本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『無意識に運気を引き寄せる習慣100』(開運のプロ)

お薦めの本の紹介です。
開運のプロさんの『無意識に運気を引き寄せる習慣100 人間パワースポットになる方法』です。

無意識に運気を引き寄せる習慣100 人間パワースポットになる方法

開運のプロ(かいうんのぷろ)さんは、YouTube『開運のプロ』で開運法を発信されていて、チャンネル登録者数は8万人を超える人気YouTuberとしてご活躍中です。

「本物の開運法」で“人間パワースポット”になる!

開運のプロさんは、私が今の幸せを手に入れることができたのは、ある偉大な人物(後に紹介)に教えてもらった「本物の開運法」を実践したおかげだと述べています。

 ポルシェがいいかな。フェラーリがいいかな。それとも、ランボルギーニがいいかな。
2015年12月、私は東京・西麻布の交差点で車を探していました。
自分がこれから買う車を選んでいたのではありません。
自分がこれから轢(ひ)かれる車を選んでいました。
口はぽか〜んと開き、目はうつろ。私は本気で死のうとしていました。
どうせ死ぬなら、お金持ちの高級車に轢かれたほうがいいと思っていたのです。
「次こそ死んでやる」と小声ブツブツいいながら、ガードレールに腰かけていました。
ところが、道路に飛び出そうとした瞬間、どこからか声が聞こえました。
「親より先に死んではいけないよ」。その声を聞いて、私ハッと我に返りました。

ーーなぜこんなことになったのかというと、その年に日経平均株価が大暴落した影響で、あおりを受けた私は、当時の全財産を失ってしまったのです。
海と田んぼしかない田舎の港町から上京し、2005年にインターネット事業で起業して10年、私は一生懸命働き、それなりのお金を手に入れました。
いわゆる“成金小金持ち”です。家賃30万円もの高級マンションに住み、真っ赤なポルシェを購入しました。
勢いに乗った私は、「自分は運がいい!」と思い込み、株と先物取引で大勝負を賭(か)けたのです。
最初は2週間で1000万円ほど近く儲(もう)けました。
「やっぱり俺はツイている!」と思った私は、さらに大きな資金を投入しました。
投資の本を買って研究し、「この手法なら、理論上は100億円稼げる」と勝手に算段していました。
しかし、素人が即席で考えた投資法で、そんなにうまくいくはずなどありません。
結局、最終的には株価が大暴落し、6000万円の大損をしてしまいました。

全財産を失った私は、正式に診断されたわけではありませんが、いわゆるPTSD(心的外傷後ストレス障害)のような重度のうつ状態に陥りました。
現実感がなく、おなかはすきませんし、眠ることもできません。とにかく死ぬことしか考えられませんでした。
他人から見たら、「そんな大げさな」とか「生きていればいいこともあるのに」と思うかもしれません。
でも、当時の私は本当に死ぬことしか考えていませんでした。

この本は、私の苦労話を語ることが目的ではありません。
ですから、不幸話はこれくらいにして、結論をいうと、私は今、幸せです。
地獄のようなどん底生活から這(は)い上がり、会社の業績は3年で約2倍に伸ばすことに成功しました。
40代半ばとなった2022年現在、体力はみなぎり、腹筋はバキバキです。
良縁にも恵まれて、愛のある生活を送っています。

『無意識に運気を引き寄せる習慣100』 はじめに より 開運のプロ:著 KADOKAWA:刊

本書は、開運のプロさんが普段の生活で実践している「本物の開運法」を具体的にわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「景気がよくなる周波数」でいることが大事!

開運のプロさんは、この宇宙には、景気がよくなる周波数というものが存在すると述べています。

 具体的に何ヘルツかは、まだ解明されていません。しかし、確実に存在するのです。
あなたがお金持ちになりたいのであれば、その周波数でいなければなりません。
自分の周波数を、お金持ちの周波数に整えるのです。
周波数を整える、3つの基本を教えましょう。
①景気がいい人と一緒にいる時間を増やし、景気が悪い人と一緒にいる時間を減らす
②波動や周波数といった知識を大事にしている人と付き合う
③神仏への理解があり、大事にしている人と付き合う

この3つの基本を外していると、いくらがんばっても景気はよくなりません。1日15時間働いても、決してお金持ちにはなれないのです。
とはいえ、難しく考える必要はありません。
①〜③を簡単にまとめると、「神様への理解があり、すでに豊かな人と一緒にいるだけでいい」ということになります。
景気がいい周波数の人と一緒にいると、あなたも影響を受けます。その結果、あなたの金運が上がるのです。

成功するためには、神様の意志に従うことが大事です。
神様とは、この宇宙を支配している、人智を超えたエネルギー体のことです。
神様は、あなたに“才能”というギフトを与えてくださっています。
私は19歳の時、ボクサーになりたいと思い、ボクシングジムに通ったことがあります。
しかし、トレーナーから「お前はボクシングのセンス(才能)がまるでない」とはっきりいわれ、結局23歳でボクシングをやめることにしました。
その後、ボクシングとはまったく関係のない仕事で起業。20代から努力を積み重ね、40代になった現在、小さいながらもビジネスで成功を収めていただいています。
プロボクサーを目指していた頃に思い描いていた、「世界チャンピオンになって何億円も稼ぎ、タワーマンションに住んで高級スポーツカーを乗り回す」といった生活ではありませんが、贅沢せずつつましく生きれば、一生困らないくらいのお金は手に入れました。
もしあの時、トレーナーに「センスないよ」といわれなかったら、そのままズルズルとボクシングを続けて、20代の貴重な時間を無駄にしていたかもしれません。そうしたら、40代の今頃は貧乏になっていたことが容易に想像できます。
与えられた才能とは違うことに時間を費やしても、金運は手に入らないということです。

金運を上げるためには、優しさ、思いやり、感謝の波動状態でいなければなりません。
そのために大事なことは、謙虚な態度です。
謙虚な態度とは、上司にペコペコ頭を下げる、いわゆる腰の低い人のことではありません。謙虚の本来の意味は、神様の尊厳を大切にする姿勢のことです。
神様を大事にしている人は、「自分の周りにいるすべての人は、実は神様からのメッセージを伝えてくれる“神様の使い”である」ということを知っています。
ですから、謙虚な人は神様の使いに対して暴言を吐いたり、理不尽な暴力、セクハラ、パワハラ、モラハラといったひどい扱いはしません。
逆に、謙虚でない人は、立場の弱い人、ほとんどの場合は自分より収入が低い人に対して、言葉の暴力をふるったりします。
インターネットを見ていると、SNSや動画配信サイトなどで「俺は〇〇円稼いでいる。年収〇〇円以下は雑魚(ざこ)」などと発信し、ひんしゅくを買う人が定期的に出てきます。
そういう人はいずれ運気が急降下し、お金も仕事も恋愛もうまくいかなくなるものです。
収入が低い人に対してマウントを取る人は、謙虚とはいえません。
謙虚でない人は、金運からも見放されます。どうぞお気をつけください。

『無意識に運気を引き寄せる習慣100』 第一章 より 開運のプロ:著 KADOKAWA:刊

景気がいい人は、景気がいい周波数を発している人。
波動的に、より神様に近いので、金銭面も含めて豊かなのは当然ですね。

神様への理解があり、すでに豊かな人と一緒にいること。
私たちも、ぜひ、普段の生活から意識したいですね。

お金に対する「間違った錯覚」を捨てる!

開運のプロさんは、金運がなかなか上がらない人は、お金に対して、ある錯覚をしていることが原因だと指摘します。

 金運が上がらない人は、お金に対して、ある錯覚をしていることが原因です。
思い浮かべてみてください。テレヒをつけると、3億円の札束が映し出されました。それを見て、あなたはどう思いますか?
多くの人は特に何も思わないか、「おお、大金だ! スゴイ!」とか「そのお金が欲しい!」と思うのはないでしょうか。
は、3億円の札束の後ろに、太った男性が派手な女性を両脇に抱え、ドヤ顔で座っていたとします。バスタブ、ワイン、葉巻、背景には高層階からの夜景も加えて、ついでに女性を下着姿にしてみましょう。あなたはどう感じるでしょうか?
ほとんどの場合、「下品だ」「汚い」と思うはずです。
お金だけなら特に不快に感じないのに、太った男性や派手な女性、葉巻、ワイン、夜景などが追加されると、途端にそれが汚いものに思えてます。
金運が上がらない人は、お金に対して、潜在意識にこうした「下品」「汚い」といったマイナスのイメージを取り込んでしまっているのです。
それは錯覚です。本来、お金とは純粋な感謝と信用のエネルギーです。お金そのもののピュアなエネルギーだけをイメージし、マイナスの錯覚に惑わされないでください。

いつもお金に困っている人、金運のない人の特徴の1つは、お金がなくなるものだと思っていることです。
「あーお金がなくなった。今月は苦しなぁ」。
月末になると、会社の食堂などでそうつぶやいている人が多いかもしれません。
あなたも聞いたこと、もしくはいったことがあるのではないでしょうか。
ここではっきりと断言します。
お金というのは、なくなるものではありません。移動するだけです。
これを読んだあなたは、もう今日から「お金がない」と口にするはやめましょう。
「お金がない」という言葉自体が、かなり波動の低いアファメーションになっています。
「お金がない」と口にすることで、さらに金運を遠ざけているのです。
金運を上げたいなら、絶対に口にしてはいけません。
これからは「お金がない」という代わりに、「お金が移動した」といってください。
心の中で思う時も、「今月はお金がない。苦しい」ではなく、「今月はたくさんお金が移動した。誰かの役に立っているといいなぁ」と思うようにしましょう。
それだけで金運上昇の波動に近づきます。

つまらないことで怒る人がいます。そういう人は、決して金運が上がることはありません。それどころか、低い波動をまき散らし、周りの人の金運まで下げてしまいます。
例えば、レストランで食事をしている時、客の目の前で店長がアルバイトに怒鳴り散らしていらたら、いい気分はしないですよね。
怒りというのは、周囲の人まで不快にする周波数です。
私が21歳の時、派遣社員として働いていた工場でも、同じようなことがありました。
現場監督がいつも怒鳴り散らし、高齢者に蹴(け)りを入れたりしていたのです。
働いている人たちも怒りっぽくて、車で移動する時に他の車にクラクションを鳴らして威嚇(いかく)したり、あおる運転をしたりする人もいました。自分はウインカーを出さずに車線変更をするくせに、同じことをされるとブチギレし、窓を開けて怒鳴り散らしていました。
いい大人なのにすぐに怒り、怒鳴って、まるで子供のようでした。
当時の私の給料は、月収で手取り13万円ほど。お金はなく、貧乏でした。
工場で働いている人は同じような給料だったので、みんな貧乏だったはずです。
つまらない怒りの波動が、全体の金運を下げてしまっていたのでしょう。
今はそのような環境から身を遠ざけ、おだやかな日々を過ごしています。

あなたが使う言葉が、あなたの世界を構築します。
金運を上げたいのであれば、金運が上がっている人の言葉使いを真似しましょう。
これは何も、「上品な言葉使いをしなくてはならない」といっているわけではありません。最低限、金運を下げるような周波数でできた言葉を使わなければいいのです。
例えば、あなたは日常的に、「マジ」とか「ヤバい」は「すごい」「危ない」というように、きちんとした言葉を使うようにしましょう。
乱れた言葉は、金運を落とす波動でできています。あなたが金運を上げたいのであれば、そのような波動の言葉を使ってはいけません。
特に、テレビのバラエティ番組などでは人の頭を叩いたり、または蹴ったりしながら、「死ね」とか「アホか」といった言葉を使う場面が多くあります。あれはプロの芸人がいう分には、まだいいのかもしれません。
しかし、芸人でもない一般の人が、そのような言葉を日常的に使ってはいけません。波動の高い言葉と低い言葉しっかり見極めて、きちんとした日本語を使いましょう。

『無意識に運気を引き寄せる習慣100』 第一章 より 開運のプロ:著 KADOKAWA:刊

お金に対するネガティブなイメージを持つことは、お金を遠ざけること。
お金を呼び込むイメージに書き換えることで、金運が劇的に上げることができます。

金運を上げる周波数の思考をし、金運を上げる周波数の言葉を使う。
それが金運を上げるための一番の近道だということですね。

「人の悪口をいう人」から距離を取るには?

金運を上げるには、金運を下げるネガティブな人を上手に対処する必要があります。

たとえば、人の悪口をいう人には、どんなアプローチが有効でしょうか。

 人の悪口をいう人は、3タイプあります。
①ついつい人の悪口をいってしまって、そんな自分がイヤだと思っているタイプ
②自分が悪口をいっていることを自覚しながら、悪口をいうタイプ
③悪口をいっている自覚がなく、悪口をいいまくるタイプ

自分が悪口をいっている自覚のある①と②は、まだマシです。しかし、③はありえません。このような人と一緒にいると、運気がどんどん下がってしまいます。何をしてもうまくいかないし、精神は疲れ、身体もだるくなっていきます。
③のタイプの人は、「悪口をいうつもりはないんだけど」と前置きしておきながらSNSで悪口を書いたり、「批判ではありませんが」といいながら批判をしたりします。
自分が悪口をいっている自覚がないので、やりたい放題です。
悪口だけならまだしも、自分がやっていることに自覚のない人は、金属バットで人を殴っておいて「傷つけるつもりはなかった。死ぬとは思わなかった」などというような、重大事件を起こす恐れもあります。
一緒にいると必ずトラブルを起こし、巻き込まれると膨大な時間を浪費してしまうので、③のような人だけは絶対に付き合ってはいけません。距離を取ることを強くお勧めします。

基本的には、口喧嘩などはしないほうがいいです。
そういうと、みなさんは「そんなこと、わかっています。誰もやりたくてやってるわけではありません。でも、あの人が理不尽なことをいってくるんです。それに私もつい感情的になって応えてしまいます。あの人を黙らせたいです。あの人が静かになれば、どれだけ楽か・・・・・。私はどうすればいいでしょうか?」というかもしれません。

はい、お答えしましょう。

基本テクニックが3つあります。
①カウンター攻撃に徹する
イメージとしては、ボクシングのカウンターパンチです。
相手が必死で打ってくるパンチをよく見て、そのパンチとパンチの間に、パンチを打ち込みます。すると、威力が何倍にもなる、というテクニックです。
カウンターパンチに力は必要ありません。当てるだけで、大ダメージを与えることができます。
会話に応用すると、まずは相手にペラペラ話させておくのです。調子づいてペラペラ話していると、相手は必ずボロを出します。明らかに間違っていることを、1つや2つはいうものです。
相手の言葉に矛盾点、間違ったことを見つけたら、そこが反撃のチャンスです。
その矛盾点や間違いを冷静につつくだけで、相手にカウンターパンチを浴びせることができます。

②持論を話さない
相手をいいくるめたいなら、「僕はこう思う」とか「僕的には〜」とか、持論を話してはいけません。
相手に反論するなら、確かな根拠が必要です。
科学的論文や、かかりつけの医者がいっていたとか、どこかの大学の教授がいっていたとか、何年にヨーロッパの有名な研究施設で発表されたとか、法律の刑法何条に定められているとか、そういうことを根拠に反論するのです。
そうすると、相手は医師や大学の教授がいうこと、または論文や法律に書かれていることを「間違っている」とはいえないので、反論ができなくなります。
しかも、難しそうな根拠を並べ立てて反論しているうちに、相手は「あ〜コイツ面倒くせー」と思い始めます。そうすれば、あなたを攻撃する気持ちも萎(な)えてくるはずです。次から口喧嘩をふっかけてくることはなくなるでしょう。

③感情的にならない
討論や口喧嘩で勝つためには、相手を感情的にさせるのが基本です。
感情的になれば、必ずボロが出るからです。
人によっては先に手を出すこともあるかもしれません。もちろん、先に手を出したら負けです。
口喧嘩に強い人は、相手を感情的にするためにいろいろなことを仕掛けてきます。わざと名前を間違えたり、馬鹿にしたような態度をとったり、子供のような態度で挑発してみたり、いろいろです。
あなたはその挑発に乗って、感情的になってはいけません。冷静に対処して、相手が諦めるか、ボロを出すのを待ちましょう。

『無意識に運気を引き寄せる習慣100』 第二章 より 開運のプロ:著 KADOKAWA:刊

面倒な人ほど、対処法を間違えると、しつこくつきまとってきます。
上手に対処して、近づけないようにしたいですね。

「宇宙意識」で生きる!

開運のプロさんは、「引き寄せの法則」というのは、本当にありますと述べています。

引き寄せの法則とは、「今の自分の波動状態が世界をつくる」という法則のことです。

 よくいわれるのは、願望がまだ実現していない時でも、願望がすでに叶った波動状態でいれば、そのとおりになるということです。
具体的な行動としては、夢や願望がすでに叶ったように紙に書き出す、波動が上がる・気分がよくなる言葉を使う、波動が下がる・悪い言葉は使わない、また、波動が下がるようなものを見ない、聞かない、かかわらないことも大事です。
私は起業して16年の間に、何度か浮き沈みを体験しました。無一文になったり、裏切られたり、理不尽な人から難癖をつけられたり、本気で死を考えた時期もあります。
そこから復活できたのは、引き寄せの法則を信じて取り入れてきたからです。
どんなに苦しい時、悲しい時でも、幸せな波動状態でいることが大事です。逆境で苦しい時や理不尽な人に遭遇した時、病気、怪我などが起こっても、どこかに幸せはあります。
幸せな時に幸せな波動状態になることは誰にでもできますが、きつい時、苦しい時に、それでも幸せな波動状態でいられるかどうか、神様はそれを試してくるのです。
どんな時でも常に幸せ、感謝の波動状態でいることが、幸運を引き寄せます。

宇宙意識で生きることで、仕事がうまくいくようになります。宇宙意識とは、宇宙に意識を合わせた生き方です。
宇宙は、無限の愛を無条件で与えてくれます。愛を形あるものでいうと、光、ぬくもり。太陽の光は植物を育て、動物を元気にして、地球を豊かにします。そして、それらはすべて無期限で完全無料です。無償で与える、それが愛の1つの形です。
また、宇宙は善悪の判断はしませんし、命令もしません。何が良いとか悪いとか、こうすべき、ああすべき、勉強しろ、働けなどいっさいいいません。それが宇宙意識です。
私たちの意識レベルがまだ3次元にあり、次元上昇できていない現在の地球では、完全な宇宙意識で生きることは不可能です。それでも、宇宙意識に近づこうとする意志は大事です。常に宇宙意識を意識しておくようにしましょう。
具体的に心がけるべきことは、
①自然を大事にする/ゴミのポイ捨てや、浜辺などにゴミを放置したりしない
②お年寄りや障がい者に優しくする/バスや電車で席を譲る、点字ブロックを邪魔しない
③ジャッジをしない/人間の判断であれが悪い、これが良いという決めつけをしない

①〜③を無理ない程度に、自分にできる範囲で行ってください。

多くの人は、生まれる前にサイコロをふり、出た目で人生が決まると思っています。運命は変えられず、出た目の範囲で生きていくしかないと、本気で信じているのです。
でも、よく考えてみてください。サイコロをふる回数は1回だけと、だれが決めたのでしょうか? 誰も決めていません。サイコロは何回ふったっていいのです。たとえ最初に出た目が最悪でも、2回目、3回目をふるチャンスは誰にでもあります。
もちろん最初に出た目で、運悪くひどい目にあうこともあるでしょう。そうすると、人はサイコロをふることを恐れてしまいます。その結果、現在の枠から抜け出せず、気持ちが次第に萎えて、最終的には「私は運が悪い」と思い込み、諦めてしまうのです。
一方で、諦めずにサイコロをふり続け、月収手取り13万円の派遣社員から始めて、小さな会社ですがそれなりに利益が出ている会社の経営者へと、人生を変えることができたのです。
運はコントロールできます。試行回数が多ければ、幸運に遭遇する回数は多くなります。
あなたにもどんどんサイコロをふってください。開運を目指していれば、チャンスは何度でもやってきます。サイコロをふる回数に制限はないことを、覚えておきましょう。

私たちの社会は、競争意識に支配されています。
それは、幼稚園のかけっこから始まります。いきなり一列に並ばされ、「一番になれるようがんばって走りなさい」といわれるのです。一番になった人は先生から褒められます。
こうして幼稚園、学校教育で競争意識を植えつけられ、潜在意識に叩き込まれるのです。大人になると、今度はいい会社に入るために競争します。就職活動です。
就職後に待っているのは、過酷な出世競争です。それが定年まで続きます。
そんな競争社会が1960年代から続いた結果、2022年現在、日本はうつ病だらけの国になってしまいました。うつ病の患者数は年々増加しています。
それどころか、一生懸命がんばっても、給料は上がらなくなりました。
もう競争社会では幸せになれないことが、証明されてしまっているのです。
私たちは、競争意識を手放す時期に来ています。そういう時代を、スピリチュアルの世界では「風の時代」と表現したりします。競争の先には、勝利も幸せもないのです。
私はすでに、競争社会から抜け出すことに成功しました。時代の変わり目である今、みなさんにもこの本を通して気づきを得て、競争社会から抜け出す一員になってほしいと願っています。

仕事運を上げるためには、競争意識を捨て去らなければなりません。競争意識を捨て去るとは、一番を目指さないということです。また、一番をひけらかさないことも重要です。
何億円稼いだとか、何らかのランキングで1位になったとか、若いうちは自慢したくなる気持ちもわかります。競争して勝ったのですから、誇らしいでしょう。SNSなどで自慢すれば、目立つに違いありません。
しかし、それを見てあなたに寄ってくる人は、同じように競争意識で生きている人です。誰が何位だとか、誰がいくら稼いだとか、誰が何件契約とったとか、そんなことばかりいっている人たちです。
そういう生き方をしている人たちを否定するつもりはありません。ただ1ついえることは、競争意識では開運は不可能だということです。
競争している以上、いつかは誰かに打ち負かされるでしょう。ずっと一番であり続ける人など存在しません。
また、一番を目指したくなるのは、人間本能です。その本能を制し、神的なエネルギーと同化することが、開運には必要です。
競争意識を捨て去り、勝ち負けではない人間関係を築くことで、仕事運も上昇します。

『無意識に運気を引き寄せる習慣100』 第三章 より 開運のプロ:著 KADOKAWA:刊

願いが実現できるかどうかは、サイコロの目次第。
確実に当たりが出る保証はありません。

願いを引き寄せたいなら、諦めずにサイコロをふり続けることです。
開運法は、サイコロをふる回数を増やすことに他なりません。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

開運のプロさんに「本物の開運法」を伝授した人物(ひまわりさん)は、不動産業界で成功し、資産を築きました。

開運のプロさんは、開運習慣を守り、神様のご加護を受けた生き方を実践するとともに、波動、周波数、宇宙意識、潜在意識、社会の仕組みについても教わったとおっしゃっています。

成功の裏には、必ず理由があります。
さまざまな知識や実績に裏打ちされた、まさに「本物の開運法」。
ぜひ、皆さんも実践して、そのご利益にあずかってみてはいかがでしょうか。

無意識に運気を引き寄せる習慣100 人間パワースポットになる方法


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