【書評】『宇宙人に聞いた幸せのひみつ』(並木良和)

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お薦めの本の紹介です。
並木良和さんの『宇宙人に聞いた幸せのひみつ』です。

並木良和(なみき・よしかず)さんは、スピリチュアル・カウンセラー・作家です。
宇宙の叡智やスピリットガイドたちと協働しながら「本来の自分」に一致して生きるための「統合(LDLA)」を伝え、本来の人間が持っている能力や生き方、そして目醒めた状態で人生を謳歌する「在り方」を、自らの体験を通して国内外を問わず世界に教示されています。

悩みの“根っこ”は、みんな同じ!

恋愛、仕事、お金、健康、人間関係・・・・・。

私たちは、たくさんの悩みを抱えています。

それらの悩みは、百人百様で「全く別のテーマ」と思えるかもしれません。
しかし、実はその“根っこ”はみんな同じです。

並木さんは、だから、その“根っこ”さえ解決すれば、誰だって自分のやりたいことを楽しみながら、心豊かにワクワクしながら生きられると指摘します。

宇宙人  よっ。今、ヒマ?
並木先生 なんだ、宇宙人。キミだったんだね。また遊びに来たの?
宇宙人  まあね。それより誰と話していたの? 友達? いつも観察させてもらってるけどさ、ナミキンって友達すっごく多いよね。
並木先生 いやいや、友達じゃなくてクライアントさんだよ。僕のところに人生相談に来ている人。連絡をもらって、相談に乗るのが、僕の仕事の一つだから。地球の人たちの悩みを解決して、よりよい人生に軌道修正してもらうことが、僕の使命でもあるかさ。
宇宙人  へえ〜。それでかぁ。いや、さっきの人、すっごい大変そうな顔をしてたから、大丈夫かなと思ってさ。
並木先生 地球で生きていくのって、けっこう大変なのよ。キミたちには、わかんないと思うけど。
宇宙人  ふーん。例えば、何を悩んでいるの?
並木先生 多いのは、人間関係についてかな。学校とか、会社とか、家族とか、どこにいっても人付き合いは避けられないからねぇ。
宇宙人  そんなの、上手くやればいいじゃん。自分は自分、人は人、でしょ。
並木先生 いやぁ、日本人だけかもしれないけれど、気を遣ったりとか、いろいろあるわけ。
宇宙人  大変そうだなぁ。俺達からしたら、命があって活動できるだけで楽しいけどな。
並木先生 それは、その通りなんだけどね。
宇宙人  ていうかさ、今まで悩んだことなんて、俺は1秒もないわ。愛用のUFOが壊れて飛ばなくなったときは一瞬驚いたけど、1秒で「直った」し。「すべてなんとかなる」って知ってるから、いちいちドキドキしない。そんな人生、疲れそ―。悩んでるうちに、人生終わるわ。
並木先生 いやあ、キミの言っていることは、間違いないよ。
人生は、すべてなんとかなる。そして、命があって活動できるだけで、楽しい。
本当は、悩みなんて何一つないはず。でも、人間はそんな感覚をきれいさっぱり、ぜーんぶ忘れちゃった。だから、しょうがないんだよ。
宇宙人  やっぱり、みんな忘れちゃってるよね? いや、俺もそうじゃないかと思ってたんだよ。
地球人って、もともと「なんでもできる存在」だったじゃん?
好きなときに、好きなものを手に入れて、行きたいところに一瞬で瞬間移動して、会いたい人に会って、やりたいことを楽しむ。「お腹が減った」と思えば、美味しいパンとワインが「ビョン!」って目の前に現れるし、空を自由に飛び回れる乗り物も、大きな建物も簡単に作れるし・・・・・。
並木先生 そう。「思ったこと」を、すぐに実現させることができるからね。
宇宙人  どうしてそうなっちゃったのかな。
並木先生 それはね、みんな悩みたくて悩んでいるからなんだ。
さっきキミも話していたけど、僕たち人間って、もともと何でもできる存在だったでしょ? だから、悩むことなんてなかったんだ。
でも、この地球という星には「怒り」「悲しみ」「不安」「恐れ」「嫉妬」など様々な負の感情や、悩みが存在していた。そうした感情を体験したくて、僕たちは地球にやってきたわけなんだけど・・・・・。
宇宙人  それを、見事に忘れてしまったと。
並木先生 そうなんだ。もともとは、テーマパークに遊びに来た感覚で地球を楽しんでいたんだけど、いつしかそれを忘れて負の感情に捉われてしまった。
「恋愛に振り回される」アトラクションを自分で選んだのに、つらくて眠れないくらい悩んだり、「不安や恐れを体験したい」と思ったのに苦しみから抜け出せなくなったりね。
宇宙人  どのアトラクションに乗るか、自分で決めたのに?
並木先生 そう。だからさ、そのつらいアトラクションからさっさと出て、違うアトラクションに行けばいい。でも、「これって、単なるアトラクションじゃん」っていう事実をきれいに忘れているせいで、抜け出せなくなっているんだよね。
宇宙人  なんで、自分で選んだことを忘れるかなぁ?
並木先生 言うなれば、本来の自分が眠ってしまった状態なんだ。眠っていて夢を見ているときって、夢で見ていることを現実だと感じるでしょ。明晰夢もあるけれど、多くの場合は眠っている間は夢の内容を信じている。それと同じなんだ。
宇宙人  ふーん。ナミキンの仕事ってさ、その眠っている人たちを目醒めさせることなの?
並木先生 うん。難しいけどね。そのために「視点を変えてみて」とか、「自分ともっと繋がってみて」とか、アドバイスするの。ケースバイケースだけどね。
宇宙人  俺もね。そういうの、地球人にアドバイスしてあげたいと思うんだよ。やっぱり、ナミキンと一緒で、いろいろ視えちゃうし、わかっちゃうからさぁ。
並木先生 でも、宇宙人の姿で僕以外の人の前に現れるのは、まずいと思うよ。
宇宙人  大丈夫、訓練してきたから。ていうか、地球人のこと、マジで知りたいのよ。「地球人が何を知りたいのか」を、俺が知りたい。だってほら、俺たち「全能すぎて」ヒマだから。ちょっと地球人の役に立って、感謝されてみてもいいかな〜って。
並木先生 そういうこと? じゃあ、いいよ。好きなときに現れてくれて。僕の勉強にもなりそうだし嬉しい!

『宇宙人に聞いた幸せのひみつ』 プロローグ より 並木良和:著 ワニブックス:刊

本書は、並木さんと宇宙人が教えてくれる、私たちが抱える様々な悩みに対する貴重なアドバイス、それらを対話形式でわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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宇宙は、「発信したもの」をそのまま返してくれる

最初に登場する“悩める人”は、OLのミホ(30歳)。
結婚したいのにできない、いわゆる「アラサーの未婚女子」です。

「お金持ちと結婚すれば、望みが叶う」という考えに囚われているミホ。
それに対して並木さんは、自分の幸せにとって役に立たない考え方は手放せばいいとアドバイスします。

ミホ   (前略)ところで、人が一人でも満ち足りて生きられるようになったら、恋愛なんかもうしなくていいんじゃない?
並木先生 もちろん。恋愛をしたっていいし、しなくたっていい自由を得ることになる。生きているだけで楽しいし、幸福感を感じているからね。そんな軽やかな意識でする恋愛は今までとは全然違う体験になるし、楽しいはずだよ。
「傷をなめ合う関係」とか、「相手に寂しさを満たしてもらおうとする関係」とは全く違う。相手に寄りかからない恋愛は最高だよ!
ミホ   一人でも幸せだったら、相手に頼るんじゃなく、与えることもできそうだね。
並木先生 そうだね。相手に与えたければ、与えればいい。でもさ、もし「与えたい」と思えなかったら、与えなくてもいいんだよ。自分が満たされて豊かであればあるほど、恋愛に限らずたくさんのものを与えられるようになるし、自然と与えたいと思えるようになる。とにかく、まずは「あなたの心の声に一致して、したいことをする」。これが大切ね。
ミホ   そんな「恋」って、たしかに素晴らしいのはわかるんだけど、私の周りって、ろくな男がいないの。磁石みたいに、だめんずばっかり引きつけてきた気がする。
並木先生 あのさぁ、あなたが「ろくな男がいない」と感じている時点で、「もうこのゲーム、負けた」と思ったほうがいいよ。
ミホ   えっ、「負け」ってどういうこと?
並木先生 目に映ること、相手に対して感じることって、合わせ鏡みたいなものなんだよね。
わかりやすく言うと、あなたが「こいつ、ろくな男じゃない」って感じている限り、向こうもあなたのことを「ろくな女じゃない」って感じでいるってこと。
実は、「ろくな男がいない」って思えば思うほど、「ろくな男がいないという物語を今日も満喫したいです」って、宇宙に願いを発信していることと一緒なんだよ。
そして、その願いがバッチリ叶っているわけ。だからもし、いい男に出会いたいなら、まずは自分の思い癖を変える必要がある。
ミホ   ちょっと待って! 宇宙とか願いを発信とか、何の話?
並木先生  ええとね、僕たちは毎日いろいろな思考を巡らせる生きものでしょ。実は、それは宇宙にそのまま「願い」として発信されているんだ。そして、宇宙は僕たちが発信したものを、「そのまま」返してくれるんだ。思えば思うほど、考えれば考えるほど、それは強いエネルギーとなって、同じ種類のエネルギーを引き寄せるパワフルな「磁力」になる。
つまり、ポジティブな思いはポジティブなエネルギーを、ネガティブな思いはネガティブなエネルギーを引き寄せる。これが、いわゆる「引き寄せの法則」って呼ばれるものなんだ。宇宙はこの仕組みで成り立っていて、例外はないんだよね。
だから、「私の周りには、満ち足りた素敵な男性ばかりが集まっています。私はそんな男性と、満ち足りた恋愛を楽しんでいます」って考えてみて。そして、実際にその状況を得たときに感じるであろう、幸せや満ち足りた気持ちを想像して、宇宙に発信してみてごらん。
ミホ   その前のめりな姿勢、なんかやばくない?
並木先生 やばくなんかないさ。これが宇宙の法則なんだから。声に出さなくても、心の中で強く思うだけでもいいんだよ。宇宙の構造上、僕たちが想像できるものは、どこかの次元にすでに存在しているわけ。だから、その自分とコミュニケーションを取ることだってできるんだよ。
例えば、あなたが望む世界を生きている「未来」の自分の姿を想像する。そして、その自分にどうしたら願いを叶えられるのか、聞いてみるのも面白いよね。もしくは、未来の自分にこんなふうに言われているのをイメージしてみて。
「何を悩んでいるの? あなた、あと数ヶ月もしたら理想の彼氏に出会って、一年以内に結婚しているわよ」って。
ミホ   思い込み、激しくない?
並木先生 あのね、さっきも説明したけど、宇宙にはたった一つの法則しかなくて、それは「与えた意味を体験する」ってものなの。あなたが人生という現実に、「こうだったら最高、嬉しい」って意味を与えれば、それを受け取ることになる。つまり、あなたが望む現実を体験できるってこと。
ミホ   ごめんなさい・・・・・。お兄さんの言葉、本当にわかんない。
並木先生 ていうか、あなた今、酔っているでしょ? 僕もお酒好きだからわかるけど、酔っている瞬間って周りが一瞬、「夢」みたいに見えるときってない?
現実も本当は、ただの「夢」。つまり、幻想なんだよ。英語で言うところのイリュージョンってやつね。
酔いが醒めたら、改めて考えてみて。って、なかなか難しいよね。
それよりさ、もう「男探し」にエネルギーを使っている場合じゃないでしょ。
ミホ   じゃあ、どんなことにエネルギーを使えばいいの?
並木先生 自分で自分を満たす方法を、たくさん身に付けること。男の人に満たしてもらうんじゃなくて、もっと自分で自分を大切にすればいいんだよ。自分で自分をかわいがってあげるの。

『宇宙人に聞いた幸せのひみつ』 CASE1 より 並木良和:著 ワニブックス:刊

並木さんは、自分で自分自身を満たすには、「自分が本当に楽しいと思うこと」や「好きなこと」を、日常の中にできるだけ多く取り入れて、自分の気分をよくすることに意識を向けることが大切だと述べています。

現実は、自分が発信した思考が引き寄せた「結果」でしかない。
ならば、現実を変えるには、その原因である「思考」を変えるしかないです。

自分の外側に向いている意識を、自分の内側、つまり「心の中」に向けること。
それが幸せを引き寄せる第一歩だということですね。

「組織」から「個」の時代へ

拓馬(34歳)は、ウェブデザインの会社に勤めていますが、転職するかどうか迷っています。
最近、体にできた湿疹に悩み、ドラッグストアに薬を買いに来たところを、並木さんたちと出会います。

並木さんは、長い目で見ると「本当の気持ち」のままで働くことができる仕事、言い換えれば「自分の気持ちに正直に生きること」が、大切だとアドバイスします。

拓馬   あの、「本当の気持ち」を軽く見ていると、どうして命を落とすんでしょう?
並木先生 簡単だよ。僕たちは「自分の才能をいかして可能性を最大限に発揮しながら、自分らしい人生を楽しみ、生き切ること」が人生の「目的」なんだ。そのためには、「本当の気持ち」を大事にしないと。自分以外の誰かになるために生まれて来たわけじゃないんだから、他の人と比べたり、誰かに合わせたりする必要は全くないんだよ。「波風を立てないように、本当の気持ちを押し隠して生きる人生」が間違いだとは言わない。でも、僕たちが肉体を持って生きている事実を、もっと重く考えてほしいんだ。
この地球に生まれたのはたまたまなのか、好きなことや関心のあるものとの出会いは偶然なのか。なぜ、何十億という人間がいて、それそれ個性があるのか。
僕たちは、持って生まれた自分の可能性をいかし、周囲の人と一緒にWIN-WINな生き方をできるか、模索していくことが大事なんだと思うよ。
拓馬   なるほど。じゃあ、僕はウェブデザインの仕事が好きで、誇りを持っているから、それをいかす生き方を考えればいいんですね。
宇宙人  お、やっと本音が出たな。じゃあさ、お前さんの才能をいかすために、やるべきことを決めていこうぜ。ブツブツが出ちゃうような会社、さっさと辞めちゃえよ。最近の宇宙の流れを言うとさ、これからは「個」の時代なんだよ。もっと自分自身を信じて力をどう発揮していくか、自力で考える時代なんだよ。だから、「みんなと同じ」って安心していちゃダメなの。
拓馬   はあ・・・・・。「個」の時代ですか。
宇宙人  そう。一人ひとりが大事ってわけ。えっと、地球の言葉だとなんて説明すればいいんだっけ? ナミキン?
並木先生 はいはい、任せて。今までの日本って、「個」の時代というより、国や組織の一員として生きることが求められてきたじゃない? 高度経済成長期のサラリーマンとかまさにそうだよね。もちろん、彼らの働きは当時の社会に必要だった。そういう人たちがいてこそ、日本全体が発展してきたわけだから。でも、平成、令和と時代が変わって、そんな生き方が通用しなくなってきた。それまでの「根性論」では乗り越えられないところに来てるんだよ。
拓馬   と言うと?
並木先生 昭和までは、「努力」が重視される時代だけど、平成を終え、令和になった今は「感性」「ひらめき」「直感」がものを言う時代になったんだ。「数回練習しただけで、ピアノで難曲を弾きこなす子供」とか、「数学者も手こずるほどの難問を簡単に解いてしまう子供」が、現れてきている。いわゆる「天才児」と呼ばれる子供たちだね。
今までは何年、何十年の練習や経験が必要と言われていた事柄に対して、簡単に成し遂げてしまう子供たちが現れることで、大人がそれまで抱いていた「既成概念」が、ガラガラと音を立てて崩れてき始めている。だから、自分が持っている才能を臆することなく表現することが、大事になってきているんだ。あなたもコーディングが得意なのは、立派な才能だよ。その能力を、自信を持って積極的にいかしていく時代なんだ。
拓馬   才能って言われると気恥ずかしいですけど・・・・・でも、ありがとうございます!
並木先生 あなたの才能は、会社に所属していたって発揮されるはず。現に、今も活躍してるじゃない。ただ、会社の方向性と自分が本当にやりたいことがズレてしまった今、もっと自分の才能をいかせる環境を探すのは自然なことだよ。むしろ、いくら才能を発揮していても、あなたが幸せじゃなければ意味がないんだよ。
拓馬   確かに、今の僕は幸せとは言えませんね。
並木先生 もちろん、転職って誰もが不安を感じると思う。実は僕も経験があってさ、整体師からカウンセラーに転職したんだ。フリーランスだったから、仕事が来なければ収入は一切ないわけだし。でも、僕は転職への不安よりも、「人生がこのまま終わっていく」ことのほうが恐ろしかった。「それが僕の人生なんだ」って諦めることもできるけど、本当にそれでいいのか自分に問いかけたとき、心の声は「NO!」って叫んだ。「このままじゃ、生まれてきた意味がない。何のために生まれてきたのかわからない!」って。それで覚悟を決めて一歩を踏み出したんだ。思い切って決断することも含めて、「才能をいかす」ことなのかもよ。
なぜ、地球に何十億という人たちがいるのか。それは、それだけ違いがあっていいからなんだよ。宇宙は決して失敗しない。偶然や間違いでここにいる人なんて一人もいないんだ。僕たちは一人ひとりが主人公で、独自の才能を持ち、それを発揮するために生まれて来たんだよ。だから、さっき宇宙人が教えてくれたみたいに「みんなと同じ」っていう考え方は、ナンセンスってこと。
拓馬   理屈はわかりました。でも、会社にいると「みんなと同じにしなきゃ」って、無意識に考えちゃうんです。
並木先生 「本当の気持ち」って、みんな違うでしょ? だから、夢も目標も違う。その結果、地球上ではいろんな人が存在してるし、その多様性が素晴らしいことなんだ。誰もが「本当の気持ち」を大切にして、それぞれの才能をいかしてお金を得て、生きていけるようになったら、最高じゃない?
そして、そんな時代は確実に近づいている。もちろん、「みんなと同じ」がいいっていう人も、中には存在すると思う。でも、それがその人にとっての幸せなら、それはそれでいいんだ。

『宇宙人に聞いた幸せのひみつ』 CASE2 より 並木良和:著 ワニブックス:刊

並木さんは、「本当の気持ち」に従って生きている人には、もれなく、宇宙から“応援団”が派遣されてくると述べています。
それは、「本当の気持ち」に一致して生きることで、「宇宙の流れに同調する」からです。

逆に言うと、「人生がうまくいかない」と感じるのは、「本当の気持ち」を無視している証拠です。

すべての人が宇宙からのサポートを得て、自分が本当にやりたいことをやって生きる時代。
それが真の意味での「個の時代」の意味です。

私たちも、宇宙の流れに乗って、幸せな人生を手に入れたいですね。

幸せは「お金」ではなく、「自分を満たして手に入れろ!

結衣(26歳)は、浪費癖があり、お金のやりくりに悩んでいます。
クレジットカードも止められ、本屋での支払いに困っていたところ、並木さんたちに助けられます。

並木さんは、浪費癖の原因を「絶対に必要でもないのに、お金を使いたくなる」って精神状態はどこか満たされていないからだとアドバイスします。

そこから脱するには、今のままでも自分は満たされているんだってことに、どれだけ気付けるか、つまり、今自分が置かれている状況で、どれだけ「感謝できること」を見つけられるかが大切です。

結衣   今持ってるものに感謝する、ねぇ。確かに、あれがない、これがないって、いつも足りないものばっかりに意識がいっゃってるかも。部屋が狭いとか、もっといい服が欲しいとか、もっとお給料が上がってほしいとか・・・・・。
並木先生 それは、ある意味ではふつうのことかもしれない。でもね、僕たちの意識は「焦点を当てたものを拡大する」っていう作用を持っているんだ。「不足」にフォーカスすれば不足が、「感謝」に意識を向ければ感謝できることが、どんどん増える。つまり、「満たされる」んだよね。
結衣   なるほど。確かにそうかも。いい気分でいてラッキーなことが続くと、「自分は何でもできるんじゃないか」って気になるかも。まるで波に乗るみたいにスイスイって、1日が進んだり。そんな感じですか?
並木先生 そうそう。意識を本当に望むことに向け続ければ、結果を生み出せるんだ。虫眼鏡で日光を紙にあてると、熱が集まって紙が燃えるでしょ? それと同じ原理だよ。僕たち人間は、1日に約6万回思考すると言われている。その6万回を足りないことや、望まないことばかりに意識を向け続けたら、結果は、もちろんわかるよね?
結衣   ヤバい・・・・・。私、「ご褒美でもないとやってられない。毎日、頑張ってるんだから」って、理由を付けて散財していただけだ。
並木先生 それじゃ、いつまでたっても満たされないし、お金だって使いすぎちゃって、貯金なんか当然できないよね。
宇宙人  そうだそうだ。自業自得だよ。
並木先生 もちろん、預金残高がゼロだって、別にいいんだよ。宇宙人的な考え方で言えばね。ただ、「100万円貯めたい!」って本気で思うなら、「満たされない空虚感から浪費してしまうパターン」からは抜けないとね。
もう一歩進んだ話をすると、この空虚感の正体は「愛が足りない」っていう感覚なんだよね。つまり、いつも「愛が欲しい!」って、心の深いところで叫んでるんだ。
結衣   愛が欲しい? 恋人ってことですか?
並木先生 「愛」といっても、恋愛だけに限らないよ。家族愛や友情も含めた大きな愛のこと。誰かと愛し合ったり、お互いを理解し合えるようコミュニケーションをとったり、優しい言葉をかけ合ったり、植物や動物に愛情を注いで育てたり。そんな関係性の中で心を満たすことも大切だよね。
もっと大事なのは、「自分で自分を愛する」こと。自分を愛せなければ、誰か・何かを愛することはできないんだよ。だから最も身近な自分のニーズを、まず満たしてあげないと。もっと自分の心の声に耳を傾けて「心地よさ」を大切にしてごらん。
結衣   なるほど・・・・・。確かに、家族や友達と笑い合って気持ちが満たされているときは、「何か欲しいなぁ」ってあんまり思わないかも。でも、一人で寂しいときや、仕事で嫌なことがあった日はつい買い物したくなる。深夜のネットショッピングって、何か買うことで心が落ち着く気がして。
並木先生 わかるよ。でも、もっと簡単でお金のかからない、「自分の愛し方・満たし方」もいろいろあるじゃない? 例えば「お気に入りのクッションを抱く」とかさ。目を閉じて、ぎゅーってしてみると、何となく気持ちが落ち着かない? 不安がやわらいで、「大丈夫」って気がして、また元気になる。
結衣   え、そんな簡単なことでいいんですか?
並木先生 そうだよ。そうやって、「心地よさ」を追求するのと同時に、人生をできる限りお気に入りで満たしてみるんだ。特に、楽しい要素が少ない場所――例えば、職場だったらお気に入りの文房具を使ったり、かわいい小物を置いてみたりね。そんなふうに、いつもいい気分でいられるように工夫すれば、自分を満たせるんだよ。
結衣   ふーん。ってことは結局、幸せっていうのは「物」に頼るのではなくて、「気持ち」が大事だってことですか? でも、気持ちを満たすには物が必要なんじゃ?
並木先生 混乱しちゃったかな。でも、幸せって気持ちで感じるもので、頭で考えるものじゃないよね? 例えば、お風呂にゆっくり浸かってリラックスしてるときや、布団の中で開放感を味わってるときって、「あぁ、幸せ」って思うでしょ? お風呂や布団っていう物は使っているけど、心の底から「気持ち」が幸せを感じているはずだよ。
お金の話に戻すと、全財産が100万円で十分って感じる人もいれば、10億円持っていても、まだ足りないって感じる人もいる。不足感に捉われていれば、何をどれだけ持っていても、やっぱり幸せは感じられないんだよ。
結衣   そっか。結局、「今ある現状に感謝する気持ちが大切」っていうところに戻ってくるわけね。
並木先生 そう。限度のない欲望を持つと、しんどくなるよね。だから、そんな欲望を手放していくと、ラクになれるんだ。なぜかというと、「ない」ではなく、「ある」に意識が向くようになるから。そしてすでに話したように、僕たちは意識を向けたものを拡大する。つまり、「ある」が拡大されることで、もっとたくさん持てるようになるってわけ。そうなれば、たとえ所持金が貯金がゼロだろうと、その状態とは関係なく、幸せを感じて生きられるようになるんだ。

『宇宙人に聞いた幸せのひみつ』 CASE3 より 並木良和:著 ワニブックス:刊

「お金がない」という不足感に意識の焦点を当てるから、「お金がない」という現実が創られるということ。
不足感を感じているかぎり、「感謝する気持ち」を持つこともできませんね。

現実は、意識という“映写機”が映し出す、“映像”にすぎない。
だとすれば、自分の意識の焦点を何に当てるかは、とてつもなく重要になりますね。

周囲の状況に関わらず「今ある現状に感謝する気持ち」を持つこと。
それが、現実を変えるための、遠いようで一番近い方法だということですね。

相手は自分の「鏡」

凛(21歳)は、一緒に住む母親との関係に悩んでいます。

並木さんは、「母親と顔を合わせるたびにケンカしてしまう」という凛に、今から生まれ変わったつもりで接してみるといいとアドバイスします。

並木先生 まず、あなたに知っておいてほしいことがあるんだ。それは、あなたの感じる「お母さんのイヤなところ」って、「あなた自身のイヤなところ」でもあるってこと。
    ごめんなさい、ちょっと意味がわからないんですけど。
並木先生 例えば、あなたが「お母さんって、小言ばっかり」って感じるとする。でもさ、あなた自身もああだ、こうだって愚痴や悪口を言ってることってない?
    えーっ! 母が小言が多いのは事実ですよ。それに、私そんなに家で愚痴なんか言ってないし。
並木先生 そう? よーく思い出してみて。ニュースを見ていると、「何、あの言い方?」とか、「普通こうしない?」とかって、人を批判することってあるでしょ?
    それならありますね。有名人の恋愛トラブルとか(笑)。
宇宙人  だろ? 本人と仲がいいわけでも、事情を知ってるわけでもないのにさぁ。ワイドショー見ながらグチグチ一人でつぶやいてるじゃん。
並木先生 ね? あなたはお母さんの小言が多いって言うけど、それはあなたも同じだよ。
    でも、私だけじゃなくてみんなやってると思いますけど・・・・・。
並木先生 うん、確かに。でも、そうやってみんなと同じことをして、同じところにいたら、みんなと同じ悩みや苦しみからは解放されないんだ。みんな、大なり小なり同じようなことで引っかかっているのは、「周りの人」に合わせて他人軸になってしまい、「自分」を見失っているからなんだ。そろそろ「みんなと同じ」じゃなくて、自分の「本当の気持ち」を大事にして毎日を生きたほうがいいと思わない?
「本当の気持ち」と言ってわからなければ、「心地よさ」って言い換えてもいい。
自分の「本当の気持ち」は、「心地よさ」を感じる状態のことだよ。心地よさ以外にも、「惹かれる・しっくりする・楽しい・腑に落ちる・ワクワクする・喜びを感じる」。こんな感覚を感じるときも、「本当の気持ち」に繋がってるんだ。
この感覚に従っていけば、自分の本当の気持ち、つまり「自分軸」に一致して、みんなと同じ状態から抜けることができる。それは怖いことではなく、より自由に豊かに、幸せに生きるコツなんだ。
そんな心の余裕ができると、他人をいい意味で放っておけるようになる。でも、人のことをああでもない、こうでもないと非難や批判をしていれば、自分も同じような扱いを受けることになる。
    それって、私が母を批判するから、母も私に批判的だってことですか?
並木先生 うん。逆に言うと「人をよく褒めている人」って、「人からも褒められる人」だと思わない?
    確かに、それなら納得かも。バイト先に、よく褒めてくれる褒め上手の先輩がいるんですけど、みんなに好かれてて、店長からもよく褒められてます。
並木先生 そう。それが、宇宙の法則の一つである「世界は鏡のように、自分自身のすべてを映し出す」っていうことなんだ。僕たちが体験する現実は、実は「鏡」に映し出された自分の意識なんだよね。
ちょっと聞くけど、怒った表情で鏡を覗き込んだら、どんな顔が映ると思う?
    そんなの、怒った顔の私が映るに決まってるじゃないですか。
宇宙人  じぁあ、にこにこ笑いながら鏡を見たらどうよ?
    笑顔に決まってるでしょ!
並木先生 そうだよね。鏡には当然、そのときの自分の表情がそのまま映し出されることになる。現実もこれと全く同じで、僕たちの意識がそのまま世の中という「鏡」に映し出されているだけなんだ。

個人的な現実は個人の意識が、みんなが共有して体験するような社会や世界にまつわる現実は、みんなの意識が集まった集合意識が映し出されたものなんだ。
あまり詳しく話すと難しくなるから、個人的なことに絞って話をしようか。
自分が攻撃的な気持ちで相手に接すれば、相手にもその気持ちが伝わって攻撃的な気持ちを返してくるのはわかるでしょ? それと同じで、あなたが普段から愚痴ばかり言っていれば、お母さんだって小言を言ってきて当然なんだよ。
    じぁあ、私が笑って優しく接していれば、母も小言を言わなくなるんですか?
並木先生 その通り! でも、そうするためには、自分も優しさで満たされていることが大切だよ。あなたが優しさで満ちていれば、言動のすべてにそれが反映される。そして、相手にもそれが伝わるから、鏡のようにあなたに返ってくるんだ。
    「優しさに満ちた状態」か。具体的にはどうすればいいんですか?
並木先生 難しく考えなくていいんだよ。まずは、「ありがとう」「嬉しい」「素敵だね」っていうポジティブな言葉を使う習慣をつけてみて。
日本には昔から、「言霊(ことだま)」と言って、言葉にはエネルギーが込められているって考え方があるよね。つまり、ポジティブな言葉にはポジティブなエネルギーが宿る。毎日意識的に使っていくと、自分の意識に変化が出てくるようになるんだ。
だから、お母さんに「いつもありがとう」って言ってみたり、何かをしてもらったら「嬉しい」って言うと、ポジティブなエネルギーが作用するんだ。まぁ、照れくさいかもしれないけど、お母さんだって言われて嫌な気はしないし、少なくともケンカにはならないと思わない?
    理屈はわかるけど、心の底から嬉しいと思えないときもありますよね?
並木先生 最初は本心じゃなくてもいいよ。大事なのは、ポジティブな言葉を「自分から先に声に発する」こと。相手に言われる前に、自分が言うことに意味があるんだ。
この世界は、鏡だって話したでしょ? あなたが鏡の前にムスッとした顔で立って、「なんで鏡の中の私って、ムスッとしてるんだろう。少しは笑ったらいいのに」って思っても、ムダでしょ。まずはあなたが先に笑わなければ、鏡に映った自分は、永遠に笑わないじゃない?
    う〜ん・・・・・言われてることはわかるけど、ちょっと納得いかないんですよね。
だって、「今日、素敵だね」って言われたら、すごく嬉しいじゃないですか。私は、絶対に相手から先に言われたいです。
並木先生 まさに、そこだよ。あなたは相手に「素敵」って言われたら嬉しいんだよね? じゃあ、それを先に言ってあげたら相手も喜んでくれると思わない? 自分が嬉しい気持ちになることは、もちろん大切。でも、それを受け取りたかったら、「自分から先に与える」ことが必要なんだ。
宇宙人  実はさ、この宇宙には「与えたものを受け取る」っていう法則があるんだ。だから、「最初に与える」ことをしないと、お前さんも受け取れないんだぞ。
つまり、幸せになりたければ、先に幸せを与えるんだ。相手の幸せを思って言葉をかけたり、行動したり。今のお前さんは「先に幸せをもらいたい」って棚ぼたを待ってる状態だから、なかなか幸せを感じられないんだよ。

『宇宙人に聞いた幸せのひみつ』 CASE5 より 並木良和:著 ワニブックス:刊

世界は、鏡のように自分自身のすべてを映し出す。
もちろん、人間関係も、その例外ではありません。

世界は、“一つ”ではありません。
それぞれの心の状態を映し出した世界が、それぞれにあります。
つまり、世界は人の数だけ存在するということです。

世界は、誰にでも変えられる。
というか、その人の世界は、その人自身でしか、変えることはできません。

「鏡」に映る自分自身の意識を変える。
それが、すなわち、世界を変えると同じだということです。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆


私たちが抱いている「心地よくない・居心地が悪い」という不快感や違和感
その感覚は、実は「本当の自分」からやって来ているサインです。

「あなたが今進もうとしている道は、あなたの本当の道ではない」

並木さんは、そんなサインがやってきたとき、僕たちはそれを心のセンサーで感じ取り、「心地よくない・居心地が悪い」と感じるとおっしゃっています。

私たちが抱える悩みは、すべて「現実」つまり「自分の外側」に意識を向け過ぎていることから生じます。

現実は、私たちの心の状態を映す、単なる“鏡”にすぎない。
それをしっかり理解し、大元である「心」や「意識」を変えないかぎり、悩みは、いくらでも形を変えて私たちに降りかかってきます。

この世界で起こることは、すべて偶然はありません。
進むべき道を教えてくれる、「本当の自分」からのギフトです。

皆さんが、本書の存在を知ったことにも、もちろん大きな意味があります。
本書に登場する8人のように、人生を180度変えてしまう破壊力を秘めた本書を、ぜひ、お手にとってみてください。
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