 前にもいいましたが、何がほしいかということに焦点を当てるのではなく、現在、つねに必要なものは与えられていると認識することです。
 ですから、その人にとって本当にパートナーが必要であれば、自動的にパートナーは現れます。

本田 少し待ってくださいね。そうはいうものの、自動的にお金もパートナーもライフワークも来ていないという人も多いと思います。

バシャール それは、そもそもライフワークやパートナーやお金がほしいということに目を向けすぎているからです。そこに目を向けないようにすれば、じつはもっと自動的に早く現れるのだと思います。

 このように言い換えましょう。もし未来に目を向けていて、誰かが将来的に自分を探してくれると期待していたとすると、どうやってその人が今のあなたを見つけることができるでしょうか?
 たとえば、将来こういうパートナーがほしいという像をつくり上げていたとしても、その人がいちばん必要としている姿であるということがどうしてわかるでしょうか?

 もしそういうことに目を向けすぎて、いつかの未来に現れる人と思っていますと、その人が横を通り過ぎたとしても気づかないでしょう。それは「今」に目を向けていないからです。
 トントンと肩をたたかれて、「私があなたのパートナーです」といわれても、「失礼、私は未来のパートナーを探しています」といって、その人のことを無視してしまうかもしれません。

本田 バシャール、おもしろいなぁ〜!

バシャール ありがとうございます。

本田 今わかったのですが、パートナーがほしい、お金がほしいと思った瞬間に遠ざかるということですね。

バシャール そうです。
 ですから、つねにいつも必要なものはもう目の前にあるということを受け入れ、理解することが大切です。
 そして、今あることに目を向けて、それをどんどん使っていくことによって、それがまた加速されていきます。
 今あるものを使うのではなくて、いつか何かが起きるのを待つということは、実際はそのプロセスをスローダウンさせてしまうのです。
 先ほどの例でいえば、地球の人が「パートナーがほしい」といったとします。それは、その人はそもそもパートナーが必要だと知っているということを前提としています。
『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』 CHAPTER 2 より 本田健、ダリル・アンカ:著 サンマーク出版:刊

 経験を創り出しているのは、自分自身の考え方、観念。
 人間関係も、例外ではありません。

「私はつまらない人間だ」

 心の奥底にそのような観念があれば、自分の周りには、つまらない人しか集まってきません。

 経験を変えようとするのではなく、観念を変える。
 人間関係だけでなく、人生全般における願望実現の秘訣です。

「行動、考え、感情」は観念を知るバロメーター

「観念を変えること」が、人生を劇的に変化させる秘訣。
 とはいっても、観念は、潜在意識の中に存在していて、自分ではなかなか気づくことはできません。

 どうすれば、観念に気づき、変えることができるのでしょうか。

本田 簡単に観念を変える方法を教えてください。

バシャール まず、その観念が何なのかを知っていなければなりません。そこにあると知らないものを変えることはできませんから。
 ですから、マイナスな考え方や発想があると気づいたときに、簡単な質問をしてみてください。
 この状況において、自分に対してどういった観念があるからこそ、自分は今こういったことを感じているか、あるいはこういう行動を起こしているのかということです。
 あるいは、違う形でそれを聞くこともできます。もしこのまま自分の情熱に基づいて前に進めていったとすると、自分はこの先起きることで何を怖れているのかということです。
 自分に正直で答えを聞くのが怖くなければ、何らかの形で答えが出てきます。その観念が何であるのかということを見ることができます。
 それを自分の意識にもってくることができ、そしてそれが何であるかということに気づきます。

 ですから、そういった本当の自分と整合性がとれていないような観念があると気づいたときに、それ自体がおかしなもの、あるいは理にかなっていないようなものに感じられるわけです。それが無意味だと思った瞬間に、それは消えます。
 でも、理にかなっていないと思うのは、そのプロセスの終点であって、最初の時点で起きることではありません。
 理にかなっていない、意味がないと思った時点で、そのこだわりを自分の中にもちつづけることはなくなるわけです。

 もしそうやってこれは意味がないからと手放した後も、自分の考え方、感じ方、あるいは行動が変わらないとなれば、それは本当に根底にあるような観念にまだたどりついてないわけです。
 ですから、さらに探しつづけ、調査をしてみてください。
 本当にそれを手放すことができたかという証拠となるのは、自分の感情や考え方や行動が変わるということです。

 どのようなことであろうとも、そういった行動、考え方、感情か生まれるのは、そもそも何かの観念が最初にあるからです。
 その定義は、家の青写真(ブループリント)のようなものです。観念の定義というのは、そもそも観念や青写真が正しいと信じていることから発しています。

 感情(エモーション)は「e-motion」と書きますが、エネルギーと運動という意味で、それが家を構築するものです。そして、考え方のパターン、思考はその家をつくるための材料です。行動はその家をつくるための建築方法です。
 もしその青写真、あるいは定義が自分のもともとの状態と整合性がとれていなければ、できた家は強い家にはなりません。
 というのは、そもそも間違った材料で、間違った方法で、間違った形で家がつくられたということで、弱い家しかつくられないわけです。

 ですから、もし家、すなわち自分の現実が崩れ落ちてきているとすれば、それは青写真ないし定義のほうに戻ってみてください。自分が本来こうでありたいというビジョンと整合性がとれていないということになるでしょう。
 その部分を見直して、正しい形で、正しい材料を使って家を構築していけば、ひじょうにしっかりとした強い自分の現実がつくられるということです。
 ですから、物理的な現実がうまくいっていない場合は、その定義に必ず戻ってみてください。そうすれば、そもそも自分の現実をつくっているものがどういうものか、どういう状態なのかということがわかると思います。
 ただ、この話が難しすぎると感じるか、またそう信じているのであれば、また別ですが。

本田 今回は大丈夫です。

バシャール それでは、みなさんはこれで「バシャール建設学校」を卒業ということになります。
『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』 CHAPTER 3 より 本田健、ダリル・アンカ:著 サンマーク出版:刊

 観念は、家の青写真(ブループリント)のようなもの。
 観念を基にして、考え方のパターン、思考、感情などが選択され、経験という“家”が建てられるわけですね。

 経験、つまり建てられた家が気に入らないなら、その基になる観念に問題があるということ。

 その経験は、どんな観念に基づいて起こったのか。
 そこまで遡って突き詰めることが、観念に気づき、それを変えるための早道だということですね。

「感情」をたどると物事への定義が姿を現す

 魂は、今世で経験したいことをあらかじめ決めてからこの世に生を受けます。

 自分は、何を経験するために生まれてきたのか。
 それを知る手がかりになるのが「感情」です。

本田 次に、感情についても聞きたいと思います。

バシャール それは動きのあるエネルギーですね。

本田 はい。人間はいろいろいっても感情の動物だと思います。

バシャール でも、何らかの定義があるから感情が生まれるのであって、そう思っているから人間は感情の動物となるわけです。
 というのは、何かに対しての定義がなければ、それに対してどう感じていいかというのはわからないからです。
 ですから、感情を使ってそれをたどっていくことによって、そもそもその発端となっているものか何なのかということを見つけることができます。

 感情は定義なしでは存在しえません。何かがエネルギーにパターンを与えなければなりません。
 感情というのはエネルギーのパターンです。
 そして、その定義というのはみなさんが感情として経験するエネルギーのパターンを引き起こします。

 でなければ、そのエネルギーはフラットな状態で、そういったパターンはないわけです。そして、何も感じません。

本田 ですから、感情は人間にとって幸せにも不幸にもなるエネルギーだと思います。

バシャール 感情が不幸や幸せをつくるのではありません。
 それはそもそも定義で生まれてくるものであって、感情というのは不幸の代表だったり、幸せの代表だったりするわけですが、それは定義が本当の真なる自分と整合性がとれているか、とれていないかというところから発しています。

 テクニックや許可証を使うことによって、ポジティブな波動のパターンを使ってそれがどういう感じなのかということになじんでいくことはできると思いますが、不幸や幸せというのは感情から生まれるものではなく、その定義から生まれるものです。

 感情と考え方と行動というのは原因となるものではなく、何かをはね返しているものです。

本田 はい。観念を見ていくことで解けるということはよく理解できました。自分のことについては。

 しかし、相手が怒っていたり、落ち込んでいたり、感情的にすごく混乱している場合、どのように対処すればいいのでしょうか?
 たとえば、「バシャールは観念が感情をつくるっていっていたんだよ」といったら、たぶんもっと怒ると思います。

バシャール でも、それはあなたの問題ではないですよね。

本田 でも、そういう人と一緒に暮らしている可能性もありますよね。

バシャール だったら、その人と一緒に暮らすのをやめればいいわけです。

本田 そんな、極端な(笑)

バシャール そうですか?

本田 もう少し相手の気持ちを楽にしたり・・・・・。

バシャール 一生という意味ではありませんが、いったん離れて戻ってくれば冷静になるかもしれません。
 議論ではなく、きちんと会話ができるようになったときに戻ってくればよいでしょう。
『本当にやりたかったことを、今すぐはじめよう!』 CHAPTER 4 より 本田健、ダリル・アンカ:著 サンマーク出版:刊

 感情は、単にエネルギーのパターンだということ。

 それ自体に、良いも悪いもありません。
 同じ経験をしても、必ずしも同じ感情を経験するということもありません。

 ネガティブな感情を感じるのは、真なる自分、つまり魂の望みとかけ離れているということ。
 逆に、ポジティブな感情を感じるのは、魂の望みに近づいていることを示すサインだといえます。

 バシャールが「ワクワクすることを続けなさい」と強調するのは、そんな理由があるのですね。

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 本田さんによると、人生を変える人は、全然違う次元に、すっと一瞬で行ってしまうのだそうです。
 その現象は、「次元上昇」と呼ばれています。

 本田さんは、次元上昇は、パラレルワールド間を飛び越えたときに起きて、その鍵は、イメージとリアリティ感だと説明されています。

 私たちは、いつでも無限の可能性から、存在する世界を選ぶことができます。
 どの世界を選ぶのか、その鍵を握っているのが「感情」であり、その基になっている「観念」です。

 私たちの潜在意識の中にある観念や感情が大きく変わったとき、文字通り「住む世界が変わる」ということですね。

 現実が変わらないのは、自分が抱えている観念が変わらないから。
 つまり、すべて自分の責任なのですね。

 自分の外側の現実を変えるには、自分の内側にある観念を変える必要がある。
 バシャールは、そのメカニズムと方法について、明快に示してくれています。

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