【書評】『好きな仕事でお金を受け取る冒険の書』(中村咲太)
お薦めの本の紹介です。
中村咲太さんの『好きな仕事でお金を受け取る冒険の書 宇宙がドン引きするくらい素敵に生きてもいいじゃんか!』です。
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中村咲太(なかむら・しょうた)さんは、チャネラーです。
幼少期からスピリチュアルな感性を持ち合わせ、ナチュラルにチャネリングしながら生活をされています。
スピリチュアルカウンセラーとしてデビュー後は、ワークショップや講演会、世界のパワースポットをめぐるリトリートを開催されるなどご活躍中です。
「目醒め人」になって、地球に天国を創る!
今、世の中は、日本だけでなく世界レベルで、大きな変革期を迎えています。
中村さんは、それは僕たち人類が暮らしている地球が大きな変革期にあることと無関係では
ないと指摘します。
僕の本を初めて手にしてくれた方のために、少し説明させていただきます。
僕はチャネリングで宇宙の存在と常日頃から交流しています。彼らによると、実はこれまで3次元と呼ばれていたこの地球は、4次元を超えて、5次元という自由な領域へのアセンションの真っ最中です。アセンションとは「次元上昇」ともいわれています。意識が変容して自分の放つ波動が上がり、認識や体験できる世界(次元)が拡大することです。
僕たち地球人は地球の変化に連動しています。ですから、意識の拡大を望む人たちは、地球と一緒に5次元へとシフトしていく道を選ぶことができます。では5次元へ完全に移行すると、この地球や僕たち地球人はどうなるのでしょう。
これまで僕たちは、無限の可能性そのものである自分の本質を忘れて、「眠った意識」で生きてきました。本当の僕たちは「やりたいことは何でもできる」「なりたいものは何にでもなれる」「行きたいところにはどこでも行ける」存在なのに、それをすっかり忘れて、「やれない、できない」と感じる場面をたくさん経験してきました。しかも、それが普通だと思っていたのです。
でも、地球のアセンションとともに僕たちの意識が変容して波動が上がると、ふたたび自分の中の無限の可能性を思い出していくようになります。このことを、僕は「目醒め」と呼んでいます。今後のアセンションのスケジュールは、いくつかの種類があるため、今のところ可能性が高い流れについて、今からお伝えしますね。
2033年頃、地球は高い波動を安定させるタイミングを迎えます。
2038年を超えると、地球はまったく新しい星に生まれ変わったと感じるようになるでしょう。
つまり僕たちは、目醒めのプロセスを体験している真っ最中なのです。
それにともない、今後の社会では、これまで常識とされていたことが一気に覆されたり、想像し得なかったようなことが起きたりするかもしれません。でも、それに驚かないでください。むしろそれらは、この地球がだんだん心地のいい自由な場所へと変化していくきっかけなのです。お仕事でも、プライベートなお付き合いでも、僕は「目醒め」を選択したたくさんの「目醒め人」と日々接しています。この数年間で、意識的であれ、無意識的であれ、目醒めを選択した人がものすごく増えているのを実感します。
目醒めという言葉を知らず、偶然この本を手にしただけの方もいるでしょう。またスピリチュアルな学びをしていない人の中にも、目醒めた人はたくさんいるものです。地球のアセンションが加速する中で、本当の意味で自由を大切にする人、自分の内面にある無限の可能性を信じ始めている人かすごい勢いで増えているのを、僕は確信しています。
無限の可能性とは、あなたの持つ光そのものです。多くの人々の光を使って、世界を想像し始めたら、これからの地球はどんな変革の道を辿ると思いますか?
自分の中の無限の可能性を思い出すとは、ハイヤーセルフという「本当の自分」としての意識を思い出すことでもあります。
僕たちの無限の可能性を、この地球で思いっきり発揮したら、どんなに豊かな世界を生み出せるか。そう考えると、すごく楽しみですよね。無限の可能性を発揮するとは、自然とこの現実世界で自由にクリエイティビティを発揮して、地球に天国を創っていくことも意味しています。
この惑星で、たくさんの目醒めの人のみなさんと、調和に満ちたワクワクな世界を見ることが、僕は楽しみです。もう地球の「眠りの時代(制限の体験をして学ぶ時代)」は終わりました。
目醒めていくことを決めた魂たちは、自分の中の無限の可能性を思う存分発揮していく。そして地球に天国を創っていく。そんなフェーズに入っています。
僕たちがハイヤーセルフとしての意識を思い出すための雄大な冒険は、すでに始まっているのです!『好きな仕事でお金を受け取る冒険の書』 CHAPTER 1 より 中村咲太:著 KADOKAWA:刊
本書は、「目醒め人」として生きることで、自分の中に眠る無限の可能性を思い出し、この地球に天国を創るための方法について、仕事とお金をテーマに、わかりやすく解説した一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。
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目醒めのプロセスを進めるあたり、お金や仕事の本質について、まず思い出してほしいこと。
それは、私たちの中に眠る「レムリア性」と「アトランティス性」です。
ずっと昔のことですが、世界には今の文明とは異なる古代文明がありました。日本には縄文文明もありましたね。
当時はレムリア大陸とアトランティス大陸という、世界の双璧をなすような2つの大きな大陸があって、それぞれの大陸ではレムリア文明、アトランティス文明という高度な文明が築かれていました。
僕たち地球人の多くは、輪廻転生をして、レムリア人だった過去世も、アトランティス人だった過去世も、両方も持ち合わせています。僕自身も、たとえばレムリアでヒーラーやチャネラーをしていた過去世があり、アトランティスで神官だった過去世があります。
このように、レムリアとアトランティスのどちらも経験している人がほとんどです。レムリアとアトランティスは、ともに高度な文明です。でも、エネルギーの質は全然違います。
レムリアのエネルギーは、癒しに満ちた、愛や調和においてプロフェッショナルなエネルギーです。そして、非常に高い浄化力を持っています。それは本質の自分に目醒めるほど高い浄化力なので、「目醒め」を後押ししてくれるようなエネルギーともいえます。
スピリチュアルな世界に興味がある方は、無意識でも愛や調和というエネルギーにアンテナを高く持っているので、レムリアのエネルギーを優先的に発揮している方が多かったりもします。アトランティスのエネルギーは、大変革、現実強さという特徴があり、テクノロジーを得意分野としています。なので、社会的に重要な変革をもたらす会社や、テクノロジー系の会社の社長さんや、そこにお勤めしている人たちを見ると、アトランティスのエネルギーが優位な人が多かったりします。
どちらがいいとか悪いとかではありません。またお伝えしたように、基本的に僕たちには、双方のエネルギーが内在しています。
「どちらの文明からも輪廻転生していません」という人がいたとしても、それらのエネルギーの影響は確実に受けています。たとえば、iPhoneのような最先端のデジタルツールには、アトランティスのエネルギーが入っていることが多いです。上質な麻や綿を用いた優しい風合いの布には、レムリアのエネルギーを感じます。アトランティスとレムリア、両方のエネルギーを持っているものあります。
僕たちの魂が綿々と生まれ変わりの旅を続ける中で、レムリアやアトランティスのエネルギーを持つさまざまな物質やサービスに触れ、僕たちはそのエネルギーから無意識であっても影響を受けて生きています。
逆にいえば、人類のほとんどの中にレムリアとアトランティスの記憶があるため、無意識でそのエネルギーを使って、ものをつくったり、サービスをつくったりしてきたともいえます。
仮に自分が古代文明での輪廻を経験していなくても、ご先祖さまが持っている古代文明の記憶を肉体に遺伝させているので、基本的にはほとんどの人が、レムリアとアトランティスの両方の記憶を、自分の中に持っているといえます。ということは、あらゆる人類のDNAに、両方の情報がすでに入っているといえそうです。なぜ今、このアセンションのタイミングで、自分の中のレムリア性とアトランティス性に注目してほしいのか。それは、僕たちが過去世でやり残したレムリア性とアトランティス性の「統合」を果たすことが、目醒めて生きるにはとても大切だからです。
統合とは、ハイヤーセルフの自分のものではない「重たい周波数」を手放して、愛と可能性そのものの意識へ戻ることです。統合について詳しく知りたい方は、『僕が宇宙の仲間に聞いたこと』(KADOKAWA)をご覧ください。宇宙には2万6000年のサイクルがあり、地球もそれと連動しています。そのサイクルの中には、1万3千年の「目醒めのサイクル」と1万3千年の「眠りのサイクル」の2つの状態があって、宇宙はその双方を行ったりきたりしています(ただし、目醒めを選ぶか、眠りを選ぶかは個々の魂の選択次第です)。
僕たちは今、1万3千年の眠りのサイクルから、次の1万3千年の目醒めのサイクルへの移行のタイミングを迎えています。なのでこのタイミングで目醒めを選ぶ魂が増えているんです。ちなみに宇宙が目醒めのサイクルに入ったからといって、すべての魂が目醒めを選ぶわけではなく、「もう少し、眠りを体験したい」という魂は、目醒めのサイクルであっても、眠った生き方を続けることを選べます。2万6千年前のレムリアとアトランティスも同じような状況を迎えていました。宇宙が、眠りから目醒めへとサイクルを変えたとき、レムリアの人たちも、アトランティスの人たちも、今の僕たちのように「波動を上げていきますか? どうしますか?」と選択を迫られていました。
簡単にいうならば、そこで「もう少しだけ眠りを選ぼう」という選択をしたのです。せっかくハイヤーセルフから波動を落として、ここまで眠りの探検をできたから、もう少しそれを続けたいということを希望したのです。
そして両者の大陸はさらに波動を落としながら、争いを起こすこととなりました。
対立の理由を簡単に説明します。
当時の両者は初期の文明よりも波動を落とすということに成功していました。レムリア人はとても優しい反面、波動を落としたという要素が加わったため、自分たち以外の小さな文明の人たちも誰1人として取りこぼすことなく一緒にアセンションしたい、ということに執着していきました。
しかしアトランティス人は、「それは彼ら自身が決めることだ」と主張しました。誰かを「救いたい」「助けたい」と思うことは、相手を自分より下に見て、その力を信じていないことになるからです。
誰かを救い、助けることは真実の愛なのか。この点で、レムリア人とアトランティス人は対立したのです。しかもアトランティス人も波動を落としていたこともあり、その主張は丁寧というよりは荒々しいものでした。
対立した原因はその他にもありますが、結果として、レムリアとアトランティスは、「分離」を深めました。両者とも最初はアセンションを望む気持ちはあったものの、結果的に争いという行動が「眠り」を選ぶ決定打となりました。逆にいえば、「まだ眠っていたい」という潜在的な希望が、この争いに発展したのです。
詳しくは割愛しますが、神々の判断によって、やがて両者は滅亡しました。
(中略)
ここでマンガを喩(たと)えに出すと、レムリア性とアトランティス性は、それぞれ『ドラえもん』の、のび太君とジャイアンみたいな感じなのです。
あくまでも僕の考え方なのですが、のび太君はみんなに優しくてきめ細やかなレムリアのエネルギーを持っているけれど、地球で力強くそれを表現することは苦手です。
一方のジャイアンは、ちょっと乱暴だなと思うけれど、現実的な強さ、エネルギーの太さを感じませんか? その部分はまさしくアトランティス的です。
自分の中のレムリア性とアトランティス性を統合するというのは、要は、自分の中ののび太君のきめ細やかさとジャイアンのパワフルさを統合するみたいなことです。レムリアとアトランティス、どちらかに偏り、どちらかを無視し続けたら、本当の統合は起きません。これから目を醒ましていく僕たちは、のび太君的なレムリアの愛や調和の意識と、ジャイアン的なアトランティスの現実強さと、その両方を使ってこの物理次元の地球で変革を起こしていくことになります。双方の性質を活性化して、どちらも美しく使うことがとても大切なのです。
レムリアの人たちは、非現実的でフワフワしているといわれることがよくあります。それは、物理次元にグラウンディングできていないからです。せっかく愛や調和という高度な素晴らしい意識で生きようとしても、そのエネルギーを太く保てなければ、結果的に現実には活かせません。レムリアの愛や調和の純粋なエネルギーと、アトランティスの力強さ、行動力、決断力などのエネルギーが統合したら、とてもパワフルだと感じませんか?
アトランティス性が優位な人にも、同じことがいえます。自分の愛、調和、優しさ・・・・・すなわちレムリア性を、丁寧に大切にできたら、荒々しくがんばらずとも、もっと心地よく、自分が望む人生と成長を体現していくことができるようになるでしょう。レムリア人は、一言でいえば「霊性の象徴」といえるくらい精神性が高い人たちでした。一方のアトランティス人は、考え方や視点がとても科学的です。両者は一見、相容れないように見えるのですが、実は同じものに着目していることが多かったりもします。
たとえば、レムリア人はクリスタルの石を1つの命として見て、その命のエネルギーと共鳴して意識を開いたり、何かを浄化したり、石にメッセージを記憶させてお手紙のように人に贈ったりすることができました。
アトランティス人も同様にクリスタルを1つの命としてとても大切にしていましたが、関わり方は異なります。宇宙のエネルギーをクリスタルに転写して何倍にも増幅させたり、そのエネルギーを別のテクノロジーにアレンジして使ったりするのが得意でした。今も、レムリアのエネルギーが優位な人たちは、波動に敏感なところがあります。エネルギー療法を受けるのが好きだったり、ヒーラーやカウンセラーになって波動を日常的に使っていたりする方も比較的多いです。一方のアトランティス性が優位な人たちがとのように波動に関わっているかというと、科学的に波動を研究したり、波動のしくみを経営に活かしたりしています。量子力学という形がわかりやすいと感じる人も多いのではないかと感じます。同じものを扱っていても、両者ではその活かし方がまるで違うのです。
もちろん、地球にはいろんな方がいますので、すべてがここで話したことに当てはまるとは思いませんが、傾向として、そういった特徴があると感じます。『好きな仕事でお金を受け取る冒険の書』 CHAPTER 1 より 中村咲太:著 KADOKAWA:刊
中村さんは、自分の中のレムリア性とアトランティス性を統合すると、物事を多角的に見て、現実を俯瞰して捉えやすく
なり、その視点は、目醒めを加速することにもなる
と述べています。
私たちの社会は、全体としてどちらかというと、アトランティス的なエネルギーが優位でした。
これからは、愛や調和を大切にするレムリア的なエネルギーを育てていくことが必要となります。
お金は「人類を豊かにする血液」のようなもの
お金は「人類を豊かにする血液」のようなもの
で、「このお金は自分のものだ」と所有の意識で使うと、どうしても必要以上にお金を抱え込んだり、独りよがりな使い方になったりと、自分のところでお金を止めてしまう
ことがあります。
中村さんは、お金については、たくさん得ることを考えるだけではなくて、次に回していくことまで考えるほうがおすすめ
だと指摘します。
では、地球に天国を創ろうとする人は、どういうお金の使い方をすると思いますか? それは、みんなとプレゼント交換するみたいに、お金を美しく受け取って、美しく流す使い方です。お金の使い方においては、この2つの美しさが大切だと思います。
美しく受け取るというのは、自分が喜びを持って取り組んだお仕事などを通して、「ありがとう」とお金を気持ちよく受け取ることです。
お仕事でお金を受け取る場合、お仕事に対してどんな意識を持っているかが大切になってきます。たとえば、自分が苦しんだり我慢をした対価としてお金を受け取るという状況の場合、「またお金を得るには、この苦労をしないといけない」と、「お金は苦労をもたらすもの」という印象を潜在意識に刷り込むことになります。すると、お金が嫌いになったり、豊かさそのものを素直に愛せなくなったりしてしまうかもしれません。僕も昔は、お金が嫌いでした。実家が貧乏でお父さんとお母さんが苦労しているところをよく見ていました。それでお金が「諸悪の根源」のように見えてしまっていたんです。
もちろん今思えば、僕の両親は、子どもたちが不自由しないようにと、たくさんの工夫をしてくれていました。僕はそんな両親に感謝をしています。この家に生まれてよかったと思っています。
でも、自分で働き出してからも、事業を始めた当初も、お金については大失敗を繰り返していました。
今は、お金に関するカルマも解消して、昔に比べればいくらか自由にお金を使えるようになりました。家族や周りの人に贈り物をするとか、そういうこともできるようになりました。あんなに苦手意識があったお金なのに、今は、自分の中の「ありがとう」という感謝の気持ちを表現する素敵なツールになっています。
お金で愛を表現することもできるし、愛を感じながらお金を受け取ることもできます。自分の視点さえ変われば、お金はどこまでも美しい、「愛の道具」になってくれるんです。お仕事でお金を受け取る以外にも、たとえばネットオークションやフリマで不用品を売ってお金を受け取るとか、人からもらうとか、補助金が出るとか、お金を受け取る方法にはいろいろあります。どんな形でお金を受け取るにしても、自分が納得して、純粋にまっすぐに何かに向き合った結果としてお金を受け取るのは、僕なりの1つの美しさです。
だから、自分が心から「ありがとう」と感謝できたり、喜びを感じたりできることにお金を使うようにしています。そのためにも、作り手がどんな人かがわかる商品をできるだけ買いたいなと思っています。
たとえば、少し前にコーヒーグラインダーを買ったのですが、そのときもどんな職人さんがどんなこだわりをもってつくった製品なのか、インターネットで調べました。
最終的に、機能、デザイン、使いやすさ、豆を挽く間の器具の質感や肌触りだけでなく、職人さんのコーヒーへの愛情、コーヒーグラインダーへの愛情をすごく感じられる製品を購入できました。
「こんな素敵な想いを持ってつくられた製品なんだな」と、僕はたくさん感謝しながら、代金をお支払いしました。もっといえば、その人にお金が渡ったら、そのお金を使って、その人はさらに素敵なものを生み出して、地球にさらに喜びをもたらしてくれるだろうと思ったからです。スーパーに野菜が並んでいて、オーガニックなものと、そうでないものがあるとします。オーガニックの野菜は値段が倍だとしても、買う余裕があるならば、僕はオーガニックの野菜を買います。
勘違いしないでほしいのは、オーガニックではない野菜が悪いといっているわけではありません。そういった野菜たち、農家さんにも、これまでの時代、僕たちはすごく助けられてきましたよね。それに、無理してまでオーガニックを選ぶ必要もありません。ただ、体のことや地球のことを考えると、オーガニックの魅力というのは、これからの時代でさらにクローズアップされていくと感じています。
オーガニックの野菜を買うのは、自分や家族のためだけではなく、オーガニックの野菜をつくってくれる人に対して、1票を投じる気持ちからというのもあります。これが、僕がお金をアウトプットするときに、美しいと感じるやり方なのです。宇宙の法則において、自分の目に映る現実は、自分の周波数が映し出しています。この法則にのっとれば、お金を受け取ること、使うことについて美しさを自分自身が体感していくと、その結果として、お金や豊かさが地球という惑星にたくさん、しかも美しく循環することになるでしょう。
お金だけでなく、チャンスやきっかけも、僕はできる限り人とシェアするようにしています。自分だけがそのチャンスを活かすのではなく、「この人と組んだら相乗効果があるな」としっくりきたときは、その人に声をかけることを大事にしたいです。
たとえば、1冊の本の制作には、とても多くの方が関わっています。新しい本をつくるとなると、僕は「今度は、こういう本にしたい!」とすごく思うわけですが、それを担当の編集さんは、会社の上層部の人たちとか、営業の人たちとか、デザイナーさんとか、それぞれの方と真剣に向き合って、実現を目指してくれます。そういうプロセスを繰り返して、僕のそのとき表現したい思うエネルギーが、本を手にしてくれた方にまっすぐ届くようにしてくれるのです。
なので、一見「僕の本」という見え方をするかもしれないけれど、僕だけでなく、関わってくれる人たちのパワフルさや美しさも必ずあって、そういうところも読者のみなさんとシェアしたい、感じてもらいたいと思っています。イベントやワークショップもそうです。参加してくださる方たちの好奇心いっぱいの軽やかなエネルギーや、場所を提供してくれる方の優しい気持ちとか、みんなの美しいエネルギーが循環しているからこそ受け取ることができる豊かさの波動があります。それをできる限りみんなでシェアしたいと考えています。なぜならば、豊かさはみんなものだからです。
何がなんでも人に与えてあげましょうというのではなく、しっくりきた形でやることが大切なのですが、シェアの気持ちを持ち続けることは、とても大事なことだと思います。
僕が豊かな経験をして終わるだけなんてつまらないし、結局、豊かさが巡るとしても、すごく小さな循環になってしまうからです。1人で起こす循環には限りがあります。これからの地球では、「これが好き」という純粋なエネルギーを持つ者どうしが共鳴して、大きな豊かさの循環、美しい経済の流れを生み出していくことになるでしょう。お金や豊かさはみんなのもので常に巡っているもの。そのお金の本質を覚えておいてください。
WORK お金を愛のエネルギーとして扱う
お金へのネガティブな思い、「ブロック」を持ったままでは、何度も形や場所タイミングを変えて、同じような次元で「制限つきの豊かさ」を映し出すことになります。
ここでご紹介するのは、お金を「愛」として扱うことができるようになるワークです。その愛のエネルギーを日常でも使うようにしてみると、だんだんとブロックを外していくことができます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
❶宇宙から愛のエネルギーを受け取る
両方の手のひらをそろえて、上に向けます。その手のひらめがけて、宇宙からワーッと愛のエネルギーが降り注いできます。あなたが「愛」と感じる色のエネルギーをたくさん受け取りましょう。❷愛のエネルギーをハートで感じる
手のひらいっぱいに愛のエネルギーが満ちたら、ハートに近づけてみましょう。そのエネルギーをしばらく感じてみてください。心地よさ、柔らかさ、優しさ・・・・・・感覚は人によって違います。1ミリでもいいので、自分が感じたことを大切に受け入れてみてください。❸エネルギーをお金として捉える
手のひらのエネルギーが、見上げるほど大きなお札の束に変わるのをイメージしてみてください。あなたの「愛」のエネルギーがピンクだったら、ピンクのお札の束に変わります。それをふたたびハートに近づけて、エネルギーを感じてみましょう。❹エネルギーをハートに馴染(なじ)ませる
そのエネルギーを自分のハートにしまってください。自分が愛のエネルギーに満ち満ちて、馴染んでいくのを感じましょう。最後に、1度深呼吸します。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『好きな仕事でお金を受け取る冒険の書』 CHAPTER 2 より 中村咲太:著 KADOKAWA:刊
中村さんは、お金は純粋なツール
であり、そこにネガティブな印象を貼りつけていただけで、それを手放していくと、どこまでも透明な存在であることが理解できる
ようになると述べています。
お金自体には、良いも悪いもありません。
私たち自身が、どんなエネルギーを込めるかで、どんな性質にもなるということ。
お金も、他の豊かさ同様、エネルギーですから、与えたものが還ってきます。
愛や感謝の気持ちを込めて、より豊かなお金の循環を創り出したいですね。
「好き」を仕事にするために大切なこと
目を醒ましていくこれからの私たちは、魂の自分と一致した好きなお仕事をしてお金を受け取っていく
ことになります。
そのためのポイントは2つあります。
①波動を高くすること
②エネルギーを太く、強くしていくこと
中村さんは、どうしたら太くできるかといったら、現実世界で行動すること
で、自分が生きると決めた道に自信を持って、覚悟を持ちつつ楽しんで取り組むこと
だと指摘します。
早速ですが、みなさんに質問します。「好きなことをする」というのと、「好きなことをお仕事にする」というのと、この2つがごっちゃになっていませんか?
「好きなことをする」と、「好きなことをお仕事にする」では、意識の方向性やエネルギーが全然違います。両者の区別がついていないままでは、好きなことがお仕事になる可能性は、セロではないにせよ、かなり低いです。WORK 「好き」をお仕事にするために大切なことを知る
ここでワークをやってみましょう。あなたが好きなことをお仕事にして、そこからお金を得るには、どんなことが必要になるでしょうか。
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❶好きなことを書き出すノートの見開きページを使います。まず片方のページに、あなたがお仕事にしたいくらいに好きなことを、ハートのワクワクやしっくり感を確かめながら丁寧に書き出してみましょう。音楽が好きなら「音楽家になる」、お料理が好きなら「飲食店を開く」「料理のレシピを販売する」、絵本が好きなら「絵本作家として生きる」のように、どんなことでもかまいません。またいつか点と点がつながる可能性があるので、趣味として好きなことも、いろいろ書いてみてください。まるで子どもが夏休みの計画を立てるみたいな感じで、ワクワクと書いてみましょう!
❷「好き」をお仕事にするたに大事なことを書き出す
もう片方のページに、❶の中でも特に「お仕事にしたい!」と感じるものを選んで、1つだけ書き出します。その好きなことをお仕事にするために大事なことを書いてみてください。専門的な勉強、ホームページの作成、ネット環境の整備・・・・・・。「開業届を出すために税務署に行く」みたいなものも出てくるかもしれません。
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どうですか? ❶はスルスルと書けても、❷でペンが止まってしまった人もいたかもしれません。
たとえば、「趣味はサッカーです」という人がいたとします。それは素敵なことですが、「趣味でやっていてプロになれますか?」といったら、「なれないだろうな」と思いませんか。それと同じなんです。
プロのサッカー選手になるのだったら、プロになるレベルの練習をこなす必要があるし、どこのチームに所属するかなど、自身のマネジメントも必要になります。趣味でサッカーをやっているだけなら、そういう必要はありません。サッカーに取り組んでいて得られる経験も、趣味なのかプロを目指すのかでは全然違います。どちらがいい、悪いではありません。趣味でサッカーをして、体をたくさん動かしてリフレッシュするとか、ドリブルの練習をしてだんだん上手になっていくとか、そういう喜びを満喫するのも素敵な経験です。自分が心から好きと思えるものと向き合う時間は、人生を豊かにする素晴らしいものです。
でも、たとえば、日本代表のサッカー選手が試合後のインタビューで、「体をたくさん動かしてリフレッシュできました!」とか、「だんだんドリブルが上手になってきて幸せです!」というような発言をするのを聞いたことかあるでしょうか?
プロのサッカー選手になるまでの道のりは、趣味でサッカーをしている人と同じように、シンプルに「サッカーが好きで楽しい」という気持ちももちろんあると思うけれど、プロとして通用する技術の習得から、食事やフィジカルの管理から、どこのチームにいけば自分を最大限活かせるかとか、常に結果を求められることなども含めて、趣味よりも真剣な学びの中の楽しさや幸せというものがあります。その中でやっていると思うのです。
どちらも素晴らしいことですが、趣味のサッカーに必要な行動と、プロのサッカーに必要な行動は違います。得られる体験や成長も違います。どちらの経験を魂が望んでいるかで、同じサッカーでも、行動の仕方も学びもガラリと変わってきます。この先の未来で地球に天国が定着してくると、「楽しいことに深く向き合っていればそれが生活になる」というフェーズがいつかやって来るでしょう。もっというと、お仕事にする必要がなくなります。そもそもお金がなくなっていく可能性も高いです。ただ、現時点ではそのフェーズがすぐに到来するようには感じません。
今は、そういうフェーズまでの過渡期なんです。それがナチュラルになるのは、もう少しお金や経済のしくみが変わってからです。そのプロセスの中では、「豊かさ」についての学びや魂の成長も必要となります。
その成長の一環として、「好きなことをする」と「好きなお仕事でお金を受け取る」の違いを意識していると、大きな気づきが得られるでしょう。僕もサッカーが好きで、日本代表の国際試合があるとなると、ワクワクして絶対みようと思います。でも毎週のJリーグの試合までは見ていません。要するに、サッカーは好きだけれど、Jリーグとか、ヨーロッパの試合をチェックするほど好きではない。「にわかサッカーファン」なのです。だから、僕の「サッカーが好き」という気持ちは、選手として練習に取り組むような方向性ではないな、と自分でも思います。
でもプロの一流の選手の方々は、現実的に大事なあらゆることと向き合い、うわべだけの楽しさではなく、そこから生まれる自己成長や自己発見も含めて、深い部分での楽しさを感じながら、魂を成長させている方が多いのではないかと思うんです。ここがポイントです。好きなことの中に、この「現実的に大事なこと」をどれくらい入れられるか。リアルに大事だし必要なことをしっかり入れられれば入れられるほど、好きなことをお仕事にしていく流れが強くなっていきます。
もう1つ例を挙げると、占いが好きな人がいるとします。自分で気が向いたときに占いをして、YouTubeに鑑定動画を上げたりもして楽しんでいます。それを見てくれた人が応援してくれていて、ときどき「占ってほしい」と頼まれて、ちょっと占ってあげたりもしています。そういったことも、素敵な経験です。
でも、もしその人が占いをお仕事にしようと思ったらどうなるか。お仕事にしようとした瞬間から、することが変わってくると思いませんか?
今よりも本格的な勉強が必要かもしれません。ホームページを作成したり、SNSにも必要に応じて投稿したりするかもしれません。対面セッションをするとなれば、セッションルームを用意する必要もあるでしょうか。オンラインでやるのであれば、安定したネット環境を整えたり、音質をきれいにするためにマイクも必要になるかもしれません。他にも、料金設定をどうするか、お支払いは振込にするのかクレジットカードや電子マネーも使えるようにするのか・・・・・・といったことを決める作業も必要です。
好きなことをお仕事にしようとすると、現実的に大事なことが次々と出てきます。
先ほどのワークの❶で書いた「好きなこと」も、❷で書いた「大事なこと」も、同じように大切です。
まず❶が大切な理由は、その好きなことが、あなたの目醒めを最高最善に進めるためのルートである可能性が高いからです。
仮に「その道には進めない」のような困難な状況が起こったとしても、あなたのチャレンジによって、新しい扉が開かれたり、予想外にハッピーな流れに入っていったりすることがあります。大変な状況も「それはそれでオッケー」としておくと、執着が外れて、軽やかな展開が体験できるかもしれません。
頭で考えるよりもずっと大きな道が、人生には用意されています。ワクワク行動していくと、予想外かつハッピーな道に出合えたりするんです。想定どおりに進むにしても、素敵な予想外の道を進むにしても、まずは今この瞬間のあなたの生き方と行動次第です。次に、❷が大切なのは、必要なことを1つずつクリアしながら、内面についても現実についても自分に必要な変化をしていくと、あなたの魂の成長が起こるからです。
僕たちは地球に「成功」しにきているのではありません。「成長」しにきているんです。
この部分を見失って、現実的な成功ばかりに執着していると、仮に現実的に成功しても、本当の意味で幸せにはなれません。ハイヤーセルフの意識に戻ることもありません。成功って、表面的な飾りを身につけるだけみたいな感覚なんです。
そのうえ、今は、魂の成長が起こるほうが、現実的な発展も大きくなる時代になっています。「自分の内面の成長」が第一優先の時代といえるでしょう。「好きなことをして生きる」から「好きなことをお仕事にする」に変わるために、現実的に必要な行動。これは「課題」ともいえます。
その課題は、自分自身が魂レベルで成長発展していくために、自らが現実化しているものです。課題から目を背けずに向き合っていく中で体験していくこと、自分自身の成長や変化、それらを含めて「私がやりたいこと」と考えられるかどうかは、好きなことがお仕事になるかどうかの1つのポイントになるでしょう。
無理やりそう考える必要はありませんが、あなたがこの地球で目醒めて生きていくことを望むならば、その課題はあなたの「目醒め」、いいかえるなら「魂の望み」を叶えるきっかけです。
「この課題を通して変化すること、目醒めていくこと、全部含めて私のしたい体験だな。さあ、どんなふうに変わっていこう♪」と深いワクワクな視点を持てたとき、あなたの好きなことがお仕事になっていく可能性が広がります。
現実的に必要なこと、精神的に変わる必要があること。それらはすべて、あなたの目醒めの扉になっています。耐え忍ぶようにして課題を乗り越えるのではなく、できる限り自分自身がいちばん惹かれる形、しっくりくる形で向き合ってみてください。その課題をとおして自分はどう変わっていきたいのか、自分自身に聞いてみてください。新しい自分への変革は、あなた自身が体験してみたいと思っている「地球での冒険」の1つではないでしょうか。もしそう思うのなら、ワクワクと扉を開き、素敵な変化のきっかけにしていきましょう。
ここまでの内容を踏まえて、もしあなたにとってピンときたなら、61〜62ページのワークをもう1回やってみてください。先ほどやったときよりも、しっくりくる言葉が浮かんでくるかもしれません。
『好きな仕事でお金を受け取る冒険の書』 CHAPTER 3 より 中村咲太:著 KADOKAWA:刊
まずは、自分が心からやりたい仕事は何かをしっかり見極めることが大切です。
ただ、それだけでは不十分で、実現するには「行動」が必要です。
本当にやりたい仕事をするために、必要な行動を積み重ねいく。
もちろん,さまざまな壁を乗り越えなければならないでしょう。
ただ、それは必要な経験であり、その経験が魂の成長につながります。
なりたい自分になるために、一歩一歩着実に進んでいきましょう。
すべては「目醒め」のために!
私たちは、自分ですべての幸せをつくり出すことができます。
ただ,その能力があるのを、長い眠りの歴史の中で忘れてしまって
います。
中村さんは、幸せや自由や心地よさを感じるのは、すべて自分の内側
であり、幸せで在るためには、内側に意識を向けることが何より大切
だと述べています。
最後に、僕がこれから地球に天国を創る方たちとの大冒険にワクワクしながら想いを馳せていたときに、セラピス・ベイというアセンデットマスターが伝えてきたメッセージをシェアさせてください。
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✴︎セラピス・ベイのメッセージ
すべては自分の中から生まれているならば、
自分の内側を高める以上に天国を創造するためのことはない。あなたが真実のあなたに目醒めるほどに、愛の循環も大きくなる。
想像の源があなたであるならば、光を増すことで
あなたから生み出されるすべてのものをクオリティーが上がっていく。いちばんの投資は何かというなら、
それはあなたがあなたの魂の声を聞く時間を持つこと。
そしてそれを行動にすること。
その中で気づく制限を手放し、さらに目醒めの輝きを増すこと。
この繰り返しです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのとおりだと思います。目に映る世界は、自分の内側の反映です。外で起こることは、実は自分の中で起こっていることです。
自分自身との関係性を大事にできていない状態では、豊かさも、好きなお仕事も、ファミリーのような人たちとのつながりも体験することはできません。地球に天国を創ることを楽しんでいきたいなら、目を醒まし、ハイヤーセルフとしての無限の可能性を思い出して、自分の中を天国にしていくことが大切です。あなたは今、何パーセントの濃度の自分を生きていますか? 自分濃度100パーセントで生きていくのは、目を醒ましていくうえでとても大事です。
どうぞ自分をしっかり見つめて、自分の可能性を制限せず、妥協せずに輝いてください。
ありのままの自分を生きる強さを大切にしてください。「この地球に天国を創る」というフレーズに惹かれるとしたら、それはあなたが、自分自身と向き合って目を醒ましていくという設定を、地球に天国を創る道の中に用意しているからです。
地球に自分なりの天国を創ることではなくて、目を醒ますことが本当の目的です。目を醒ましていく道を歩いている人にしか、本当の天国を創ることはできません。今すぐではありませんが、やがてお金というシステムがなくなる時代が来るかもしれません。お仕事についても、好きなことをしているだけでいい時代がやって来ます。でも、目を醒ますことを選んだ目醒め人たちにとって、「自分はどう生きるか」という魂の理念がいらなくなることはありません。
すべての創造主は自分です。自分の内面をクリアにして、自分が納得したことをやって、それによって創造されるものは、自分の想像をはるかに超えるような素敵な経験につながるでしょう。 自分濃度100パーセントのみなさんの輝きを、地球の天国で目撃することを僕は楽しみにしています。自分自身の目醒めを大切にしながら、地球に天国を創る道を楽しんでいきましょう。
WORK アトランティスのエネルギーで統合を行う
何かにチャレンジをするとき、新しいビジョンを持ったとき、波動の高さだけではなく、太さ、強さも大事だと最初にお伝えしました。それを拡張させるときは覚悟を持って行動することが必要になります。
ただ、不安や恐怖が出たりして、自らブレーキをかけることがあるのです。逆にいえば、そのブレーキがあったから、僕たちは長きにわたり眠って生きることができました。でもあなたが目醒めていくならば、もうそのブレーキを外すときが来ています。アトランティスのエネルギーを使った、ネガティブな周波数を外すワークをお伝えします。アトランティス人も実際に使っていた方法を現代版にした、統合の方法です。
このワークを行うと、ハイヤーセルフ、頭、のど、ハート、下腹部、古い地球、という垂直な縦のラインに、アトランティス人が使っていたエメラルドグリーンの浄化の炎がガチッと設置されます。すると僕がよくいう「100の位置」に立った状態なります(下の図1を参照)。
100の位置は統合が起こる磁場です。どんなネガティブな周波数が出てきても、浄化の炎でクリアリングすることができます。そうしてあなたの意識は、無限の可能性といえる本来のエネルギーに戻っていきます。ワークは、「この制限、周波数を外し、無限の可能性に目醒めていく」と認めてから行いましょう。
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❶両手のひらの六芒星(ろくぼうせい)をイメージする
あなたの両方の手のひらに、それぞれクリスタルとアトランティスソルト(アトランティス特有の塩のことだと理解し、塩をイメージすればOKです)が粉になって混ざってできた六芒星が描かれています。
❷自分をかえるエメラルドグリーンの炎をイメージする
手のひらを上下に合わせます。どちらの手が上でもかまいません。合わせた手のひらの間からエメラルドグリーンの炎がワーッと出てきます。この炎は、あなたを本来の姿に戻したり、自分の望む形に変換するエネルギーです。
❸ハートの中のネガティブな周波数を燃やす
エメラルドグリーンの炎をハートの中にしまいましょう。そして、そのときに使っているネガティブな周波数をどんどん燃やしていきます。どんな怒りか、どんな恐怖かなど追及しなくていいので、「私が今、使っているネガティブな周波数」として重たくて硬い鉄球をイメージして、どんどんハートの中で燃やしてください。
❹体じゅうのネガティブな周波数を燃やす
ハートの中の鉄球を燃やし切ったら、今度は体の中を見ていきます。のど、頭、下腹部、古い地球・・・・・・と順番に浄化していきます。❷の炎をコピーすると意図して、浄化する位置を順に移動させています。
◎まず、のどにコピーした炎を入れます。するとのどから重たくて硬い鉄球がゴロゴロと出てきて燃やされます。
◎次は、頭に炎を入れます。すると頭の中に詰まった古い情報が、重たくて硬い鉄球となってゴロゴロ出てきて燃やされます。
◎同じように、下腹部にも炎を入れます。下腹部には過去世に精通する古い情報が多く刻まれています。それが重たくて硬い鉄球となってゴロゴロ出てきて燃やされます。
◎最後は、自分のはるか下のほうに見える、古い地球にも炎を入れます。自分の意識が眠っていた時代の地球です。その地球で経験してきた、制限という周波数が重くて硬い鉄球となってゴロゴロ出てきて燃やされます。
◎燃やされた鉄球は、キラキラした光の球になってあなたの頭上に輝いています。それをハイヤーセルフに戻しましょう。ハイヤーセルフがあなたの統合により協力してくれます。❺内なる宇宙に覚悟を伝える
「私には無理」といった自己否定、自信のなさ・・・・・・。そうした周波数を少しでも外せたなと思ったら、自分の内なる宇宙に「私はこうしていきます」と明確に伝えてください。「自分が好きな〇〇をお仕事に選びました。そのお仕事の中では、現実的に大事なことにもしっかり向き合います。その経験を通して目醒めていきます」のように、自分の内側の宇宙に響かせてみてください。
❻宇宙の根源から返ってきた光をハートで受け取る
宇宙は無限に広いのですが、端っこのほうにいくと「源」という宇宙の根源があります。その根元まで、❺で響かせたあなたの内なる声が伝わっていきます。そしてそこで跳ね返って、何億倍、何兆倍もの光となってあなたに戻ってきます。その光をハートいっぱいに受け取ってください。ハートの中では収まりきらず、体のすみずみまで光が広がり、体の中からもあふれ出して、あなたが見ている現実のすべてを照らし出します。
最後に、自分の体をストレッチしたり、さすったりして、その光のエネルギーをなじませたらおしまいです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3次元の物質世界では、僕たちは硬い意識を使っていました。だからこれまでの僕たちがつくった現実は、必要以上に硬い成り立ち方をしています。
それを、源からやって来る柔らかくまばゆい光で照らすと、この現実世界のエネルギーの状態が柔らかくなり、波動も高くなっていきます。そのエネルギーで、この地球に天国を創っていきましょう。僕たち地球人は、もう何世紀にもわたって制限という周波数を使ってきました。だからいろいろな場面で、この制限は顔を出します。
制限に対して見て見ぬふりをしていると、好きなお仕事に邁進していこうとしても、あなたのハイヤーセルフのエネルギーがまっすぐ現実に届かずに、お仕事が中途半端になってしまうことがあります。「制限を手放して、目を醒ます」ことは、地球に天国を創造するなら、誰にとっても必要になるでしょう。僕たちは、制限を外すほどに目を醒まし、ハイヤーセルフの意識へと一体化していくのです。
『好きな仕事でお金を受け取る冒険の書』 CHAPTER 5 より 中村咲太:著 KADOKAWA:刊

つまり、自分の内面をクリアにしていけばいくほど、人生もクリアになっていくということ。
上記のワークなども活用して、ネガティブな周波数を手放し、目を醒ましていきましょう。
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☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
私たちの人生は、下書きのないアートの時間
です。
そして、多くの人の“アート”が合わさることで、地球という場所は 天国のような惑星に生まれ変わって
いきます。
中村さんは、そのアートに参加するには 意識の目醒めが大切なチケットになる
とし、それはあなたのハートから来る「いちばん」を選び 愛を大切に行動していくところから始まる
とおっしゃっています。
天国のような世界は、ただ待っているだけでは、私たちの目の前には現れてはくれません。
自分の心を天国に変えた人たちが、協力して創り上げていくものです。
誰もが、自分な好きなことを仕事にして、豊かに生きている。
内面をクリアにして、目を醒ましていくことで、そんな天国のような世界の一員となることができます。
地球と一緒に5次元にアセンションするか。
今の地球(と同じような世界)に残り続けるか。
地球に生きている私たち全員が、大きな分岐点に立っています。
今こそ、旅たちのときです。
本書を片手に、大いなる冒険の一歩を踏み出しましょう。
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【書評】『アシュタール パラレルワールド』(ミナミAアシュタール) 【書評】『銀河人類にシフトするあなたへ』(並木良和)
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