【書評】『STAR INNOVATION』(やなかえつこ)

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お薦めの本の紹介です。
やなかえつこさんの『200年先の星読み STAR INNOVATION』です。

やなかえつこ(やなか・えつこ)さんは、運命の流れを整える「星読み師」です。
十数年の専業主婦時代から独学・講座受講などを経て、星読み師としての活動を開始され、現在は、個人事業主として四柱推命・西洋占星術の鑑定や講師の活動をされるなどご活躍中です。

幸せの鍵は、200年後に始まる「水の時代」の力!

西洋占星術の世界で、2020年12月に大きな星の動きがありました。
「地の時代」が終わり、この先200年続く「風の時代」のスタートです。

「風の時代」は、

「お金や物質よりも、情報や体験」
「組織や会社よりも、個人」
「縦の繋がりよりも、横の繋がり」

といった、動きのあるもの・軽やかさがテーマとなります。

これからは「風」の要素を取り入れることが、幸せな成功を手に入れるカギになる。
そう考えて実行している人の中にも、なかなかうまくいかない人がいます。

やなかさんは、そんな人たちは「風の時代疲れ」を起こしているように見え、その原因は風の時代(風のエレメント)に対する誤解にあると指摘します。

 皆さんは、「風」と聞いて、どんなことを連想しますか?
生活用品であるドライヤーは水分を取り除く役割があります。
そして、扇風機を使えば涼しさを得ることができます。
そんなことから、風と言えば「爽やかさ(ドライ)」や「涼しさ(クール)」を連想する人が多いかもしれません。そのせいで多くの方が、「風の時代」に対しても、ドライでクールな時代というイメージを持ってしまいます。
しかし、占星術で言うエレメントの「風」の性質は、むしろその真逆なのです。
これこそが、「風の時代」に対する誤解を生む要因です。

西洋占星術のエレメントは、原点では「空気(air)」でした。空気は水分を含むものであり、季節によって湿度は異なりますが、常に湿っています。
そう。西洋占星術の「風」は水を含んでいるエレメントなのです。
それなのに、「風の時代」に関する発信のほとんどは「ドライでクールな時代」と捉えていて、潤いである「水の要素」が抜けてしまっています。
では、誤解された風の時代で私たちは、具体的にどうすればいいでのしょう。
その答えこそが、水の時代の力を借りるということです。
水の時代をうまく取り入れ、
使いこなし、水を制する。

このように、「風の時代」に含まれた水の要素を、200年後に巡ってくる「水の時代の力」によってうまく引き出し、新しく始まったこの時代をスッと走り抜ける。
その方法を説いたのが本書であり、星の力で人生にイノベーションを起こすことから、「スターイノベーション」と名付けました。

風と水は補い合うことで、とても大きな力を発揮します。
そんな2つの力をハイブリッドに使いこなし、1人でも多くの方が「風の時代」とともに潤いのある輝かしい人生を歩まれることをお祈りしております。

この本でお伝えしたいことは大きく分けて2つあります。
1つ目は、ほんとうの意味での「風の時代」について。
始まったばかりの風の時代ですが、ご紹介したように、多くの方が「風の時代疲れ」を起こしています。それは、本当の意味での「風」が誤解されてしまっているからだとご紹介しました。
そこで、占星術の定義から読み解ける「本当の意味での風の時代」について、歴史的背景を絡めながらお話します。

2つ目は、「風の時代」にスッと乗る(つかまえる)ための鍵となる「水の時代」の力の正体と、その取り入れ方について。
難しい話を抜きにしてイメージをお伝えすると、あなたの中に吹く風の通り道に水を流します。
水と風を掛け合わせると何ができるか。
それは川です。
風はいつか消えてしまいますが、川は消えずに残ります。また、水も水だけでは一箇所に留まりいつしかいつしか淀んでしまいます。
そこで、風と水を掛け合わせる。それが重要なのです。
歴史を振り返ってみても、文明はいつも川の近くで生まれました。
それは川が、大事なものを運ぶのに非常に便利で、水を汲んだり、洗濯をしたり、人々の生活に欠かせない存在だからです。
本書でお伝えする方法によって、ぜひあなたの人生に「豊かさ」を運ぶ川をお作りいただければと思います。

『STAR INNOVATION』 はじめに より やなかえつこ:著 サンマーク出版:刊

本書は、200年後に来る「水の時代」の力を使って、これからの200年続く「風の時代」を幸せに生き抜くためのノウハウをわかりやすく解説した一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「火・地・風・水」の4つのエレメントの性質とは?

そもそも風の時代の「風」や、地の時代の「地」とは、何のことでしょう。

これは、古代ギリシア・ローマ、イスラーム世界、18〜19世紀ころまでのヨーロッパで支持されていた「この世界の全ての物質は火・地・風・水の四元素で構成されている」という概念から来ています。

 また、西洋占星術の四元素(火・地・風・水)には状態を表すものとして「熱・冷・湿・乾」の4つの性質があります。

火のエレメントは(熱・乾)
地のエレメントは(冷・乾)
風のエレメントは(熱・湿)
水のエレメントは(冷・湿)

です。

さらにそれぞれ、
熱(ホット)=外に行きたい
冷(コールド)=内にこもりたい
湿(モイスト)=繋がりたい
乾(ドライ)=自立したい

という性質を表しています。

ここで現代に話を戻しましょう。
直近にあった2020年の時代の切り替えは、先ほどの性質から見ると、地の時代→風の時代でしたから、地(冷・乾)→風(熱・湿)への変化です。
この変化を見て、何か大変なことに気づかないでしょうか。

それは、「地の時代」と「風の時代」には、何1つ共通点がない、ということです(下の図1を参照)。
地と風の時代の間には大きく深い溝があり、橋はかかっていません。
これはまるで、共通言語もない、昼夜逆転の国にいきなり連れて行かれたようなことだと言えます。
風の時代疲れが起きるのも無理はないのです。

ここから、この事実についてさらに詳しく見ていくために、もう少しだけエレメントの基礎知識をご紹介させていただきます。

私たちがよくテレビや雑誌の占いで目にする牡羊座や魚座などの12星座も、実は、この4つのエレメント(火・地・風・水)でチーム分けをすることができます。

詳しくは次の通りです。
火のエレメント・・・牡羊座・獅子座・射手座
地のエレメント・・・牡牛座・乙女座・山羊座
風のエレメント・・・双子座・天秤座・水瓶座
水のエレメント・・・蟹座・蠍座・魚座

この4チームは社会の中での役割や活躍の仕方も、それぞれ異なります。

火のエレメント・・・ひらめきから物事の始まりを作る
地のエレメント・・・物事をしっかり固め、形にする
風のエレメント・・・情報を伝達し拡散する
水のエレメント・・・気持ちに寄り添い、受け止める


さらに冒頭でも述べた通り、時代は大昔から、火の時代→地の時代→風の時代→水の時代→また火の時代・・・・・というリズムを刻んできました。
そして、1つの時代は約200〜240年続き、次の時代へと切り替わります。
そのことから通常であれば、寿命が100年足らずの私たち人類はこのリズムをキャッチすることが難しいのです。
しかし、今この時代を生きている私たちは、「地の時代→風の時代」の切り替えを経験し、感覚としてキャッチしています。
それがどんな意味を持つのか。
運気の大きな切り替えの前後は様々なことが起きやすく、私たちは今まさに時代の大きな切り替えに直面しています。
これは、うまく流れに乗ることができれば、人生に大変革を起こしやすい非常に幸運な時代を生きる世代と言えるのです。

ちなみに、「風の時代」には、風のエレメントの星座である双子座・天秤座・水瓶座しか活躍できないの? という声をよく耳にします。
結論から言うと、全くそんなことはありません。
風をどんなふうに使いこなせばいいか、その要素が変わるだけです。
たとえば、火のエレメントに分類される方であれば、風のエレメントが表す「拡散」の力を使って、火のエレメントに分類される方であれば、風のエレメントが表す「拡散」の力を使って、火のエレメントの人が持つ「独自性・情熱・創造性」をさらに広く伝えていくといった具合です。
つまり、4つのエレメントには、いつの時代でもその中で果たすべき役割があるので安心してくださいね。

『STAR INNOVATION』 第0章 より やなかえつこ:著 サンマーク出版:刊

図1 風 と 地 は共通の性質が1つもない STAR INNOVATION 第0章


図1.「風」と「地」は共通の性質が1つもない
(『STAR INNOVATION』 第0章 より抜粋)

風のエレメントは、情報・コミュニケーション・知性・自由・執着しない・理論・客観性などの意味を持ちます。

やなかさんは、「風の時代」は、以下のような流れが強くなると予想します。

働き方・・・・・起業・独立・フリーランス・個人で看板を背負う人の増加
結婚観・・・・・事実婚の増加・「結婚しない」という選択肢・別居婚・同性婚
家族・・・・・同居しない・家やマイカーを持たない
常識・・・・・所有から共有へ
お金の使い方・・・・・循環させる・投資する


まさに、私たちが時代の流れとして実感している変化ですね。

「風の時代」がいずれ迎える矛盾と限界とは?

風の時代では、具体的に、どのようなことが問題になるのでしょうか。
やなかさんは、占星術的な観点から、以下のように説明しています。

図2 火 地 風 水の時代の流れ STAR INNOVATION 第1章


図2.火・地・風・水の時代の流れ
(『STAR INNOVATION』 第1章 より抜粋)

 火・地・風・水の時代の流れの中では切り替え時期に、前の時代を象徴するものが極まり、次の時代へと移行します(上の図2を参照)。

①「火の時代」から「地の時代」へは、火で芽吹いたものが着地することを求めるからこそ地に移行し、
②「地の時代」から「風の時代」へは、定着したものがより広い範囲を求めて広がろうとするから風に移行する。
③そして、「風の時代」から「水の時代」へは、広がり過ぎたものが浄化されるために一度水のように混ざり合い、
④「水の時代」から「火の時代」へは、混ざりあったものから芽吹いたものがまた火のように立ち上がる。
ちょうどこんな具合です。

それでは私たちが生きる現代、2020年12月の地の時代から風の時代への切り替えにおいては、具体的に一体何が極まったのでしょう。
・・・・・それは「ノウハウや型」だと言えます。

今回の火・地・風・水のサイクルのスタートとなった「水の時代」と「火の時代」の切り替えの時に生まれた「株式会社」。
現在の私たちにとっても、ごく身近なものの1つとなっています。
株式会社の始まりは、今から約420年前の「火の時代」、西暦1602年に設立されたオランダ東インド会社です。そうして「株式会社」は芽吹き、火の時代→地の時代と発展を続けてきました。
日本ではちょうど江戸幕府ができた頃のことです。

そのノウハウは2021年現在から1つ前の「地の時代」で十分に極まった状態にあります。
そのことを象徴するように、ここ数年は「起業ブーム」が起きており、一般人でも株式会社を設立できるようになりました。
風の時代では、さらに起業の流れが盛んになっていくでしょう。
誰もが株式会社を設立でき、誰もが出資できるようになる。
そして、皆が自分らしく活躍し、誰でも資金を集めて長期にわたり事業ができるようになるというのは、とても素晴らしいことです。
しかし、この世の全ては表裏一体。
株主からお金を集める株式会社がどんどん広がっていくことで、問題も発生します。当然、その業種のことを熟知した人だけが株主になるわけではなく、業界について全く知らない一般人が株主になることも多くなっていきますよね。
すると、出資した会社の悪い情報が少しでも耳に入れば不安になり、すぐに株を売却する事態が頻発するようになります。

つまり、株について詳しい投資家であれば動くタイミングでない局面での株の売買が間断なく引き起こされるのです。
これにより今後、株式市場・金融市場が不安定になっていくことが、容易に予測できます。
この状況が悪い方向へ進んでいくと、そこかしこでバブルがはじけるような状態になってもおかしくありません。
そうなれば、金融の専門家でさえ市場をコントロールできない時代になってしまう恐れもあります。

実は、株の専門家たちの中でも、もうすでにこういった動きを見越して、金融市場との付き合い方を見直し、一般人に株のことを教える仕事にシフトしていっている人も出てきています。

なお風の時代の拡散力は強力です。
情報量が多過ぎますし、そうなるとますます情報の良し悪しの区別がつかなくなっていきます。
そうなると、全ての情報を取り入れなくては! と、焦りだけが膨らんでいきます。
具体的に言えば、「起業しなくては、風の時代についていけない!」と思ってしまうような状況が多発するのです。
まるでそれは、強風に煽られて目の前に飛んできた、たくさんのスーパーのチラシを1枚残らずキャッチして、内容をチェックした上で、全部のお店に買い物に行こうとするような感じです。

・・・・・そんなことは不可能ですし、考えただけでも心が疲弊しますよね。

そんな悪しき状況、つまり、ピューピュー飛んでくる情報に踊らされないための解決法は・・・・・、
自分の感覚を鍛え、自分がどうしたいのか? どのノウハウが自分にしっくりくるのか? を明確にしておくことです。
よく起こるのは、「良いもの」は頭で考えて判断できるけれど、「しっくり」は感覚や感情でしか捉えられないため、この部分が機能していないパターンです。

では、自分の感覚を鍛えるにはどうしたらいいか?
それこそ、水の時代の象徴である「スピリチュアリティ(直感)」の力を借りることです。
ただし、水の時代の力だけでは不十分とも言えます。
大事なのは、風の時代の象徴でもある「知性」もしっかり混ぜ合わせること。

風の時代を軽やかに進んでいくためには、時に自分の直感すらも分析していく必要があります。
もちろん、自分の直感が間違っている場合もあるのです。

ですから、知性と直感を行ったり来たりすることが風の時代には必要不可欠です。
「知性(風)」と「スピリチュアリティ(直感・水)」を使いこなして、ハイブリッドを生きる。
それこそが風の時代の正しい生き方と言えます。

『STAR INNOVATION』 第1章 より やなかえつこ:著 サンマーク出版:刊

「風」のエレメントが、「知性」を司るといって、それだけを追い求めてもうまくいきません。
「水」のエレメントの特性である、「スピリチュアリティ(直感)」や「精神的な繋がり」などを取り入れ必要があるということですね。

ますます強くなる知識や情報の嵐。
それらをコントロールするのは、感覚や感情などの、いわゆる”人間らしさ”です。

「風」と「水」、「知性」と「スピリチュアリティ(直感)」。
それらをしっかりブレンドして、時代の荒波を乗り越えていきたいですね。

「風の時代」だからと、別の星座の人間になろうとしないこと

私たちは、誕生日の12星座で、属するエレメントが決まります。
具体的には、以下のように分かれます。

◆火のエレメント・・・・
牡羊座(3/21〜4/19)・獅子座(7/23〜8/22)・射手座(11/23〜12/20)


◆地のエレメント・・・・
牡牛座(4/20〜5/20)・乙女座(8/23〜9/22)・山羊座(12/22〜1/19)


◆風のエレメント・・・・
双子座(5/21〜6/21)・天秤座(9/23〜10/23)・水瓶座(1/20〜2/18)

◆水のエレメント・・・・
蟹座(6/22〜7/22)・蠍座(10/24〜11/22)・魚座(2/19〜3/20)

 西洋占星術の4つのエレメントである火・地・風・水。
それぞれのエレメントには、それぞれの個性があり、それぞれ別の分野で得意なものを持っています。
塩と砂糖、みりんと酒が、料理の中でそれぞれ違った役割(味)があるように、星座にもそれぞれ社会の中での違った役割があるのです。
逆に、みんなが「塩」になってしまったら、お料理はしょっぱくて食べられないですよね。

それと同じで西洋占星術の4つのエレメントが風の時代の中で持つ役割も別々で、どれが一番良いのかなどということはもちろんありません。
具体的には次のような感じです。

➖火のエレメント(牡羊座・獅子座・射手座)
吹き荒れる風の中、それぞれの持つ「自分らしさ」が集団に埋没しないように独立心を示すこと。物事の始まりを担うこと。

➖地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)
風に流されていく情報をそのままにせず、長期的な視点で扱うこと。物事を現実的に支えること。

➖風のエレメント(双子座・天秤座・水瓶座)の人の役割
風をうまく利用して、必要な人の元へ情報を届けること。世界に喜びを運ぶこと。

➖水のエレメント(蟹座・蠍座・魚座)の人の役割
理性の風の中で自分の気持ちが分からなくなった人に寄り添い、精神的繋がりを大切にすること。全てが叶うと伝えること。

こんなふうに、それぞれが違う役割を持っていて、その役割を全うすることで初めて世の中は成立します。
それなのに、鑑定をしていると、人は「自分にない性質」にこそ憧れを持ちやすい生き物なのだなと実感します。
そして、そうなる努力もしますが、「もともと持っている特性」を活かす生き方ではないので、やっぱり無理がかかり苦しくなっていきます。
主戦場での闘いではないので強いストレスもかかります。

「風の時代」だからといってみんなが風のエレメントになる必要はなく、そもそも他の人には、どう足掻いたってなれません。風の時代の中でそれぞれの役割を果たすことこそ、風の時代を着実に歩む道筋になります。
もっと言えば、風の時代の情報に煽られて本来自分の得意な範囲や得意なパターンから飛び出してしまうほうが危険です。

自分の専門分野をちゃんと認識して、育てて、うまくいく自分仕様のノウハウをつくって繰り返していくこと。そうすることで自分らしく風の時代に活躍することができるでしょう。
もう一度、自分の星座のエレメントの役割を確認してみてくださいね。

『STAR INNOVATION』 第2章 より やなかえつこ:著 サンマーク出版:刊

「火」の人には「火」の人なりの、「地」の人には「地」の人なりの、そして「水」の人には「水」の人なりの、「風の時代」での自分の活かし方があるということです。

もちろん、「風」の人も、他のエレメントの要素を取り入れることが大事です。

個性が重視されるのも「風の時代」の大きな特徴です。
持って生まれた強みを武器にして、自分らしい生き方を目指したいですね。

風の時代に「水」の要素を取り入れるには?

「風の時代」に入った今、気まぐれに向きを変える風をただ読むだけではなく、自分に合った風をキャッチする必要があります。

やなかさんは、その方法が風の通り道に、水を流すことだと述べています。

 こういった混乱状態の中、まず第一にやるべきは”落ち着きを取り戻す”ことです。
そこで便利なのが水の力を活用することです。
正確には、水のエレメントの性質である冷・湿(コールド・モイスト)の「コールド」が役に立ちます。

熱くなりすぎたものに水をかけるとすーっと冷えていきますよね。
私たちも風の時代になり少し熱くなり過ぎているように思います。そこで、水の時代の要素を取り入れながら少し冷静になる必要があるということです。
もう少し具体的にご説明していきましょう。

風に水を混ぜる具体的な方法の1つ目は「一旦、距離を取る」ことです。

「水の時代」の1つの要素である「冷(コールド)」は、外への反対である「内への意識が向くこと」を意味します。
例えば、自分にとってしっくりくるノウハウが飛び込んできたとしても、一旦自分の内側に取り込んで、距離を取りつつ落ち着きながら動いていく。
そんな行動が吉だということです。
「風の時代」の中では、良い川(良い流れ)を作ろうとしている人だけが残っていくでしょう。
そして、良い流れを作るには・・・・・、
「自分だけが」、「私が所属している組織だけが」というエゴをなくし、水の時代が象徴する「全体」を捉え、「一体感」を持ち、世界全体に向かっての想いを大切にすることが大前提です。
風の時代に、風だけを頼りに動くとどこまでも吹き飛ばされてしまいます。
それはまるで糸の切れた凧のように・・・・・。
だからこそ、風に水を流して川にすることで、落ち着きながら流動的に動いていきましょう。

風の時代に水の要素を混ぜるもう1つの方法は、水のエレメントの性質である「湿(モイスト)」を活かすこと。
水が持つ性質=「湿(モイスト)」は、「世界への信頼」、「博愛」、「一体感」を表します。
そんな力を活かすこと。それは信頼感を持って世界と繋がることです。
「水の時代」は、「風の時代」の”個”さえも取り払われて、自分は全体の一部であると考える融合された世界です。
そんな世界を体現するためには、「自分の才能を私だけのもの」と限定しないことが重要になります。
液体が混ざり合うように、繋がりを持った相手やチーム・組織と自分は一体であると感じ取ること。
それによって風だけでは得られない安心感を伴いながら、あなたの世界は広がり、先へと繋がっていくのです。

もう少しスピリチュアリティを高めた表現で言うなら、「どうぞ最善の方法で私をお使いください」と、世界に自分を明け渡すこと。
・・・・・それが風+水のハイブリッドな生き方です。

「風の時代」である今、さらに一歩進んで私たちが取り入れるべきものは、
「他者が辛かったら自分も辛い。自分が辛かったら他者も辛い」、
「他者が幸福であれば自分も幸福。自分が幸福であれば他者も幸福」
といった、水の時代の感覚です。
これは、身近な人であれば比較的簡単に感じ取れる感覚ですが、遠い世界の誰かのことになると急に難しくなります。
ただ確実に言えること。それは、「風の時代」に本当の意味で自分の人生を歩んでいける人は、

  • 自分だけが良ければ良いという感覚に陥らない
  • 自分以外の人の痛みを自分のもののように感じられる
  • そして、人の痛みを見て見ぬふりをしない
これらの条件が揃う人です。
自分は世界の一部であり、世界はみんな繋がっているという感覚を持つ。
これは「博愛精神」と呼ばれるものに近いのかもしれません。

以上から、風の時代に水の要素を取り入れるための行動は2つです。
  1. 落ち着いて一旦、距離をとって流動的に動くこと
  2. 世界を信頼して自分の才能を委ねること
そうすることで生まれた川は、後世に残していきたいものや、自分の生きた意味など、たくさんの宝物を運ぶことができます。
そして逆にその川を通して、今必要な人脈やお金などはあなたの元へ運ばれてくることでしょう。
つまり、風に水を流して作り出す川によって、あなたは自然と、安心感と確固たる自信に包まれ、風の時代を進んで行けるようになります。そういう意味でやはり、水の時代の力は風の時代において魔法だと言えるのです。

『STAR INNOVATION』 第3章 より やなかえつこ:著 サンマーク出版:刊

自由で気ままな「風」の動きに、秩序を与えて流れ(川)を作ること。
それが「水」の役割だということです。

個が重視されるあまり、ふらふらと方向性がなくなりがちな「風の時代」。
その中で水のエレメントが与える「信頼感」や「一体感」が“重石”となって、しっかり地に足をつけて歩けるようになるということですね。

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やなかさんは、人生の攻略本が「風の時代を知ること」。そして、人生の魔法を手に入れることが「水の時代を知ること」になるとおっしゃっています。

自由でスムーズな人生を送るには、時代の流れに乗ることが大切です。
しかし、100%最高の自分を生きるには、それだけでは不十分で、時代の流れを「先取る」ことです。

「風の時代」に切り替わったと騒がれている今。
だからこそ、次の「水の時代」の力を取り入れる必要があるということ。

あなたも、本書を読んで、これからの時代の「風」に乗る、魔法の力を手に入れてください。
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