【書評】『10年後、君に仕事はあるのか?』(藤原和博)

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 お薦めの本の紹介です。
 藤原和博さんの『10年後、君に仕事はあるのか?―――未来を生きるための「雇われる力」』です。

 藤原和博(ふじわら・かずひろ)さんは、教育改革実践家です。
 東京都初の民間校長として、杉並区の中学校長を務められたことでも有名です。

君たちは、どんな時代を生きるのか?


 今、中学生や高校生たちにとっての最大の悩み。
 それは、モデルとなる大人が近くにいないことです。

 社会の仕組みやルールが目まぐるしく変化し、私たちはみな「一寸先は闇」の不安な時代を生きています。

 じゃあ、いったい、そうした不確かな時代に、君たちはどんなチカラを身につけていけばいいのか?
 いまから、じっくり解き明かしていきたいと思います。

 余計な不安を取り払うために、まず確認すべきことがあります。
 君たちは親と違う人生を歩むと言うけれど、どこが決定的に違うのか?
 大きく3点あります。ものすごく大きな違いがね。

 1つめは、君たちが社会人になる2020年の半ばには、多くの親が体験した「標準的な人生モデル」は追求できないということ。
 会社で正社員にはなれないかもしれないし、大手企業に入社したとしても一生そこで働くのは珍しくなるでしょう。新卒の一括採用が残っているかどうかさえ怪しい。結婚して子育てし、マイホームを持つかどうかもわかりませんよね。だから、親の人生モデルを前提として君たちに説教しても通じない。

 2つめは、言わずと知れたスマホと、それにつながったネット世界の広がりです。
 いまの高校生は1998年以降の生まれになりますが、グーグル(Google)も1998年生まれなんです。グーグル以前とグーグル以降は人種が違うと思ったほうがいいでしょう。ちなみに、もし君の親が、君がスマホに文字を打ち込むスピードにかなうなら、「若い!」と褒めてあげていいかもしれません。
(中略)
 3つめは、最初の2つとも関連しますが、人生の長さ(ライフスパン)が決定的に異なること。明治・大正を生きた世代と比較すると、君たちの世代は平均寿命が2倍(40〜50年から80〜100年)に延びることになります。いまの親世代もあと40〜50年の人生が残っているから、十分に長いんだけどね。

 『10年後、君に仕事はあるのか?』 はじめに より 藤原和博:著 ダイヤモンド社:刊

 変化が激しく、先の見通せない不確かな世の中。

 そうした時代を生き抜き抜いていく若者たちは、どんなチカラを身につけておくべきか。
 親たちは、どんなサポートをしてやったらいいか。

 本書は、これからの時代を生きる中高生のために、10年後の近未来を予測し、その対処法をわかりやすくまとめた一冊です。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「人間が人間らしく」なる時代


 今後10年の間に、社会に一番影響を与える変化は何でしょうか。
 それは、世界の50億人がスマホでつながること、そしてそのネットワークに人工知能(AI)がつながることです。

 藤原さんは、私たちの生活のあちこちでネットとつながったロボットがいろんな働きをするようになると指摘します。

 ロボットと言っても、「ASIMO」や「Pepper」のような人型をしているとは限りません。いまだって、「ルンバ」のようなお掃除ロボットが活躍しているでしょう。
 もう少しすると、冷蔵庫も「冷蔵クン」になって、コンビニで買ったものを入れるたびにバーコードで賞味期限を判断したり、足りなくなると自動的に発注するようになるでしょう。車はすでに「移動クン」という名のロボットで、縦列駐車(じゅうれつちゅうしゃ)を自動的にやってくれる機能を搭載しているし、高速道路での車線変更も渋滞時のノロノロ運転も自動でできる。ロボットに乗り込むというとガンダムを思い浮かべるかもしれませんが、車はもうそうなっている。
 さらに、スマホだって10年以内にほぼすべての知識がネット上に蓄積されるから、のび太くんにとってのドラえもんのような、超のつくほど優秀なパートナーになっているでしょう。スマホはもう「通信クン」という名のロボットと一緒です。
(中略)
 もっとも、未来社会と言っても、10年くらいでは街の見た目はそれほど変わらないかもしれません。この10年の一番の変化はスマホの向こうにつながった「ネット内」で起こるので、それがどんなに激しくても外見には現れてこないからです。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「A.I.」などの未来社会が描き出すような、車が空やビルの壁面をビュンビュン飛び回るような光景は、当分見られないと思います。それに、東京スカイツリーや、あべのハルカスよりも高い建物はもういらないでしょう。
 それでも、親世代は、大きなビルやタワーが続々と建ち、高速道路が通り、新幹線が走り、大型船が就航し、飛行機もどんどん大型化する時代を生きてきました。だから、目の前に突然立ち上がった大型の建造物や乗り物に興奮し、物や街の外見上の未来に夢を抱くことができた。鉄やコンクリートで作られた未来にです。
 一方、君たちの世代は違います。建設が街で起こるのではなくネット内で起こるから、見えない。可視化されないから夢を託しにくいんです。ネットの向こうの実態は見えないし、いたるところに埋め込まれたチップもセンサーも超小型化して隠されている。さらに先端技術も、ナノテクノロジーやiPS細胞のように微細で見えない領域に向かっています。未来が見えにくくなっちゃったから、夢のあり方も変わっていくはずですね。
 こうして、世界の半分がネット内に建設されるようになると、君たちは自然と、人生の半分をネット内で暮らすようになります。

 『10年後、君に仕事はあるのか?』 第1章 より 藤原和博:著 ダイヤモンド社:刊

「ロボットやコンピューターによって人間の仕事が奪われていく」
 多くの専門家が口にする言葉ですね。

 藤原さんは、その言葉の根本的な理由は、世界の半分がネット内に建設され、人間がその世界で人生の半分を過ごすようになるからだと指摘します。
 たしかに、ネットの世界では、生身の人間の従業員は必要ありませんし、建設のための資材や工事業者もいりませんね。

勉強すれば、人生を先送りできる


「子供はみな大きな夢を持つべきで、その夢に向かってまっすぐに生きるのが良い」
「夢の実現のためには回り道は避けたほうがいいし、学校での地道な勉強は無駄だ」

 最近、そのように考える人も増えてきました。

 しかし、藤原さんは、このような意見に対して疑問を投げかけます。

 もし君が、小さい頃からアスリートや芸術系の訓練をせず、いま普通に学校に通っているようなら、僕はまず勉強することを勧めます。君がすでに特定の夢やキャリアを強く意識しているケースを除けば、あとで選択の幅が広がるように、基礎学力を高めることは必須だからです。
 前ページの図表8を見てください(下図を参照)。
 小さい頃からアスリートや芸術家としての道を歩んでいるわけではない普通の人が、これからの時代に必要な「生きるチカラ」を三角形の図に表してみました。
 まず、土台になるのが基礎的人間力。家庭教育がベースですが、学校での人間関係や行事を通じての経験、あるいは部活でも育まれます。そのほか、旅やバイトなどさまざまな体験の積み重ねが、忍耐力や精神力、集中力、持久力などを強化することになります。
 そしてその上には、左側に情報処理力、右側に情報編集力を置きました。
 情報処理力とは、狭い意味の「基礎学力」のことです。
 計算の方法や漢字の書き方など、たくさんのことを覚え、それを思い出せるかどうか。記憶力の勝負になりますね。また、一見複雑な問題でも、それを読み解いて、なるべく早く、正確に「正解」を導けるかどうか。チャッチャと1人で、早く正確に処理できる力だから情報処理力と呼んでいます。
 通常、これは学校の勉強や塾でのトレーニングで鍛えられます。中学でも、高校でも、大学でも、受験を経ることで情報処理力は飛躍的に上がることがありますが、試験が終わるととたんに落ちてしまうという特性もあります。
 一方、情報編集力は、正解がないか、正解が1つではない問題を解決する力です。広い意味の「学力」に含めてもいいのですが、正解を早く正解に当てる情報処理力と対比するために、右側に置きました。
(中略)
 目の前に問題が出されたとき、その問題を考える力の7割が「情報処理力」、あとの3割が「情報編集力」だと思ってもらっていいと思います。
 のちのち、サラリーマンや公務員の仕事でも、この7:3の原則が生きてきます。
 たいていの仕事では「処理」的な部分が7割以上で、経理でも、広報でも、営業でも、こうした処理仕事を早く正確にこなせるのが仕事のできる人の必要条件になります。経験したことのない人には意外かもしれませんが、一見、クリエイティブに見える広告や新規事業開発、あるいはテレビ局やネット放送局の仕事でも、じつは7割以上(下手をすると9割)が処理仕事だったりするもんなんです。
 あとの3割は、「正解」が1つではない課題に対してどんなアプローチができるのか、どれだけ納得できる解を導けるかの勝負です。これが仕事のできる人の十分条件。情報編集力側の力です。

 『10年後、君に仕事はあるのか?』 第2章 より 藤原和博:著 ダイヤモンド社:刊

図表8 生きるチカラ の三角形① 第2章P39
図表8.「生きるチカラ」の三角形①
(『10年後、君に仕事はあるのか?』 第2章 より抜粋)


「自由に考える力を奪う」と槍玉に挙げられることの多い、学校のテストや入学試験。
 “詰め込み式”の今の教育システムにも、「生きるチカラ」を養う大きなメリットがあります。

 要は、バランスの問題です。
 暗記中心の情報処理力だけでなく、抽象的な思考を必要とする情報編集力も同時に鍛える必要があるということです。

「コミュニケーション力」のないエリート


 情報処理力と情報編集力の関係は、アタマの回転の速さとアタマの柔らかさという対比でもあります。

 情報編集力を育むカギは、「遊び」です。
 藤原さんは、正解のない問題に対してアタマを柔らかくして、縦横無尽(じゅうおうむじん)に考える作法は遊びのなかで育まれると述べています。

 だから、10歳までにどれほど遊んだか、がじつは大事なんです。
 子ども時代に想定外のことにどれほど対処したか、ということ。

 よく対談やシンポジウムでご一緒する「花まる学習会」の高濱正伸代表とも完全に意見が一致するのですが、遊んでいない人材は伸びない。
 子どもの頃に遊んでいない人は発想が豊かじゃないから「伸び代(しろ)」がないんです。
 だから、「花まる学習会」では四季の休みごとに野外体験を企画し、そこでの学びを重視します。とりわけ夏休みには毎年1万人以上の子を自然のなかに連れて行き、大人の監視下ではありますが、わざと危険な遊び(たとえば、岩の上から川に飛び込むとか、木登りとか)もさせると言います。
 親の世代ならけっこうやったはずの「缶けり」遊びをイメージしてみてください。自分が鬼の場合、缶からどれくらい離れて、隠れているやつらを見つけに行ったらいいのか。あの倉庫の裏に何人、あの木の後ろに何人。そんな空間的なイメージをして、距離を測りながら探しに行きます。
 こういう遊びが空間認識を鍛えるんです。
 また、鳥瞰図(ちょうかんず)的な世界観は、木に何度も登ったことがないとつきにくいかもしれません。平面図の世界を斜め上から見るとどう見えるのか、高いところに登って同じ風景を繰り返し見たことがなければ実感できないでしょう。
 こうした遊びのなかで獲得する空間認識が、図形や立体の問題を解くのに大事なんだそうです。図形問題を見たときに、問題を解く鍵になる接線や補助線が想像できるかどうか。円と円があったら、その円同士の接線を見出したり、多角形のなかにいくつも三角形となる補助線を引く力のことです。
 このように、情報編集力を起動させるイマジネーションは、遊びのなかで育まれます。
 だから、情報編集力の基盤になるのは、こうした子どもの頃の遊びが十分にできていたかどうかなんです。
 一方、保守的な官僚や仕事のできないビジネスパーソンに特徴的なのは、「遊び」と「戦略性」がないこと。物事を高速で処理する情報処理力は高いのだろうけれど、情報編集力が欠乏しているケースが多いのです。
 その意味では、高級官僚や医者や弁護士などの職種が、小学校の低学年から受験勉強に追われた人たちに支配されるのは、社会的には非常にリスクが高いと言えるのではないでしょうか?
 実際、コミュニケーション能力の低い医者や弁護士が多くなってきたという話も聞きます。コミュニケーションできない医者にかかりたくはないし、コミュニケーションできない弁護士に依頼したら余計ややこしくなってしまうでしょう。
 僕自身、コミュニケーション能力養成講座をやってほしいと大学の医学部に頼まれたこともあるのですが、それにはこうした背景があるわけです。

 『10年後、君に仕事はあるのか?』 第3章 より 藤原和博:著 ダイヤモンド社:刊

 藤原さんが、総合力として情報編集力の高い人の見た目の特徴として挙げるのが、以下の2点です。

  1. 「遊び」があってイマジネーションが豊か
  2. 「戦略性」がある
 子どもの頃の体験は、後の人生の大きな財産になります。

 知識よりも経験。
 やはり、自分で身をもって体感することで、血となり肉となるということですね。

昨日より今日、今日より明日、進化するには?


 藤原さんは、人に信頼され、共感されて働くには「クレジット(信任)」を蓄積することが鍵になると述べています。
 クレジットとは、あなたに与えられる他人からの信任の総量のことで、以下の式が成り立ちます。

   クレジット(他人から与えられる信任の総量)=F(信頼 × 共感)

 クレジットを蓄積するためには、目の前の1人を大事にして、地道に信頼と共感をゲットしていく以外に方法はありません。この時間を短縮することはできないのです。そしてクレジットが高まれば、自然と、夢が現実になる確率も高まります。
 信任の高い人物には応援団がつくし、資金的な援助も得られるでしょう。何より、ネットワークが川となって、流れる水のごとくにエネルギーが集まってくるからです。繰り返します。一歩一歩クレジットを積み上げれば、夢は現実になる。

 そんなに難しく考えなくてもいいんです。君が通う学校でも、クレジットを積み上げる訓練はできます。
 一日一善、君たち1人ひとりが1日に1つだけどこかを良くしてくれたら、1つだけでいいから何かで貢献してくれたら、1000人の生徒がいる学校なら、1日に1000ヶ所良くなりますよね。1年に200日学校に出てくるとして、年に20万ヶ所。3年でなんと60万ヶ所が良くなることになります。
 そのほかに先生が保護者や地域の方々の貢献もあるから、3年で100万ヶ所は良くなるはずです。
 100万ヶ所、日々改善していって良くならないものなんてないでしょう。
 これが、夢を叶えるときの集団の力です。トヨタ自動車もこれで世界一になりました。

 でも、まず君は自分の周りのこと、すなわち君にとっての現場を意識してください。目の前に落ちているゴミを拾って片づける、友達が困っていたら助ける・・・・・そうした身近なことから始めて、しだいにクラス全体とか学年とか学校とか、そして世の中へとつなげていってもらえればいいんです。
 こんな話を、一条高校の新入生と2、3年生の対面式で話しました。

 一歩一歩クレジットを積み上げれば夢は現実になるという話を、別の例をあげて示しておきましょう。君たちはどこまで行けるのかについて、希望を持ってほしいからです。
 たとえば、ある世界でトップに立つのに(必ずしも社長になったりウィンブルドンで優勝するのではなく、その分野で揺るぎない存在になるのに)、1000段の階段があるとします。ちょうど20段で1階分の階段を上(のぼ)るとしたら、50階建てのビルをてっぺんまで上るのと一緒ですよね。
 このとき、下からこのビルを見上げれば、はるかかなたに頂上があるから、辿り着くのはほとんど無理だとたいていの人は思ってしまいます。

 あるいは、上る努力をしないでアタマを使っててっぺんを目指すのに、天から舞い降りる方法を探そうとするかもしれません。
 まずスカイダイビングの資格を取って、降下ポイントまで連れて行ってくれる飛行機を探し、さらに天候の良い日を選んで、落下傘でビルのてっぺんに降下する方法です。ただし、10年かけてスカイダイビングの技術を磨き、飛行機をチャーターするお金を貯めても、その日が晴れるかどうかはわからない。
 風がどう吹くかもその日の運しだいになります。

 だったら、地道に上っていくほうがいいんじゃあないか。
 1年に20段しか上れなかったとしても、50年かければ必ず頂上につくんです。1年に50段の階段を、10年で25階まで到達した人なら、もう頂上は見えてきたも同然。ゆっくりいってもあと10年、はじめてから20年で必ず頂上に着くわけです。
 つまり、「もう歩き始めているか、最初の1段を上り始めたか」だけが大事なんです。
 あとは、試行錯誤の連続。人生では、階段が頂上に向かってまっすぐ延びているわけではなく、らせんを描くように曲がりくねっていたり、上ってるはずが下っていたり、ゲームのように元の場所に戻っちゃったりする気がするものですが、それもこれも行き止まりになっているということはない。
 道は必ず続いていて、何1つ無駄はないようにできていると信じてください。

 『10年後、君に仕事はあるのか?』 第4章 より 藤原和博:著 ダイヤモンド社:刊

 千里の道も一歩から。
 とにかく続けることが大事だということです。

 特別な場所で、特別なことをする必要はありません。
 今、自分のいる場所で、できることを着実にやる。
 その積み重ねが、自分を特別な場所へ導いてくれます。

 技術が進歩しても、社会人として必要なコアな部分は変わらないということですね。

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 現在、奈良市の高校の校長である藤原さんは、高校とは、義務教育を通じて「みんな一緒」に育てられてきた子どもたちを、「それぞれ1人ひとり」に引き剥がし、個人として生きる準備をさせる場だとおっしゃっています。

 これからは、良くも悪くも「個人の時代」だと言われています。

 SNSやブログなどで個人の発信力が増し、それらをつなぐ世界的なネットワークも急速に発達しています。
 それに伴って、国や企業、それに学校などの組織の力が相対的に弱まっていくのは不可避でしょう。

 国や企業を頼らず、自分の力で生きていく。
 そんな厳しい時代ですが、見方を変えればチャンスといえます。

 実力さえあれば、自分の人生を自由にデザインできる。
 本書は、そんな時代を生き抜くための“サバイバル・ナイフ”ともいうべき一冊。
 メインターゲットの読者は中高生ですが、すでに社会に出ている人が読んでも、十分楽しめる内容です。

 親子そろって楽しめて、ためになる。
 そんなおトクな一冊を、ぜひお手にとって一読してみてください。


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