本一冊丸かじり! おいしい書評ブログ

本を読むことは、心と体に栄養を与えること。読むと元気が出る、そして役に立つ、ビタミンたっぷりの“おいしい”本をご紹介していきます。

【書評】『銀河人類にシフトするあなたへ』(並木良和)

お薦めの本の紹介です。
並木良和さんの『銀河人類にシフトするあなたへ』です。

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銀河人類にシフトするあなたへ/並木良和【1000円以上送料無料】
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並木良和(なみき・よしかず)さんは、スピリチュアルカウンセラー、作家、ライフメンターです。

宇宙の叡智や高次の存在と協働しながら「本当の自分」に一致して生きるための「統合(LDLA)」を伝え、本来の人間が持っている能力や生き方、そして、目醒めた状態で人生を謳歌する「在り方」を、自らの体験を通して国内外を問わず世界に教示されています。

「旧人類」から「銀河人類」へ!

並木さんは、僕たち地球人にとって、2021年の冬至を超えてからの7年間ーー22、23、24、25、26、27、28年は、「銀河人類」へ移行するためのトレーニング期間であり、今後、この地球は鎖国状態から、宇宙の存在たちを受け入れるフェーズへと移行していくと述べています。

 銀河人類とは、眠りから目醒(ざ)めた状態の人たちのことであり、ひと言で言うと「自分の本質とつながっている人たち」のこと。「本質」をハイヤーセルフ、または自分の内なる神といってもいいでしょう。この部分と深くつながっていくと、サイキック能力が開花していくことになります。ひと月先ほどを見通しながら、生きることも可能になるので、これまでの人類のあり方とはまったく違うものになっていくでしょう。
なおかつ、銀河人類になると、眠っていたDNAの層も順次、活性化します。人間は本来12層(螺(ら)旋)のDNAを持っているのですが、これまで僕たちは、2層は使っていましたが、残り10層は「ジャンクDNA」と呼ばれ、機能していないことから、まるで必要のないもののように認識されていました。
しかし、休眠状態だったDNAが目醒め、潜在していた能力が開かれると、テレポーテーションやレビテーション(空中浮遊)など、SFのドラマや映画でしか観られなかった能力が次々と活性化していくことになります。つまり、ファンタジーとして描かれていたことが、実は、だれにも内在している当たり前の能力であったことが、どんどん明るみになってくるのです。
DNAが目醒めることによって、細胞も活性化されますから、肉体もアップデートされます。DNA同様、多くの細胞も眠ったままでしたが、目醒めることで本来の働きをし始め、自己再生能力が格段に上がっていくのです。
そうなると「若返り」が可能になります。
これまで肉体は、年齢とともに老化していく一方でしたが、自己再生能力が上がれば、自分で新陳代謝を促せるようになります。それを「光合成」といってもいいでしょう。僕たちの細胞は、自ら光を蓄えられるようになり、光の保有率がアップすることによって光合成が起きるようになります。すると、肉体が大きな機能を持つようになり、寿命も飛躍的に延びていくでしょう。
さらに波動が上がり、アップデートが進んでいくと、いずれは肉体を維持できなくなります。つまり、魂が肉体に留まることができないほどに、その粒子が細やかに軽やかになるのです。
チベットの僧侶たちは、その状態を「虹の体」と表現するそうです。
「虹の体」を体現できるほどに修行を積んだ僧たちは、自分の寿命を迎えたあと肉体を消滅させます。死体を置いていかないので、ある意味、もっとも「理想的な死に方」と言えるでしょう。
その際、どんな経過をたどるのかというと、肉体年齢がどんどん巻き戻っていき、赤ちゃんになり、最終的に消えていくそうです。
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』というブラッド・ピット主演の映画で、老人として生まれ、年々若返り、ラストは赤ん坊になる主人公を描いていましたが、まさにあんな感じなのでしょう。ハリウッドは特にそうですが、映画の世界というのは、エンターテインメントとして描きつつ、真実を織り込んでいる作品がいくつもあるんですね。
ただ、肉体が年齢を遡っている時、途中経過を見られてしまうと、そこでストップしてしまうそうです。ですから、チベットの僧たちの間では「虹の体になるところを、決して見てはいけない」と言う厳しい決まりがありました。
というのも、「虹の体」は消える前にものすごい光を放つので、テントから光が漏れてしまいます。それを、どうしても見たくなった僧侶がテント内をのぞいてしまい、その瞬間、赤ちゃんのようになって浮かび上がっていた肉体が、そのままポトッと落ちてしまった、というケースが実際にあったのです。
そんな「虹の体」のエピソードは、まさに銀河人類を彷彿(ほうふつ)とさせますが、冒頭でお話ししたように、旧人類から銀河人類に移行するベーシックなタイミングは、2028年です。
ここを境に、古い地球と新しい地球のエネルギー的に重なり合っていた部分は完全に分かれ、新旧の接点は一切なくなります。今は、ネガティブとポジティブが混在している状態ですが、それはまだ新旧が重なっているため。2028年になると混在はなくなり、旧人類と銀河人類は完全にセパレートし、それぞれが選択した地球を体験していくのです。
そして新しい地球を選択した銀河人類が向かう先には「オープンコンタクト」が待っています。その時期は、2037年辺りになりますが、人類は地球外知的生命体、つまりE.T.と公の場で接触することになり、この地球の真の歴史や人類がなぜ誕生したのかなどの、根本的な理由を知ることになるのです。
これは大変、大きなインパクトで、隠されていた真実がようやく宇宙種族から語られることになるのです。

『銀河人類にシフトするあなたへ』 第1章 より 並木良和:著 青林堂:刊

本書は、私たちが「銀河人類」の一員として目醒めていくために必要な知識やノウハウをわかりやすくまとめた一冊です。
その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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「銀河人類」へとシフトするために心がけること

並木さんは、ここ数年、宇宙に関する霊的な話をいろいろな人たちがするようになった背景には、銀河人類へとシフトする流れが起きていることがあげられると指摘します。

 3年前のコロナ禍以前は、ごく一部の人たちの中で盛り上がっているだけで、宇宙や宇宙人のことを表立って話すと「大丈夫?」と心配され、微妙な雰囲気になっていたのではないでしょうか(笑)。でも、今はNHKでも「異星人」や「UFO」というワードが流れています。今後は、さらにいろんなことが明るみになり、長く封印されていた情報が次々と出てくるでしょう。
僕たちは宇宙の霊的真実について学校では何も学んでいないし、誰も教えてくれませんでしたが、今後はそういった記憶を持って生まれてくる人たちが増えてきます。
そして、宇宙の記憶を持って生まれた子たちが、自然発生的に人類の歴史やレムリアについて話をし始めたりするのです。そこでバラバラだったパズルのピースが組み合わさり、これまではわからなかった全体像が、ようやく顕(あらわ)になっていく。
その中で人々は、銀河人類として目を醒まし、新しい地球へとシフトしていくわけです。
2021年の冬至の日に目醒めのゲートが閉じましたが、その際、地球の全人口の2割がゲートを超えました。今現在も、2028年までは、古い地球から新しい地球へと乗り換える流れが加速し続けていますが、現時点で新しい地球へ移行できているのは、2021年の冬至に目醒めることを選択した2割のうちの、さらに2割とほんのわずかです。
今後も、古い地球と新しい地球が分岐する中で、新しい地球に向かう人たちは、人口が大幅に減少していく世界を体験することになるでしょう。
また、古い地球に残る人たちの世界も、2028年に向かって人口が減っていきます。結果、全人口約80億のうち、3分の2が残れば御の字という表現になるかもしれません。
もしかすると、人口が3分の1ぐらいになるかもしれないという切羽詰まった状況が「今」なのです。これは、不安や恐怖を煽っているのではなく、僕たち人類は今、真摯に自分と向き合い、生きとし生けるすべてのものと向き合い、本気で生き方を変える必要があり、それができなければ、崩壊の道が待っているかもしれない・・・・・・だからこそ、一人ひとりが真剣に考える必要があるのだ、という宇宙からのサインであると捉えてください。なぜなら僕は、大変革に際して、必ずしも苦痛や困難さを体験する必要はないと思っているからです。僕たちの意識とあり方次第で、大難を小難に、小難を無難にすることができることを、僕はお伝えしているのです。
『日月神示(ひつきしんじ)』(神典研究家であり画家でもある岡本天明が国常立尊(くにのとこたちのみこと)に憑(ひょう)依され、書いたとされる予言書)でも、地球上での大戦乱が起きる「大峠の時代」が本格化すると言われています。
そこには「天が地になり、地が天になる」とも記されており、これはポールシフト(惑星など天体の自転に伴う極が、何らかの要因で現在の位置から移動すること)をあらわしていると捉えている人もいますが、とにかく、『日月神示』に限らず、さまざまな文献や古代の叡智(えいち)を受け継ぐ部族によって、地球規模の大変革はすでに予言されており、それはもう目前に迫っているのです。

そうした流れがある中で、僕たちはどのように、新しい地球へとシフトしていくか。これは、波乗りのようなもので、大波をうまく乗り切っていくことがとても重要になります。不安になったり怖(おそ)れたりする必要はありませんが、もはや怖がっている猶予もないというのが現状です。
僕が、こういった情報を高次から受け取っているのは、切羽詰まったこの状況を、少しでも変化させるためです。また、高次の存在たちも、聞く耳を持つ人々に、直感やインスピレーションを通して、大切なことに気づけるよう、日々働きかけています。
であれば、一緒に共同創造して、可能な最善・最高の流れを創っていけばいい、そのためには、皆さんも不安や恐怖に苛(さいな)まれるのではなく、現在の自分と、今できることに、もっと集中しましょうと、僕は強調してお伝えしたいのです。
さらに、今、注意しなくてはいけないのがフェイク情報です。こういった変化の時代、さまざまな秘密が明るみになっていく転換期というのは、嘘(うそ)や偽の情報も大量に出てきます。
「闇の存在は、こんな酷(ひど)いことをしている」と、真(まこと)しやかな文章と共に、証拠だとする写真がネットに出回るのはよくあることですが、きちんと調べれば、「つくり物」であることが明らかだったり、しっかり注意してみれば、「普通に説明がつく」ことを、誰それが言っているからとか、日々、溢(あふ)れかえる情報に振り回されてしまうことで、正確に判断できずに鵜呑(うの)みにし、それをさらに拡散してしまうようなケースが多く見受けられます。
ただ、もっとも厄介なのは、そういった明らかに間違った情報ではなく、正誤が入り混じった情報でしょう。
たとえば、エジプトにある巨大神殿は「人間ではなく巨人がつくったもので、世界各地で証拠となる巨人の骨が出土している」、といったような話を聞いたことがある人もいるでしょう。これに関しても、その骨が本物か偽物かはわかりません。
ですが、いわゆる「巨人」が存在していたのは本当です。エジプトの神殿等で見られる巨大な像も、弟子に囲まれ、ひときわ大きく描かれた仏陀の絵も、すべて等身大、神様が偉大だから、シンボリックに大きく描かれたわけではありません。彼らは、「実際に本当に大きかった」のです。
こういう話をすると、多くの人が「そんなわけないじゃないか」と、さも当然のように笑って否定しますが、それぐらい僕たちは深く眠っていたのです。でも、そうした意識のままでは、オープンコンタクトが起きた時、意識を保っていられないでしょう。
太古の昔から、さまざまな宇宙の種族が地球とコンタクトを取ってきましたが、プレアデスの種族は体のつくりが僕たちとあまり変わらないので、意識における抵抗を最小限に抑えることができました。
でも、広大な宇宙にはスライムみたいな存在もいますし、エジプトの壁画に描かれている、頭だけ動物で体は人間という種族もいる。昔の火星人のイラストのようにタコのような姿かたちの者だっているし、翼を持った者もいます。
先ほどもお話ししたリラは如来の星で、そこに住む者たちは翼を持っています。如来の周りを、羽衣をまとった天女が飛んでいる絵を見たことがある人もいると思いますが、あれは、リラの種族が持つ翼を、羽衣のように捉えた人が描いた絵なのです。
イエスや聖母マリアの絵画でも、横にスペースシップのようなものが描かれ、そこから一条の光が差し込んだりしているのを見たことがあるかもしれません。あれも見たままの事実。彼らもまた宇宙とコンタクトを取っていましたから、そうした描写をされていたとしても、まったく不思議ではないのです。
とにかく大切なことは、さまざまな思惑に惑わされずに、真実を見極める目を持つということです。そのためには、物事を常に、高い視点から捉えることが大事になります。ジャッジするのではなく、心をオープンにし、ニュートラルな意識で向き合うことで、真実を汲(く)み取ることができるでしょう。

「銀河人類」へシフトすると、何が変化するのでしょう?
もっともわかりやすい基本的な変化は、感情体験です。平たく言うと、感情のアップダウンが限りなく少なくなるということです。喜怒哀楽をジェットコースターのように行ったり来たりすることなく、ニュートラルな状態でいられるようになるのです。さらに満ち足りていて、幸せな感覚が続くようになります。
また、物事を俯瞰(ふかん)して見られるようになり、自分や、周囲の現実を今までとは違った視点で眺めることができるようになるので、これまで気づかなかったことに気づき、見えなかったものが見え、捉えられなかったことが捉えられるようになるでしょう。
それだけでなく、意識の変化に伴い、肉体がアップデートされます。自分軸に一致することと相まって、疲れにくくなりますし、持久力も上がるので、たくさん動いても疲れないし、軽やかに動ける。「こんなに元気になれるんだ」と、生まれ変わったような「体感」の違いを感じるでしょう。
これはエネルギーがみなぎっている状態ですが、さらに波動が上がって細胞レベルから変化すると、肉体に透明感が出てきて、少し発光して見えるようになります。銀河人類として進化していくと、本質であるライトボディーも、より一層輝きを増すようになるからです。
そうなると、誰が見ても「何だろう?」と気づきますから、発光する人々をいろんな場所で見かけ、世の中が“ざわつく現象”も起きてくるかもしれません(笑)。
そんな銀河人類が、日々の生活で心がけることは、一に波動を上げる、二に波動を上げる、三、四がなくて、五に波動を上げることです。波動を上げるとはすなわち自分につながっていくことで、常々お話しているように、自分といかに向き合っていくか、ということに尽きるのです。もちろん、波動を強くすることも大切ですから、グラウンディングにも、しっかり意識を向けましょう。
そして、もう一つ大事なのは、過去を引きずらないこと。過去は過去、あくまで記憶でしかなく実態のないものですから、いちいちそこに囚(とら)われず、今この瞬間を含め、前だけを向くことがとても大事になります。
言い換えると、いかに執着を手放すかということで、人や物に対してはもちろん、事柄に対しても囚われない意識を持つこと。
たとえばすごく楽しみにしていた予定が、急に変更になったとします。その時「何でキャンセルになったんだろう」「ずっと楽しみにしてたのに」等、くよくよ考えるのではなく、「えっ!?ってことは、もっとワクワクする予定が入ってくるってことね!」と捉え方と気持ちを切り替えていくのです。
僕も、以前、本のデータが締め切りの日に全部、消えてしまったことがありました。でも、消えたものを悔やんだところで仕方ありません。「あ、消えちゃった、じゃ、もう一回やり直そう」と、ただそれだけです。そうやって切り替え上手になることがとても大事になります。
そのためには、後ろを向くのではなく前を向くのです。「データが消えた、どうしよう」「ここまで書いたのにムダになった」ではなく、「消えたということは、もっと良いものが書けるってことだ」と視点を変えるわけです。
すると、後ろに引っ張られていた意識が、パーンと「今」に戻ってきます。ただ、無理やり前を向こうとしたり、感情的になっている自分を否定しないようにしてください。それも統合に向けたプロセスですから、ただ手放していけばいいのです。
そうして自分で自分の感情をコントロールできる人が銀河人類であり、高い意識から行動することが、旧人類から新人類へシフトしていくための、大きなカギなのだと理解していただけたらと思います。

『銀河人類にシフトするあなたへ』 第1章 より 並木良和:著 青林堂:刊

これまで重なって存在していた「古い地球」と「新しい地球」が、いよいよ物理的にも離れて存在するようになる。
「新しい地球」においては、それが人口急減という現象として顕在化します。

新しい地球に移行するには、「銀河人類」つまり、地球を宇宙の中の一員と捉えることが必要となります。
肉体的にも、精神的にも、もちろん波動の面でも、銀河人類仕様にバージョンアップすることが求められます。

DNAレベルの洗脳をクリアリングする

イスラエルの戦争に代表されるように、今、地球は、2022年から始まった「大激動の4年間」のプロセスの真っ只中にいます。

並木さんは、「それなら大変じゃないか」と心を乱すのではなく、「こうしてすべてのネガティブを炙り出し、終わりにしようとしているんだな」と、俯瞰する意識で捉え、そして、世界の情勢や周囲の状況に惑わされず、自分の人生に集中することが、新しい地球に移行していくための大切なポイントだと指摘します。

外の世界に惑わされ、すぐに軸がズレてしまうあり方を修正するワークを以下に紹介します。

 僕たちの潜在意識には、本来向かうべき方向ではなく方へと「ミスリード」するプログラムが刻み込まれています。ですから、まずはそうした情報やエネルギーを解放し、新しい地球に向かう知恵や叡智をダウンロードすることで、ズレを修正していく必要があります。
しかし、先ほどの神話の話でもお話した通り、僕たちは深いレベルで洗脳されており、しかもDNAレベルで行われていますから、完全にクリアにするのは容易なことではありませんが、大天使ミカエルとセントジャーメインが強力なサポーター担ってくれますので、繰り返し手放していきましょう。
ワーク中に彼らの姿をイメージする際、絵やイラストなどで見た姿を想像してもいいですし、わからなければ、ただの光の存在としてイメージすればOKですので、うまく想像できるできないと悩まずに、気楽に行ってみていただけたらと思います。

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ミスリードから解放されるワーク
(大天使ミカエルとセントジャーメイン)

①手のひらを上にして座り、軽く目を閉じ、軽くあごを引き、背筋を自然に伸ばします。これまで何世紀もずっと、それが真実だと捉えていたこと、正しいと信じ込んでいたことが、これからはガラガラと音を立てて崩れていく時代です。皆さんはそれを目撃するため、肉体を持って体験したいとみずから望み、地球にやって来ました。それでは、潜在意識に刻み込まれた偽りの情報を解放するためのワークをしていきましょう。足元にプラチナシルバーのフィールド、周りは宇宙空間になっているのを視てください。ぐーっと視点を高く引き上げるイメージで、上からフィールドを見渡します。

②次に、自分の魂の中心である、みぞおちに意識を向け、心の中で「何世紀にもわたって刻み込まれてきた誤った情報、誤った知識、誤った知恵、誤ったエネルギーのすべてを解放する」と宣言しましょう。すると、あなたの目の前に扉が出現します。薄暗いところからぼーっと光りなから、徐々にしっかりと輪郭の扉があらわれてきますので、それを視てください。この扉の向こうには、あなたがミスリードされてきた情報やエネルギー、正しいと教え込まれてきた知恵や知識の場があります。

③扉の前に立つと、自動で開きますから、そのまま入ってください。そこは物置のようにごちゃごちゃしており、箱がいくつも積まれ、書物のようなものが何冊も重ねられています。でも部屋の真ん中には、大天使ミカエルとセントジャーメインが立っていて、あなたが、ミスリードされてきた情報や知恵、エネルギー等をクリアにするサポートをするため待ってくれています。

④さらによく視ると、目の前にあるガラクタの中には、きれいに光り輝く真の情報や叡智、エネルギーもあります。これは、あなたが受け取ってきた大事な宝物ですから、ミスリードされてきたものと、きっちり分ける必要があります。大きな箱をイメージし、その中にガラクタを入れていきましょう。宝物は光り輝いていますが、必要のないガラクタは汚れていたり、壊れているのでひと目でわかります。ガラクタはひと抱えにして一気に箱に入れてしまってください。真の情報や叡智、そしてエネルギーが紛れ込んでしまったとしても、大天使ミカエルとセントジャーメインが修正してくれるので大丈夫。きれいなものだけ、真実のものだけを残し、あとは全部片づけてしまいます。ガラクタを全部入れたら、荷造りするように黄金のガムテープを貼って蓋をし、一回深呼吸。部屋を見渡すと、あなたをミスリードする情報やエネルギーはひとつもなく、きれいなもの、真実のものしか残っていないので、清々しく軽やかな空気感が漂い、光り輝いているだけでなく、何とも言えないかぐわしい香りもしてきます。

⑤それでも、まだ表面的なところをきれいにしただけです。もっと深いところに刻まれているものがあり、そこにはあなた一人では入っていけないので、マスターたちの手を借りる必要があります。大天使ミカエルとセントジャーメインがある方向に向かって指を指すので、その先を視てください。そこには錆びつき、鎖で何重にも縛られた鉄の扉があります。この扉の先には、自分では捉えられないほど、深く巧みにミスリードされた情報や知恵、そしてエネルギーに満ちた部屋があります。

⑥では大天使ミカエル、セントジャーメインと一緒に、扉の前に立ってください。大天使ミカエルが、大剣で鎖をズバッと断ち切ります。するとひと筋の光が射し、扉が壊れます。その向こう側はとてもカビ臭く、湿った熱気のこもった不快な部屋です。彼らと一緒に入っていきましょう。

⑦部屋はとても暗く、あなたを本来の方向から逆走させるような、ネガティブな情報やエネルギーしかありません。マスターたちと奥に入っていくと、あなたの背丈ぐらいある大きくて錆びた十字架と、トカゲが二足歩行しているような不思議な像が視えてきます。その周りには、世界中の宗教の教えが刻み込まれた書物も、たくさん積まれています。さらに、戦車や刀、銃、日本の武将が着ていたような鎧などが、そこかしこに散らばっています。耳をそばだてると、「神は絶対であって、人間は神のしもべである」「人間には大した力はない」「神と人間は違う」といった声がわんわん響き、その一語一語が石の塊になってボトボト落ちてきます。ここは、そうやって恐怖でコントロールし、あなたの力を封じ込め、本当は何者であるかを思い出させないための仕掛けが施された、コントロール・ルームです。

⑧これから、この部屋にあるものも、先ほどと同じようにすべて箱に入れていきます。
 マスターたちが放つ光を頼りに、箱をイメージし、十字架もトカゲのような像も、書物も、武器も、ひとつ残らず箱に詰め込んでいきましょう。全部片づけたら、黄金のガムテープで封をしてください。そして、胸を3回、トントントンと叩いて深呼吸したら、箱を持って部屋を出て、先ほどのピカピカになった部屋に戻ります。そこに置いてある、さっき片づけた箱も一緒に持ち上げ、二人のマスターと一緒に最初の扉を出ていきましょう。

⑨あなたの前に立っている二人のマスターを見ると、大天使ミカエルは、きれいに輝くロイヤルブルーの炎を、セントジャーメインはバイオレットの炎を手に持っています。彼らは、ふたつの炎をスーッと合わせ、1つの純白の炎にし、あなたの目の前で、磁場からボッと大きく立ち上らせます。これは二人のエネルギーが統合されてできた炎です。その中に、あなたが持っている二つの箱をくべるようにセントジャーメインが促しますので、燃やしてしまいましょう。炎の中で、あなたをミスリードする情報、エネルギー、知恵、叡智が、逃れることなく、漏れることなく、燃やし尽くされていきます。それを視ながら心の中で「私は今後、ミスリードする情報には一切影響されない」「私は外の情報ではなく、自分の内なる叡智を信頼する」と明確に宣言してください。

⑩箱はどんどん燃やし尽くされ、浄化され、キラキラした黄金の粒子に変わっていきます。この光は、ニュートラルなエネルギー、元の純粋なエネルギーそのものです。それを視ながら、自分の体が透き通ったクリスタルになっているのをイメージしてください。そして、黄金の粒子を呼吸と共に自分の中に取り込み、クリスタルの体が、頭のてっぺんから手先、足先まで、黄金の粒子で満ちていくのを感じましょう。そしたら、一つ深呼吸・・・・・・。

11 役目を終えたマスターたちの炎が、スーッと消えていくのを見守ってください。最後に、大天使ミカエルとセントジャーメインに感謝の気持ちを伝え、ゆっくり目を開けます。そのままぐーっと伸びをして、拳で軽く腕と足をトントン叩き、肉体を意識することでグラウンディングしておきましょう。

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あなたはこのワークで、自分を洗脳し、コントロールするエネルギーを解放しました。
これによって、自分にとっての真実を信頼し、内側から溢れる知恵や叡智に耳を傾けることができるようになるでしょう。
アセンションしていくというのは、結局、自分をいかに信頼できるか、ということに尽きるのです。もちろん、今はコミュニティの時代ですから、同じ方向性を持った仲間たちと共振しながら上がっていくのは自然なことですが、その中にあっても、軸はあくまで「自分」であることを忘れないでください。
「私はこう感じる」「私はこうしていく」と、自分に軸を置いていれば、他の人もまた自分と同じように内なる知恵や叡智に従っているだけなのだと理解できるようになります。それによって、互いを尊重し合い「真の調和」を実現していけるのです。
ミスリードによって、もっとも深く刻み込まれているのは、「戦い」と「正義」です。「私は正しくて、あの人は間違っている、だから正義のために戦おう」というエネルギーは、最後の最後まで残るだろうと大天使ミカエルは伝えてきています。
それを超えていくためには、明らかに間違っているとジャッジしたくなる人がいたとしても、まずは、「この人はこの人の道を行く」「私は私の道を行く」と捉え、ひと呼吸置いてみてください。つまり、戦うのではなく、それぞれの主義主張を尊重してみようという意思のあらわれです。それだけでも「調和ってこういうことなんだ」と感じられると思います。そして、驚くほど軽やかになり、生きるのが楽になるでしょう。
皆さんは、そうした意識状態へと現在進行形で着々と進んでいる最中です。
今は、新しい方向性へ導こうとする存在たちと、そちらには行かせまいとする存在たちが、せめぎ合っていますが、古い支配体制はどんどん力をなくしています。
その親玉はすでにいなくなり、残党のような存在が暗躍している状態なので、あとは、自然に崩壊していくことになります。ですから、それらの存在たちに意識を向けるのではなく、自分が望む人生を想像することにチャンネルを合わせ、行動してください。なぜなら、あなたはそれをするために生まれてきたのですから。

『銀河人類にシフトするあなたへ』 第3章 より 並木良和:著 青林堂:刊

ウクライナやイスラエルだけでなく、世界中で争いが絶えないのは、人類が手放していくべきネガティビティがいっぺんに炙り出されているから。
いわば、地球が最後の“膿出し”をしている最中とも言えます。

「戦い」と「正義」の周波数を手放し、「真の調和」周波数で生きる。
私たちも、大天使ミカエルとセントジャーメインの力を借りて、銀河人類の仲間入りしたですね。

誰もが「言霊遣い」になれる!

天児屋命(あめのこやねのみこと)という神様は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸にお隠れになってしまった時、布刀玉命(ふとたまのみこと)と一緒に彼女を引き出す日取りを占ったとされている神で、祝詞を献上してもいて、「言霊の神」とも言われています。

言霊とは、簡単に言うと、言葉に魂、もしくは霊が宿ったものです。

並木さんは、言霊を大切にし、本当の意味で上手に遣いこなせるようになると、あなたの人生に望むものだけを生み出すこともできるようになると述べています。

 具現化の方法を知る上で、まず、理解しておいていただきたいのは、僕たちが、この地球でマスターする必要のある学びの一つか「具現化」である、ということです。
この物理次元というのは、あらゆるものが「形」になるおもしろい世界で、言葉によって、その「形」を生み出すこともできます。これが具現化のプロセスです。
でも、発する言葉だけを良くしても、思い通りに具現化することはできません。言葉のベースになっている、意識、感情、思考の3つが統御、調和されることが重要で、それを理解し、整えた上で言霊を遣っていく。そうすればあなたの発する言葉にはパワーが宿り、他人を癒し、引き上げることもできれば、逆に深く傷つけることにもなるのです。
それほどの力が言葉には宿っており、さらに、言霊の神である天児屋命のエネルギーによって意識、感情、思考を調和させ、喉に特殊な「仕掛け」をすると、あなたの発する言葉は、今まで以上にパワフルになります。
ただ、パワフルになるということは、先ほどもお伝えしたように、諸刃の剣を持つことになりますから、自分が何を思い、何を考え、どういう感情でいるかを常に意識していないと、望まないことまで具現化してしまいかねません。つまり、内面を整えながら、言霊を学ぶことが大事になってくるのです。
今は、宇宙レベルで大転換期に入っているため、個人レベルでも、想像を超えた試練に直面しやすくなります。そのせいで、イライラしたり愚痴りたくなったり、どうしてもネガティブになりがちな人も多いでしょう。でも、そうした試練によって成長を遂げ、次のステージに進めるからこそ、ハイヤーセルフがお尻を叩いているのです。
ですから、何があってもめげないでください。自分に集中していれば、次の扉はおのずと開き、扉の向こうに踏み出した時、あなたのエネルギーは前よりも大きくなっています。
ただ、その時、パワフルなエネルギーを扱えるだけの大きさを、自身が身につけておく必要があります。
ステージが上がっているのに、いつもと同じように目の前のことに振り回され、愚痴ったり、嘆いたり、あーだこーだと語っていたりすると、せっかく開いた扉が閉まってしまいます。その結果、現実を超えられない現実が結晶化して、身動きが取れなくなってしまうでしょう。
そうならないよう、もし、つらいことが起こったら「ステージが変わる準備が始まった」と気持ちを切り替え、喜んでください。これは慰めでも何でもなく、意識と言動を少し変えるだけで、人生の流れも変化し、想像を超えた現実にすぐにシフトすることになるのです。
これは、「インスタントカルマ」の時代を迎えているためで、これまでは、何らかのカルマをつくり出した場合、そのカルマを解消するのに、時には一つの人生をかけることもありました。
でも、今は極端に言うと、午前中にやったことが午後には返ってきます。それを「インスタントカルマ」と言ったりしますが、それほど時代の流れが速くなってるんですね。
また、善と悪、光と闇といった二極化もクローズアップされています。そこ巻き込まれると「あっちは闇だ」「光はこっちか?」「いや、わからない」と、ゴールの見えない迷路を延々とさまようことになるのですが、その混乱は、は今やスピリチュアルの世界にも起きています。
スピリチュアルというのは本来「本質」をあらわす言葉ですが、歪んだ解釈やネガティブなイメージがこびりつき、オカルトのように捉えられています。オカルトとは「隠された」という意味を持ちますから、そういうイメージがつけばつくほど、本質が見えなくなり、歪(わい)曲され、それに基づいた解釈を通して、誤った真実が広がってしまうです。
しかも、中にはスピリチュアルを宗教のように捉えている人もいて、そうなると、その人も含め、周りの認識も、ますます本来のスピリチュアルから離れていってしまいます。
たとえば、あなたが、自分の魂が喜ぶと思って「こっちの道に行こう」と言葉にした時、誰かに「それってスピリチュアルっぽいね」と言われたとします。あなたは、直感で一歩を踏み出そうとしただけなのに、相手の言葉によって「これってスピリチュアルなの?」と、不安になり躊躇してしまうかもしれません。
これも一種の言霊です。「それってスピリチュアルっぽいね」という言葉は、あなたにとって呪いの言葉になってしまうわけです。
だから僕は、いっそ「スピリチュアル」という真実ではないイメージがこびりついてしまったものを壊した方が良いのではないかと思っています。
もし、あなたがスピリチュアルを学び、実践することによって生き方が変わったのであれば、そのあり方を周りの人が見て「自分もこんなふうに自由に軽やかに生きてみたい」と感じるかもしれません。そして、あなたがどんなことをしているのか、知りたがるかもしれません。その時、あなたが、あなたの言葉で、自分の知っていることを伝えれば、誤解されてきた「スピリチュアル」の枠を超え、本質をズバッと示してあげられます。つまり、皆のギフトになることができるのです。
そこで周りの目や態度が変わったとしても、あなたは変わることなく、引き続き自分にとっての真実を表現してください。そうやってあなたが、いつも自分の軸に一致していれば、その軸はちゃんとあなたにとっての正しい道を教えてくれるのでしょう。
その過程で「ん?」と、違和感を覚えることを誰かに言われたり、聞いたとしても、否定する必要はありません。それはそれで、ちょっと脇に置いておいてください。時間が経てば、それを落とし込めるかもしれませんし、そうでないかもしれません。でも、それができるようになれば、どんな言葉をかけられても、振り回されず、自分らしく軽やかに過ごすことができます。
そして、どんな世の中になろうと、あなたは言霊のエネルギーを遣って、自分の魂の望みや願いをどんどん結晶化していく。そうやって、自分バージョンの天国を創ることが、具現化のマスターとしての道なのです。

あなたが発する言葉に、想いやスピリットをのせることで、初めて言霊としての機能を発揮することになります。たとえば何の想いもなく言った「ありがとう」と、思いを込めた「ありがとう」では、伝わり方がまったく違いますよね? それが「言霊」の力なのです。
実は、あなたは、この地球に生まれて来る前、宇宙にいた時にすでに言霊の力について学んできています。この星に来たテーマの一つは具現化のマスターになることですが、「言霊を遣って具現化するためには、こうするんだよ」と宇宙でちゃんとレクチャーを受けているのです。
しかも、その方法はとてもシンプル。「あなたが望むことのみを話す」という一点だけなのに、すっかり忘れてしまっているんですね。
そのせいで、皆さん、日々、自分が望まないことばかり話してしまうわけです。気づけば愚痴や不満、悪口ばかり口にしていませんか? また、そういったマイナスな言葉を発する時、とても感情的になっていませんか?
そんな時、あなたは、具現化するための、言霊のパワーをネガティブな方に使っています。つまり、自分が望まない現実を、自分の言葉によってせっせとつくり上げているわけです。恐ろしいと思いませんか?
でも、望むことだけを口にするというのは、自分が使う言葉に、相当意識を払っていないとできません。人間は1日に何十億回というネガティブな思考を繰り返しているというデータもあり、その思考を口にせず、考えるだけでも負のエネルキーは放たれます。ネガティブなことを思うだけで、具現化し始めるわけです。
ということは、逆に、思うことや考えることをポジティブにできれば、それだけで、人生を変えられるということ。そのためには、何度も言うように、内面に集中することが重要になってくるのです。
以前、祈りの方法として、宇宙は否定形を聴かないと言うお話をしたと思います。
たとえば神社で「病気になりませんように」とお祈りしても、宇宙は「なりませんように」という否定形を理解できませんから、「病気」だけに反応してしまいます。結果、あなたは「病気になりますように」とお願いしていることになってしまうのです。 さらに、あなた自身も、「病気」と言っている時点で、病気をことをイメージしていますから、具現化に向かっていくのは自然なことですね。
なので、「病気になりませんように」ではなく「私は健康です」、「事故に遭いませんように」ではなく「私は常に安全です」、「失敗しませんように」ではなく「私は成功します」と、願いはすべてポジティブな言葉に変換しましょう。
皆さんは、誰かを見送る時、「気をつけてね」と声をかけませんか? これも、「いや、“Be careful”だからいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、あなたが「気をつけてね」と言葉を発した時、何を思っているのか、考えてみてください。「事故に気をつけて」「忘れ物に気をつけて」「盗難に気をつけて」と、無意識に、ネガティブなできごとを思っていませんか?
そうすると、そのイメージが具現化する方向に向かいますよね? なので、「楽しんできてね」とか「笑って過ごしてね」とか、あなたがその人に体験してほしいと願うこと、もしくは、その人がこんなふうになったら、自分も幸せだなって思うことを言葉にして見送ってあげましょう。その瞬間、あなたはすごくポジティブに言霊を使っていることになるのです。
ただ、ここまで言葉と思考を統御するには、やはり練習が必要です。そのために、まず自分の使う言葉と思考を意識的に観察する習慣を身につけてください。「私は今、本当に望むことを考えているか? 口にしているか?」と、意識的に捉えてみるのです。
また、言霊を、よりポジティブなエネルギーにシフトさせるには、喉のエネルギーを変換するワークも役に立ちます。これをすると、あなたの言霊がパワフルになり、言葉にしたことが現実として結晶化しやすくなります。「有言実行」という言葉がありますが、まさに「言った通りのことが起きる」ようになるのです。
あなたの話す言葉を意識的に、思うままに扱えるようになれば、その瞬間から、今の人生を新たなレベルでクリエイトしていくことができるでしょう。

この章の最初のワークでは、冒頭でお話しした天児屋命の力を借りて、ベーシックとなる喉のエネルギーを変化させていきます。
僕たちは日々、当たり前のように話していますが、ネガティブな言葉を発するたび、喉のエネルギーは低下し、荒くなっています。荒くなるということは重くなるということですが、そうなると、たまにポジティブな言葉を発しても、相殺され、いつまで経ってもプラスにはなりません。
もっと言うと、人間は、この人生だけでなく前世や過去世を繰り返す中で、苦しくつらい人生を体験していることも多く、その経験を通して呪いの言葉をたくさん吐いてきました。
中でも、もっとも強い呪いとして作用するのは「どうせ」「だって」「私なんて」「俺なんか」といった、自分を否定する言葉です。こうした言葉を、意識せずに普通に使っていますが、宇宙は「うっかり放ってしまったネガティブワード」も聴き漏らしません。「意識して言ったんじゃなんだから、ノーカウントね」とはならず、あなたが放った言葉を、宇宙は耳を大きくして聴いています。
だからこそ、しっかり意識的に言葉を選んで使うようになれば、「この人はそういうことを望んでいるのね。了解」と聴き入れます。
宇宙は、個々の望みに対してジャッジはしませんから、あなたが病気や事故をイメージしても「そんなことを思うのはもったいないよ」、等と注意喚起はしてくれません。苦しい方向に進もうと、調和に満ちた幸せな人生を望もうと、オールOKなのです。つまり、宇宙は、とんでもない残酷さと無限の寛大さを兼ね備えているわけです。
だからこそ、発する側が、気をつけることがとても重要。宇宙は公明正大で、ある人には秘密を教えて、ある人には教えないという差別はしません。あなたは生まれる前から、必要なすべてを与えられていますから、神や宇宙に「見捨てられた」と感じているとしたら、それは自分の問題であり、神や宇宙のせいではありません。それを理解した上で、言葉を意識的に使うワークを行っていきましょう。

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喉のエネルギーを変換するワーク(天児屋命)

①手のひらを上にして、太ももの上に置き、軽く目を閉じ、軽くあごを引き、背筋は自然に伸ばします。肩をぐーっと上げてストンと下ろし、肩とひじの力を抜いてください。足元にはプラチナシルバーのフィールド、周りは宇宙空間になっているのをイメージしましょう。では、この磁場の上に、天児屋命を呼びます。どんな姿でイメージしてもかまいません。よくわからなければ、ただの光の存在としてイメージしてもOKです。どのように想像するかは重要ではなく、「天児屋命である」と理解していることが重要なのです。「天児屋命、どうぞ私のもとへ来てください」・・・・・そうシンプルに呼びかけるだけで、天児屋命は、あなたのもとを訪れてくれます。

②喉に意識を向けて、そこにソフトボールぐらいの大きさの黒い球体があるのを想像してください。これがあなたの喉のエネルギー、声帯のエネルギーをあらわしています。長年、自分や他人を責め、望まない言葉を口にしてきた、あなたの喉と声帯は、ネガティブな思考や感情、言葉によって汚染され真っ黒になっています。そのまま喉に意識を向けながら、「私は言霊遣いになる。具現化のマスターになる」と明確に宣言してください。

③次に、天児屋命を視てください。その手に、やはりソフトボールぐらいの大きさの、ホワイトゴールドのピュアな光を放った輝かしい球体を持っています。これはポジティブな言霊のエネルギーのみで構成された球体です。天児屋命があなたの喉にすっと手を向け、磁力で引き出すように、あなたの汚染された喉、声帯のエネルギーを、スーッと取り出します。そして、空いたスペースに、ホワイトゴールドのピュアな言霊の球体を入れてくれるのを視てください。

④息を吸いながら、そのエネルキーを受け取りましょう。そして、どちらの手でもかまわないので喉仏の辺りに手を当てて、五十音を1音ずつ声に出して、喉を活性化させていきます。まず「あ、い、う、え、お」。次に「か、き、く、け、こ」「さ、し、す、せ、そ」「な、に、ぬ、ね、の」「は、ひ、ふ、へ、ほ」「ま、み、む、め、も」「や、ゐ、ゆ、ゑ、よ」「ら、り、る、れ、ろ」「わ、を、ん」と、最後まではっきりと発声していきます。

⑤終わったら一度、深呼吸してください。ポジティブな喉と声帯のエネルギーを感じながら、「ありがとう」「元気」「健康」「若い」「美しい」「豊か」「ワクワク」等、思いつく限りのポジティブな言葉を思い浮かべてください。これで、あなたの喉のエネルギーは、ガラッと変わります。

⑥天児屋命に「ありがとう」と感謝して、ゆっくり目を開けてください。グーッと背伸びをし、深く呼吸しながら、拳で腕と足を軽く叩き、肉体を意識することでグラウンディングしておきましょう。

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このワークを続けると、だんだんとネガティブな言葉が使えなくなっていきます。無理に使おうとすると、違和感や不快感を覚えるようになるからです。
何度も言うようですが、言霊を扱うためには、迂闊(うかつ)にぽろっと口にする言葉にも気をつける必要があります。「死ぬほどお酒が好き(お酒で死ぬことになるかもしれません)」とか「お金がなくなったらどうしよう」等と、冗談でも、言霊はパワフルな具現化の力を持っていることを忘れないでください。
もし、うっかりマイナスな言葉を使ってしまったら、そのあとに「ま、大丈夫だけど」とか「結果、うまくいくけど」等と、ポジティブな言葉をつけ足して締めるようにしましょう。
会話というのは、どんな話をしていても、最後に耳にした言葉が印象に残りやすいものです。なので、ネガティブなことを言ってしまっても、最終的にはあなたが望む言葉で締め括(くく)る、という習慣をつけてください。あなたはすでに注意深く言葉を使い始めており、言霊のエネルギーも活性化されていますから、それだけで、エネルギーはまったく違っています。
無意識に放っている言葉は、本来、それほど力を持ちませんが、たとえば「最近、治安が悪くて怖いよね。強盗とか気をつけないと」と不安や恐怖のイメージを持ちながら、臨場感たっぷりに語ると、あなたは「強盗」という形でなかったとしても、何らかの恐怖を感じるような現実を引き寄せかねません。
だからといって、ただ事実だけを淡々と述べるというのも違和感がありますし、何も話せなくなってしまうでしょう。
そこで、大事なのが「言葉遣い」になることで、あなたが望むことを意識的に、軽やかでポジティブなエネルギーを込めながら表現していくこと。これが具現化のマスターへの第一歩です。
先述したように、言霊は「呪い」にもなります。
たとえば、あなたが小さい頃、マイペースな子で、親から「あんたは本当にグズだね」とか「どうしていつもトロトロしてるの」等と、日常的に言われ続けてきたとします。それを言っている親の方には、特に悪気はないのですが、あなたは、その言葉によって、大人になっても「自分はグズ」であるというセルフイメージを持ち続けてしまう・・・・・。そんな経験をした人も多いのではないでしょう。
子どもは、言葉をスポンジのように吸収します。子どもの柔軟な意識は、どんな言葉も検閲することなく、そのまま受け入れてしまうのです。
すると、深いところで「私はグズだ」と自分に対して劣等感を持ち、自分を肯定することができなくなることがあります。言われたことを本人が忘れていたとしても、親の言葉は意識の奥底でずっと生き続けています。それが「呪い」なのです。
もちろん親は、呪いをかけようとしたわけではありません。学校の先生や親以外の周りの大人たちも含め、誰もそんなことをしているつもりはないけれど、いろいろな形で洗脳され、僕たちは言霊による呪いの影響を受けています。
そして、大人になった時、呪いがパフォーマンスの低下につながったり、ありのままの自分を表現できない原因(ブロック)になるのです。
でも、そのブロックを外すために、いちいち「7歳の時、お父さんにこう言われた」「小3の時、担任の教師がこんなことを言ってきた」と思い出し、追体験する必要はありません。
次のワークでは、天児屋命があなたのエネルギーの波を見て、本領を発揮できない原因になっている呪いの言霊の影響を、ノイズキャンセリングするように外していきます。それによって、自己肯定感が高まり、自分をポジティブに捉えることができるようになります。同時に、これまで呪いの言霊によって蓋をされてきた才能や資質が解放され、自由に表現できるようになるでしょう。
これは、とても大事なことで、多くの人は自分がどんな言葉に影響されているのかわからないので、どうしたら良いのかがわからないでいます。
でも、自分の才能や資質、良き部分が、言霊によって妨げられているとしたら、これから自分を極めていこうとしている僕たちにとって、由々しき問題です。しっかり手放していきましょう。

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呪いの言霊を解除するワーク(天児屋命)

①手のひらを上にして座ります。軽く目を閉じ、軽くあごを引き、背筋を自然に伸ばしましょう。意識は魂の中心、みぞおちに置きながら、深い呼吸を繰り返してください。もちろん、足元にはプラチナシルバーのフィールド、周りは宇宙空間が広がっています。その磁場に、光り輝く天児屋命が立っているのをイメージしましょう。

②魂の中心に意識を向け、「私の意識、私の音質を、天児屋命に開示します」と許可してください。すると、みぞおちの中心から、ものすごくまぶしい光の点がポンとあらわれ、フワーッと立体的に広がり、あなたの体の周り半径1メートルぐらいまで広がっていきます。その光が球体になって、あなたをすっぽり包み込んでいる様をイメージしましょう。これがあなたの意識場であり、自身のオーラ、本質であると思ってください。ここには、あなたの人生で必要となる才能や資質が宿っています。

③では、光の球体の中に、天児屋命が入ることを許可してください。すると、彼がスーッと中に入り、光の中を動き回りながら、あなたの本質のエネルギーをチェックし、あなたが自分らしく存在することの妨げになっているエネルギーを特定します。それはお父さんやお母さんの言葉かもしれないし、おじいちゃんやおばあちゃん、学校の先生、友だち、同僚に言われたことかもしれません。あなたは、ただ深呼吸し、リラックスしていましょう。

④ここからは、天児屋命との共同です。あなたの周りを取り巻いている光の球体の中に彼の特定したエネルギーが真っ黒い球体としていくつも浮いているのを視てください。これは、呪いのエネルギーを持った言霊です。それを外すためにまず両手で「ちょうだい」をするように器をつくり、「私が本領を発揮することを妨げている、言霊のエネルキーをすべて、この両手の上に集める」と意図しましょう。すると、真っ黒い球体の一つひとつが光り出し、集まってくることで、あなたの両手の上に巨大な黒い球体が形づくられます。光の球体を心の目でスキャンして、ひとつ残らず、両手の上に集まったのを確認してください。ちなみに、この黒い球体の内容が何であるか、を探る必要はまったくありません。

⑤さて、目の前に立つ天児屋命を視ると、両手で器をつくり、目を閉じ、声にならない言葉で祝詞のようなものを唱えています。すると、彼の手の上にとても綺麗なパール状の光がポンッとあらわれ、あなたの両手の上にある真っ黒い球体と同じ大きさまで、どんどん拡大していきます。そのパール状の光の球体を、あなたの真っ黒い球体に重ねてくれるのを視ていましょう。その瞬間、黒い球体がパンッと割れて、光の粒子になり、あなたの意識場からフワーッと出ていきますので最後の一粒まで解放されていくのを、しっかり見届けてください。

⑥ネガティブな粒子が解放されたのを感じたら、一つ大きく深呼吸・・・・・・。これであなたにずっと影響を与え続けてきた呪いの言霊が解消しました。天児屋命に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え、ゆっくり目を開けてください。最後に、グーッと背伸びをし、拳と腕で足を叩き、肉体を意識することでグラウンディングをしておきましょう。

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『銀河人類にシフトするあなたへ』 第5章 より 並木良和:著 青林堂:刊

普段使う言葉に気をつけることはもちろん、自分を縛り付けている「呪いの言葉」を解除することも、波動を上げていくためには重要です。

天児屋命の力を借りて、言霊を上手に利用しながら、具現化マスターを目指したいですね。

シヴァ神は、大変革期最強の導き手!

私たちは、銀河人類へシフトしていくために、大きな意識変革を成し遂げる必要があります。
そのために頼りになるマスターが、「シヴァ神」です。

 シヴァ神は破壊のエネルギーを持つ存在ですが、それは、僕たちの最善、最高をバックアップするため。なぜなら、まっさらになるからこそ、まったく新たな創造ができるようになるからです。つまり、破壊と創造は常にセットなんですね。
また、先ほどもお伝えしましたが、シヴァ神は輪廻の輪を抜け、完全に解脱した存在です。解脱とはわかりやすく言うと、この地球を最大限に楽しみ、お腹いっぱいになって感謝しながら、卒業するということ。僕たちもまた、地球を取り巻く上昇気流に乗って輪廻の輪から抜けていく、つまり、古い地球を卒業しようとしていますので、シヴァ神は大先輩であり、非常に頼もしい導き手になるわけです。
さて、この章のワークでは、古い地球バージョンのあなたを、古い地球に置いていきます。これは、新旧を分離させると言うことではなく、古い地球には、古い地球にふさわしいものがありますから、そのまま置いていくだけでいいのです。
あなたの「眠りの部分」を古い地球に置いていくことで、あなたは軽やかに新しい地球に同調し次元上昇の波に乗ることができます。これが「飛翔」するということです。
そのために、シヴァ神というパワフルなマスターと共同し、古い自分のネガティブなパターン、そして、執着を外していきましょう。
それから、ワークの前にひとつお話しておきたいのですが、皆さんはさまざまなマスターとワークをする中で「このマスターは、よくわからない」といった経験があると思います。これはあくまで「角度の違い」で、僕があえて「このワークだけがすごく大事」という言い方をしないのは、マスターそれぞれの角度が違うからです。
たとえば「古い自分を外す」と言う同じテーマで、シヴァ神と大天使ミカエル、それぞれとワークしたとしても、角度が違うため当たる場所が変わります。でも、テーマは同じなので両方のワークをやることで、多角的に崩し、結果ごっそり外していくことができるのです。
なので、皆さんもワークをする際には、「このマスター以外のワークはやらない」と決めつけないてください。シヴァ神のワークをやったあとに「違うマスターとのワークはどうかな?」と思ったら、それはあなたのハイヤーセルフからのサインですから、トライしてみましょう。
すると、それまでのワークとはまた違った体感が得られ、別のパラレルにシフトすることができるようになるのです。だからこそ「昔やったワークだからもう必要ない」ではなく、ふと「あのワーク、やってみようかな」と頭に浮かんだら、ぜひ、そのサインに従ってみてください。

愛情と執着を手放すワーク(シヴァ神)

①静かに座って、手のひらを上にして太ももに置き、軽く目を閉じ、軽くあごを引き、背筋は自然に伸ばします。肩の力が入っていたら、グッと力んで肩を上げ、ストンと下ろしてください。シヴァ神のエネルギーは非常に強いので、意識を向けた時点で、そのパワフルな感覚を感じる人もいるでしょう。もちろん、感じられならくても大丈夫です。あなたは「何も感じないという体験」をしているのですから、無理に感じようとせず、リラックスして楽しんでいれば、彼のエネルギーをちゃんと受け取ることができます。

②ゆっくりとシヴァ神のエネルギーが降りてくるのを感じましょう。周りにはヒマラヤ山脈が広がっています。この時、ヒマラヤ山脈に心が惹かれたり、洞窟で瞑想しているシーンが湧いてくるかもしれません。シヴァ神によると、そういう人は「ヒマラヤ山脈において解脱のための修行をした者」であり、「私、シヴァとの絆を持った者である」と伝えてきています。あなたも、かつてヒンドゥー教に関わっていた時代があるのかもしれないですし、シヴァ神を主とする宗派に属していたのかもしれません。絆を持っている人というのは、こうして引き寄せられたりするわけです。

③では、深呼吸しながら「ヒマラヤ山脈と、シヴァ神にチャンネルを合わせる」と意図してください。そして、ヒマラヤ山脈の山頂で、静かに瞑想(めいそう)している自分をイメージします。すると、だんだんシヴァ神の気配が強くなり始めます。そして、彼のシルエットがスーッとあなたの前に立つのを視てください。ブルーの肌をした巨大なシヴァ神が、そのシルエットから浮かび上がるように姿をあらわします。その周りには、彼をサポートする7人のマスターがおり、彼らはとてもきれいな純白な光を放っています。

④シヴァ神と7人のマスターが、ヒマラヤの山頂に座っている。あなたの周りをぐるっと取り巻きます。計8人のマスターに包まれている、あなた自身を想像してください。これから彼らと共同し、あなたの眠りの要素をすべて、古い地球に置いていきましょう。まず、イメージの中で立ち上がってください。シヴァ神と7人のマスターもすっと立ち上がり、シヴァ神がある方向に向かって歩き始めるので、マスターたちと一緒にあなたもその後ろに付いていきます。

⑤すぐ下が崖になった、山のヘリのところまで、シヴァ神に連れられて歩いてきました。彼に「崖の下を見てごらん」と言われ、のぞき込んでみると、そこには古い地球が、ホログラムのように映し出され、浮かんでいます。古い地球は、錆びていて、重くじめっとしたネガティブなエネルギーで満ちていますが、これはかつて僕たちが存在していた地球です。そして、時代の転換期を迎えている今、もうそこはあなたの居場所ではありません。これを見下ろしているということは「あなたが、そこから抜けているからである」と、シヴァ神は伝えてきています。そして、古い地球に存在する古い自分のあり方、眠りのあり方を「すべて捨ててしまいなさい」と言っています。最初は抵抗を感じるかもしれませんが、「私は新しい地球へシフトする」と明確に意図し、覚悟を決めましょう。

⑥シヴァ神が、古い自分のあり方を手放すべく、誘導してくれますので付いていきましょう。まず、手放すのは「家族に対する執着」です。それは愛情が関わるので、抵抗が出てくる人もいるでしょう。でも、想像を超えたステージに立ちたいなら、それを手放す必要があります。だからといって家族を捨てるわけでも、家族への愛を手放すわけでもありません。彼は、「手放すことで、家族に対する捉え方や感じ方が変わってくることになる」と伝えてきています。特に、今まで執着によって家族つながっていた人は、大きく変化することになるので、覚悟を決めましょう。僕自身ずっと昔、マスターから「あなたはすべてを捨てても、先に進みたいですか」と問われたことがあります。僕にとって家族は昔も今も、とても大事な存在ですが、それよりもその先に行きたい、「本当の自分を生きたい」という願いの方が強かったので、その「執着」を手放しました。すると「それまでの大事という感覚が様変わりし、もっと大きな意味で、家族が大事になりました。つまり、手放して得るものはあっても、マイナスになることは一つもありません。執着と愛情(愛着)は同じですから、両方を手放すことになりますが、それがなくなっても「愛は残る」とシヴァ神は言います。すべてを手放しても愛だけは残るんですね。

⑦さて、手放す覚悟は決まりましたか? あなたの中でそれが決まると、次の瞬間、あなたの体の内側から真っ黒いエネルギーがむくむく浮かび上がってきて、あなたの肉体の3〜4倍ぐらいの大きい形でガチッと固まります。これは、あなたの家族に対する執着や愛情のエネルギーです。塊を両手でガチッと挟み、スコンッと前に押し出して、崖の下に浮いている古い地球のホログラムに向かって、ポーンと投げてしまいましょう。

⑧次は、パートナーや親友など、家族以外の大切な人たちを思い浮かべ、その人たちへの執着と愛情を手放す覚悟を決めてください。すると、先程と同じように、あなたの中からむくむくと真っ黒いエネルギーが拡大し始め、あなたの体の3〜4倍の大きさまで広がり、ガチッと固まります。それを両手でしっかり挟んで前に押し出し、マスターたちが見守る中、崖の下に浮かぶホログラムの地球にポンと投げ入れてください。そしたら一つ、大きく深呼吸・・・・・・。

お金への執着と戦いの周波数を手放すワーク(シヴァ神)

新しい地球は、徐々にお金はなくなっていく方向に進んでいきますので、お金に対する執着を持っていると、非常に苦しくなるでしょう。お金を貯めることに必死になったり、お金を散財したり、お金がすべてという価値観を持っていたり・・・・・と、これらはすべて執着になります。
もちろん今のところ、お金は便利なツールではありますが、シヴァ神は「お金は生きていくために必要なもの、というのは誤った観念である」と伝えてきています。さらに「つくられたシステムの中で、人はお金がなければ生きていけないと洗脳され、操作されてきた。人類は、その洗脳から抜け出す必要がある」とも言っています。
まず、お金に対する執着を外していきましょう。

①深呼吸をしながら、「お金がなければ、生きていけないという観念を手放す」と明確に意図してください。すると、また、あなたの内側からむくむくと、真っ黒いエネルギーが拡大し始めますが、これは、家族や大切な人に対する執着のエネルギーよりも大きいです。人によっては何倍もの大きさかもしれません。どんどん拡大していき、ガチッと固まるのを視ましょう。

②固まったら、それを両手でガチッとはさみます。硬くて重量感がありますが「よっこらしょ」っと前に押し出し、そのまま崖の下へ投げ入れます。勢い良く落ちていき古い地球のホログラムの中に、ズボッと吸い込まれていくのを見届けてください。そしたら、一つ深呼吸・・・・・。全身が軽くなっているのを感じましょう。

③次は、新しい地球にいちばんそぐわないものーー戦いの周波数を手放します。新しい地球は、真の調和に満ちた世界になりますから、善悪の物差しは必要ありません。「正義」の天秤も要りません。批判やジャッジは正義から生まれているので、それを手放してしまえば批判もジャッジもできなくなります。しかし、「正義」の周波数は非常にしつこく、何度手放しても、どこかに、わずかながらでも残っていますから、根こそぎ取り除く意図を持ってください。
「私の中にある正義の周波数を根こそぎ手放す」と宣言しましょう。それと同時に「私は正しい、私は間違っていない」というあり方を手放すことも決めてください。すると、あなたの内側から、むくむくと真っ黒いエネルギーが煙のように沸き出し、あなたの周りを取り巻きます。このエネルギーも、人によってはものすごく大きいかもしれません。それがガチッと固まるのを視たら、両手ではさみ、前に押し出して崖の下へ投げ入れましょう。そして、古い地球のホログラムに吸い込まれるのを確認したら、深呼吸します。

④さらにもう一つ、新しい地球にはそぐわない「物質主義的なあり方」を手放しましょう。シヴァ神によると、僕たちは、これまで目に見える物がすべてであり、大切なものである、と洗脳されてきたため、物に対する執着が色濃く残っているそうです。そこから抜けるには、この物質至上主義的なあり方そのものを手放す必要があります。物質主義の対義語で、目に見えないものを尊ぶ「精神主義」という言葉がありますが、新しい地球は、この精神主義的なあり方が大事であると、本当の意味で気づいている人たちが住む世界です。さぁ、準備はいいですか。
「私は物質主義的なあり方を手放す」と宣言してください。主義とは一つの考え方で、洗脳されたものの見方、捉え方でもあります。物をたくさん所有しているのがいいこと、高い車に乗っていることがいいこと、お金をたくさん持っているのがいいこと・・・・・・と、僕たちは思い込まされてきました。その物質主義的な考えを手放すことを明確に意図します。

⑤すると、再び真っ黒い煙があなたの中にあらわれ、どんどん拡大しながら、あなたの何倍もの大きさになったところでガチッと固まります。それを、両手ではさんで、スコンッと前に押し出し、古い地球へと投げ入れます。古い地球に完全に吸い込まれたのを見届けたら、一度、大きく深呼吸しましょう。

『銀河人類にシフトするあなたへ』 第6章 より 並木良和:著 青林堂:刊

目を醒ましていくための最大の障壁の一つが「執着」です。

愛情への執着、お金への執着、正義(「自分は正しい」ということ)への執着。
それらは、自分では気づきませんが、大きな重りとなって、私たちが羽ばたくのを妨げています。

シヴァ神の力を借りて身軽になって、新しい地球に飛翔していきたいですね。

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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

私たちが新しい地球へシフトするためには、「今」が本気で変化するタイミングです。
そこに「面倒臭い」とか「大変そうで難しい」といった、甘えや言い訳は通用しません。

並木さんは、あなたは、そこに向かうと自分で決めたのですから、起こるできごと、出会う人すべてが、銀河人類へと進化するための宇宙からのテスト、と捉え、真摯に向き合っていきましょうとおっしゃっています。

また、同時に、そのすべてがあなたの本質と深くつながるための恩恵ですから、それを受け取ることで、本当の意味でのエキサイティングで、想像をはるかに超えた人生体験へと導かれていくともおっしゃっています。

私たちは、深い部分で、地球全体が3次元から5次元にアセンションするという特別なタイミングを経験するために生まれてきています。

何百回、何千回もの輪廻転生を繰り返して、ようやく手にした千載一遇のチャンス。
絶対に逃したくないですね。

そのためにも、本書のワークを通して、マスターの諸先輩方の力を借りながら、ぜひ、この難題をクリアしましょう。

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