【書評】『イメージは物質化する 』(ボブ・プロクター)

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 お薦めの本の紹介です。
 ボブ・プロクターさんの『イメージは物質化する 「富を無限に引き寄せる10法則」』です。

 ボブ・プロクターさんは、著名な成功哲学の思想家です。
 人間の性質や成功に関する研究により独自のワークショッププログラムの開発し、30年以上にわたり世界各地で指導を行うなど、その道の権威としてご活躍中の方です。

自分の望みを実現する力は、すでに自分のなかにある


 プロクターさんは、真理を悟るとき、自分の望みをすべて実現する力が、実はすでにあなたには備わっているのだと気づくと述べています。

 私たちは、すでに「アラジンと魔法のランプ」に出てくる魔法のランプを持っています。
 ただ、その使い方を知らないだけ。

 本書は、様々な研究から導き出されたデータを元に、自分の望みを実現するために必要な考え方をまとめた一冊です。

 法則はどれもシンプルで、誰でも理解できるものとなっています。
 その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

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必要な心のツールは、すでに備わっている


 人は、考えを抱いたその瞬間から、それを磁石のように引き寄せ始めます。
 いわゆる、「引き寄せの法則」ですね。

 引き寄せの法則で重要となるのが、「潜在意識」
 潜在意識という宝の泉に、新しい思考パターンを通じて働きかけることがポイントです。

 プロクターさんは、あらゆる考えや計画、目標は、信念と期待を込めて思うことを繰り返すことで、潜在意識に植えつけることができると述べています。

 まずは、お金に対する認識を変えることです。お金は従順なしもべであるとみなすようになれば、より多くのお金を手にすることができるようになります。あなたの物理的な限界を超えて、多くのことを成し遂げることができるようになります。ごく自然にお金のことを気持ちよく話せるようになってください。なぜなら、あなたは生まれながらにして豊かなのです。

 あなたには、自分が望むだけの富を築くために必要な心のツールがすでに備わっています。不足感や限界は、あなたの心にそれを抱くことで起こります。豊かさマインドは、元来そういう不足や限界を持ちません。すべての制限を取り除き、あなたの本来の稼ぐ力を認め、あなたが富を求めるならば、富もあなたを求めるものだということを理解してください。意識の扉を大きく開け放って、富を受け入れるのです。

 『イメージは物質化する』 第1の法則 より ボブ・プロクター:著 岩元貴久:監訳 きこ書房:刊

 貧乏人は、潜在意識のレベルで、「自分は豊かではない」と信じているから貧乏だということ。
 逆に、お金持ちは、「自分は豊かである」と信じているから豊かだということ。

 潜在意識のレベルで考え方が変わるまで、ひたすら働きかける。
 それが、人生に良い変化を起こすために重要となります。

潜在意識は、「現在の夢」を「未来の現実」に変える


 潜在意識に最も強く働きかける方法が、「イメージすること」です。
 心に明確なイメージを抱いた瞬間から、あなたの意識は完全に変化します。

 次から次へと、自分に良いことが起こる。
 そのため、まるで生まれ変わったような気分になります。

 うがった見方をする人は、それを単に運がよかった(ラッキー)だけということで片付けるかもしれません。でも、そんな言葉に耳を傾けてはいけません。

 心に良いことが起こることをイメージしているかぎり、良いことが起こります。それが、自分にとって本当に良いタイミングで、必ず起こるものであるという信念をしっかり持つことです。あなたが抱くイメージは、潜在意識にしっかり刻み込まれます。その潜在意識は、現在の夢を未来の現実に変える力があるのです。
 もしかすると一見、なかなか成果が出ないことで、自分が間違った方向に進んでいるのではないか、と不安に陥ることがあるかもしれません。しかし、望んでいる良いイメージを抱き続けて、それを潜在意識に刻み込むということをしっかり守っていれば、心配は無用です。
 人は、潜在意識に刻み込んだ方向性にしか進むことができないようになっているのです。だから、潜在意識には必ずあなたが望むことを、しっかり刻み込むことを継続して行なうことが重要なのです。

 『イメージは物質化する』 第4の法則 より ボブ・プロクター:著 岩元貴久:監訳 きこ書房:刊

 潜在意識には、良い悪いを判断することはできません。
 心にイメージしたことは、すべて実現するように働きます。

 良いイメージを持ち続けることが、いかに大事なのかがわかります。

スタントマンの行為は、リスクはあるが無謀ではない


 成功した人に共通することに、大きな決断を下す勇気を持っていることがあります。
 つまり、リスクを冒すことを怖れなかったことということです。

 リスクを冒すとは、勇気を持って行動すること。
 無謀な行為(無責任に振る舞う人が陥る行動)とは、違います。

 リスクを冒すことをいとわない人は、必要な知識を身につけ状況を慎重に検討することができる人です。

 実際、飛び込むのを恐れることは、ごく合理的な感情です。正式に飛び込みの訓練を受けたわけではないかぎり、飛び込めば大けがをする可能性があることは、容易に想像できます。そのような状況で飛び込むのは、愚か以外のなにものでもありません。誰が考えても、無謀な行為だとわかります。

 しかし、これが飛び込みのプロであれば話は別であり、その行為が持つ意味は大きく変わります。確かに飛び込むこと自体にリスクはありますが、それが無謀な行為ではなくなります。
 そのよい例がスタントマンです。
 彼らは常に危険な行為に身をさらしていますが、それを生業(なりわい)としてお金をもらっています。彼らは、アマチュアとはほど遠い存在です。皆、有能なプロフェッショナルであり、危険なアクションをこなす、優れた技術を身につけています。一見簡単に見えるアクションでさえ、きちんと計算して二重三重にチェックをしています。だからこそ、けがをすることはめったにありません。スタントマンは、間違いなくリスクを冒していますが、決して無謀ではないのです。

 『イメージは物質化する』 第7の法則 より ボブ・プロクター:著 岩元貴久:監訳 きこ書房:刊

 考えられる、すべての手を尽くす。
「絶対に成功する」という信念をもって飛び込んでみる。

 その繰り返しが自分を望む方向へ導いてくれます。

 適正なリスクを冒し、成功するまで失敗し続けること。
 それが、「絶対に成功する」秘訣ですね。

何かを手に入れるには、まず何かを捨てること


 何かを手に入れるには、その前にまず、何かを捨てる必要があります。
 プロクターさんは、それを「空白の法則」と呼びます。

 身の回りに気に入らないものがあったら、まずはそれを手放すこと。
 自分の欲しいものためのスペースができ、自然とそれを呼び込むことになります。

 ここで注意すべきは、不要のものを処分するときに、それを売却せずにただ手放すようにすることです。

 こういうと、ちょっといぶかしく思われるかもしれません。しかし、「与えることは、実は受け取ること」なのです。このことを覚えておいてください。
 古いものを売ってしまえば、それであなたが手にするのは、古くなった物に対するわずかなお金です。それを受け取ってしまえば、もう他に受け取るものはなくなり「空白の法則」の効力も消えます。この考え方は、最初はピンとこないかもしれませんが、これは実際にそうなのでしっかりと守ってください。

 それから、これはとても大切なことなので、よく心に留めておいてください。どんなに与えすぎても、与えすぎるということはありません。そして、与えると、必ずその見返りとして何かを受け取ることになります。同じ相手からその見返りを受け取ることはめったにありませんが、水が上から下に流れるがごとく、それは確実に起こります。

 この宇宙の普遍的法則をしっかりと身につければ、すばらしい恩恵を受けることができます。思い出してほしいのは、この法則は個人レベル、ある事象ごとの話ではなく、常に正確に働いている無限の力によるものだという点です。だからこそ、あなたが何か望むものがあるのであれば、そのためにスペースを用意しておくことです!

 『イメージは物質化する』 第10の法則 より ボブ・プロクター:著 岩元貴久:監訳 きこ書房:刊

「受け取る」ためには、まず「与える」こと。
 この「空白の法則」の法則は、物質界だけでなく、メンタル(精神)界にも当てはまります。

 新しいアイデアを求めるなら、古いアイデア(考え・価値観)を捨てる必要があります。
 身の回りと頭の中の大掃除をして、自分の望むものやアイデアを呼び込みましょう。

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 本書にある「10の法則」は、すべて暗記しても意味がありません。
「実行することがすべて」です。

 今の自分を縛り付けている考え方を手放す。
 そうしない限り、現実からは逃れられません。

 誰でも持っている「イメージ」の力。
 それをフルに利用し、“変わる勇気”を持ち続けたいですね。


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